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南アジアFAQ


 【Link】

CRS@空挺軍 in mixi◆2009年12月28日20:41
India's Defence Research and Development Organization
諸悪の根源であるDRDOの広報ビデオ
The All New Kala (TANK) on Arjun Tank
MBT Arjun, A solid Indian
India's Heavy Battle Tank - Arjun
Arjun MBT 1 of 2
Arjun MBT 2 of 2
India's Indigenous Heavy Battle Tank- Arjun - Part 1
India's Indigenous Heavy Battle Tank- Arjun - Part 2

CRS@空挺軍 in mixi(2010年10月20日)◆
Военные из Карачаево-Черкессии участвуют в маневрах ≪Индра-2010≫
Состоялись соревнования в рамках учений ≪Индра-2010≫
 インド-ロシア軍の山岳合同演習≪Индра-2010≫ のニュース

CRS@空挺軍 in mix(2010年10月26日)◆インド軍次期歩兵戦闘車 デザイン案
「誰がどうみてもBMP-2の劣化版です 本当にありがとうございました」
 もう少しなんとかならんのか?

CRS@空挺軍 in mixi(2010年10月26日)◆インド・ロシア軍による合同山岳演習終了
Началась активная фаза учений ≪Взаимодействие-2010≫
 緊急展開軍の演習が進行中

「Togetter」◆(2011/02/14)2014 アージュンMk.2爆誕(予定)

「Strategy Page」◆(2013/04/21) PROCUREMENT: The Implied Bribe And Fear Of Buying
 インド軍の対戦車ミサイル導入を巡る贈収賄疑惑

「Strategy Page」◆(2013/05/02) SPECIAL OPERATIONS: More Indian Operators To Face China
 インド軍空挺部隊,対中国境において2個大隊増強

「VOR」◆(2012/10/19)インド 総額15億ドル以上のロシア製戦車砲弾やミサイルを購入

「VOR」◆(2012/10/27)インド ロシアから対戦車ミサイル1万発を購入

「週刊オブイェクト」◆(2010年08月15日)インドの将来戦車はアージュンより軽量化を図る


 【質問】
 「T-90M」とは?

 【回答】
http://208.84.116.223/forums/lofiversion/index.php/t27328.html
http://trishulgroup.blogspot.com/2009/01/indias-born-again-t-90m-mbt.html
によれば,インド国産化したT-90S「ビヒームシュ」のアップグレード型で,今後,開発生産予定.

 T-90Mは,T-90Sよりも能力を1.5倍向上させる事が目指されており,砲塔には「コンタクト5」ERAに変えて,「カクトゥス」ERA装甲パッケージが装着される.
 砂漠での活動を前提として,イスラエル製の冷却装置を搭載.
 射撃統制装置の冷却機能も高める.
 車長にはアルジュンMK1と同じ,車長用独立サイトが設けられ,360度の視界を確保する.

 砲身は52口径の125mm滑腔砲2A46M-5「ラピーラ」に換装される.
 エンジンはチェリャビンスク製のV-92S2ディーゼルエンジン(1000馬力)で,APUも装備される.
 FCSについても能力向上が行われ,戦場情報管理システムや衛星航法装置なども搭載される.

 アクティブ防御システムについては,国際入札が行われて,ラファエル,BAEシステムズ,レイセオン,ロスボルエクスポルト,サーブ,ドイツのIBDが参加した.
 将来的には全てのT-90に搭載する1677基のアクティブ防御システムを,2億7000万ドルで調達する計画で,最終的にサーブのLEDS-150が選択された.

 T-90のライセンス生産では,複合装甲については技術開示されなかったため,将来的にはインド国産の「カンチャン」複合装甲の改善型に換装される可能性もある.
 これは「カクトゥス」ERAとRPZ-86M対レーダー塗料についても同じ.

 インド軍では,1302両のT-90S,2356両のT-72,124両のアルジュンによる3780両の戦車部隊を整備する計画であった.
 修正された計画では,1409両のT-90シリーズ,248両のアルジュン,そしてT-72M1「アジェヤ」の近代化改修型492両からなる,2473両のハイエンドな戦車を必要とする.
 陸軍の計画では,T-90から成る21個連隊,T-72M1改修型から成る34個連隊,アルジュンから成る6個連隊を保有する予定.

 上記関連ページ;

「LEDS」アクティブ防御システムの説明(サーブ公式サイト)

掲示板での説明
http://www.militaryphotos.net/forums/showthread.php?t=151113

軍事板,2009/10/04(日)
青文字:加筆改修部分

 結局なんだかんだでアルジュン連隊を設立しちゃうのね.
 政治と面子に振り回されたインド戦車部隊カワイソス.

>車長にはアルジュンMK1と同じ,車長用独立サイトが設けられ,360度の視界を確保する.

 なんか呪われそうな感じがしなくでもないですが!

 それはそうと,一国オンリーなパーツ構成は最早過去の話でありますね.
 また新たな問題も発生する一因にもなるわけで,
「〜ほんと製造関連は地獄だぜ!」

 関連項目?
ウェポン・システムの国籍を巡るゴタゴタ
http://journal.mycom.co.jp/column/defence_industry/009/index.html

CRS@空挺軍 in mixi,2009年10月06日20:53


 【質問】
 インドT-90Sの現状は?

 【回答】
 現在,インドはT-90Sを310輌配備してますが,何やらトンデモ事態に陥ってるようです.

 というのもインドの気候のせいでFCSの熱映像装置(TI)がオーバーヒートを起こしまくりなようで,これまで80〜90台がオシャカだそうです,対策検討中.
 ただ保障期間中だったので,TIカメラは交換されています.
 しかし,このTIカメラは44万4千ドルという高額な代物なんで,早急に対策を考えないといけません.

 ロシアから買った砲弾を全部使い尽くした(爆)
 新型砲弾もまだ使えず・・・頼みのリフレクス対戦車ミサイルも開発中で,しかも試射失敗でさらに難航中(泣)
 さらに自国製弾薬も高温下で危険なまでに信頼性がない.
 車内では高温による爆発事故も起こして死者も出た模様(オイオイ

 陸軍高官のオッサンによれば
「うちらT-90Sは多くが大幅なオーバーホールが必要なんじゃ.
 シミュレーターが少なすぎるので,どうしても実車での訓練が多くなっちまう,
 とっととシミュレーターを多く買えやゴルァ!!」
(インド軍にはT-90Sのシミュレーターはたった五台しかない)

 あらあらとしか言いようがないなコリャ.
 でもインドの気候を考えれば,この問題は予想できたと思うんだがねぇ.
 しかも肝心要のFCSがヤバイとなれば戦車戦では致命的だし,砲弾撃ち尽くすってかなりマズイで供給も不安定.
 しかも砲弾の信頼性がないって・・・・・・ヤバクネ
 プーチンに嵌められたかインド・・・カワイソス
 でも,ある意味ロシアらしい商売でもあるし,旨味もある.

 それと,ドイツの企業と合同開発したアルジュン戦車もズタボロ.
 廉価版のヤツもあったが名前は思い出せない(砲塔がアルジュンで車体がT-72)
 で今回のT-90S問題でインドは大慌て

 一方パキスタンは,中国との合同開発したアル・ハーリドが配備中,
 こちらは順調の模様.

CRS@空挺軍 in mixi,2007年03月07日20:45

ロシア,最新主力戦車T90-Sを各国報道陣に公開し高性能をアピール

>すでに過去(2001年)においてインドは300両ほどのT90-Sを購入済みで,
>一部はインド国内でもノックダウン(部品に分割して運搬し,
>現場で組み立てる生産方式)生産されている.

 補足情報.

 『ネオKGB帝国―ロシアの闇に迫る』の著者,塩原俊彦氏によれば,2001年2月ロシア国防輸出は,インドに300輌のT-90Sを7億ドルで供給する契約を締結.
 124輌はニジニタギリスクのウラル戦車工場で組み立て,残りの186輌はウラル車輌工場によって供給された機械製作コンプレクスによって,インドで組み立てられたとのこと.

 まぁ昔(ソ連時代)のように,パチモンで売るわけにいかないしね.
 ノックダウンやライセンスまで認めなきゃ売れないご時勢だし.

CRS@空挺軍 in mixi,2009年01月15日22:25

▼ 続報.

――――――
インド,ライセンス生産した最初のT-90がまもなく製造される

 T-90のインドでのライセンス生産は技術移転問題などで遅れていたが,6月4日に両国の合意が成立し,ライセンスが実施される事となった.
 近年インド軍は,さまざまな防衛取引で遅延に直面していたが,ロシアはT-90を含めて配送が予定通りに行われるであろうと述べた.

 国防省幹部によると,インド側は繰り返し装備の予定通りの配送を求め,ロシア当局者はT-90の供給は計画通りに行われるということを再度保証した.
 最初の50両のT-90はまもなくロールアウトするだろうとのこと.

 インドはアルジュン戦車の開発遅延,パキスタンのT-80の導入に対処するため,2001年に310両のT-90を発注した.
 これに次いで186両がアバディ重車両工場で,ロシアから供給されたキットを使ってノックダウン生産された.

 両国の協定では,さらに1000両のT-90のライセンス生産について調印していた.
 しかし,ロシアが技術移転に難色を示したため,インドは昨年300両のT-90を購入する事となり,2008年中のライセンスは行われなかった.

――――――翻訳:軍事板,2009/07/02(木)

 本当はアルジュンが失敗しなければこんなことに・・・
 だがしかし,T-90で学んだ戦車技術を活かし,必ずやアルジュンUorVが誕生するで(ry

 しかしインド市場も干上がりつつある,
 これからのロシア製兵器の行方は如何に?

CRS@空挺軍 in mixi,2009年07月03日23:34
青文字:加筆改修部分

▼ 以前
「『ネオKGB帝国―ロシアの闇に迫る』の著者,塩原俊彦氏によれば,2001年2月ロシア国防輸出は,インドに300輌のT-90Sを7億ドルで供給する契約を締結.
 124輌はニジニタギリスクのウラル戦車工場で組み立て,残りの186輌はウラル車輌工場によって供給された機械製作コンプレクスによって,インドで組み立てられたとのこと.」
と紹介しましたが,同作者の最新作
『「軍事大国」ロシアの虚実』(塩原俊彦著,岩波書店,2009.6)
によれば,上記の契約内容でインド側はロシアとの価格合意はしたが,割高だと思われたのか,その補償にサハリン1プロジェクトへのインド国営の石油会社「ONGC」の権益取得が付加されたとのこと.

 まとめると

契約金額 7億ドル
   内容 T-90S 300輌 
   内訳  124輌はニジニタギリスクのウラル戦車工場で生産
        186輌はノックダウン
   補償 サハリン1プロジェクトへのインド国営の石油会社「ONGC」の権益取得

 こうしてみると,あまり旨みがある輸出とは言えないかもしれない.

 現にインドとロシアの兵器輸出は山場を越えている.
 09年にはインドは,「Su-30MKT」のライセンス生産を取得.
 これはロシアにとっては自国からの戦闘機輸出が減る結果に繋がってしまうことになるが,第五世代戦闘機を開発する上ではやむを得ないと考えているようだ.

 他にも数々の納期の遅れもあり,インド側も痺れを切らしている状態であることは容易に想像つく.
(もっとも納期の遅れは,ロシア側のインフラの整備遅れや工場の劣化もあるが,インド側の見積もりも甘さも指摘できよう)

CRS@空挺軍 in mixi,2009年07月24日18:27

▼「今週の軍事関連ニュース」より
http://www.kojii.net/news/news090828.html

――――――
 インドは 24 日,自国内でライセンス生産した T-90 戦車を公開した.
 年間 100 両のペースで生産する計画で,DRDO (Defence Research and Development Organisation) によると単価 1 億 5,000 万ルピー (300 万ドル) とのこと.
 2001 年にロシアとの間で締結した契約の下,インドがすでに入手した T-90 戦車は 700 両ほどある.
(DefenseNews 2009/8/24)
――――――

 本家より多く採用している戦車という,稀に見る戦車となったT-90でした.
 ライセンス生産品の質が気になるところでありますが,何処かの戦車よりは大丈夫でしょう!
 これだけは断言できる(酷)

CRS@空挺軍 in mixi,2009年08月28日23:57

インドのT-90S


CRS in mixi,2007年03月07日20:45


 【質問】
 インド陸軍の軽戦車導入を計画について教えられたし.

 【回答】
http://theasiandefence.blogspot.com/2009/10/indian-army-to-procure-300-light-tanks.html
によればインド陸軍は,最近導入したT-90に生じた問題の解決を行うと共に,300両の軽戦車を導入する計画を策定.
 各企業に提示された軍の要求では,約200両の装輪式軽戦車(装輪装甲車両)と100両の装軌式軽戦車を必要としているとの事.

 軍は,高地,西部の砂漠地帯や市街地などで有効に運用できる戦車を欲している.
 戦車の保有数と展開する地域の面積は,陸軍の脅威の認識と様々な戦域での運用常の要求,そしてドクトリンのアプローチを表わしている.

 防衛情報提供者によると,戦車保有数の増加の見込みが有るとの事.
 陸軍は現在,63個戦車連隊を保有しており,そのうち約6個がT-90Sを保有している.
 T-90Sは,数年前に導入されたが砂漠の高温により,電子機器やFCS,暗視装置に問題が発生した.
 それに対する対応が行われており,ロシアからも約12名の専門家が派遣され,インド軍を支援している.
 陸軍はまず310両のT-90Sを購入,2007年に330両を追加発注,さらに2020年までに1000両をライセンス生産する.

 軍の専門家は,軽戦車は主に,火力よりも速度と被視認性の低さが役立つ偵察任務に使用されると述べた.
 装輪車輌は戦車よりも騒音が低く,装軌式車輌よりも操縦しやすい.
 装甲部隊の士官であるMaj Gen Raj Mehta氏は.軽戦車は水田や湿地,砂や沼地が多い地域,このような軟弱地では一層効果的で有ると述べた.

 また,軽戦車の導入には補給や車輌輸送の問題もある.
 T-90が45トン,アルジュンが58トンなのに対して,軽戦車は14トンと軽量である.
 これは,路上機動や空輸によって,ラダックやインド北東の高地に輸送することを容易にする.

 ちなみにインドは過去に,ライセンス生産を行っていたBMP-2「サラス」の派生型の1つとして,軽戦車を開発しており,試作車両の完成にまで漕ぎ着けていた.
http://www.globalsecurity.org/military/world/india/images/bmp-t_p-106.jpg
http://www.globalsecurity.org/military/world/india/bmp-t.htm

 これ自体は頓挫したものの,軽戦車の必要性については軍内部で継続して主張されていたとされ,インド防衛研究開発機構でも軽戦車の開発を続けていたようである.
http://seipankoji.cocolog-nifty.com/blog/2007/02/post_2858.html

 今回は国内外の企業向けに,情報提供をもとめた段階であるが,14tクラスでは,既存の車輌で希望に沿う物が有るのかやや疑問.

 フランスのクローゾ・ロワール社が1990年代にAMX-13の後継として,各国に売り込みを行っていた「MARS 15」歩兵戦闘車/軽戦車シリーズが,丁度この希望に適合したスペックでは有るが,何処にも売れずに既に市場から消えて久しい.

軍事板,2009/10/08(木)
青文字:加筆改修部分

 以前紹介したT-90に関する諸問題も,流石にロシアも支援したようです.
 ……って,これは当たり前か.

 各国から(ロシアに限らず)輸入か?
 それともアルジュンみたく国産か?

 いずれにせよインドの装甲部隊強化には注目に値する.

CRS@空挺軍 in mixi,2009年10月08日22:11


 【質問】
 インドの将来戦車(FMBT)について教えられたし.

 【回答】
インド防衛研究開発機構(DRDO)次世代戦車開発準備を進める
によれば,将来戦車(FMBT)はアルジュンとはかなり異なった戦車になるようで,重量は60トン台のアルジュンから50トンに軽量化される.
 開発には7〜8年の時間が想定されている.
 また,将来歩兵戦闘車(FICV)開発も検討されている.

軍事板,2010/08/13(金)
青文字:加筆改修部分

 で,開発から生産まで30年近く掛かるのですね,分かります.
 アルジュンの場合は,要求が高すぎたというのもあったけど.

『軍事研究』,2010年9月号
陸戦兵器の国内生産を進めてきた大国 躍進するインド陸軍の現勢と主力装備
兵力130万人を擁する陸軍の最大の課題は,大量に抱える旧式装備の近代化にある(by 宇垣大成 )

の記事でもアルジュンが触れられているが,少しばかり情報が古い.
 現在,アルジュンのさらなる量産が継続が決まり,改訂版であるMk2も開発がスタートしている.
 つまり,インド政府というよりもDRDOはアルジュン計画を放棄するつもりはなく,技術的ステップアップの必要な犠牲という形で,計画を進めており,今回の新型戦車の発表も,アルジュンの犠牲の上で成り立っていると言える.

 ただし軍としては,使い辛く,かつ性能が見劣りし,直ぐに陳腐化が始まる戦車を受け取ることは,断じて避けたい方向であるが,政府の決定によりアルジュンの軍配備は続いていくだろう.

CRS@空挺軍 in mixi,2010年08月15日18:33


 【質問】
 アルジュン戦車はどうなったのか?

 【回答】
 Kojii.net「今週の軍事関連ニュース」 (2007/05/04) より引用.

今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/5/3)

 * インドの国産戦車・Arjun が,プロトタイプ登場から 24 年を経て,初めて演習に参加した.
 過去 2 年では最大規模となる演習 "Ashwamedha" の最終フェーズに,数百両の T-90 や T-72 とともに 14 両の Arjun が参加したもので,実弾射撃も実施した.(ddi Indian Government News)

 おめでとう!(笑)
 しかし一時期は本当に存在が危ぶまれたArjun
 生産中止! いや増産だ!!というニュースが溢れており,T90もズタボロという状況の中・・・ついに演習へ登場.
 このニュースを聞いた時は感動した(笑)
 そういえばT90で問題になった「自国製砲弾の信頼性」は解決したのかな?
(T-72やT-90との共用部品はソ連系,主砲と弾薬は英国,エンジンと履帯,トランスミッション周りはドイツ系,
射撃管制システムとか足回りは国産.
 やっぱり各国企業がサポートですけど)

 まぁT72も改修が滅茶苦茶遅れていたり,特殊部隊もワケワカメな状況なインド軍ですが,これ機に立ち遅れを挽回できるのかが注目です.

 しかしプロトタイプ登場から 24 年かぁ.
 過去,兵器史上ここまで時間がかかった戦車って初めてではなかろうか?



CRS in mixi,2007年05月07日22:02

 ……と喜んだのもつかの間,Kojii.net「今週の軍事関連ニュース」 (2007/06/01) より引用

引用開始--------------------------------

 インド陸軍は 6 月に,Arjun 戦車×14 両を Rajasthan 砂漠での演習に持ち込んでテストする.
 ただ,まだ完成品とはいいがたく,実任務には不適合とのこと.
 1974 年に開発をスタート,T-72 を代替するはずだった Arjun は未だ完成品に至らず,仕方なく T-90 を導入する羽目になった.
 また,360 万ドルのはずだった開発費は 8,333 万ドルにまで膨れ上がった.
 さらに,鉄道輸送用のフラットカーなど,後方支援用の道具立ても大きく手を加えないといけない.
 車輌そのものの不具合については解決に向かっていると国防省は主張,来月の演習で問題を解決できたと確認した場合には,追加発注も可能としている.
 しかし陸軍は同意しておらず,射撃統制装置の問題,主砲の精度不足,エアコンのトラブルなど,1 ダース単位で問題があると指摘している.
 そのほか,量産時の品質管理に関する問題も指摘されている.

--------------------------------引用終了

 もうダメぽ.
 ぶっちゃけT-90とシミュレーターを追加購入した方いいかも.

 そんなアルジュン氏にさらなる不幸が!

 「Kojii.net」今週の軍事関連ニュース (2007/08/31) より引用.

引用開始--------------------------------

 今日の報道発表 (Defense-Aerospace.com 2007/8/30)

 インドの国産戦車・Arjun は,2005-2006 年にかけて実施したトライアルで油気圧サスペンションのピストン・ロッド,砲手用サイト,砲制御システムといったあたりに不具合が見つかったが,ドイツ・ベルギー・フランスからの専門家による助言を得て,対策が実現したとのこと.
 T-90 戦車の方は HVF (Heavy Vehicles Factory) から 181 両をデリバリー,T-72 の初期型では砲身破裂の問題があったが,T-90 では特に問題は出ていない.(Indian MoD)

--------------------------------引用終了

CRS@空挺軍 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 124 両製造するはずが,14-15 両作ったところで頓挫,トラブル対策を施したり演習に出してみたりしているものの,前途は不透明という状況なのです.

 Arjun の車体を転用して自走砲をつくる話も,いつの間にやら立ち消え.

 ほんと戦車開発は地獄だぜ (ry

 これに限らず,インドの DRDO が自主開発に乗り出して炎上したプロジェクトは幾つもあって,DRDO 自体が叩かれたり.

 ちなみにJDW (2007/5/16) によると Arjun のお値段は 350 万ドルなんだそうで,開発に四半世紀かけた上にモノになるかどうかも不明で,でもってこのお値段じゃ…

 一方,Arjun の代打になった T-90S はというと,値段は Arjun よりずっと安いものの,Thales から調達した熱線映像装置が車内の高温のせいでぶっ壊れるというトラブルが (JDW 2006/6/14).
 インドでは酷暑に耐えられなくて壊れましたが,それをロシア軍向けにも売り込んで受注してしまうのが Thales quality.

 ミサイルやレーダー関連では,イスラエルとつるむ話が増えているインドです.

井上@Kojii.net in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 そしてとうとう,あまりの遅延ぶりについにインド議会がキレた模様です
 ただアルジュン戦車の死刑宣告ではなく,議会は,30年近く経っているのに殆ど成果を出していない&開発コスト高にはうんざりしており,DRDOに対して開発遅延を取り戻すために民間企業の支援を受けなさい!という勧告です.
 しかしこのまま民間企業の支援を受けても改善されない場合は,開発打ち切りという可能性が出てきました.

 ソースは軍事研究 2008年5月号のミリタリー・ニュースより
 このミリタリー・ニュースはJDW誌の提供でお送りしております.

引用開始――――――

アルジュンMBT いまだスタート地点から動かず

 インド議会は,DRDO(防衛技術研究開発機関)に対し,度重なるアルジュン主力戦車(MBT)の開発遅延問題に対応するため,外国企業からの支援を受けるように指示している.
 アルジュンMBTの開発は30年にわたり続けられており,その開発費は1974年に1億5500万インドルピー(3500万ドル)であったものが,2005年で20億ルピーにまで達している.
 インド議会の防衛議会では
「国防省はアルジュンに対して期限を定めて,民間企業の支援を受けつつ真剣に向き合うべきである」
としている

――――――引用終了

 JDW誌の報告によれば様々な試作型や先行生産型を作り,広範囲のトライアルを行った.
 その結果を元に,最初の製造バッチは124輌と定められたが,アヴァディMBT製造工廠で完成したのはたった15輌.さらにそのうち5輌程しか装甲を施されていない(!).

 一応,インド軍の方でもアルジュンの車体を転用した自走砲計画や戦車橋車輌がありますが,これまた計画は全然進行していません.
 また,アルジュンの砲塔とT-72M1の車体を組み合わせたタンクEXを2002年に発表しましたが,その後の計画の進展は不明です.
 モデルアップされてるみたいですが・・・採用するかどうかの話はわかりません

 この戦車能力ギャップを埋めるため,インド軍はロシアからT-90Sを購入中で,計画がさらに遅れるとなると追加注文が入り,予想では1000輌近くのT-90Sがインド軍に配備されることになります.
 もう2006年には330輌のキットを購入しています.

 関連するニュースとしてこちらも.

インド国防相がDRDO(防衛技術研究開発機関)の改善要請
今週の軍事関連ニュース (2008/03/28) より引用.

引用開始――――――

 インドの Shri A.K.Antony 国防相は DRDO (Defence Research Development Organization) 関係者に対して.グローバル化した世界の各地で発生している変化に対応するための意識改革を求めた.
 他の官民分野と相互に交流して技術情報をやりとりしたり.防衛分野の研究開発における民間企業の役割を増やしたり,といった変化を求めている.
 周囲で起きている政治的・経済的な変化から,DRDO が隔絶されてはならないというのが国防相の主張.
 また,科学技術の進歩に合わせて組織体制を変えていく必要性も指摘した.Hyderabad にある研究施設を訪問,RCI (Research Centre Imarat),DRDL (Defence Research & Development Laboratory),Defence Electronics Research Laboratory といった研究拠点を視察した後での発言.(Indian MoD)

――――――引用終了

 ついに諸悪の根源に監査のメスが!
 つうか,もっと早くするべきでなかったのか?

 期限は最高10年が限度でしょうか?
 それまで結果を出さなければ打ち切りも.
 インドが何所まで国産化に拘るのかが鍵になってくるでしょう.

 こんな感じのダメダメなプロジェクト.
 珍兵器はすっかりお馴染みになりましたから,今度は「世界のダメダメなプロジェクト特集」とか面白そうな気がします(笑)
 何故ダメダメなプロジェクトが受理され実行されたのか,を詳しく解説する本を一つ!

CRS@空挺軍 in mixi,2008年04月12日17:01

――――――
Army`s search for future MBT sounds deathknell for Arjun

Army will no more place orders for Arjun beyond 124 that was already contracted. That is because Army is now looking 20 years ahead and wants a futuristic MBT," Lt Gen Dalip Bharadwaj, Army Director General (mechanised infantry), said here.
――――――

 とうとうインドはアルジュン戦車をモノに出来ず,調達終了.

JSF in mixi,2008年07月10日02:14

 インド軍「やっぱT-95だよね! は?アルジュン?」

 ロシア周辺・旧ソ連圏スレ 3より
 引用開始――――――

823 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2008/07/22(火) 21:08:51 ID:???

インド・ロシア戦車共同開発計画について

 T-72やT-90を開発しているウラルヴァゴンザヴォード(UVZ)の代表団が,今週,インド陸軍が主催する将来主力戦車(FMBT)に関する国際セミナーに参加するためにインドを訪問する.

 Nikolai Malykh UVZ部長は,すでに同社がインドとの間で戦車の共同開発に関する初歩的な議論を開始していることを明らかにした.

 Ruslan Pukhov分析技術センター所長は,
「新型戦車は,パキスタン軍のウクライナ製T-80や,中パ共同開発のアル・ハーリドに対する,インド陸軍の優位性を強めるであろう」
「UVZは,T-72やT-90のライセンス生産に協力した長い歴史を有し,新型戦車を開発生産するための最良のパートナーになるであろう」
と述べた.

 Moscow Defence Brief magazine誌によると,新型戦車は先進的の強固な装甲を持ち,速度や火力,防御力に優れ,低い車高を特徴とする.
 乗員は装甲区画に乗車し,無人砲塔を採用.情報化が進み,新たな油気圧サスペンションで乗り心地も改善される.

 同誌は,新型戦車の主砲口径は152mmで,優れたFCSや暗視装置を持つであろうとした.

――――――引用終了

 井上@Kojii.net氏からの情報
>多分,上にあるやつの原文.

 JSF氏からの情報

――――――
 インド軍スレでも出回っている情報ですだよ.
――――――
799 :名無し三等兵:2008/06/23(月) 23:53:52 ID:???
インド陸軍参謀長,ロシアを訪問


http://rian.ru/defense_safety/20080622/111575603.html

 ロシア側は,参謀長に対して次世代戦車の共同開発を持ちかけるとのこと.
 記事を見ると,参謀長のロシアを訪問中に,インドとロシアが戦車やツングースカのような対空システム,対戦車システムなどの共同開発に関して議題に上るとしている.

 ロシア側は第五世代戦闘機やBrahMosミサイルのように,次世代戦車に関しても共同開発できるとしている.
 決定事項というよりも,討議する議題として次世代戦車の共同開発という話を出すようである.
――――――

 アルジュン亡き後,インドの主力戦車は実質的にT-90となりロシア傘下になりました.
 恐らくこのまま会議が順調に進めば,インドはロシア戦車の重要な顧客となるでしょう.
 T-72&T-90のアップグレードはもちろんのこと,例のT-95もインドに登場する日は近い?
 とは言え,このまま蜜蜂関係は何時まで続くのか?
 でもここ最近の印露に関係を見ても,破綻する可能性は少ないし,まぁ気長に見てみますか.

 で,また152mm説か・・・・最後までこの情報に振り回されそうだなオイ
――――――
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CRS@空挺軍 in mixi,2008年07月22日21:27

 アーたん本格的に終了.

――――――
Indian Army Rejects Competitive Trials of Arjun Main Battle Tank

In a desperate bid to save the main battle tank (MBT) Arjun it has developed, the Defence Research and Development Organisation (DRDO) had suggested a joint assessment of the vehicle with the Indian Army to keep the project alive but this has been summarily rejected by the army.
――――――

 インド軍の主張;「気温50度を超えたら動けなくなる戦車なんてイラネ.ここはシベリアじゃないんだよ?」

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These included a deficient engine and fire control system, inaccuracy of its guns, low speeds in tactical areas - principally the desert - and the tank’s inability to operate in temperatures above 50 degrees Celsius.
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JSF in mixi,2008年07月23日22:08

「うちは世界一不幸な戦車や……」

CRS@空挺軍 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 【関連動画】
「ワレYouTube発見セリ」:Arjun Tank Trials


 【質問】
 アルジュンの問題点を教えてください.

 【回答】
 ・重量が58tと,運用を想定している印パ国境で運用するには余りに重過ぎる.
 野外機動力も低い.

 ・車体幅が大きすぎて,既存のトランスポーターや鉄道では輸送が難しい.

 ・砂漠の高温でFCSが故障しやすい.
 また,エンジンもオーバーヒートしやすい.

 ・命中精度の悪さ.

 ・軍では,開発に時間が掛かりすぎて性能が陳腐化したとしている.

 ・開発費用が当初想定の1.55億ルピー(1974)から30億ルピー(1995)以上に増大.

 根本的な問題としては,防衛研究開発機構の開発体制の非効率さ,基盤となる産業インフラの問題,軍が開発方針を二転三転させたこと,などが挙げられる.

軍事板,2009/07/16(木)
青文字:加筆改修部分

上記に加え,

・車内の配置の人間工学的配慮の不足,

・砲塔後部バスルにむき出しに搭載されている砲弾(二次被害の危険性大)

 さらに,演習で明らかになった不具合としては,50度の気温で不安定になる射撃統制システム,命中精度の不正確さ,沙漠などでの機動力の低さ等.
http://www.bharat-rakshak.com/NEWS/newsrf.php?newsid=8872

 あと,開発に時間をかけすぎたことで,21世紀に対応するには能力が陳腐化してしまったの指摘もある.
http://www.bharat-rakshak.com/NEWS/newsrf.php?newsid=10147

 Lt Gen Dalip Bharadwaj 機械化歩兵部隊長官のコメント.
「インドは現在発注している124両以上のアルジュンを購入することはないであろう.
 軍は今後20年,各国をリードする先進的な戦車を必要としている」
「アルジュンは最新の戦車であり,今後10年は使用されるが,しかし今後20年通用する先進性,技術的優越は無い」

軍事板,2009/12/01(火)
青文字:加筆改修部分

▼>砲塔後部バスルにむき出しに搭載されている砲弾(二次被害の危険性大)…

 ・・・・それはギャグで(ry
 ちょっと各ソースをチェックする必要あり.

 しかし,「要らない!」と言われているものを採用するDRDOと国防省は,まさに外道.
 248輌のクズ鉄の運命は如何に!

CRS@空挺軍 in mixi,2009年12月02日22:05


 【質問】
 アルジュン戦車に起死回生のチャンスはある?

 【回答】
「アルジュンは滅びぬ! 何度でも(以下省略)」

アルジュン戦車,6月にT-90との比較試験を実施
http://www.india-defence.com/reports-4150

 これは既に7170万ドルの開発費を費やしたアルジュン計画を救う,最後の一か八かの努力になるであろう.

軍事板

 開発元のDRDOがこの試験をねじ込んだ形だが,陸軍はあきらかに及び腰の構え.

 予想

A (奇跡的に)アルジュンが圧勝し 開発&生産続行
B 現実は非情である T-90が圧勝しアルジュン死亡 DRDOの予算&人員削減決定

CRS@空挺軍 in mixi,2009年01月15日22:25

 すっかりネタ戦車化しつつある,インドが誇る(?)アルジュンですが,ロシアの方でも報道されておりました.

――――――
В июне СВ Индии проведут сравнительные испытания ОБТ T-90С и "Арджун"

По мнению аналитиков, планируемые DRDO испытания являются последней "отчаянной" попыткой спасти проект "Арджун", который на текущий момент обошелся в 3,5 млрд рупий (71,7 млн дол). В то же время для окупаемости программы требуется изготовить не менее 500 танков
――――――

 もうわかった,わかったから,大恥かく前にテストを中止しましょうよ.
 その方がいいですって,絶対(泣)

 まぁ後世に,インドが誇るネタ戦車として,永遠に語り継がれるのは間違いありませんが.

 一体36年間の時間と金はなんだったのかなぁ〜ハハハハハハハ

 一連のニュースを聞いたアルジュンさんは,
「うちは世界一不幸な戦車や……」
 そう嘆き,ショックを隠しきれないようでした.

(CRS通信より)

CRS@空挺軍 in mixi,2009年01月19日01:43


 【質問】
 アルジュン戦車の部隊配備が決まったって本当? というか本気?

 【回答】
 フハハハハハハハ 36年の時を経てついに!

 インドが誇るネタ戦車アルジュンが部隊配備決定!

 アルジュンは滅びぬ! 何度でも蘇るのだ!!

――――――
インド,今月末にアルジュンの部隊配備開始

 アルジュン戦車は要求性能の達成が出来ずに,124両の限定生産以上の量産は行われない事が決定しており,限定生産についても軍は難色を示していた.
 今年の6月に,軍の批判に答えるためT-90との比較試験を実施する事になっていたが,この度,その試験結果を待たずにアルジュンの部隊配備が開始される事が明らかになった.

 45両が配備され一個戦車連隊を編制.
 最初の車両は3週間以内に軍に送られる.
 まずタミル・ナードゥ州アバディの重車両工場から,18〜20両のアルジュンがインド陸軍に引き渡される.
 既に約85両のアルジュンが生産ラインの各段階に有る.

 アルジュンの配備は,計画発表から実に36年目にして実現する事になった.
 アルジュンは部隊配備前に運用訓練を数ヶ月を要するであろう.
 部隊の派遣先は印パ国境の陸軍第59戦車連隊になる可能性が有る.

 アルジュンの配備は,徹底した試験を実施して要求数値が満たされなければ配備には同意できないという,インド陸軍の断固とした反対にも拘らず実施される.
 A・k・アントニー国防相は彼の立場を維持しており,58トンのアルジュンが完全に使えるようになれば配備するとしている.

 ある政府高官は,アルジュンは1月末には引き渡される事になっていたとした.
 しかし,その期限は1ヶ月延期された.
 アルジュンの開発を担当するDROD(Defence Research and Development Organisation )の情報提供者は,戦車が出荷準備が出来ており陸軍に引き渡される事を確認した.

 どちらかと言えは,アルジュンの就役は,T-90との比較審査を待たずにアルジュンの配備を開始したいというDRODの願望が引き起こした動きではないかと導き出せる.
――――――

 124輌で終了なのは決定済みで,その限定生産も嫌がられるって・・・・
 一応T-90との比較試験するのはお伝えしたとおりですが,そうでもなくても失敗作のアルジュンを採用するメリットがあるのかどうか?
 陸軍としては欠陥戦車を押し付けられるのは嫌でしょう.
 ようやくまともな戦車が配備されてきたのに・・・

軍事板
青文字:加筆改修部分

 もうここまでくると,DRODの面子の問題ですな.
 そろそろインド当局も,計画にトドメ刺した方がいいんじゃないですかね?
 後諸悪の根源であるDRODにも.

CRS@空挺軍 in mixi,2009年02月07日19:52

▼ 続報.

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アルジュンの最初の戦車連隊が編制される

 アルジュン戦車を開発したDRDOの関係者によると,5月25日にインド陸軍に16両のアルジュンを引き渡すことになるとの事.既に今年3月までに29両が引き渡されており,今回の車両とあわせて一個戦車連隊が編制完了となる.
 次の戦車連隊は6〜9ヶ月で配送でされるであろうと述べた.

 2000年にインド軍は124両のアルジュンの発注を行っていた.
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 別ソースの報道
http://www.india-defence.com/reports-4400

 インド軍ではアルジュンの性能不良から永らく採用を渋っていたが,政治的決断によって124両のアルジュンを部隊配備する事が決定され,今年初めから配備が開始されていた.
 なお,インド軍は124両以上の発注はおこなわない模様.

軍事板
青文字:加筆改修部分

 まぁ失敗作だけど,作った以上は陸軍で使おうという方針で落ち着いたようです.
 アルジュンUに期待しときましょう・・・
 T-90より高性能かつ低価格は無理だけどね.

CRS@空挺軍 in mixi,2009年05月25日21:23

■「今週の軍事関連ニュース」を更新しました.(2009/05/28 21:45)
インドでは,不死身の戦車と復活組の戦闘機が熱い ! (え

 より.

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不死身の Arjun 戦車 (Press Information Bureau India via Defense-Aerospace.com 2009/5/26, ddi Indian Government news via Defense-Aerospace.com 2009/5/27)

 インド陸軍は,35 年前から研究開発を進めてきた Arjun 戦車を装備する,最初の機甲聯隊 (1st Arjun Regiment) を発足させた.まず 16 両を領収したが,最終的に 45 両を揃える予定.
 開発と設計は,Avadi に拠点を置く CVRDE (Combat Vehicles Research and Development Establishment) が DRDO (Defence Research and Development Organisation) や民間企業と共同で実施,生産は HVF (Heavy Vehicles Factory) などが担当する.
 1983-1990 年にかけてプロトタイプ 12 両を製造して試験を実施,累計走行距離 20,000km,砲弾 1,100 発の発射を記録した.
 その後,フィードバックを反映させた前量産型 15 両を 1990-1995 年にかけて製造,累計走行距離 70,000km,砲弾 8,000 発の発射を記録した.
 そして 1997 年 11 月に限定量産型 15 両,2000 年 3 月に量産型 124 両を発注しており,現時点で 124 両のうち 29 両が完成・納入済み.2010 年 3 月までに完納の予定.
 また,2007 年 11 月から 2008 年 8 月にかけて 5 フェーズに分けた AUCRT (Accelerated Usage Cum Reliability Trials) を実施している.
 この後,モンスーンの時期に聯隊レベルで T-90 戦車との比較試験を実施する予定.

 開発の過程でいろいろトラブルが出たため,生産体制の見直しや製品供給元の変更などを実施しており,そのために時間がかかった.
 トライアルの過程で Renk 製の変速機で使用するベアリングに問題が出たため,総取り替えした由.油気圧サスペンションによる高い機動性・Kanchan 装甲による高い防御力・それと強力な火力を備えるとしている.
 また,統合自動消火システムも備える.
 エンジンは 1,400HP のディーゼルで 6 速変速機との組み合わせ,登坂能力は 30 度まで.

 さらに,DRDO では Arjun 戦車に対する能力向上を計画しており,LWCS (Laser Warning Control System) と MCS (Mobile Camouflaging System) を開発中だとした.
 前者はイスラエルの Elbit Systems Ltd. の協力を得ており,レーザー警報受信機,赤外線ジャマー,発煙弾発射機の組み合わせ.
 後者は Gurgaon に拠点を構える民間企業・Barracuda Camouflaging Ltd. の協力を得ている.
 なお,T-90 戦車についてもレーザー警報受信機を追加するため,RfP をリリースする予定.
――――――

 一応この記事によれば,T-90との性能比較試験をやるようです.
 もう流石にDRDOも懲りたようで,民間企業のバックアップを受けるようですね.
 比較試験でアルジュン大勝利!になることをお祈りしております(棒)

CRS@空挺軍 in mixi,2009年05月28日22:38

 今月の『軍事研究』のミリタリー・ニュースより.
 以前紹介したアルジュンとT-72M1とT-90Sとのトライアルの続報です.

 トライアルの結果しだいでは,124輌以上の発注を行うか否かと書かれていますが,これまでの報道を見る限りではインド軍としては,124輌の産業廃棄物を受け取るつもりはありません.
 ただしなんとしてでも功績を挙げたいDRDOの,強力なロビー活動によって,250輌で4個連隊を装備する可能性があることが,関係者筋によって明らかにされているようです.

 これに対して機甲部隊高官によれば,トライアルの結果如何を問わず,アルジュンは任務には不十分だとして装備するつもりはないと断言しています.

 両者の意見が見事に食い違っており,このままでは採用するしないで一大騒動になることは十分に予想がつきます.

 他にもアルジュンは,パーツの60%が輸入に頼っており,エンジンやトランスミッションはドイツ製であり,火器管制及び操作システムetcは外国製であることが,価格上昇の原因になっているようです.

 昨年,インド陸軍は将来MBTを開発するタスクフォースを立ち上げているようですが,今までの“成果”を見る限りでは,暗雲がすでに立ち込めていることは明白でしょう.

CRS@空挺軍 in mixi,2009年08月10日22:51

アルジュンの量産の暁には,アル・ハリドを蹴散らすことも造作も無いことよ by防衛研究開発機構(DRDO)


CRS@空挺軍 in mixi,2010年02月23日23:23


 【質問】
 2010年に行われる,T-90Sとアルジュンの比較試験について教えられたし.

 【回答】
http://www.bharat-rakshak.com/NEWS/newsrf.php?newsid=12301
によれば,インドは,T-90Sとアルジュンの長期比較試験をまもなく実施する予定.
 この試験の結果により,インド軍が今後アルジュンを量産するか,引き続きインド軍の戦車の8割を占めるT-72への依存を続けるかが決まる.

 長期試験では,夜間運用,砂漠での機動,走行しながらの精密射撃,乗員の疲労度などが評価されれる.
 試験の目的は,T-90Sとアルジュンのどちらが良いかと評価するのではなく,アルジュンをこれ以上生産するか否かを決めるものである.
 アルジュンは現時点では124両のみの生産が決まっているが,開発元のインド防衛研究開発機構(DRDO)は,アルジュンの更なる量産を希望している.
 そのため,T-72やT-90Sとの比較試験によりアルジュンの品質を証明したいのだが,インド軍はこの試験に消極的.

 インド軍の長期計画では,以前はアルジュンの配備が計画されていたが.現在はT-90の量産とT-72の近代化を行うとしている.

軍事板,2010/02/04(木)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 アルジュン戦車第2バッチ生産計画について教えてください.

 【回答】
 インドでは,軍が欲しがっていない戦車の増産が決定.

――――――
インド,アルジュン戦車の第2バッチ生産を決定

 アルジュン戦車を開発したインドの防衛研究開発機構(DRDO)は,アルジュンの生産終了を懸念していた.
 それに対して,インド政府はアルジュン戦車の第2バッチ生産をまもなく決定するであろうという.

 一方,陸軍は既に何度も行った性能試験で,良好な結果が出なかった事から,アルジュンの生産は124両で終了し,それ以上の発注は行わないことを明らかにしていた.
 国防省幹部によると,現在陸軍には45両のアルジュン(一個連隊分)が配備され,さらに77両が2010年3月までに供給されるであろうという.
 DRDOの懸念は解消され戦車生産は継続するであろうとのこと.
 また,インド政府はアルジュンを配備 した2つ目の戦車連隊を編制する事を計画しているとも付け加えた.
 アルジュンを配備した最初の戦車連隊は,今年10月に完全に運用可能となる.

(以下略)
――――――

 アルジュンは,インド軍がいらないとはっきり告げているにも拘らず,発注と配備が無理やり行われる不思議な戦車.
 自衛隊が欲しがってない兵器が,軍需産業+開発機関の面子を保つために配備されてしまうシュチュエーションは,余り考えたくない所ではある.
 政治に翻弄されたF-2あたりが追加配備されるのなら,歓迎ではあるが.

軍事板,2009/07/15(水)
青文字:加筆改修部分

 ・・・・・インド軍哀れすぎる.

 だがしかし,第2バッチでは初期型の不具合が改善されているはず!
 そしてT-90Sを超えるアルジュンMkUが誕生す・・・・
 んなわけないか.

 これまでの実績(笑)を考えてみると,部隊配備されたアルジュンの評判が気になりますね.
 部隊内でも悪評だったら大笑いしますが.
 どんだけ面子が大事なのかとね.

CRS@空挺軍 in mixi,2009年07月15日23:26

▼ 【追記】
 インドより速報が入りました.
 インドが誇るネタ戦車アルジュンが,T-90のトライアルテストに歴史的大勝利を勝ち取ったようです!!
 この勝利はアルジュンの偉大なる躍進と言えるでしょう.

 アルジュナの加護は偉大なり 母なるインド万歳!

 この勝利報告を受け,インド防衛研究開発機構(DRDO)の職員こう発言しております
「アルジュンは滅びません,何度でも蘇ります.アルジュンの力こそインド軍の将来に栄光をもたらすのです」

CRS@空挺軍 in mixi,2010年04月15日22:41
(棒読み)

-----------------
アルジュン戦車,追加生産へ

 先月実施されたT-90との比較試験において,機動性と火力においてT-90を上回ったとされたことから,アルジュンの追加生産が行われることとなった.
 現在の発注数は124輌であるが,どの程度追加されるのかは未定.
 開発元のインド防衛研究開発機構(DRDO)は,より多くの追加生産を得るべく活動中.

 追加生産されるアルジュンは,LAHAT砲発射式ATMの運用能力の付与やERA(当初はロシア製,後国産品で代替予定)の装着による防御力改善,新型暗視装置の搭載などの能力向上が施される.
 ただし,ERAの装着により,既に60tに達している重量がさらに2t増加するが,DRDOは機動性には問題ないとしている.

 アルジュンの現在の発注車両の生産は2011年で終了するので,ラインを稼動させ続けるには,直ぐに発注を確定する必要がある.
 発注確定後,30〜36ヵ月後に生産が開始され,当初は年間30輌,その後年間50輌の生産が可能となる予定.
---------------

 ちょっとDRDOりの内容の記事.

 アルジュンの機動性の問題とは,その大重量が,主戦場となるであろうインド西部の道路インフラの限界を超えている点にあるのに,さらに2tも重量増となると,問題はさらに深刻になるであろう.

軍事板,2010/04/15(木)
青文字:加筆改修部分

 どうせ八百長トライアルだったんだろ?というツッコミは(ry
 やはり政府の判断としては,“国産”に拘る方針のようで,改修を受けたアルジュンはようやく第2.9世代レベルまで向上することになりますが,果たしてこれまで掛けた予算に見合うもなのか?という疑問符は何時までも続くでしょう.

 T-95を切り捨てたロシアと,アルジュンに拘り続けるインド.
 どちらの選択が正しかったといえるでしょうか?

CRS@空挺軍 in mixi,2010年04月15日22:41

 DRDOの「問題ない」ほど信用できんもんはない.

軍事板,2010/04/15(木)
青文字:加筆改修部分

 本当のことを言っちゃダメぇぇぇえええええ!

CRS@空挺軍 in mixi,2010年04月15日22:41

▼ 【追記】
アルジュン,124両追加発注も決定
 発展型MK2の開発が決まったアルジュンだが,今度は現在量産中のMk1を,さらに124両追加発注することが決定された(合計生産数は228両となる).
 今年の砂漠での試験において,機動性,火力,命中精度などで良好な成績をおさめた事によるとしている.

 ただし,アルジュンの機動性の問題とは,印パ国境の道路インフラの限界を10t以上上回るその重量,現用のトランスポーターでは輸送できない車幅の広さなどにあるのだが,そのあたりは問われていないのが,試験が適正に行われたのか気になる所.

 まもなく生産終了となるアルジュンの生産ラインを維持するには,直ぐに発注をしなければいけないという裏事情が紹介されていたが,この辺りが影響している様にも思われる.

 なお,DRDOは1000両のアルジュンの生産を目標としているとの情報もある.
 DRDOは何故,印度軍事界でこれほどのパワーを有しているのか?

軍事板,2010/05/18(火)

 なしてそこまでアルジュンを推し進めるのか?
 もうここまでくると“面子”の話よね.
 それか“国産への夢”か.

 キヨタニには是非ともアルジュンを批評してもらいたいけど無理?

CRS@空挺軍 in mixi,2010年05月16日20:02

 こちらもアルジュン追加発注の報道.タイトルは「Tank Trouble」
http://www.indianexpress.com/news/tank-trouble/634841/0

 以下,概要.

・124両の追加発注で,合計250両近くの車両の生産が行われる.
 その一部は軍の要求を満たしうる改良型(Mk2)になる

・アルジュンのFCSや火砲システムのコンポーネントの外国製品依存の批判を受けて,DRDOは依存率を60%から30%に減らすとしている.

・1974年,DRDOは10年以内に1億5500万ルピーでアルジュンを開発するとしていたが,納期は大幅に延期され,1996年段階で30億6000万ルピーを費やす事になった.
 2005年には,14両の試作車が引き渡されたが,軍を満足させる物ではなかった.

・2005〜06年の各種試験では,軍は射撃統制装置とサスペンション,燃料消費量の多さなど,実用化には余りに多くの問題があることを指摘.
 2007〜08年には改善型が引き渡されたが,軍の要求を満足させる事は出来なかった.
 2008年の陸軍の報告では,能力・信頼性に関し,問題が山積していることが指摘された.
 軍は,アルジュンには今後30年間運用できるだけの将来性がないとして,新しい戦車の開発をはじめる必要性が有るとした.また,戦車開発の検討委員会においてもDRDOの開発姿勢が批判された.
 DRDOはこれらの批判を受けて,アルジュン改良型の開発を行うことを明らかにした.

・2009年5月,度重なる改善を経てアルジュン124両が軍に採用される事となった.
 伝達系統は独レンク社のものに変更,足回りも改善された.

・アルジュンとT-90の比較試験…比較試験自体に軍内外からの様々な圧力が存在して,必ずしも全うな試験にならなかったとしている.
 報告書は公開されていないが,DRDOはアルジュンの能力が軍を満足させたとしている.

・アルジュンは合計250両が生産される事になりそうだが,インド軍の戦車戦力の中核を占めるのはT-90とT-72で有り続ける.
 アルジュンは元々,戦車の外国依存を減らす目的で開発されたのだが,計画は度重なる遅延を余儀なくされ,限定された台数のみが採用され,軍隊は直ぐに旧式化することが明白な車輌を受領したように見える.

・DRDOは,開発費用を改修するためにはアルジュンの大量生産が必要であるとしているが,陸軍はすでにT-90の大量生産を決定している.
 専門家は,すでに導入が進んでおり,価格も安いT-90に対して,新規導入コストが掛かり,新たなインフラ整備や兵員訓練が必要で,車輌コストも高いアルジュンの導入を正当化するのは難しいと述べている.
 アルジュンは一台当たり1600万ルピーのコストであるが,T-90は1300万ルピーであり,ライセンス生産が進むにつれて,さらに安くなる見通し.
 インド軍は2001年にロシアからT-90を660両購入,2007年には追加発注を行い,1000両をインド国内でライセンス生産することを決定している.
 既存のT-72についても,650両以上をアップグレードする.

 インド陸軍はもともとアルジュンの配備すらいやで,試験のたびに差し戻していたにも拘らず,昨年になって無理やり124両の導入が決定してしまい,さらに124両の追加購入まで実現しそうな流れになっている.
 この調子なら,DRDOの要求通り500両の採用が実現しそうだが,インド陸軍は大変だな.
(なお,DRDOは前はアルジュンを1000両程度生産する事を求めていた)

 ドタバタ迷走劇はまだまだ始まったばかりで・・・これからが本当(ry
 いや,地獄の真っ最中と言うべきか・・・
 産廃500輌もいらないよなぁ.
 このままだと抗議の意味合いで,実弾射撃演習の的にされかねん.

 一連のドタバタ迷走劇を見ると,ロシア軍の英断は正しかったようですね.
 いや,本当に,拘りすぎるとロクなことが無いという良い見本.

軍事板,2010/07/02(金)
レス回収:CRS@空挺軍 in mixi,2010年07月03日20:39
青文字:加筆改修部分

 【関連リンク】
アルジュン写真集
(写真クリックで原寸表示)

CRS@空挺軍 in mixi,2010年05月30日00:35


 【質問】
 アルジュン戦車輸出計画(?)について教えてください.

 【回答】
 インドが世界に誇るネタ戦車アルジュンの続報です.
 なんとコロンビア政府がアルジュン購入に興味を示しているそうです!


                         ____    、ミ川川川彡
                       /:::::::::::::::::::""'''-ミ       彡
                      //, -‐―、::::::::::::::::三  ギ  そ  三
                     巛/    \:::::::::::::三.  ャ  れ 三
           _-=三三三ミミ、.//!      l、::::::::::三  グ  は  三
        ==三= ̄      《|ll|ニヽ l∠三,,`\\::三  で      三
    , -.―――/              |||"''》 ''"└┴‐` `ヽ三   言  ひ  三
   ,イ,,i、リ,,リ,,ノノ,!            | /           三   っ  ょ 三
  .i;}'      |‐-、:::、∠三"`    | ヽ=     U   三.  て   っ  三
  |} ,,..、_、  , _, |"''》 ''"└┴`       | ゝ―-        三  る  と 三
  |} ,_tュ,〈  ヒ''t| /           ヽ ""       ,. 三   の   し  三
  |  ー' | ` -| ヽ=   、    U    lヽ、___,,,...-‐''" 三   か  て 三
 .「|   イ_i _ >、 | ゝ―-'′         |  |::::::::::::_,,,...-‐'三  !?    三
 `{| _.ノ;;/;;/,ゞ;、ヽ ""       ,.    | | ̄ ̄ ̄       彡      ミ
   |    ='"   ヽ、___,,,...-‐''"  ,,..-'''~            彡川川川ミ
    i゙ 、_  ゙,,,  ,, ' 厂|  厂‐'''~      〇
  丿\  ̄ ̄  | ̄\| /

CRS@空挺軍 in mixi,2009年07月20日20:21

A first: Foreign interest in Arjun tank
によれば,ベネズエラの脅威に対し,ベネズエラはインドのMBTアリジャン購入を希望しているとのこと.
 コロンビアは少なくとも2個戦車連隊分の戦車を,170億ルピーで調達することを考えており,コロンビア政府はアルジュンに興味を示している事を明らかにした.
 他の候補は,フランスのルクレール,アメリカのM1A1,イスラエルのサブラ,韓国のK1A1,そして中国が上げられている.

 なんでアルジュンを…?
 当て馬か?
 価格的にアリエテあたりがお得だろうにな.


896 名前:名無し三等兵[sage] 投稿日:2009/07/20(月) 16:33:14 ID:???

 アルジュンを延命させることによって,インドの戦車戦力を低下させる陰謀に思えてしまう(笑)

軍事板,2009/07/20(月)
青文字:加筆改修部分

 もろ当て馬の感じが漂っているのですが,これでアルジュンを採用したら担当官は病院に行った方が宜しいかと思われます.

 だがしかし,コロンビア政府も駄作ぶりは理解しているから,この際安く買い叩いてドイツに魔改造を依頼する線も考えられるな
(アルジュンの開発にはレオパルド2を開発したメーカーも関わっていた.アルジュンとレオ2は元が同じなのだ)

 まぁ当て馬のままがいいかもよ.

CRS@空挺軍 in mixi,2009年07月20日20:21


 【質問】
 アルジュンMk.2について教えてください.

 【回答】
インド,アルジュンMK2の開発にゴーサイン
> インド政府は19日,アルジュンMK2とアカシュMK2地対空ミサイルの開発について決定を行った.


 ( °д°)      <インド,アルジュンMK2の開発にゴーサイン
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

  ( °д°)
_(__つ/ ̄ ̄ ̄/_
  \/    /
     ̄ ̄ ̄

軍事板,2010/05/16(日)

 DRDO(インド防衛研究開発機構)がついに無理を通したか…

 ロシアが売り込んでいた,T-95ベースの新型戦車共同開発も,ロシア本国のT-95が開発中止となったので,インド政府もアルジュン発展型開発の踏ん切りがついたのか?

 それともに,Arjun2の話が水面下で進んでたから,スポンサーを失ったT-95がキャンセルされたのか?
(T-95の開発は結構前から止まってたみたいだし,それベースの共同開発してたインドが,中止を知らない訳が無いと思う)

 とはいえ,当面の主力はT-90Sとロシアと共同開発中のT-90Mというのが続くのだろうが(インド軍がアルジュン・シリーズをどれだけ押し売りされるのやら)

軍事板,2010/05/16(日)
レス回収:CRS@空挺軍 in mixi,2010年05月16日20:02
青文字:加筆改修部分

 以下記事はDRDOの大本営発表的な内容.

――――――
インド防衛研究開発機構(DRDO),アルジュンMK2開発を決定

 DRDO所長のV・K・Saraswatは,124両のアルジュンの発注を受けて,陸軍の要件を満たすアルジュンの発展型を提供する事を決定したと述べた.
 Saraswat氏は,DRDOはすでにアルジュンMK2の開発に着手している,また,陸軍がアルジュンの追加(さらに124両を発注)するであろうとした.
 DRDOは開発資金を回収し,新たな発展型の開発をスタートするためには,陸軍が少なくとも500両のアルジュンを発注する事を望んでいる.
―――――――

軍事板,2010/07/02(金)
レス回収:CRS@空挺軍 in mixi,2010年07月03日20:39
青文字:加筆改修部分

――――――
「Kojii.net」◆今週の軍事関連ニュース (2010/08/13)

 〔略〕
 インドの調達関連・議会説明まとめ (Press Information Bureau of India 2010/8/9, Forecast International 2010/8/10, DefenseNews 2010/8/11)

 〔略〕

 Arjun : Arjun×124 両に続いて,Arjun Mk.II×124 両を調達するための作業を進めている.
 T-72・T-90・Arjun の三本柱で機甲戦力を構成することになる.
――――――

 アルジュン戦車は素晴らしいゴリ押し採用ぶりだこと.
 本当に素晴らしいとしか言いようが無い(ブリテン的な意味で)
 アルジュンMk.IIを開発・配備する気マンマンです.

CRS@空挺軍 in mixi,2010年08月21日01:39


 【質問】
 インドのラクダ部隊は,どんなものなのか?

 【回答】
 2007年11月22日 19:10付,AFPによれば,インドのラクダ部隊は国境警備隊(Border Security Force,BSF)に属し,全700頭あまり.
 インド西部ラジャスタン(Rajasthan)州およびグジャラート(Gujarat)州での偵察任務に就いている.
 その任務はパキスタンからの武器・麻薬密輸追跡や夜間巡回など広範囲にわたるという.
 BSFのKamal Kumar Rathore副司令官によると,BSFが徴用するラクダは,銃声に反応しないよう訓練されているほか,「ほふく前進」など軍隊特有の動作にも従えるよう調教されているという.
 また,「ラクダは武器を背負ったまま,1日で最長80キロの距離を移動できる完ぺきな輸送手段.休憩時間も短くてすむ」と,同副司令官は述べている.

 2007年11月の国連からの派遣要請に基づき,60頭ほどがスーダン・ダルフール Darfur 地方へ派遣される予定だという.

 詳しくは同記事を参照されたし.


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