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(引用元:「リアリズムと防衛を学ぶ」


 【link】

「Togetter」◆(2011/02/07)日本が日米安保に依存しない防衛体制を築くのに必要な予算( #futenma )

「Togetter」◆(2011/03/07)a_nightbreed氏による,メア総領事発言に関する新報記事の問題点を指摘
>日本に於ける反米の根底には,アメリカへの甘えがある

「Togetter」◆(2011/03/09)hirougaya氏による,朝日新聞「メア氏の沖縄発言記事」から見えた「ジャーナリズムの原則−透明性−」と「行政区分に対応して記者を配置するという日本の新聞社の組織マネージメント」

「Togetter」◆(2011/03/09)伊東乾プレゼンツ・・・米軍基地・沖縄・メア発言

「Togetter」◆(2011/03/09)沖縄Tips メア発言を読み直す
>ニュースでは「ゆすりの達人」のところだけ強調されているが,全文読むとかなり的確に指摘してるな

「Togetter」◆(2011/03/10)「和の文化」とは「輪になって相手を取り囲み脅迫する」ではありません
>「沖縄県民はゆすりの名人」というメア発言をめぐるTL

「WSJ」◆(2011/01/14)UPDATE: ゲーツ米国防長官,韓国との協力強化を要求
「雪斎の随想録」◆(2011/01/03)対韓同盟という「迷い」

「アラスカ物語」:東にアメリカ,西に中国とロシア.日本は三つの大国に挟まれている

川村研究所 
(元海上幕僚監部調査部長,幹部学校副校長・川村純彦主催.日米関係)

「極東ブログ」:フォーリン・ポリシー誌掲載マイケル・グリーン氏寄稿をめぐって

「週刊オブイェクト」◆(2010年08月06日)日米同盟漫画(在日アメリカ軍公式)

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/12/27)「アニメ・漫画以外で日本への関心は低い. 米国人は“前向きに”中国に心惹かれている」 東アジア研究の重鎮が見た日米中三角関係の深層 〜ロナルド・スレスキー サフォーク大学東アジア研究所所長に聞く

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2010/01/19)中国とロシアが日本海で初の合同軍事演習 日本は「失われる30年」に突入する ――作家・ジャーナリスト 莫 邦富

「地政学を英国で学ぶ」:日本周辺の「地政学」とチョークポイント

●核密約問題

黒井文太郎の「スパイ&テロ」:吉田=ハル密約

「国際情報センター」:日米間の核密約について(雑感)

「古森義久」◆(2010.2.15)鳩山政権は「日米密約」をどうしようというのか

「週刊オブイェクト」◆(2010年03月15日)核密約問題でマスコミは右も左も馬鹿ばかり

●民主党政権問題

「WSJ」◆(2010/08/26)【ブログ】小沢氏の米国人は「単細胞」発言

「アルファルファモザイク」◆(2009/12/01)鳩山首相,中東でも信頼を損う サウジ゙に福田元首相でなく友人の岩國氏派遣→サウジ国王出席取りやめ

「痛いニュース(ノ∀`)」◆(2010/04/15)“ルーピー鳩山,最大の敗者”の米紙記事に,「一国の首脳に対して非礼だ!」と官房長官が不快感

「痛いニュース(ノ∀`) 」◆(2010/04/16)「自民党の人に頼むわけにいかない」 鳩山政権,ポーランド大統領国葬に首相経験ない江田議長派遣

「海洋戦略研究」◆(2010/2/5)キャンベル小沢会談

「極東ブログ」:ウォールストリート・ジャーナル紙社説は鳩山政権に怒りを表しているようだ

「国際情報センター」:鳩山内閣と日米関係

「古森義久」:Ozawa's Slander Against Christianity
>民主党幹事長の小沢一郎氏のキリスト教誹謗は国際的に報道されました.

「古森義久」:オバマ政権の核政策は鳩山政権と衝突コースか

「古森義久」:ゲーツ国防長官はなぜ自衛隊栄誉礼を辞退したのか――日米同盟の危機?!

「古森義久」:鳩山外交論文は盗作なのか

「古森義久」:鳩山政権と民主党をアメリカ民主党系識者が酷評した
>ワシントンの国政舞台で外交や安全保障にかかわる識者たちの
>日本の政治激変に対する認識はもっと深刻である.

「古森義久」:鳩山首相に欠ける防衛意識と価値観

「古森義久」:鳩山首相外交ブレーンの言葉の詐術

「古森義久」:「民主党では日米同盟は縮小する」――VOICE論文から(4)

「古森義久」:(2009/12/31)オバマ大統領は鳩山首相に二度,だまされた

「古森義久」:(2010/01/02)日本を惑わすのは誰か

「古森義久」:(2010/01/05)鳩山政権が日米同盟を危機に陥れる

「古森義久」◆(2010.2.16)日米中関係は正三角形ではない

「古森義久」◆(2010/05/04)オバマ政権側の鳩山首相への「真の軽蔑」
>日本は国際的に影響力や存在意義を縮小させており,
>このままだと,アジアでも二線級の中級国家になってしまう

「古森義久」◆(2010/05/06)なぜ「アメリカが日本を捨てるとき」なのか

「産経新聞」:【危うい「友愛」外交】(1)米大物が警告した民主の「反米3点セット」 (1/5ページ)
 ジョセフ・ナイが挙げた三つの具体的問題とは?
「地政学を英国で学ぶ」◆(2010年02月09日)ナイの日米関係についてのご意見

「園田義明めも.」:(2009/12/22)米ウォール・ストリート・ジャーナルが突きつけた鳩山政権への挑戦状

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/12/18)天皇の「政治利用」と言われても仕方ない 政府の対中外交に高まる不安感

「地政学を英国で学ぶ」◆(2010-02-13)カプチャンとアイケンベリーの「新日米関係論」

「中央公論」:(2009年12月29日)時評2010 危機にある日米同盟再生のために=細谷雄一

「つるや連合」◆(2010年02月11日)小沢氏 「米に行くなら,オバマ大統領にも時間取っていただかないと困る」★2

「つるや連合」◆(2010/04/12)小沢氏訪米中止は「オバマも時間取れ」発言のせい?

「もしも,の英会話入門[軍隊式英会話術]」◆(2010/04/30)「ますますおかしくなっている日本の鳩山首相」

●●「東アジア共同体」関連

「古森義久」:鳩山首相の「東アジア共同体」構想は片思い?

「古森義久」:鳩山「友愛外交」の矛盾と危険を憂う――佐々淳行氏の警告

「古森義久」:東アジア共同体の落とし穴――西原正前防衛大学校長の憂い

「古森義久」:東アジア共同体の鳩山提案は時代遅れ――アメリカの専門家が語る

「古森義久」:「東アジア共同体はアジアからのアメリカ排除策」――ハーバード大学研究員の証言

「古森義久」:東アジアの安全を浸食する鳩山政権――アメリカ政府元高官の警告

「ダイヤモンド・オンライン」◆(2009/11/13)ビル・エモット 特別インタビュー「オバマ政権の日本軽視は誤報! アジア重視の鳩山外交は米国の願い」

「中南海ノ黄昏」:ポッポ胡錦濤会談 2 @東アジア共同体


 【質問】
 集団的自衛権とは?

 【回答】
 同盟国が攻撃を受けた場合,それを見殺しにせず,自国が攻撃を受けなくても 同盟国と共に戦う資格を保有するという概念.
 独立国家が個別に保有する自然権で,国連憲章第51条にも記載されている.
「各加盟国は個別的,または集団的自衛の固有の権利を有する」 (国連憲章51条)

 集団的自衛権行使(発動)とは同盟国からの要請を受け,その要請を受諾し同盟国とともに戦いに参加するこ と.国家(機関)理念の崇高さ,同盟国との信頼関係を世界に示すための外交政策のひとつ.
 理論上は,国益に資さないと国家(機関)指導部が判断した場合は,要請を拒否することができる.
 内閣法制局が法律解釈して済むレベルの話ではなく,国家のトップのみ扱うことが許される政治判断である.

 日本の国内事情をよく知る米国は,現状のわが国には絶対に要請しない.
 イラク派遣の場合,わが国は独自に部隊を派遣している.
 このことをくどいほ ど主張しているのは,集団的自衛権を行使していない事実をはっきりさせるた めである.
 姑息とも言えるやりかただが,米国はその真意を理解しており,日本のとった 行動を高く評価した.
 結果,米国は国益に関係のない拉致問題を支援し,わが国 はその進展を見た.

 敵性勢力の弾道ミサイルが領土内に打ち込まれると想定した場合,それが在日米軍基地を対象とするのは明白で,その際,自衛隊は当然迎撃を行なうが,現状では集団的自衛権行使の宣言が迎撃後になってしまうのは明らかである.
 事後報告で宣言した場合,国会が政局化し,国論は二分され,政情不安が発生する恐れが想定される.
 有事に政情不安をもたらすことのないよう,政府は「集団的自衛権行使」を平時に明言しておくべきと考える.
 対象となるわが国の同盟国は米国のみであり,近隣諸国との外交上も大きな意味があると考える.

(おきらく軍事研究会)

集団安保の失敗例


 【珍説】
 拡大解釈をどんどん進めようとしているようです.

------------------------------------------------------ここから引用----
久間防衛庁長官:集団的自衛権「正当防衛で可能に」
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061016k0000e010066000c.html

 久間章生防衛庁長官は16日午前の衆院テロ防止・イラク復興特別委員会で,憲法解釈で禁じられている集団的自衛権行使の問題について「(日本と米国の艦艇が)連れ立っていた時に相手が襲ってきたら,(日本が)一緒になって防御するのは正当防衛が成り立つんじゃないか.(日本は)武器等防護の規定に基づき反撃せざるを得ない」と述べた.

 政府見解はこれまで,米艦艇の防御については憲法解釈の問題から「我が国が自衛の目的以外の場合については米艦艇を守れない」としていたが,どういうケースが集団的自衛権行使に該当するかはあいまいだった.久間氏の発言は,公海上で米艦艇が攻撃された場合,補給活動などで一緒にいる自衛艦が応戦しても集団的自衛権の行使ではなく,正当防衛にあたるとの認識を示したとみられる.
-------------------------------------------------------引用ここまで---

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 いえ,拡大解釈ではないんです.本来の解釈に戻しただけですから.

 実は日本政府は当初,集団的自衛権は行使できる,という立場だった.
 その後,権利としては持っているが行使できない,と厳格に解釈.

 JSF in mixi

 また,小川和久は,「集団的自衛権」議論上における虚妄について,次のように指摘しています.

 集団的自衛権という権利はあるが行使はできない,いや,やっぱりあるのは個別的自衛権だけだなどというのは,私は軍事について何も知らない官僚の戯れ言であると思っています.
 そもそも日本は,通常言われている集団的自衛権の行使については,9条を絵に描いたような軍事力である自衛隊しか持たない現状では,そもそも戦力投射能力がないのですから,やりたくてもできません.
 アメリカでも他のどこの国でもよいが,同盟国が叩かれていても助けに行けないのであれば,集団的自衛権もへったくれもないわけです.
 現状で日本に可能な集団的自衛権の行使があるとすれば,在日米軍基地という戦略的根拠地を維持し,守ることによって,アメリカの戦力投射をサポートすることだけでしょう.
 この現実を日本は明らかにしなければなりません.

 そこにおいては,アメリカが日本列島を足場に戦力投射を行なうときは,日本が掲げる平和主義や国連中心主義という理念に叶う場合にだけ許容する,日本の原理原則と矛盾する場合は,在日米軍基地の使用を拒絶するということがあっていいのです.
 このように,日本は既に集団的自衛権を行使しているとも言えるのです.
 しかし,日本政府や日本国民にその自覚が全くない.日本は,世界に対しても何も説明してこなかったのです.

小川和久著『日本の戦争力』(アスコム,2005.12.5),p.284-285
強調:引用者

 上記論理に特に齟齬はなく,よって信頼できるものと愚考する.


 【珍説】
>国連軍であろうと,アメリカ軍との共同歩調であろうと,有事には「集団的自衛権の行使」は必須

という事であれば,少なくとも現在の憲法がある以上は,憲法違反ですので自衛隊は海外に派遣してはいけませんね.
 法治国家としては,海外派兵(派遣)するのであれば,憲法を変えてからにするべきです.

>「思う」「思わない」で話を進めても意味はないですね.

「現状を考えるとアメリカの戦争に付いていくという流れになります」
という表現に変えてもいいです.

>>在日米軍を追い出せ
>という話になると,タケルさんと同じく,その後のビジョンについて伺いたい.

 正直言って,「その後のビジョン」については難しいですね.

 ただ,少なくとも,
今回の米軍再編はおかしい.
日米安保を容認する立場から見てもおかしい.
単独行動主義で先制攻撃戦略を取るアメリカに盲従するのはマズイ.
という事は言えると思います.

 現実的には,在日米軍の段階的な縮小を目指し,アジア各国との外交(軍事力によらない)に力を入れるべきです.
 経済的にもいきづまっている日本で,軍拡はよくありません.軍縮の道を探るべきでしょう.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>憲法違反ですので自衛隊は海外に派遣してはいけませんね.

 つまり,平和維持活動も駄目と.
「おまえら,平和維持活動やっててよ,俺はとりあえず平和になるように祈ってるからさ」
ということですな.

 少なくとも,私はそういう類の人間は信用できませんね.

>「現状を考えるとアメリカの戦争に付いていくという流れになります」
>という表現に変えてもいいです.

 「なります」と「思います」は単に表現が違うだけで,言ってることは同じですよ.

「私はそうならない流れになります」
といわれれば,ハイおしまい,でしょ?

>単独行動主義で先制攻撃戦略を取るアメリカに盲従するのはマズイ.

 盲従はまずいですね,だから議論しなければならない.
 でも
「こう思うから」
「こうならなければならない」
では,議論のしようがないと思います.

>軍縮の道を探るべきでしょう.

 日本は軍縮中なわけですが・・・

ますたーあじあ in mixi

 【珍説】
 憲法を変えてから行くのであれば〔平和維持活動も〕OKです.
 PKOも憲法を変えてからにするべきでしたね.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 改憲議論にすら50年以上かかっていることを考えると,実際に改憲するまでには,まだまだ相当の年月がかかることが予想されますね.

 それまでの長い長い年月の間,
「おまえら,平和維持活動やっててよ,俺はとりあえず平和になるように祈ってるからさ」
と.

 事実上の反対と何が違うんだか.

 そもそも上述のように,別に「憲法は集団的自衛権を否定している」と決まったわけじゃないし.

 【珍説】
 私は,「集団的自衛権」行使や「憲法改定」はアメリカ側の要求だと思っています.

有名なところでは,アーミテージ報告がありますが…….

 以下,勝共連合がやっているという『世界日報』のサイトから,レーガン政権時代の元米国防総省日本部長ジェームズ・アワー教授へのインタビューです.
(2005年11月13日となっています.)

日本が集団的自衛権を行使する政策に変えなければ,日米間で合意した米軍再編は実行できない,と言い切っています.

http://www.worldtimes.co.jp/special2/nitibei/051113.html
------------------------------------------------------ここから引用----
元米国防総省日本部長のアワー教授に日米間および日米同盟のアジアにおける課題について聞いた.
-------------------------------------------------------中略---------
 メディアは,普天間飛行場の移設問題ばかりに注目しているが,個人的にはそれほど大きな問題ではないと考えている.基地の共同利用を含む,自衛隊と米軍の任務・役割の分担についての合意の方がもっと重要だ.本当の問題は,日本がどれくらい真剣に合意を実行するかだ.
-------------------------------------------------------中略---------
 まず,役割と任務の分担に関連し,最も重要なものの一つがミサイル防衛だ.だが,日本が集団的自衛権に関する現在の政策(注:権利はあっても行使はできない)を維持していくならば,日本は今回の合意を実行することはできない.
-------------------------------------------------------引用ここまで---
 

上記は古い発言でしたが,昨日,こんなのが出てきました.

米司令官,集団的自衛権行使の必要性主張
http://www.sankei.co.jp/news/060907/sei005.htm
------------------------------------------------------ここから引用----
 在日米海軍のジェームズ・ケリー司令官は7日,日米両国が進めるミサイル防衛(MD)の効果的運用には,日本側が憲法解釈上禁じている集団的自衛権を行使する必要があるとの認識を示し,「日本国内で憲法(9条)の改正を含め,議論が深まるのを期待する」と述べた.在日米軍の現役最高幹部が憲法問題で踏み込んだ発言をするのは極めて異例.
-------------------------------------------------------中略---------
 ケリー司令官は,MDで敵の弾道ミサイルを捕捉し,迅速に判断して撃ち落とすには「指揮統制や集団的自衛権の問題がある」と指摘し,既に日米間の協議が始まったことを明らかにした.

 また,日本近海でMD任務に就く艦艇への敵の攻撃を例に挙げ「海上自衛隊が攻撃された場合,米海軍は守れるが,逆のケースでは海自は米海軍を守れない.互いを守り合う仕組みが必要だ」と強調.
-------------------------------------------------------中略---------
 さらに同司令官は「集団的自衛権が行使できるようになれば『セルフ・ディフェンス・フォース(自衛隊)』の『セルフ』の部分が取れる」とした上で「第二次大戦を経験した人たちには抵抗感があるだろうし,昔に戻ることにいろいろな意見があると思うが,議論してほしい」と述べた.
-------------------------------------------------------引用ここまで---
 
「集団的自衛権行使を」在日米海軍司令官,憲法改正議論促す
http://www.chunichi.co.jp/00/sei/20060908/mng_____sei_____001.shtml
------------------------------------------------------ここから引用----
 在日米海軍のジェームズ・ケリー司令官は7日,神奈川県横須賀市の横須賀基地で記者団と懇談し,ミサイル防衛(MD)で日米両国が協力して北朝鮮の弾道ミサイルに対応していくために「集団的自衛権を行使できるよう憲法改正の議論が深まっていくことを期待したい」と述べた.
-------------------------------------------------------中略---------
 また,北朝鮮のノドンが日本に向けて発射されたら着弾するまでに10分もかからず,撃墜するにはわずか2分30秒の間に対応しなくてはならないと説明.この短時間で迎撃用ミサイル「SM3」を発射する最終決定についても「だれが判断するのか決まっていない」と問題提起した.

 MD体制の整備に関連した集団的自衛権や指揮統制の問題について,ケリー司令官は制服組を含めた日米の外務,防衛関係者による協議がスタートしたと説明.今後,1年間かけて話し合いを進める中で,日米の艦船が相互に守り合う仕組みの構築に期待感を示した.
-------------------------------------------------------引用ここまで---

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10060028&comm_id=1102122
の23:で,

ミサイル防衛を理由に,なし崩し的に集団的自衛権を認めざるを得ない状況を作り,そうした現実に合わせるために憲法を変える,という話が出てきそうです.

と書きましたが,まさしくミサイルにかこつけて集団的自衛権を認めろという要求が出てきましたね.

iあつこば(小林アツシ) n mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
つまり,あつこば氏は,
「集団的自衛権の行使=アメリカと一緒に戦争しましょう」
という理論を展開されたいので?

 というか,それで何か困るんですかい?
 米軍が日本に求めているのは,後方支援であって,前線で一緒に戦うことではありますまい.
 あつこば氏の引用した文章からも,それは見受けられませんよね.

つまり
「集団的自衛権」=アメリカの要求
であっても,
アメリカの要求=前線で日本が一緒に戦うこと
と解釈できない以上,メリット・デメリットを比較するのが筋でしょう.

 あつこば氏のは「集団的自衛権イクナイ」以上の理屈が見えませんよ.
 長々引用してないで,持論を展開してください,根拠付きで.

ますたーあじあ in mixi

 【珍説】
 「後方支援」だから米軍といっしょになって戦争しても良い,という事にはならないでしょう.
 また,「後方支援」だから絶対安全だ,という事も無いでしょう.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 ええ,ですよ,
 だから?
集団的自衛権の行使=アメリカと共同して戦争
じゃありませんよ?
 それこそ,日本が独自交戦規定をちゃんと定めれば良いだけの話です.

 〔略〕

 国連軍であろうと,アメリカ軍との共同歩調であろうと,有事には「集団的自衛権の行使」は必須になりますが,それはご理解いただけましたか?

ますたーあじあ in mixi

 【珍説】
 中国や北朝鮮がアメリカに対して撃ったミサイルを日本が撃ち落とす事になったら,「後方」というよりも最前線になってしまいますね.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 ???
 えーと・・・「ミサイルを打ち落としたら最前線」の意味が分からないのですが・・・.

 話が飛躍してますよ.
 中国や北朝鮮がアメリカに対してミサイルを撃つということは,両国が戦争状態ということですから,そもそも同盟国たる日本とも敵対関係です.

 で,同盟国である日本が中国からのミサイルをMDで迎撃したとして,なぜに「最前線」に飛躍するんですか?

ますたーあじあ in mixi

 【珍説】
>「ミサイルを打ち落としたら最前線」の意味が分からないのですが・・・.

 あ,つまり,ミサイルを撃たれたアメリカから見た場合に,中国や北朝鮮に近い日本は最前線になるのでは?,という意味です.
 「最前線」という言葉はまずかったかもしれませんね.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 これならば,〔在日米軍が存在する〕現状と何が違うのか?となってしまいます.

>在日米軍を追い出せ

という話になるのであれば,その後のビジョンについて伺いたい.

ますたーあじあ in mixi


+

 【質問】
 他板での話題なのですが,
「集団的自衛権を認めないと,自衛隊(あるいは改憲後の自衛軍)は国連の集団安全保障に基づく軍事行動には参加できない」
との問題提起に対し,
「集団的自衛権を認めなくとも国連の軍事行動に参加できる」
との反論がありました.
具体的には↓
「集団安全保障は法的には,個別国の自衛権の発動でない武力行使である.
 それが国際政治学や国際法での常識」
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1093184644/423
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1093184644/444
http://money3.2ch.net/test/read.cgi/seiji/1093184644/455

 集団的自衛権と集団安全保障は別物であり,個別的自衛権に限定された現行憲法下における制約の元でも,国連の錦の御旗があれば海外で武力行使できるという意見のようですが,私は強引すぎる解釈だと考えます.
 賢明な軍事板住人の皆様はどう思われますか?

 【回答】
(1)集団的自衛権(の行使)と集団安全保障体制は,確かに別個の概念というのが多数説です.
 以下引用.

 集団的自衛権の行使は,早い話「共同防衛」で,自国と密接な関係にある国が武力攻撃等を受けた場合に,それを自国の攻撃と見なして共同して防衛するというものです.
 つまり集団的自衛権は,「個々の国家の自己保存という個別的利益にかかわる」モノです.
(なお,集団的自衛権の性質に関しては学説の分布もあるのですが,それについてはここでは触れません)

 これに対し,集団安全保障体制は,一定の国際機構内で,加盟国間の武力行使を禁じ,これに違反した国に対して他の加盟国が(武力によるものを含む)制裁を加えるというもので,これは国際(地域的)「平和という公共利益の実現にかかわる」モノです.

(「安全保障学入門(新版)」(亜紀書房 2001年) 315-317頁)

(2)日本が集団安全保障のもとづく軍事行動に参加することに関しては,様々な立場があり得ますので,ここでは政府の立場を見ておくにとどめます.

 日本政府は,周知の通り例えば自衛隊が国連軍に参加することに否定的だったのは,(「集団的自衛権を行使できない」からではなく),そもそも自衛隊が(個別的)自衛権発動の場合を除き,実力(武力)を行使することが出来ない,と解釈してきたからです.

「…当該「国連軍」の目的・任務が武力行使を伴うものであれば,自衛隊がこれに参加することは憲法上許されないと考えている…」
(昭和55年10月28日,衆議院稲葉誠一議員質問主意書に対する答弁書)

「(国連軍)「参加」とは,当該「国連軍」の司令官の指揮下に入り,その一員として行動することを意味し,平和協力隊が当該「国連軍」に参加することは,当該「国連軍」の目的・任務が武力行使を伴うものであれば,自衛隊が当該「国連軍」に参加する場合と同様,自衛のための必要最小限度の範囲を超えるものであって,憲法上許されないと考えている.」
(衆議院国際連合平和協力に関する特別委員会,平成2年10月26日,中山太郎外務大臣答弁)

 つまり,日本が(武力行使を伴う)国連軍に参加する場合は,少なくとも上記のような政府解釈を変更しなければならないことになります.

 なお,この手の問題は特にそうですが,自分の主張に沿うように解釈する主張も多くあります.
 例えば「集団的自衛権を発動したい」と思ってる人が都合よく,「集団的自衛権はどの国も最初から持ってる」と解釈するとか.
 ですから,「あなたがそう思うなら,それでいい」としか言えない面もあります.


 【質問】
 今後アメリカの国際的,軍事的影響力は低下し代わって中国,インドなどの新興国が台頭してくるわけですが,現在その強大な軍事力,経済力によって合衆国は反米勢力,国家を抑えているわけで,数十年後アメリカの影響力が地に堕ちた時,既にアメリカには他国に軍事介入する力は残ってなく,世界の軍事バランスの崩壊により米の影響力が低下した地域での紛争,テロが横行すると思われますが,これにより日本は国防政策において対中協調論をとり,アメリカの犬→支那国の犬になるしかないのでしょうか?
 また現在オバマ大統領がブッシュと対局の国際協調を示しているのは,そういった反米勢力を弱める,或いは親米勢力を増やすための外交政策なのでしょうか?

 【回答】
 なんつーか,見事に”風が吹けばおけ屋が儲かる”式の鎖の環が,沢山繋がった未来予想だなぁ(笑)
 そんな鎖の環が一つ解けただけで破綻するような”仮定”を出されて,その上その仮定の数十年後について”なるしかないのでしょうか?”と言われても,
「んなことぁ知らん(笑)
 意思決定を左右する変数があまりにも膨大且つ不確実で,”お話し”は作れるがそれ以上のことはできない.」としか言えんわな(笑)

 まぁ,”なるしかないのでしょうか?”,即ち”進むべき(める)道(選択肢)は一本しかないのでしょうか?”という質問に対する答えは
「多分ありますよ.
 ただしそれがどういう方法で,どのような時期に如何に行われるかは,その時にならないとわからない.
 少なくとも,道が一本である可能性よりは圧倒的に大きい.」
 それだけぇ.
 少なくとも占い師でも全知全能の神でも何でもないので,これ以上は言えん
(言える人は上記の二つのどちらかがそれ以外の何かだ.)

 それにブッシュは,日本のマスゴミがいうほどバカではない.
 その外交政策も,軍事力に頼りすぎた観はあるが,基本方針としては間違ってはいない.
 なぜって,アメリカにとっての敵国がふたつ,実際に消えてるんだから.
(タリバン・アフガンとフセイン・イラク)
 なので,ブッシュの外交はアメリカにとっては間違ってない.
 また,世界情勢のすべての責任をアメリカに押しつけるのは筋違い.
 アメリカの意志などとは関係のないプレイヤーはいくらでもいるのに,それらも「アメリカのせい」などというのは,ダダをこねるのようなもの.

 そしてオバマもブッシュ同様,その基本はアメリカ合衆国の国益を守ること,即ち
”反米勢力を弱める或いは親米勢力を増やすための外交政策”
という大戦略を採用している.
 ただ,その方法(戦略)が違うだけ.
(ブッシュ「軍事的に打倒しようぜ!」
 オバマ「それじゃあ遠回りな上に不経済だ.派手な法方にばかり感けるんじゃない.」)

 どっちが正しかったのかは,・・・
 俺達が爺さん婆さんやあの世の住民になったころに分かるだろ(笑)

戦争・国防板,2009/07/31(金)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 中韓との連携の必要性と,日米安保を基礎としたアジア諸国による,多国間安保体制の構築は可能?

 【回答】
 この構想は誤りです.

 米軍の力を背景にしただけの実効力も持たない国から,国家の浮沈にかかわる安保体制を一緒に構築しようと言われて,まともに受け入れる国があるとでも考えているのでしょうか?
 そんな国が言うことを誰が信用・信頼するのでしょうか?
 結局は,米国・もしくは中国[中共]のパシリに終わり,国益に資するところはゼロでしょう.

 アジアン多国間安保体制への郷愁は極めて危険です.
 EUを引き合いに出されるかもしれませんが,EU諸国の安保を担っているのはNATOであり,国防面を担おうとしているのがEU軍です.NATOは米国という軍事大国がいてはじめてその機能を果たしています.
 CSTOや上海協力機構などもロシアがあってこその安保体制ですね.

 NATOは唯一,多国間安保体制が機能している組織とされていますが,それでも寄せ集め部隊であるNATO軍の脆弱さには定評があり,抑止力がないとする見方が強いです.
(コソボに出動したNATO軍フランス部隊が,目の前でセルビア軍による殺戮が行なれたにもかかわらず,見て見ぬふりをした,という有名な話もその一例です)

 突出した軍事大国のない安保体制は歴史的に見て,紛争抑止に何の効果もありません.
 ロカルノ体制等を見れば明らかです.

 翻ってアジアを見ると,少なくとも現在の中国[中共]は,軍事面で見れば核兵器とICBMを持っているだけの張子の虎にすぎません.
 米国とくらべればふんどしかつぎと関取くらいの差があります.
 他の国は推して知るべしです.

 しかし,アジアで,米国を盟主とする多国間安保体制ができるとはとても思えません.
 それやこれや考えると,わが国は,正当な軍事力を保有し,国防体制と情報体制の整備を進め,日米同盟機軸で突き進み,武器輸出を通じて各国と軍事協力関係を結んでゆく,というのがベターなのではないでしょうか.

 なお,地政学・歴史的観点から見て,わが国が大陸と深く関わるとろくなことがなく,必ず致命的な失敗をしてきました.(シベリア出兵,21か条要求,日支事変などなど)
 安保や国防を考える際は,こういう面からも検討する必要があると思います.

おきらく軍事研究会,平成18年(2006年)7月17日

 もちろん,こうした意見には異論もある.

 どうなんでしょう.ここまで言い切ってしまうのは.
 日米,米韓という二国間同盟はもう長くやってきているわけで(米韓は最近雲行きが怪しいですが).
 日韓には北朝鮮という共通の脅威があり,経済的結びつきは強いですし,韓国に滞在している邦人も数多いです.
 ひとたび朝鮮半島有事となれば邦人救出のために日韓の軍が協力することは,日本にとって大変有意義だと思います.
 二つの二国間同盟が日米韓の三国間同盟になってしかるべきだと個人的には思っています.

 ちょっと古いですが,三カ国の当時の協力体制と三国間同盟の可能性,その前に横たわる障壁を述べた論文.
http://www.tokai.ac.jp/spirit/shuppan/HS02/01_08.pdf
 著者の肩書きは「外交問題評議会研究員(当時)」となっています.

バグってハニー in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 問題は「日中同盟」だが.

▼ また,佐々淳行も「東アジア共同体構想」について,以下のように指摘している.

――――――
 〔鳩山首相が〕今回外遊で中国に提案した「東アジア共同体構想」も問題だ.
 覇権国家を目指す中国を利し,日本が中国の属国化する危険性と,欧米,とくに米国の人たちに疑心暗鬼を招く恐れがある.

 核を保有する軍事独裁大国・中国と,経済技術大国・日本の連携は,欧米にいらぬ疑念を生むことにもつながる.

 最後に,鳩山総理は祖父の言を借りて「友愛」に基づく各国協調を訴えたが,国際社会はそれほど甘くない.

http://komoriy.iza.ne.jp/blog/entry/1272203/
――――――

――――――
 日本の不幸は中国と朝鮮である.
 この2国の人々も,日本人と同じく漢字文化圏に属し,同じ古典を共有しているが,もともと人種的に異なるのか,教育に差があるのか,日本との精神的隔たりはあまりにも大きい.
 情報がこれほど早く行き来する時代にあって,近代文明や国際法について知りながら,過去に拘り続ける中国・朝鮮の精神は,千年前と違わない.
 国際的な紛争の場面でも,「悪いのはお前の方だ」と開き直って恥じることもない.
 もはや,この2国が国際的な常識を身につけることを期待してはならない.

 「東アジア共同体」の一員として その繁栄に与ってくれるなどという幻想は捨てるべきである.
 日本は,大陸や半島との関係を絶ち,欧米と共に進まなければならない.
 ただ隣国だからという理由だけで,特別な感情を持って接してはならない.
 この2国に対しても,国際的な常識に従い,国際法に則って接すればよい.
 悪友の悪事を見逃す者は,共に悪名を逃れ得ない.
 私は気持ちにおいては,「東アジア」の悪友と絶交するものである.

――――――福沢諭吉 「脱亜論」(明治18年)


 【質問】
 中国(この板でよく言う大陸中国の方)が日本の同盟相手として不適である,というのは
軍事的に見るとどのような理由によりますか?
(信用できない,とかそういった感情的な次元ではなくて)

 【回答】
 不適格な理由というのがあるわけで.
 感情論だけで言ってる訳じゃありませんよ.

1,
 すでに世界最強の軍事・経済大国であるアメリカと同盟している以上,新たに他国と同盟を結ぶ必要は無い.
 同盟というのは基本的に双務的なものだから,むやみに増やせばいいというものではない.

 海洋国家,自由貿易国の日本としては,通商路の確保と言う意味で,米国と同盟を結んだ方が得る物は多い.
 西部太平洋において,米国の国益と中国の国益とではぶつかり合うので,米国,中国と同時に同盟を結ぶ事は有り得ない.

2,
 距離が近すぎて,領土や漁業などで対立点があまりにも多い上に,政治体制も違っていて,同盟という緊密な関係を構築しにくい.
 例えば領土問題といふ利害衝突点がある.
 尖閣諸島は,エネルギー問題といふ重要な戦略問題もかかわってくる大きな問題である以上,両者が簡単にゆずる可能性は少なく,局所的軍事衝突に発展する可能性をつねに孕んでゐる.
 そのやうな相手との軍事同盟は,仮に存在してもすぐに有名無実となるであらう.

3,
 ある意味これが一番の理由.共通して対処すべき敵がいない.,

4.
 今の中国は余りに覇権主義的すぎ,余りに一国利益追求主義なので,軍事的にも経済的にもパートナーとして協調していくのは難しい

5.
 中国は他国に提供している武器,軍事技術等がショボすぎ,
 おまけに自国の軍備すらまともにできていない,
 こんな国と同盟組んでも,得られる軍事的メリットは皆無,
 それどころか,いいように利用されるのがオチ.

 以上の理由で,中国との同盟は有り得ない.

 中国の軍事的台頭はアジアの不安定要因であるのは間違いない.
 しかし,これに対抗軍拡で対応すれば,軍拡競争に陥ってしまう(抑止力を維持するための最低限の軍事力増強は必要だが)
 このような場合,必要なのは冷戦末期にヨーロッパで試みられたCSCE(現OSCE)やCFEのような「共通の安全保障」政策であろう.
 戦争の回避や軍事費の削減という点で日中の利益は一致するわけだから,これに基づいて相互軍縮が達成できる可能性はある.
 ただしこの場合,台湾問題や北朝鮮問題,アメリカの出方などの不安定要因が多数あるので,欧州ほどうまくはいかないだろう.
 当面はARFやASEAN+3などを利用して対話を積み重ね,いずれ何らかのレジーム構築を目指すというのが現在のアジアが目指すべき方向性ではあるまいか.

(軍事板)

 国際教養大学学長・中嶋嶺雄は,いわゆる 「東アジア共同体」について,それが現実的な論なのかと,疑問を投げかけている.

〔略〕
概(おおむ)ね肯定的な意見が多いマスメディアや学界などの議論を眺めていると,東アジアの現実から大きく乖離(かいり)した楽観的な言説や待望論,中には,このところ起こっている中国や韓国の反日論・反日運動に対処する日本の外交的対応を,よりソフトな方向に誘導しようとする意図が見え隠れする議論も混じっていて,承服できないものも多い.
 それらの議論の大筋は,いまや東アジアには共通の大きな経済実態が存在しており,域内間の貿易総額は域内全貿易額の約60%とEU(欧州連合)のそれを凌駕(りょうが)しているという,経済的相互依存性の進展を背景にしたものである.
 だが,日本の対外貿易における米国の占める比率が減少し,中国をはじめとする東アジア地域が総額の大半になっているといっても,そのことによって日米関係が揺らぐわけではなく,また,そんなことがあってはならないであろう.
 一方,日中間の最近の「政冷経熱」現象を見るまでもなく,東アジア地域には,経済中心の制度面や機能面でいくら問題を論じても意味をなさないほどの政治的,文化的,さらには地政学的な問題が数多く存在している.
 だからこそ東アジアの全体像を体系的にとらえる視点が不可欠だといえよう.

 ヨーロッパとは違って,アジアには中国や北朝鮮のような非民主的な共産党独裁体制が残存しており,台湾海峡をめぐる軍事・安全保障上の危機がさらに増大しつつあるばかりか,米中間の「新冷戦」がアジアを舞台に増幅しつつある現実を直視すれば,「東アジア共同体」なるものは所詮(しょせん),絵空事に過ぎないのかもしれない.

 東アジアの中では,日本と中国,そして韓国が経済的には主要なアクターであり,日中韓三国でGDP(国内総生産)の85%を占めているだけに,ここではこの三カ国について改めて考えてみよう.
 去る七月二十一日,中国は人民元の小幅(2%)切り上げを発表した.中国が国際協調への一定の意志を示したことは歓迎されよう.
 だが,人民元切り上げまでの一連の経過が示したように,中国は国際場裏でいかに自国をプレイアップするかを常に行動原則にしている国家であることも明瞭(めいりょう)であった.
 しかも最近の米国防総省年次報告書が,中国の軍事費は公表数字の三倍であり,最大九百億米ドルにも上ると推計したように,中国の軍事的膨張による周辺諸国への脅威はさらに強まっている.
 当面は台湾海峡での軍事侵攻の可能性も否定できず,さらに将来的には米大陸本土をも軍事的に脅かそうと意図している節もうかがわれる.

 こうした中国と日本との狭間(はざま)に位置する韓国は,二十六日に再開した「六カ国協議」への対応や最近の反日論の高まりに見られるように,南北朝鮮の協調という新政策と一種の事大主義的なジェスチャーによって,自己の存在感を高めようと必死になっている.
 自己中心的な中国の中華思想に倣って小中華思想に依拠する韓国は,一連の「靖国」問題にも示されるように,結局は中国に連動して日本に対峙(たいじ)しようとするであろう.

 このような東アジアの現実を地政学的にとらえれば,中国という大陸国家の大陸性(continentality)と韓国という半島国家の半島性(peninsularity),そして日本という島国国家の島嶼(とうしょ)性(insularity)とでもいうことができようが,そこには容易には一致し得ない文化的・文明的違和が存在する.
 しかも,近代史における歴史的体験の違いや歴史認識の蓄積の違いが大きい.
 したがって日・中・韓で歴史対話を進め,近現代史の共同研究を実施しようなどという提言は,きわめて無責任であるか奇麗事であるにすぎないのである.

 これらの政治的・社会的な問題を棚上げして「東アジア共同体」を語ることは,土台無理であろう.
 しかも,「東アジア共同体」にとって絶対に無視できない台湾を,現実の独立主権国家として認めないことを暗黙の前提にしているのであるとしたら,この点からも「東アジア共同体」は虚妄にならざるを得ないのである.

(産経新聞,2005/8/1)


 【質問】
 日本・台湾・韓国で協力して極東の自由民主主義・市場経済を守り,中共と対峙すべきでは?

 【回答】
 それはもう諦めましょう.

 100年前にも,
『欧米列強に対抗する為,日本・朝鮮・清は同盟を結んでアジアを防衛しよう』
と,李氏朝鮮と清国に打診してみましたが相手にされず,ブチ切れた日本帝国は
『お前らと心中する気は無ぇよ!』
と,清を叩きのめして攻勢防御用の場所(満州)に進出し,其処でロシアと闘い,防衛に成功しました.

 しかしその後の経過はご覧の通り・・・
 同じ事を繰り返してもなんですから,日本は大陸にコミットするのは止めましょう.
 メリット無いし,シーレーン確保に全力を注ぐべき.

JSF in 「週刊オブイェクト」コメント欄,2004/10/05付


 【質問】
 オーストラリアと日本が準軍事同盟(というと大げさすぎですか)を結んだそうですが,どういう意図があってのものなのですか?
 日本もオーストラリアも,アメリカと軍事同盟を結んでおけば十分に思えるのですが……

 【回答】
 環太平洋軍事同盟の一環.
 アメリカ・日本始め,広く太平洋・アジア・南北アメリカ地域の安定を目的とした国々が集まってPAMSという軍事的交流を行っている.
 その発展としてのもの.
 大きな意味はないと思われる.
 ちなみに北朝鮮,中共,ロシアは含まれていない.

軍事板


◆◆◆◆米軍再編の影響


 【質問】
 アメリカが今後,日米安保に求めようとしているものは何か?

 【回答】
 HNSの増加や前方展開兵力の保全,ハブ基地としての機能強化もありますが,同時に従来の「日米間の役割と任務(ロール・アンド・ミッション)」見直しと,米英関係をモデルにした同盟の「パワー・シェアリング」化を求め, 集団的自衛権の解除は最終的に湾岸までの海自によるシーレーン防衛にまで至ることを目標としており,速急の要求ではないにせよ必ずしも「大物」を揃えることは対日要求外とは言えないようです.
 情報分野に関してもNATOレベルの協力・統合へ向かいたがっていますし.

 最近の米の求める日本への意図は,アーミテージ=ナイ・レポートやら,グリーン,クローニンの『日米同盟』(剄草書房)あたりを参照.

 特に前者は文章も短いし,全文邦訳もネットで読めるので要参照
http://www.sys-tems.co.jp/nexus/attntion/arm_0010.htm

 再定義の時代まで遡れば船橋洋一著『同盟漂流』の後段なんかも.

(名無し四等兵 ◆clHeRHeRHo他 in コヴァ板出張スレッド)


 【質問】
 米軍再編で自衛隊はどうなるんでしょうね?

 【回答】
 米軍再編で更に予算を削られてしまい,一尉が号泣.

■防衛予算が波乱要因に,2007年度予算編成
http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060720AT3S1901P19072006.html

 もし別枠で予算が取れなかった場合,戦力大幅減.

 JSF in mixi

 こういう時はですね・・・
 装備品の整備費が削られて,隊員が泣きながらやりくりするのですよ・・・
 当然装備の更新もお預け,古いもの(平成7年度の小型トラック,いわゆるジープとか)を騙し騙し使うのです.
 ひどいときは燃料費削られて,演習が減ったことがあったなぁ.

 Cpt.hige in mixi


 【質問】
 アメリカが日本に期待している貢献の中身は?

 【回答】
 肩を並べて戦ってほしいとは思っておらず,支援活動を行ってほしいと期待しているという.
 以下引用.

 〔米国は〕世界第一級の軍隊・軍事力を誇る国であり,それゆえ米国は,日米同盟協力と言っても国際協力分野においては(国家の生存が〔日本には〕かかっている場合は別としても),同盟国日本に戦闘行動に加わってもらって日米双方で戦いたい,そのような協力をしてほしい,とは考えておらず,米国が日本に協力してほしいのは,米国後方支援や情報・偵察・哨戒・警戒・監視などの作戦支援活動ならびに,人道復興支援・平和維持活動・安定化活動であったのです.

森本敏著「米軍再編と在日米軍」(文春新書,2006/9/20),p.191

 まあ,米軍と肩を並べて戦闘に参加できる国など,そうそういないわけだが.


 【珍説】
 米軍再編に対応するための自衛隊自身のトランスフォーメーションは,実際にはすでに進行している.
 (略)
 2004年12月,日本政府は「平成17年度以降に係る防衛計画の大綱」(新大綱)を発表した.
 1995年に現在の大綱が発表されて以来,冷戦後2度目の抜本的見直しであり,新大綱は明らかに米軍トランスフォーメーションに歩調を合わせたものである.
 2005年度で終了する予定であった中期防衛計画(中期防)を1年早く終了し,新しく2005〜09年度中期防衛計画(新中期防)を発足させたことからかも,そのことを窺うことができる.
 新大綱は,自衛隊の役割をがらりと変化させ,「新たな脅威や多様な事態への実効的な対応」をその役割の第一に掲げた.
 すなわち,米軍と同じように21世紀型の非正規戦闘を戦うことを中心に据え,次のような項目を掲げた.

 1.弾道ミサイル攻撃への対応
 2.ゲリラや特殊部隊による攻撃等への対応
 3.島嶼部に対する侵略への対応
 4.周辺海空域の警戒監視及び領空侵犯対処や武装工作船等への対応
 5.大規模・特殊災害等への対応

 これらは,直接的には日本領域内や周辺事態を念頭に置いたものだ.
 自衛隊の能力は,米軍と同様に転換され,世界中のどこにおいても米軍と協力できるものになる.

梅林宏道著「米軍再編」(岩波ブックレット,2006/5/30),p.43-44

 【事実】
 なってません.
 その説を成り立たせるためには,自衛隊の能力が世界中のどこへでも展開可能なものになっていなければなりませんが,現在,やっと新型輸送機の調達が計画されたばかりで,しかも予算不足の現状では遅々とした歩みでしかありません.

 また,新中期防がその根拠だそうですが,1〜5までを見ても,米軍再編が仮になかったとしても,現状でどれも日本にとって必要なものばかりです.
 むしろこれらへの対応を述べなかったら,そのほうこそ問題でしょう.
 新中期防への切り替えの早さですが,冷戦後の戦略転換という観点から見れば,むしろ遅いくらいでは?

 総じて,初めに結論ありきでものを見ると,そんな言説になるのではないかと.


 【珍説】
 現在のところ,これら〔民間港,民間空港まで含めた日米軍共同使用〕は武力攻撃事態やその予測事態に限定した合意である.
 しかし,再編と共に留めようもなくグローバルな日米軍事協力に拡大していく可能性がある.

梅林宏道著「米軍再編」 (岩波ブックレット,2006/5/30),p.46

 【事実】
 「可能性」だけを言うのなら,そりゃ,どんな可能性も全くのゼロではありません.
 しかし,心配に値するだけの高い可能性だというのであれば,その可能性の根拠を述べる必要があります.
 もちろん,本書にはそれはありません.


 【珍説】
 「対等な同盟」「権限の分担」と言いつつも,軍事的情報収集能力と分析能力では圧倒的に米国が優れている.
 米国が恣意的に取捨選択して流す情報に日本は従属せざるを得ない.
 つまり,日米合同司令部への道は,軍事的従属を深める道であると言える.

梅林宏道著「米軍再編」 (岩波ブックレット,2006/5/30),p.46

 【事実】
 それをもって従属と言うのなら,1945年以降現在までずっとそうなのですから,合同司令部の有無とは関係ありません.
 むしろ近年は,独自の偵察衛星を持とうとする,独自の情報機関の設置の道を摸索するなど,情報上の従属を弱める方向に日本は進んでいるのですが.

 ……で,たしか,ダメ林デポ道,じゃなかった梅林宏道率いる「ピース・デポ」は,そうした日本独自の情報収集能力の強化に反対していませんでしたかね? 矛盾していますね.


 【珍説】
 現在のイラクと違って,日本は,「恥も矜持(きょうじ)も捨てて」米国に従属した.
 その「負けっぷりのよさ」は,少なくとも80年代半ばまでなら日本国民にとって勘定は合った.
 しかし,昨今の米国の日本に対する金融支配や,「米軍再編に協力をして戦争に付き合え」という要求を見ていると,どう考えても日本は損をさせられている.
 にもかかわらず,この国の指導者は,日米関係絶対視の隷従外交から抜け出せないでいる.

【天木直人 ニッポン外交の迷走】,2006年1月30日

 【事実】
 「恥も矜持(きょうじ)も捨て」るも何も,1945年8月のあの状況で,他に選択肢があるとは思えないのですが.

>金融支配

 陰謀論は月刊「ムー」でやっていただきたい.

>「米軍再編に協力をして戦争に付き合え」

 米軍再編と日米の軍事協力関係緊密化との間には,殆ど接点はありません.
 また,日米の軍事協力関係緊密化は主としてMDなど日本防衛に関する事項で進んでおり,自衛隊が外征型軍隊になる気配はどこにもありません.
 それどころか,毎年,軍縮一方でパン・パワーに不安が出ている状態です.
 国土防衛にすら不安が出ているというのに,どこにこれ以上,海外に出す余裕があるというのでしょうか.


 【珍説】
 非正規戦争を前提とした日米同盟のトランスフォーメーションは,このように日本社会の奥深くまで浸透しようとしている.

梅林宏道著「米軍再編」 (岩波ブックレット,2006/5/30),p.51

 【事実】
 これの根拠が,
・「定期的な多国間演習の実施」

・「民間空港や民間港の詳細な調査」を含む「米軍,自衛隊,自治体関係者が同席した演習」が将来的には立案・実行されるだろう流れ
だそうですが,それらはどれも,まともな軍隊ならやっていなけりゃならないはずのことで,トランスフォーメーションとは関係ありません.
 特に,太平洋戦争の沖縄戦において,住民避難の遅れがあれほどの民間人の犠牲を招いたことを考えれば,これまでそのような計画・演習をやってなかったこを問題視するのなら理解できますが,それをやることを問題視するというのは全く理解不能です.


 【珍説】
 日本に於ける今回の米軍再編の中で,実は最も重要なのは「日米一体化」であると言われています.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 まずは根拠を示してください.
 いわれのない偏見的な妄言には不快感しか覚えません.

Cpt.hige in mixi

「米軍は『最前線』たる駐留各国から可能な限り退き,各国の安全保障は各国に任せる事によって国防負担を低減する」
というのがトランスフォーメーションの骨子では?
 その過程に在沖縄米軍基地移転問題と,各地への負担分散があるわけで.

 韓国軍のように在韓米軍が指揮権を掌握している訳でもなし,何を持ってして
「日本に於ける米軍再編の中でもっとも重要なのは日米一体化」
とされるのか.

 指揮権や命令系統の統一がない限り,一体化も女体化も猫耳化もありません.

 「脅威」トピックでは,
『無闇に脅威を煽ったり,また過小に評価しないで下さい』
との論旨でご注意頂きましたが,ミスリードや無根拠な『情報』は,『無闇に〜』に当てはまるのではないでしょうか.

ぉ拓 in mixi

 【珍説】
 あくまで指揮権にこだわる訳ですね?

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 というか,少なくとも各段階での指揮権が適切に移譲されない限り,『一体となって』戦略を策定したり,ドクトリンを構築したり,作戦を構想/実施したり,戦術を開発したり,戦闘を行なったり,兵站や補給を整える事は出来ない訳で,これは軍事の基本なのです.
 なので,僕がこだわるとすれば「指揮権の統一はあるのか,あるとするならどの段階なのか」な訳ですが,少なくとも平時に於いてそれは行なわれるとは一言も見ておりません.

ぉ拓 in mixi

 【珍説】
 日本の政治家やマスコミが「中間報告」と呼んでいる文書,『日米同盟:未来のための変革と再編』を読まれた事はありますか?
 〔略〕
 読んでみるとそこかしこに,「一体化」を思わせる文章があります.

 「一体化」というのは,概念ですので,実際に米軍と自衛隊がまったく同一の組織になるわけではありません.
 『日米同盟:未来のための変革と再編』を読んだ記者や評論家が,
「これは(いわば)日米の軍事一体化だ!」
と書いているのですから.

 〔略〕

 「日米一体化」について書かれてものは,検索すればいくらでも出てくると思いますが,まずはタイムリーなところで,本日の記事から紹介してさしあげましょう.

東京新聞
イラク居残り 空自の役割は
http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20060719/mng_____tokuho__000.shtml
------------------------------------------------------ここから引用----
 小泉首相は陸自撤収について「一発の弾も撃たず,一人の死傷者も出さず終えることができたのは大変うれしい」と自画自賛した.だから残留する空自も同様に犠牲を出さず,任務を全うできるだろうと言いたいようだが,政治評論家の森田実氏は「残留する空自が担う役割は,陸自とは全く違う」と指摘する.

 「陸自の派遣はブッシュ政権を世界の中で孤立させないためという政治的な狙いを持っていた.これに対し,空自は実質的に米軍と一体化し,軍事行動を行おうとしている」

 保坂展人衆院議員(社民)は残留する空自の役割を「空飛ぶトラック」と形容する.「サマワの陸自は限られた地域で,人道復興支援という枠組みにとどまったが,空自の役割は限定されていない.水や薬品だけを運ぶわけではないはずだ.米兵を輸送する任務を与えられれば,米国の戦争に巻き込まれることになる」と危ぐする.
-------------------------------------------------------中略---------
 恒久法制定は日本独自の判断で自衛隊を海外に派遣する「普通の国」に転換させるとされる.しかし森田氏は「現実には米国に追随することにしかならない」と喝破する.

 「自衛隊のイラク派遣も国連決議に基づくものではなく,米国の要請に応じただけのこと.このままでは自衛隊は米軍の下請け軍隊になってしまう.」
-------------------------------------------------------引用ここまで---

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 記事については,神浦氏に話を聞いている時点でもう,眉に唾してしまうで,特に感想はありません.

 特に最後の神浦氏のお話.
【 神浦氏は空自隊員の気持ちをこう代弁する.「そもそも,多国籍軍の輸送力で足りているのに,ブッシュ大統領から言われたから(空自を残す)というのが本当のところ.自衛隊員は,おかしいと思っても,自分が拒否すれば別の隊員が行かされるから,黙って行くしかない.そんな彼らの安全を,本当に保証できるのか.空自としては,たまらない話だろう」】

 この話も,私が現役自衛官の方から聞いた話とは全く違いますし.
 イラク行きの任務は希望者が大勢いて,むしろ,派遣隊員の選択に困っているほどだ,と聞きました.

ゆきかぜまる in mixi

 貴方に聞いているのであってGoogle先生に聞いてはおりませぬ.
 貴方自身はどう解釈するのですか?

 でまぁ,神浦氏と森田氏の論説では,どうにも評価出来ません.
 神浦氏はとかく飛ばしや妄言が多いですし,森田氏の論説に至っては,現実と正反対の事象が起こることで有名ですので.

ぉ拓 in mixi

 うーん,こういうのは解釈の問題だから,トピック主がどういう情報をどう解釈しているのかを説明しなければ.

消印所沢 in mixi

 【珍説】
 こういう見方もあります.ご参考までに.

週刊金曜日
イラク侵略日本軍の退却(本多勝一)
http://www.kinyobi.co.jp/pages/vol615/fusokukei
------------------------------------------------------ここから引用----
 ありもしない「大量破壊兵器」所持を口実にイラクを侵略したアメリカ合州国という名のアメリカ帝国.
 その米軍の傀儡兵として日本軍(自衛隊)を2年半前にイラクのサマワ地域へ送りこみ,侵略の下請けに荷担した小泉純一郎首相.

 右の記述は事実を遠慮なく表現しただけであって,誇張や虚偽はどこにもない.
 ところが日本のマスメディアたるNHKや大手日刊新聞は,たとえば明白な事実としての「侵略」という単語を,この2年半のあいだ絶対に使わなかった.
 戦前の大本営による統制時代と変わらない.かれらこそが今また事実を隠蔽しているのである.
-------------------------------------------------------中略---------
 だが,当のイラクの情況はどうなのか.小泉氏の記者会見を報じた同じ日の新聞紙面には,「テロ」または「ゲリラ」攻撃の記事も相変わらず続く.
 そんな中での「撤収」は,実質が退却と見られても仕方あるまい.
 それにこの退却さえも「ブシズミ」的なのだ.やはり同日の『朝日』は報ずる――「米軍は2千人を超す犠牲者を出しており,『兵力が消耗し,早く退きたがっている』(防衛庁幹部)」

 つまりご主人の侵略軍が退却したがっているのだから,その下請け傀儡兵たる日本軍の退却は当然きわまることになる.
 『赤旗』の先月21日紙面に全労連・坂内三夫事務局長の談話が出ている――「ブッシュ政権の先制攻撃戦略に組み込まれた対米追随姿勢を如実にしめすものである」

 この程度の談話は,かつてなら一般紙にも出たものだった.
 そして,戦後60年にして大規模な本格的海外派兵を断行し,憲法を粉砕した小泉という「ただの“良いインディアン”」以下の男(当時の本誌拙文から)が果たした「役割」は,日本人の今後の運命にも及ぶ――「自衛隊派遣で『米国の日本への期待値は大きく高まった』(ブッシュ米政権OB).
 次には今回と同等かそれ以上の貢献を米国は望むに違いない」(『日本経済』先月21日朝刊)
-------------------------------------------------------引用ここまで---

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 で,あつこばさんはどう解釈されていらっしゃるんですか,と.

ぉ拓 in mixi

>ありもしない「大量破壊兵器」所持を口実にイラクを侵略したアメリカ合州国という名のアメリカ帝国.

 一行目からして結果論.

 というか,今どき本多勝一がソースとして通用すると思っているなんて….
 カンボジア大虐殺の折の一件を見てもとうてい信頼できる人物ではないし,未だにリクルートから接待を受けたことを否定しているし(領収証があるのに),ペシャワール会の中村医師の妄言を真に受けていた一人だし….

 頼むからメディア・リテラシーをもっとしっかりやってください.
 「情報を集める」ということと,「ヨタ情報をべたべた貼り付ける」ということとは,似て非なるものです.

>侵略の下請けに荷担

 自衛隊のイラク派遣は,国際社会の要請によって行われ,国連も認めたものです.
「アメリカのやったことは別として,とりあえずイラクをなんとかしなきゃなんねーべ」
というのが,国際社会の要請ですよ.

>戦後60年にして大規模な本格的海外派兵を断行

 派遣と派兵の区別がつくようになってからにしましょうね,軍事問題を語るのは.

 以上,同コラムはトンデモだと断定して差し支えないかと存じます.

 最後に,この本多コラムにはどこにも「米軍再編」についての記述などありませんが.
 よって,
>「日本に於ける米軍再編の中でもっとも重要なのは日米一体化」
という主張の論拠には全くなりません.

消印所沢 in mixi・改

 【珍説】
 日本共産党参議院議員・小池晃さんのWebサイトです.

日本共産党再編で日米軍事一体化司会者も“そう思った” TBS系で小池氏発言
http://www.a-koike.gr.jp/tv/2006/tv20060507.html

2006年5月7日(日)「しんぶん赤旗」より転載だそうです.
------------------------------------------------------ここから引用----
 日本共産党の小池晃政策委員長は六日,TBS系「みのもんたのサタデーずばッと」に出演し各党代表らと外交・安全保障問題で議論しました.

 司会のみの氏が,米海兵隊のグアム移転の一方で神奈川県のキャンプ座間に米陸軍新司令部を創設する問題を提起.小池氏は「沖縄,グアム,ハワイをトライアングルにしていつでもどこでも極東へも東南アジアへも中東へも飛んでいけるように一体化する.グアム島に基地をつくるのはお金がかかるので,今回沖縄から出て行けば金を日本が出してくれるのは米国にとってもっけの幸いだった」と指摘しました.

 また,小池氏がキャンプ座間の米陸軍司令部の問題が「(日米安保強化の)シンボルというだけじゃなく実戦的意味は大きい.いままでの横須賀の海軍司令部に加え横田の空軍,座間の陸軍と陸海空の米軍と自衛隊が一緒になる」と発言したのに対し,みの氏が「米軍の傘下に入るみたいに僕らも思っちゃった」とのべ,小池氏も「まさに米軍と一体化するんですよ」と応じました.

 自民党の舛添要一参院議員も「(日本が)五十一番目の州じゃないけど軍事を単独ではやれない.同じことがやれるように効率化を求めるとこうなる」と,日米軍事一体化を認めました.
-------------------------------------------------------引用ここまで---

 小池議員によると,
「いつでもどこでも極東へも東南アジアへも中東へも飛んでいけるように一体化する.」
となっています.

 これは,司会者が
「米海兵隊のグアム移転の一方で神奈川県のキャンプ座間に米陸軍新司令部を創設する問題を提起」
した事を受けての発言のようです.

 さらに,
「いままでの横須賀の海軍司令部に加え横田の空軍,座間の陸軍と陸海空の米軍と自衛隊が一緒になる」
という事が
「まさに米軍と一体化する」のだそうです.

 という事で,ここでは特に【司令部の同居】を指して「日米一体化」と表現しているわけですね.

 舛添要一参院議員が「日米軍事一体化を認め」た,というのは,しんぶん赤旗の独特の言い回しでしょうから,今回は置いておきましょう.
 実際に,舛添議員が「日米一体化」とか「日米軍事一体化」とか言っているかどうかは,ここではわかりませんから.

 という事で,今回の結論.
---------------------------
日本共産党小池晃参議院議員によると,
【陸海空司令部の同居】が,まさに「日米一体化」である.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 ・・・支社の事務室が同じフロアに入っていれば,どんな会社でも「一体化」になりますか?
 あまりにも程度の低い赤旗には落胆を禁じえません.

Cpt.hige in mixi

>【陸海空司令部の同居】が,まさに「日米一体化」である.
 
 共産党は数ある政党の中で軍事に詳しいほうだと考えていましたが.ダメそうですね.

>「米軍の傘下に入るみたいに僕らも思っちゃった」とのべ,
>小池氏も「まさに米軍と一体化するんですよ」と応じました.

 其処は国会議員として否定していただかないと.「傘下にはいる」なんて,指揮権委譲するみたいではないですか.
 

>同じことがやれるように効率化を求めるとこうなる

 おなじことがやれるようにすることと,傘下に入ることは全く別問題ですが.

ゆきかぜまる in mixi

 ところで.一体化の定義は?
 意味わからないのなら議論も出来ないのですが.

Cpt.hige in mixi

みのもんた

(うそ)



 【珍説】
 たしかに私も「日米一体化」って,なんだかヘンな表現だなあと思ってきました.
 そこで,「一体化」について書いているさまざまな文章を読んで,一体それらの文章では「日米一体化」という言葉をどのように使用しているのかを考えていきたいと思います.
という事です.

 第1弾として,日本共産党参議院議員小池晃さんのWebサイトを紹介しました.
 他にも紹介しますので,お待ちください.
 あっ,他の皆さんも,「一体化」について書かれている文章を見つけたら,ぜひご紹介してください.

 議論のきっかけになると思います.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 トピック主自体が語義もわからないものについて議論しようと言うのはおかしくありませんか.

Cpt.hige in mixi

 【珍説】
 「日米一体化」という言葉を使った報道が,こんなに多いと思われますか?

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 なんとなく,意味も分からすに使っている用語では?
 どこかの報道機関でしっかりした定義が出たことがありましたか?

 日本のマスコミは全く軍事には疎いですから.
 つい最近も「80人乗りの戦艦」だのとかいう報道がありました.
 報道が全て正しいなんてお考えですか?

 この手の例は嫌になるほどありました.

ゆきかぜまる in mixi

>なぜ,「日米一体化」という言葉を使った報道が,こんなに多いと思われますか?

 問いたい.問いつめたい.小一時間問いつめたい.
 お前ら『日米一体化』とか言って反米意識煽りたいだけちゃうんか,と.

ぉ拓 in mixi

 【珍説】
 日米一体化については,正直言ってまだ分析が足りないのですが,ぉ拓さんが繰り返し「定義」を熱望されていらっしゃいますので,いちおう書いてみますね.

【日米一体化】とは?
 米軍再編に伴い,自衛隊と米軍との関係も変質していく事が予想される.
 報道などの文章では,司令部が同居する事や,米軍の作戦に自衛隊が参加する事,指令系統が融合する事などについて,「日米一体化」と表現する事が数多く見うけられる.
 「日米の軍事的融合」「日米の従属的一体化」などの表現もある.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>指令系統が融合する事

 こんな報道がありましたか?
 〔本当に融合することになるのなら,〕大問題となるかと思いますが.

ゆきかぜまる in mixi

>【日米一体化】

 これほど恣意的に使われる言葉は無いでしょうね.
 そもそも,日米一体化は言葉としておかしい.
 「日米連携」の方が,しっくり来るのでは?

 韓国の場合なら,韓国軍に指揮権がないし,「米韓一体」でもおかしくないと思うけど.

葉月 in mixi

>熱望されるので

「○○が危惧される」
「○○って何よ.それを満たす条件は果たされないのに.」
「いやこういう事が危惧されると言われている訳だが」
「で,お前はどう思っとんよ」
「お前こそどうなんよ」
「いやだからそれが果たされるにはこれこれこういう条件が必要な訳だが」
「ふーん,そんな事にこだわるんだ」
「いやあのさwwwwww で,お前はどうなんよ,と」
「そんなに聞きたいなら聞かせてやるか」←今ようやくここ.

 法的な問題を扱う以上,上記のように法や制度の定義が伴わない,少なくとも議論参加者の片方がそんな状況では論理的な議論など一つとして出来ない訳で,有り体に言えば「お話しにならない」状況だった訳ですから,定義を明かすようお願いした訳です.
 それを熱望と表現されるのもまぁ無理はありませんが,

 まぁ,印象論でロジックを語れたら世話ァ無ェ訳で.
 論理というものを蔑ろにしては,法制度も物理も数学も科学も語れない訳で.

>報道など

 いや,そんなのどうでも良いんで.『あなたは』どう定義するんですか?,あつこばさん.
 受け売りだけなら小学生でも出来ますので.

>×司令部が同居する
 ○司令部が同居しているにも関わらず,米軍のSOSUS情報や衛星情報は国防省と市ヶ谷を通じないと入手出来ない護衛艦隊マジ情けなす(´・ω・`).
 こんなことでソヴィエトの大規模着上陸が阻止出来ると思っているのか!!,と,80年代末期にこう言われていた状況は未だに改善されていません.
 なので自前の偵察衛星打ち上げてみたり,自前の弾道弾監視網を構築しようとしている訳ですな,日本は.

>米軍の作戦に自衛隊が参加する

 規模と範囲によるでしょう.
 イラクやアフガニスタンに於いては,既に参加している,と言えなくもないですが,あれはあくまでも日本の予算で日本の法制度に基づき,日本の総理大臣が指揮権を持ち,日本の自衛隊が前線の指揮を掌握して行なっている活動ですから,少なくとも『指揮指令の一体化』がなされているとは言えません.

>指令系統が融合する

 そんなの日米の公式文書中で聞いた事ありません.
 そうだと思われる箇所があるなら提示して下さい.

>70:菜月さん

 もっとも,平時の指揮権は韓国に返還されているので,『有事に限っては作戦上の米韓一体化が行なわれる』とされるべきでしょうし,2008年乃至2012年には米軍の朝鮮半島からの撤退が完了するので,どこまで『一体化』されるのかは判りませんが.

ぉ拓 in mixi

 そもそもわが国の防衛システム,軍事力といってもいいかもしれませんがそれを考えたとき,「防衛力」「防衛のための戦力」はあるかもしれませんが,「攻撃力」「反撃のための戦力」は存在しておりません.法的にも形としてもです.

 その「攻撃力」はアメリカに依存するのが戦後のわが国の防衛戦略,つまりは専守防衛だったわけです.
 となれば,戦後の防衛政策そのものが〔あつこばの説明するところの〕「日米一体化」なるものだったわけで,いまさら騒ぐに値するものではありませんね.

:腹黒紳士 in mixi


 【珍説】
ジャーナリストの松尾高志さんが『法と民主主義』4月号に書いている文章によると,アメリカが世界的な規模で行っている米軍再編の狙いは「同盟国・友好国の役割分担を拡大させること」も織り込まれている,とあります.

11月15日 朝日新聞の記事の概要と解説が,軍事アナリスト 神浦元彰さんのWebサイトに掲載されています.http://www.kamiura.com/new11_2k5.html

これによると,いわゆる「中間報告」についてある防衛庁幹部は,これで両国の軍事面の一体化が進み,日米同盟の能力強化が図られ,「これは日米安保条約の改定に匹敵する」と指摘した,とされています.

小林アツシ

 【事実】
 別項にて述べられているように,松尾高志なる人物は確証バイアスの傾向の強い人物であり,それのみをもって論拠とするのは非常に危険である.
 しかもその主張傾向は,まるで小林アツシ自身のコピーでしかない(あるいは小林が松尾をコピーしているのか).
 最大限好意的に表現しても,「クロスチェックを要するようなデータ」と言うしかない.

 神浦元彰の評価については,言うまでもないだろう.

 偏見を引用しても,そこから導かれるものもまた偏見でしかない.


 【質問】
 以下のケビン・メア発言ですが,本当に矛盾しているの?

〔略〕
11月23日の琉球新報によると(概要),

------------------------------------------------
 アメリカ大使館のケビン・メア安全保障部長は「抑止力は“維持”でなく“向上”だ」と強調した.
 再編の目的の一つとして日本政府は従来,抑止力の「維持」と説明し,「強化」との見方を否定していたが,中間報告では「安全保障の(能力)強化」とうたっている.
 メア氏の見解は,日本側の説明の矛盾をあらためて示した.
------------------------------------------------
とあります.

もー,イヤになってきますね.

――――――小林アツシ「米軍再編ってどうよ?」,2006/4/30

 【回答】
 この場合,どのような文脈の中でメアが発言したかが問題でしょう.
 google検索をしてみましたが,該当の発言の前後が出ているらしきものは,以下のようなものくらいしか見つかりませんでした.

――――――
沖縄タイムス2006年7月1日(土) 朝刊 2面

 〔略〕

ミサイル防衛日本には必要/メア氏が理解求める

 在日米国大使館のケビン・メア安全保障部長は三十日,福岡市で講演し
「ミサイルが日本に飛来する脅威がある以上,対処できる防衛能力が必要」
と,地対空誘導弾パトリオット(PAC3)を在日米軍施設に配備する計画に理解を求めた.
 配備する基地については明言せず
「日本政府と話し合っている.
 反対の声もあると認識しているが,基地はできるだけ機能を強化すべきだ」
とした.
 メア氏は在日米軍再編の目的を
「抑止力の向上と地元負担の軽減」
と強調.
「全体として沖縄には負担軽減になる.何でも反対するのは現実的ではない」
と指摘した.

 メア氏は安全保障部長として米軍再編協議にかかわり,七月に在沖縄総領事に就任する.
――――――

 どうもこれから推測するに,北韓のテポドン2発射実験を踏まえての発言のようです.
 つまり,北韓の攻撃力が増大したので,抑止力も向上する必要があるという主旨ではないかと愚考します.
 ただし上記記事も明確に前後の文脈が述べられているものではないので,あまり精度の高い推測とは言えません.

 一方,日本政府の言う「抑止力の維持」とは,在日米軍を引き続き受け入れることによって維持するという意味でしかないように思われます.
 したがって文脈の異なる発言の中の「維持」と「向上」とを,同じ俎上に並べ,「矛盾」であるかのように述べるのは信頼性を欠くのではないでしょうか.


 【珍説】
 日本の場合,在日米軍は強化されようとしています.
 もっと制約をかけるべきです.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>ところが,日本の場合,在日米軍は強化されようとしています.

 海兵隊が相当数減少するのに「強化」ですか.嘘を言わないで下さい.

>もっと制約をかけるべきです.

 何故ですか?

JSF in mixi

 【珍説】
 全体から見れば強化です.

 強化の例としては,

●「普天間代替施設」とされる名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸での計画.
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10096316&comm_id=1102122

●キャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部の移駐

●横須賀基地への原子力空母の配備

●厚木基地から岩国基地への空母艦載機の移転に伴うNLP訓練施設の新設,そして厚木・岩国両基地の恒久使用
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=8962518&comm_id=1102122

●各地の自衛隊基地への訓練移転(拡散)

●ミサイル防衛関連の新たな配備

海兵隊が減少するかどうかについては,

「【続】負担軽減はホントか?」
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=8500875&comm_id=1102122
に書いています.

>何故ですか?

「事件・事故・基地被害!」トピック
http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=6884310&comm_id=896211
などで何度も書いているように,米軍基地がある事による被害は甚大です.
 嘉手納基地の騒音問題や,普天間基地の危険性などは,今すぐに解決すべき問題です.

http://mixi.jp/view_bbs.pl?id=10158470&comm_id=1102122
の 5: で書いたように,日本の国益のためにも,もっと米軍に制約をかけ,それがイヤならばという条件交渉を,せめてするべきなのです.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>●「普天間代替施設」とされる名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸での計画.

 2800m級滑走路の普天間から移転先の1800m級滑走路に変更した場合,大型機の運用は出来なくなります.
 V字滑走路では並行型に比べ同時離発着は困難であり(空母の場合可能なのはカタパルトの存在があるため),運用能力の弱体化.

>●キャンプ座間への米陸軍第一軍団司令部の移駐

 指令部の前進は,戦力の強化にも基地負担の増加にも繋がりません.

>●横須賀基地への原子力空母の配備

 以前にも述べた通り,空母の攻撃力は艦載機にありますが,原子力空母リンカーンが来ても,載せる搭載機はキティホークに搭載していた第5空母航空団がそのまま母艦を移り変わってくるだけです.
 つまり攻撃力に変化がありません.
 これはインディペンデンスからキティホークに交代した時もそうでした.

>●厚木基地から岩国基地への空母艦載機の移転に伴うNLP訓練施設の新設,そして厚木・岩国両基地の恒久使用

 厚木の空母艦載機戦闘機は岩国に移転します.

>●各地の自衛隊基地への訓練移転(拡散)

 沖縄に集中したら問題だと言い,それでは各地で沖縄の負担を軽減すべく分担しようとしたらやはり文句をつける行為は,あまりにも不誠実です.

>●ミサイル防衛関連の新たな配備

 現実に弾道ミサイルの脅威が急激に増大している以上,当然の配備です.

JSF in mixi

 【珍説】
 在日米軍とセットで考えると,〔日本は〕軍拡になっていませんか?
 空母艦載機の岩国基地への移転も「普天間代替施設」など沖縄でも,軍拡そのものですね.

 〔略〕

 お金の話だけで見ただけでも,いわゆる「防衛費」を削っても米軍再編に付随する経費が増えたら,日本経済にとっては「軍拡」ですね.

 さらに,「軍拡」って,防衛予算を基準に語られる事が多いですが,防衛予算とか兵隊の数とか武器の数だけで判断できるものではないですよね.

 他国を攻撃する能力が強化されれば軍拡でしょう.

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 なんで「在日米軍とセットで考え」なきゃならんのか,の部分をまず説明してみなよ.説明できるものならな.
 「日米一体化」とやらを(定義付けもできなかったくせして)批判していた当人が,「日米一体」でモノを考え,アメリカが軍拡しているから日本はもっと軍縮しろ,とは,理屈に合わないにも程がある.

 【珍説】
消印所沢さんにお喜びいただくため〔もちろんイヤミ.引用者注〕に,ステキな新聞から米軍とも自衛隊とも関係のある記事を紹介しましょう.

なぜ「集団的自衛権行使」か解釈変更で共同作戦拡大
明文改憲で“血の同盟”へ安倍氏
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik4/2006-09-14/2006091403_01_0.html
------------------------------------------------------ここから引用----
 「世界でもっと日本が役割を果たすため今のままの解釈でいいのか」(八日,NHKインタビュー).安倍晋三官房長官は自民党総裁選で,歴代政府が違憲としてきた「集団的自衛権」の行使について明文改憲とともに,その前にも憲法解釈を変更して可能にするよう主張しています.その狙いは何か.
-------------------------------------------------------中略---------
 「(日本国民は)海外での紛争に一緒に米国と肩を並べて武力行使をするという意識には至っていない」「(その前の段階で)集団的自衛権の行使をできると憲法解釈を変えることによって…日米が共同でいろんな対処もできる」

 つまり憲法改悪を通じ「米国と肩を並べた武力行使」を可能にする前にも,解釈変更によって海外を含めた米軍と自衛隊との共同作戦を最大限拡大しようというのです.

 安倍氏が解釈変更の検討対象に挙げている具体例も,(1)公海上での米艦船援護(2)イラクなどでの他国軍援護(3)「ミサイル防衛」での日米共同対処―などです(別項).いずれもこれまでの政府の憲法解釈や現行法に反するものです.
-------------------------------------------------------中略---------
米側も,安倍氏も「限定的行使」で満足してはいません.

 アーミテージ氏は「日本も公海でなら集団的自衛権を行使できるという見解」だけでは「十分だと思いません」とし「日本がアメリカと対等な同盟パートナー同士として共同活動をする」よう全面行使を求めています(『Voice』九月号).

 安倍氏は総裁選で「『世界とアジアのための日米同盟』を強化させ,日米双方が『ともに汗をかく』体制を確立」すると公約.「日米同盟の双務性を高めていく必要がある」と述べています.「軍事同盟というのは“血の同盟”」(『この国を守る決意』)というのが安倍氏の持論です.イラク戦争のような米国の無法な戦争で“ともに血を流す”体制をつくる―これが集団的自衛権の行使を容認する狙いであり,改憲の最大の目的です.
-------------------------------------------------------引用ここまで---

あつこば(小林アツシ) in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 とりあえず,ギブ&テイクという言葉ぐらい覚えたほうがいいな.
 「テイク!テイク!テイク!」と要求していて,こちらから何も貢献することがない姿勢では,条約なんて簡単に空洞化するのだがな.

 …ああ,赤旗はそれが望みか.

 さて,集団的自衛権が可能になったとして,「米国の無法な戦争で“ともに血を流す”体制をつくる」になるのか?
 結論から言えば,まずありえない.

 一つは世論である.
 純然たる人助けであるカンボジアPKOすら,最初は異論があったくらいだ.
 世論が賛成しない限りは,法的に可能だからと言って内閣だってこれをゴリ押しすることはできない.
 統帥権が天皇にあった戦前とは違う.

 もう一つは装備・兵站の問題である.
 現在の自衛隊の装備は,「どこにでも出ていける」ようなものになっていない.
 輸送機一つとっても,長距離型の開発がやっと始まったばかりである.
 しかも,自衛隊は海外展開を可能にする海外拠点を一切持たない.
 つまり兵站が確保できない.

 そもそも,アメリカが“ともに血を流”してくれることを自衛隊に望んでいるかといえば,そうではない.
 森本敏によれば,アメリカが期待しているのは後方支援だと言われている.
 “ともに血を流す”というのは赤旗などの妄想以外に根拠が見当たらない.

消印所沢 in mixi・改


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