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【質問】
軍事学とは何なのですか?
どうして軍事は趣味のカテゴリーにあるのですか?
【回答】
「軍事は,外交・経済・運輸・教育などと並ぶ国家行政機能としての要素を持ち,軍隊(軍事力)を維持・管理し,戦争に際しては,政治が命ずる使命に対してその保有する力をどのように行使するかという作戦・用兵機能としての要素を持っている.
単純にいえば,軍事学とは,これらの要素(分野・機能)を持つ軍事に関する学問と言う事になる.」(防衛大学校・防衛学研究会『軍事学入門』かや書房)
つまり軍事学とは,軍事にかかわる学問の総称であり,また,狭義の意味では上の軍事力の運用(戦略・戦術)の研究であるということになります.
┏哲学━軍事(戦争)哲学
学問━┫
┗科学┳経験科学━┳自然科学的軍事学━軍事地理・気象学,兵器学....
┃ ┃
┗先験科学 ┗社会科学的軍事学┳普遍的
┃軍政学,用兵学,リーダーシップ...
┃
┗個別化的 軍事史(戦史)
日本では趣味に分類別けされやすいのは,学問的教養・専門的職業として軍事をやっている人間が,ごくごく少数だから.
そこで,例えば
第二次世界大戦時の軍艦の性能に関する知識は「実用」じゃない ⇒ 「実用」でないなら「趣味」だ
という扱いにされがちなのだと思われる.
ただし,日本の大学における<学部・学科制>の枠組みと似たような形式での「戦争学部」や「軍事学科」は,米国には存在しない.
米国の大学における「軍事教育」は目的や内容,組織の面において非常に多様である.
もちろん米国には,外交官として,国防政策の専門家として,安全保障の研究者として,軍事史学者として,あるいは単に軍事に興味のある一学生として軍事を学ぶのに必要な場は提供されている.
米国の大学では「(広義の)軍事学」は3つに区分されて,それぞれの学科等で学ぶことになる.
(1)士官養成を目的としたROTCの「(狭義の)軍事学=military
science」
(2)政治学科で開講される,国際政治学の一部としての「安全保障論=security
studies」
(3)歴史学科で開講される「軍事史=military
history」
http://tokyo_univ_whr_club.tripod.co.jp/NO38.doc
軍事学は職業教育としての側面と,教養教育(即ち人文学・社会科学)としての側面の2つがあります.
一般大学で軍事学を教えるという仮定なので,必然的に教養教育としての軍事学ということになるんでしょうが,この場合,他の伝統的な学問分野の基礎なしに軍事という複雑な分野を学生に教授できるのかという疑問を私はもっています.
つまり,歴史や政治などに関する深い理解なしにいきなり軍事を学生に詰め込んだとしても軍事偏重型のアンバランスな学生を育てる結果になってしまうということです.
これは誰が見ても望ましいことではありませんよね.
次に,仮に軍事学科を設けたとしても卒業生が就職できないようじゃ,せっかく独立した学科を開設した意味がありません.
自衛隊に行くといっても,軍事学科生は職業教育ではなく教養教育としての軍事しか学習していないわけですし,防衛産業だってそんな学生よりは工学部出の人間を採りたがるでしょう.
アメリカのROTCは独立した学科じゃないのか?と思う人がいるかもしれませんが,あれは日本の教職課程と同じで正規の課程ではありません.
ROTCとは別に正式の専攻が必要とされてます.
これはただの笑い話のように聞こえるかもしれませんが,実を言うとかなり重要な示唆を含んでいることなのです.
というのも,就職先がないということは,一般大学で職業教育でもない,伝統的な学問分野の一部でもない軍事学を講ずる意味があるのか?という問題を反映しているからなのです.
私が思うに,シビリアンが軍事を学ぶ意義というのは,歴史や政治を軍事の視点から見られるようになるため,別の言い方をすれば歴史的・政治的な文脈の中で軍事を捉えられるようになるためではないでしょうか.
軍事に専従するのはそれが自らの職業である軍人だけですからね.
シビリアンはむしろより大きな視点から軍事を見るべきであって,その方が市民として国家や政治のあり方を考える際に有益でしょう.
というわけで私は軍事は歴史学・政治学などの一部として教授されるべきだと思ってます.
ロンドン大学キングスカレッジには「戦争学部Department
of War Studies」なるものがあるようです.
なんでも,創設者はあの戦略家リデル・ハートで,「平和を欲せば戦争を知れ」とのモットーから生まれたとか.http://www.kcl.ac.uk/depsta/warstu/index.html
ただ,イギリスの制度に関しては無知なので具体的な話はできませんが,HPを見て思ったのは,Dept.
of War Studiesは「戦争学部」ではなく,「人文学部・戦争研究学科」と訳すべきではないのか,ということです.
U. of London>King's C.>School of Humanities>D. of War Studies
という組織構成なので,決して独立の学部ではないと思うのですが.
人文学部にあることから分かるように,軍事学と言っても人文学系のカリキュラム(軍事史・思想・哲学)を取っているようです.
ただ,範囲はアメリカの歴史学科にある軍事史講座より広いようで,歴史学・国際関係論から社会学・心理学,更には哲学まで動員して,戦争と言う現象を学際的に教授・研究すると書いてありました.
人文学を軸にした総合的な軍事学ですね.
この学科と,イギリスの外交・国防当局とのつながり自体はあるようです.授与する学位を見てみると,BA/学士(戦争研究)の他に,実学系のMA/修士(戦争研究,国際安全保障論,国防研究)と,学問研究系のM.Phil./修士とPh.D./博士(共に戦争研究)があるので,専門家養成と学問研究の両方に対応した体制と取っているようです.
ただ,学士レベルのカリキュラムを見てみたのですが,人文学部なのでアメリカのプロフェッショナル・スクールのような現代の喫緊の課題を扱った科目は少なかったです.完全な実学系だとは言い切れませんね.
アメリカの例にしろイギリスの例にしろ,改革のモデルとして参考にする場合は日本の大学制度との違いを考慮しないといけません.
アメリカの場合,プロフェッショナル・スクールという専門家・実務家を養成する制度が確立されており,なおかつ需要があるからこそ,安全保障論の分野での軍事教育が盛んなのです.
また,学部・学科制ではなく,専攻制という柔軟な制度があるおかげで,(職業的需要のない)教養教育として軍事史や安全保障論を開講しても,歴史学・政治学専攻の学生と他専攻の学生を掻き集めることができるわけです.
ROTCの特殊性については言うまでもありませんよね.
イギリスについては自信を持って言えないのですが,1つ注意しなくてはならないのが,イギリスの大学には一般教育課程が無くいきなり専門課程に入ってしまうということです.
それは,高校までの段階で人文学を中心とした教養教育が行われているために,大学ではいきなり専門を教授するのです.
だから「戦争研究学科」という軍事学に特化された学科があっても,学生は既に様々な分野に関する幅広い教養を有しているので,いわゆる軍事偏重型の「専門バカ」にならずに済むわけです.
実学よりも人文学を重視したカリキュラムになっているのも,「専門バカ」を養成しないための工夫かもしれません.
それに,イギリスの場合,需要がないせいなのかKing's
College以外で軍事学を教授している大学というのがないのでは?
ということはKing's Collegeの例をもって「イギリスはこうだ!」と考えてしまうのは,例外的な事実を以て一般論を述べているようであまり日本における軍事教育の参考にはならないと思います.(Private
3rd Class Nanashi)
KCL(King's College, London)に行ってた知り合い(現在LSEにいます),から聞いていた話は,講義の組み合わせという点では,「なぜ兵士は敵を殺すのか」といったことを哲学的に議論・考察する授業が必修のような感じであるそうで,そうした哲学的な考察を軍事研究に際しても加えるのは英国の伝統だそうです.
その辺りは人文的教養を重視する英国らしさみたいなものを感じますね.
英国における人文教養の重視というのは,専門馬鹿の回避という目的でなされてるという風にも言えますが,多分底流としてあるのはあの国特有のアマチュアリズムの様なものだと思います.その一つが将来的な専門とは全く異なる,中世史とか哲学とかを深く研究することによって視野とか判断力を涵養するという伝統で有るように聞いています.
ただ,最近は英国でもそうした伝統はかなり失われてきているのか,KCLでも歴史研究より,現代的な軍備管理とかのテーマの方に人気が集中しているようだとその知り合いの人は言っていましたが.
カレッジに関しては私も詳しく知っているわけではないです.イギリスの大学制度はややこしく,特にオックスブリッジはかなり特殊なようですので(典型的にはすべての教官・学生は大学に中心の教会から,3マイルとか5マイル以内への居住が義務づけられているとか,カレッジと学部の教育の分担とか)一般化しにくいのですが,ロンドン大とかウェールズ大などのカレッジ構成を見ていると,UCLA,UCSD,UCB
などのカルフォルニア大学群のあり方と似ている感じはしますね.(某古都)
当たり前のことなんですが,イギリスの事例を見るに,アメリカ以外にも個性的な大学教育のモデルは幾らでも存在するのだなと感じます.
これから,日本の大学でも(時代の流れで)安全保障や軍事史などを教育・研究することが増えるのでしょうが,その際どのような在り方を目指すのか―実践的な専門教育か,教養としての人文教育か,など―が必ず問われるでしょう.
その時,日本の大学はどんな理念を示せるのか,仮に外国の例を参考にするとしたら,どのような目的の下どの国を参考にするのか,といった課題に対し日本の大学が答えを見つけられるのか,気になるところです.
今(2001年現在),日本で国際政治を学ぶのに一番いい大学は,青学の国際政経らしいです.
一昔前までは東大国関を定年退官した大物研究者(永井教授とか渡辺教授とか)を集めている感じでしたが,最近は若手研究者を自前で揃えているようで,「実績のある重鎮も気鋭の若手も」という姿勢で覇気があっていいですね.
(Private 3rd Class Nanashi)
拙の卒業した某国立大学では,生産工学の授業で,経営の成功例としてB-29を,失敗例としてB-36を挙げていた.
「先生,B-24の方が・・・」とつっこみたかったが,言えなかった.
参考までに,英国某大学のInternational Security Studies(国際安全保障学)と戦略学(Strategic Studies)のカリキュラムを紹介.
≪学問上の位置付け≫
政治科学(ポリティカル・サイエンス)
↑
↓
国際関係論(インターナショナル・リレーションズ)
↑
↓
国際安全保障学(インターナショナル・セキュリティースタディーズ)
↑
↓
戦略学(ストラティジック・スタディーズ)
戦略学は軍事と政治の関係,そして国際安全保障学はそれに国際関係学の要素を入れて,もっと視点を大きくしたもの(=人間・地球・環境の安全保障などもやる)ということになります.
戦略の階層については,X先生に教えてもらいました.こういうことになっているみたいです.
Vision(ビジョン:展望?)
↓
Policy(ポリシー:政策)
↓
Grand Strategy(グランド・ストラテジー:大戦略)
↓
Military Strategy(ミリタリー・ストラテジー:軍事戦略)
↓
Operation(オペレーション:作戦)
↓
Tactics(タクティクス:戦術)
ちなみに地政学は,最初のビジョンのところに入るかも,と申しておりました.私はてっきり大戦略のところだと思ってたんですが,たしかに言われてみれば(例:海と陸との戦いというコンセプトなど)ビジョンと言っても間違いなさそうですね.
ちなみにCFRのウォルター・ラッセル・ミードは,新著の中で,クラウゼヴィッツの例を引きつつ,
Grand Strategy(グランド・ストラテジー:大戦略)
↓
Military Strategy(ミリタリー・ストラテジー:軍事戦略)
↓
Tactics(タクティクス:戦術)
という三つの階層があることを示しております.まあだいたい似てますよね.
≪教科書・副読本他文献≫
まず国際安全保障学(International Security Studies)のほうですが,
Losing Control: Global Security in the Twenty-First
Century
Paul Rogers
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0745319092/qid=1096675759/
People, States, and Fear: An Agenda for International
Security Studies in the Post-Cold War Era
Barry Buzan
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1555872824/qid=1096675935/
の二冊を中心に授業がすすめられるとのことです.
国際関係論の入門書の中では一番出来がよいものだそうです.
"Understanding International Relations"
by Chris Brown
この著者は,たしかLSEの有名な先生ですね.
安全保障学ではこの二つの論文がすごかったです.
'The red template': US policy in Soviet-occupied
Afghanistan
Hartman A.
Third World Quarterly - Journal of Emerging
Areas, 1 June 2002, vol. 23, iss. 3, pp.
467-489(23)
American Globalism in the Middle East: The
Roots of Regional Security Policy
Charles A. Kupchan
Political Science Quarterly, Vol. 103, No.
4. (Winter, 1988-1989), pp. 585-611.
やっぱカプチャンは頭いいですよ.論文の構成がしっかりしてるし,めちゃくちゃ鋭い.
最初のハートマンのほうには,三極委員会とかロックフェラーのことも出てきます.
ブレジンスキーの話は,中東が絡んでくるとどこでも出てきますねぇ(笑)
LSEのY先生に聞いてきたおススメ本です.
1,The Social History of the Machine Gun
John Ellis
アメリカが技術革新だけに頼ろうとすることを鋭く分析した本だそうです.
2,Human-built World: How to Think About
Technology and Culture
Thomas P. Hughes
これも技術革新と文化について
3,Studies in International Relations: Essays
by Philip Windsor
Philip Windsor, Mats Berdal (Editor)
Y先生がメチャメチャ勧めておりました.「文化の部分を忘れるな!」ということらしいです.先生はこの人に最も影響を受けたといってました.
4,The Closed World: Computers and the Politics
of Discourse in Cold War America (Inside
Technology S.)
Paul N. Edwards
これも技術系でおススメらしいです.
5,Engineering and the Mind's Eye
~Eugene S. Ferguson
この本よりも,とくかくこの作者のものは良いといってました.その他は
Van Riper という人のものだとか.
読めと言われた雑誌
http://www.carlisle.army.mil/usawc/parameters/welcome.html
一方,戦略学のほうでは,その教科書は,
Strategy in the Contemporary World: Introduction
to Strategic Studies
John Baylis
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/019878273X/qid=1096676103/
Modern Strategy
Colin S. Gray (著)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0198782519/qid=1096676200/
上記は単に授業で最も核となる教科書ということで,その他に各授業ごとに副読本や論文の類を死ぬほど読まされることになります.
X先生に「入門というか,よい教科書を教えてくれ」とお願いしたら,教えてくれました.
1,Strategy in the Contemporary World: Introduction
to Strategic Studies by John Baylis
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/019878273X/qid=1096676103/
これは戦略学の基本的な論点がかなりコンパクトにまとまっている本です.
入門書としてはこれが一番良いかも知れません.私も読んでみた限りではこれが一番わかりやすかったです.
最初のほうでリアリストの伝統や理論についてまとめて書いてあるところなど,写真は少ないのですが,とても親切です.
読みやすさ,そして情報のまとめ方などを考えると,やはり戦略学ではこの本が決定版だと判断しました.
2,Modern Strategy by Colin S. Gray
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0198782519/qid=1096676200/
クラウゼヴィッツ主義者で戦略学の背会敵権威コリン・グレイ氏が,自分でも一番自信をもって書けたと自慢している本です.
彼の意見がほぼ網羅されているのですが,文字が細かく量も多いのであまりおススメはできません.
このコースで博士号を取りたいひとは必読みたいです.
3,The Pursuit of Victory: From Napoleon
to Saddam Hussein by Brian Bond
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0198207352/ref=ed_oe_p/249-3999611-6771503
戦略の歴史を知るためにはこの本↑と,
4,World Politics and the Evolution of War
by John J. Weltman http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0801849497/qid=1097364210/sr=1-1/ref=sr_1_8_1/249-3999611-6771503
これがほぼ決定版だそうです.
5,On War (Everyman's Library Classics S.)
Klaus Von Clausewitz, Michael Howard, Peter
Paret
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/1857151216/qid=1097364363/sr=1-24/ref=sr_1_0_24/249-3999611-6771503
ご存知,「戦争論」の英語版なんですが,これが一番良い英訳だとのこと.
日本には1832年版のやつがあればそれが一番良いらしいです.
6,Masters of War: Classical Strategic Thought
by Michael I. Handel
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0714681326/ref=ed_oe_p/249-3999611-6771503
これは孫子からクラウゼヴィッツまで,古典の戦略理論を紹介.第三版が良いとのこと.
あいにくここでは絶版ですが・・・.
7,The Making of Strategy: Rulers, States,
and War by
Williamson Murray, MacGregor Knox, Alvin
Bernstein
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0521566274/qid=1097364717/sr=1-10/ref=sr_1_8_10/249-3999611-6771503
ケーススタディが多く詰まったものだそうです.
8,Makers of Modern Strategy from Machiavelli
to the Nuclear Age by Peter Paret, Gordon
A. Craig, Felix Gilbert
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0198200978/ref=ed_oe_p/249-3999611-6771503
これは最近のものの中ではすでに古典扱いのすばらしいできの本だそうです.
9,War (Oxford Readers) by Lawrence Freedman
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0192892541/qid=1097365001/sr=1-3/ref=sr_1_8_3/249-3999611-6771503
ロンドンのキングスカレッジの有名な教授が編集した,戦略などに関する重要エッセイのコレクションです.もちろんウォルツ,ミアシャイマー,モーゲンソーやグレイなどのほかにも,クラウゼヴィッツやアーレント,リデルハートのような古典もあります.
戦略系の人でこの名前を知らなかったらモグリでしょう.
買って中身をみてビックリしました.こりゃ確かに名著です.
10,The Art of War in World History: From
Antiquity to the Nuclear Age by Gerard Chaliand
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0520079647/qid=1097365214/sr=1-7/ref=sr_1_8_7/249-3999611-6771503
フランス人から見た視点です.このようにちょっと変わった視点から学ぶことが重要だと言ってました.
さて,一週目に読まされるのが,いきなりこれです.
http://www.dtic.mil/doctrine/jel/jfq_pubs/
バリバリの軍事誌やんけ.
http://www.dtic.mil/doctrine/jel/jfq_pubs/0422.pdf
このリチャード・ベッツという人のものもかなり読まされることになりそうです.
http://mitpress.mit.edu/journals/pdf/isec_25_02_5_0.pdf
http://www.dtic.mil/doctrine/jel/jfq_pubs/0729.pdf
http://www.dtic.mil/doctrine/jel/jfq_pubs/1117pgs.pdf
上記の四つのPDFの論文のほかに,
●クラウゼヴィッツの『戦争論』の1,2,3,8章
●David Jablonsky "Why Is Strategy
Difficult?" in Gary Guertner, ed, THE
SEARCH FOR STRATEGY(1993)
● Michael Howard "The Forgotten Dimensions
of Strategy " in FOREIGN AFFAIRS(Summer
1979)
ということになります.
クラウゼヴィッツ についてのサイトですが,X先生もおススメのサイトが,
http://www.clausewitz.com/CWZHOME/CWZBASE.htm
有名な引用句のコレクション
http://www.clausewitz.com/CWZHOME/Quotations.html
「戦争論」の一番理解しやすい読み方だそうです.
http://www.clausewitz.com/CWZHOME/Handlart.htm
「これを読め!」
とおっしゃってました.軍事文化の違いについてです.
http://www.usni.org/Proceedings/Articles04/PRO10scales.htm
無料ですが,登録しないと見れません.
空軍と海軍の考え方の違いや,アメリカはもっとテクノロジーの部分よりも相手の文化のことを戦略的に勉強しろ!という内容です.
結局,戦争もビジネスも人間力が大事だ,というところにつながってきますな.
Bombing to Win: Air Power and Coercion in
War (Cornell Studies in Security Affairs)
Robert A. Pape
エアパワー,とくに戦略爆撃に関する集大成ともいえる本です.とにかくしっかりしたつくりの構成でたまげました.内容的には「戦略爆撃は効果なし」ということを,事例を挙げながら徹底的に論じております.
コソボの例がないのがちょと残念(第一次イラク戦まで)ですが・・・.
とにかくこのコーネル大学のシリーズの本は,どれもすごいです.
≪カリキュラム内容≫
安全保障学 一週目
Peter Hough "Understanding Global Security"
の第一章
http://mitpress.mit.edu/catalog/author/default.asp?aid=19583
Nicholas Thomas and William T Tow "The
Utility of Human Security: Sovereignty and
Humanitarian Intervention"
http://sdi.sagepub.com/cgi/reprint/33/2/177
Alex Bellamy "The Utility of Human Security"
http://sdi.sagepub.com/cgi/reprint/33/3/373
Thomas Nicholas "Gaining Security by
Trashing the State?: A Reply to Bellamy and
McDonald"
http://sdi.sagepub.com/cgi/reprint/33/3/379
Nizar Messari "The State and Dilemmas
of Security: The Middle East and the Balkans"
http://sdi.sagepub.com/cgi/reprint/33/4/415
P.H. Liotta "Boomerang Effect: The Convergence
of National and Human Security"
http://sdi.sagepub.com/cgi/reprint/33/4/473
Gary King "Rethinking Human Security"
http://docserver.ingentaselect.com/deliver/cw/taps/00323195/v116n4/s4/p585.pdf?fmt=dirpdf&tt=4375&cl=59&ini=&bini=&wis=&ac=0&acs=10001092&expires=1097267601&checksum=7E415C8D21DA9FB4A698AB5A7A09DF9C&cookie=565450176
Mabee B "Security Studies and the `Security
State': Security Provision in Historical
Context"
http://saturn.bids.ac.uk/cgi-bin/ds_deliver/1/u/d/ISIS/13435405.1/sage/ire/2003/00000017/00000002/art00002/936C3A2B43690593109726712799982C6D8D688F44.pdf?link=http://www.ingenta.com/de/ingenta%3Bid=eq2of9egmqdtg.crescent&format=pdf
安全保障学 第四週目
1,International Linkages and Regional Interests
in Soviet Asia-Pacific Policy, pp. 213-234
Leszek Buszynski
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/0030851x/dm992037/99p1297l/0.pdf?backcontext=table-of-contents&dowhat=Acrobat&config=jstor&userID=86e1b9be@reading.ac.uk/01cc99333c005015c1713&0.pdf
2,'The red template': US policy in Soviet-occupied
Afghanistan
Hartman A.
Third World Quarterly - Journal of Emerging
Areas, 1 June 2002, vol. 23, iss. 3, pp.
467-489(23)
3,Soviet Strategy in Southeast Asia: The
Vietnam Factor
Paul Kelemen
Asian Survey, Vol. 24, No. 3. (Mar., 1984),
pp. 335-348.
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/00044687/di014411/01p0146p/0.pdf?backcontext=table-of-contents&dowhat=Acrobat&config=jstor&userID=86e1b9be@reading.ac.uk/01cc99333c005015c1713&0.pdf
4,The Impact of the Korean War on the Cold
War
Robert Jervis
The Journal of Conflict Resolution, Vol.
24, No. 4. (Dec., 1980), pp. 563-592.
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/00220027/ap010085/01a00010/0.pdf?backcontext=table-of-contents&dowhat=Acrobat&config=jstor&userID=86e1b9be@reading.ac.uk/01cc99333c005015c1713&0.pdf
5,Soviet Behavior in Regional Conflicts:
Old Questions, New Strategies, and Important
Lessons, pp. 432-465
Richard K. Herrmann
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/00438871/di971267/97p01137/0.pdf?backcontext=table-of-contents&dowhat=Acrobat&config=jstor&userID=86e1b9be@reading.ac.uk/01cc99333c005015c1713&0.pdf
6,American Globalism in the Middle East:
The Roots of Regional Security Policy
Charles A. Kupchan
Political Science Quarterly, Vol. 103, No.
4. (Winter, 1988-1989), pp. 585-611.
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/00323195/di980422/98p06082/0.pdf?backcontext=table-of-contents&dowhat=Acrobat&config=jstor&userID=86e1b9be@reading.ac.uk/01cc99333c005015c1713&0.pdf
7,The Stinger Missile and U.S. Intervention
in Afghanistan
Kuperman A. J.
Political Science Quarterly, 1 July 1999,
vol. 114, no. 2, pp. 219-263(45)
http://docserver.ingentaselect.com/deliver/cw/taps/00323195/v114n2/s3/p219.pdf?fmt=dirpdf&tt=4375&cl=144&ini=&bini=&wis=&ac=0&acs=10001092&expires=1098799306&checksum=6E68020DF07A659F84E05C54BDA37E78&cookie=565450176
8,The Superpowers and an Arab-Israeli Political
Settlement: The Cold War Years
Jerome Slater
Political Science Quarterly, Vol. 105, No.
4. (Winter, 1990-1991), pp. 557-577.
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/00323195/di980430/98p0910q/0.pdf?backcontext=table-of-contents&dowhat=Acrobat&config=jstor&userID=86e1b9be@reading.ac.uk/01cc99333c005015c1713&0.pdf
9,"Should We Fear This?" Stalin
and the Danger of War with America
CWIHP Working Paper No. 39
Author: Kathryn Weathersby
http://wwics.si.edu/topics/pubs/ACFAEF.pdf
2,'The red template': US policy in Soviet-occupied
Afghanistan
Hartman A.
Third World Quarterly - Journal of Emerging
Areas, 1 June 2002, vol. 23, iss. 3, pp.
467-489(23)
http://www.ingenta.com/isis/browsing/TOC/ingenta;jsessionid=63s1jnv1oapmp.circus?issue=pubinfobike://carfax/ctwq/2002/00000023/00000003
安全保障学 第五週目
1,Ghosts of Arms Control Past
Paul F. Diehl
Political Science Quarterly, Vol. 105, No.
4. (Winter, 1990-1991), pp. 597-615
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/00323195/di980430/98p0912i/0.pdf?backcontext=table-of-contents&dowhat=Acrobat&config=jstor&userID=86e1f123@reading.ac.uk/01cc993341005015d0dae&0.pdf
2,Arms Control, Stability, and Causes of
War
Robert Jervis
Political Science Quarterly, Vol. 108, No.
2. (Summer, 1993), pp. 239-253.
3,Preserving the ABM Treaty: A Critique
of the Reagan Strategic Defense Initiative
Sidney D. Drell; Philip J. Farley; David
Holloway
International Security, Vol. 9, No. 2. (Autumn,
1984), pp. 51-91.
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George H. Quester
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安全保障学 第7週目
1,Humanitarian responsibilities and interventionist
claims in international society
Alex J. Bellamy
http://journals.cambridge.org/bin/bladerunner?REQUNIQ=1100553982&REQSESS=1582697&117000REQEVENT=&REQINT1=163094&REQAUTH=0
2,International peacebuilding and the ‘mission
civilisatrice’
Roland Paris
Published Online: 06 Nov 2002
http://journals.cambridge.org/bin/bladerunner?REQUNIQ=1100554138&REQSESS=1582697&117000REQEVENT=&REQINT1=129102&REQAUTH=0
3,William Maley
Twelve Theses on the Impact of Humanitarian
Intervention
Security Dialogue 2002 33: 265-278
http://sdi.sagepub.com/content/vol33/issue3/
4,Partners Apart: Managing Civil-Military
Cooperation in Humanitarian Interventions
Gourlay, C.
http://www.unidir.ch/pdf/articles/pdf-art131.pdf
5,Human Rights: Amnesty International and
the United Nations, pp. 143-160
Ramesh Thakur
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/00223433/ap020121/02a00030/0?frame=noframe&dpi=3&userID=86e1f0b2@reading.ac.uk/01cc99333c0050166280b&backcontext=table-of-contents&backurl=/cgi-bin/jstor/listjournal/00223433/ap020121%3fframe%3dframe%26dpi%3d3%26userID%3d86e1f0b2@reading.ac.uk/01cc99333c0050166280b%26config%3djstor&action=download&config=jstor
6,Human rights and culture: beyond universality
and relativism
pp. 7-27(21) Authors: Penna D. R; Campbell
P. J
http://www.ingentaconnect.com/content/carfax/ctwq/1998/00000019/00000001;jsessionid=2gtpgejx7ju88.victoria
7,Reality check: human rights nongovernmental
organisations confront governments at the
United Nations
pp. 389-404(16) Author: Gaer F.D.
http://docserver.ingentaselect.com/deliver/cw/carfax/01436597/v16n3/s2/p389.pdf?fmt=dirpdf&tt=15&cl=49&ini=&bini=&wis=&ac=0&acs=10001092&expires=1100556114&checksum=83348612B65A3FC9AB3EE74B9C66ED51&cookie=1471439232
8,Civil-Military Responses to Security
Challenges in Peace Operations: Ten Lessons
from Kosovo. by John C. Cockell
http://www.questia.com/PM.qst?a=o&d=5000670178
9,Iain Atack
Ethical Objections to Humanitarian Intervention
Security Dialogue 2002 33: 279-292
http://sdi.sagepub.com/cgi/reprint/33/3/279
10,
http://www.odi.org.uk/hpg/confpapers/pugh.pdf
安全保障学 第九週目
1,Multi-track Microproliferation: Lessons
from Aum Shinrikyo and Al Qaida
Author(s): Gavin Cameron
Source: Studies in Conflict and Terrorism
Volume: 22 Number: 4 Page: 277 -- 309
2,Sebestyen Gorka and Richard Sullivan
Biological Toxins: A Bioweapon Threat in
the 21st Century
Security Dialogue 2002 33: 141-156
3,Comparing Motives and Outcomes of Mass
Casualty Terrorism Involving Conventional
and Unconventional Weapons
Author(s): John V. Parachini
Source: Studies in Conflict and Terrorism
Volume: 24 Number: 5 Page: 389 -- 406
4,From Nonproliferation to Antiproliferation
Brad Roberts
International Security, Vol. 18, No. 1. (Summer,
1993), pp. 139-173.
5,General and complete disarmament: missiles
- The issue of missiles in all its aspects
- Report of the Secretary-General
安全保障学 第十週目
1,After 9/11: Preventing Mass-Destruction Terrorism
and Weapons Proliferation Michael Barletta,
ed.
2,Hawk Engagement and Preventive Defense on
the Korean Peninsula
Author: Cha V. D.
Source: International Security, 1 June 2002,
vol. 27, no. 1, pp. 40-78(39)
3,Disarmament Diplomacy
Issue No. 71, June - July 2003
CWC Report
The CWC After Its First Review Conference:
Is the Glass Half Full or Half Empty?
By Alexander Kelle
4,The Nonproliferation Review
Fall/Winter 2002, Volume 9 • Number
3
Misapplied Lessons? 9/11 and the Iraq Debate
by Jeffrey W. Knopf
5,International Relations
Volume 16, Issue 3, December 2002
Nuclear Weapons as Obstacles to International
Security
pp. 361-379(19)
Author: Hanson M.
6,Disarmament Diplomacy
Issue No. 73, October - November 2003
Opinion & Analysis
A Receding Disarmament Horizon? Lessons From
an Era of Retreat and Defeat
By Sean Howard
7,International Security
Volume 27, Issue 4, 1 March 2003
Beyond the MTCR: Building a Comprehensive
Regime to Contain Ballistic Missile Proliferation
pp. 119-149(31)
Author: Mistry D.
8, 同上
Nuclear Deterrence Theory, Nuclear Proliferation,
and National Missile Defense
pp. 86-118(33)
Author: Powell R.
9,Pain C.E. et al "Countering Proliferaion
or Compounding It?"
10,CNS Reports
The Chemical Weapons Convention:
Implementation Challenges and Solutions
Jonathan B. Tucker, Editor
11,Disarmament Forum
Nuclear Terrorism 2003 no. 2
安全保障学 第十一週目
1,International Relations
Volume 16, Issue 2, August 2002
The 'Fall of the Towers' and International
Order
pp. 263-267(5)
Author: Brown C.
2,International Security
Volume 27, Issue 3, 1 December 2002
Dreaded Risks and the Control of Biological
Weapons
pp. 89-123(35)
Author: Stern J.
3,The Political Quarterly
Volume 73, Supplement 1, August 2002
The Nature of Modern Terrorism
pp. 7-24(18)
Author: Gearson J
4,The Political Quarterly
Volume 73, Supplement 1, August 2002
The Roots of Terrorism: Probing the Myths
pp. 25-39(15)
Author: von Hippel K.
5,Political Science Quarterly
Volume 117, Issue 1, 1 April 2002
An Interim Assessment of September 11: What
Has Changed and What Has Not?
pp. 37-54(18)
Author: Jervis R.
6,Osama bin Laden and Guerrilla War
Author(s): DON D. CHIPMAN
Source: Studies in Conflict and Terrorism
Volume: 26 Number: 3 Page: 163 -- 170
7,Mikkel Vedby Rasmussen
'A Parallel Globalization of Terror': 9-11,
Security and Globalization
Cooperation and Conflict 2002 37: 323-349
安全保障学 第十二週目
1,Non-Military Security in the Wider Middle
East
Author(s): PETER CHALK
Source: Studies in Conflict and Terrorism
Volume: 26 Number: 3 Page: 197 -- 214
http://zerlina.ingentaselect.com/vl=2734616/cl=67/nw=1/rpsv/cw/tandf/1057610x/v26n3/s3/p197
2,Survival
Volume 45, Issue 3, 1 September 2003
US Intervention and Possible Iraqi Futures
pp. 103-122(20)
Author: Dodge T.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2003/00000045/00000003
3,Survival
Volume 45, Issue 3, 1 September 2003
From Pablo to Osama: Counter-terrorism Lessons
from the War on Drugs
pp. 187-206(20)
Author: Kenney M.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2003/00000045/00000003
4,Survival
Volume 45, Issue 1, 1 March 2003
Force, Pre-emption and Legitimacy
pp. 117-130(14)
Author: Slocombe W.B.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2003/00000045/00000001
5,Survival
Volume 44, Issue 1, 2002
Counter-terrorism, Armed Force and the Laws
of War
pp. 7-32(26)
Author: Roberts A.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2002/00000044/00000001
6,Survival
Volume 44, Issue 1, 2002
The Taliban Papers
pp. 69-80(12)
Author: Judah T.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2002/00000044/00000001
7,European Journal of International Law
Volume 14, Issue 2, April 2003
Terrorism and the Legality of Pre-emptive
Force
pp. 227-240(14)
Author: Bothe M.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/ejilaw/2003/00000014/00000002
8,European Journal of International Law
Volume 14, Issue 2, April 2003
Justice in Times of Violence
pp. 327-345(19)
Authors: Mégret F.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/ejilaw/2003/00000014/00000002
9,International Relations
Volume 16, Issue 3, December 2002
Risk-Transfer Militarism, Small Massacres
and the Historic Legitimacy of War
pp. 343-359(17)
Author: Shaw M.
http://www.ingentaconnect.com/content/sage/ire/2002/00000016/00000003
10,International Affairs
Volume 79, Issue 3, May 2003
George W. Bush, Idealist
pp. 503-522(20)
Author: Mazarr M.J.
http://www.ingentaconnect.com/content/bpl/inta/2003/00000079/00000003
11,The Political Quarterly
Volume 73, Supplement 1, August 2002
Finance Warfare as a Response to International
Terrorism
pp. 57-79(23)
Author: Navias M.S.
http://www.ingentaconnect.com/content/bpl/poqu/2002/00000073/a00100s1
12,European Journal of International Law
Volume 14, Issue 2, April 2003
On the Necessity of Pre-emption
pp. 209-226(18)
Author: Sofaer A.D.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/ejilaw/2003/00000014/00000002
安全保障学 第十二週目
1,Non-Military Security in the Wider Middle
East
Author(s): PETER CHALK
Source: Studies in Conflict and Terrorism
Volume: 26 Number: 3 Page: 197 -- 214
http://zerlina.ingentaselect.com/vl=2734616/cl=67/nw=1/rpsv/cw/tandf/1057610x/v26n3/s3/p197
2,Survival
Volume 45, Issue 3, 1 September 2003
US Intervention and Possible Iraqi Futures
pp. 103-122(20)
Author: Dodge T.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2003/00000045/00000003
3,Survival
Volume 45, Issue 3, 1 September 2003
From Pablo to Osama: Counter-terrorism Lessons
from the War on Drugs
pp. 187-206(20)
Author: Kenney M.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2003/00000045/00000003
4,Survival
Volume 45, Issue 1, 1 March 2003
Force, Pre-emption and Legitimacy
pp. 117-130(14)
Author: Slocombe W.B.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2003/00000045/00000001
5,Survival
Volume 44, Issue 1, 2002
Counter-terrorism, Armed Force and the Laws
of War
pp. 7-32(26)
Author: Roberts A.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2002/00000044/00000001
6,Survival
Volume 44, Issue 1, 2002
The Taliban Papers
pp. 69-80(12)
Author: Judah T.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2002/00000044/00000001
7,European Journal of International Law
Volume 14, Issue 2, April 2003
Terrorism and the Legality of Pre-emptive
Force
pp. 227-240(14)
Author: Bothe M.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/ejilaw/2003/00000014/00000002
8,European Journal of International Law
Volume 14, Issue 2, April 2003
Justice in Times of Violence
pp. 327-345(19)
Authors: Mégret F.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/ejilaw/2003/00000014/00000002
9,International Relations
Volume 16, Issue 3, December 2002
Risk-Transfer Militarism, Small Massacres
and the Historic Legitimacy of War
pp. 343-359(17)
Author: Shaw M.
http://www.ingentaconnect.com/content/sage/ire/2002/00000016/00000003
10,International Affairs
Volume 79, Issue 3, May 2003
George W. Bush, Idealist
pp. 503-522(20)
Author: Mazarr M.J.
http://www.ingentaconnect.com/content/bpl/inta/2003/00000079/00000003
11,The Political Quarterly
Volume 73, Supplement 1, August 2002
Finance Warfare as a Response to International
Terrorism
pp. 57-79(23)
Author: Navias M.S.
http://www.ingentaconnect.com/content/bpl/poqu/2002/00000073/a00100s1
12,European Journal of International Law
Volume 14, Issue 2, April 2003
On the Necessity of Pre-emption
pp. 209-226(18)
Author: Sofaer A.D.
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/ejilaw/2003/00000014/00000002
安全保障学 第十三週目
1,How the Weak Win Wars: A Theory of Asymmetric
Conflict
pp. 93-128(36)
Authors: Arreguín-Toft I.
International Security
Volume 26, Issue 1, 1 June 2001
2,A Surplus of Men, A Deficit of Peace: Security
and Sex Ratios in Asia's Largest States
pp. 5-38(34)
Authors: Hudson V. M.; Den Boer A.
International Security
Volume 26, Issue 4, 1 March 2002
3,Coercive Containment: The New Crisis
Management
pp. 37-52(16)
Author: Youngson P.
International Relations
Volume 15, Issue 5, October 2001
4,Another Century of Conflict? War and
the International System in the 21st Century
pp. 327-342(16)
Author: Hirst P.Q.
International Relations
Volume 16, Issue 3, December 2002
5,Losing Control’ – War and
the Modern World
pp. 97-108(12)
Author: Rogers P.
International Relations
Volume 17, Issue 1, March 2003
6,Ethics of Intervention: Just War Theory and
the Challenge of the 21st Century
pp. 115-133(19)
Author: Holliday
International Relations
Volume 17, Issue 2, June 2003
7,A different kind of war? September 11 and
the United States' Afghan War
Colin McInnes
Review of International Studies
Volume 29 - Issue 02 - April 2003
8,On the just war tradition in the twenty-first
century
pp. 353-363(11)
Author: Rengger N.
International Affairs
Volume 78, Issue 2, April 2002
9,Gender and International Relations: An Introduction
by Jill Steans pp 81-103
10,Gendering World Politics: Issues and Approaches
in the Post-Cold War Era (International Relations
Series)
by J. Ann Tickner p 36-64
安全保障学 第十四週目
1,From International System to International
Society: Structural Realism and Regime Theory
Meet the English School
Barry Buzan
International Organization, Vol. 47, No.
3. (Summer, 1993), pp. 327-352.
2,International Relations Theory and Multilateralism:
The Search for Foundations
James A. Caporaso
International Organization, Vol. 46, No.
3. (Summer, 1992), pp. 599-632.
3,Defending International Norms: The Role
of Obligation, Material Interest, and Perception
in Decision Making
pp. 621-654(34)
Authors: Herrmann R. K.; Shannon V. P.
International Organization
Volume 55, Issue 3, 1 September 2001
4,Beyond Anarchy: The Importance of Security
Institutions
pp. 129-160(32)
Author: Lake D. A.
International Security
Volume 26, Issue 1, 1 June 2001
5、The Culture of National Security: Norms
and Identity in World Politics (New Directions
in World Politics)
by Peter J. Katzenstein 153-185
Topic 13 - War, Defence and Society - Perspectives
on War and Warfare
Bellamy, Alex J., “Ethics of Intervention:
The ‘Humanitarian Exception’ and the Problem
of Abuse in the Case of Iraq,” Journal of
Peace Research 41 (2004) 2, pp. 131-147.*
Brunnee, J.; S. Toope, Slouching towards
New ‘Just’ Wars: The Hegemon after September
11,” International Relations 18 (2004) 4,
pp. 405-423.
Collins, Alan, “State-induced Security Dilemma
– Maintaining the Tragedy,” Cooperation
and Conflict 39 (2004) 1, pp. 27-44.*
Corrin, Chris, “Developing Policy on Integration
and Re/construction in Kosova,” Development
in Practice 13 (2003) 2, pp. 189-207.
Henderson, Errol A., “’New Wars’ and Rumors
of ‘New Wars’,” International Interactions
28 (2002), pp. 165-190.*
Kellner, Douglas, “Postmodern War in the
Age of Bush II,” New Political Science 24
(2002) 1, pp. 57-72.*
Orford, Anne, “Muscular Humanitarianism:
Reading the Narratives of the New Interventionism,”
European Journal of International Law 10
(1999) 4, pp. 679-711.
Paul, T.V.; Norrin M. Ripsman, “Under Pressure?
Globalisation and the National Security State,”
Millennium 33 (2004) 2, pp. 355-380.*
Watson, Bradley C.S., “The Western Ethical
Tradition and the Morality of the Warrior,”
Armed Forces & Society 26 (1999) 1, pp.
55-72.*
Youngst, Gilian, “Feminist International
Relations: A Contradiction in Terms? Or:
Why Women and Gender are Essential to Understanding
the World we Live in,” International Affairs
80 (2004) 1, pp. 75-87.
Zajadlo, Jerzy, “Legality and Legitimization
of Humanitarian Intervention”, American
Behavioral Scientist 48 (2005) 6, pp. 653-670.*
安全保障学 三月一日
1、The UN after Iraq
pp. 83-101(19)
Author: Mats Berdal
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/surviv/2004/00000046/00000003
2、Simon Chesterman
Legality and Legitimacy in International
Affairs: Humanitarian Intervention, the Security
Council, and the Rule of Law
Security Dialogue 2002 33: 293-307.
http://sdi.sagepub.com/content/vol33/issue3/
3、Tarak Barkawi and Mark Laffey
The Imperial Peace: Democracy, Force and
Globalization
European Journal of International Relations
1999 5: 403-434
http://ejt.sagepub.com/content/vol5/issue4/
4、Joseph De Rivera
Assessing the Basis for a Culture of Peace
in Contemporary Societies
Journal of Peace Research 2004 41: 531-548.
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5、Tim Dunne
Society and Hierarchy in International Relations
International Relations 2003 17: 303-320.
http://ire.sagepub.com/content/vol17/issue3/
6、 Tim Dunne and Nicholas J. Wheeler
‘We the Peoples’: Contending Discourses
of Security in Human Rights Theory and Practice
International Relations 2004 18: 9-23.
http://ire.sagepub.com/content/vol18/issue1/
7、http://www.odi.org.uk/hpg/papers/hpgreport16.pdf
8、Middle Eastern Democracy: Is Civil Society
the Answer?
Carnegie Paper No. 44
Amy Hawthorne
http://www.carnegieendowment.org/files/CarnegiePaper44.pdf
9、Realism, Neoliberalism, and Cooperation:
Understanding the Debate, pp. 42-63
Robert Jervis
http://www.jstor.org/cgi-bin/jstor/printpage/01622889/di008167/00p0079v/0?frame=noframe&dpi=3&userID=86e1f108@reading.ac.uk/01cc9933413a481023fe2f711&backcontext=table-of-contents&backurl=/cgi-bin/jstor/listjournal/01622889/di008167%3fframe%3dframe%26dpi%3d3%26userID%3d86e1f108@reading.ac.uk/01cc9933413a481023fe2f711%26config%3djstor&action=download&config=jstor
10、lateral Damage: Humanitarian Assistance
as a Cause of Conflict
pp. 79-109(31)
Author: Kenyon Lischer S.
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11、Robert Mandel 129 The Privatization
of Security
http://www.catchword.com/titles/tranpub/0095327x/v28n1/contp1-1.htm
12、Oliver P. Richmond
The Globalization of Responses to Conflict
and the Peacebuilding Consensus
Cooperation and Conflict 2004 39: 129-150.
http://cac.sagepub.com/content/vol39/issue2/
13、Does Oil Hinder Democracy?, pp. 325-361
Michael Lewin Ross
http://www.jstor.org/browse/10863338/mj100022/10325005?frame=noframe&userID=86e1f108@reading.ac.uk/01cc9933413a481023fe2f711&dpi=3&config=jstor
14、Building Regional and National Capacities
for Leadership in Humanitarian Assistance
by Dirk Salomons, The Praxis Group, Ltd.
with Matthias Finger, Arjuna Kannangara,
Mohamed Yonis
http://www.cic.nyu.edu/publications/work_paprs/publ_work_papr12.html
15、Paul Stubbs
International Non-State Actors and Social
Development Policy
Global Social Policy 2003 3: 319-348.
http://gsp.sagepub.com/content/vol3/issue3/
16、HPG Briefing Paper 2 • March
2001
Mainstreaming Safety and Security Management
in Aid Agencies
Koenraad Van Brabant
http://www.odi.org.uk/hpg/papers/hpgbrief2.pdf
安全保障学 三月八日
1、Civilizations and the twenty-first century:
some theoretical considerations
pp. 105-130(26)
Author: R.W. Cox
http://www.ingentaconnect.com/content/oup/irasia/2001/00000001/00000001;jsessionid=1k8t951lui3xo.henrietta
2、Fred Dallmayr
Cosmopolitanism: Moral and Political
Political Theory 2003 31: 421-442.
http://ptx.sagepub.com/content/vol31/issue3/
3、From the Environment and Human Security
to Sustainable Security and Development
pp. 289-313(25)
Authors: Khagram S.; Clark W.; Firas Raad
D.
http://www.ingentaconnect.com/content/carfax/cjhd/2003/00000004/00000002
4、Elke Krahmann
Conceptualizing Security Governance
Cooperation and Conflict 2003 38: 5-26.
http://cac.sagepub.com/content/vol38/issue1/
5、Gordon Laxer
Radical Transformative Nationalisms Confront
the US Empire
Current Sociology 2003 51: 133-152.
http://csi.sagepub.com/content/vol51/issue2/
6、Mark Neufeld
Pitfalls of Emancipation and Discourses of
Security: Reflections on Canada’s ‘Security
with a Human Face’
International Relations 2004 18: 109-123.
http://ire.sagepub.com/content/vol18/issue1/
安全保障学 二月二十二日
1,How the Weak Win Wars: A Theory of Asymmetric
Conflict
pp. 93-128(36)
Authors: Arreguín-Toft I.
International Security
Volume 26, Issue 1, 1 June 2001
http://www.ingentaconnect.com/content/mitpress/ise/2001/00000026/00000001;jsessionid=gnn22eto76pc9.victoria
2,A Surplus of Men, A Deficit of Peace:
Security and Sex Ratios in Asia's Largest
States
pp. 5-38(34)
Authors: Hudson V. M.; Den Boer A.
International Security
Volume 26, Issue 4, 1 March 2002
3,Coercive Containment: The New Crisis
Management
pp. 37-52(16)
Author: Youngson P.
International Relations
Volume 15, Issue 5, October 2001
http://www.ingentaconnect.com/content/sage/ire/2001/00000015/00000005
4,Another Century of Conflict? War and
the International System in the 21st Century
pp. 327-342(16)
Author: Hirst P.Q.
International Relations
Volume 16, Issue 3, December 2002
http://www.ingentaconnect.com/content/sage/ire/2002/00000016/00000003
5,Losing Control’ – War and
the Modern World
pp. 97-108(12)
Author: Rogers P.
International Relations
Volume 17, Issue 1, March 2003
http://www.ingentaconnect.com/content/sage/ire/2003/00000017/00000001
6、Ethics of Intervention: Just War Theory
and the Challenge of the 21st Century
pp. 115-133(19)
Author: Holliday
International Relations
Volume 17, Issue 2, June 2003
http://www.ingentaconnect.com/content/sage/ire/2003/00000017/00000002
7,A different kind of war? September 11
and the United States' Afghan War
Colin McInnes
Review of International Studies
Volume 29 - Issue 02 - April 2003
http://journals.cambridge.org/bin/bladerunner?REQUNIQ=1103715282&REQSESS=1227311&117000REQEVENT=&REQINT1=149798&REQAUTH=0
8,On the just war tradition in the twenty-first
century
pp. 353-363(11)
Author: Rengger N.
International Affairs
Volume 78, Issue 2, April 2002
http://www.ingentaconnect.com/content/bpl/inta/2002/00000078/00000002
9,Gender and International Relations: An
Introduction
by Jill Steans pp 81-103
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0813525136/qid%3D1103715622/249-3587976-1363547
10,Gendering World Politics: Issues and
Approaches in the Post-Cold War Era (International
Relations Series)
by J. Ann Tickner p 36-64
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0231113676/qid=1103715687/sr=1-2/ref=sr_1_0_2/249-3587976-1363547
●Bellamy, Alex J., “Ethics of Intervention:
The ‘Humanitarian Exception’ and the Problem
of Abuse in the Case of Iraq,” Journal of
Peace Research 41 (2004) 2, pp. 131-147.*
●Brunnee, J.; S. Toope, Slouching towards
New ‘Just’ Wars: The Hegemon after September
11,” International Relations 18 (2004) 4,
pp. 405-423.
○Collins, Alan, “State-induced Security
Dilemma – Maintaining the Tragedy,”
Cooperation and Conflict 39 (2004) 1, pp.
27-44.*
○Corrin, Chris, “Developing Policy on Integration
and Re/construction in Kosova,” Development
in Practice 13 (2003) 2, pp. 189-207.
●Henderson, Errol A., “’New Wars’ and
Rumors of ‘New Wars’,” International Interactions
28 (2002), pp. 165-190.*
●Kellner, Douglas, “Postmodern War in the
Age of Bush II,” New Political Science 24
(2002) 1, pp. 57-72.*
○Orford, Anne, “Muscular Humanitarianism:
Reading the Narratives of the New Interventionism,”
European Journal of International Law 10
(1999) 4, pp. 679-711.
○Paul, T.V.; Norrin M. Ripsman, “Under
Pressure? Globalisation and the National
Security State,” Millennium 33 (2004) 2,
pp. 355-380.*
●Watson, Bradley C.S., “The Western Ethical
Tradition and the Morality of the Warrior,”
Armed Forces & Society 26 (1999) 1, pp.
55-72.*
○Youngst, Gilian, “Feminist International
Relations: A Contradiction in Terms? Or:
Why Women and Gender are Essential to Understanding
the World we Live in,” International Affairs
80 (2004) 1, pp. 75-87.
●Zajadlo, Jerzy, “Legality and Legitimization
of Humanitarian Intervention”, American
Behavioral Scientist 48 (2005) 6, pp. 653-670.*
***
一方,X先生の授業(戦略学)で話し合われるテーマ.
秋学期
1,イントロダクション:戦略の特徴
2,実践のためのセオリー:クラウセヴィッツと彼の批判者たち
3,倫理:平和のために殺すこと,秩序と正義
4,戦争の原因と平和の条件
5,戦略の文化,軍事的文化,国家ごとの様式
6,地理,地政学,そしてランドパワー
7,シーパワー,海洋戦略,そして海軍
8,戦略と高度:エアーパワーとスペースパワー
春学期
9,核兵器,抑止政策,戦争計画
10,テクノロジーと戦争:RMA,技術の進歩,サイバーパワー
11,恐怖の力:テロと反テロ
12,第一次世界大戦:近代戦争の創造
13,第二次世界大戦:全地球紛争への戦略
14,冷戦:イデオロギー,武装競争,そして大戦略
15,防衛計画:不確定性への対処
戦略学 第一週目
出された質問が,
●What is strategy and how does it 'work'?
●What did Michael Howard mean by the forgotten
dimension of strategy?
●Can excellence in one or two dimensions
compensate for lack of exxcellence in others?
の三つ.これに答えるために,以下の論文を読みます.
1,Why strategy is Difficult? by Colin S.
Gray
http://www.dtic.mil/doctrine/jel/jfq_pubs/0422.pdf
2,Is Straegy Illusion? Richard K. Betts
http://mitpress.mit.edu/journals/pdf/isec_25_02_5_0.pdf
3,The Trouble with Strategy by Richard
K. Betts
http://www.dtic.mil/doctrine/jel/jfq_pubs/0729.pdf
4,RMAs and the Dimensions of Strategy by
Colin S. Gray
http://www.dtic.mil/doctrine/jel/jfq_pubs/1117pgs.pdf
5,クラウゼヴィッツの『戦争論』の1,2,3,8章
6,David Jablonsky "Why Is Strategy
Difficult?" in Gary Guertner, ed, THE
SEARCH FOR STRATEGY(1993)
7,Michael Howard "The Forgotten Dimensions
of Strategy " in FOREIGN AFFAIRS(Summer
1979)
8,Colin S. Gray "Modern Strategy"
第一章
1,Why strategy is Difficult? by Colin S.
Gray
http://www.dtic.mil/doctrine/jel/jfq_pubs/0422.pdf
この中でX先生は戦略(strategy)が難しい理由を五つ挙げております.
@政策(policy)と軍事(military)の橋渡し役だから.
Aとにかくその性質上,複雑になりがち.
B戦略家をトレーニングして育てることは不可能→経験のみ
C重要な要素,面が多すぎる
D敵が何をやってくるのか,何を考えているのかを知ることがほとんど不可能.
その他に,いくらテクノロジーが進化しても戦争の霧(fog
of war)=不確実性,を消すことができないこと,そして今のほうがいろいろな要素を考えなければならないので,実行するのが難しい,などと書いております.
●What did Michael Howard mean by the forgotten
dimension of strategy?
この質問の答えなんですが,マイケル・ハワード氏※は,クラウゼヴィッツになぞらえて,戦略には四つの面がある,としております.その四つの面とは,
@logistial(補給)の面.
Aoperational(実行)の面.
Bsocial(社会)の面
Ctechnological (技術)の面
です.
この論文が書かれたの1979年なんですが,核戦略を引き合いに出しながら,アメリカは戦略における技術的な面ばかりを強調しすぎる傾向があり,ソ連や中国のように社会的な面を統一することを全く考えていない,ということを語っております.
※ハワード氏の略歴です.英国保守党の中の人とは別人なので念のため.
http://www.clausewitz.com/CWZHOME/Bassford/Chapter21.htm#VanCreveld
Sir Michael Eliot Howard (1922-). Howard,
whose education was interrupted by World
War Two, served as a captain in the Coldstream
Guards and won the Military Cross in 1943.
He began teaching history in 1947 at King's
College, London. He first read Clausewitz
(in the Graham translation) in 1953 when
he was appointed lecturer in war studies.
I was initially most impressed by his concept
of "friction," and the importance
of moral forces as a means to overcome it.
This related very directly to my own wartime
experiences, and made me realize that what
I had been through was a universal phenomenon
in military affairs. Only very much later
did I become interested in his teaching about
the connection between war and politics.
Fundamentally he appealed to me, and still
does, because of his success in explaining
the limitations of intellectualizing about
war. It is an aspect of his teaching that
I find still goes down very well in lecturing
to the Services, and quite often leads them
actually to read him. (47)
Howard moved to Oxford in 1968 and was appointed
to the Chichele chair in 1977, serving as
Spenser Wilkinson's successor as professor
of the history of war until 1980. Howard
has been particularly successful at implanting
a respect for Clausewitz in his students,
who have come to dominate British military
studies. A number of his protégés
have contributed to the English-language
literature specifically on Clausewitz. (48)
In 1980, Howard moved up to the even more
prestigious Regius Professorship of Modern
History and thence to Yale in 1989, as the
first Robert A. Lovett Professor of Military
and Naval History. From Yale, he has moved
on to the Institute for Advanced Study at
Princeton.
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