c

「兵器別館」トップ・ページへ

「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ   サイト・マップへ

◆◆◆◆小銃・突撃銃
<◆◆◆小火器 目次
<◆◆個人装備 目次
<◆陸戦兵器 目次
<兵器FAQ目次

※カラシニコフなどロシア銃器はロシアFAQへ.
http://mltr.run.buttobi.net/

※自衛隊火器など,ローカル色の強い兵器は,各国別のFAQのほうへ.


 【link】

BDE32」:1分でライフルを分解して組み立てる少女(情報源STAR LIGHT PARADE)

「Gigazine」:ライフルを撃ったときの衝撃がよく分かるムービー

「militaryphotos.net」:H&k G11

net bunker」:ライフルを53秒で組み立てる11歳の少女(動画) : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ(everything is gone)

「You Tube」:SA80 shooting (Norwegian troops)

「火薬と鋼」

「ひろぶろ」◆(2010年03月20日)間違った持ち方でライフルを撃つとこんな目に合う


 【質問】
 小銃は,なんで「小銃」っていうんですか?
 ピストルよりでかいんだから,「大銃」なんじゃないんですか?

 【回答】
 「小銃」は,幕末に西洋の兵学を学んだ人々が作った造語です.
 「大砲」にくらべて小さいことから,こう名付けられたようです.
 当時の表現では,ピストルは「短銃」になります.今でも「拳銃」が常用漢字制限によって使えない新聞において,「短銃」という言葉は使われています.


 【質問】
 「小銃」というのは,いつ頃から使われるようになった言葉なのですか?
 戦国時代は「大筒」とか「小筒」と呼んでいたのですよね?

 【回答】
 「小銃」は,幕末に西洋の兵学を学んだ人々が作った造語です.
 「大砲」にくらべて小さいことから,こう名付けられたようです.
 当時の表現では,ピストルは「短銃」になります.
 今でも,「拳銃」が常用漢字制限によって使えない新聞において,「短銃」という言葉は使われています.


 【質問】
 後装式の小銃が出たのはいつ頃なのでしょうか?

 【回答】
 P・E・クリーター著『人類と兵器』(経済往来社,1968年)によれば,銃身から薬室を抜けるような構造の後装銃は,1664年にエイブラハム・ヒルによって以下のような特許がとられています.
「運転仕掛けによってちょうつがいの上に銃尾が持ち上がり,同じ仕掛けによって銃尾が下に下げられ,しっかりと留められるようにした銃及びピストルの新しい製造法」

 また,1704年にはフランス人技師によって,ネジ栓で開閉できる穴から弾と火薬を入れる銃が製作されていたようです.
 ターンオフ拳銃みたいな構造です.
 こちらの形式の小銃は,ダイヤグラム・グループ編『武器』(マール社,1982年)によれば,アメリカ独立戦争(1774)の際に,一部使用されたそうです.

(極東の名無し三等兵 ◆5cYGBbCsjQ in FAQ BBS)

 いずれにせよ,発射ガスの緊塞が不十分で銃尾からガスが漏れ,射程が前装銃の1/2程度しか無かったので,当初はそれ程普及しなかった.

 19世紀に入って,火薬と弾丸が一体になった実包が登場するようになって,ようやく実用的になる.
 1848年にプロシア陸軍が,現在のボルト・アクションの元となるドライゼ機構を取り入れた後装式小銃を採用.
 一般的に普及し始めたのは1866年の普墺戦争で,後装銃装備のプロイセン軍が,前装銃装備のオーストリア軍をサドワの戦いで破ったあたりから.

(軍事板)

初期の後装銃
(引用元:「フランス百科全書 図版集」)


 【質問】
 ライフル銃が出来たのっていつ頃ですか?
 また,そのころのライフル銃用の弾丸は尖頭形ですか?
 それともマスケットなどと同じような球形ですか?

 【回答】
 銃身内に螺旋を刻んで,それに銃身内径ギリギリの弾を押し込んで発射すると,「何故か知らんが飛躍的に命中精度が上がる」ってことは,経験的に知られていた.
 螺旋のミゾ自体は,銃身を作る過程で意図せずに形成される場合もあるから,そういったものもライフル銃と見なすとすれば,前装銃の歴史の始まりとほぼ同時期に,ライフル銃もまた誕生していたってことになる.
 誰が思いついたとか,誰かが発明したってものじゃなくて,だいたい同じ時期に色んな人が同じようなことを思いついたんじゃないかな.

 また,黒色火薬は燃焼すると多量の燃えカスが発生し,これが銃身内部にこびりつくと弾の装填ができなくなる.
これをクリーニングロッドで掻き取る内に,銃身内にできた溝が弾道を安定させることが,経験的に体得され,後に製造時から刻まれるようになったという説もある.
 弓矢の矢羽にねじりを与えると,安定して飛ぶことも知られていたので,これと結びついて考えられたとも.
 こうしてライフルが使われるようになったのが15世紀ごろ.

 弾は当時のほかの銃と同じく,球形の鉛玉だったが,ライフリングに触れなければ回転しないので,銃の口径よりもやや大きい玉が使用された.
 装填の時は木槌とロッドで,弾を銃身内に押し込まなければならず,手間がかかった.
 そのため長い間ライフルは狩猟用に使われ,戦争で使用するときは,指揮官などを撃つ狙撃銃としてもっぱら用いられた.
 弾が今のものに近いどんぐり型になったのは,19世紀に発明されたミニエー弾のころから.

軍事板,2009/06/19(金)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 ボルトアクションの連発銃が19世紀末に各国で採用されてましたが,大抵は取り回しづらいと言うことで,短いカービンタイプのものに置き換わってます.
 何で取り回し辛い長いものが最初に採用されたのでしょうか?

 【回答】
 銃身の長さ=弾道の安定性(=命中精度)だったので,射程と命中精度を求めたら,銃身は弾が銃身との摩擦に負けて性能低下を起こす限界まで長くなった.
「現実の戦場でそんな距離じゃ撃たない・・・というかそんな弾飛んでも目標が見えねぇよ」
ということは無視されていた.

 それから,「小銃」というものは,それが歩兵の主力武器になった時から,銃剣を着けて「槍」として使う事がある意味「鉄砲」として使う事よりもメインだった.
 少なくともそう考えられていた.

 なので塹壕戦が戦闘の主流になるまで,小銃の銃身はやたらと長かった.
 今まで野戦で双方の軍勢がぶつかり合って,と言う戦いが続いていたからどんどん長射程化が続いた.
 昔はそれよりもっと重くて長いものを使っていて有効射程が拳銃並みだった訳だから.

 けど,並みの射手の有効射程は精精,数百mだからそんなにいらんし,塹壕戦,電撃戦になったら長射程の小銃はますますいらなくなった.
 重いと機動力落ちるし,行軍大変だしね.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 友人に
「自動小銃と小銃と突撃銃って何が違うの?」
と聞かれ,すこし考えて
「今の小銃は狙撃銃以外は大体「自動小銃」で,突撃銃ってのは宣伝のようなもん」
と答えてしまったのですが,私は素人さんに素で嘘ついちゃったんでしょうか?
 詳しい分類を教えて下さい.(駄目ガンナー)

 【回答】
 ライフル弾を使用するのが小銃.
 より軽装の弾を使って,全自動可能なのが突撃銃,と考えるのが簡単かつ真実に近いかと.

 つまり,弾には拳銃弾,ライフル弾,そして中間的な突撃銃用の弾があり,現代ではそれが個人装備のメインになっているわけです.
 西側でいえば,7.62mmNATOがライフル弾(=小銃弾)であり,5.56mmNATOが突撃銃用の弾です.
 今ではそれが単にライフル弾と呼ばれていたりします.
 口径のみならず,薬莢長=薬量も従来の小銃弾より少なめ,
 そのかわり,携行弾数と発射数が多め.

 この「小銃」の内,ボルト・アクション等の手動による次弾装填ではなく,ガス圧などの作動機構により,自動的に次の弾が装填されるようにしたものであって,かつ,
・引き金を引くたびに一発ずつ発射する方式を半自動(セミオートマチック),
・機関銃のように,引き金を引いている間はずっと弾丸が発射されるのを全自動(フルオートマチック)と呼びます.
 つまり半自動での発射さえ可能なら,それは自動小銃です.
 もっとはっきり言ってしまうと,半自動が可能になって始めて自動小銃と呼べます.
 全自動しか出来なければそれはただの機関銃です(機関銃でも半自動を可能にしたものもありますが).
 例えば,米軍が採用していたM1ガーランドはセミオートのみ,全自動不可の自動小銃ですし,M16などのアサルトライフル(突撃銃)を一般市場向けにフルオート機能を取り除いてセミオートのみ可能にして市販したものもやはり自動小銃です.

(system他)

M1ガーランド
(画像掲示板より引用)



 【質問】
今ままでAK47(7.62mm)が突撃銃と言ってたのですが,東側の「突撃銃」の定義を是非ともご教授ください.(駄目ガンナー)
 【回答】
AK47で利用されているカートリッジは,同じ口径こそ7.62mmですが,薬莢の長さが西側のそれと比較して短く,より少ない火薬で発射されます.
 例えば,G3やFALで利用されていたのは7.62×51,AK47は7.62×39.

 すなわち,「中間的な突撃銃用の弾」に該当します.したがって,AK47(もしくは74)は突撃銃(Assault Rifle)であると言えます.
 ちなみに,SVDのような狙撃銃で使われるカートリッジは7.62×54となり,AK47のそれよりもパワーがあります.

ちゃぎ ◆fSfdiYoeFc


 【質問】
 kar98kなどボルトアクションライフルのハンドル操作なんですが,引き金引いた後,掌を上に向けてハンドルをつかんで起こし,排莢.
 その後,掌を返して掌で押し込み装填すると思っていました.
 YOUTUBEでガンマニアらしき人が上げてる動画でもそうやってました.

 しかし,ドイツ軍では撃った後掌を上に向けずハンドルを上からつかみ排莢,掌を返したりせずそのままの握りで装填する動作で統一されていたと言う人が居ました.

 訓練や実戦の画像や動画を捜しているのですがなかなか見つかりません.
 現代の人や戦争映画などではよく出てきますが,当時はどうだったのでしょう?
 歩兵操典とか記録映像のような物で,webで見ることができるものはありますか?

 【回答】
http://jp.youtube.com/watch?v=rG6OeVnoQrc

 この動画の複数個所に記録映画かニュース映画か教材映画あたりからの引用あり.
 どちらかというと前者の方法に近いんですが,掌を完全に返してというより,手の平を返しつつ,腕を上に持っていき,横から掴むような感じに見えます.
 個人差もあるかと思いますし,訓練の動画ではないので,教官が実際にどう教えているかは分かりません.

 たぶん,探せば他にも色々出て来ると思います.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 ボルトアクションライフルでも,狙いをさだめなければM1並の発射速度で弾丸を発射できるんでしょうか?

 【回答】
 精密射撃をしないである程度の狙いで撃つのであれば,二秒で一発程度の発射速度で撃てます.
 これは弾幕射撃と言って,部隊全体で火力を発揮する場合に行なう射撃で,文字通り有る区域を制圧する目的で弾幕を張る時に実行します.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
>【大量殺傷の元凶「アサルトライフル」とは何か】 フロリダ乱射事件が投げかけている課題 : http://toyokeizai.net/articles/-/122408 #東洋経済オンライン
https://twitter.com/Toyokeizai/status/742198700286447617

 アサルトライフルって何?
 3行以上で教えて!

 【回答】
 アサルトライフル assault rifle / gépkarabély,すなわち突撃銃は小銃の一種で,突撃射撃(腰だめ又は立姿で行う射撃)に適している銃.
 全自動射撃と半自動射撃の機能,そして多数弾を給弾できる弾倉を有する.
 全自動射撃を容易にするため,従来の小銃弾(区別化のため,これを特に「フルサイズ弾」と呼ぶこともある)より反動の弱い弾薬を用いる銃が多い.

 まあ,でも,具体的に銃の名前で覚えたほうが,区別は簡単.
 そんなわけで,
「世界三大アサルトライフルを連れてきたよ」
「世界三大アサルトライフル?」
「『地球で最も多い銃』,AK-47」
「PAPAPAM!」
「『NATO規格の凄いやつ』,FN FAL」
「TOTOTOTOTONK!」
「『プラとアルミの"ブラックライフル"』,M16」
「KTOWKTOWK.... クソッ!弾詰まりしやがった.中村,テメェが悪い!」(BLAM!) 「畜生,いつか殺してやる」

 【参考ページ】
http://www.mod.go.jp/trdi/data/pdf/Y/Y0002B.pdf
http://matome.naver.jp/odai/2140913725451635401
http://repmart.jp/blog/gun/assault-rifle/
http://matome.naver.jp/odai/2141320575967856801
http://blog.livedoor.jp/kurakuranahibi/archives/50692434.html
http://mgdb.himitsukichi.com/pukiwiki/?FN%20FAL
http://gungeek.doorblog.jp/archives/25429394.html/M16

【ぐんじさんぎょう】,2016/06/15 21:00
を加筆改修


 【質問】
 アサルトライフルは自動小銃に含まれるんじゃないの?
 小銃は自動小銃を含み,自動小銃はアサルトライフルを含む.
 これらを峻別しようとする事自体が間違いだと思うけど.

 【回答】
 その分類だと,アサルトライフル弾を使わない(小銃弾を使用する)小銃に対する名称が存在しなくなる.

 峻別しようとすると,使用弾薬によってアサルトライフル(AR)弾を使う銃と,従来の小銃弾を使用する銃の,2種類に分けることになる.

 従来の小銃弾を使用する銃を,"full caliber rifle(FCR)" と呼ぶ方法もある.
 この場合であれば,

小銃=FCR+AR.
自動小銃=「全自動射撃が出来るFCR」+AR

ということになって話は簡単.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 何故,歩兵の突撃銃の弾は5.62㎜なんですか?
 5.62㎜では,ボディーアーマーを装備した敵兵に十分なダメージを与えることができないのでは?
 そもそも突撃銃とは何ですか?

 西側の突撃銃の弾の大きさが5.62㎜に決定したのは何故ですか?
 5㎜や6㎜じゃ駄目なんですか?

 【回答】
 それに全部答えてたら,軽く1冊の雑誌か本くらいにはなってしまうので,あくまでかいつまんで話すと.

 突撃銃は,もともとドイツ語のシュトゥルムゲヴェーア,英語でアサルトライフルの日本語訳.

 一般的に軽量で,個人が携行でき,小口径で威力がある弾薬を使うものを指す.
 はっきりと概念が固定されてるわけじゃないので,分隊支援火器との違いまで厳密に区別する事は難しい.
 一般的によく見る,AK-47,M4,M16,G3あたりが代表的なもの.

 既に指摘されている通り,5.56mmなんだが,以前は7.62mmの弾薬を一般的に使っていた.
 イギリスは戦後,突撃銃向きな弱装の7mm弾を使うEM2を開発したが,アメリカが7.62mmをNATO標準にゴリ惜ししたので中止.

 が,高威力な反面,当然反動が強く,フルオートの射撃の制御が困難だったり,小型の弾に比べて大量補給が大変だったり・・・と難点も多かった.
 それで新型の,小口径で高速で貫通力の高いライフル弾の必要性が叫ばれ,アメリカが空軍基地警備に採用したAR-15,後に陸軍や海兵隊が採用したM-16が,ベトナム戦争で戦線に多数投入される.
 そこでの成功を受けて,今のM4シリーズに繋がっていく.

 ただ,5.56mmの威力不足は常に問題となっているのは事実で,これは弾頭の開発が悪いとか,貫通力が高すぎて実際の殺傷力に繋がりにくい・・・との指摘は常に絶えず,特殊部隊なんかでは以前の7.62mmの弾を使うライフルを一部では使っていたり,次期制式アサルトライフルを見据えて,新弾薬を開発して米軍にアピールしてるメーカーなんかも居る.

 余談だが,もし大戦中に日本が突撃銃を開発していたら,(ソ連で試作自動小銃にも使われた)6.5mmのものができたのかも.

軍事板
青文字:加筆改修部分

▼>5.62㎜では,ボディーアーマーを装備した敵兵に
>十分なダメージを与えることができないのでは?

 (5.62㎜といわれてる物が5.56×45㎜と仮定して)
50~200Mの射程内であるなら,ボディアーマーを装備した相手にも有効です.
 有効で無いならば,米国内SWAT等公的機関がPDW系火器に見切りをつけて,改めてM4やCAR15等の5.56㎜口径火器を採用している流れについての説明が付きません.

 5.56㎜の問題点は,長射程おける打倒力と対物貫通力です.
 イラク・アフガン等開豁地での長距離銃撃戦に対応し切れなかった事が有ったり,テクニカルのキャビンドアを貫通出来ず運転者の無力化が出来なかった事例から,昨今問題視されるようになりました.

>そもそも突撃銃とは何ですか?

 短小ライフル弾を使用する半自動/全自動若しくは制限点射が可能な自動小銃です.
 7.62×51㎜等のフルサイズ弾薬を用いる自動小銃は,(M14,G3,AR10,FAL,HAC-7,ガリル7.62etc) 全自動/制限点射射撃機構の有無を問わず,今日の概念に於いてはBattle rifleにカテゴライズされます.

たかふみ in 「軍事板常見問題 mixi支隊」


 【質問】
 アサルトライフルについて質問です.
 結局,7.62mm程度の弾は反動が強すぎてフルオート時の制御保持が難しく,遠距離射撃性能も過剰すぎてアサルトライフルの弾薬には威力過剰で不向き,ということになったようなのですが,これから技術の進歩でそういった問題が改善されて7.62mmクラスの弾が再びアサルトライフルの弾薬として復活する,という可能性はあるのでしょうか?

 【回答】
 アサルトライフルの弾薬については7.62mmでは
・数持てない,
・連射つらい.
5.56mmでは
・有効射程短い,
・ストッピングパワー不足
という定説はあります.

 ただ,今はフルオートでアサルトライフルを使用する場面はほとんど無く,フルオートのコントロール性の問題はそれほどでも無いと思われます.

 ただ,アサルトライフルは配備数が多いので,弾薬の変更は巨額の投資を意味します.
 いろいろと文句はあっても,取りあえず十分実用になっているので,軍事予算削減傾向の昨今,そのような変更は計画はされても実現しないという状態です.

 開発自体はされており,現行の5.56×45mm(銃口エネルギー855J)に比し強力だが,7.62×51mmより小さくてコントロールしやすい6.8×43mm(同1320J)(レミントン.以前6.8mmSOF(Special Operation Force)と呼ばれ,現在SPC-Carbine-と呼ばれる)については数社が銃を開発しています.
 さらに,弾重増加と形状の改良によって長距離での有効性を増し,7.62mmも置き換え可能と主張する6.5×39mmのGrendel(Alexander Arms社)も登場しています.
 しかし,5.56mmなら30発入る標準的なサイズの弾倉で6.8mmは28発,太めの6.5mmGrendelでは25発しか入らないとされており,一方的に新型が優れているわけではありません.
 それに加え,最初に書いた費用の問題で,近い将来に新口径が広く普及する可能性はないと思われます.

 なお,反動の制御に重要なのは銃の作動機構や衝撃吸収の部位だけでなく,銃の長さや重さ,そのバランスも欠かせません.
 これらの要素は技術の進歩で解説できない部分が多く,どうしようもありません.


 【質問】
 いくつかの国のアサルトライフルのバリエーションで,バレル延長&バイポッドをつけてLMG的な運用をしているケースがあるみたいですが,バレルの延長をしたのは何故?
 バイポッドによって,バレルを長くしても安定した射撃が出来るという事でしょうか?

 【回答】
 自動小銃の銃身を延長・強化する主たる目的は,持続発射弾数の拡大です.
 この改造によって,自動小銃とほぼ同じ機構を持つ銃を,軽支援火器(LSW)たらしめています.
 また,銃身が延長された事により,自動小銃よりも僅かながら射程が延長されており,支援火器としての存在意義を高めています.
 制式小銃と全く,同じ操作法で運用が可能となり,この利点を重視した米軍では,M4を拡張したモデルが次期支援火器の候補となっています.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板,2010/04/04(日)
青文字:加筆改修部分

 LMGは小銃に比べ,連射する機会が多くなります.
 その際に小銃よりもバレルに負担がかかってしまいます.
 またLMGの場合,小銃よりも長い射程で射撃する場合も多々ありますので,小銃よりも太く長いバレルになっているのでしょう.

 バイポットを使用すると,銃の重量をバイポットで支えてくれてるので
(バイポット無しの場合,射手の腕力で支えるのがデフォ)
長い時間,安定した状態で構えていられます.

 銃を安定した状態で照準を定められるのですから,当然,命中率はバイポット使用の方が上がります.

軍事板,2010/04/04(日)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 アフガンからイラクの一連の戦いで米軍兵士から5.56ミリ弾の威力不足が聞かれると言う記事を読んだのですが
1,新弾薬を導入する動きはあるのでしょうか?
2,そもそもそんなにM14やAKの弾薬と5.56ミリの威力の差が極端なものなのでしょうか?
3,相手を射殺するのに適した弾薬の条件とは何でしょうか?

 【回答】
 相手を射殺するのに適した弾薬の条件としては,
1.その距離で相手に当たる
2.相手の体に十分な大きさの穴を開ける.
の2つに尽きます.

 1.を可能にするには,現代戦ではフルオートで反動がコントロールできること,
 これは銃口エネルギーで3000J以下と考えられます.
 同時に相手まで弾が速度をあまり失わずに正確に届くこと.
 このためには初速が大きいことと同時に,銃弾の前方投影面積あたり重量が大きいことが要求されます.
 簡単に言えば銃弾がある程度細長いこと.
 初速が大きいと反動が増えますから,この時点で弾重に制限がかかります.

 2.については
・脳ミソとか脊髄吹っ飛ばして生命活動不能にする
・臓器とか大血管ブチ抜いて出血多量にする,出血性ショックで死亡させる
となります.

 で,中枢神経を破壊して生命活動不能にするか,出血で殺すか,当たり所とか言い出すとキリないので,結局は大きな穴を開けて確率的に中枢神経や大血管,主要臓器を十分破壊するという考え方になります.
 この場合,まず相手の服と皮膚を貫通する事が必要で,現代戦ではヘルメット,防弾ベストを考慮に入れる必要があります.
 この段階でやはり初速と射撃距離で速度を失わないことが必要.前記の理屈で細長い,弾重に制限がある弾となると口径も制限されますから,ジャストフィットの口径できちんと穴開けるか,過小な口径だが速度を利して貫通後回転したり砕けたりして大きな穴を開けるかになります.

 5.56mm NATO(AK74も)は後者を前提としており,速度が失われる距離では急速に威力が減少します.

 そのため,6.7~7.0mmぐらいの口径で細長い弾で初速は5.56mmより控え目程度が最適ではないかと言われる今日この頃,皆様お元気ですか?


 【質問】
 G36KとかSG551とか,中途半端なサイズの銃がよく出てますがこれって意味あるんですか?
 野戦ならフルサイズ,CQBならコンパクトサイズで割り切れると思うのですが・・・

 【回答】
 G36KとSG551は,言わばM4クラスの16インチ銃身を備えたカービン銃です.
 基幹小銃としてのフルサイズ・ライフルは,歩兵装備としての機能に特化している為,M4の登場に注目した各メーカーが,その汎用性・商品性の高さを自社製品に取り入れ,あらゆる任務に耐え得る,取り回しと射程短縮のバランスを取った大きさの銃を用意しました.

 野戦の射程が近接化している現代戦においてはカービン・サイズでも充分ですが,射程の問題が付き纏います.
 其の上,近接戦闘に特化したSG552やG36C,CQBR等5.56mm短縮小銃の登場により,より中途半端な点が強調された格好に成っています.

 結局,汎用装備は専用装備には勝てないと言う事の証明になってしまったのが実情なのでしょう(笑)

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 世界最初のアサルト・ライフルは?

 【回答】
「小銃弾と拳銃弾の中間の威力を持った弾薬を使用する,全自動射撃が可能な自動小銃」
の定義に従うのなら,7.92x33mm Kurzを使うStG 44(MP-44)が最初のアサルトライフルということになります.
 7.92×57mmを使うFG42は,アサルトライフルに当てはまりません.

 因みにフェデロフ1916は日本軍の三八式歩兵銃用の6.5x50mmを使うのですが,この啌圧の低いカートリッジをあえて使い,安定した作動と撃ちやすさを目指した所が,後のアサルトライフルに通じるものがあるため,「最初の突撃銃」との意見があるのでしょう.
http://forum.axishistory.com/viewtopic.php?f=39&t=140848

 なお,Modern Firearmsではアサルトライフルと分類されていますが,むしろ自動ライフルから突撃銃への過渡期となる銃と捉えるべきではないかと.
http://world.guns.ru/assault/as86-e.htm

蒼 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」


 【質問】
 世界最初のアサルトライフルはドイツのMP-44ではなく米国のB.A.Rなのでは?

 【回答】
 アサルトライフル(突撃銃)の定義は
「小銃弾と拳銃弾の中間の威力を持った弾薬を使用する,全自動射撃が可能な自動小銃」
となっています,
 その定義によれば,弾丸威力と全自動射撃機能と言う点では,フェデロフ1916小銃が最初のものとする説も有りますが,事実上,独逸のFG42が「突撃銃」の定義に当て嵌まる最初の自動小銃となるようです.

 また
▲BARは,小隊または分隊単位の火力を補う為の一人で運用する自動火器として使用されており,現代における火器カテゴライズではMINIMIが最も近い性格を持っています.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分

 BARは開発・配備時の通常のライフル弾と同じ弾薬を使うし,必ずしも近距離戦闘のみを考えて開発された訳ではないので,この定義には当たらない.
 分類としては「軽機関銃」になる.
 BARの時代はまず「小銃も機関銃も同じ弾薬を使っている」ので,そもそも「アサルトライフル」の定義が適用できない.

 「分隊支援火器」は,「口径は同じだが機関銃とは別用途の弾薬であってフルスケールではない」という弾薬が開発されてからの概念だから.

 G3,FAL,M14等の「西側第1世代アサルトライフル」は果たして「アサルトライフル」なのかどうか,ってのは時折揉めるポイント.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 現在の先進国の歩兵の主要突撃銃は排莢口が,持ち手から見て右方向にあるものばかりですが,銃を右手から左手に持ち替えて撃つときなどに,自分に向かって空薬莢が飛んで来て危険なように思います.
 薬莢が射手に飛んでこないようにする部品がついていたり,もともと右前方に飛ぶようになっているのか,薬莢が自分に当たらないような撃ち方をしているんでしょうか?
 それとも,空薬莢が当たっても特に問題ないのでそのまま薬莢が当たるままにして射撃を続けるんでしょうか?

 【回答】
 軍用小銃の排莢口は基本的に,右側で構えた時に安全な方向に薬莢が飛ぶように設計されています.
 M16A1からA2への改良の際には,左側に構えても,また右側に居る射手に薬莢が当たらないように,右前方の比較的安全な区域に飛ぶよう,カートデフレクタと呼ばれる突起が設けられています.
 また通常,小銃の射撃時には薬莢の飛ぶ方向を意識してなおかつ様々な姿勢で射撃し,取り回すように訓練します.
 なので,薬莢が飛んで来る位置に身体を晒さないように運用し,尚且つ通常の運用では薬莢が飛来しないように工夫されています.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 アサルト・ライフルの構え方は肩に当てるのが基本なようですが,軍隊によって違いみたいなものはあるのでしょうか?
 例えばアメリカ陸軍流,陸自流みたいな感じで.

 【回答】
 アサルト・ライフルの形状が大差無い以上,構え方も大差無いといえます.
 逆にいえば,構造が変われば構え方も変わる場合があります.

 ブルパップ式でハンドガードがあるステアーAUG:
http://commons.wikimedia.org/wiki/File:DM-SD-98-02822.JPEG
 ま,左手と右手が近いだけといったらそれまで.

 同じくブルパップ式のL85の,分隊支援火器バージョンの,L86LSW
http://images.google.co.jp/images?q=L86+LSW&start=0&sa=N
 後方(薬室側)の方にグリップを付けてあるのでこんな構え方をします.
http://www.military-page.de/waffen/sturm/sa80/sa80_04.htm

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 銃を構えている写真で,肘が下がっていたり横に張っていたり,また体が正対に近い角度やかなり横を向いているものなどありますが,それらの違いは何処から来るのでしょうか?
 またそれらのはどんな利点があるのでしょうか?

 【回答】
 肘を上げる,つまり脇を開くと射撃時に銃口が右に揺れる(握把を右手で握っているとして).
 故に脇を締める構え方は小銃の速射に適している.
 脇を開いた構え方の利点は知らないが,この構え方は教本や写真を見る限り,速射の概念が無かった前世紀からある様だ.
 現在でも狙撃の様な精密な立射では脇を開いて構えるから,精密射撃に適しているという事になる.

 写真や動画を見る限り陸自の隊員は脇を締めているし,米陸軍所属の飯柴大尉は脇を締めて構える様に指導していた.
 最近は多くの軍隊では初期教育で,脇を締めて構える様に指導しているんじゃないかな.これは憶測だけど.

 体つまり,両肩を結ぶ線Aと標的と小銃を結ぶ線Bが斜めに交わる構え方は基本的な小銃の構え方.
 AとBを平行にした構え方は,脇を開くことと同様に,速射に適さないが精密な射撃に適している. 
 加えて前方の脅威に晒す自分の体の面積は最小になる.
 AとBが直角に交わる構え方は,防弾衣のプレートが有効に体を隠す様にするための構え方.
 近年CQBに取り入れられている.

 そういえばSSTの隊員が大きく脇を開いて銃床を肩に乗せたレディポジションが印象的だった.
 陸自の隊員もCQBであんな構え方をする事があるのか?

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 最近の近接戦闘では,この〔画像の〕状態で銃を横に90度倒して撃つ技があるって本当ですか?
(画像引用元:http://www5a.biglobe.ne.jp/~shinotan/tyoro.JPG

 【回答】
 この構え方は,近接戦闘における索敵しながら移動する状況においては正しいです.
 また薬莢の飛ぶ方向をコントロールする意味もあって,排莢口(エジェクションポート)を上に向ける事もあります.
 勿論これは近接時においての射撃姿勢の中でも,即時発砲が必要な状況に限られます.
 ちなみに,この「チョロいもんだぜスタイル」での遠距離狙撃は普通はやりません.

三等自営業◆LiXVy0DO8s


 【質問】
 利き目と利き腕が違う場合,どうやって小銃を持つの?
 スポーツ射撃なら専用のスコープらしきものを使っているみたいだけど.

 【回答】
 基本は利き腕がどうであろうと,右手でトリガーを引く.
 職業軍人なんだから,利き腕利き目がどうであろうと関係ない.
 スポーツと違って,生きるか死ぬかの瀬戸際に利き腕がどうこう言ってられない.
 死にたくなければ利きと逆でも使えるようにするしかない.

 つうか,スポーツ射撃レベルの精度は求められないので,腕か目のどっちかを矯正することになるかと.
 それでも小銃射撃が不得手なら,歩兵以外の兵科に行くことになる.
 軍隊では小銃撃てなくても困らない職場も結構あるので.

 なお,アメリカ人は左利きが多いので,M-16ではイジェクションポートの形状が改良され,左利きの人が撃っても薬莢が顔に当たらないようになっていたり,M-9ではマガジンリリースボタンの位置が調整できるようになっているなど,必ずしも右手でトリガーを引くということではないみたい.


 【質問】
 銃剣がついていない状態でも,バッタリ敵に出くわしたら小銃の銃口で,顔とかみぞおちとかキンタマとかを突けば結構痛いと思うんですが,いまの軍隊じゃそういう使い方はしますか?

 あと,映画とかだと,小銃を素早く持ち変えて肩当てでぶっ叩いたり,拳銃のマガジンで殴ったりってシーンがありますが,実銃は頑丈だからアレやっても大丈夫なんですか?

 【回答】
 小銃と言うのは,実は鈍器として使う事を推奨されていません.
 しかし,兵隊さんはあらゆる装備の中でも,小銃だけは必ず携行します.
 ですから,弾薬が無くなって仕舞うと只の棒に成る事が無いように,銃剣を装備し,出来るだけ任務を遂行可能な最悪の状況を先延ばしするのです.

 また銃剣格闘などの戦術も発達しており,最も繊細な小銃であるAR-15でも,銃床で打撃する等しても壊れにくいように成っていますが,銃器メーカーとしてはお勧め出来ない使用法ではあります.

 初期のM16では消炎制退器の先端が,鋭い三叉のような形状をしていましたが,行軍中に味方兵士を傷付ける事故があったり,銃口からの異物進入が避けにくいなどの理由で,現在の鳥篭型のものが主流になっており,NATO規格ではこの部品が小銃投弾発射機も兼ねています.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板,2007/07/11(水)


 【質問】
 グレネードランチャーって,敵陣までグレネードが届くまで,かなり時間が掛かりますよね.
 一般的にグレネードは,点火してから炸裂するまで5秒くらいですよね.
 空中で爆発してしまわないんですか?

 【回答】
 敵陣まで届かせるって,どれくらいの距離を想定してるんだ.
 あんなもの精々「手で投げるよりマシ」程度の代物なんだが.
 敵陣っつったって,すぐ目の前にあるトーチカの銃眼を狙ったり,ちょっと遠くにあるのを牽制するぐらいが精一杯だぞ.

軍事板
青文字:加筆改修部分

 ちなみに,日本軍の手榴弾は擲弾筒から発射する為,点火から爆発するまでを長めに設定してあった.
 普通の手榴弾としては投げ返されやすくなるので欠点.

 だが主流は専門の擲弾を使う方式だ.
 これなら問題がない.
 着発でも遅延でも信管次第でどうにでもなる.

モッティ ◆uSDglizB3o in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 ライフルに紐をつけて担いでるのを,ニュースで見たことがあるんですが,あれってなんですか?
 専用の紐で支給されてるものなんでしょうか?
 それとも自腹で用意してる?
 紐が三本四本あったと思うんですが,どういう構造になっていて,どういう風にかついでるんでしょう?
 というか,あんなもんつけて,銃使う時に邪魔にならないんでしょうか?

 【回答】
 負い紐(スリング) といいます.
 基本的に支給品ですが,私物を使っている場合もあります.

 邪魔にならないように工夫されています.
 あれがないと,いつも手で持っていなればならないので不便です.

>紐が三本四本あったと思うんですが,どういう構造になっていて,どういう風にかついでるんでしょう?

 3本4本というのは見たわけじゃないのでわからないけど,通常の歩兵用のが平紐一本なのに対し,山岳兵がスキー行軍する場合に,二股に分かれて背中に垂直に背負える物は存在します.
 私の手元にあるのは,ベレッタのオプション用品で,平紐がジッパーで縦に裂けるように工夫してあるものです.
 銃はせいぜい3キログラムなので,バックパックみたいな念入りなパッドがなくても平気だけど,長時間背負うのはやはり疲れるのと,銃だけじゃ野山は暮らせないのでバックパックも必須.
 楽をしたければ,バックパックの背負った胸にぶら下げます.

 2点式とか3点式のスリングを,2本,3本といってるだけのような気もしますが.

軍事板,2009/08/11(火)~08/12(水)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 M4カービンのハンドガードに,M203とかグリップとかのアタッチメントを取り付けるときって,マウントレールにネジで付けるの?
 填めこんだりとかじゃないんだよね?

 【回答】
 M4カービンのハンドガードは上下に分割されています.
 ですからM203を取り付ける場合には,ロワーハンドガードを外して取り付けます.

 また,その他のアクセサリを取り付ける場合には,RISやRASなどのレイル・インターフェイスをハンドガードと交換して,各種アクセサリーを取り付けます.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 M79やM203などの携帯式/装着式グレネードランチャーの40×46mm弾と,Mk19などのフルオートグレネードランチャーの40×53mm弾,共用弾薬でないのはなぜでしょうか?
 共用にしてしまえば,コストも安くなると思うのですが.

 【回答】
 40mm×46を元に,発射薬を増加して射程を拡張したものが40mm×53で,弾薬としては.357Magと.38splの関係と同じく,上位互換性を持っています.
 なので40mm×53を使用可能な発射機は,40mm×46も発射出来ますので,必要充分な互換性を備えているため,装備の更新が進めば問題は解消します.

 補足しますとM203は砲身スライド式なので,弾種によっては40mm×53が装填出来ませんし
 また反動が過大となるため使用は推奨できません.
 完全な上位互換性は手動式に限られます.

 Mk19や自動擲弾発射機のような自動式の場合には,,動作に必要な反動が得られない為,40mm×46の使用に適していません.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 ウィキによると,SIG SG551は銃身が短いためライフル・グレネードは発射できないとのことですが,なぜ銃身が短いと発射できないのでしょうか

 【回答】
 個別の銃に対する疑問はWikiの方で質問して貰うとして,一般論としては,アウターバレルという部分にはめて発射する,「スピゴット式」と呼ばれるタイプのライフルグレネード
http://www.buyordietokyo.com/wp/wpgr.jpg
(こういうのね)
は,アウターバレルの短いタイプのカービンには当然ながら使えない.
 「刺さる」部分が足りないので.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 アサルトライフルに関してです.
 HK416,XM8,FN SCAR の三機種の長所,短所を教えてください.

 【回答】
HK416・・・
 H&KがM4を元に独自のショートストローク・ピストン機構を組み込んだ物.
 M4の操作性と高精度に,G36と同等の耐久性を持たせた製品.
 元々のM4と比較して,やや重量が増したものの,汚れに強くなり,作動不良を起こすまでの発射弾数が飛躍的に増大した.

XM・8・・・
 G36を元に,米軍の次世代小銃の要求仕様を満たす為に試作された物.
 G36の性能そのままに,新設計の樹脂レシーバーによるさらなる軽量化を目指したが,軽量化に拘る余り,剛性不足から来る命中精度の悪化を招いた.
 米国での生産拠点が準備され量産直前まで漕ぎ付けたが,コルト等の横槍により断念.
 また,各種アタッチメントも専用設計の為汎用性に難がある.

FN SCAR・・・
 米軍のFCS構想の前段階としての,次世代小銃として設計された物.
 簡単な部品の組換えによるマルチカリバーを実現すべく考慮されており,また操作性も,現行のM16A2と類似している事も特徴である.
 欠点らしい欠点は無いようだが,凝った設計による重量増加が懸念されている.
 実際に少数が調達されており,試験的に運用される予定.
 現在大規模な改修を受けている最中であり,今後大きな設計変更があるかも知れない.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分



 【質問】
 設計に一番ゆとりがあるのは,FN SCARでしょうか?

 【回答】
 SCARは確かに余裕のある設計ですが,7,62mmにあわせた規模なので,重量が問題になります.
 まあ,そのあたりは今後の改良で修正される事でしょう.
 ただ,現状ではどれが使い易いか,でいうとHK416ではないかと考えます.
 SCARについては,実戦でのプルーフによってこれから評価される部分もありますので,他の銃と比較した上での評価は聞き及んでおりませんので悪しからず.
 ただ個人的には,SCARは良い小銃であると思います.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 ウィキペディアを見ていて,FN FAL小銃の分隊支援火器仕様のカナダ製C2A1と言う銃には,ハンドガードが無い事を知りました.

 質問なのですが,
1 なぜハンドガードを付けなかったのでしょうか?
2 射撃後,熱くなっているむき出しの銃身に射手が触れて無用なやけどをする危険性はないものでしょうか?
3 むき出しのガスピストンが何かにぶつかる等して故障の可能性を増やす危険性はないのでしょうか?

 【回答】
(1)・・・
 二脚が装備されているので,射撃時にはハンドガード部分に手を添えない様に成っています.
 また,構造上,ハンドガードを装備すると過熱により破損するなどの欠点がある為,多数の弾丸を発射する運用上,省かれたようです.

(2)・・・
 当時の多くの分隊支援火器は,強化された自動小銃と言う構造上の特徴を持っていますが,小銃に限らず自動火器は,射撃すれば必ず銃心は過熱するものなので,使用中は手を触れない,とする事で,過熱した銃身によるやけどの対策としていました.
 また,この形式の自動火器は銃身の交換が出来ないので,有る程度射撃すると,銃身を冷却する為に一時射撃を中断するように運用されていました.

(3)・・・
 ピストン部分は剥き出しではなく,ガスブロックとピストンケースによって,作動部分は保護されています.

 これらの自動小銃を強化した自動火器である分隊自動火器は,軽機関銃よりも軽便な運用を目指し,持続発射速度は軽機関銃よりも低く設定されています,
 ですからハンドガードを無くす事で,銃身冷却を僅かでも早くする工夫がなされています,

 また,これらの自動火器は,歩兵部隊と共に移動して支援火力を適時投射する目的で設計されているので,銃身が以上過熱しない範囲で運用します.
 このような設計思想の自動火器は,ロシア/ソビエト連邦の得意とする分野で,RPK・PKMなど現在に於いてもロシア軍の歩兵火器の中核となっています.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問
 ドイツ製小銃G3の作動方式であるローラーロッキングは,小口径高速弾とは相性が悪いとききましたが, もしローラーロッキング方式で5.56ミリ弾を撃とうとすると,どの様な不都合が生じるのでしょうか?

 【回答】
 ローラーロッキング機構は,他の作動方式に比較して,耐久性に問題があるとされます.
 なのでドイツでは軍用には,G3を5.56mmにしたHK33系ではなく,信頼性の高いガス圧作動方式で,レシーバーに樹脂を多用した,汎用性の高いG36自動小銃を採用しました.
 不都合というよりは,銃そのものの基本設計が二次大戦直後と古いもので有る為,大幅な近代化に当たってのヘックラー&コッホ社の判断です.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 友人から,G3はぶっちゃけFN-FALのパクリだと言われました.本当ですか?

 【回答】
 G3は二次大戦中の独逸の機関銃や自動小銃がルーツになっていまして,ローラーロッキング・ディレイドブローバックという機構になっています.
 自動小銃としては寧ろFA-MASと近い構造ですが,独自の機構です.
 対するFN-FALは,オーソドックスなガスオペレーテッド・ロテイティングボルトを採用しています.
 こちらはM1ガ―ランド小銃で信頼性・堅牢性ともにプルーフされた機構ですね.

三等自営業◆LiXVy0DO8s in 軍事板

 FN-FALのパクリはG1です.G3はスペインCETMEのパクリというかそのもの.初期のものはCETMEの刻印入りでした.
 実はCETMEのアサルトライフルは二次大戦後のドイツから引っ張ってきたドイツの技術者達が中心となって(特にDr. Voss)作ったものなので,ある意味逆輸入ですね.

 このローラー式ディレイドブローバックは二次大戦中にドイツのVorgrimlerがモーゼル社と開発したGerat 06(aはウムラウト付き)が元であり,当初はガスピストンとローラーの組み合わせでしたが,ローラーだけで十分な閉鎖時間が取れることがわかり,06H型からより単純なディレイドブローバックとなって制式名称Stg.45 を得たものが始まりです.
 FN-FALは戦後(1946年)になってから開発されたもので,起源が異なります.

軍事板


 【質問】
 G36とSIG550は折り畳み式銃床しか見たことが無いのですが,固定銃床のものは無いのでしょうか?
 この二つが全て折り畳み銃床だけだとしたら,G36とSIG550はなぜ折りたたみ式だけなのでしょうか?
 固定型が不必要な理由は?

 【回答】
 G36はすべて折りたたみ銃床です.
 G36はドイツ陸軍がG11,G41を冷戦の終了,予算不足などの問題でキャンセルした結果,旧式のG3しか残らず,それを早急に安く,応用が利き,しかも信頼性がある突撃銃で置き換える必要が生じたために作成されました.
 このため,モデルを最小限にとどめ,余分な事をいっさい省いて作られたのが,ワンモデルしかない主な原因でしょう.
 同時に,突撃銃に要求される性能をとことん絞り込めば,固定銃床は必要ないという割り切りの表れとも取れます.

 SIG-550(551, 552も)も折りたたみ銃床のみです.
 これはG36と違って高価な替わりに信頼性が高い,という性質の銃です.
 強度面を十分確保した上で折りたたみ銃床としているものでしょう.

 もっとも,G36も特に折りたたみゆえに問題が起きたという話はありません.
 結局,基礎レベルが違うので,折りたたみ銃床で十分強度を発揮し,確実に射撃できる銃を作れる国と,そうでない国,ということになるような気がします.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 ドイツはG3ライフルの後継にするはずだったG11がコケちゃったので,急遽G36を開発したのだそうですが,別に新しいものを開発しなくても,G3の5.56mm型やMP5の5.56mm型とか,5.56mm口径の自動小銃は国産で既にあったと思うのですが・・・.
 何故わざわざ新しいものを開発させたのでしょうか?

 【回答】
 G3は確かに堅牢で軍用銃としては最良な設計ですが,如何せん戦後第一世代の設計の銃ですので,国防軍としてもH&Kとしても新設計の小銃を調達したかったからです.

 また,G3系列はボルトキャッチが無い設計のため,現代自動小銃としては使いにくく,構造的な特徴であるローラーロッキングは現在の主流であるガスオペレーションに比較して,耐久性,整備製で不利になる事も,大きな要素の一つです.
 G36の完成を持って,H&Kはローラーロッキングを見限ったとの見方も有ります.

三等自営業◆LiXVy0DO8s in 軍事板

 G3とG36では前者のリターデッド・ブローバックから後者のガス作動式(ピストン作動式)にという大きな変化があります.
 この時点でH&Kはブローバックを見限ったという見方もあるわけです.

 さらに,G36には新素材が多用され,1kg近い重量減が果たされています.
 もとのG3が弾倉なし4.25kgなのでこの差は大きい.

 さらにまた,G36は分解掃除なども簡単になっています.

軍事板


 【質問】
 L-85小銃は具体的に,どこがどう問題なの?

 【回答】
 とにかく作動不良が多い.youtubeに動画があります.
 故障排除も手早くできないようです.

 自国とメーカーでの改修は,時間がかかったのに問題の解決にはなりませんでした.
 結局,ドイツのH&K社に大金を積んで改修を丸投げしました.
(結果が出ているのかは調べていません)

 ちなみにドイツのH&Kは,英国のBEAの傘下企業だそうです(笑)
 元SASのアンディ・マグナブ氏の著書でH&K MP5を
「H&KはBEA社の傘下企業だから,コレはイギリス製みたいなものだ」
と述べています.
 本気でそう思っているわけではなく,皮肉でしょう.

 そもそも重量が4.6kgという時点で,どうかしています.
 7.62mmNATO弾の自動小銃なら普通の重さですが.5.56mmNATO弾(5.56mm×45)を使用し,全長が短くなるブルパップ形式で,フレームはプレス,グリップとフォアストックがプラスチック,とむしろ軽くなるのが普通な構成なのですが.
 この重量は異常です.
 作動不良などはH&Kで直せるでしょうが.

キルロイ ◆dtIofpVHHg
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 イギリス製L85小銃ですが,本来は5.56mm弾を参考に開発した独自規格の4.85mm×44または4.85mm×49弾を使用する予定だったとの事.
 当時,既に存在する5.56ミリ弾でさえ威力や射程に微妙に不安があるのに,さらに小さい4.85ミリ弾の開発を行ったのは何故でしょうか?

 【回答】
 L85A1の前身であるインディヴィデュアルウェポンの開発当時は,小口径高速弾の開発競争の真っ只中でした.
 なので各国が試行錯誤していた中で,英国は4.85mmでの開発を判断したのです.

 米国がNATO弾薬で7.62mmをゴリ押してL1A1を採用しなければ,このSS109よりも軽量な自動小銃は,世界に先駆けてブルパップ・レイアウトと小口径高速弾を採用した,先進的な自動小銃として評価されていたかも知れません.

 その後5.56mm×45が新NATO弾として採用されたので,インディヴィデュアルウェポンは此れに合わせて改修され,SA80/L85A1として制式採用されましたが,元々はSS109より容量の小さい弾薬に合わせた物であった為,各部の設計に無理が生じ,作動不良や故障の多いものになってしまったようです.

 また,威力の問題ですが,当時は歩兵の戦闘距離は600m以内に短縮される傾向にあったので,射程や威力は過少ではないか?,との懸念はありましたが,別段問題視されてはいませんでした.
 制式小銃の威力不足が言われる様に成ったのは,ベトナム戦争後の各地での紛争,特に湾岸戦争後に顕著になったようで,倉庫に仕舞われていたM14を引っ張り出して来たり,改良してM21として再度採用したりしています.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分

 第2次大戦以降の戦場では,全長の長い,大威力の小銃はその大きさと威力を持て余し気味でした.
 朝鮮戦争では威力よりも火力が必要とされ,M1がM14に更新されましたが,小銃ではその威力を発揮出来ない程,連射時の安定性が悪かった事から,近距離から中距離でも制圧火力の保持を目的とした,所謂突撃銃が開発されました.

 その為,その流れの中で,戦後英国は,四百メートル前後の射程を持つ,全長の短い小銃を研究・開発していました.
 それが4.85mm弾薬を使用する,ブルパップ形式のレイアウトを持ったインディビデュアル・ウエポンで,SA80(L85)の原型となったものですが,米国の横槍により,戦前の弾薬と大差ない30-08弾(7.62mm×49)がごり押しされ,小口径高速弾を使用する先進小銃の開発は一時頓挫しました.

 その後,米国がジャングル戦の戦訓から5.56mm×45を新たにNATO弾として採用させ,一旦はお蔵入りしたインディビデュアル・ウエポンも,各部を再設計され,L85として日の目を見る事と成るのですが,原型が5.56mmよりも小威力であった為に,各部の設計に無理があったようで,作動不良等が多発する欠陥小銃と成ってしまいました.

 結論として,戦後から現代の戦場においては,4.85mm等の小口径弾は実際の戦闘状況に適合した,合理的な選択ではあったようです.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 イギリス製L85小銃は作動不良が多いと言う噂ですが(本当の所どうなのかは部外者には分かりませんが),L85以外にも作動不良が多いと噂される小銃は他にもあるでしょうか?
 特に1970年代以降に採用された銃で.

 【回答】
 大なり小なり銃には作動不良がつき物ですが,L85クラスの酷さのものはまずないと思われます.

 初期のM16が作動不良を起こしまくったのは有名ですが,この場合は兵士に対する教育が十分ではなく,使用する弾薬の火薬(装薬)が不適当なものだったのが原因です.

 L85は, チャージングハンドル(コッキングレバー)がL85ではAKみたいに発射のたびに前後に動くんですが,こいつが落ちてきた薬莢をものすごい勢いで排莢孔に叩き込んでくれてジャムるのです.
 がちゃがちゃやって撃てればまだマシで,ひどいときには分解修理,下手すると工場送り.
 他にも,エキストラクターが壊れやすいとか,弾倉からの弾送りが詰まるとかもあったと思います.
 アサルト・ライフルに出るトラブルは,たいていL85一丁で経験できるので,反面教師としては最高の評価を得てます.
 あまりの酷さにH&Kに依頼して改修を行っても大して良くならず,実戦投入するものは全部隊からマトモなものを選りすぐって投入という噂まであります.
 また,アフガンの時には米軍部隊にM-16借りに来て,代わりに置いていったとかいう話もありましたね.

 俺の見た動画では,本当に数発撃つと,「カチャリ」と哀しい音がしてジャムってた・・・
 で,兵士がしゃかりきになってボルトハンドル引いたり叩いたり,マガジンはずして再装填・・・とこんな感じ.
 しかも,それで調子良くなるかと言えば,そんなことは決してない.
 あれは泣ける.

軍事板

 【参考動画】
 改修されたL85の射撃風景
l85 rifle firing / sa80 jams alot

仮 in FAQ BBS



 【質問】
 上の動画って,射手の中の人ノルウェー軍でしょ?
 他所の国の銃いきなり撃って楚々するのは普通じゃないの?

 【回答】
 各国の自動小銃は,操作手順などがほぼ統一されていますので,他国の銃でも普通に使いこなす事が出来ます.
 ですからその動画で分かるのは,SA80(L85)の動作不良が深刻な点と,弾倉受け周辺の設計上の不具合です.

 こう言ってはなんですが,英国の兵隊さんの気苦労を察してあげて下さい.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板

(画像掲示板より引用)


 【質問】
 L96A1って何?

 【回答】
 L42の後継として,英軍などで使われている,ボルトアクション式の狙撃銃.
 アキュラシー・インターナショナル社のPMスナイパー・ライフルと同じもので,英陸軍による1980年代前半の競争審査の結果,1984年にL96A1の名称で制式採用となった.
 7.62mmNATO弾を使用し,高倍率の照準眼鏡(スコープ)や2脚(バイポッド)が標準装備されている.

 【参考ページ】
http://military.sakura.ne.jp/army/rifle/uk_l96.htm
http://www.hzbros.jp/product_info.php?products_id=19154
http://loudandclear.militaryblog.jp/c22064.html

中国の自称「国産狙撃銃」……?
faq120824rf.jpg
faq120824rf2.jpg
(by mail)

【ぐんじさんぎょう】,2013/02/28 20:05
を加筆改修


 【質問】
 FNーP90と5-7について伺いたいのですが.
 ざっと調べた限り評価が高いように見えて,その実メーカーの営業文句引き写しでいまいち信用なりません.
 奇抜に見えて合理的なフォルムは良いとして,PDWとして開発されるも2線級装備にしては高コストで没.
 特殊部隊に売り込み先を替えるも,弾の規格で入り込む余地なし.
 5-7を開発するも,P90の弾は5-7には入らないので結局,弾は2種類必要.
 防弾装備の発展ペースから将来性への不安.
……など,これまでの流れを見るとグダグダと言う気もします.

 実戦的な装備としての評価の参考になる話はないでしょうか?

 【回答】
 P90の弾薬であるSS190は,全被甲(フルメタルジャケット)であるため,AP弾種に認定され,民間用に販売出来ません.
 ですから市販可能な,先端部が被甲されていないソフトポイント弾であるSS192のみが,民間でも入手可能となっており,民間型のFiveseveNピストルはこれを使用します.
 この弾種は当然ながら軍用のP90やその民間型PS90及びFiveseveNにも使用可能で,仰るような互換性の問題はありません.

 威力的には,9mmPARAと5.56mm×45の中間的な威力で,中途半端なイメージが先行しますが,実戦的な評価は,近距離では十分な威力をもっているので自衛用にも悪い選択肢ではありません,
 ただネックになっているのは,使い勝手ではなく,弾丸価格を含めたランニングコストが高額なのが主体なので,本体や弾丸の価格が今後9mmPARA等のように安価になれば,普及するかと思われます.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板,2009/06/14(日)
青文字:加筆改修部分

(画像掲示板より引用)


 【質問】
 HK416って何?

 【回答】
 ヘッケラー&コッホ HK416は,同社がM4カービン改修の依頼を受けて,2004年に開発したカービン・ライフル.
 5.56mm NATO弾を使用し,ガス圧作動方式で,重量3.5kg.
 同社G36やXM8のシステムを移植し,信頼性を飛躍的に向上させることに成功している.

 【参考ページ】
http://mgdb.himitsukichi.com/pukiwiki/?HK%20HK416
http://plaza.rakuten.co.jp/atarms/diary/200608150000/
http://www.special-warfare.net/data_base/204_military_rifles/car_hk_hk416_01.html
http://night-rod-room2009special.blog.eonet.jp/default/2009/06/vfc-hk416-conve.html

(画像掲示板より引用)

【ぐんじさんぎょう】,2010/03/10 23:00
を加筆改修

 特殊部隊で使えそうなカービンですね.
 実際,米国の特殊部隊では人気があるとかないとか.

バルセロニスタの一人 in mixi,2010年03月07日 23:44

 実際デルタでは使ってますからね.
 今じゃデルタだけじゃなく,DEVGRUもって話も聞こえてきます.

 まぁ,元デルタのラリー・ヴィッカーズが開発に加わってますからね(笑)

イチ in mixi,2010年03月08日 06:12

 その写真の背景,ボクの寝床…(/ω\)イヤン

 えっとですね,この銃は簡単に言うと安くて美味しい“ハンバーガー”の逆です!
 ありがちなドイツ発祥のアメリカ育ち(MG42→M60)は,合理化の下,「安っぽく」なりがちなのですが,コレはアメリカ生まれのドイツかぶれでして(笑)

 ランチメニューのくせに一個1k以上する,超高級ハンバーガーみたいなこの本末転倒っぷりに
(;´Д`)ハァハァ/lァ/lァ/ヽァ/ヽァ ノ \ア ノ \ア / \ ア / \ ア

コタロ in mixi,2010年03月08日 00:14


 【質問】
 H&K社の新商品,M4改良型(?)のHK416とXM8ですが,それぞれどう言う客層を狙っているのでしょうか?
 セールスポイントが違うのでしょうか?
 それとも用途が違うので被らないのでしょうか?

 【回答】
 HK416はM4をH&K社が改良したもの.
 ガス圧ピストン作動方式に改良し,作動の確実性とクリーニングの手間を減らした.
 また,各所で部品を軽合金からスチールにして,耐久性を向上させている.
 外観では,サイトベース兼用のキャリングハンドルをやめ,フォアグリップを全面レールシステム対応にした.

 XM8はOICW計画――高度グレネードランチャーとアサルトライフルが一体になった米軍の新世代歩兵用火器.問題山積みで凍結――のアサルトライフルモジュールだけを改めてアサルトライフルシステムとして手直ししたもの.
 M16に替わる米軍の新制式アサルトライフル計画に応募するため,H&Kが開発.
 ベースはG36で,中身はほとんどおんなじ.
 外観を全面的に見直して構えやすく,反動を抑えやすいデザインになっているのが特徴.
 また,基幹部の使い廻しで超短縮型のライフルピストル(限界まで短くしてストックを外したカービン)からSAW,狙撃銃型まで,パーツの交換だけでバリエーションが作れる.
 機関部にパーツを取り替えるだけでさまざまな種類の銃になる,というの元々,機関部だけが独立した構造だからで,「パーツが取り替えられる」というよりは「着けるパーツが選べる」と言った方が近い.

 テストの結果は良好.
 アメリカ軍造兵廠はノリノリで計画を進めていたが,
「こんなオモチャみたいな銃は嫌だ」
という軍保守派の拒否感(M16の時とおんなじ)と,H&Kにドル箱の納入先を掻っ攫われる事を嫌ったコルト社が ,大々的なロビー活動を行ったため,NK416共々採用計画はパァになった.

 XM8はイラク等の最前線現場にも持ち込まれて大規模にテストされ,兵士の評判は高かったので,現場の兵達には
「あの新型っていつになってもこっちに廻って来ないなぁ.制式採用されたはずなのに」
という疑問が広がっており,ラムズフェルドがイラクを訪問した際には
「長官,いつまで自分達はボロい中古のM16やM4を使わなくちゃいけないんですか.早く新型のM8を下さい」
「M8なんてライフルは制式化されていないはずだが・・・?」
「そうやって現場を軽視するんですね.分かりました,もういいです」
「???」
という間抜けな会話が交わされたりもした.

 アメリカ軍に大規模採用される見込みが立たないので,H&KはPMCに売りこみ先をシフトさせていて,イラク等ではXM8を持っているPMC社員も多い.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 L85小銃を主力小銃として採用している国はイギリス軍以外に有るでしょうか?
 同様にSG550を採用している国はスイス以外に有るでしょうか?

 【回答】
 SA80(L85),SG550共に,歩兵小銃としては本国以外では制式採用はされていないようです.
 英国のL85A2に至っては,一時HKを英国企業が買収した折に徹底して改良させましたが,基本的な欠陥が解消されないままなのですが,意地でも自国製の小銃を使いつづけるようです(笑)
 SG550については,性能に比較してスイス以外で採用するには価格が高いため,同等品であるG36やAR-15A2,低価格で維持も楽なカラシニコフを採用する傾向がありますね.

三等自営業◆LiXVy0DO8s


 【質問】
 日清カップヌードルの新しいCMの,あの子供が持ってるライフルって何?

 【回答】
 M1ガーランドでつ.
 これは,スプリングフィールドM1903の後継として開発されたセミ・オートマチック・ライフルで,その名前は開発者ジョン・C・ガーランドにちなんでいまつ.
 1936年にアメリカ陸軍の制式小銃として採用され,第2次大戦や朝鮮戦争でアメリカ陸軍の主力小銃となっていまつ.
 特に第2次大戦では,諸外国が,1発ごとにコッキング動作を必要とするボルト・アクション式の小銃を主力としている中,連続して8発撃てるセミオート銃として絶大な威力を発揮しますた.
 また,当時としては異例の統一規格の採用により,同じ銃同士で部品の共用が可能と云う整備性の高さも示し,パットン将軍にもベタ誉めされますた.
 戦後は自衛隊でも使われていまつ.儀丈兵では今も現役でつ.


 【質問】
 なんで全部のライフルをカービンにしないの?

 【回答】
 米軍はM16A2からM4カービンに制式を切り替えましたが,他の国はそのような切り替えはしていません.

 通常は,カービン銃にすると歩兵戦闘の射程が短くなる為,それを嫌います.
 米▼陸▲軍は,それでもM4の取り回しの良さがメリットに成る,と考えたようですが,長射程での戦闘を支援車両で充分補助する事が可能な米軍にしか出来無い判断とも言えます.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板

▼ 補足というかですが,海兵隊は今も遠射重視でM16A4にACOGスコープが標準ですね.
 別な項で重装甲車輌が随伴しない海兵隊は死傷者が多かったという記述もありますから,組織の体制やドクトリンも絡むということで.

 因みに出典ですが
『デビルドッグ』(越前谷儀仁著,並木書房,2008.1)

in FAQ BBS

▼ ちなみにドイツ陸軍が第2次大戦で使用したG-98KKar98K(略称K98K・正式名称Karabiner1898kurz)は,第1次大戦のG-98Kar98のカービン版です.
 KはカービンのK.
 だから歩兵全員がカービンを持っていたことになります.

軍事板
たかふみ in 「軍事板常見問題 mixi支隊」(黄文字部分)

 また,自衛隊の89式小銃は銃身長が約17インチで,M4カービンの16インチより少し長いだけの,ほぼカービンです.
 これはジャングルでの長銃の取りまわしの悪さに苦戦した戦訓を,米軍がそれを得る以前に得ているからです.
 また,戦後供与されたM1ガランド小銃が大きく重かったため,専守防衛ドクトリンに合わせる為でもあります.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板

以上,青文字は改修部分


 【質問】
 アメリカ軍のM1カービンは「将校の自衛戦闘用」に開発されたのだそうですが,わざわざ新しい銃を開発しなくても,拳銃以上小銃未満の個人用火器なら,トンプソン(トムソン?)サブマシンガンが既にあったような気がしますが,何故わざわざ既存の銃と弾薬の共通性がないM1カービンをわざわざ開発たのでしょうか?

 【回答】
 M1Carbineの元々の開発目的は,機関銃部隊に.45ACPに代わって威力のある自衛戦闘手段を提供するものでした.
 なので,300ヤードの射程を求められた訳で,そうなるとサブマシンガンよりはまともな小銃が必要となってきます.
 更に,射程100ヤードで敵に対する殺傷能力がありましたが,サブマシンガンはそうした芸当は出来ません.
 更に倍以上の目方がありますので,取り回しに不便だったりします.

眠い人◆gQikaJHtf2


 【質問】
 M1ガーランドのトリガーガード(前と後に)に穴が開いてますけど,あれは何に使うのですか?

 【回答】
 M1小銃の用心鉄(トリガーガード)は着脱可能になっています.
 機関部分と銃床を結合する鍵のような機能を持って居るからで,分解するためには用心鉄の穴に工具や弾丸の先端を突っ込んで捻る事で,用心鉄を取り外す手順があり,其の為に穴が開けられているのです.
 また用心鉄前方の穴は,何らかの原因で安全装置の解除が困難になった時にこじる為のものです.

 ちなみに,M1小銃の発展型であるM14にも,この機構が継承されています.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 H&K MSG-90は7000ドルもしたPSG-1からのコストダウンに成功した…とwikipediaとかにはあるのですが,ではそのMSG-90の軍(米軍とか)への納入価格はいくらなんでしょうか?

 【回答】
 wiki英語版では12000~15000ドルとなっている.

 また,「H&K MSG90 cost」でぐぐると映画「スナイパー」に関するコラムのページ
http://www.moviemistakes.com/film1185/corrections
が出てきて以下の記述がある.

――――――
Hence to save cost they mocked up a MSG-90 (about $3,000) to look like a PSG-1 (about $10,000).
「予算節約のためにMSG-90(3000ドル相当)をPSG-1(10000ドル相当)に見えるように偽装を行った」
――――――

 ここからMSG-90はおそらく3000ドル前後だろうという推定できる.

1)日本語版wikiだけで判断するのは危険.(だからといって英語版が絶対正しいということにはならないが)
2)調べたいものに関連する語句で(英語で)ぐぐれば答え(らしきもの)が見つかることがある.

 あとはその気があったら自分で調べてみな.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 SA58って何?

 【回答】
 7.62mm×51 NATO 弾を使用する強力な小銃FN-FAL を,米国DSA 社が再設計したリファイン・モデル.
 マウントレールなど各種オプションパーツ付き.
 SA58 Tactical Seriesでは,アッパーレシーバーにスコープ(光学照準)用マウント・レイルが標準装備.
 Paratrooper(空挺部隊)用に銃身を切り詰めた事で軽量化,携帯性の向上に成功.
 RASが装備されているカービンSA58 Eliteや,さらに短くしたSA58 OSW,狙撃銃のSA58 SPRなどがある.

 【参考ページ】
http://wikiwiki.jp/vipava/?%A5%E1%A5%A4%A5%F3%A5%A2%A1%BC%A5%E0%2FSA58%20Para
http://mgdb.himitsukichi.com/pukiwiki/?FN%20FAL
http://www.4gamer.net/games/035/G003520/20100526074/

【ぐんじさんぎょう】,2011/01/30 20:50
を加筆改修

(画像掲示板より引用)


 【質問】
 イギリス軍のSA80ライフルは,バースト機構は付いてなかったですよね?

JSF in mixi支隊

 【回答】
 「ない」とありました.
 以下ソース
http://www.modernfirearms.net/assault/as22-e.htm

The fire mode selector is located at the left side of the receiver, well behind the magazine housing, and allows for single shots of full automatic modes of fire.
(射撃モードの切り替えは銃把の左側,弾倉口の後ろにあります.
 単発をフルオート射撃へと切り替えることができます.)

早稲田の論客だった人 in mixi支隊


 【質問】
 米軍は主力小火器をSCARにしようと目論んでるらしいですが,この銃の優位性ってのはどういった点でしょうか?
 部品のユニット化によるヴァリエーション向上と生産性の効率化らしいですが,XM8はどうしたのでしょうか?

 【回答】
 SCARは米軍の一部での採用を前提に,米軍からの発注で開発されたような側面があるものです.
 これはXM-8も同様で,米国での生産拠点まで準備されていたのですが,コルトのロビー活動やバイ・アメリカ法云々と,XM-8自体の実用に供するには剛性不足という欠点の発覚もあって開発中止となりました.
 其の代案としてのSCARなのですが,米軍の次期制式小銃の採用自体も流動的な現状で,一部での試験的な運用のみに留まっているようです.

 個人的にはXM-8のようなお魚チックなアレよりも,SCARの質実剛健な外観には好感を持っていますが.

三等自営業◆LiXVy0DO8s


 【質問】
 SCARの写真ですが,
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/ac/FN_SCAR-H_%28Standard%29.jpg
を見る限りでは,銃口が初期型M16のように先割れ型になっています.
 確か,先割れ型はその隙間に木の枝等が挟まって都合が悪かったとのこと.
 だからM16A1からは銃口の形が変わった.
 その教訓は当然SCARの開発者であるFN社も,使用者である米軍も知っているはず.
 あえてSCARの銃口を先割れ型にしたのはなぜでしょうか?
 それともSCARは何らかの工夫で,先割れ部分に邪魔な物が挟まらないようになっているのでしょうか?

 【回答】
 M16の消炎制退器(フラッシュハイダー)の形状が問題に成った当時は,仰る通り,戦闘を行なう主たる地形が密林であった為,そう言った問題に直面し,チューリップ型より消炎効果はやや劣るものの,先端に引っ掛かりが無い鳥篭型のものが主流となりました.

 その後,米軍やNATO軍の主たる戦場は砂漠や原野となり,引っ掛かりを気にする必要も無く,効果の高い形状として選択され,SCARでの採用となったようです.

 ちなみにSCARは,米軍の要求仕様に沿ってファブリックナショナル社が設計したもので,米軍の戦術的な要求がこの銃の全てに反映しているのですね.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 SIG550系列とM16A4の評判について教えてください
 どちらが優れているかではなく,個別に.
 調べたのですが,良い銃なのかそんなに良い銃でもないのか判断がつきにくいのです.勿論,悪い銃だとは思っていませんが.

 【回答】
 SG550とAR-15/M16A4はほぼ同じ機能を持つ自動小銃です
 大きな違いは作動機構でSGはオーソドックスなガスオペレーション/ロテイティングボルト,M16A4はリュングマンシステム/マイクロロッキングラグとなっており,信頼性ではSGの方にやや分があります.
 その理由としては,発射ガスを直接ボルトキャリアに吹き付けて作動させる事により,M16A4は頻繁なクリーニングを必要とする為です.
 また逆に,M16A4は脱着式のキャリングハンドルにより,ピカティニー規格の光学機器が簡単に装備可能ですが,SGは専用のマウントレールを後付けしなければなりません,そのためバリエーションのSG551やSG552でも,M4系列の汎用性に対し有利ではありません,
 この点を考慮すれば,用兵側としてはM16A4の方に価値を見出す事でしょう.

 個人的にはSG550系列の無骨なスタイルが大好きな訳ですが(笑).

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s


 【質問】
 標準的なアサルトライフルの,弾倉の重量はどのくらいでしょうか?
 単体の重量と,弾薬が入った状態両方知りたいです.

 【回答】
 アメリカのM4カービンで単体2.52kg.30発装填した弾倉を付けて3kg.

 M16A2になると単体3.77kg,30発装填した弾倉付きで4.47kg.

 AK47は単体で4.3kg,AKMで同じく3.14kg.89式は単体で3.5kg.

 ブルパップのTavor TAR-21は単体2.8kg,30発装填弾倉付きで3.63kg.

 参考までに,7.62mmNATO使用なのでアサルトライフルと言い難いHK G3は,4.25kg,20発弾倉付きで5kg.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 米陸軍のM-4のマガジン携行量は7本らしいですが,そんなもんですか?

 【回答】
 何を基準のそんなもん,かがよくわからんが,マガジン一個(装填済み)で500gぐらいにはなる.
 7個だと3.5kgだな.
 それをベストのポケットや腰や背中のマガジンポーチに入れるんだから,それ以上というのは装備の全重量の負担を増やしたくない(それで走ったりするんだし)し,そんなもんといえばそうだろう.

 余談,
 陸上自衛隊のベストのマガジン入れるポケットも,最大で6個まで入れることが出来ると聞く.
 1つ入るポケットが2つ,2つ入るポケットが2つ.
(ただし,普通は4つまでしか携行しない)

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 イラク戦争でM16が使いにくく評判が悪いのでM4 Carbineが全部隊に配備されるって書き込み見たけどホントなの?
 という事はM16は輸出用になっちゃうのかな?
 イスラエルのガリル小銃もイスラエル軍は使わず,輸出用みたいだけど.

 【回答】
 元々20インチ銃身を備えたM16A2モデルは,取り回しが悪く,米軍の最近の戦闘行動様式では使いにくいと言う評価があります.
 そこで16インチ銃身のM4を新たに制式採用し,基幹小銃の汎用性を高める事と成りました.

 また,M16A2は銃身部分は比較的簡単に交換する事が可能な上,銃身部分のアッセンブリーを交換する事で,任意に銃身長を変更して使用する事も可能に成っています.
 ですから機関部分はほぼそのままで,アッパーレシーバー部分を交換する事で,M4と同等に仕様にする事も出来ます.
 なのでM16A2そのものの調達が停止しただけ,と言う事に成ります.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板●初心者歓迎 スレ立てる前に此処で質問を 507
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 M8とXM29以外に,次世代小火器として候補にあがっているモノはありませんでしょうか?

 【回答】
 各国とも未来兵士がらみでさまざまな小火器を開発してますが,銃については,銃そのものより火器管制装置やネットワークがメインです.
 英国では銃自体はSA80A2で改良のみです.もっとも,この改良は大変好評なようですが.
 ドイツにしても銃はG36,フランスも変わらず.スペインの未来兵士計画「SoldatoFuturo」がベレッタ製の新小火器を予定しているようです.
 デンマーク,オランダ,ベルギーも特記すべき事無し.
 イスラエルもTavorで行くようです.
 むしろ銃弾の方が問題で,7.62mmではフルオート時のコントロールが難しく,携行弾数が少ない.
 しかし5.56mmではストッピングパワーが足らず,数発撃ち込まないとダメな事も多い.
 米ではSOCOMでの試験的な運用,陸軍のテストなどをまとめて,新口径システムを導入するか検討中です.
 ただしインフラから始まって大変な費用がかかるだけに,実現するかどうかは不明.


 【質問】
 XM8とXM29は計画がぽしゃったようですが,何が悪かったのですか?

 【回答】
 一旦H&Kに決まったのに米の銃器産業やら従属議員やらが反対してやり直しに,というのもありますが,なによりアフガニスタン,イラクで軍事予算が逼迫しており,さしあたりなんとかなってる小火器に多額の金を注ぎ込む余裕がない,というのが第一の原因です.
 それに加えて,現在使用されている5.56mmという弾にも,特殊部隊などから「使えねえ」意見があり,今はM16,M4でお茶を濁しておいて,新弾薬まで視野に入れての研究をしましょう,金ないし,というのが現状のようです.


 【質問】
 XM177のフラッシュサプレッサーはM4等と比べて何であんなに大型なのでしょうか?
 それとAK74系統のフラッシュサプレッサーは比較的大きいように見えるんですが,効果はどうなのでしょうか?

 【回答】
 XM-177の消炎制退器は,容量が小さいですが減音器としての機能を兼ね備えています.
 これはM193弾薬に適合しないほど短縮した銃身長の影響による,大きな発射炎と発射音の低減を狙ったものです

 また,AK74のものも同様の機能をそなえており,短縮型のAKS74U,いわゆるクリンコフ式に装備されているものは,発射ガスを一次溜めておくガスプールになっていて,銃身を短縮した事により生じる,動作が不安定になる現象を,コルトとは異なるアプローチにて解消しています.

三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板
青文字:加筆改修部分

▼ ただし,AK74のフラッシュハイダーも,クリンコフと基本的には同じで,消音効果は基本的にありません.
 AK74はガス膨張室とマズルブレーキ.
(発射音はでかい)
 クリンコフはガス膨張室とフラッシュハイダー
(発射音と発射炎は前に向かう.やっぱり音はでかい)
という複合型.
 ちなみにラッパ形のフラッシュハイダーは,音と光を前方に指向させ,射手の目と耳を守るためです.

軍事板,2008/08/27(水)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 西部劇映画で出てくる普通口径のウインチェスター銃の「機関部」の強度についての質問なのですが,あのように外面「四角い箱」で覆ったような構造は,後の軍用銃で主流となったボルト・アクション~手動こうかん式のそれに較べて強度が劣る(弾薬発射時の強度が保てない)とかの記事を雑誌で読み,気になっていたのですが,これはほんとうのことでしょうか?
 ...表現が稚拙で申し訳けないのですが,この場合の「強度」とは,発射薬の点火(爆発)燃焼に備えて,遊底をガッチリと「閉鎖」する,そういう意味においてのことです.
(先日,猟銃を正式所持してる者2名に尋ねたところ,特にそのようなことはないだろう...という返事でしたが,どうも納得がゆかないもので,どうぞよろしくご教示ください)

 【回答】
 本当.
 ウィンチェスターはトグルロックなので強力な弾丸は使えなかった.
 M1894になってようやくこの問題は改良された.

 現在販売されているのは,この改良メカなので強力な弾も使える.
 猟銃所有者でも100年以上前のことは知らなかった,と言うこととでしょうね.

軍事板


 【質問】
 今,テレ朝の金嬉老事件の番組を見てるんですが,犯人が持ってるライフル,なんとバナナマガジンがついてます.
 よく日本であんなライフルが手に入ったもんだと驚きですが,あれはなんと言う名前のライフルですか?

 【回答】
 豊和工業製の猟銃「ホーワM300」というものらしい.
 M-1カービンを国産化したもの.
 タイの警察に輸出して揉めた事もある銃.

軍事板
青文字:加筆改修部分


目次へ

「兵器別館」トップ・ページへ

「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ   サイト・マップへ