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◆◆◆◆日本航空123便御巣鷹山墜落事故 Japan Airlines Flight 123
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 【link】

「Togetter」◆(2015-08-01) NHKの日航機墜落事故特集で話題に上がった【TACAN】に関する反応

「YouTube」◆(2012/08/02)  日航機墜落事故 米軍幻の救出劇 (米軍パイロットの証言)

「YouTube」◆(2014/06/29) JAL123 日本航空123便墜落事故 3時のあなた 陸上自衛隊・第一空挺団インタビュー

「YouTube」◆(2014/08/10) 【閲覧注意】日航機墜落事故の怖さが乗客の遺書から伝わり過ぎる件【衝撃画像集】Fear of Nikko machine crash

「YouTube」◆(2014/12/14) 池上彰、NHK記者時代に発生した『日航ジャンボ機墜落事故』の取材の様子を語る

朝目新聞」●日航機事故ってそんなに悲惨な事故だったの?  (of カジ速)

「楽しいことないかな」◆ (2010/05/24)自衛官の父『飛行機事故の救助活動に行ってくる』→帰宅後、ストレスで入院した父に、とんでもない女が突撃してきて・・・

「哲学ニュースnwk」◆(2012808/07) 【閲覧注意】有名な事件 事故 天災に巻き込まれた奴の話

『風にそよぐ墓標』(門田隆将著,集英社,2010.8)

 女の人は自発的に手記を出すが,男は耐え忍ぶのか手記を出さない,
 だから取材して,6軒の男性遺族についての記録を書いたという内容.

 軍板的には,ヘリで生存者を吊り上げた習志野空挺の方と最近,慰霊登山した内容と,上野村の零戦村長さんの黒澤さんと元歯科の軍医(乗客として巻き込まれた)の方の戦中話が,参考になると思う.

――――――軍事板,2011/07/16(土)

 【珍説】
 御巣鷹山に日航機が墜落したときにテレビで流した映像は,自衛隊のヘリコプターで,負傷した女の子が救助される映像が多かったと思う.何回も繰り返されて放映された.

 でも,私の印象に深く残っていることは違う.
 夜に墜落した飛行機は,はっきりと御巣鷹山だと断定できなかった.
 確か当時,自衛隊がサーチライト付きのヘリが無く,米軍から貸してくださるという申し出を,当時の日本政府 か自衛隊かは知らないが,お断りしたという話だった.
 どうせ全員,絶望的だからということで.

 そして墜落したその夜のうち,地元の消防団員が御巣鷹山のとなりの山だろうと登ったが違っていたと.

 翌日,御巣鷹山からの映像は,地元の消防団員の方が地下足袋姿で,モタモタしている自衛隊員の人達に『早くしろ!』『担架をこっちへ!』と言う怒鳴る声だった.

 墜落したその夜には,生存していた人はもっと多かったという話だ.救助が夜の内に行われれば,まだ,助かった人もいただろうと.

 しかし,その後のニュースは自衛隊員が女の子を吊り上げて救助する映像ばかり.

***

 サーチライト付きのヘリを自衛隊は所有していたが,どうも実際に使用するには役立たずだったようだ.
 当時,東京消防庁の所有しているヘリのほうが,実際の捜索に役に立つヘリだったようだ.

(ぼたんの花)

 【事実】
 自衛隊の苦労を踏みにじるような妄言.

 第一に,サーチライトの有無は夜間飛行には全く関係ありません.
 当時では消防庁のヘリも自衛隊のヘリも,どちらも役に立ちません.
 また,現在においても困難な山岳救助はほとんど自衛隊の役割です.

 消防のヘリがどれほど優秀なサーチライトを搭載していても,赤外線暗視装置や慣性航法装置を備えておらず,現場上空に行けなければ意味がないのです.
  しかも例えそのような装置を持つヘリがあっても,現在でも御巣鷹山付近での夜間飛行は無理です.高圧線があるので,低空飛行は墜落するため飛ぶようなものだからです.
 救難協定外であったのならば,役に立たないから救難協定に入っていなかった可能性もあります.
 どのみち,消防のヘリですから,管轄は運輸省(当時)であって自衛隊に非は100%ありません.

 また,こういう記述もあります.

――――――
 阪神大震災の時だけではなく,1985年8月12日,日本航空のB747旅客機が御巣鷹山に墜落したときにも,夜間,山の中で事故機を捜索,救難できるヘリコプターが自衛隊に(だけではなく,消防,警察にも)ない点が問題になった.
「どうして自衛隊は,B-747の機影がレーダーから消えたときにすぐ救助のヘリコプターを飛ばさなかったのか」
とか,
「夜のうちにヘリコプターで救助していれば,多くの乗客が助かったかもしれないのに」
といった非難がでたが,それは無理と言うもので,あの当時は自衛隊にも消防,警察にも,夜間,山の中で墜落機を捜索し尾根に片足をかけてホバリングしながらでも救助隊員を降ろしたり負傷者を救出したりできるような能力のあるヘリコプターは存在しなかった.
 ヘリコプターにそのような能力がないにもかかわらず,あえて救助のヘリコプターを飛ばしたなら,二重遭難の危険にさらされたであろうし,第一,墜落現場を発見できたかも疑わしい.
 その能力があった上で,危険を承知で救助に赴くのと,能力がないのに闇雲に飛び立つのとは全く違う.

――――――「こうも使える自衛隊の装備」著・江畑謙介 P99-100

 実際には百里の航空救難団からV-107救難ヘリが現場上空に午後8時42分と午前1時の二回飛んでいますが「夜間飛行ができる」のと「夜間捜索救難活動ができる」のとでは,大きな違いがあります.
 江畑氏の言う
「夜間,山の中で墜落機を捜索し尾根に片足をかけてホバリングしながらでも救助隊員を降ろしたり負傷者を救出したりできるような能力のあるヘリコプター」
とは,現在では航空自衛隊航空救難団のUH-60Jのことを指しますが,これが調達開始されたのは1988年で実際の引き渡しは1990年まで待たないといけませんでした.
 少なくとも自衛隊は御巣鷹山の後,夜間捜索救難能力のあるUH-60Jを購入したのは事実です.

 第2に,墜落位置を特定できなかった点についても,真っ暗闇の山中で特定しろって方が無理.
 情報が錯綜するのは大規模災害時では当然の事だし,電波で測定する「TACAN測定」じゃ誤差が出て当然.
 今みたいにGPSがあるわけでもないし,精密に現場を特定できる方が奇跡.
 あの山岳地帯では,数キロ違えば尾根一つは違ってしまい,飛行機ならば問題なくても,地上からでは到達できない.

 第3に,自衛隊がモタモタしているように見えたのは,法律の壁の問題.

 123便が消息を絶ったのが午後6時56分2秒.
・午後7時1分
 自衛隊レーダー・サイトの提案を受けて,茨城県百里基地から捜索任務のため2機のF−4EJ戦闘機が緊急発進.
・午後7時19分
 百里基地のF−4EJも墜落現場を確認.
 F−4が発進したとはいえ,百里基地ではMU−2救難機とV−107ヘリが待機中だった.
 正式な出動要請がこない,限り自衛隊は出動できない.
 航空自衛隊は何度も要請権者に要請を促した.
・午後7時54分
 災害派遣出動要請の無い中,百里救難隊のV−107ヘリが”見切り発進”する.
・午後8時33分
 羽田の航空機救難調整本部から航空自衛隊中部航空方面隊司令部(入間)に災害派遣が要請される.
 空自はやっと正式な災害派遣出動要請を受け,自由に動けるようになったのである.
 出動要請を待っていたのは航空自衛隊だけではない.
 陸上自衛隊も群馬県・相馬原の第12師団偵察隊や第12戦車大隊,長野県松本の第12師団第13普通科連隊情報小隊,第13連隊などが出動態勢を整えていたが,要請はなかなか出なかった.
 防衛庁では運輸省への要請催促が行われていた.
・午後8時42分
 航空自衛隊百里救難隊のV−107ヘリが墜落現場上空に到達.
 ”150〜200メートルにわたって山腹炎上,位置は横田タカンから299度,35.5マイル”と報告する.
・ちなみに陸上自衛隊に災害派遣出動要請が出たのは「午後9時30分」.
 これにより12偵察隊,13連隊情報小隊が出動.

 空白の時間の真実ってのは「要請主義」に基づく自衛隊のジレンマなんですね.
 ちなみにこのジレンマは阪神大震災でも同じことを繰り返した訳で・・・.

 マスコミがろくに現状を取材せず,「ああだったらこうだった」式の無知で,裏をとらない報道や記事を書き連ねたことも事実.
 自衛隊の救助活動が遅いと批判するマスコミに痛烈な批判をする論文を,防衛庁航空幕僚監部広報室長だった佐藤守氏が現職自衛官でありながらミニコミ誌に反論を覚悟で投稿した.
 マスコミは反論もせず無責任にも沈黙してしまったそうな.

 ぼたんの花が言うように決して自衛隊が無為無策だった訳じゃない.

某S氏,軍事板)

 御巣鷹山,日航機墜落事故の時の佐藤守氏によるマスコミ批判文ですが,氏ご本人のサイトに再掲されているようです.

「…JAL機墜落事故=航空自衛隊の捜索救難活動について…」
          防衛庁航空幕僚監部広報室長 一等空佐  佐藤 守


 1-5に小分けされているうちの1と2が掲載されております.
 まだ全文読めてないので,感想は今のところ無しと言うことで.

よs in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

▼ 【余談】
 日航ジャンボ機の墜落事故の時に,生存者をヘリから引っ張りあげた人,すごいんだってね.
 髪伸ばした隊員を道場で引っ張りまわしただの,ヤクザ狩りが趣味で,手にヤクザの組バッジをいっぱい持ってたとか・・

軍事板,2000/08/16(水)

 S曹長の事ですね.
 今は幹部になっているらしいけど.
 そう言えば食堂でも,耳にピアスしていた隊員をどなりつけていた.
 金バッジ狩りをしていた頃と違い,今は世間がうるさくて喧嘩ができないらしい.

あお in 軍事板,2000/08/17(木)

事故機の飛行ルート
faq38r09.jpg
faq38r09g.jpg


 【質問】
 御巣鷹山日航機墜落事故当時,東京消防庁は夜間飛行可能なヘリコプターを持っていたのか?

 【回答】
 123便墜落事故の起きた1985年当時,東京消防庁には,計器による夜間飛行ができる機体はありません.
 夜に,明るい都市部において有視界で飛べる機体があっただけです.
 国会答弁も見ればわかりますが,強力なサーチライトを装備した機体があったこと,それを知らなかったことを認めているだけで,夜間に山岳地帯を飛べ,救難活動が行える装備は,自衛隊同様ありませんでした.
 そしておそらく現在もありません.
 NVGなどは持っていませんからね.

 東京消防庁のヘリが夜間任務についたのは,2001年4月からです.
 これとて離島からの急患輸送など夜間洋上飛行許可だけです.

BMP in FAQ BBS,2010/7/1(木) 22:30
青文字:加筆改修部分

 以下,上述回答のソースを引用.

――――――
ヘリコプター機動部隊の紹介
2009/05/10更新
--------------------------------------------------------------------------------
 東京を空から守るヘリコプターは6機います(当時:2006/04からは後述の7機).
 東京消防庁では,昭和41年に航空隊を設置し,翌年から離島地域を中心とした救急活動を行っています.
 具体的には,離島地域の病院では処置不能の重傷者を,都内の高度医療機関に転院搬送しています.
(2001年3月までは,夜間については自衛隊が担当していましたが,同年4月より東京消防庁のヘリコプター機動部隊が担当しています)
――――――
――――――
 阪神大震災の時だけではなく,1985年8月12日,日本航空のB747旅客機が御巣鷹山に墜落したときにも,夜間,山の中で事故機を捜索,救難できるヘリコプターが自衛隊に(だけではなく,消防,警察にも)ない点が問題になった.
「どうして自衛隊は,B-747の機影がレーダーから消えたときにすぐ救助のヘリコプターを飛ばさなかったのか」
とか,
「夜のうちにヘリコプターで救助していれば,多くの乗客が助かったかもしれないのに」
といった非難がでたが,それは無理と言うもので,あの当時は自衛隊にも消防,警察にも,夜間,山の中で墜落機を捜索し尾根に片足をかけてホバリングしながらでも救助隊員を降ろしたり負傷者を救出したりできるような能力のあるヘリコプターは存在しなかった.
 ヘリコプターにそのような能力がないにもかかわらず,あえて救助のヘリコプターを飛ばしたなら,二重遭難の危険にさらされたであろうし,第一,墜落現場を発見できたかも疑わしい.
 その能力があった上で,危険を承知で救助に赴くのと,能力がないのに闇雲に飛び立つのとは全く違う.

――――――『こうも使える自衛隊の装備』(江畑謙介著),p.99-100

 【質問】
 日本航空123便墜落事故についての質問です.
 米軍の支援要請を自衛隊が拒否したという話を聞きましたが,理由を教えて下さい.

 【回答】
 自衛隊ではなく警察庁が断った.
 当時これに関係した人が何も語ってくれないので,理由はわからない.

▼ 当時の日本は今以上に縦割り行政が酷い(消防庁は夜間飛行可能なヘリコプターを持っていたのに,自衛隊も警察も総理府も知らなかったので,出動要請が来ず,消防庁も「出動要請を要請」しなかったので,出動がされなかったのは結構有名)のと,▲ただでさえ混乱する遭難現場で,英語と日本語が入り混じることによる混乱を嫌ったとも,単に在日米軍に頭を下げることを警察幹部が嫌った,とも様々な説がある.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
 JL123便の事故に際して米軍が出動可能だったとの証言を掲載したStars and Stripes紙は読んだことがありますが,首を傾げる記述が多くて,信憑性に疑いをもたれる内容だったことを覚えています.

 【事実】
 それはStars & Stripes紙の記述の信憑性なのか,出動可能についての信憑性なのか・・・

 後者なら,今更お前は何を言ってるんだ(AA略)としか言いようが無い.

 まず,横田基地は異常を確認後かなり早い段階(報告書では18時45分)でJAL123に対して横田基地が救援体勢を取ってることを連絡している.
(あまりに早かったため,米軍機との接触が原因と言われたことすらあるぐらい)
 レーダーからの喪失を確認後,横田基地は嘉手納から横田に飛んでいたC-130に対し(このC-130は緊急無線の傍受もしている)状況確認を要請.数十分後,現場を特定している(ほぼ同時刻に百里基地からスクランブル出動したF-4も現場を確認している).
 その後1時間数十分で厚木所属の海兵隊救難チームが到着し,有名な「降りようとしたら帰れと言われた」になる訳だ.

 少なくとも在日米軍が事故機を墜落前からモニターしていた事は事実であるし,情報収集や最悪の事態を想定した対応を取った事は想像に難くない(逆に,モニターしていたのに何もしなかったと考える方が不自然)
 出動の早さは,地理的な距離に加え,羽田空港からの救援要請があってから動く警察や消防,自衛隊と,確認後すぐに体勢を整えられた米軍とでは,速度が違うのも当たり前の話ではある.

 さて,そもそも何が「首を傾げる記述」で「信憑性に疑いをもたれる内容」だったのかが問題だな.

週刊オブイェクト・コメント欄,2007年01月21日

 Stars & Stripes紙の記述とはアントヌッチ証言のことであると思いますが,その内容の疑問点について述べられている掲示板を見つけました
http://nf.ch-sakura.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1171&forum=8&viewmode=flat&order=ASC&start=20
http://nf.ch-sakura.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1171&forum=8&viewmode=flat&order=ASC&start=30
http://nf.ch-sakura.jp/modules/newbb/viewtopic.php?topic_id=1171&forum=8&viewmode=flat&order=ASC&start=170

 疑問符のつく主張もありますが,問題の記事とされるものに付いている航跡図が,明らかに間違っているのも事実です.
「米軍は救出された怪我人を後送するため,ヘリを待機させていた」
という佐藤守氏の証言もありますし,アントヌッチ証言の内容に対しては検証が必要だと思うのですが.

亀蜻蛉 in FAQ BBS


 【質問】
 日本航空123便墜落事故についての質問です.
 米軍が横田基地からミサイルを発射して撃墜しようとしたが,尾翼大破に留まって墜落した,と主張している人がいるのですが(詳細は避けますが某社団法人の理事長です),当時にそんな空中の移動する標的を追尾して攻撃できる兵器があったのでしょうか?
 また対空弾の射程は,横田基地から相模湾上空に到達できるほど長いのでしょうか?
 それほどの航続距離を有するミサイルが機体最後部に命中したとして,尾翼大破だけで済むものなのでしょうか?

 【回答】
 当時の地対空ミサイルなら普通に,「目標」として捕捉して攻撃できる.
 射程も充分.

 ただ,トンデモ説に本気で反論するのも何だが,横田基地から夏の夕方に対空ミサイルなんか撃ったら,絶対に目撃される.
 その説が仮に万が一ひょっとしたら正しいとするなら,ミサイルの発射と飛翔が目撃されていないのは,絶対におかしい.

 あと,ほとんどの対空ミサイルは「近接信管」といって,目標の近くまで飛んだら直撃せずに爆発して破片をばら撒き,それで目標を破壊する(それで「命中」と判断する).
 繰り返すがその節にはまったくこれっぽっちも同意できないが,だから仮に対空ミサイルでジャンボジェットを狙い,ミサイルが「命中」したとしたら,あのように尾翼だけ破壊されること自体はおかしくない.

軍事板
青文字:加筆改修部分

▼ 対空ミサイルは近接信管が搭載されており,ミサイルは直撃して爆発するのではなく,電波などで目標物に近づいてから爆発して破片と爆風で目標物を破壊します.
 ですのでミサイルが,もしボーイング747SRの機体後部に命中したのならば,垂直尾翼どころか,水平尾翼や機体の後部まで破壊されます.
 そうなれば機体は,客室の与圧機能が破壊され,爆発による引火などにより,機体はコントロールを失い,駿河湾で墜落するか,場合によっては空中爆発を引き起こします.
 とてもじゃありませんが,群馬県にある御巣鷹山まで飛行なんか出来るわけがありません.
近接信管 - Wikipedia

 〔略〕

 また,
確かにPAC-1なら横田基地からの撃墜は可能ですが,上述のように,それが横田から発射されれば目撃情報があるはずです
 しかしそんな話は聞いた事がありません.

 さらに,米空軍のF-15やF-16が,異常が発覚した相模湾上空を飛行していたという話も聞きませんし,管制からの交信やブラックボックスからも,そんな証拠は見当たりません.
 ステルス戦闘機なら,レーダーに探知されずに撃墜は可能かも知れませんが,当時はF-22はまだ開発中で,試作機のYF-22すらまだ完成していませんでした.
 F-117なら空対空ミサイルを装備はできますが,当時はトノパー実験場に配備されており,わざわざ日本の相模湾まで飛ばす事など考えられません.
 当時F-117は最高機密で,米国防総省はまだ公表していませんでした(公表したのは1988年).

 結局この仮説は,全く根拠も証拠もない出鱈目に過ぎません.
 自分がアメリカの陰謀論とやらを信じるのは勝手ですが,そのために大事故の原因をアメリカの陰謀と唱えるのは,犠牲者の供養になるどころか,犠牲者の遺族や関係者を愚弄する行為です.

バルセロニスタの一人 in mixi,2010年09月12日17:34
青文字:加筆改修部分

 〔略〕
 ミサイルの特性について,どうしても納得できないという人のためには,この事件を挙げて説明したいと思います.
大韓航空機撃墜事件 - Wikipedia

 1983年9月1日,サハリン上空で,アメリカ・ニューヨークのJ・F・ケネディ国際空港からアンカレッジ国際空港経由で,韓国・ソウルの金浦国際空港に向かっていた大韓航空007便は,予定のコースを外れてソ連領空に侵入.
 スクランブル発進したソ連防空軍のSu-15戦闘機は,赤外線誘導ミサイルを発射,尾翼に命中させました.
 それにより方向舵制御ケーブル周辺,油圧系統等を損傷し,命中から1分44秒後に墜落しています.
 高度は35000フィートですから約1000mです.
 それにより方向舵制御ケーブル周辺,油圧系統等を損傷し,命中から12分後に墜落しています.
 高度は35000フィートですから約10000mです.▲
 日本航空123便は7000mでしたから,換算すると8分後に墜落してしまう事になります.
 つまりどうしたって,御巣鷹山までどうにかコントロールしながらの飛行は不可能なのです.

 また,高高度では気圧が低く,気流が発生しています.
 旅客機はこの気流に乗るような形で飛行していますので,ミサイルの爆発による衝撃と,油圧系統や尾翼の破損(または破壊)により,気流に乗れなくなり,場合によっては失速してしまいますので,墜落の時間はさらに短くなる可能性もあります.

 そうなれば8分ではなく,7分である可能性すらあります.
 それだけ旅客機の飛行は,とてもデリケートなものなのです.
 〔略〕

バルセロニスタの一人 in mixi,2010年09月18日22:26
青文字:加筆改修部分

▼ 上記の記述について,大韓航空機の飛行高度が35000フィートでおよそ1000メートルとありますが,これは10000メートルの間違いではないでしょうか?
 さらに1分44秒後に墜落したとありますが,それはブラックボックスのレコーダーが途切れた時間ですよね?
 実際はもう少し長く飛行していた(被弾から約12分間)と記憶しておりますが.

疑問者 in FAQ BBS,2011/4/10(日) 20:23
青文字:加筆改修部分

▼>1000メートルとありますが,これは10000メートルの間違いではないでしょうか?

 すみませんでした.
 私の計算ミスでした.

>それはブラックボックスのレコーダーが途切れた時間ですよね?

 これに関しても見落としていました.
 申し訳ありませんでした.

>実際はもう少し長く飛行していた(被弾から約12分間)と記憶しておりますが.

 これに関しては,もしソースがありましたらご提示して頂ければ幸いです.

 ただ,そうだとしても,JL123が御巣鷹山まで飛行するのは無理でしょう.

バルセロニスタの一人 in FAQ BBS,2011/4/19(火) 19:41
青文字:加筆改修部分

 ソースがwikiなのですが,

――――――
03:25 -
 ゲンナジー・オシーポヴィッチ(Gennady Osipovich)の操縦するSu-15TMがミサイルを発射.
 通常の手順に従い,赤外線誘導式とレーダー誘導式の計2発.
 30秒後(03:26:02),007便の尾翼に赤外線誘導式が命中.
 結果,方向舵制御ケーブル周辺,油圧系統等を損傷(ICAOの最終報告書による推測)し,約1.75平方フィートの穴が開いて急減圧が発生.
 機体は一時上昇した後,降下し始め,操縦不能に陥る(なお,4つのエンジンは無事だった).

03:26 -
 千機長が東京の管制官に,「急減圧の発生[3]」と「高度1万フィートへ降下する」旨交信をしたものの,雑音により途中で交信が途絶する.
 これ以降,セルコールによる呼び出しを含めてコールするが応答せず.機長らはなおも操縦を試みる.
 客席からの悲鳴が,2度にわたって記録される.
 一方,ボイスレコーダーの音質が次第に悪化する.

03:27 -
 着弾から1分44秒後(03:27:46),ブラックボックスの記録途絶える(着弾の衝撃のためと思われる).
 ボイスレコーダーの最後の音声は,緊急降下を知らせる自動アナウンスだった.
 その後も007便は,左へ旋回しながら降下し続ける.

03:38 -
 ソ連及び稚内の航空自衛隊レーダーサイトから,007便の機影消える.
 この頃,日本のイカ釣り漁船「第五十八千鳥丸」が,海馬島の北18・5海里沖で,飛行機の爆音と海上での爆発を目撃した.
――――――

 上記の記述によると,ミサイルの被弾が03:26:02であり,レーダーから機影が焼失した時間が03:38とあります.
 レーダーから消えた時刻が墜落した時間と考えられるので,その差分で12分間飛行をしていたと推定されます.

>ただ,そうだとしても,JL123が御巣鷹山まで飛行するのは無理でしょう.

 これに関しては,異論をはさむ意思を当方は持ち合わせておりません.
 全面的に同意です.

疑問者 in FAQ BBS,2011/4/20(水) 2:46
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
 JAL123便は撃墜された 1985年8月12日の御巣鷹山は?????
http://homepage1.nifty.com/ja8mrx/jal123.htm
(現在ではURLは変更されています.http://homepage3.nifty.com/ja8mrx/jal123.htm)

 【事実】
 もんのすげぇ電波放出HPで困ったなぁ.
 「自衛隊機が御巣鷹山まで誘導して,トドメのミサイル2発発射で撃墜」?
 事故機は焼津市上空で目撃,撮影されてるが,自衛隊機の目撃はなかっただろ.
 事故機と管制塔との交信記録聞いても,自衛隊機に誘導されてるようには思えない.

 それに自衛隊がやったならとっくにバレとるわい.そんなに大勢が関わってたのなら.

M6装薬 in 自衛隊板

 このHPと似たような内容の映画があります.
 『御巣鷹山』という映画です.
 ちなみに私の地元で上映するみたいです.
http://red.ap.teacup.com/applet/cinemadepon/200605/archive
http://d.hatena.ne.jp/tetorapot/20060707
(映画の内容は上のBLOGを見てください)

『JAL540便(123便の間違えじゃないの?)は航空自衛隊のファントムUのロケット弾で撃墜された,
 日航機は防衛予算を上げるために撃墜された』
などの(毒電波だらけの)文章が書かれた紙が貼られた映画のポスターが,私の住んでいる町のあちらこちらの電柱に取り付けられています.
 ちなみに映画のポスターは,自衛隊の駐屯地と警察署や交番の近くにはありませんでした.

 この自衛隊機が撃墜したという説は“御巣鷹山ファイル JAL123便墜落「事故」真相解明 ”池田昌昭著という本を参考にしたみたいです.
 その池田氏の著書の一覧です.
 中には“阪神大震災は闇の権力の謀略だった”などという本まで出しています.
 内容はというと,

>阪神大震災は小型核兵器・小型核地雷によってひき起こされた?!
>日本を人工地震で破壊し再建することで,支配を確立せんとする闇の権力の正体をあばく.

 …オウム真理教もそんな内容の本を出していたね.

 池田氏が言うJAL123便撃墜説はこちらのほうが詳しい.
http://www.fims.co.jp/fumitaka/osutaka.pdf

>謎の飛行物体として現在考えられているのは,
>1985年当時鋭意開発が進められていた
>沿岸防衛用国産巡航ミサイル「SSM−1」のプロトタイプ,
>すなわち,爆薬を搭載していない演習用ミサイルではないか
>――と考えられるのです.

 対艦ミサイルを旅客機にぶつけるって…無理ですよ.
 それにジャンボジェット機の尾翼が破壊されるほどの衝撃をうけたら,そのまま駿河湾に墜落する可能性は十分にあります.

>JAL123便の「スコーク77」の発信を探知して自衛隊機が
>スクランブル発信したのは18時30分頃です.
>機種はF−4EJ戦闘機2機です.
>そして2〜3分後にJAL123便を発見しています.

 JAL123便がレーダーから消え,墜落事故が起きたとの連絡を受けた中部航空団司令松永貞昭空将は,自分がクビになる覚悟で,百里基地に待機していたF-4EJを2機発進させたのです.
(軍事評論家の佐藤守氏のブログなどを参考)
 〔池田は〕事実を捻じ曲げていますね.

>そこで,F−15J戦闘機は,(略)2発のミサイルを発射したのです.
 (略)
>ミサイルは,赤外線追尾方式であり,1発目はJAL123便の
>エンジン部分に命中したとみられます.
>ミサイルの爆破エネルギーは機体の前部と中部を貫通し,
>その付近の乗客・乗員を機内で粉砕したのです.
>JAL123便は右旋回しながら,火に包まれながら,
>真っ逆様に急降下したのです.
>これを確認して要撃戦闘機は,2発目のミサイルを発射し,とどめをさしています.

 ミサイル(AIM-9サイドワインダー)はそんなに破壊力は無いはず.

90式改 in FAQ BBS

問題の映画のポスター
(撮影:ちくお in 「軍事板常見問題 mixi別館」)


 【珍説】
日航機墜落の真実を求めて 「1985年8月12日発生の日本航空123便墜落事故」はネット上でも真実が解き明かされ始めた 8.12連絡会

 【事実】
 日本航空123便のボーイング747SRの垂直尾翼に接触したのは,海上自衛隊の無人標的機「ファイアービー」だと,この8・12連絡会は写真などを駆使して紹介しています.
 まぁ,リンク先には「9・11テロの自作自演」を主張するHPもありますか,らどんな主張かは推して知るべしです.
 しかも当時,相模湾で試験航海中のはつゆき型護衛艦「まつゆき」が,ファイアービーを飛ばしていて,それが日航123便に接触したと言い張っています.

 ちなみにまつゆきは,試験航海中に日航123便墜落事故で離脱して,相模湾に落下した事故機の垂直尾翼を発見,回収した事で,事故原因の解明に一役買った艦艇なのですが,まさか犯人扱いされるとは,クルーは思いもしなかったでしょう.
まつゆき (護衛艦) - Wikipedia

 無人標的機の特性を理解していれば,こんな馬鹿げた陰謀論なんか唱えられないわけなんですが・・・.
 そもそもファイアービーなどの無人標的機は,訓練支援艦による管制が無ければ飛ばせませんし,無人標的機が搭載されているのも訓練支援艦のみです.
 まつゆきを含めたはつゆき級護衛艦には,無人標的機を搭載は出来ません.
訓練支援艦 - Wikipedia

 当時の訓練支援艦「あづま」は,広島の呉基地のドッグに入っていました.
 ですからこの海域で,無人偵察機が飛ばすのは無理です.
 ちなみにそれを証明したのは,皮肉にも陰謀論を唱えている人のブログからでした.
JAL123便墜落事故−真相を追う− 自衛隊撃墜説を斬る(2):(新) 日本の黒い霧
あづま (訓練支援艦) - Wikipedia

 しかも,まつゆきは当時は試験航海で,艦対空ミサイル発射訓練など出来ない状況でした.
 この事は(新)日本の黒い霧さんは伝えています.
 私もこの説には同意です.
 また,相模湾は艦対空ミサイル訓練を行う海域ではないのは,自衛隊の広報が証明しています.

 ただ,当時の海上自衛隊には,7000mの航空機を撃墜できるミサイルが無かったというのは,全くの誤りです.
 SM-1スタンダードミサイルならそれは可能です.
RIM-66艦対空ミサイル「スタンダードSM-1MR」 - 日本周辺国の軍事兵器

 これを搭載出来るのはたちかぜ型護衛艦で,横須賀にはたちがぜ型護衛艦「あさかぜ」がいたものの,相模湾で航海していたという資料はなく,このまつゆきのみが試験航海をしていました.
あさかぜ (護衛艦) - Wikipedia

 そしてまつゆきが搭載しているのは,シースパロー艦対空ミサイルですが,(新)日本の黒い霧さんが指摘しているように,このシースパローの射高は3000mで,7000mの航空機を撃墜するのは不可能です.
 また,まつゆきはSM-1を搭載しておらず,搭載は不可能です.
平成元年度自衛隊観艦式:とんぺいの機械博物館

 空対空ミサイルでの撃墜に関しては,別項で反論しているので,ここでは割愛します.
 〔略〕

 何度も言いますが,こんな馬鹿げた陰謀論は,犠牲者の供養にならず,むしろ遺族や関係者の心情を愚弄する悪質な行為です.
 自分の家族が,自国の軍事組織に殺害されたのが真相だと言われたら,どう思うか?
 私ならカントナの言葉じゃありませんが,その人は私の手によって,数分ももたないでしょうね.
 〔略〕

バルセロニスタの一人 in mixi,2010年09月12日18:21
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
●謎の飛行物体はSSM-1である(EJ第1056号):INTEC JAPAN/BLOG

 【事実】
 ・・・SSM-1を言うに事かいて「沿岸防衛用国産巡航ミサイル」ですか.
 SSM-1こと88式地対艦誘導弾は,巡航ミサイルではなく地対艦ミサイルです.
 配備されたのは1988年で,この頃はまだ開発中でした.
88式地対艦誘導弾 - Wikipedia
88式地対艦誘導弾:陸上自衛隊

 また開発中のミサイルに演習用タイプだの,どうやったら出来るのですか?
 まして地対艦ミサイルが,どうやって7000m上空の旅客機の尾翼を破壊出来るのですか?
 SSM-1は対艦用アクティブ・ホーミング誘導方式を取っており,どうやったって旅客機に衝突させることなど不可能です.
 対空用アクティブ・ホーミングに入れ替えたとても言うのでしょうか?
 そんな事をしたら不具合が出まくって,とても発射できるとは思えないのですが.

 それに88式の重量は660kgで,速度は1150kmしか出ません.
 地上や海面に沿って敵の艦艇に向かうので,エンジンも低高度向けになっており,とてもじゃありませんが高高度まで届くエンジンとは言い難いです.

 ちなみに,対空ミサイルのパトリオットの重量は914kgですが,マッハ5の速度が出ます.
 つまり,それなりの出力を持ったエンジンを持っているという事になります.
ペトリオット(またはパトリオット)・ミサイル:Aerospace

 つまりパトリオット並みのエンジンでないと,上空に達するのが遅く,マッハ0.84の速度で飛行するボーイング747SRに衝突させる事なんて不可能です.
 低高度で1150kmしか出ない対艦ミサイルのエンジンで,引力による摩擦や重量などで速度が下がるのは明らかでしょう.
 さらに対艦ミサイルは先端が尖ってはおらず,さらなる空気抵抗による摩擦まで起きるので,とてもじゃありませんが,高度7000mまで届くのは不可能と言っていいでしょう.
 対艦ミサイルは艦艇へのダメージの拡散を意識しているので,無理に尖らせる必要もないからです.
 上記の写真を見ればわかります.

 何度も書きますが,こんな犠牲者の遺族や関係者の心情を愚弄する陰謀論に,私は徹底して反論していきたいと思っています.

バルセロニスタの一人 in mixi,2010年09月14日22:41


 【質問】
 JAL123便御巣鷹山墜落事故に関し,なぜ陰謀論が絶えないのですか?

 【回答】
 基本的には陰謀論というものは,「他の誰も知らない,この世の真実を知っている俺様カッコイイ」感に,お手軽に浸れますので,中2病をこじらせた人が罹り易いという面がありますが…

 JAL123便の事故に関しては,固有の事情が存在するようです.
 どうやら事故調査委員会の出した報告書が,かなり杜撰・非科学的なものであり,かつ,事故調査の元となる資料は公開されずに廃棄されているという隠蔽体質に起因しているようです.
(確かに国際民間航空条約第13付属書により、事故調査資料は関係者以外には公開されない,と定められてはいますが…)
 報告書によれば,後部圧力隔壁損壊により,機内に急減圧が発生したとされていますが,藤田日出男はこれに対し,
・生存者からはそれを示す証言は何もない
・調査委員長,武田峻は「急減圧は天井裏に起きていた」と説明するが,であれば客室の圧力が高まって,天井が上に押し上げられ,床も抜け落ちるはず
として,これに疑問を呈しています.
 藤田の見解に対する反論も勿論有りますが,当方の見る限り,あまり有効な反論とは思えません.
 なにより,資料は既に廃棄されていますので,再調査も議論も非常に困難です.
(事故当時のヴォイスレコーダー音声が,メディアに流出したことがありましたが,これも廃棄に反発しての内部リークのようです)

 そうした,いわゆる「ツッコミどころ満載な状況」が,様々な憶測を生み,陰謀論者の付け入る隙を与えているように思えてなりません.

 【参考ページ】
藤田日出男『あの航空機事故はこうして起きた』(新潮社,2005),p.12-44


 【質問】
 あの時(123便墜落事故),NHKで
「待機命令に反して怪我人救助を急いだ自衛隊員,1人射殺」
というのを覚えています.
 射殺の情報はガセだったのでしょうか?
 その後の報道では一切取り上げられてないんですよね.

 【回答】
 ガセです.
 災害派遣で実弾を携行していないから.

 実行しようとしたら,
1 弾薬使用は,訓練か出動なので,実態のない射撃訓練の一般命令か防衛出動の行動命令を発簡する.
  (ここで,指揮官の決裁が必要.偽造するにしても,1科等が管理する職印が必要)
2 駐屯地にいったん帰り,弾薬請求を業務隊に対して実施する.
  (ここで先の命令根拠が必要)
3 弾薬払い出し票を持って弾薬庫へ行き,弾薬を受領する.
4 現地へ戻り,隊員を射殺する.
5 薬きょうを回収し,弾薬庫へ返納する.

 つーか,どう考えても,そんな事案が隠蔽できるわけないっしょ?

ローレディ ◆5xsookHc2o in 自衛隊板,2009/08/01(土)
青文字:加筆改修部分


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