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(『大砲とスタンプ』1より引用)
「CRS@空挺軍 in mixi」(2010年02月28日)◆
Сто лет со дня рождения
Сергея Горшкова. Юбилей
легендарного адмирала
ソ連海軍総司令官セルゲイ・ゴルシコフ元帥の生誕100周年式典
【質問】
日本海海戦で沈没した、ロシアの巡洋艦「スヴェトラーナ」の名前の由来は何でしょうか?
1873年にウラジオストックに来ているフリゲートの名前にもなっていますし、日露戦争後に計画された巡洋艦の艦名にもなっているので、ロシア海軍にとって由緒のある艦名だと思うのですが、ぐぐってもよくわかりません。
【回答】
Svetlana(Светлана)は1世紀ローマ時代に殉教した聖人の名前だそうです。
ギリシャの女性で,ギリシャ名はフォティーネ(Photine)。
phot(光)をスラブ訳したsvetから派生し,女性のファーストネームとして一般化したとか。
ただ肝心の聖女フォティーネのことがわかりません。
明らかになれば,聖人には「聖ルカ=医学と芸術の守護聖人」て具合に効能が示されるんで,そこからアプローチできるかもしれません。
(鷂 ◆53cmjHPmWw)
【質問】
フルシチョフの,海軍についての考え方は?
【回答】
彼は大型艦無用論者だった.
「海軍の主要兵器はミサイル,潜水艦,航空機であり,核兵器やミサイルの新時代に大型艦は不要」
と宣言,建造中の大型艦を解体するよう指示した.
また,彼は「戦艦ノヴォロシースクの沈没事故は,大型艦が時代が終わったことの象徴」ととらえた.
詳しくは「世界の艦船」2005年1月号,p.158-159(A.
V. Polutov著述)を参照されたし.
【質問】
2008年現在のロシア海軍主要幹部は?
【回答】
ロシア連邦国防省公式サイトによると,現在,ロシア海軍の主要幹部は,以下のような陣容となっています.
●海軍総司令官(2007年9月11日〜)
Главнокомандующий Военно-Морским
Флотом
ウラジーミル・セルゲイヴィッチ・ヴィソツキー大将
(1954年8月18日生れ,1976年海軍高等学校卒業)
Владимир Сергееви Высоцкий
●海軍総参謀長(2005年9月4日〜)
Начальник Главного штаба
ВМФ
ミハイル・レオポルトヴィッチ・アブラモフ大将
(1956年7月6日生れ,1978年海軍高等学校卒業)
Михаил Леопольдович Абрамов
●北方艦隊司令官
Командующий Северныим
флотом
空席
●太平洋艦隊司令官(2001年12月3日〜)]
Командующий Тихоокеанским
флотом
ヴィクトル・ドミトリーエヴィッチ・フョードロフ大将
(1947年11月23日生れ,1968年航海学校卒業)
Виктор Дмитриевич Федоров
●黒海艦隊司令官(2007年7月17日〜)
Командующий Черноморским
флотом
アレクサンドル・ドミトリーエヴィッチ・クレツェコフ中将
(1955年8月16日生れ,1978年海軍高等学校卒業)
Александр Дмитриевич Клецков
●バルト艦隊司令官(2006年5月6日〜)
Командующий Балтийским
флотом
コンスタンチン・セメノヴィッチ・シデンコ中将
(1953年2月2日生れ,1975年海軍高等学校卒業)
Константин Семенович Сиденко
●カスピ小艦隊司令官(2005年〜)
Командующий Каспийской
флотилией
ヴィクトル・ペトロヴィッチ・クラフチュク少将
(1961年1月18日生れ,1983年海軍高等学校卒業)
Виктор Петрович Кравчук
北方艦隊司令官が空席なのは,前任者ヴィソツキー大将が9月11日に海軍総司令官に任命された後,まだ後任が決まっていないからです.
おそらくは,北方艦隊司令官第一代理(副司令官)ニコライ・マクシーモフНиколай
Максимов 中将が指揮を執っているものと思われます.
これを見ると,ロシア海軍の人事は,「年功序列」では無い事が分かるでしょう.
ロシア海軍最先任の提督は,2002年9月に大将へ昇進したフョードロフ氏ですが,彼の「上司」は,2006年12月に大将へ昇進したヴィソツキー氏ですし.あと,バルト艦隊司令官シデンコ中将も,ヴィソツキー総司令官とアブラモフ総参謀長の「先輩」です.
この他,
前黒海艦隊司令官アレクサンドル・アルカジエヴィッチ・タタリノフ大将(1950年10月25日生まれ,1973年海軍高等学校卒業)は,黒海艦隊司令官を退任後,海軍総司令官第一代理(副総司令官)となっております.
タタリノフ氏がアブラモフ総参謀長やヴィソツキー総司令官よりも「先輩」である事を考慮すると,海軍総司令部付きの顧問・相談役といったポジションのようです.
Морские Силы〜ロシア・ソ連海軍〜
2007/11/17(土) 午後 7:20
ニコライ・マクシーモフ中将は,これまで北方艦隊司令官第一代理(副司令官)を務めていましたが,以下の記事によれば,この度,司令官に昇格したようです.
[quote]
ニコライ・マクシーモフ海軍中将は,北方艦隊司令官に任命される
モスクワ,11月20日(RIAノーボスチ)
ロシア北方艦隊司令官のポストは,海軍中将ニコライ・マクシーモフに割り当てられる.
ロシア連邦国防省の報道部は,RIAノーボスチに,こう伝えた.
ロシア北方艦隊の前司令官ウラジーミル・ヴィソツキーは,大統領によって海軍総司令官に任命された.
[quote]
Морские Силы〜ロシア・ソ連海軍〜
2007/11/21(水) 午後 10:22
▼ 2008年1月3日現在,ロシア海軍(ВМФ)の主要幹部は,以下のような陣容となっています.
【海軍総司令官(2007年9月11日〜)】Главнокомандующий
Военно-Морским Флотом
ウラジーミル・セルゲイヴィッチ・ヴィソツキー大将(1954年8月18日生れ,1976年海軍高等学校卒業)
Владимир Сергееви Высоцкий
【海軍総司令官第1代理(2007年7月〜)】Заместителя
Главнокомандующий ВМФ
アレクサンドル・アルカジエヴィッチ・タタリノフ大将(1950年10月25日生れ,1972年海軍高等学校卒業)
Александр Аркадьевич Татаринов
【海軍総参謀長(2005年9月4日〜)】Начальник
Главного штаба ВМФ
ミハイル・レオポルトヴィッチ・アブラモフ大将(1956年7月6日生れ,1978年海軍高等学校卒業)
Михаил Леопольдович Абрамов
[北方艦隊司令官(2007年11月19日〜)]Командующий
Северныим флотом
ニコライ・ミハイロヴィッチ・マクシーモフ中将(1956年5月15日生れ,1978年海軍高等学校卒業)
Николай Михайлович Максимов
[太平洋艦隊司令官(2007年12月6日〜)]Командующий
Тихоокеанским флотом
コンスタンチン・セメノヴィッチ・シデンコ中将(1953年2月2日生れ,1975年海軍高等学校卒業)
Константин Семенович Сиденко
[黒海艦隊司令官(2007年7月17日〜)]Командующий
Черноморским флотом
アレクサンドル・ドミトリーエヴィッチ・クレツェコフ中将(1955年8月16日生れ,1978年海軍高等学校卒業)
Александр Дмитриевич Клецков
[バルト艦隊司令官(2007年12月6日〜)]Командующий
Балтийским флотом
ヴィクトル・マルドゥシン中将(1958年3月18日生れ,1980年海軍高等学校卒業)
Виктор Мардусин
[カスピ小艦隊司令官(2005年〜)]Командующий
Каспийской флотилией
ヴィクトル・ペトロヴィッチ・クラフチュク少将(1961年1月18日生れ,1983年海軍高等学校卒業)
Виктор Петрович Кравчук
[連邦国防相顧問(海洋兵器開発アドバイザー)]
ウラジーミル・ワシーリエヴィチ・マソリン上級大将(1947年8月24日生まれ,1970年海軍高等学校卒業)
Владимир Васильевич Масорин
海軍総参謀長アブラモフ大将とカスピ小艦隊司令官クラフチュク少将以外は,昨年(2007年)に全て入れ替わりました.
海軍総参謀長アブラモフ大将,北方艦隊司令官マクシーモフ中将,黒海艦隊司令官クレツェコフ中将は,同じ年(1978年)に海軍高等学校を卒業しており,いわば「同期生」といったところでしょう.
海軍総司令官ヴィソツキー氏は,2005年8月にバルト艦隊参謀長に任命されてから一ヵ月後,いきなりロシア最大の方面艦隊である北方艦隊司令官に任命され,昨年9月,海軍総司令官に就任しました.
ロシア政府や国防省では,よほど高く評価されているのでしょう.
海軍総参謀長アブラモフ大将は,2002年10月,日本海上自衛隊の国際観艦式に参加する為,巡洋艦「ワリャーグ」に乗って横須賀を訪問した事もあり,2005年9月に海軍総参謀長に任命される前は,北方艦隊司令官を務めていました.
海軍総司令官第1代理タタリノフ大将は,ロシア海軍最先任提督であり,世代交代が進むロシア海軍提督では「前世代」になります.
「同世代」の提督は全て退職しましたが,「後輩」たちの相談役として,海軍に留まっているようです.
北方艦隊司令官マクシーモフ中将は,以前から同艦隊副司令官を務めており,昨年11月,司令官に昇格しました.
コンスタンチン・シデンコ中将は,バルト艦隊司令官を約2年勤め上げてから,太平洋艦隊司令官に就任しており,海軍総司令官ヴィソツキー大将よりも先輩のベテランの提督です.
シデンコ中将の後任のバルト艦隊司令官マルドゥシン中将は,現在49歳の若い提督で,太平洋艦隊参謀長からバルト艦隊司令官に転出しました.
黒海艦隊司令官クレツェコフ中将は,掃海艇乗り出身という珍しい経歴の提督です.
カスピ小艦隊司令官クラフチュク少将は,ミサイル艇乗り出身の提督です.
ウラジーミル・マソリン上級大将は,前海軍総司令官であり,昨年9月に引退しましたが,12月末,国防相顧問として復帰しました.
今後は,海軍の上部組織である国防省で,海洋兵器の開発に関するアドバイザーとして活動します.
上記リストの提督で,海軍総司令官ヴィソツキー大将と北方艦隊司令官マクシーモフ中将はウクライナ出身です.
ソヴィエト連邦が解体された後,旧ソ連海軍からウクライナ海軍へ行った将兵は大勢居ますが,彼らのように,ロシア海軍に留まり続けた人もけっこう居るようです.
海軍ではないが,ロシア連邦軍総参謀長のバルエフスキー上級大将もウクライナ出身だし.
ヴィソツキー氏は,ソ連邦解体時,ウクライナで建造中だった空母ワリャーグの初代艦長であり,ウクライナ海軍へ行ってもおかしくなかったのですが,彼はロシア海軍に留まりました.
今日,その選択は,正しく報われたと言って良いでしょう.
Небесный бытьネベスニィ・ビィチ〜ロシア・ソ連海軍〜
2008/1/3(木) 午後 5:29
▲
【質問】
2011年末現在のロシア海軍主要幹部は?
【回答】
現在,ロシア連邦海軍の総司令官および各艦隊司令官は,こうなっています.
ロシア連邦海軍総司令官(2007年9月11日就任)
ウラジーミル・セルゲイヴィッチ・ヴィソツキー大将
Адмирал Владимир Сергеевич
Высоцкий
1954年8月18日生まれ
1976年黒海海軍高等学校卒業
ロケット巡洋艦および重航空巡洋艦乗り出身
ロシア連邦海軍海軍総司令官第一代理(2007年7月17日就任)
アレクサンドル・アルカジエヴィッチ・タタリノフ大将
Адмирал Александр Аркадьевич
Татаринов
1950年10月25日生れ
1972年黒海海軍高等学校卒業
大型対潜艦および警備艦乗り出身
北方艦隊司令官(2011年6月24日就任)
ウラジーミル・イワノヴィッチ・コロリョフ中将
Вице-адмирал Владимир
Иванович Королев
1955年2月1日生まれ
1977年フルンゼ海軍高等学校卒業
原子力潜水艦乗り出身
太平洋艦隊臨時司令官代理(2010年10月29日以降代行)
セルゲイ・ヨシフォヴィッチ・アヴァクヤンツェ少将
Контр-адмирал Сергей Иосифович
Авакянц
1958年4月6日生まれ
1980年黒海海軍高等学校卒業
大型対潜艦およびロケット巡洋艦乗り出身
バルト艦隊司令官(2009年9月8日就任)
ヴィクトル・ヴィクトロヴィッチ・チルコフ中将
Вице-адмирал Виктор Викторович
Чирков
1959年9月8日生まれ
1981年マカロフ海軍高等学校卒業
警備艦および大型対潜艦乗り出身
黒海艦隊司令官(2011年6月24日就任)
アレクサンドル・ニコラエヴィッチ・フェドテンコフ少将
Контр-адмирал Александр
Николаевич Федотенков
1959年1月7日生まれ
1981年黒海海軍高等学校卒業
潜水艦乗り出身
カスピ小艦隊司令官(2010年9月5日就任)
セルゲイ・ガブリリョヴィッチ・アレクミンスキー少将
Контр-адмирал Сергей Гаврилович
Алекминский
1961年9月26日生まれ
1983年マカロフ海軍高等学校卒業
小型対潜艦および大型対潜艦乗り出身
海軍総司令官ヴィソツキー大将と,海軍総司令官第一代理タタリノフ大将は,2007年から現在の地位に就いています.
2011年12月末の,戦略原潜「エカテリンブルク」火災事故の際は,2人揃って現地入りしました.
[ロシア原潜「エカテリンブルク」火災事故・続報]
以前の太平洋艦隊司令官と北方艦隊司令官の2名は,海軍大将に昇進し,新たな地位に就きました.
前太平洋艦隊司令官コンスタンチン・シデンコ
大将に昇進(2010年6月)
新設の東方軍管区司令官に就任(2010年10月29日)
『ロシア通信社ノーボスチ』2010年6月28日11時20分配信
【シデンコは,ロシアの艦隊司令官で最初に海軍大将に昇進した】
前北方艦隊司令官ニコライ・マクシーモフ
大将に昇進(2010年12月13日),
新設の西方軍管区司令官第一代理兼参謀長に就任(2011年3月30日)
前太平洋艦隊司令官コンスタンチン・シデンコ提督が東方軍管区司令官に転出した2010年10月29日以降,アヴァクヤンツェ少将が臨時司令官代理に任命されました.
アヴァクヤンツェ少将は,元々は太平洋艦隊参謀長です.
この件に関し,2010年8月,バルト艦隊司令官ヴィクトル・チルコフが太平洋艦隊司令官に転出するという情報が流布されました.
軍事板常見問題>ロシア海軍人物FAQのリンク集より.
しかし,これは何れも誤報でした.
「FLOT.com」◆(2010/09/16)Начальником
штаба ТОФ назначен контр-адмирал
Рябухин Андрей Владимирович
Andrei Ryabukhin少将,太平洋艦隊参謀長に任命さる
太平洋艦隊参謀長はアヴァクヤンツェ少将ですから,これも誤報です.
シデンコ提督は,ロシア陸軍の旧極東軍管区およびシベリア軍管区,更にはロシア空軍部隊を統合し,ロシア海軍太平洋艦隊も指揮下に置く,新設の東方軍管区司令官に任命されました.
つまり,海軍の提督が,陸軍および空軍部隊をも指揮するわけです.
当然,太平洋艦隊も,東方軍管区司令官たるシデンコ提督の指揮下にあります.
太平洋艦隊司令官が正式に任命されない理由は,この辺りにあるのかもしれません.
シデンコ提督は,東方軍管区司令官に任命された後も,太平洋艦隊の主要行事などには顔を出しており,事実上,太平洋艦隊はシデンコ提督が直率しているようなものです.
[親衛ロケット巡洋艦「ワリャーグ」,ウラジオストク帰港(2011年12月2日)]
この時,「ワリャーグ」艦長は,東方軍管区司令官シデンコ提督から,「子豚の丸焼き」(長距離航海を無事に終えた証として艦長に贈られる)を受け取っています.
本来,この役目は,「太平洋艦隊司令部」の人間が行なうものなのですが・・・
黒海艦隊の指揮官フェドテンコフも少将です.
ただし,こちらは正式に黒海艦隊司令官に任命されています.
艦隊司令官が少将というのは格不足を感じますが,アヴァクヤンツェ氏にしてもフェドテンコフ氏にしても,少将としては古参であり,艦隊を指揮できる能力は十分に有しています.
ロシア連邦国防相がアナトーリー・セルジュコフでなければ,2人とも,とうに中将に昇進していてもおかしくない人物です.
(現に,フェドテンコフ氏と「同期」のチルコフ氏は中将になっています)
周知のように,セルジュコフ国防相はロシア連邦軍の改革を進めていますが,その一つが高級士官の削減である事は明白です.
階級の高い士官を減らせば,その分の給料が浮くというわけです.
北方艦隊司令官コロリョフ中将は,北方艦隊司令官代理だった2008年秋,北方艦隊水上艦部隊を率いてカリブ海へ遠征しました.
[ロシア艦隊の大西洋・カリブ海遠征]
カスピ小艦隊司令官アレクミンスキー少将は,以前は太平洋艦隊で勤務しており,同艦隊のアデン湾海賊対処部隊指揮官として2009年にソマリア沖へ行った事もあります.
[ロシア海軍第4次ソマリア遠征]
黒海艦隊司令官フェドテンコフ少将(右)と北方艦隊司令官コロリョフ中将(左)
ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課
2012/1/28(土) 午後 9:40
青文字:加筆改修部分
【質問】
ロシア海軍の提督について分かるサイトを教えてください.
【回答】
ロシア海軍主要提督のページには,以下のようなものがあります.
ロシア語ページと日本語ページが有りますが,日本語ページの方は,若干情報が古いです.
(昨年の大規模な人事異動が行われる前の更新なので)
海軍総司令官ウラジミール・マソリン大将(1947年生れ)
http://www.mil.ru/articles/article3761.shtml
http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/russia/person/masorin.htm
海軍総参謀長ミハイル・アブラモフ中将(1956年生れ)
http://www.mil.ru/articles/article3801.shtml
http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/russia/person/abramov.htm
北方艦隊司令官ウラジミール・ヴィソツキー中将(1954年生れ)
http://www.mil.ru/articles/structure/nord2.shtml
太平洋艦隊司令官ヴィクトル・フョードロフ大将(1947年生れ)
http://www.mil.ru/articles/structure/tof2.shtml
http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/russia/person/fyodorov.htm
黒海艦隊司令官アレクサンドル・タタリノフ中将(1950年生れ)
http://www.mil.ru/articles/structure/blacksea02.shtml
http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/russia/person/tatarinov.htm
バルト海艦隊司令官ウラジーミル・ワルエフ大将(1947年生れ)
http://www.mil.ru/articles/structure/baltic11.shtml
http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/russia/person/waluev.htm
カスピ海小艦隊司令官ユーリー・スタルツェフ中将(1950年生れ)
http://www.mil.ru/articles/structure/caspian2.shtml
http://www2.odn.ne.jp/~cae02800/russia/person/startsev.htm
シア・クァンファ(夏光華) in mixi
【質問】
ロシア海軍の報道官について教えられたし.
【回答】
ロシア海軍総司令部および各艦隊司令部には,「報道官兼副官」が配置されています.
Служба информации и общественных
связей
海軍総司令部および各艦隊の公式発表や声明は,彼ら報道官が出します.
2008年7月現在,海軍総司令部および各艦隊司令部の報道官兼副官は,以下の通りです.
[ロシア海軍総司令部報道官兼副官]
イーゴリィ・ヴィクトロヴィッチ・ディガロ1等海佐(1964年生まれ):1枚目の写真
Капитан 1 ранга Игорь Викторович
Дыгало
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/27912201.html
[太平洋艦隊司令部報道官兼副官]
ローマン・ゲンナジーヴィッチ・マルトフ1等海佐(1967年1月25日生まれ):2枚目の写真
Капитан 1 ранга Роман Геннадьевич
Мартов
[北方艦隊司令部報道官兼副官]
イーゴリィ・レオニートヴィッチ・バベンコ1等海佐(1965年6月10日生まれ):3枚目の写真
Капитан 1 ранга Игорь Леонидович
Бабенко
[黒海艦隊司令部報道官兼副官]
アンドレイ・ヴィクトロヴィッチ・クリロフ1等海佐:4枚目の写真
Капитан 1 ранга Андрей
Викторович Крылов
[バルト艦隊司令部報道官兼副官]
ユーリー・ゲオルギエヴィッチ・クロエドフ1等海佐(1965年5月6日生まれ):5枚目の写真
Капитан 1 ранга Юрий Георгиевич
Куроедов
[カスピ小艦隊司令部報道官兼副官]
イーゴリィ・ウラジミーロヴィッチ・シドロフ2等海佐(1973年10月13日生まれ)
Капитан 2 ранга Игорь Владимирович
Сидоров
この6人のうち,太平洋艦隊司令部のマルトフ1佐は,政治士官上がりです.
ロシア連邦国防省公式サイトには,ロシア海軍総司令部および各艦隊のニュースのページが有りますが,
これらのニュースは,彼ら報道官が「編集長」的立場となって配信しているようです.
ロシア海軍総司令部ニュース
http://www.mil.ru/848/1045/1274/vmf/index.shtml
北方艦隊ニュース
http://www.mil.ru/848/1045/1274/8948/8949/sf/index.shtml
太平洋艦隊ニュース
http://www.mil.ru/848/1045/1274/8948/8950/tof/index.shtml
黒海艦隊ニュース
http://www.mil.ru/848/1045/1274/8948/8951/chflot/index.shtml
バルト艦隊ニュース
http://www.mil.ru/848/1045/1274/8948/8952/bf/index.shtml
カスピ海艦隊ニュース
http://www.mil.ru/848/1045/1274/8948/8953/kfl/index.shtml
faq39m04dy02.jpgへのリンク
faq39m04mrt.jpgへのリンク
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faq39m04kre.jpgへのリンク
Небесный бытьネベスニィ・ビィチ〜ロシア・ソ連海軍〜
2008/7/5(土) 午後 10:41
【質問】
イーゴリィ・ディガロ・ロシア海軍主席報道官について教えられたし.
【回答】
ロシア海軍に関連するニュースで,よく名前が出てくるロシア海軍総司令部主席報道官(副官)イーゴリィ・ヴィクトロヴィッチ・ディガロ一等海佐
(Капитан 1 ранга"Игорь
Викторович Дыгало")
は,いわばロシア海軍のスポークスマンです.
イーゴリィ・ディガロ氏は1964年生まれ,今年で43歳になります.
レニングラード海軍高等学校を卒業して海軍少尉に任官されました.
その後,北方艦隊の大型対潜艦の副長や水上艦艇部隊の参謀などを務めた後,
1996年,ロシア海軍総司令部の首席報道官に任命され,
1998年からは,ロシア海軍総司令部の副官を兼任しております.
つまり,今年(2007年)で,首席報道官を11年も務めている事になります.
ロシアには「重原子力ロケット巡洋艦"アドミラル・ウシャコフ"の修理と復帰の為の慈善基金」
(Благотворительного фонда
по восстановлению и модернизации
тяжелого атомного ракетного
крейсера "Адмирал Ушаков")
という団体が有るそうですが,イーゴリィ・ディガロ氏は,同基金の創設者の一人でもあります.
イーゴリィ・ディガロ氏は,ラジオ放送局「モスクワの声」Эхо
Москвыで
「アンドレイ旗の下に」Под Андреевским
флагом
という番組を作っております.
彼には妻と息子と娘が居ます.
Морские Силы〜ロシア・ソ連海軍〜
2007/12/29(土) 午後 9:58
【質問】
セルゲイ・ピンチュクとは?
【回答】
セルゲイ・ピンチュク Сергей Пинчук
は,1971年7月26日にセヴァストーポリ生まれ.
1988年,ナヒーモフ軍事学校を卒業し,P.S.ナヒーモフ黒海海軍高等学校に入学した.
士官に任官後,駆逐艦「ナストーイチヴイ」高射ミサイル中隊指揮官,高射ミサイル大隊指揮官,ロケット砲戦闘部指揮官,同艦の艦長先任補佐を歴任した.
1999年,海軍高級士官過程を修了し,2004年にはN.G.クズネツォフ海軍大学校を卒業した.
彼は,レニングラード海軍基地の主要指揮官ポストを務めた.
2007年以降,バルト艦隊のレニングラード海軍基地の参謀長兼司令官第一代理だった.
2011年12月22日,ロシア連邦大統領令により,黒海艦隊のノヴォロシースク海軍基地司令官に任命された.
以上,『中央海軍ポータル』より.
【黒海艦隊司令部は,新たなノヴォロシースク海軍基地司令官を披露する】
2012年2月15日
新たなノヴォロシースク海軍基地司令官セルゲイ・ピンチュク氏は,現在41歳です.
随分と若い基地司令官です.
この記事を読む限り,ピンチュク氏は少尉任官後,一貫してバルト艦隊旗艦の駆逐艦「ナストーイチヴイ」で勤務していたようです.
セルゲイ・ピンチュク
(こちらより引用)
ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課
2012/2/15(水) 午後 9:48
青文字:加筆改修部分
【質問】
ローマン・マルトフとは?
【回答】
ローマン・ゲンナジーヴィッチ・マルトフは1967年1月25日にニコラエフスク・ナ・アムーレに生まれ,リヴォフ高等軍事・政治学校を1988年に卒業し,政治士官となりました.
政治士官に任官後,一貫して太平洋艦隊で艦艇乗り組みの政治士官として勤務しました.
海軍の艦艇乗り組みの政治士官の場合,実際の主な仕事は,艦内新聞の編集でした.
ソ連邦が解体されて政治士官が廃止された後,正式にロシア海軍士官となりました.
「船乗り」だったので,艦艇乗員の佐官用の階級「カピタン・1ランガ」(1等海佐)が与えられています.
2007年,太平洋艦隊司令部の報道官に任命され,現在に至っています.
ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課
2012/1/23(月)
青文字:加筆改修部分
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