m
◆◆◆シーレーン防衛関連
<◆◆海上自衛隊 JMSDF
<◆日本FAQ目次
<東亜FAQ目次

【質問】
シーレーン防衛とは?
【回答】
長田博(元海上幕僚長)は,次のように説明している.
一般にシーレーン防衛というと,ハイウェイ・パトロールのようなものを思い浮かべるかもしれないが,その防護は,狭い幅の道路のような航路帯や,そこを通る船舶を護るというだけのものではない.
我がシーレーン防衛は,まず大前提として米海軍による太平洋,インド洋全般の広域制海に期待する.
第2の条件は,米第7艦隊による敵基地などに対する攻勢作戦と,航空自衛隊の我が国周辺海域における洋上全般の航空優勢の維持である.
これらの支援の下で,西太平洋の限定された海域の制海を確保し,膨大な物資の輸入を可能とする海運態勢を維持する.
つまり,有事においても国民の最低生活と継戦能力維持に必要な物資の輸入を確保し,国内の物資不足による混乱を防止しつつ,国家の抵抗力を持続して,勝てないまでも負けない態勢を保持するのである.
その結果として,侵略者は,目標達成が困難である上,兵力損耗が耐え難いほど甚大になるため,その意図を放棄せざるをえなくなる.
具体的に言うと,通峡阻止,対潜哨戒機による広域哨戒,洋上阻止,対潜掃討,必要に応じて行う船舶護衛,重要港湾水路などの安全確保,船舶運航軍事統制(NCS: Naval Control of Shipping)および救難など,各種作戦を実施して敵兵力外洋展開を抑制し,あるいは展開した兵力を撃破しようとするものである.
●通峡阻止
通峡阻止戦においては,海峡外域に対潜哨戒機を行動させ,在来型潜水艦が通峡前充電を意図する場合,これを発見・攻撃する.
また,通峡前のシュノーケル航走による充電を抑制することにより,潜水艦の通峡時あるいは通峡後の行動の自由を抑圧し,他兵種による発見・攻撃に貢献する.
原潜についても,通峡前の位置確認などのため露頂する場合,あるいは何らかの情報により,その所在が判明した場合,主としてソノブイ・オペレーションによりこれを発見,探知,捕捉,攻撃する.
探知,捕捉に至らない場合でも,対潜哨戒機が行動しているということで,潜水艦乗員に心理的抑圧を与え,その行動の自由を妨げる可能性がある.
海峡入り口から出口までの間は,水上艦艇,水中固定機器、対潜ヘリコプターなどの異種センサー,ビークルの組み合わせにより,縦深的防止線を構成する.
●対潜哨戒機による哨戒
相手側レーダー覆域外の我が国周辺海域の内,潜水艦の航過,遊弋,または潜伏の可能性のある海域を哨戒して捜索する.
捜索手段は種種あるが,潜水艦の発する通信またはレーダー用電波を探知するESM,露頂した実体を発見する目視とレーダー,並びに潜没中の潜水艦による海水の撹乱,あるいは熱エネルギー放射による海表面温度変化を感知する赤外線探知装置などがある.
また,何らかの情報により,潜伏の可能性の高い海域にあっては当然,ソノブイを使用するジェジベル・オペレーションを実施する.
このような哨戒飛行を行うことにより,高雑音を発生する高速航行や露頂しての目標確認・攻撃,重要軍事目標に対する偵察,あるいは味方基地との通信の実施などを制約,妨害し,かつ潜水艦乗員に対し精神的威圧を与える効果が期待でき,結果として潜水艦の行動の自由を相当制約することができる.
●洋上阻止
三陸沖の本州東方海域から小笠原列島線の当方海域は,海中における音波の伝達性の良好なCZ(コンバージェンス・ゾーン)を発生し,音響武器をもってするパッシブ・オペレーション実施に最適である.
そしてここは,我が国が有事において設定する航路帯海域へ東方から侵入するには,どうしても通過しなければならない海域である.
●対潜掃討
潜水艦を伏在させてはならない海域を掃討させ,潜伏する潜水艦を捕捉,撃破し,または海域の安全を確認しようとするものである.対潜艦艇グループと対潜哨戒機の組み合わせ,または,それぞれ単独で行う.
潜水艦を伏在させてはならない海域とは,航路集束海域など潜水艦の存在確率の高い海域および重要航路の存在する海域である.
この海域は通航船舶の存在密度が高く,会敵率は高くなるものと予測されるが,船舶密度が高いということは当然,周囲雑音(Ambient Noise)は大きくなり,音響武器を使用しての広域捜索に適さない海域である.
●護衛
安全輸送を至上命題とする物資は,輸送効率は低くても,船団を組んで航行する必要がある.その物資とは,継戦能力維持のためお必要最小限の物資や,武器弾薬などの軍事物資などである.
●重要港湾と水路の安全確保
船舶が洋上を安全に航行してきても,目的地である港湾と,その入り口付近で被害を受けたのでは,それまでの努力も全く意味がなくなる.
したがって,沿岸防御と対機雷戦が重要である.これは機雷敷設を図る航空機を阻止する防空,潜水艦その他の船舶の侵入の阻止がそうである.
防空は航空自衛隊に依存するが,沿岸防備は主として地方隊の艦艇,ヘリコプターをもって実施する.
対機雷戦は掃海艇,掃海ヘリコプター,EODによって実施する.
(from 「世界の艦船」 2003/6, P.77,抜粋要約)
ついでに・・・
シーレーンの問題については,こう言う考察もあります.
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1999/00557/contents/128.htm
特にアジア太平洋地域において,安全と安定を維持するためには,中核となる米軍事力が,何時でも何処にでも展開出来るフリーハンドを維持することが何よりも大切であり,これを担保するのがシーレーンの自由航行の確保である.
米軍が迅速に展開できる可能性を保持することにより,物流を支える機能も確保され,地域の安定した経済発展が維持出来るのである.
この様な阻害が何れの海域で行なわれても重大な障害を受けるが,特に海上交通の錯綜するチョークポイントや港湾付近で行なわれ,我々が有効な対策を講じ得なかった場合には致命的な打撃を被る事になる.
この様な事態は事前に防止するのが最善であるが,そのためには常日頃から最悪の事態に対応出来る体勢を整えておくことが極めて重要であり,これが抑止に繋がると云うことを十分に認識しておく必要がある.
「軍事的な対抗策を講ずることが基本となることは勿論であるが,上記の混乱を防止する為には,被害船舶の救助・各種保険・船員に対する被害補償等をも含め,ハード・ソフト両面の対策を講じておくことも必要である.
【珍説】
シーレーン防衛の可否に関しては,3つの面から考えています.
1)シーレーン防衛という言葉自体が,アメリカの世界戦略変更の後付で出てきた言葉なんで,信用ならんっな〜って感想.
2)公海上や他国のEEZを航行する自国の船舶を「我が国」と言う事は,自衛の名目で侵略を進めてきた歴史へ逆行するのではないかという恐れ.
3)そもそも明治の征韓論以降,対外拡張路線を進めてきた思想の元に「シーレーン防衛」論があるのであって,岩倉使節団が「オランダ」「ベルギー」の道を指し示せば,日本は別の道を歩めた可能性があり,今こそその道を模索すべきだという希望.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
>1)シーレーン防衛という言葉自体が,アメリカの世界戦略変更の後付で出てきた言葉なんで,信用ならんっな〜って感想.
守らんと,枯れるよ?
>公海上や他国のEEZを航行する自国の船舶を「我が国」と言う事は,自衛の名目で侵略を進めてきた歴史へ逆行するのではないかという恐れ.
歴史上の合意・背景,海洋国際法をまったく無視してる.論外.
>そもそも明治の征韓論以降,対外拡張路線を進めてきた思想の元に「シーレーン防衛」論があるのであって,岩倉使節団が「オランダ」「ベルギー」の道を指し示せば,日本は別の道を歩めた可能性があり,今こそその道を模索すべきだという希望.
おいおい.オランダは歴史上まれに見る海洋帝国だったぞ.長崎の出島の背景をよく調べることですな.
つまりあれか.タケル氏は軍事のみならず歴史も法律も解していないことが露呈されたわけですな.
1〜3,それぞれについて提言させて頂きます.
1)について.
これはすごく単純に考えています.
日本の輸出入の殆どがシーレーンを通る→だから重要.守るべき
という論理です.
まあ,現状では守るもなにも,〔海自単独では〕出来ないわけですが.
2)について.
各国にちゃんと通知して,納得の上でなら問題ないかと.
最近の中国の漢級潜水艦のような行為をしなければ,ですね.
3)について.
日本は海洋国家です.
やはり,路線は「イギリス」でしょう.
ちなみにタケルさんの出された例は,大陸の戦争で多くの被害を出した国ですね.
大陸にある国と,海に隔てられた国では,取るべき政策は違ってくるのでは??(まあ,何かしらの参考にはなるかもしれませんが)
>1)シーレーン防衛という言葉自体が,アメリカの世界戦略変更の後付で出てきた言葉なんで,信用ならんっな〜って感想.
制海権やら通称保護やら,同じ概念は古くから,それこそギリシャ・ローマの時代からありました.
>2)公海上や他国のEEZを航行する自国の船舶を「我が国」と言う事は,自衛の名目で侵略を進めてきた歴史へ逆行するのではないかという恐れ.
国際海洋法で船舶は,国の主権が及ぶと定められています.
>3)そもそも明治の征韓論以降,対外拡張路線を進めてきた思想の元に「シーレーン防衛」論があるのであって,岩倉使節団が「オランダ」「ベルギー」の道を指し示せば,日本は別の道を歩めた可能性があり,今こそその道を模索すべきだという希望.
つまり,非人道的なナチに占領されてアメリカ様に助けていただくと言うことですね!
【珍説】
軍事力は「対抗する術」として整備するものだとしても,他国にとっては「恐喝といってもいい様な能力」と見做されます.
それは際限ない軍拡競争を是認する考え方です.
私はその考えを取りませんし,わが国は別の道を行くべきだと思います.
だからこそ「渡海能力」「対敵地攻撃能力」を持たない,領土・領海に限った最小限防衛力を提起しています.
シーレーンは「特定の国の軍隊」によって守るべきものではないと考えます.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
>それは際限ない軍拡競争を是認する考え方です.
ええ,ですから言ってますよ「アメリカ・ロシア・中国に対して軍縮を呼びかける具体的な案はお持ちですか」と.
まさか,相手が軍拡してるのに,日本だけ軍縮とはいわないでしょ?
>シーレーンは「特定の国の軍隊」によって守るべきものではないと考えます.
国際警察力だとしても,国力・即応性を考えると,日本も参加せざるを得ませんが?
そして,警察力であるからには,結局武力が必要です.
【珍説】
>国際警察力だとしても,国力・即応性を考えると,日本も参加せざるを得ませんが?
>そして,警察力であるからには,結局武力が必要です.
あくまでも「警察力」ですから,参加していいと思います.
私は武力一般を否定していませんので.
ようやく一致点を見ましたね(^-^)!
具体的には海上保安庁が担当すべきでしょう.
軍隊と警察力の違いは共通点が多いですが,軍隊はあくまでも戦争をするための道具だと思います.
シーレーンは「国際警察力」で防衛しましょう.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
海賊はともかく,正規軍が出てきたら,海上保安庁なんて瞬殺なわけですが.
>軍隊と警察力の違いは共通点が多いですが,軍隊はあくまでも戦争をするための道具だと思います.
それこそ,相手方次第でしょう,海上保安庁を軍隊と取られる恐れもありますが?
だから言っているのです「可能性」の問題ではなく「能力」の問題だと.
手法は一致しても,方法論が一致したわけではありません.
もう一度聞きますよ,日米同盟が破棄された状態であり,なおかつ中国がフィリピン辺りで日本の貿易航路を脅かし,それを背景に,中国側が例えば尖閣諸島の領有権(沖縄でもいい)を主張した場合,どうしますか?
多国籍同盟を組むにしても,国連付託にしても「日本」が参加する必要があります.
そして,その戦力を「日本」が所有していない場合,一体何を頼るのでしょうね?
>そして,その戦力を「日本」が所有していない場合,一体何を頼るのでしょうね?
つ 「他国の軍と戦える力を持ち,かつ軍隊ではなく,かつ単独ではなく他国と共同で動くことを前提にした組織」
アレ???
今とあまり変わらない気が..........
つまり海上保安庁を正規軍相手に出来るぐらい強化しろってことなんだよ!!
…あれ?別に海自のままでよくね?
つか,警察が正規軍相手に出来る装備を持ったとしたら,そっちの方がよほど「怖い」んじゃないすかね.
どんな政情不安の国ですか.
ていうか,領空侵犯はー?
この一点だけでも破綻済み.
【珍説】
海上保安庁と海上自衛隊を混同するご意見もありましたが,海上保安庁は警察力であって軍隊ではありません.
コスタリカの国境警備隊の事例も良く引かれますが,これも警察力です.
違いはいろいろあろうと思いますが,決定的なのは敵を壊滅させることを目的とするかどうかでしょう.
軍隊は戦争の道具です.
日米安保を終わらせて単独防衛を考えたときに,海上保安庁の能力をもう少し上げる必要はあるかも知れません.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
ですから,それは「可能性」の問題でなく「能力」の問題ですよ.
相手が,自分を排除する力があると思えば,それは相手にとっての「軍事力」になります.
そして,海上保安庁は,相手に対する軍事力(抑止力と言ってもいい)としては,極めて脆弱です.
>コスタリカの国境警備隊の事例も良く引かれますが,これも警察力です.
なるほど・・・ニカラグァ政府と係争中の河川に武装ボートを進駐させるのが「警察力」なわけですか.
http://infolocust.seesaa.net/article/11359365.html
【珍説】
>日米同盟が破棄された状態であり,なおかつ中国がフィリピン辺りで日本の貿易航路を脅かし,
>それを背景に,中国側が例えば尖閣諸島の領有権(沖縄でもいい)を主張した場合,どうしますか
沖縄と尖閣ではえらく差があるとは思いますが(^-^).
中国が単独で軍事力を行使して,そんなことをするメリットはありません.シーレーン防衛の「国際警察力」の枠組みには,中国も当然参加しているのですから.
それでも,万一そういう事態が生じたら,国連始めとする国際社会にその不当性を訴えて中国を孤立化させるという手段が考えられます.
次いで国連軍や安保理決議に従った多国籍軍を組織し,アメリカやロシアの軍事力を利用して,不当な軍事支配の排除を進めるのだろうと思います.
我が国の軍事力で中国の軍事力に対峙するというのは,戦争をするということです.
それは避けたいですね.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
>中国が単独で軍事力を行使して,そんなことをするメリットはありません.
〔タケル構想では〕「アメリカとの同盟を破棄してる上に,日本の軍事費半分」なんでしょ?
スプラトリーやらでやったように,難癖つける手段はいくらでもあるわけですが?
上記のように「フィリピンを封鎖する」と脅して,それ自体をカードに使われる可能性は(低いにしても)メリットとしてはありえます,
その場合,同盟国でないアメリカが中国側に付かない保証はありませんね.
>国連始めとする国際社会にその不当性を訴えて中国を孤立化させる
不当性を訴えて,中国が孤立するくらいなら,チベットにもベトナムにも攻め込んでないわけですが.
>次いで国連軍や安保理決議に従った多国籍軍を組織
拒否されたらどうします?
ロシアやアメリカがロハで手を貸してくれる?
アメリカを批判しているタケルさんとは思えない甘い意見ですな.
>我が国の軍事力で中国の軍事力に対峙するというのは,戦争をするということです.
>それは避けたいですね.
でも,タケルさんの言い分では,〔戦争を〕抑止する手段がありません.
>次いで国連軍や安保理決議に従った多国籍軍を組織
ほい,「〔中国が〕拒否権発動」
>次いで国連軍や安保理決議に従った多国籍軍を組織
こっちから同盟を破棄しておいて,何かあったら「助けてくれ」って?
私が米兵の親なら,自分の子供をそんなフザけた国の為に戦わせるなど容認できませんが.
ってかさ,結局は軍隊に頼るわけでしょう? 自国か他国かの違いがあるだけで.
日本の代わりに戦うことになるアメリカ兵やロシア兵にしたら,
「俺らに血を流させておいて,なにを平和主義者ぶってんだこの偽善者は」
だと思いますが.
【珍説】
>国際警察力だとしても,国力・即応性を考えると,日本も参加せざるを得ませんが
とおっしゃっている通りで,日本の海上保安庁が単独で対処するのでなく,「国際警察力」によるシーレーン防衛というのが理想だと考えます.
そこには東アジア4カ国が参画するべきでしょう.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
「どこの」アジア四カ国なんですか?
いずれにしても,日本は「軍隊」を派遣する必要がありますよね.
「その4カ国の間でモメて,片方がシーレーン封鎖」とかいう事態になったらどーしましょ??
同盟国でもない他国なんざ,あまりアテにはならんのですが.
【珍説】
>使徒むーちゃさん
貴殿は私の持ち合わせていない下記の3つを持っていると拝察いたします.
1)外国のジェット機が爆音をたてて頭の上を通るのを我慢できる強靭な精神
2)外国の軍隊のための学校やレジャー施設に至るまでを税金で賄い続ける許容さ
3)外国の軍隊の行為がわが国の国益と絶えず合致するはずだと信じる論理力
私とは基礎能力が違うと考えますので,今後ともスルーさせていただきます.悪しからず.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
むーちゃさんの意見が否であれば,その代案を出して,それを一つずつ否定するのが筋では?
「話し合いで解決しましょう」と言う人が,相手を拒絶するのですか?
〔略〕
「話し合う」という点では一致していますから,その相手に対しては,最低限応じなければならないと思うのです.
その結果,
「この点でやはり貴方とは合わない」
と言うのであれば,できることなら「合理的な説明」で終了したいのです.
私がタケルさんに求めているのは,究極的に言えば,この一点だけなのです.
考え方が違うのは仕方がない,
でも,相手への理解を持った上で議論を終了したい,
そうすれば,双方が納得できるのですから,結果として争いにはなりませんよね?
――というのが,私のスタンスです.
一般ピープルも御する事が出来ない意見で国家が動く訳が無い,と思うのは俺だけかな?
で,指摘に対する具体的な反論は無しですか.
これが国家間の外交だったらどーするんですか?
話し合いの終了は戦争につながるんですが.
同じ国の人間,それも利害抜きで意見交換しているだけの人とすら折り合いがつけられないのに,どうやって他国の,それも利害関係がからんで必死な相手を説得できるんでしょ??
話し合いを重視する人ほど話し合いを軽視するのには笑ってしまいます.
>同盟国ならなんでもアテになるのかよ〜.
>外国の軍隊の行為がわが国の国益と絶えず合致するはずだと信じる論理力
同盟国なら“なんでも”アテになるとは一言も書いていませんが.
ただ少なくとも非同盟国よりはアテになりますし,同盟そのものが抑止力にもなります.
(もちろん同盟を死文化させない努力が必要です)
ってか,〔同盟国さえ〕アテにならんのなら,ますます自前の軍備が必要になりますが(笑)
同盟国であろうが,相手に対する利益がないと動きません.
特に,一方的な片務条約(無論日本ではなくアメリカにとって)である日米同盟では,現状「不安定の弧」に対する対処として,日本に地政学的価値があるからこそ,アメリカは日本に手を貸してくれています(もちろん,大事な商売の相手でもあるから)
だから,利益がある限り,アメリカは日本を守るでしょう.
もちろん自分達のために.
翻ってみて,同盟破棄の場合で,中国が云々ですが,アメリカにとって,日本は「いい商売相手」以上の価値はなくなります.
あくまで仮定として,中国が順調に成長し続けたとして,中国のポジションが日本に近くなった場合,アメリカは中国に追従する可能性すらあるのです.
だから,中国の行動を黙認した上で
「それは日本と中国の二国間問題だ」
と言われればそれまでですし,そもそも中国には拒否権もあります(ソ連も中国も今までそれを散々盾にしてきた)
故に,可能性は激低でも「能力的に対処できる」ことが不可欠なのです.
さっきからしつこいくらいに
「可能性の問題ではなく,能力の問題だ」
と言っているのは,ここにあるのですよ.
〔略〕
国際的な枠組みを作るにしても,指揮権は国連や共通軍ではなく,日本自身が持つべきです.
なぜなら,多国間での枠組みですから,下手をすると利害が一致しない場合は動いてくれないかもしれないからです.(これは日米同盟にも言えるが,いずれにしても指揮権自体は自衛隊にはある)
有事の時に悠長に相手の良心に期待するわけにも行きませんからね.
【珍説】
万一,石油貿易ルートが途絶えたとしても,日本人が餓死するほど日本国内の農業生産性が低いとは思えません.
それなら現在社会保障費がどんどん削られ,介護難民が出て,生活保護がもらえずに餓死する人が出てくる事態の方がよほど問題です.
5兆円の軍事費を半分くらいにして,社会保障に回しましょうヨ.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
すいません,本気ですか?
日本の食料生産能力では,人口4000万が限界だと言われてるのですが・・・.
>在社会保障費がどんどん削られ,介護難民が出て,
>生活保護がもらえずに餓死する人が出てくる事態の方がよほど問題です.
社会保障費の削減と,安全保障は関係ありますまい.
>5兆円の軍事費を半分くらいにして,社会保障に回しましょうヨ.
無理です.
と言うか,今までタケルさんは,ここで何を議論されてきたのです?
「軍事費を2.5兆円に削った上,アメリカとも手を切りたい」
こんな,絶対に実現できないようなことを前提とするなら,もはや議論になりませんが?
...orz
ごめん,実家帰って田んぼ耕すわ...
と言いますかですね,タケルさん,日本の食料自給率は本気でヤバいです.
『平成の米騒動』を覚えておいでかと思いますが,あの時点で,カロリーベース自給率が米麦足して52%そこそこだったはずです.
現在の生産高は主食カロリーベースで40%前後,これにジャガイモやトウモロコシ足してもまだ70%に届くかどうか.
日本にも備蓄米制度がありますが,あれは要するに全農集荷分の売れ残りを低温貯蔵しているだけなんで,備蓄分を消費しても,自給率は5%アップするかどうかわかりません.
そういう訳でシーレーンの防護は非常に重要な問題なのです.
で,これを航路沿いの各国と同盟乃至条約を結んで集団的自衛権を用いて保護するのはありなんジャマイカと.
もちろん軽率な物理力の行使は厳に慎むべきですが.
んまあ食料問題に関しては北部太平洋航路を日米で押さえている限り大体大丈夫なのですが,日米同盟を破棄するということは,北部太平洋航路を危険に晒す可能性が高くなることですし,そうした日本の行動をみて豪州や中国,ロシアが穀物輸出価格をつり上げない保証はないので,そういった意味では日米同盟の保持は現状必要かと.
逆に言えば北部太平洋で米海軍を押さえきりつつ,中露豪を味方にしておけるミラクルが可能なら,その限りでもないかもしれませんが.
一応,データ載せときます
http://www.jogmec.go.jp/j_resourse/index.html
そもそも,エネルギーの輸入が途絶えたら,備蓄を使い果たした後は,生活すら出来んのですが・・・.
60年前のあのろくでもない戦争も,直接の開戦原因はソレですし.
いあ全く.
戦前ですら食料輸入しておりましたし,エネルギー資源や鉱物資源に至っては何をか言わんや.
でもって,それらを購う資金は工業製品の輸出で賄っておる訳ですが(最近は各種ソフトウェアコンテンツの輸出も増えてきましたが)
中露に南北アメリカ大陸並みの購買力があるかというと,チョーうさんくさいというかなんと言うか.
そういえばタケル氏は農業生産うんたらしかいってないようなのだが…
遠洋漁業はかつての勢いは衰えたとはいえ,日本は一応漁業もやってるんですがねぇ.
"石油貿易ルート途絶え"たら,(農業もそうだが)真っ先にやばいのはほとんどの作業に漁船が必要な漁業だと思うのだが…
そこら辺は少しは思考に入れてもらいたいです,はい.
【珍説】
ぉ拓さんは田んぼや畑をやったことあります?
やってみるといいですよ.結構気持ちのいいもんだから(^-^).
4割にも及ぶ減反は日本の農業を疲弊させていますが,本気で2年もやれば生産力は復活します.
その間は芋で乗り切る手がありますね.
貿易がストップしても,よほどのことが無い限り「餓死」はないよ.
瑣末だから〔自給の議論は〕止めようヨ.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
>日本の農業生産力は,日本人の胃袋を賄う能力は充分にありますよ.
ない.
食料自給率を見た上で言ってるのなら,君は食糧確保について「無策」と白状している様な物だ.
そもそも,マラッカ海峡が閉鎖されたら,どこから物を運ぶのだね?
そして,そのルートにおける,マラッカ海峡とのコスト比較までやらないと意味がない.
もしかして,君の頭の中では,食料と言うのは,想像すれば出てくる類の物なのか?
日本の農業そのもの〔をタケルは〕理解していない,と指摘したはずだが.
農業用機械を稼動させるのはどうするのか?
流通はどうするのか?
また,今の農業は石油製品に大きく依存していると言う状況をどのように考えているのか?
>ぉ拓さんは田んぼや畑をやったことあります?
やってみるといいですよ.結構気持ちのいいもんだから(^-^).
それで,その農業ごっこで何人が何日分暮らせる収穫があったのか?
そこまで提示しなければ「考えた上で」などとはできない.
………
農家に対して喧嘩売ってるのかね君は?
減反政策をやめれば2年で生産力が復活?
頭大丈夫か?
二年で,減反政策で放置された田畑が復活するわけないだろ.
ああ,土作りもしたことが無い週末農家ですか? それならごめんなさいね.
と言うか,この瑣末事を持ち出した本人が,なに寝言みたいに『やめようよ』だ.
自分の手に負えないなら,最初っから手を出すな.
失礼ですが現役の農家の方ですか?
そうでなければ随分と現実をご存じないというか,もし現役農家の方であればチト楽観的で羨ましいほどなのですが.
ぜひそう言えるだけのノウハウをご教授頂きたく.
>ぉ拓さんは田んぼや畑をやったことあります?
いつだったか書きました通り(てかその頃タケルさんMIXIお休み中だったかも),僕の実家は農家でしてね.稲と大豆とやっとりますよ.
アレです,儲けなきゃいけないことさえ忘れてしまえば,農業ほど素晴らしい生き方も無いのは確かですね.
農閑期以外の休みの日が無い代わりに,かなり時間の自由効きますし,趣味し放題ですし.
んまあ,僕が自分の経営センスの無さに絶望して家継ぐの諦めた時から10年経ってますから,多少状況は上向いたのかも知れませんが,兄や地元の友達に聞いても
「大分上手い事やらな黒(字)出ぇへんしのぉ」
の一点張りですし.
とりあえずアレです,「休耕田」の半数以上を占める15年以上耕作放棄してた土地で,どうやったらたった2年程度の耕作期間で収量元に戻せるのかお伺いしたいところです,参考までに.
あと労働力の確保方法とか.
あ,コレ別にトピずれでも些末な問題でもないですからね.
『自衛権』の根幹を成す『国家の生存権』の確立と深く関わりますんで.
もうウチの地元で儲けてる農家って,手前味噌ながらウチ含めて3〜4戸ですよ.赤が出ない訳でもないですし.それで町内の耕作面積の1/20しか確保してないですし,
家系断絶したまま引き取り手の無い耕地とかフツーに20年30年ほったらかしですもん.
栗の木とか自生してるんですよこれがまたorz
20年ほったらかして耕盤もなにもドロドロの底なし沼みたいになった泥湿田と,セイダカアワダチソウまみれになった乾燥田とどっちが元に戻しやすいのやら.
「国民みんなパソコンもペンも捨てて鍬を握れ!
そうすれば食糧は自給できる【はずだ】!!」
・・・・・・30年前,カンボジアで同じ事を言って,自国民の3割を殺した政治指導者がいましたねえ.
今年の春,カンボジアに技術随行員として渡航したのですが,受け入れ先のNGO学校で一生懸命パソコンの勉強をしておりました.
あの姿を見ると,やはり寝言は寝言で終わらせるべきと実感しますね.
(日本のOA導入期と似たような環境です.)
余談(食い物ネタ)
ポルポト時代を経験してもなお,(植民地時代の)パンの味が残ってるのは驚きでした.
一般食堂のものでも,日本より美味いです(´∀`)

【質問】
稲作をやめて全部サツマイモ畑にすれば,シーレーンが封鎖されても食料危機にはならないのでは?
【回答】
水田の土なんて畑の土に比べたら遥かに粘土質なのに,そんなんでジャガイモとかサツマイモ作るって正気の沙汰じゃねぇと思うのは僕だけですかね?
高校の圃場もだいぶ乾燥しやすい土壌でしたが,やっぱ上手くいかんかったですよ.
【珍説】
私は頭の上を他国の軍隊の飛行機が爆音をたてて飛び回るのを黙って見過ごす様な強靭な精神を持ち合わせていないので,ともかく米軍には撤去してもらう=日米安保の廃棄,を前提に国防を考え始めました.
その上で,最低限の国防力とは何か,を考え続けています.
それは「最低限」でなければならんと思っています.
「敵より強い」を求め始めたら,軍拡は際限がなくなりますから.
その際,「シーレーン防衛」をどう考えるかは重要です.
まずどんな脅威があるか,を考えると,以前別トピで「ますたーあじあさん」が極めて可能性は低いとしながら「海賊」の例を引かれています.
それ以外を考える必要はないでしょう.
とすれば,これは国際的な警察力での対応をまず考えるべきで,わが国の個別的自衛権を持って軍が対処する問題ではないのは自明でしょう.
また,少なくとも他国のEEZ圏を通過する際には,「わが国」を主張する訳にはいかんでしょう.
そんな戦争を挑発する様な行為は想定すべきでもありません.
では「公海上」はどうか,という議論は残ります.
私は,やはり軍拡に際限がなくなるので「最小限防衛力論」では採るべきでないと思いますが,これはこれで話す意味はあるでしょう.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
>それ以外を考える必要はないでしょう.
なぜですか?
上でもありましたが,フィリピン辺りを海上封鎖した場合,日米同盟抜きでは,どうしようもありませんが?
で,どこに「国際的な警察力」とやらがあるんですか?
まさか,インターポールが駆けつけるとか言わないですよね.
タケルさん,戦車のときも言いましたが,もう一度言います.
軍事力の大きな意味の一つは,相手の侵略意図に対するコストを引き上げることにあります.
これは以前のトピでも紹介した,ソフトパワー論の中ですら挙げられています.
ゆえに,
>わが国の個別的自衛権を持って軍が対処する問題ではないのは自明でしょう.
は明確に否定されます.
軍事力とは外交を,外交とは政治を,政治とは経済を円滑に運営するための道具です.
軍事力を削減したがために,経済が円滑に運営できなくなる可能性を否定するわけには行きませんよ.
頼むから,国際情勢と資源・領土問題と海洋国際法を読んでから書いてください.
>また,少なくとも他国のEEZ圏を通過する際には,「わが国」を主張する訳にはいかんでしょう.
>そんな戦争を挑発する様な行為は想定すべきでもありません.
何を想定しているんだか良く分かりません.
いいですか? 船舶とはその船の船籍がある国の領土とみなされますが,今の情勢では有名無実化しております.
理由はご自分でお調べください.
もっとも,民間の船舶が公海で「わが国」を主張して更改しているなんて話は聞いたことがありませんけどね.
【珍説】
>フィリピン辺りを海上封鎖した場合
どこの国がそんなことをするんでしょうか.
現実的にはあり得ない話でしょう.
ただしそういうことも考えないといけないでしょうから,シーレーンが共通に重要だと思われる東アジア諸国の共同による民間船舶の安全のための枠組みを考えればいい.
その際に日本の海上保安庁が協力することは必要と考えています.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
>どこの国がそんなことをするんでしょうか.
えーと,上で「中国」を仮想してますけど?
可能性の問題ではなく,能力の問題です.
そして,日本にとって,シーレーンは死活問題である以上,相手の「能力」を封じ込める意味で,それに対抗する「能力」が必要になるわけです.
>アメリカと同時に,中国とも同盟を結ぶ
みたいなミラクルCをやったとしても,結局は,多国間での同盟というのは,利害が対立しやすいので(EUなんて,まさにそれで揉めてますね)いつそれが壊れるか分かりませんしね.
>シーレーンが共通に重要だと思われる東アジア諸国の共同による民間船舶の安全のための枠組みを考えればいい.
具体的にどうぞ.
「どこの国」と「どういう条約」を結ぶのか.
そして,その妥当性を検証しなければ夢物語です.
>どこの国がそんなことをするんでしょうか.
>〔中略〕
>その際に日本の海上保安庁が協力することは必要と考えています.
……….
国家に制裁加えられる国際組織って言う予想した答えよりさらに斜め上ですな.
国家間に性善説持ち込んで楽観的な主張しかしない時点で,60年前に勝てるわけが無い戦争に楽観主義で突入して,輸送船団の護衛も出来ずに前線に無茶ばかり強いてた連中思い出すよ.
>どこの国がそんなことをするんでしょうか.
米中.
確か,日米安保破棄が前提でしたな?
海軍力を持たない日本を屈服させるのは簡単です.太平洋戦争でそれは示された.
>具体的には,大規模な排水量を持つ護衛艦の製造中止,作戦機も出来るだけ足を短くする,などの意志を示したいですね.
つまり,離島の防空は必要ないとおっしゃる.酷い差別主義者ですね.小笠原や南西諸島に住まう方々は日本国の保護下に無くとも良いというわけだ.
【珍説】
>軍事力を削減したがために,経済が円滑に運営できなくなる可能性
私はそのリスクを負ってでも軍縮を進めることが大事だと思っています.
これは議論しても仕方ないでしょう,思想の違いですから.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
思想の問題ではありません,現実にありうることを前提にしてるのですから,これをすり合わせないと,議論になりません.
コミュニティでの議論ですから,議題に載せるなら,ちゃんとした案を示す必要があります.
もう一つ.
「軍縮」と言うからには,当然,アメリカ・ロシア・中国などの国へ具体的な軍縮案があるのですよね?
その辺りも提示願います.
【珍説】
現在進行形のアメリカに依拠する国防に対案を出そうというのですから,皆さんが求める様な調和の取れた「対案」を持っている人は,政党や軍事評論家の中にもいないでしょう.
私自身納得の行く論者に出会っていませんし.
だから考え続けているのです.
私は外国のジェット機が爆音をたてて頭の上を通るのを我慢できるほどの強靭な精神を持ち合わせていません.
私は外国の軍隊のための学校やレジャー施設に至るまでを税金で賄い続けるほどの許容さを持ち合わせていません.
私は外国の軍隊の行為がわが国の国益と絶えず合致するはずだと信じるほどの論理力を持ち合わせていません.
ですから,「日本は米軍なしでも充分国防は成り立つ」ことの可能性を考え続けます.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
色々と考えて「これなんかどうよ?」と疑問をぶつけるのは有意義なことかと思います.
素人だからこそ逆に新たな発見ができるかもしれません.
ただし却下された後,もう一度同じような理由でまたダメ出しくらったら,それはもう単なる進歩の無いアホだとは思いますが.
買いかぶると言うか・・・
タケルさんが提案なさったのですから,タケルさんご自身が具体的に提案なさる必要があるのではないでしょうか?
はっきり言ってしまうと,
>アメリカに依拠する国防に対案を出そうというのですから,皆さんが求める様な調和の取れた「対案」を持っている人は,政党や軍事評論家の中にもいないでしょう.
>私自身納得の行く論者に出会っていませんし.
と言うのは,軍事評論家の人たちが「軍事費を半分にして,日米同盟抜き」の自主防衛が不可能だと思っているからです.
ですから,タケルさんには,その人たちを説得する必要があります.(理由はお分かりですよね?)
「考える」のであれば,理念ではなく,具体案なのです.
ただ「こう思う」では,いつまでたっても実現不可能なままであり,ここで議論する意味がなくなると思うのですが,いかがでしょうか?
つーか,泣きごと言うくらいなら,発言は勉強してからにしろ.
つーか,前提が感情論だから齟齬が色々生じてる,ってことに早く気付け.
【珍説】
>軍事評論家の人たちが「軍事費を半分にして,日米同盟抜き」の自主防衛が不可能だと思っているからです.
根拠〜ぅ!などと馬鹿なことは言いませんが,自衛隊なしでの防衛を主張を聞いたこともあります.旧社会党だってそうじゃないですか.
>ただ「こう思う」では,いつまでたっても実現不可能なままであり,ここで議論する意味がなくなると思う
私は,こんなところで話していることが「実現」するかどうか,なんて大それたことは考えていません.
「どう思うか」の議論で充分でしょ.
私は「非武装」よりも「軽武装」が良いと思ってるだけのこと.
それがどの程度かを考え続けています.
「現状がいい」「もっと武装を強化すべきだ」という議論を批判するためにここで話している訳ではありません.
「非武装」「軽武装」「現状維持」「武装強化」のどれもが間違いではないでしょう.
思想の問題です.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
旧社会党・・・
そうか,その道をたどりたいのか.
歴史に学ぶことのできない者の末路はみな等しい.
>:Cpt.higeどの
同感です.
冷戦中はあれでも良かったのですが,冷戦後に旧社会党がいかなる結果になったかを思うと,夢想もいいところですね.
非武装は,「通り道だから」って理由だけで蹂躙された国家が過去存在してるので危険な可能性が高く,さらにそういった場合抵抗する手段を持ち合わせないので論外なんですが….
>自衛隊なしでの防衛を主張を聞いたこともあります.旧社会党だってそうじゃないですか.
で,それが現実で妥当でしたか?
結局,村山首相は自衛隊を認めちゃいましたよ,政権とったら.
それに,日米同盟も解消できなかったですね.
日本の安全保障を考えたら,絵空事は実行できないと言う好例でしょう.
>「どう思うか」の議論で充分でしょ.
「どう思うか」なら,そもそも議論する必要があるんですか?
「私はそう思わない」といえば,議論が終了しますよ.
それが議論と呼べるとはとても思いませんが.
>「非武装」「軽武装」「現状維持」「武装強化」のどれもが間違いではないでしょう.
>思想の問題です.
思想の問題ではありません,妥当性の問題です.
安全保障とは,思想ではなく妥当性が全てに優先されます.
なぜなら,これは外交であろうが経済であろうが同じですが,「能力」ありきだからです.
【珍説】
>安全保障とは,思想ではなく妥当性が全てに優先されます.
よく意味が判りません.
例えば,「非武装」に「妥当性」がない,というのはどういう意味でしょうか.証明できっこないと思うのですが・・・.
「現状維持」は「妥当性」がある.という命題なら今のところ戦後62年間戦争起こしてないんだから「真」です.
その場合は憲法9条の存在も合わせて肯定して下さい.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
貴方がちゃんと安全保障を理解していると言う前提で話します.
>「非武装」に「妥当性」がない,というのはどういう意味でしょうか.証明できっこないと思うのですが・・・.
できます.
「非武装」で,国の最大目標である「国民の経済活動を阻害されない」という状況が生み出せるなら,それは「妥当」です.
しかし,現実には,向こうが武器を持って,こちらの経済活動を阻害する能力がある場合,こちらが非武装だと,それを阻止する術がありません.
また,「こちらには対抗する術がないので,軍事力を背景とした譲歩(恐喝と言ってもいい)に対抗するのが非常に困難です(というか,「非武装」なら無理)
だからこそ安全保障は「妥当性」と「相対的な能力」と言う視点が必要不可欠なのです.
>命題なら今のところ戦後62年間戦争起こしてないんだから「真」です.
忘れないでくださいね,日本という国は「日米同盟」という巨大な抑止力と,自衛隊と言うアジアでも屈指の能力を持っていたと言う前提を.
タケルさんは「日米同盟抜き」で「防衛費半分」ですから,全然現状維持じゃないですよ?
>それが是とすれば, 世界中の国が,世界各地に住む自国民や企業,世界に網の目の様に広がる自国の貿易ルートを守るために,世界中のあらゆるところに,「自衛権」を理由にして「軍隊」を派遣しても良いことになります.
自衛権を理由にという表現はちとアレですが,在留邦人保護のため軍隊を派遣するということは国際的によくあることだと思いますよ.もちろん最悪の手段ではありますけれど.
最近ではイスラエルがヒズボラに誘拐された兵士救出を理由にレバノンを爆撃しています.
この件についてはイスラエル側の先走り,やり過ぎの感が否めず私は賛成できませんが.
【珍説】
では,〔日米同盟がない場合のシーレーン防衛を〕具体的に想定しましょう.あくまでもタラレバですが.
1)まず当該国のマレーシア,シンガポール,インドネシアの水上警察による警備を強化する
2)さらに当該国の海軍による共同作戦を展開する.これにはアセアン諸国東アジア諸国も協力する.
3)日本も海上保安庁の巡視艇などを派遣する.
このくらいでいいんじゃないでしょうか.
タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)
【事実】
1)まず当該国のマレーシア,シンガポール,インドネシアの水上警察による警備を強化する
そこまで,その国々が,警備を強化できるリソースがあればいいのですけどね・・・.
というか,私が想定しているのは「それじゃ,対処しきれなくなった場合」なのですが・・・.
東南アジアの国々の海上警備力というのは,残念ながら,そこまで大きくないですからね.
2)さらに当該国の海軍による共同作戦を展開する.これにはアセアン諸国東アジア諸国も協力する
結局は軍事力に頼るのですか?
それだと結局「他人任せ」になりますよ?
そりゃ,協調するのは正しい解答だと思いますが,それだと「アメリカと協調して」と何が違うのか,私には分かりません.
3)日本も海上保安庁の巡視艇などを派遣する.
自衛隊は駄目で,海保はいいのですか?
他国から見たら「武装した船」と言う意味で同じだと思うのですが.
それに,海保の艦艇では,かなり外洋での航行能力が厳しいと思いますが.
【質問】
群島航路帯とは?
【回答】
日本にとっては石油ルート確保の政戦略に関わる,インドネシアの群島間の海上ルート.
その重要さについては,以下の文章を引用しておく.
17000以上の大小の島から成るインドネシアは群島国家と呼ばれるが,この種の国では,安全保障,海底資源,漁業権の問題も絡み,領海設定が難しい.
かつて「領海は島の海岸線から3浬まで」とされた時代,どんな外国船も,インドネシアの島々の間などをほぼ自由に航行できた.
ところが1957年,インドネシアは「群島理論」と「群島水域」なる考え方に基づき,外縁端の島々を結ぶ線の内側を領海と宣言,それによって領海を一挙に拡大させた.
そして大塚智彦の報告によれば,1998年6月,インドネシア外務省は「群島航路帯」として3ルートを指定した.
これは,外国の艦船が「群島水域」でも自由に航行できる特定の3航路である.
3ルート以外の領海を航行するときは,届け出て許可を得る,潜水艦は海面に浮上して航行する,船内の武装状況を点検する,等という厳しい条件をつけている.
この3ルートとは,西から
「スンダ海峡とカリマータ海峡を結ぶ線」
「ロンボク海峡とマカッサル海峡を結ぶ線」
「モルッカ海峡から南下する線」
である.東西に長く点在する島々の間を,南北に自由に縦断してもよいルートと言ってよい.
日本向けタンカーは,中東ペルシャ湾からホルムズ海峡を通り,アラビア海,インド洋を経て,インドネシアとシンガポールの間のマラッカ海峡を通過,北上するのが殆どである.
問題は,マラッカ海峡を何らかの理由で通過できなくなったときの,代替ルートをどうするかだ.
危機管理の基本の1つは,複数対応の概念であり,死活的に重要なものを確保するためには,常に複数手段を用意しておくべし,との発想である.
第1次石油危機(1973)以来,西側諸国は,石油供給上の不安ルートとしてペルシャ湾口のホルムズ海峡とマラッカ海峡を考えてきた.
正確に言えば,両海峡とも死活的な生命線と見なすのは日本だけであり,欧米諸国はマラッカ海峡よりもホルムズ海峡を重視し,さらにスエズ運河も重要ルートに加える.
長さ約900kmのマラッカ海峡は,最も狭い箇所では幅65kmに過ぎず,水深も120m以下という浅い箇所が多いのが特徴だ.
特に,島の多い南東部分は当然ながら浅瀬が各所に点在し,水深ほぼ60m以下という危険な海峡である.
そこを多種類の艦船がひしめき合いながら航行するのだ.
97年秋のボルネオ,カリマンタンの森林火災で煙霧がマラッカ海峡を覆った際,船舶の衝突事故が発生したほどである.
一般に海の交通ルートを利用する場合の利益には,基本的に目的利益と阻止利益の2つがある.
前者は交通ルートを自らの利益に使うことであり,後者はそれが自らの不利益に使われるのを阻止することである.
日本の場合は常に目的利益である.
冷戦時代の中国は,東南アジアにおける米国やソ連の覇権拡大を警戒して,阻止利益を持っていたが,自らも中東石油に頼るようになった今では,目的利益に転じている.
冷戦期,米国はソ連に対抗する阻止利益が強かったが,今ではペルシャ湾情勢悪化や東南アジア情勢不安に備える海軍行動を円滑にするため,太平洋とインド洋を結ぶマラッカ海峡に強い目的利益を抱いている.
今この海峡に大きな利害関係を持つ大国は日米中と言えるが,マラッカ海峡の安全航行は,まずシンガポール,マレーシア,インドネシアの良好関係維持が前提になる.
その3国は71年11月,
「マラッカ海峡の安全航行は3国の責任であり,3国の協力調整機関を設置する」
と発表している.
相次ぐ日本タンカーの座礁事故などのマラッカ海峡の不安の強まりに伴い,日本タンカーの代替ルートとして浮上したのが,インドネシアのロンボク海峡だ.日本に距離的に近くなるスンダ海峡は,水深が60-80mと浅いのが欠点である.
それに比べ,ロンボク海峡は幅は35kmと狭いが,約1300mの水深は大型タンカー航行には十分であり,中東からの日本タンカーも,マラッカ海峡に問題が生じるたびにここを利用する.
インドネシアが新たに指定した「群島航路帯」にロンボク海峡が含まれた事は,日本を安堵させる措置と言える.
日本政府が歴代インドネシア政権に好意的に深入りしてきた大きな背景も,そこにある.
(浅井信雄「アジア情勢を読む地図」,新潮文庫,2001/12/1,p.97-102,抜粋要約)
【質問】
マラッカ海峡で日本船籍の船が海賊に襲われたけど,日本の船って武器積んでないの?
【回答】
俺の友達の親父が国際航路の高速コンテナ船の船長をやっていた.
で,昔聞いた話だが,日本船籍の船は基本的に非武装.他国船籍で日本の船会社所有の船の場合は,その船籍の国の法律の範囲内なら武装できるそうだ.
ちなみに,その親父さんが乗り組んでいた船はパナマ船籍だったらしいが,船長室の金庫に38口径のリボルバーが一丁あるだけだったそうだ.
もっとも,大型船の場合は船べりが高いから,海賊はそもそも乗り移ってこれないし,しつこい奴は,消火用の高圧放水銃で海水を掛けてやれば追い払えるといっていた.
ちなみに,漂流者を装うことが多いらしい(大型船を目標にした海賊の場合).
しかし,無線で船舶の遭難情報は流されるようなので,情報の上がっていない漂流者らしき者に対しては,救援物資を落としてやるのと,位置を関係当局に通報する以外は,相手にしないそうだ(もちろん,海賊多発海域を航行している場合の話).
日本船籍の船の場合,船内には日本の法律が適用されるので,その範囲内で認めらない武器は,基本的に積んでいない.
昔の遠洋漁船に乗っていた人の話では,網漁船でも漁具名目で,モリや水中銃は積んでいたそうだが…
【質問】
日本の商船数713隻
うちバルク船159 カーゴ54 ケミカルタンカー13 混載バルク16
鉱石/原油混載4 コンテナ27 LPGタンカー40 オイルタンカー232
客船10 貨客船2 冷凍船27 Roll on Roll out48 近距離客船13
車両運搬船68 (1998年度)
それに,便宜籍船(例 パナマ船)が今は多いですから,実数この数倍.
これらを全て守ることができるのですか?
【回答】
紛争が始まれば、海外にいる日本籍船、外国籍船共、日本に近寄りません。
国内にいる船は出航しないでしょう。
たまたま紛争勃発時日本近海で運行している船が保護の対象になるが、これも急いで逃げるでしょう。
保護すべき船は,それほど多くないはずです。
◆◆◆海上保安庁関連
【質問】
海上自衛隊と海上保安庁は統一できないの?
【回答】
(1)平時の場合→任務も装備も違い、効率的とは言えない.政治選択肢が狭(せば)まる.
(2)有事の場合→法律が許さない
(1)平時の場合……
組織としては自衛隊は国防、海上保安庁は海の警察・海の消防等,任務が異なります.
海保と海自を分けることの意義というのは幾つか挙げることができます.
まず国内に対しては,近代国家において対外軍事組織と国内用治安組織を分け、権力の分散を図ることにより,国民の権利を守り,民力を維持するということが挙げられます.
近代以前は,陸上においても警察と軍の明確な区別はなく,平時警察、有事軍隊のような組織でした。
その方がかかる経費などの面では安く済むでしょうし、犯罪抑止のみを考えた場合は有効でしょう(だからこそ、緊急時の軍による治安維持活動があるわけです)が、現在迷彩服を着て小銃を持った軍人が市内をパトロールしている状況というのは,国家として健全な状態でしょうか?
次に対外的な効果.
準軍事組織と純軍事組織の2系統の組織を有することにより,
「自体の戦争への拡大防止」
「譲歩を許さない毅然とした態度」
という,この全く別の2つの我が方の意思を相手に示すことができます.
国境紛争など,本来双方とも自体の拡大を望まなかったとしても,こちらが軍隊で対応するとなれば相手も軍隊で対応することとなり,事態の拡大を招きます。
が、ここで準軍事組織であれば,国境紛争で留めることもできるでしょう.
逆から言えば、こちらが軍隊を出すことにより,相手に対し,我が方の毅然とした態度を示すことにもなるのです.
この2つの選択肢を持つというのは、政治的に非常に有効であり,海保と海保と海自を分ける大きな理由の1つです.
また海自と海保自身の問題として,海軍が海上警備活動を実施している英海軍が例に挙がっておりますが,治安活動と軍事任務を同組織にやらせるというのは、組織にとって大きな負担となります.
現在のように極めて専門的な知識を必要とし,複雑化する軍事、治安両任務は同じ組織にやらせるより,それぞれに特化した組織を別に用意するほうが,結果的には効率的です.
さて最後に,統合論者の一部が根拠としている,不審船事件の際の連携不足の問題ですが,これは組織の問題というより運用の問題です.
すわなち,今まで海自⇔海保間の連携に関する協議を十分に行ってこなかったためであり,たとえ同組織であっても、その運用面での不備を訂正しなければ同じことです.
そもそも,不審船対策は実働組織(海自、海保)だけの問題ではなく,P-3Cが発見する理由となった電波情報や衛星情報を,どう処理し,どう連絡するか?,を考える必要があり,海自・海保を統合すれば解決するような問題でもありません.
政府が主導権をとって解決しなければならない問題でしょう.
以上の理由より海自・海保の統合はすべきではない と結論付けられます.
(2)有事の場合……
今のところ法的に不可能ですね.
自衛隊法・第80条
内閣総理大臣は、第76条第1項又は第78条第1項の規定による自衛隊の全部又は一部に対する出動命令があつた場合において、特別の必要があると認めるときは、海上保安庁の全部又は一部をその統制下に入れることができる。
海上保安庁法・第二十五条
この法律のいかなる規定も海上保安庁又はその職員が軍隊として組織され、訓練され、又は軍隊の機能を営むことを認めるものとこれを解釈してはならない。
とあるように,法律的に相互に統一されておりません.
【質問】
せめて地方隊だけでも統合できないか?
【回答】
上述のように任務が異なります。自衛隊は警察でも消防でもありません.
【質問】
せめて装備だけでも.
【回答】
護衛艦は軍艦で巡視船は商船構造で,求めている能力が違いすぎます.
無理に一体化すれば DEは能力低下,海保は巡視艇の大幅削減が待っています.
それに,例えば車両では,共通化における利点とは
1 生産ラインの一本化によりライン稼働率を上げ、部品を共通化することにより量産効果を得られる。
2 整備性の向上(共通のマニュアル、部品、工具が使用可能)
3 補給性の向上
4 価格の低下
ですが、海保と海自の艦艇共通化で自動車と同じ効果が得られるとは考え難いですね.生産数が違いすぎるからです.アメリカの一括生産でも有れば話が違うでしょうが,
年に数隻の護衛艦・巡視船を共通しても,たかが知れています.
むしろ逆に,一括生産によって仕事が無い造船所が出来たら,国防上危険な状態になります.
【珍説】
まともな神経をしていれば,自分の領海に自分の軍隊を置くのを躊躇しないものだ.
尖閣諸島に海保以外の船艇はダメだとかほざくのは,同諸島に自衛隊を寄りつかせたくない,中国の手先の主張である.
【事実】
武断主義の極致にあるアメリカやロシア(旧ソ連も)が軍とは別にコーストガードを保有し、紛争地帯には(背後に正規軍を配置した上で)コーストガードを前面に立たせているのは何故か説明してごらん.
「本来、防衛線は他国領域で行うもの」
という常識が無いから,そういう珍妙な発想になる。
自国の防衛線を他国領域内に引く。
その国の軍主力が防衛線を超えて国境に近づいてきたなら,臨戦体制へと移行する。
他国も同様に自国領域内に防衛線を設定していると判断し,また推定し、必要の無い場合にはこの推定線を超えない配慮をする。
これは欧米諸国が数百年続けてきた常識だぜ? わざわざ海軍とは別に準警察組織を設けているのはこの為とさえ言える。
すなわち下図において,
国境線
| A国の防衛線
| | |
A国 | | | B国
| | |
B国 |
防衛線
←緩衝地帯→
緩衝地帯に機動可能な正規軍を入れるのは、それなりの意思を示したい場合、あるいは決意した場合だ。
通常は緩衝地帯には正規軍を入れないか、入れるとしても固定配備兵力だ。
北方領土やサハリンに配備されているロシア軍、稚内あたりの自衛隊を見てみれば判る。
まさか,
「ロシアはサハリンを日本が奪いやすいようにするために機動軍を配置していない、自衛隊は北海道北部をロシアに渡しやすいように配置を控えている」
とでも言うつもりか?
ところが,この軍事的常識を欠如した人の場合、
「国境さえ超えなければ軍隊をどう動かしても構わない」
になるわけだ。
【質問】
海上保安官になるには?
【回答】
海上保安官になるコースは大きく分けて2通りです.
一つは海上保安大学校に入り,幹部職員となるコース.もう一つは海上保安学校に入り,一般職員となるコースです.
いずれも高校卒業程度の受験となります(ただし海上保安学校については大卒の年齢でも受験可).
海上保安大学校は広島県呉市にあり,4年間の本科過程を経て初級幹部となり,
さらに半年強の研修の後,巡視船艇に配属され,その後船艇勤務と陸上勤務を
交互に繰り返します.
海上保安大学校はいわゆる士官学校で,自衛隊でいう防衛大学校に相当します.
海上保安学校は京都府舞鶴市にあり,船舶運航システム課程,航空課程,情報システム課程,海洋科学課程の各課程があります.
教育期間は情報システム課程のみ2年間,他は1年間です.
大学校卒業者よりも船艇勤務の方が多い傾向がありますが,卒業後は船艇勤務と陸上勤務を交互に繰り返します.
また,卒業後一定の資格を満たすと,海上保安大学校特修科の試験を受けることができ,特修科を修了すれば幹部になることができます.
受験については年齢制限があり,海上保安大学校は入学する年の4月1日時点で
21歳未満(高校卒業後2浪相当),海上保安学校は同じく24再未満(大学卒業後就
職浪人1浪相当)となっています.
また,海上保安庁でも国家公務員I種採用試験で採用をしていますが,こちらはデスクワークが中心となります.
そのほか,毎年募集があるとは限りませんが,海技,航空,通信等の有資格者に若干名の門
戸が開かれています.
多種多様な採用形態がある自衛隊からすれば,随分シンプルです.
また,あまり大卒の採用を念頭に置いていない点も,警察や消防と異
なります.
余談ですが,映画「海猿」の舞台は海上保安大学校でした.
よく彼らは海上保安大学校学生であるという勘違いをされるのですが,彼らは大学校学生ではあ
りません(彼らの生活がイコール大学校学生の生活ではありません).
彼らは海上保安大学校という場所で行われる「研修科潜水技術課程」に参加していた研修生です(研修期間2ヵ月).
映画をよく見ればわかりますが,彼らは(海上保安
大学校や海上保安学校を卒業後に配属された)現場の巡視船艇から,選抜されて研修に参加していたのです.
◆◆◆◆対馬沖密漁船綱引事件
【質問】
なんか巡視船って呼称より警備艇のほうが強そうに思えるのだが、スペック的にはどうなの?
【回答】
英語にしたら,どっちもパトロール・ボート.
韓国海洋警察庁の警備艦艇は,20mm機関砲が代表的な装備。OTOの76mmや40mmを積んでいるのも僅かにある。
海上保安庁巡視船艇は35mm、20mm、12.7mmが代表的な装備。
最近では射撃指揮装置付の20mmや40mmも増えつつある。
【質問】
韓国漁船側は日本に対して損害賠償を求めるそうだけど?
【回答】
漁船の損害賠償は支払う義務はないし、保安官の行為も逮捕制圧行動なので,合法だと思います。
無危害射撃まで行えたケースであると思います。
仮に百歩譲って何か漁船が損害を被っているとしても、逃走を図っている時点で,国連海洋法条約第110条による補償は受けられません.
以下は,その国連海洋法条約からの抜粋です.
第111条 追跡権
1 沿岸国の権限のある当局は、外国船舶が自国の法令に違反したと信ずるに足りる十分な理由があるときは、当該外国船舶の追跡を行うことができる。
この追跡は、外国船舶又はそのボートが追跡国の内水、群島水域、領海又は接続水域にある時に開始しなければならず、また、中断されない限り、領海又は接続水域の外において引き続き行うことができる。
領海又は接続水域にある外国船舶が停船命令を受ける時に、その命令を発する船舶も同様に領海又は接続水域にあることは必要でない。
外国船舶が第33条に定める接続水域にあるときは、追跡は、当該接続水域の設定によって保護しようとする権利の侵害があった場合に限り、行うことができる。
2 追跡権については、排他的経済水域又は大陸棚(大陸棚上の施設の周囲の安全水域を含む。)において、この条約に従い,その排他的経済水域又は大陸棚(当該安全水域を含む。)に適用される沿岸国の法令の違反がある場合に準用する。
3 追跡権は、被追跡船舶がその自国又は第三国の領海に入ると同時に消滅する。
4 追跡は、被追跡船舶又はそのボート若しくは被追跡船舶を母船としてこれと一団となって作業する舟艇が領海又は、場合により、接続水域、排他的経済水域若しくは大陸棚の上部にあることを追跡船舶がその場における実行可能な算段により確認しない限り、開始されたものとされない。追跡は、視覚的又は聴覚的停船信号を外国船舶が規定し又は聞くことができる距離から発した後にのみ、開始することができる。
5 追跡権は、軍艦、軍用航空機その他政府の公務に使用されていることが明らかに表示されており,かつ識別されることのできる船舶又は航空機で,そのための権限を与えられているものによってのみ行使することができる。
ちなみに,以前も日本のEEZ内で不法操業していた韓国漁船に催涙弾を打ち込んだところ、それが漁船の船長に直撃して重態になり韓国側が大きく取り上げたことがありました。
そのときも漁船船長は当初はEEZ内での不法操業を否定していたし,ご丁寧にもGPSのデーターを抹消していたのですから、計画的な犯行でしかも慣れていることが知れます.
その際、韓国側は当初、日本の巡視船の暴挙だと騒ぎ立てました。
船長が不法操業を認めると、今度は催「涙弾を打ち込むなどやりすぎだ」と.
それがやりすぎなら、韓国側が竹島周辺海域などでよくやるような実弾による威嚇攻撃などなんだというのでしょうね.
日本がやることは認めなくても,自分達が日本人を殺すのは当然と思っているらしい.
満州事変にしろノモンハンにしろ、法を破って天皇大権である開戦権を使用した連中が処罰されなかったことが、後の暴走を招きました.
政府が法の支配を否定することが、どれだけの災禍を招くか,韓国政府は理解できていないと見えます.
「国家は常に上から腐る、魚は頭から腐る」
まあ,こうした反日強行姿勢が韓国に現れるときは,その政権が死に体になっているということの現れでしかないのだが.
実際,盧武鉉=レイムダック説が,既に登場している.
以下引用.
任期2年を残して,早くもレイムダック
ヨルリン・ウリ党議員達の対政府批判のターゲットが,盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と大統領府に向かい始め,一角では,「レイムダック」(任期末権力弛緩現象)が始まったのではないかという憂慮も出ている.
党内の中道性向の「安定的改革に向けた議員の会」所属の鄭長善(チョン・チャンソン)議員は4日,仏教放送に出演して,
「盧大統領の理想主義的な考えに即して事を推進し,現実との乖離が生じている」
とし,盧大統領を直接批判した.
また,同会の安泳根(アン・ヨングン)議員も同日,SBSラジオに出演して,
「油田ゲートなどが発覚し,政府と大統領府と党が一度に信頼を失っている」
と話した.
彼らの発言は,康奉均(カン・ボンギュン),洪在馨(ホン・ジェヒョン)議員らが3日に開かれた党・政・大統領府ワークショップで,不動産対策など,国政運営全般の問題点を一つひとつ批判したことと相まって,反応を増幅させた.
これをめぐり,政権当初の緊張が緩み各種ゲートが発生する「政権3年目症侯群」と解釈する意見も多い.鉄道庁(現韓国鉄道公社)のロシア油田開発事業疑惑や行淡島(ヘングムド)開発事業疑惑が,金大中(キム・デジュン)政権3年目の2000年に発覚した各種ゲートによる混乱や波紋に類似した状況を,与党内にもたらしているということだ.
2000年当時,与党は,6月の南北首脳会談と11月の金前大統領のノーベル平和賞受賞などの好材で鼓舞した.
しかし,同年8月から政権の中心勢力が関与した各種ゲートが次々と発覚し,好材をいかすことができずに,任期末までレイムダックに苦しんだ.
しかし,国政全般と盧大統領攻撃について,ヨルリン・ウリ党の文喜相(ムン・ヒサン)議長は ,
「党政が今後進む方向について合意しただけに,個別議員の言葉に振り回されない」
と述べ,レイムダックの憂慮を一蹴した.
【質問】
自分も心情的には、海自や空自が「たまたま」通りがかるぐらいの芸はできんのかとか、思っちゃったもんなぁ。
でも、これで半島のEEZに逃げ込まれたら終わりという前例ができてしまったので、どうする海保?実力強度を上げられるの?
【回答】
海保はほとんど過失無し.
つか、韓国漁船が斜め上なことには,犯罪者を取り締まる組織としては備えるべきだろうが,韓国治安組織まで斜め上、韓国政府すら斜め上であっては,海保がどうこうできる話ではない.
まあ,この件で国民は「密漁船には発砲もやむなし」と知った事だろう。
海保の装備強化と増員をすべきだな。
↓装備強化の一例(ウソ)

【質問】
海保の人が漁船に飛び移る映像を見た。
海保隊員の勇気と錬度には感心したが、あんな危険なやり方が通常、まかり通っているのかね?
アレを命じた上司たちは、ちと隊員の命を軽視しすぎていないか?
結局、隊員が乗り移っても制圧することはできなかったし、一名落下し,危うく死にかけたことなど、無謀な行動であったと言わざるえない。
不審船に乗り移るなら、今回のような事態に陥ったとしても制圧できるよう、十分な武装をさせるべきだし、そもそも船から船に移動するなら,相手を強制的に止めて安全を確保してからにするべきでは?
国内でカーチェイスが起きたときだって、警官にパトカーから飛び移って停車させたりしないじゃん。
貴重な人材の安全にもっと留意すべきでは?
【回答】
アレを命じた上司も強行接舷は現場で経験している。
殆どの海上保安官が経験する。
海保にとって、あの程度は日常茶飯事だ。
もちろん,転落するのもそこまで珍しいわけではない。
落水時に発見しやすいようライフ・ジャケットにフラッシュ・ビーコンを装備している。
また移乗班は基本的に拳銃を、支援班は投擲弾とショットガンを携帯する。
【質問】
事件後,違法操業する韓国漁船の数は減少したのか?
【回答】
報道によれば,全く懲りた様子がないという.
以下引用.
懲りない韓国漁船 港に回収違法漁具の山
香美町香住区沖浦の柴山漁港の一画に,網やかご,ロープ,ブイなどの漁具が山積みとなって置かれている.休漁期間中の恒例の活動「漁場機能維持管理作業」(通称・海底清掃)で回収された韓国の違法漁具だ.
同港漁協では今年,昨年の約一・六倍の五十トンを回収し,貴重な水産資源の保護に努めている.
六−八月の休漁期間中,休漁期のない韓国漁船が日本の排他的経済水域内に漁具を設置する事例が頻発.
海底清掃は,これら違法操業の根絶を目的に,水産庁からの補助を受けた全国底曳網漁業協会が事業主体となって行っている.
同協会では傭船(ようせん)契約を結んで漁船と乗組員をチャーター.実際の作業は各漁協単位で取り組んでいる.
柴山港漁協では今月五−九日の日程で,底引き船全十隻と乗組員ら計九十六人が参加し,隠岐諸島北方で回収作業に当たった.
今年の回収は,刺し網がほとんどで,例年だと多いかごは少なかった.
引き揚げた網には大量のカニやカレイが掛かっていたが,大半がすでに息絶え,中には腐りかけていたカニもあった.
また,新品の漁具が目立ったといい,同漁協は
「回収に懲りずに漁具を新調し,何度も違法操業を繰り返している実態が反映されている」
と嘆いていた.
回収した漁具は,今月末ごろまでに業者に処理を委託する.
なお,報道によれば,新型漁業取締船が竣工したが,1隻でどれだけやれるかどうか.
漁業取締船「ほうだつ」竣工
能登半島沖での違法操業を監視する石川県の漁業取締船「ほうだつ」が,新たに建造され,5日,竣工式が行われました.
漁業取締船「ほうだつ」は20年間にわたり,輪島から富山県境にかけての沖合いで違法操業を取り締まってきました.
しかし老朽化が進んだため,県が5億4500万円かけて新しい船を建造しました.
5日,金沢港で竣工式が行われ,杉本勇寿副知事が
「新しい漁業の守り神として働いてくれることを期待する」
とあいさつしました.
新しい「ほうだつ」は,漁船やプレジャーボートの高速化に対応できるよう,35ノット以上での航行が可能で,月明かりでも1キロ先まで見える高感度カメラを搭載するなど,性能がアップしました.
新しい「ほうだつ」は能登町の宇出津港を拠点に,きょうから取締り業務にあたります.
漁業取締船「ほうだつ」は,従来よりも3ノット速い35ノット(時速およそ65キロ)で航行出来るほか,月明かり程度の明るさで1`離れた船も確認できる高感度カメラが装備されています.
◆◆◆海上警備行動
【質問】
海上警備行動とは?
【回答】
不審船や武装工作員などによる不法行為への対処は、第一義的には警察、海上保安庁などの警察機関の任務となる。
しかし、警察機関では対処が不可能または著しく困難と認められる事態が発生した場合は、自衛隊法八二条(海上における警備行動)により、防衛庁長官は、首相の承認を得て、自衛隊部隊に海上において必要な行動をとることを命ずることができる。
【質問】
国籍不明潜水艦の事なんですが、海上警備行動が発令されましたが、これって攻撃できるのですか?
【回答】
最初に警告しないと駄目。
潜航中の潜水艦であっても、まず「警告」して無害航海に復帰する機会を与えないと違法.
ま、この場合の「警告」では,爆雷を浅い深度で爆発させちゃったりする場合もあったりするわけだが.
海上警備行動ってのは,海保が対応できない場合に海自に下される命令だから,いきなり撃沈とかは無い.
海上警備行動では武力行使は可能と規定されている。
また、軍艦にも領海を通航しても良いとする「無害通行権」というものが認められている。いくつかの規定があり、認められない場合もあるけど。
潜水艦(水中航行機器)の場合は領海を通行するときは
(1)浮上航行し、
(2)船籍国の国旗を掲揚しなければならない
(海洋法条約第20条)
と定められている。
なお、原子力船(含む原潜)は別に規定があって、「国際協定が定める文書を携行し、かつ、当該国際協定が定める特別の予防措置をとる」とある。
大韓航空機が領空侵犯をしたとして、ソ連によって撃墜された事件があったが、あれは実質、無警告での撃墜。
しかし、ソ連は賠償などはしていないことを考えると、無警告攻撃・撃沈はしようと思えば(国際評価を気にしなければ)可能。
幕僚長 「おい、おまいら!!国籍不明潜水艦が領海侵犯しますた。緊急出動しる!」
基地司令「詳細キボンヌ」
幕僚長 「国籍不明潜水艦は、中国海軍と思われますが、何か?」
2等海佐 「キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
海曹長 「黄海海戦キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!」
3等海尉 「海上警備行動ごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」
幕僚長 「オマエモナー」
基地司令「--------終了-------」
2等海佐 「--------再開-------」
海曹長 「再開すなDQNが!それより"くろしお"うpキボンヌ」
幕僚長 「P-3cうp」
3等海尉 「↑誤爆?」
2等海佐 「はしだて age」
基地司令「ほらよ"くろしお">第1潜水隊群」
海曹長 「神降臨!!」
2等海佐 「はしだて age」
幕僚長 「迎賓艇ageんな!sageろ」
2等海佐 「はしだて age」
3等海尉 「特務迎賓艇age厨uzeeeeeeeeeeee!!」
幕僚長 「ageっていれればあがると思ってるヤシはDQN」
陸将補 「イタイ海上自衛隊員がいるのはこの基地ですか?」
幕僚長 「氏ね」
基地司令「むしろゐ`」
2等海佐 「はしだて age」
海曹長 「二 佐 、 必 死 だ な ( 藁 」
【珍説】
1999年3月の例では、停戦命令や威嚇射撃を無視して逃げ続けたことなどを確認のうえ、発令された。
東京国際大学の前田哲男教授(軍縮安全保障論)は「天然ガス田開発を巡り、日中が緊張している海域でもあるので、過剰に反応したのかもしれないが、より抑制的に対応すべきだったのではないか」と指摘。
そのうえで,
「仮に故障した船を潜水艦が助けにいっただけだとしたら、海上保安庁で十分対処できるはず。情報不足で判断できないが、法的な要件を満たしているかどうか疑問を感じる」
と話した。
【事実】
情報不足以前の認識不足.
残念ながら海保には,北韓の工作船程度−あくまで可能か不可能かの問題−ならともかく,潜水艦対処能力など皆無です。
一般的な国でも,領海内に国籍不明の潜水艦が航行してきたら軍隊が出動します。
スウェーデンにおける事例のように,攻撃されても国際法上は文句は言えません.
そもそも,
「故障した船を潜水艦が助けにいった」
と言う所で軍事知識以前の常識を疑いますね。
ハッキリ言って、潜水艦が領海に進入するときは、浮上して国旗を掲げないとけない、という規則があります。
守らなかった場合には、領海からの退去勧告を出すことが可能です。
また、該当艦船が情報収集している疑いがある場合も、防衛上良くないので、退去勧告を出すことができます。
また、潜水艦はよほどのことでない限りは、救難は任務外です
(一応、ソビエトが開発した艦種で「救難潜水艦」というのはあります。
また,以前、佐世保で行われた、潜水艦救難訓練で米軍の潜水艦がDSRVをつんでいたこともあります.
今回の事件とはまったく関連性はないですけど)
戦争中は、不時着したパイロットなど漂流者を助けるのは潜水艦の役目でしたけど、今は平時なので、救難を必要とする船があれば、相手国にことわった上で、救難するべきです。
ついでにいうと、まがいなりにも「武装した軍艦」を海上保安庁で対処できるという考えが、オカシイです。
ましてや、相手は潜水艦なので、海上保安庁の装備では、警告・攻撃はおろか探知すら難しいです。
毎日で引用されている前田哲男氏の過去の履歴を検索すれば、すぐに結論は出るかと.
筋金入りの日米安保反対、自衛隊の活動にはなんでも反対、憲法改正反対論者です.
なんで「軍事評論家」という肩書きになってるのか,大いに疑問ですな.
(軍事板)
誰か、前田邸に住居不法侵入してやれよ。
「仮に怪我した人を侵入者が助けにいっただけだとしたら、」
のコメントで許してくれるはず!
【質問】
今回の事件絡みのスレで
/ピンッ\ /ゴーン\ /ピンゴーン\
ピンゴーン ピゴーン
ピゴーン
∧∧
/漢 \ . . . .: : : ::: :
:: ::::::::: :::::::::::::::::::::::::::::
/:彡ミ゛ヽ;)ー、 <もう勘弁してください・・・
/ :::/ハヽ、ヽ、 ::i . .:: :.::艦長殴ってでも浮上しますから・・・
/ :::/;;: ヽ ヽ ::l . :.
:. .:: : :: :: :::::::: : ::::::::::::::::::
 ̄ ̄ ̄(_,ノ  ̄ ̄ ̄ヽ、_ノ ̄
というAAを見つけたのですが、潜水艦の中では敵にピンを打たれた場合、ヘッドセットつけているソナー手以外にもその音が聞こえるのでしょうか?
【回答】
以前、海自潜水艦の一般公開があった際、見学者サービスとして、
「自艦が水上艦艇に探知されたときの探信音」
を録音したものを、発令所にて流していたことがあります。
キュイ〜ン、クィ〜ン・・・と、高低のある甲高い音で、
「では、潜水艦映画にある”コォーン”という音は嘘ですか?」
と、乗員の方に質問したところ、
「ウソですねえ(ニヤリ)」
「Global Security」によると,SQS-23が5kHz,SQS-26が3.5kHzらしい.
ピアノの一番高い音が,4kHzをちょっと超えたくらいだったと思う.
【質問】
なぜそんな音になるのか?
【回答】
実は詳しくもないのですが、分かる範囲で。
まず、波とか海流とかでそのような音になるわけではありません。
もともと周波数が連続的に変わるアクティブソナーの音なわけ。
民生用(乱暴ですが)のアクティブソナーは、複数の周波数の違うアクティブソナーを同時使用するシステムや、とびとびに周波数を変更可能なものは有るようですが、連続的に周波数の変化するアクティブソナーは軍用だけみたいです。
民間用水中アクティブソナーは、水中衝突防止と魚群探知用がほとんどですので,それで良いからでしょう。
一回の発信ごとに高さを変えてゆくのでは無く、短い一回の発信の間に周波数を変化させる理由は、雑音(目的以外のものからの反射音を含む)の中から船舶や潜水艦固有の反射を見つけやすくするためです。
アクティブソナーは
1)出力してから反射音が来るまでの時間(音速から距離が分かる)
2)反射音の周波数の変化(ドップラーシフト)
あとは反射音の大きさや波形などから目標を探します。
上の(1)の点だけにおいても、周波数が変わる発信音の優位性が有います。
浅い棚の海で、停船している船舶がアクティブソナーを使用。潜水艦は中程度の深度で静かに走っているとします。
ここでは、妨げになる雑音を海底からの反射を問題としますが、発信音が短時間で変化するアクティブソナーのほうが同条件で目標を見つけやすいです。
単純なモデル上では,海底からの反射雑音は、細かい時間単位では音量や周波数が変化し、長い時間単位では最初の反射雑音がしだいに小さくなってきて消えます。
これはどちらの発信音でも同じです。
しかし、短時間に周波数が変化する発信音が,潜水艦に当り反射した音は,元の周波数変化の特徴を大きく残しています。
それに対し海底からの反射音は、初期には周波数の変化する特長を残していますが、すぐにそれは消えてしまいます。時間方向へのずれが拡大して重なり合い、周波数の変わる単音でなく周波数が変化する範囲の音が元になったノイズになります。
難しいのはそれを見つける技術ですが。
http://www.dj.kit.ac.jp/seminar/2002/abstract/ja/01630004-ja.pdf
FMというのは振幅(音量)を変化させずに周波数を変化させるものです。
結果が期待はずれなのはやはり受けた信号の処理が難しいのでしょう。
数年前から米軍の低周波大出力の遠距離広範囲の潜水艦探知を目的としたアクティブソナーが鯨とかに害を与えるとかで話題になってます。
おそらくソナーの送信、受信部の能力は昔からそれほど進歩していないと思います。
なぜ最近になってこういった実験が行われるようになった理由は,おそらくコンピュータの処理能力向上でしょう。
低周波は距離をかせぐには良いのですが、雑音が多く反射波も見つけにくいと思われるのですが、コンピュータで力任せ的に処理して拾うのでしょう。あまり面白くなさそうな技術です。
冷戦からLICの時代になった今としては有用性が低く思えますが、安くやれそうな事ですのでねえ。
水中で爆弾を仕掛けるような特殊作戦やテロ対策、という使い道を考えたのですが、警戒や発見には向かない(従来の単純な高周波ソナーの方が向いている)ですし。常時鳴らしておいて対人妨害手段にするぐらいか。
港や湾にはけっこう使えそう。
でも,それだと鋭帯域で特性はどうでも良いから,出力の高い発信機だけで良いか。
http://www.dj.kit.ac.jp/seminar/2002/abstract/ja/01630004-ja.pdf
【質問】
今回の中国の潜水艦との緊張状態が、自衛隊は60時間続いたと聞き及んでいますが、このような場合の船員(艦長も)の勤務時間体制はどうなっているのか気になります、ちゃんと睡眠時間はあったと思われますか?
【回答】
細かい事は書けませんが、乗員全員を配置につけることが必要な戦闘時などを除けば,交代制となっています.
防衛出動は,数日〜数ヶ月(数年?)続くことも考えられますから,防衛出動下令時でも,戦闘時などを除けば,交代制です.
交代をさせないと規則違反になり、そうなると昇進の面でも問題になります。
【質問】
漢級原潜領海侵犯は,中国政府の説明のように,本当に「技術的原因」のせいか?
【回答】
防衛庁幹部は否定的見方をしているという.
以下引用.
「技術的な原因を持ち出してくるのは、旧ソ連が領空侵犯したときと全く同じ。否定はとてもできなくなったということだ」
中国が潜水艦の領海侵犯を「技術的原因」としたことについて、防衛庁幹部は言い逃れるための形式的な説明にすぎないと指摘した。
仮に「技術的な原因」とした場合、「航行装置の故障」「航路の誤認」などが考えられるが、航行装置については、その後の航跡から判断して異常はうかがえない。航路の誤認は艦長が自らの位置を見誤ることから起きるが、関係者は
「そんな艦長はまずいない」
と否定する。
逆に水深100メートル程度とされる浅い現場海域を縫うように潜没航行した技量は「かなり高い」とみている。
陸地に挟まれた浅い海峡は、音響探知機(ソノブイ)などでも音が乱反射して探知しにくいため,
「海自の哨戒能力を試した確信犯」
との見方が支配的。
948 名前:名無し三等兵 :04/11/10 22:03:09 ID:pJWhmNM
田岡大元帥のお言葉出ました!
「これは何かのミスだろう」
諸君、ゆゆしき事態だ。
明白な意図にもとづく挑発であることが、これで不動となった。

【質問】
多分に政治的な話なんですが……
過日の漢級らしき原潜の事件での対応ですが、結局ほぼ最初から所属などバレバレの上、追いかけまわしてイジメた挙句に逃がしてやったという形になってますが、あれタテマエどおり
「国籍不明の潜水艦が領海侵犯!」
と撃沈or拿捕したりするというのと比較して、どっちがマシと言えるのでしょうか?
逃がしたということは、その方がマシ(六カ国会談とか中国原潜の具体的なデータを得るとか、日中関係での外交カードにするとかetc)と判断したからだと思いますが、知り合いが
「政府は弱腰だ! 『国籍不明』なんだから、タテマエどおり沈めてしまっても誰も文句をいえん。
チンの潜水艦なんぞ、沈めてしまえ!!」
と主張して聞きません。
軍事的には、あの場合、どちらがよりよい判断だったかについて、ご教示願います。
【回答】
純軍事的に対処するならデータだけ採って後は知らん振りしとくのが一番。
沈めることに軍事的・政治的メリットはない.
中国と事を構える準備が無いのなら、逃がした方がマシ。
憂国の士諸氏の気概と心情面とは別にして。
今,中国と戦争になると、製造業は大打撃を受ける。
拿捕は望ましくとも現実的には不可能。
この手の事件では,スウェーデンがソ連潜水艦に対して攻撃を加えた「ウイスキーオンザロック」が有名ですが、あれも沈めるのが目的ではなく、
「即刻お引取りを願いたい.今後もこのような行為は許さない」
というメッセージを爆雷という形で判り易く伝えた物。
スウェーデンがこのような行動に出たのも、ソ連潜水艦の再三に渡る領海侵犯行為にとうとうブチ切れた上での話で、一度の領海侵犯で攻撃に移ったわけではない。
さすがに国際社会も非難するだろう、ただの一度の侵入でいきなり沈めたら。
いくら潜水艦の侵入が水上艦とは意味が異なると言ってもね。
もちろん他国の領海内を潜航したまま航行するのは違法行為だが、だからといって問答無用で沈めたとしたら,それは潜水艦の所属国にケンカを売る行為になる。
その時に
「悪いのはあんたの方なんだから沈められて当然」
と主張したところで,それがそのまま通ったりはしない、ということくらいはお解かりかと。
現時点では,日本政府の判断はまずまずと言えるだろう.
次の機会には対潜爆弾で警告爆撃をできるように、法改正準備がなされている。
漢型潜水艦とP3C(模型)

◆◆◆ゲリラ・コマンド対策
【質問】
いくら海保に領域警備を任せても,工作員を工作船や潜水艇で本格的に上陸させたら対処できないのでは?
ここはやはり,海自にも領海域や近海警備を担当してもらわないと.外洋展開用の護衛艦隊、MD対応艦隊、沿岸哨戒艦艇部隊,これこそこれからのあるべき海自ではないでしょうか?
【回答】
平時と戦時では領域警備の態勢も自ずと変わってくると思いますけど?
それにですね、冷静に考えると,サンオ級みたいな工作員輸送用潜水艦の航続能力では,日本海を越えて来れないと思うのですよ。
まさか、米軍の様に戦略原潜を改造した輸送原潜で,目的地近海まで進出、事後は小型ミゼット艇で接近上陸と成る訳は無いでしょうから。
結果、怖いのは擬装した武装工作船とかそこら辺に成る訳ですよね。
そうなると海上保安庁の船舶でも対処は結構可能では無いですかね。
当然、自衛隊のサポート体制の充実は必須ですけどもね。
また,原子力発電施設等、真面目に警備している限りは,4〜6名程度の工作員は脅威対象としては極めて低いと思うのですがどうですかね?
尤も、都内でのテロ等と後方破壊の可能性も無きにしろ在らずですが、その場合、主に対応するのは警察ですしね(苦笑
特殊部隊とは、その展開力だけは突出してはいますが、実態としては軽装歩兵ですので、完全装備の普通科を的確に投入していれば、その対処はそこまで困難では無いですから。
その意味ではミゼットも過大に脅威と判断する事はよく無いと思いますね。
侮るのは論外ですが。
ゲリラ・コマンドによって一刀両断にされたイージス艦

【質問】
仮に長航続性能を有するミゼット艇が存在したとして,海自はそれを探知できるのだろうか?
【回答】
半潜水艇の特徴は、全体にレーダー電波吸収ペイントで塗装し、レーダーで捕捉するのが難しく、完全潜水状態(最大沈下時)には、高さ20cmと幅40cm程度の空気吸入口だけ露出させた状態で航海することができる。
浸透時には、母船を利用して、陸上から40海里界線に母船を停泊し、18〜19時の間に子船を分離し、案内組2名、工作組2名、子船組3名が半潜水艇で韓国のレーダー空白空間を浸透地点として浸透する。
このとき、陸上から30海里までは、完全浮上により速力30ktで接近する。30海里から速力12ktで半潜水状態により陸上から12海里界線まで接近した後、12海里からは、完全潜水し、6ktの速力で海岸線1,000m〜500mまで接近する。
案内組と工作組は、半潜水水泳で海岸線に通常21〜22時の間に到着、陸上活動を行う。最近では、潜水艦を利用する等、過去とは全く異なる浸透方法も試みている。
http://chorea.hp.infoseek.co.jp/dprk/kwp/kwpod/semisubmarine.htm
……だそうです。
半潜水状況では、対処時間は非常に短いようです。
母船をピケットするほうが大事と思われます。
その場合,自前の衛星での監視情報は、かならず役立つでしょう。
また、支援にあたる(?)国内某連合への公安系監視も強まっているようです。
特殊作戦に対抗する措置として、受身側の利もあるわけですからね。
実際のところ、海保も「工作船情報」を受けて、原発近辺を集中警備したりするという噂もあるようです。
どれくらいタイムリーかは、マニア・レベルの者には不明ですが。
また,韓国海軍を参考にすれば,同海軍は相手の攻撃方法を考えれて(向こうは哨戒艇・小型潜水艦がメイン)小型の哨戒艇が多い.すなわち哨戒艇での警戒密度を上げることも有効だと思います.
哨戒・掃海艇なら機雷探知用ソナーで海底面に捜索が出来るので範囲は狭いが探知は出来ると思えます(数の密度が重要).
浮かんでいればレーダーか目視で見つける可能性が出るでしょう(長時間潜行は不可能なので).
密漁を疑われることから,見慣れない「漁船」については,日本の漁船の通報が有効らしいです.漁協にも「こんな船が怪しい」とポスターが貼ってあるのをテレビで見ました.
能登沖は通報と傍受とどっちが先なのか,いまいち不明ですね、ニュースにならないから追求が無いようですが.
(予備海士長 ◆0J1td6g0Ec,88式SSM ◆OZummJyEIo他)
【質問】
「工作員によるゲリラ攻撃は,護衛艦隊を攻撃する最良の手段」か?
【回答】
1年半前、拉致事件がらみで北関係スレッドが祭りになったとき、よくあったな、そういうの。
そんとき、俺はこう書いた記憶がある。
「海から行ってみれ。警備の小船が、それとなく近づいてくるよ」って。
まあ、漏れはヨット乗りから聞いただけで、本当かどうかは知らんが。
それに軍港の沿岸に、漁協に所属していない外国の漁船が停泊していたら、海保がチェックに行くだろうな。
自衛艦のほうは,情報が入ったら緊急出港.母港の安全が確保されたら入港すればよい.
ただし,特攻ボートに対する確たる戦術なんて,まだ存在しない。
ここ何年か、米海軍艦艇の舷側には、12.7mmや25mmの機銃を増設している姿が散見されたが,例え25mmといえど、数挺の艦載機銃じゃ、いわゆる「将校のピストル」なわけ。
そもそもアレは手動式。これで迅速な目標排除は、余り望めない.
つまり,機関銃砲搭載は「それくらいしか対抗手段がない」からやってる次善の策.
だいたい、対空戦闘における輪型陣の神経質(というか偏執的な)射界設定と制限をを見れば判るように、流れ弾による味方撃ちが発生しやすい水平〜俯角射撃、その上、特攻ボートに対象を限定した場合、当然港湾施設に停泊中の話であって、射線上には民間船舶や施設が存在することが想定され、上記の厳格な射界制限とあいまって、ほとんど実用性はない。
それらの機関銃砲が役立つシチュエーションを無理に考えるとすれば、周囲にまったく何もない(僚艦もいない)陸地も見えないところということになるが、そのような状況であったとしても実際に発砲するまでは
「それが特攻ボートなのか? 単なるプレジャー・ボートなのか?」
などということは,目の前に来なければ判らない.
このような状況では、例えフネに接触しなくても、単に自爆するだけで,上甲板に配置された機関銃砲要員に甚大な人的被害が発生するのは,容易に想定出来る。
したがって,特攻ボートがインレンジという状態になること自体を回避するのが望ましい。
すなわち,まずもって艦艇を泊めることができる安全な港湾の確保という、18,19世紀の海軍が抱えた悩みと同じものを現在の海軍も突きつけられてイターリ。
だからこそ米国海軍は、もはやhositileまたはunknownな勢力が容易に手を伸ばしうる、信頼の置けない港湾に依存することなく展開ができるような「Sea
Basing」構想を検討中なわけで。
ただ、絶対の防御があり得ないのと同様に、絶対の攻撃もまたあり得ない。
相手を叩けるかどうかは、結局のところパワーの比べ合いでしかない。対北朝鮮であれ対中国であれ対テロであれ、我が国の海軍に勝利を望むのなら、それに必要なパワー、すなわち金と人とモノを与えるしかない。
海外展開をやめたわけでも、仇敵を殲滅せしめたわけでもない米海軍に、コール以来犠牲になった駆逐艦が存在せず(警備艇の米兵に犠牲は出ているが),自爆攻撃に悩むイスラエルの如く被害を拡大させずにその身を保っていられるのは,確たる意志と不断の努力をもって地道な防御策を幾重にも張り巡らせ、それが効を奏しているからでああり,13mmも25mmも、その中の一つの戦術にしか過ぎない.
搭載機関砲の数など、瑣末な茶呑み話に過ぎぬ。
発砲前の敵味方識別を厳格に遵守せねばならないこちら側と、とにかく爆発さえさせれば(場合によっては軍艦以外の外国船でも構わない)目的を達することができる相手側とでは,全く「戦闘」の土台自体が異なるわけで、対テロ戦争に対する米海軍のとまどいと混乱ぶりは,我が国も他山の石とすべきだろう.
(予備海士長 ◆0J1td6g0Ec,海の人 ◆STEELmK8LQ他)
2000年10月,イエメンのアデンにおいて燃料補給中の米駆逐艦コール Cole DDG-67 が,小型ボートのテロ攻撃により大破し,乗組員56名が死傷した事件や,2001年の9.11テロなどの経験から,米海軍は本土防衛を戦略の最優先事項に挙げ,ミサイル防衛,沿岸対潜戦,対機雷戦,"Swarm Attack"(多数の小型高速ボートによる艦船攻撃)対処などを重点に兵力整備を進めることとした.
一方,海上自衛隊においても,不審船事案,インド洋派遣経験などから,ほぼ米海軍と同様の課題を持つことが分かった.
すなわち,主として日本海における浮遊・浮流機雷対策,浅海面における対潜戦,不審船対策,インド洋方面における不明航空機・小型高速ボート対策などである.
米海軍における具体的対策としては,新種の水上艦として,沿岸において対潜戦,対機雷戦,対水上戦の各機能を使い分けるLCS ( Littoral Combat Ship )を建造し,2007年に運用開始する計画がある.
LCSは,50ノットの高速力を出す.潜水艦からの魚雷攻撃および"Swarm Attack"に対処するためである.
排水量は2500t.
船型は未定だが,トリマランが有力である.
対潜戦,対機雷戦,対水上戦の各機能は,それぞれの機能を持つモジュールを積み替える事により発揮される.
"Swarm Attack"に対する最終的防御手段としては,砲や機銃しかない.現在のところ,これに有効に対処できることが確認された装備としては,CIWS-1B(高性能20mm機関砲に対水上能力を付加したもの)が挙げられる.
"Swarm Boat"は対艦ミサイル同様,それ自体が爆発物であり,ただ単に弾を当てるだけでは対処できず,いずれ艦に突っ込んでくることになる.
したがって,"Swarm Boat"そのものを,誘爆により破壊しなければならない.
また,米海軍はCIWS-1Bに加え,港内のような制約された場所において使用する機銃の選定を実施しており,2004年夏には機種が決定されることになっている.
(山崎眞,元自衛艦隊司令官・海将 ,「ポスト冷戦型海洋戦」
from 「世界の艦船」 2003/6, P.84,抜粋要約)
なお,ロイター通信によれば,米沿岸警備隊のコリンズ司令官は7日、海洋新基準の導入にもかかわらず、米国は依然、2000年にイエメン沖で米艦コールに乗船していた17人の船員が死亡した例のような,小型高速艇による攻撃に弱点を抱えているとの見解を示したという。
コリンズ司令官は、国連の船舶港湾施設に対する新たな安全基準と、それに関連する米国の海洋輸送安全法は大型商船に焦点を合わせており、米国で約6000万隻にのぼる個人船舶は考慮されていないと指摘した。
新基準は1日に発効した。
同司令官は、ロイター通信とのインタビューで
「小型高速艇による攻撃は潜在的な弱点の一つだ。米国だけの問題ではなく、世界的に見ても脅威だ」
と語った。
【珍説】
緊急出航? 都合が悪いと逃げるんかい,この非国民.
国民の生命財産を守ってくれるはずじゃなかったのか,自衛隊は.
【事実】
勘違いしているようですが「自衛隊は日本国を守るもの」
国民の生命は,避難勧告に従った人たちは能力の範囲内で守られるでしょう.
君みたいに、増水した中州に最後まで残った人の救出は,有事には行いません.
【珍説】
それは,「国民より国体の方が大事」という論理だな.
【事実】
国体とは,国家生活に約して樹立したる指導原理であり統制原理である。
極論すれば,共同幻想により成り立つ近代国民国家の根本的な共同幻想そのものと言える。
従ってそれは,国民と上下の関係にあるのではない。
平たく言えば,国体により国民が定義されるのであり、lそれが否定されるならば,国民も存在しないことになる。
【質問】
「亡国のイージス」みたいな自衛艦乗っ取りは現実に可能ですか?
【回答】
亡国のイージスは・・・
防衛庁の人事を把握したヨンファら工作員(どうやったのかは長いので,原作を参考のこと)は,FTGになりすましてイージス艦「いそかぜ」に乗艦.
副長(原作では艦長の設定になってる)を息子の件で騙して味方につけ,副長を慕っていた士官らも味方につけ(以下,これも原作を参考のこと)乗っ取りを成功させる.
まぁ「お話」であって,現実にはそんな上手くはいかないと思う.
士官数名と全くの部外者である工作員らだけでイージス艦を動かし,あげく他艦と戦闘までやるのは不可能.
なにより,先任伍長以下CPOの協力がなければ,フネはたんなる鉄の塊.
特に機関システムなんか,素人が弄れるもんじゃ無い.