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【質問】
>いや沖縄の海兵隊は台湾防衛用なんだわ.
ほー,おまえ台湾人だったのか.笑
で,聞くが,私たち日本人が,なぜ台湾ごときの防衛のために沖縄を危険にさらす必要があるのだ
?
やすし in mixi,2009年12月16日 20:23
青文字:加筆改修部分
【回答】
まだ構図を理解していないのか.
アメリカに便宜提供すると,片務的な軍事同盟を結べたんだよ.
軍事同盟ってやつは,普通は相互に防衛の義務があるんだがな.
アメリカは日本を守らなくてはならない.
ところが日本はアメリカ防衛の義務は無いんだ.
おいしい話だろ?
ついでに,だ.
台湾が中国の勢力圏になったら,どうなるね?
沖縄はこれまで以上に最前線だぜ?
そして日本の貿易路の安全はどうなる?
唇亡びて歯寒し,てな.
くるりん★ポポフ in mixi,2009年12月16日
20:32
青文字:加筆改修部分
ああ,中国海軍を海上封鎖するためだよ.
奴らが外洋に出て来られないようにする要石こそが台湾だ.
台湾自身の意思などどうでもいい.
アメリカと日本の都合により,台湾は我々の勢力下に置き続ける.
JSF in mixi,2009年12月16日 20:58
青文字:加筆改修部分
▼ そもそも台湾を守っているというより,中台危機勃発の危機による情勢緊迫化から,日本を含む東アジアを守ってると見るべき問題だからね.
「台湾だけを守ってる」という認識が既に間違っている.
台湾の軍事侵略批判が巻き起こったら当然,中国との各国の関係がどうなるか,火を見るより明らかなんだが.チベット動乱よりも国際論争騒動になりそうな代物を,無関係だから見過ごせというのはどうだろう.
それに中国軍は,日本領海内にも頻繁に侵犯をおこなっているし,米軍が撤退したらフィリピンみたいに非軍事建築物とやらを建築しはじめて,それを軍隊で護衛し,最終的には基地化してくるなんて懸念だってある.
Posted by 名無しT72神信者 at 2010年01月09日
11:08:46
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
また,日本にとっては緩衝地帯がほしい訳.
台湾や韓国が消えると,韓国が北朝鮮とやりあってる銃撃戦だのの緊張化が,そのまま西日本および沖縄方面まで降りてくる.
拿捕だの睨み合いによる銃撃戦だのが,起こる懸念がある.
相手は日本が奥手なのをいいことに,挑発三昧だからね.
銃撃や拿捕程度では,本格戦争にならないのを知っている.
市民的には望ましくない結果だ.
台湾方面にしても,それまで台湾相手に中国が貼り付けていた部隊が,次はどちらに向くのかわかりきってる.
そしてその場合,矛先が向くのは沖縄自身だ.
次の標的にされるだけで日本の為とか,台湾の為とかだけではない.
あと,沖縄に置いてるのは沖縄に手を出すのはアメリカに手を出すのと同等だぞというメッセージでもあるので,日本本土に基地を置きたくないとかいう低次元な発想ではない.
そもそも内地にも,いたるところに米軍基地ある.
沖縄の人員が大きくなってしまうのは,即応性が高いのと,中国が名指しで魚釣島や沖縄自体の領有権を匂わせてるというのが大きい.
明日の台湾が沖縄だから警戒されてる.
大体,普天間引越しだって普天間が市街地に近いからなんとかしてほしいという話で,なんとか移転にこぎつけた話だったのに,まるで普天間を移転することが悪みたいになってるのがおかしいんだよな.
連中のおかげでしばらくの間,普天間を使いつづける事になってる.
政治宣伝の為に住民の上を危険にさらしたままにするとか,ナンセンスも良い所だ.
しかも岡田みたいに,嘉手納に移転とかばかげた事を言ってる奴もいる.
嘉手納周辺の負担が増えるだけだ.
どこが沖縄の為を考えてるのか逆に問いたくなる.
現実的な流れから見て,段階的に沖縄の負担を引き下げていく方向性だったのに,台無しだ.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月22日
08:05:33
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
▲
【質問】
日本の最大の貿易相手国は,中国.
そんな中国が, 日本のシーレーンを妨害して何の得すになるの
?
戦争ごっこは,頭の中だけでやってろ.
やすし in mixi,2009年12月16日 20:53
青文字:加筆改修部分
【回答】
シーレーンを妨害できるから,もしもの時に大変だよねって話.
他にも外交で圧力掛けられるわけだけど分かってる?
地方妖怪PGERA in mixi,2009年12月16日
21:00
青文字:加筆改修部分
>日本の最大の貿易相手国は,中国.
最大貿易相手国と戦争をするなんて珍しくも無い.
68年前の我が国がそうだったよ(笑)
我が国は過去に「日米貿易で成り立っている日本経済」だったのに,そのアメリカ相手に戦争を仕掛けた国なんでねぇ.
相手が最大の貿易相手国だろうと,知ったことじゃないんだ.
>そんな中国が, 日本のシーレーンを妨害して何の得すになるの
?
相手を妨害できりゃ,競争相手が減るだろ.
JSF in mixi,2009年12月16日
青文字:加筆改修部分
日本のシーレーンと台湾のシーレーンはかなりの部分同一.
おまけに中国は,台湾有事に来援してくる米軍の兵站線を断ち切る必要があり,それは台湾−グアム間の全ての海面制圧が必要であることを意味する.
すなわち台湾有事とは,日本が最も依存している日本の太平洋西岸ルートが遮断されるということ.
戦争なんかやってねーのに兵糧攻めに合うってどんだけ.
ああ,戦時でも民間船舶の航行の自由が許されるとか思うなよ?
仮に中国が台湾を制圧した場合,その過程において日米同盟と米台協定が機能した場合,自動的に日本は中国の敵国決定.
戦争が起ころうが起こるまいが,近いうちに日本は世界経済のトッププレイヤー層から脱落――ってかもう半分以上落っこちてるけど――するわけで,「日本経済にとって」中国が最大の貿易相手国であったとしても,中国にとってはそうかというと,そうではない可能性が高い.
んーな世界有数の海軍力を持つ敵対的な2等国を,中国様が放っておいてくれるはずが無い.
で,中国様と同盟を組んだらどうなるかっていうと,結局はアメリカさまが中国様に変わるだけ.
日本は太平洋の要衝だからな.
陸軍を展開するのはチョトアレだが,海軍空軍の前線基地には都合が良すぎる.
xotakk in mixi,2009年12月16日 21:12
青文字:加筆改修部分
日本国勢要覧(東洋経済新報社刊)によれば,1872年から1936年までは,対米輸出入比率で最低でも20数%,最大で50数%にもなります.
日米関係が冷え込む原因となった日中戦争(37年〜)以降では,38年に一度20数%に恢復した他は10%台に落ち込みますが.
ワシントン条約が成立した1921年から満州事変前年の1930年では,対米輸出が年平均42%,対米輸入が年平均30%.
対英輸出が年平均21%,対英輸入が年平均31%にもなります.
ちなみに,対中輸出は年平均19%で,対中輸入は年平均10%でしかありません.
アメリカが如何に,日本にとって重要な国家であったかがわかると思います.
当時の日本は,輸出で20%弱,輸入で10%でしかない中国のために,輸出入共に60%を超える英米を敵に回したのです.
経済関係は必ずしも,戦争を抑止しえません.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月17日 18:45
青文字:加筆改修部分
【珍説】
さすがに平日の昼間となるとJSFやクローム・ツァハルを名乗る馬鹿ニートどもや ゆきかぜまる 地方妖怪PGERA などを名乗る不登校の中高生たちもお出かけかな
? 大笑
昨夜馬鹿ニートのJSFが,台湾は日本のシーレーンを守るために不可欠だと 自民の中曽根なんとかという馬鹿総理と似たようなことをほざいていたので,せっかく来たのだから書いておこう.
東アジアの地図を見てみれば,中国は台湾を確保しなくても日本のシーレーンを脅かすことなど簡単にできることが分かる.
上海,香港,海南島あたりから数隻の国籍不明の潜水艦を出撃させて日本の船舶を沈めればそれで事は済む.
しかし,今や日中の経済関係はどこよりも親密で,日本の船舶を沈めて大切な海を汚す必要など全くない.
やすし in mixi,2009年12月17日 13:02
青文字:加筆改修部分
【事実】
単独の潜水艦の襲撃など取るに足らない.
我が国の対潜能力は世界でも一,二を争う.
そんなものより,航空機からのミサイル攻撃の方が厄介だ.
んで,台湾が有れば,その存在だけで中国の長距離攻撃機の進出を妨害してくれるわけ.
あとは水上艦隊の行動が大きく制約されるわな.
JSF in mixi,2009年12月17日 21:03
青文字:加筆改修部分
【珍説】
〔略〕
多少の勇み足はどこででも見られます.
日本の船舶が数隻沈められたくらいなら,中国海軍の暴走として北京政府に謝罪と損害賠償を求めればよいのです.
その程度のことで,JSFのような戦争オタクの馬鹿どもをわくわくさせる必要はありません.
やすし in mixi,2009年12月20日 13:23
青文字:加筆改修部分
【事実】
違います,
経済関係が親密であっても,それで戦争抑止が出来なかった事例がある(←第1次・第2次両大戦)以上は,経済がいくら良好であっても,戦争が起こる可能性があるということです.
つまり,
「しかし,今や日中の経済関係はどこよりも親密で,日本の船舶を沈めて大切な海を汚す必要など全くない」
と言う主張は成り立ちません.
経済関係が良好でも,戦争となった事例があるのですから,“全くない”とは言い切れないからです.
“全くない”と主張する以上は,その条件が100%戦争を抑止しえると言えなければなりません.
つまり,1例でも経済関係が良好な国家同士が戦争をした例があれば,根本から崩れ去る理論なのです.
100%ではなくなりますから.
戦争とは大抵,政治の都合により引き起こされるものなので,経済関係が良好でも発生する可能性はある.
よって,“経済要因”だけでは“全くない”は間違い.
政治的要因から見る必要があるのです.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月20日 16:19
青文字:加筆改修部分
【質問】
>中国の法律で,台湾の併合が決まっているから.
だから,どうなんだ ?
台湾有事とどういう関係があるの ?
台湾の併合が武力でなされるという根拠を述べよ.
やすし in mixi,2009年12月17日 18:56
青文字:加筆改修部分
【回答】
中国は清朝の領土回復を強く目指しており,そのためには手段を選ばないこと.
実例もある.
例えばチベット.当時のチベットは殆ど軍事力を持たなかったために,中国に侵攻されて併呑された.
中国の言い分は,「元々俺ンとこの領土だ」です.
また,東トルキスタン(←やはり元清国領)も同じく,武力により併合された.
さらに中国は,フィリピンと係争中であった南沙の島を,フィリピンがアメリカとの同盟を破棄した途端侵攻,実効支配している.※
中国は軍事力の行使が有効な方法であると考えれば,それを実行する国です.
これでどうして,武力による併合が成されないといえるのか?
成されないと言えない以上は,それに備えるのは当たり前です.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月18日 09:13
青文字:加筆改修部分
※要出典
【質問】
〔略〕
あなたの反論は,あくまでも過去の例を出しての反論でしかありません.
当時の状況と現在の状況では,似ているところもありますが,違ってきていることもあります.
私は,例のトビですでに当時の情報統制について言及していますが,インターネットでのやり取りが自由にできつつある現在の情報統制の在り方と,あなたが例に挙げた時代の情報統制の在り方では,ずいぶん異なってきています.
もう一度尋ねます.
時が進み,世界の他の状況,例えば情報拡散や通信機能の状況が変化しても,過去にそうであったから,未来においても同様な展開になるという根拠は何ですか ?
やすし in mixi,2009年12月20日 00:35
青文字:加筆改修部分
【回答】
はい,確かに,「過去にそうであったから,今後も全てそうなるわけではありません」.
ですが同時に,そうならないという保証もないのです.
そして,そうなる可能性が高いことを,私は指摘しております.
@
経済関係による戦争抑止効果は絶対ではない.(ハードルを高くする事は出来る)
よって台湾有事はありえる.
A
中国は清朝時代の領土回復を国是としており,過去に清朝時代の領土であったチベット,東トルキスタンなどを武力により占領し,自国領とした.
そして台湾も,清朝の領土であった事実がある.
B
よって@とAから,台湾有事はありえる事柄だし,その可能性も低くない.
現に過去清朝領土であったチベットと東トルキスタンが,軍事力で占領されておりますので,台湾が例外になる理由がありません.
鉄底海峡 in mixi, 2009年12月20日 10:58
青文字:加筆改修部分
▼
「中国は一つでなければならない」
というのは,「史記」が漢の時代の中でも,最も国が一枚岩の統一国家だった武帝の時代に編纂された時から,中国人にすり込まれている強迫観念ですよ.
その根深さは半端じゃない.
この幻想を時の政府が担保できなくなった時,国家が崩壊するという歴史を,中国は繰り返してます.
共産中国も同じ事.
「何処かの分離独立を許せば,また国が崩壊する」
それだけを警戒しているのです.
もちろん,史記にそう書いてあるから信じてるというのと,たとえば「史記の頃から易姓革命等パターンに共通性が見られる」ってのは別物です.
しかし往年の版図を持ち出して,「ここは俺のモノ」っていう理屈は,良く使われています.
例えば,中華民国が公式に主張している版図なんて,酷い物です.
現在は認めている(?)らしいですが,モンゴルの独立は否定しているわ,タジキスタンの東半分とミャンマーの北部,ロシアの一部も主張するわで,とんでもない主張を,清の版図がそうだったから歴史的領土だと主張していますからね.
しかも一部の国では,歴史書をどう考えても可笑しい解釈の仕方をして,領有権主張を試みたりしているようですからね.
それに,1000年単位レベルの夢で食べているイスラエルみたいな国もありますので,時間軸が途方も無いことは理由にはなりません.
たとえばナチにしたところで,源泉は古代ローマや中世の北方十字軍辺りをネタにしています.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
※複数コメントを纏めました.
中国人民が持つ「一つの中国」意識と,中国共産党が持つ「一つの中国」強迫観念は別のものだよ.
人民側は中国は中心で一つなのだという思想的な問題だが,共産党の方は昨今の共産党腐敗バッシングで,「世界中でよくある」海外亡命政権を立ち上げた海外勢力や,クーデーターによる政府受け入れなんかで追い落とされる事を恐れてる.
だから中国の正当政権の候補になりかねない台湾政府を,ともかく潰したいんだよ.
だから,実際はもはや戦う必要もなくて,仲良くやれるのに軍事力をこれでもかと積み上げて,ミサイル並べてないと安心出来ない.
いつでも殺せないと枕を高く出来ないってこと.
まあ,中国の共産党の権威は地に落ちまくって,力のみが頼りな状況だからね.
昔の共産党はもっと求心力があって,発言にも余裕があったもんだが,今の共産党なんか,小さな問題でも目くじらたてて取り繕わなければならない等,小さな党になっちまったもんだ.
反日で愛国煽ってガス抜かなきゃ持たないけど,煽りすぎるとまたヤバイとか,足元ガタガタ過ぎる.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日 22:14:42
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
▲
【質問】
中国は清朝時代の領土回復を国是としているという証拠を提示して下さい.
清朝時代の領土回復を国是としているというのが事実なら,中国は,モンゴルやロシアからも失地を回復しなければならないことになりますが.
やすし in mixi,2009年12月20日 22:06
青文字:加筆改修部分
【回答】
1.中国共産党軍事委員会が1993 年に,失地回復のためには戦争も起こり得ると述べている.
2.中国の中学生用歴史教科書には,近代において,清朝政府は50 余りの売国条約の調印を余儀なくされたと書かれている.
3.現在でも中国共産党の公式的立場は1860 年の北京条約を認めず,沿海州はロシア帝国に不法に奪取された土地ということになっている.
すなわち,中国は現状は不正義であると主張している.
以上,主として中国政府の公式見解.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月21日 06:10
青文字:加筆改修部分
【珍説】
過去にあったから未来にもありうると単純に考えてはいけません.
過去と未来とでは,経済だけでなく,人的交流,通信・情報網の発達など,様々な条件が異なってきてきて,何よりも世界の人々の意識が変化してきています.
やすし in mixi,2009年12月20日 22:06
青文字:加筆改修部分
【事実】
詭弁の特徴ガイドラインより,
「1:事実に対して仮定を持ち出す」
「3:自分に有利な将来像を予想する」
「6:一見関係ありそうで関係ない話を始める」
に該当します.
私は“事実”を提示しましたが,貴方の記した内容はただの仮定,そうなる事が証明されているわけではない.
ただ自分に有利な将来像を予想しているにすぎません.
「経済だけでなく,人的交流,通信・情報網の発達など」が戦争を抑止できることへの相関関係を証明出来ない限りは,そんなのは関係があるとはいえません.
戦争は有史以来続いており,現代は過去に較べて貴方の言う「経済だけでなく,人的交流,通信・情報網の発達」は進んでおりますが,戦争の抑止の役には立っておりません.
典型的な詭弁です.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月21日 06:09
青文字:加筆改修部分
【質問】
中国の台湾侵攻ってそんなに簡単かな?
まるでここ見てると,いますぐにでも侵攻するだろう的な意見もあるけど,中国軍の輸送能力や兵站,それに対応する台湾軍の能力の差を考慮したとしても――仮に中国軍の特殊部隊とやらが首脳部を占拠したとしても米軍など頼らずとも実力で排除出来る筈――単に軍事的側面だけで無くて,これだけ経済的繋がりがあって,しかもチベット,ウイグルでただでさえ国際世論は中国に批判的なのだから,台湾に手を出そうものなら経済的にも軍事的にも総スカンを食らうだろう.
そうなれば国際経済の枠組みの中で最大限の経済的成長を甘受しており,その成長で自国の政治的不満を押さえ付けて来たシステムが回らなくなって,これまでの矛盾が一気に拡大,それを外に向けようとしてもどうしようも無い位,不満が爆発して台湾どころの話じゃなくなると思うね.
しかも台湾との経済的関係が崩れてしまえば,台湾が中国の影響下からより離れる事になるだろうし,軍事的圧力なんか掛ければ,それこそ台湾独立が自明になって統一の夢は遠くなる一方.
中国に一番有利なのは,現状維持をしながら,軍事圧力はあまり掛けずに経済的攻勢をかけて,台湾経済を中国依存に今以上に持っていくことで,ジワジワ飲み込んでいくというのが最良の選択肢じゃないか.
むしろ日米は,その経済的動向に注視すべきかと.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月31日
02:24:27
【回答】
君はひとつ大きな勘違いを犯している.
中国を,「まともな相手だ」と認識している事だ.
まともな相手なら,日米欧露印は中国相手に苦労しとりません.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月31日
12:17:05
なんていうか,ソ連亡き今,中国共産党政府というのはものすごいアナクロな存在なんですよ.
もうどうしようもないくらい,変な自尊心ばっかり大事で理屈が通用しないから,わざわざ釘をささなきゃならないハメになっている.
実際,米国がフィリピンから退いたら,喜び勇んで拠点作り始めたし・・・
日本ではめったに報道されないが,インド方面でもいまだに火花飛ばしてるし.
気分で侵攻したベトナム問題も,反省なんかひとつもしてないんだから・・・
軍事政治経済すべてにおいて悪影響になるから,気が抜けないって事なんだ.
成功しようが失敗しようが,世界安定にとってとんでもないばかげた事態になる.
そんなこと,試みる事を考えられるだけで,周りが困るんだよ.
平和裏ならともかく.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月31日
12:22:36
>軍事的圧力なんか掛ければそれこそ台湾独立が自明になって統一の夢は遠くなる一方.
えー,台湾正面の中国軍配備状況をご確認ください.
つか,中国の中距離弾道弾は,どちらに向けた装備なんでしょうか?
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月31日
04:43:34
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
【質問】
中国は,長年の宿敵であったインドとも2008年から対話路線を進めてるし.
台湾に対しては経済力による併呑が規定路線で,台湾正面の中国軍配備状況なんて,独立宣言を牽制する威嚇に過ぎないのでは?
【回答】
インドはアリハント級戦略原潜やSu-30,Mig-29Kなど最新兵器を導入することで,中国の軍事力に対抗.
台湾も最新兵器購入を検討.
アメリカは台湾に,パトリオット防空ミサイルやAH-64D攻撃ヘリを売却予定.
中国も初の強襲揚陸艦を建造し,空母も今年中に1番艦を建造開始.
これは独立宣言を牽制する威嚇レベルではなく,あわよくば侵攻する意図ありと捉えられても仕方がないほどです.
軍事力レベルでは中印,中台は対立しています.
90式改 in 2nd FAQ BBS,2010/8/29(日) 11:13
青文字:加筆改修部分
【質問】
日本のシーレーンが脅かされて困るのは,何も日本にかぎったわけではなくて,韓国や日本の貿易相手国のすべてが困ることになるわけですから,そうなれば,国際社会は中国の横暴を黙って見過ごすことをしなくなり,中国自身が不利になるのでは?
やすし in mixi, 2009年12月20日 18:29
青文字:加筆改修部分
【回答】
はい,そのとおりです.
しかし,それは現実にありえます.
何しろ,日本自身がその実例ですから.
1937年に日本は中国と戦争を始めましたが,それは当時の列強各国の,中国における既得権を犯す行為でした.
だから九カ国条約が締結されていたのですが,日本はそれを破って中国に侵攻しました.
当然,国際的な非難に晒され,経済制裁へと発展しました.
判りきっていたことですが,日本はそれを実行しました.
つまり,国際的な非難を受けるからと言う理由で,戦争を躊躇する大国などないということです.
しかもその反応に対する誤算などにより,国際的な反発を過小評価するケースが多々あります.
上記の日本のほかにも,ポーランドに侵攻したドイツ,クェートに侵攻したイラクなど,実例は多数あります.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月20日 19:24
青文字:加筆改修部分
中国のベトナム侵攻なんて,かなりどうでもいい理由で引き起こされたし・・・
JSF in mixi,2009年12月20日 20:12
青文字:加筆改修部分
中国なら,朝鮮戦争への介入も.
へげもん in mixi,2009年12月20日 20:57
青文字:加筆改修部分
【質問】
>最近の中国政府が発している数々のシグナルを見る限り,「独立宣言しない限り軍事侵攻はない」ということであり,その意味で,イニシアティブは台湾側が持っている.
http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20100102/p1
――って本当?
【回答】
…中国がどれだけ国際紛争で背信行為を繰り返してきたかを考えれば,
「独立宣言しない限り軍事侵攻はない」
なんて,無邪気に信じれるわけ無い.
<例>
中国はインドなどと共に,バンドン会議で平和10原則を打ち出した.
――――――
平和10原則
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
平和10原則(へいわじゅうげんそく)は,1955年4月18日にインドネシアのバンドンで開催されたアジア=アフリカ会議(AA会議,バンドン会議)で打ち出された宣言.
前年発表された平和5原則をふまえたもので,以下の10項目.
1. 基本的人権と国連憲章の趣旨と原則を尊重する.
2. 全ての国の主権と領土保全を尊重する.
3. 全ての人類の平等と大小全ての国の平等を承認する.
4. 他国の内政に干渉しない.
5. 国連憲章による単独または集団的な自国防衛権を尊重する.
6. 集団的防衛を大国の特定の利益のために利用しない.また,いかなる国も他国に圧力を加えない.
7. 侵略または侵略の脅威・武力行使によって,他国の領土保全や政治的独立をおかさない.
8. 国際紛争は平和的手段によって解決する.
9. 相互の利益と協力を促進する.
10. 正義と国際義務を尊重する.
――――――
この4年後には中国は,中印国境紛争を引き起こし,62年には更に先制攻撃をかけた.
インドシナ・ベトナム戦争中には,中国はベトナムを支援していたが,79年には中越戦争を引き起こした.
50年代にはソ連から支援を受けておきながら,中ソ国境紛争などを引き起こし,あわや核戦争※という状態にまでなった.
フィリピンから米軍が引き上げたとたんに,南沙諸島を占領した.
…これだけ背信行為と侵略行為を重ねてきている国の言葉を信じる能天気さは不思議だわ.
Posted by 872 at 2010年01月03日 12:07:52
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
※ 要出典
【珍説】
今や中国も貿易立国ですから,台湾を武力で併合したり,日本のシーレーンを脅かしたりといった,愚かな行為をするわけがありません.
やすし in mixi, 2009年12月20日 18:29
青文字:加筆改修部分
【事実】
いいえ,貿易立国なら他国に武力侵攻しないとはいえません.
また,資源に乏しい日本と,資源をある程度自国でまかなえる中国では,条件が違います.
さらに,お世辞にも,民主主義国家と言うには無理がある中国(民主の不満を力で抑え込める)と,民主主義が機能している日本では,同一には扱えませんよ.
その日本ですら,生命線ともいえるアメリカに喧嘩を売るような真似をしたのですから,中国がそのような行為に奔らないとは言えないのです.
当時の日本にとって,アメリカがいかに重要な貿易相手であったかは既に説明済みなので省略しますが,アメリカ抜きでは経済が成り立たないような経済構造であったにも拘らず,日本はアメリカを怒らせる行為(対中戦争)を実行しました.
当時の日本の生命線は,満州ではなくてアメリカだったのです.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月20日 19:24
青文字:加筆改修部分
▼ たとえば,経済的なアプローチで香港マカオが統合できた訳じゃないだろ.
わかってる?
台湾は政治的な状況が全然違うし,経済的アプローチでは中国の考えている政治的併合はできない.
EUみてもわかるように,フランスとドイツは政治的な理由でEU統合に賛成したけど,イギリスは経済的な理由から離脱してる.
そもそも,自由貿易経済に組み込まれたら軍事的なカードを切れない理由がわからない.
ソ連はアメリカから穀物を輸入しつつ(思想的にこれはOK),反米的な軍事行動してたぞ.
武力併合の危険性がないというのなら,なんでわざわざ今頃台湾への武器輸出が解禁されたんだ?
軍事板,2010/02/03(水)
青文字:加筆改修部分
▲
【珍説】
>70年前に大日本帝国は最大の貿易相手国アメリカに戦争を仕掛けましたがな.
>あと第一次世界大戦前のヨーロッパでも同じことが言われていたよ.
>「経済的に密接な繋がりのある先進国同士で戦争は起きない」とね.
>だがサラエボでのテロ事件,たったそれだけの事で世界大戦が始まった.
>過去の人類の歴史を勉強しなよ.
>経済的に密接に繋がりがあろうが戦争は起こる.
>幾らでも先例はある.
それ,もう論破済みだし.
http://www28.atwiki.jp/dog_kensyo/pages/16.html#id_919fc24d
経済の結びつきの強い台湾に中国が攻め込むとか,火葬戦記の見すぎだ.
【事実】
へぇ,アメリカの国防次官代理は火葬戦記の読み過ぎなのかい?
中国の台湾攻略作戦 米国防次官補代理が証言
>中国軍が実際に準備している台湾攻略の作戦としては
>(1)海上封鎖
>(2)特別ゲリラ投入を含む限定目標攻撃
>(3)空爆とミサイルによる限定攻撃
>(4)水陸両用上陸作戦−などを挙げ,
>そのための軍事力と要員を増強している,とも述べた.
これは米国議会の先月18日の公聴会で,マイケル・シファー国防次官補代理が,中国と台湾の現状について証言したもの.
アメリカがこのような認識である以上,軍オタの妄想で片づけられるわけがないだろ.
2週間前の話だぞ,これは.
こちらでも,もう論破済みだし.
http://obiekt.seesaa.net/article/137682306.html
現実に,もう普天間基地の県外移転は民主党政府は考えていない.
つまりJSFの最初からの主張,「普天間基地移設先は沖縄県内でなければならない」は正解だった.
その事はアメリカ議会と日本政府(民主党)が証明しているわけだ.
歴史的に見ても,アメリカは無関心ですよという誤解を与えてしまった結果,金日成は南下を決意し,サダム・フセインはクウェートを飲み込んでしまった,
台湾でも同じ事は起こりえる.
覇権に空白地帯は存在しない.
誰かが退けば誰かがそこに入る.
軍事板,2010/04/01(木)
青文字:加筆改修部分
▼ また例えば,WW2が始まる直前のドイツとイギリスは,貿易額のシェアをそれぞれが3割近くほ占めるほどの経済的依存状態にあった.
それでも戦争が始まったわけで.
戦争ではない紛争・武力行使の段階なら,もっと多くの例がある.
スエズ動乱でイギリス,フランス,イスラエルは,謀略で開戦理由をでっちあげて侵攻を開始している.
国際非難が沸き起こって,アメリカが制裁を決議したために失敗したが,少なくとも経済的損失が原因で武力行使を見合わせるほどには至ってない.
戦争板,2010/05/17(月)
青文字:加筆改修部分
▲
【質問】
素朴な疑問なんだけど,シーレーンシーレーンってさも常識のようにいってるけど,それって航路のこと?
だったら台湾落ちたら,ちょこっと迂回すればいいだけの話じゃないのかなぁ?
台湾付近なんて別に海峡みたいに,そこしか通れないというわけじゃないっしょ?
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
01:48:22
【回答】
台湾が落ちるってことは,台湾からフィリピンまでの海域が,中国海軍の活動域になるということ.
つまり迂回するなら,マラッカ海峡を抜けたら,フィリピン東方海上まで迂回せざるを得なくなる,最低でもね.
で,その状況であのフィリピンが,中国の影響を跳ね除けられるだろうか?
まあ,後半はドミノ理論みたいなものだけど,前半はガチ.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
01:55:02
迂回にかかる費用とかどーするよ?
それに台湾と中国がやりあったら,台湾の東側もあんまり無事に済みそうにないんだけど?
ついでに日米が何もせずに台湾が落ちても,中国が調子乗りそうだし,そうなっても台湾の東側は危なそう.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
01:56:45
マラッカ海峡を通って日本に来る船は,どうしても台湾近辺を通る必要があるでしょ.
それ以外だと,ちょこっと迂回どころではすまされないくらいの距離があるぜ?
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
01:59:15
台湾東岸に潜水艦基地作られると厄介という話も.
中国本土から太平洋に出ようとすると,遠浅の東シナ海を越えてこなきゃならないけど,台湾東岸ならいきなり深い太平洋に潜り込んで,行方眩ませられる.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
02:06:42
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
▼ そもそも何故アメリカが台湾へのコミットメントを維持しているのか?ということを考える必要があると思う.
別に世界の警察を気取っているだけではない,
台湾の南には,対馬海峡と並ぶ極東のチョークポイント,バシー海峡・ルソン海峡がある,
ここは日本にとっても米国にとっても,海上交通の要衝だよ.
WW2では,この海峡の出口で日本の船舶が,ありえない数沈んでる.
日本では良くシーレーン防衛と言われるが,実質的にはチョークポイント防衛になると思う.
この重要な海峡の片側が中共の手に落ちれば,中共が海峡交通にじかに干渉できるようになるから,何としても避けたいし,仮に台湾が落ちた場合には,沖縄を含めた南西諸島の強化やフィリピンへの再展開も考慮する必要があるんじゃないかな.
軍事板,2010/05/06(木)
青文字:加筆改修部分
▲
【珍説】
中高校生レベルの戦争オタクのど素人どもが戦術・戦略について語るのは,やっぱり見苦しいなー.
ここは戦争反対 ! コミュのはずだが,ありもしない中国との戦争について真顔で語るバカどもがいるということは,ここは,気違いどもが集まるコミュなのかな.
要するに,中高校生レベルの戦争オタクのど素人どもは,戦争反対
! コミュで平和について語ろうとするまともな人間たちの邪魔をしに来た気違い集団というわけか.www
やすし in mixi,2009年12月21日 20:33
青文字:加筆改修部分
【事実】
論破されたからって,罵倒に走るのは感心しませんね.
アプローチの方法が違うだけです.
貴方の主張するような方法では,かえって戦争を招きよせる可能性が高い(歴史的事実も提示できますよ)のです.
そして現実主義アプローチなら,バランス・オブ・パワーに基づく抑止効果が,一番戦争を遠ざける手段であると言うことです.
それとね,有りもしないと言うのは,あくまで貴方の主観に過ぎない.
貴方ははそれを,事実を元にきちんと証明していないからね.
私は事実を元に,それが十分ありえる事態であると論理的に証明しておりますよ.
また詳しくは記しませんでしたが,中国は2005年に制定した「反国家分裂法」で,台湾への武力行使がありえると表明しております.
このような事実を無視して,根拠も無し(経済が戦争抑止の決定打にならない事は既に証明済み,貴方は第2次大戦しかクローズアップしないが,第1次大戦も例として出してる.こっちには反論なし.)に「ありえない」と主張しても,貴方と同じような感性の人以外,誰も説得できませんよ.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月21日 20:57
青文字:加筆改修部分
【質問】
「沖縄に米軍がいるのは地政学的要請によるものだから」であるのなら,グアムに移転する話はどう解釈するのですか?
【回答】
移転部隊は基本的に司令部であって,戦闘部隊は沖縄に残る.
・沖縄の負担軽減という日本側の要望
・遠隔地からの指揮統制技術の進展
・近年の兵器システムの発達を考えるなら,沖縄はむしろ近すぎる(中国からの弾道弾の射程に入ってしまう)という指摘
これらを考慮した結果,一部をグアムに移転という話になっている.
軍事板,2009/11/22(日)
青文字:加筆改修部分
【珍説】
おいJFS.こんなん出てきてるけど,「地勢的に沖縄は沖縄でなくてはならない」という自民党プレゼンは撤回しなくていいのかい.
――――――
「琉球新報」■普天間移設非公式協議 98年3月当時,米「県外可能」を伝達
〔略〕
防衛庁防衛政策課部員 県内移設の理由としてわれわれが言っているのが,沖縄の戦略的位置ということ.地元などには非常に言いにくいのは,沖縄に海兵隊を支えるためのインフラがあることそのものが,在沖海兵隊の県外移設を難しくしている,ということだ.
キャンベル国防次官補代理 それは違うのではないか.事実は,日本政府が,沖縄以外で海兵隊のプレゼンスを支える基盤を米側に提供することが政治的に不可能だ,ということだろう.日本側の政治的事情と米側の作戦上の理由を混同してはならない.
防衛政策課部員 仮に日本政府が北九州や四国なりに適当な基地や厚生機能など軍事インフラを提供すれば,沖縄の第3海兵機動展開軍(3MEF)は,そこに移駐することが可能か.
キャンベル氏 当然だ.沖縄以外にそのような場所があれば,われわれは瞬時に移駐を決断するであろう.
〔略〕
――――――
逆に言えば,「具体的な形で米側に示せば」アメリカ様は受け入れる余地ありだってよ.
はい,もう沖縄にすべてを押し付け,「地勢的」とかいう自民党の言い逃れを丸呑みに信じてた人は考え直してください.
V in mixi,2009年12月16日
青文字:加筆改修部分
【事実】
10年以上前と今じゃ,事情が違うだろうに.
当時は,北朝鮮の弾道ミサイルや中国の軍拡による脅威も今ほどじゃなかったし,911もテロ戦争も北朝鮮の核保有もなかったんだからな.
テロだけじゃない.
北朝鮮の核保有,中国の軍拡と,1998年とは全く違ってきている.
クリントンはこの二つまでは想定してはいなかったからな.
バルセロニスタの一人 in mixi,2009年12月16日
青文字:加筆改修部分
▼ 俺はそもそも前回の衆院選挙じゃ,民主党に入れない代わりに,自民にも入れなかった.
その程度には自民党嫌いなんだが,マジで民主党の対応はいわゆる先進国として有りえんと思うわけですよ.
同盟国との2国間の取り決めすらさくっとなかった事にするなんざ,北東アジア近辺じゃ北朝鮮ぐらいいしかやらんわけでねぇ.
中国は仮想敵国相手にそれやっても,流石に友好国にはほとんどやらないわけで.
xotakk in mixi,2009年12月15日 05:14
今日の朝日新聞 〆(@д@)
http://www.asahi.com/paper/editorial.html
『ただ「待ってくれ」「辺野古の可能性も残っている」などと優柔不断な態度を続けるのは同盟を傷つけ,ひいては日本の安全を損ないかねない危険すら感じさせる.』
『そもそも再交渉するための土台となる米国との相互信頼を一から築き直さねばならない.』
『日本の安全保障にとって,米国との同盟は欠かせない柱だ.在日米軍基地は日本防衛とともに,この地域の安定を保ち,潜在的な脅威を抑止する役割を担っている.』
つまり朝日はネトウヨだったんだよ(棒読
むーちゃ in mixi,2009年12月16日 11:25
▲
▼ 記事中より引用.
---------------------
防衛政策課部員
仮に日本政府が北九州や四国なりに適当な基地や厚生機能など軍事インフラを提供すれば,沖縄の第3海兵機動展開軍(3MEF)は,そこに移駐することが可能か.
キャンベル氏
当然だ.沖縄以外にそのような場所があれば,われわれは瞬時に移駐を決断するであろう.
---------------------
というわけで,「3MEF」はグアムへ行く予定です.
普天間の話じゃないね.
在沖海兵隊全体でどう減らすか,という問題だね.
普天間についてはね,その後の
---------------
防衛政策課部員
沖縄の3MEFすべてではなく,例えば第36海兵航空群か(以下引用者により略)
-----------------------------
これだね.
で,
-----------------------------
守屋審議官
沖縄所在の3MEFの具体的にどの部分が県外に移駐可能かについてのアウトラインを示すことは可能か.
キャンベル氏
そのような検討は,日本側が移駐先候補地を極めて具体的な形で米側に示してからでないと,とてもできない.
-----------------------------
で,移転候補地としてグアムが挙がったんだが,結局その条件として普天間は県内移設で,となっちゃったわけで.
わかったかな?
その琉球新報の記事は,海兵隊全体の移設話と普天間の移設を混同している.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月26日
21:01:58
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
▲
【質問】
ふつうに考えて,日本にとっては台湾より,朝鮮半島の方が遥かに優先度高いだろ?
偶発的な軍事衝突や,北朝鮮内部の崩壊や暴走,暴動などが起きないとも限らないし,有事があれば日本本土に直接波及する.なんてったって近いし難民もありうる.
規模の大きさやコントロールの有無も違う.
【回答】
直接波及といったところで,北朝鮮の海軍力なんてゴミ.
直接戦闘は陸戦が主力で,日本にとって重要な対馬海峡その他は,日本の自衛隊だけでも確保可能.
翻って台湾海峡は,米軍が第七艦隊を繰り出すのと,中国の潜水艦部隊による米空母の西進阻止の争いで,日本の自衛隊だけではコントロール不可.
北朝鮮の内部が崩壊するときは,良い意味で中国が黙っていないが,台湾有事の際は,悪い意味で中国が黙っていない.
軍事板,2010/01/11(月)
青文字:加筆改修部分
【珍説】
中国を歴史的に見て危険な国であると言うならば,鉄底海峡さんのような戦争オタクの日本人が騙されて信用しているアメリカの方がもっと危険な国であり,日本に対する中国の脅威は,将来の仮定としての脅威だが,日本に対するアメリカの脅威は,現在進行形の脅威である.
なぜならば,アメリカは,日本人を騙して搾り取った資金で軍備を整えて世界を股にかけて戦争という人殺しをやっていて,今は金を搾り取られているだけの日本人は,いずれアメリカが始めた戦争の戦場の前線に送られることになる.
やすし in mixi,2009年12月22日 22:04
青文字:加筆改修部分
【事実】
なぜでしょうか.
確かにアメリカは世界中に喧嘩売って歩いている印象がありますが,その点については中国の方が歴史の長さから見ても大変なものがあります.
少なくとも,今現在チベットや東トルキスタン(ウイグル自治区)で民族浄化を進行させつつ,反政府運動家は亡命できなければ刑務所送り,アフリカや中央アジアに武器を売りさばいたり「軍事顧問団」を送り込んだり革命を輸出したり,MD実験を飛び越えて世界の迷惑を顧みず,衛星撃墜試験を行って衛星軌道一つを使えなくしたり,挙句の果てには国内の言論統制を活発に行っておるような国が,アメリカより安全と言える根拠は何でしょう.
xotakk in mixi,2009年12月22日 22:32
青文字:加筆改修部分
それに,仮にアメリカが危険だというのなら,アメリカと同盟していないほうが危険です.
同盟は,その同盟国が敵に回る可能性を低下させうるからです.
具体的に見てみましょうか?
アメリカと同盟して中国と対峙するケースと,中国と同盟してアメリカと対峙(又は日本単独で中立政策)するケースを.
後者の場合,アメリカの都合に合わせなかった場合は,日本はいつでもアメリカに蹂躙される可能性があります.
グラナダ然り,パナマ然り,イラク然りです.
前者なら,その心配は低く(そんなことをしたら,他の同盟国の離反を招く),また政治体制も共産主義で独裁政治の中国と,資本主義で民主主義の浸透しているアメリカでは,較べる以前の問題です.
>なぜならば,アメリカは,日本人を騙して搾り取った資金で軍備を整えて世界を股にかけて戦
>争という人殺しをやっていて,今は金を搾り取られているだけの日本人は,いずれアメリカが
>始めた戦争の戦場の前線に送られることになる.
詭弁の特徴ガイドラインより,
「1:事実に対して仮定を持ち出す」
「3:自分に有利な将来像を予想する」
「4:主観で決め付ける」
に該当します.
鉄底海峡 in mixi,2009年12月22日 23:04
青文字:加筆改修部分
【質問】
日本は日中条約で中共の主張を認めてしまっているから,米軍の台湾作戦には基地を貸せない.
米国がどうしても沖縄の基地を使いたいなら,沖縄を独立させるかして,日本の意思・立場と切り離して使うしかないでしょうな.
台湾有事の為に米国はそこまでするか?
あと,小規模部隊の緊急投入は何もヘリでしかできないわけではない.
沖縄に海兵隊ヘリ部隊が平時から常駐していなければいけない合理的な理由は見出せない.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月22日
13:24:58
【回答】
>小規模部隊の緊急投入は何もヘリでしかできないわけではない.
じゃあ,代替案出してみなさい.
>沖縄に海兵隊ヘリ部隊が平時から常駐していなければいけない合理的な理由は見出せない.
つ「即時介入」
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月22日
13:42:53
>>日本は日中条約で中共の主張を認めてしまっているから
そもそもこれもウソ.
日本は大陸中国の主張を認めてなど居ないよ.
単に「大陸中国の言い分は理解しました」としているだけ.
だからこそ周恩来が,その一文を条約に潜り込ませた外務省の担当役人を,「法匪」と罵ったんだけど.
しかし日本の立場からすれば,法匪と言われようが,大陸中国の言い分を認める訳には行かない.
Posted by 別スレ6124 at 2009年12月22日 14:06:17
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
【珍説】
>日本は大陸中国の主張を認めてなど居ないよ.
「理解し」の後ろに「尊重し」とあります.
単に認めるとかいう単語を使わなかっただけの話で,実質承認したと同値です.
仮に,日本があれは承認したわけじゃない,などと今になって主張したら,中共も他の第三国も,日本は日中共同宣言を否定したと看做しますよ.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月22日 14:18:13
【事実】
実質承認と言われてもねえ.
日本が公式に承認してないという事実は,微動だにしないわけでして.
>中共も他の第三国も
第三国って具体的にどこの国?
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月22日 14:32:25
「尊重」はするが「承認」してません.
実質的にとかは,キミの思いこみ.
「尊重する」の部分は,国際関係では「はいはいワロスワロス」でしかありません.
国際政治で,んな自国にとって不利な言質取られるわけがないでしょ.
民主党じゃあるまいし.
Posted by 名無しRPG7信者 at 2009年12月22日 14:40:07
他の人も書いてるけど,実質的に承認しているなら,周恩来が日本の担当役人を「法匪」と罵倒する必要が,そもそも無い.
君よりは周恩来の方が,あの文言の重要性を理解してた,と言うだけだよ.
「尊重」は,大陸中国との交渉では,大陸中国の言い分に正面からケチをつけない,程度の効力しかない.
Posted by 別スレ6124 at 2009年12月22日 15:00:44
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
【質問】
まあ,中国嫌いはわかるけどさ,
現状我が国の経済が中国頼みなのは
厳然たる事実なんだよね.
輸出産業は中国頼みだし,
内需拡大は少子高齢化で購買層の
人口が減っていく現状では難しい.
経済がうまくいかなければ
当然国防も成り立たない.
結局経済を堅調に持っていくには
中国との友好関係は欠かせないわけ.
米国やEUの中国に対する厚遇ぶり
を見れば中国の影響力の強さがわかるだろう.
やがて米中によるG2時代が来るとも言われている.
台湾有事に沖縄の米軍が出動すると言うことは
基地を提供してる日本も中国とことを構えると
言うこと,その場合中国から経済制裁をくらって
長期の経済不況を覚悟する覚悟は日本国民
にはないだろう.
日本は狡猾に中国と付き合っていくべき.
ここに書き込みしている方々も
現在以上に失業やホームレスが増大するであろう
状況を覚悟できます?.
ちなみに私は所得税を上げてもらっても
かまわないから防衛費増やせと思ってる派.
22DDHの建造を切に願っている.
ただ台湾有事に日本が加担することはもはや
割りに合わないと思う.
中国に借金しまくりの米軍が出動するかも
疑問だしさ.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
02:24:24
【回答】
中国嫌いも中にはいるかもしらんけど,中国がどういうつもりかではなく,中国がどう動いたらという仮定状況に対して,レスポンス・プランを示してる人が大半だと思うけど.
「意思ではなく能力に備えよ」ってやつでさ.
能力に備えれば,相手の行動(意思)に対する選択肢を多く,柔軟に準備できるわけですよ.
別にブルーフォースとレッドフォースと言い換えたっていいよ,その程度の話なんだから.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
02:41:31
台湾有事が起こってからの話と,抑止力として台湾有事に備えることの違いが理解でけてない?
日本に借金しまくりの米国が動かないと?
割に合わないから牽制してるんでしょ.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
02:47:40
「中国と戦争しろ」と煽っているのなら,貴方の言も一理ありますが,そんな事を言っている方は少数では?
大半の方は「中国が仕掛けて来た場合どうする?」と言っているだけでは?
後,申し訳ないのですが
>日本は狡猾に中国と付き合っていくべき.
と
>ただ台湾有事に日本が加担することはもはや割りに合わないと思う.
>中国に借金しまくりの米軍が出動するかも疑問だしさ.
の間の繋がりを詳しく説明して頂けませんか?
どうにも「リスクは双方向」と言う事を失念している様に見受けられたので.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
03:04:49
中国と有効に商売するために,軍事力で圧力かけなきゃいけないんだろう.
早まって台湾に侵攻しないよう,日本も加担(基地提供)すると見せておかないと.
別に敵視なんてしてねぇよ.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
03:15:55
むしろ
「中国が好きなら台湾への軍事侵略を認めろ,とでもいうのか?」
とか,
「中国が取引に重要だから暴挙を見逃せ,とでも言うのか?」
と聞きたくなる.
対米追従どころじゃないぞ.
好き嫌い論や経済優先で見逃せなんてのは,発想が凶悪過ぎる.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
04:05:01
狡猾にっていうのなら益々,台湾を重視して中国の領土的野望を防ぐ努力をすべきだろ.
最初から
「日本は台湾が中国に武力で侵略しても一切関わりません」
なんて言うのは,狡猾とは真逆だよ.
>ただ台湾有事に日本が加担することはもはや割りに合わないと思う.
>中国に借金しまくりの米軍が出動するかも疑問だしさ.
米国が動かなければ,日本は加担しようにもできないんだが.
何の心配をしてるんだ?
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
06:04:52
重視とかまでは必要ないよ.
あくまで「中国が人権蹂躙や人命軽視な軍事作戦をしない」事を求めているだけだからね.
だからアメリカも,台湾が二国という言葉や打倒北京政府みたいなのをいうのを,あまり好ましくは思っていない.
つーか,台湾を軍事的に破壊しながら制圧なんぞやったら,世論によっては経済封鎖行きなんだぞ.
そんな状態がまた十年二十年と続くのなんか,求めてる訳がない.
また,実際のところ,台湾の資本や経済力なんかも,流出や破壊の影響をまぬかれないから,経済蜜月の現在より好転するとも思われない.
権力挿げ替えで中国の官僚が朝令暮改する台湾なんか,今より地位や効率性も下がるだろうしね.
結局,中国の重鎮の自己満足でしかないので,平和裏に仲良く統一,自治区化みたいな流れ以外は,あんまり幸せなルートじゃないんだよ.
人権的にも経済的にも地政学的にも軍事的にも最悪の流れと言っていい.
Posted by 名無しT72神信者 at 2009年12月23日
06:12:18
「週刊オブイェクト」コメント欄,2009年12月21日付より
青文字:加筆改修部分
【質問】
支那軍ミサイルは,在日米軍基地破壊が可能ですか?
【回答】
米議会が設置した対支政策諮問機関「米支経済安保見直し委員会」が,2010.11.17,明らかにした報告書によれば,支那軍が,東アジア地域に展開する主要空軍基地を破壊できる通常ミサイル能力を保有し,米軍の展開を防ぐ「接近阻止能力」を劇的に増強していると警告しているという.
東アジア地域にある主要6空軍基地のうち,日韓にある5基地については,
「いまでも支那軍の中・短距離ミサイルによって破壊され得る」
と指摘.
グアムのアンダーセン空軍基地は射程圏外だが,
「支那空軍の爆撃機編隊の能力向上により,近い将来,標的になりうる」
としている.
⇒ なお,支那の軍事力増強については
1.空母破壊を目的とする「中距離対艦弾道弾」が開発の最終段階にある
1.レーダーに探知されないステルス戦闘機を二〇一八年に運用開始する
1.自国製の地対空ミサイル開発を推進している
といった内容を明らかにしています.
おきらく軍事研究会,平成22年(2010年)11月22日(月)
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