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◆◆◆◆◆給油活動の価値
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<◆◆◆テロ特措法関連
<◆◆日本のテロ対策
<◆テロ対策
テロリズムFAQ目次


 【質問】
 給油しただけでテロ対策になるの?
 そもそも給油活動開始した以前より,後のほうが船舶の被害件数は増えてるよね?
 これって矛盾してるんじゃないの?

ヨーーダ
(転載許可取得済み)

 【回答】
 大量配置した警察官に全く飯を与えないで,ちゃんと治安を維持できると?
 被害件数については本当なら驚きましたとしか言いようがないです.

迫撃砲弾
(転載許可取得済み)

 給油はテロと戦うものに飯を渡してる,という物なのでテロの直接対策にはなりません.

 被害件数が増えるのは給油のせいですか?
 給油をしただけで被害件数が増えるなら,もっと早く撤退しているでしょう.

sss@ベルカ軍少佐
(転載許可取得済み)


 【質問】
■「洋上給油は国益」なのか
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071022-01-0101.html

 田岡さんの解説なんですが,紹介したら「何だ元帥ジャン」と一笑に付されました.
 どの辺が間違っていますか?

 【回答】
 田岡元帥って点がマイナス.結構な確率で大ポカする.
 今回はまだマシなほうに見えるが,それでも突っ込み入れたくなるところがあるな.

>イタリア,スペイン,オランダ,ギリシャの軍艦は引き揚げた.
>カナダ,ニュージーランドは一時中断している

 その中でどの国が”給油”活動を打ち切った?
 例として成立していない.

 また,イタリアはアフガンの陸地で戦っている.カナダもだ.

 スペイン,オランダ,ギリシャ,ニュージーランドあたりは軍隊の規模からして,常時,補給艦や駆逐艦を張り付かせるような能力は無いので当たり前.
 各国はその能力に応じて義務を果たしている.

>そもそもどの国が海上阻止作戦に加わっているのかを知る人は少ない.
>日本でも当初の参加12カ国を言える人はまれだろう.

 湾岸戦争終結後,クウェート政府が出した感謝広告に載った国を知る人も少ないだろうな.
 では湾岸当時,各国の支援は無意味だったのか?

>タリバーン政権は農民にケシ栽培をやめさせようと努めた.
>米軍が2001年10月にアフガニスタンを
>攻撃する直前には,ほぼそれに成功していた.

 アフガンを攻撃しなければ良かった!と主張したいのか?
 日本で議論になっているのは「今何をすべきか」であって,過去の反省はひとまず置いておくべき.

 それに,そもそもターリバーンのケシ栽培禁止令は,生産調整の面が強いと見られている.

>よわったNATOは昨年11月の首脳会議で域外の日本,
>韓国,豪州,ニュージーランド,スウェーデン,
>フィンランドを「NATOのパートナーとする」と宣言した.
>その中で地上兵力を送っていないのは日本だけだ.

 そういうこと書くなら,陸に派遣した場合のメリットデメリットも提示してください.
 代替案の提示にしては無責任すぎ.

軍事板

 「海上阻止はテロリストがアフガニスタンから逃れ,パキスタンやイラン経由でアフリカのソマリアなどに向かうのを防ぐのが目的」なんだったら,「麻薬対策には軍艦よりタリバーンの方が効き目があった」と批判するのは自己矛盾を起こしてますよね.
 海上阻止行動がテロリストの移動を防ぐのに役立っていないと批判するならまだしも.

 「軍艦よりタリバーン」ってちょっとくすっと笑える表現ですよね.
 全然比較の対象にならないようなものを同じ俎上に載せているのがすごい.

バグってハニー in 「軍事板常見問題 mixi支隊」



 【質問】
 UNODC(国連薬物犯罪事務所)のレポートを否定している君は面白いね.
 資料はたっぷりあるので調べてみて下さい.
 何でも否定すれば良いというものではない.
http://www.unodc.org

 2001年には栽培面積そのものが前年の10%以下と報告されている.
 タリバンの麻薬禁止令と国連からも支援がされて,栽培面積が減少し,生産量が少なくなったのは紛れも無い事実である.
 タリバンに限らず北部同盟を含めて,それ以前はケシ栽培を行っていたことも事実である.

 FAQは2001年の驚異的な効果を近視眼的としているが,UNODCの報告では内戦状態がケシ栽培を増加させたことを報告している.アフガニスタンの混乱がケシ栽培を増加させたのであって,2001年の成果を否定することについて意味が分からない.

BBCレポート(blog)
http://blogs.yahoo.co.jp/lamerfontene/50561102.html
http://silhouette.livedoor.biz/archives/50958306.html

 【回答】
 FAQの話は
「タリバンの親アルカイダ派は国連の手を借りて,他の勢力の麻薬畑を撲滅して,過剰生産されてた全体の供給量を押さえ,自分の余剰在庫の整理と末端価格維持を行い,行動資金確保した」
と言う話だから,2001年の急減少と並立するし,トータルの生産量のグラフだけでは説得力に欠ける.

ちなみに
http://www.unodc.org
をTalibanで検索して一番上に出てくるレポートが,
Taliban makes Afghanistan global drug centre: UN

 この一段落目を訳してみる.
[quote]
『UNODC南アジア代表Gary Lewisによると,アフガニスタンに広まっている麻薬は,タリバン反政府勢力と結びついているという強力な証拠が存在する』
There is strong evidence that narcotics trafficking in Afghanistan is linked to the Taliban insurgency, according to Gary Lewis, the UN Office on Drugs and Crime (UNODC) representative for South Asia.
[/quote]
 要するに,現在跳ね上がっている麻薬生産量はタリバンとその支持者によるものだという報告だ.
 今のタリバンは,世界の92%をしめる芥子生産集団だそうだ.

ニュース極東板
ニュース極東板

 カルザイ政権が抑えている北部では栽培ほぼなし.
 それ以外の地域では栽培されていて,特にタリバンの勢力が強い南部で,異様な量が栽培されている.
 しかも,流通ルートにタリバンとアルカイダが噛んでいる,としっかり書いてある.
[quote]

"The drugs from Afghanistan travel to foreign destinations across regions controlled by scores of warlords, insurgents who are often affiliated with the Taliban and Al Qaeda as well as extremists from Central Asia and Pakistan," Lewis told IANS in an e-mail interview.
 Lewis氏が電子メールインタビューでIANSに語ったところによると,アフガニスタンの麻薬は外国へ軍閥,それも多くは中央アジアの原理主義者だけでなく,タリバンとアルカイダからも資金援助をうけている反政府勢力の支配下にある地域を通じて,海外の目的地へ運ばれているという.

[/quote]
 資金が流れているとかいった受け身の姿勢じゃなく,おおっぴらにばらまいているようだが.

ニュース極東板

 アフガンと麻薬の件
 国連麻薬ナントカのサイトで検索したら,こんなん出てきましたよ.

http://www.unodc.org/pdf/afg/2005OpiumSituationAfghanistan.pdf
http://www.unodc.org/pdf/afghanistan_2005/annex_opium-afghanistan-2005-09-09.pdf

kitamoto

 この資料,興味深いですね.
 この国連薬物犯罪事務所の報告書の最新版(2007年版)を私のほうでも見つけてきましたが
http://www.unodc.org/pdf/research/AFG07_ExSum_web.pdf
これを読むと,田岡元帥の認識がいかにとんちんかんであるかがよく分かります.

>田岡「麻薬対策には軍艦よりタリバーンの方が効き目があったのだ.」

 まず,このケシの年間作付け量の変遷ですよね(図1,図2は最新の数値).
 タリバンが権力を握った90年代以降,減っているかというと,むしろ漸増している.
 唯一の例外はタリバン政権最後の年(2001年)で激減している.
 これは2000年7月に出されたオマル師の禁令によるものなので(ただし輸出はOK),「タリバーンの方が効き目があった」と言えそうなものですが,報告書にはこうも書いてある.
[quote]

Between 1996 and 2000, in Taliban-controlled areas 15,000 tons of opium were produced and exported - the regime’s sole source of foreign exchange at that time.
 1996年から2000年までの間,タリバンの支配地域では1万5千トンの阿片が生産され輸出された.
 これは当時,同政権にとって唯一の外貨獲得手段であった.

[/quote]
 つまり,タリバンは阿片の製造・流通を収入源として維持・管理していたんですね.
 ウィキペディア「ターリバーン」には,この禁令は阿片の価格吊り上げのためだという推測も紹介されています.

 それで,タリバン後の今のアフガンではどうなのか.図3をみると,ケシの作付けはそれが根絶された北東部と激増しているヘルマンド,カンダハルといった南部諸州に二極化が進んでいることがよく分かります.
 ヘルマンド,カンダハルといえばタリバンが再び勢力を伸張している地域です.

 2007年9月には韓国人一行がタリバンに拉致されましたが,こんな報道もありました.
[quote]

 タリバンの拠点である南部ヘルマンド州では人質解放交渉が始まった22日から戦闘が激化した.
 同州には自爆攻撃の施設があるほか,資金源とされる国内最大のケシ栽培地が広がっている.
(Mainichi 2007年09月27日(木) 11時07分)

[/quote]
 国連の報告書にも同じことが書いてある.
[quote]

In recent months, the Taliban have reversed their position once again and started to extract from the drug economy resources for arms, logistics and militia pay.
 ここ数ヶ月間,タリバンは阿片に対する姿勢を元に戻し,武器,兵站,軍の給与の資金源として麻薬を利用し始めた.

[/quote]
 「麻薬対策には...タリバーンの方が効き目があった」というのはまるっきり逆で,今現在アフガンの麻薬状況を悪化させているのはタリバンそのものなわけで,今回も逆神のご神託がくだったというおちがつきました.
 「麻薬対策には軍艦による海上警備よりもタリバン退治のほうが効き目がある」というのであれば正しいですけどね.

 それ以外の参照情報
 田岡元帥が下敷きにしたと思われる毎日とロイターの報道↓
http://www.asyura2.com/0311/war43/msg/688.html

 さらにその元になったホワイトハウス国家麻薬管理政策局の発表原文↓
http://www.whitehousedrugpolicy.gov/NEWS/press03/112803.html

 ロシア人によるタリバンと麻薬の関係の解説(信頼度は???)↓
http://arab.fc2web.com/afgan/drug.htm

「タリバンが権力を握った90年以降」は「90年代」という意味です.

田岡元帥が100倍になったとか比較対照にしているのはケシの作付けが激減した2001年です.

バグってハニー

 ただし,アハメド・ラシッド著『タリバン』によれば,ターリバーンが麻薬に直接関係していた証拠はないとされています.
 複数の書籍を読むに,直接タッチはしなかったが,密輸業者から収益の一定割合を納めさせていた,というのが当時の状況のようです.

 そのことはムタワキール・ターリバーン外相も,インタビューの中で認めています(残念ながら出典失念)

消印所沢

 なるほど.Wikipedia「Taliban」では同書からタリバンの麻薬取締官アブドゥル・ラシッドの言葉を引用して,タリバンと麻薬の関係を説明してますね.
[quote]

Abdul Rashid, the head of the Taliban's anti-drugs control force in Kandahar, spelled out the nature of his unique job. He is authorized to impose a strict ban on the growing of hashish, `because it is consumed by Afghans and Muslims.` But, Rashid told me without a hint of sarcasm, `Opium is permissible because it is consumed by kafirs in the West and not by Muslims or Afghans.`
 彼には大麻の育成に関しては厳しく制限する権限が与えられている.
それは「(大麻は)アフガン人とムスリムによって消費されるから」.
 しかし彼はまたこうも言った.
「阿片は差し支えない.なぜならムスリムやアフガン人ではなく西部のカフィール人によって消費されるから」

[/quote]

バグってハニー

faq44t.jpg
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faq44t01c.jpg

以上,「軍事板常見問題 mixi支隊」より



 【質問】
http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20071022-01-0101.html
には海上でテロに遭うとしたら,洋上より港だと書かれているんですが,その点はどうなんでしょう?

 ぐぐってみると田岡さんの評判は軍事マニアには最悪みたいですけど,港と洋上ではどっちが危険かということ自体については,ぐぐってもよく分からないんですが,どうなんでしょう?

小沢信者 ◆gxRqfAIF.M

 【回答】
 そういうことは,ぐぐっても見つけにくいよ.

 自爆攻撃に限らず,攻撃にはある前提が必要.
 一つは敵の位置を知ること,
 もう一つは,敵に届くこと.

 海は思いっきり広いのです.インド洋はかなり広いのです.
 広すぎるので,テロやろうとしても必ず目的の船と接触できるとは限らないのです.
 そんなことやるくらいなら,船が「確実に」寄る港の周囲で網張っておく方が確実なのです.
 港なら敵がおり,沿岸から近づくのも容易.
 相手が止まってれば命中率は100%なのです.

 停まってる艦船だったら,それがイージス艦であっても,モーターボートでどてっ腹に風穴あけられますよ.

 ちなみに「全補給ルートの詳細を公開しろ」というのは,パターンを解析されると給油地点がモロバレになるので,海上であってもテロに狙われる危険が高いのです.
 それを分からずに執拗に公開迫ってた民主党は,やっぱり馬鹿なのです.
 テロ組織のスパイと言われるのが当たり前なのです.

ニュース極東板



 【質問】
 港の方が危険だということは,インド洋の警備行動はテロ対策としては意味がないという主張は正しいのですね?

小沢信者 ◆gxRqfAIF.M

 【回答】
 正しくねえよ.
 自爆攻撃を警備してるんじゃなくて,インド洋通商路を,テロ組織に使わせないためのインド洋警備行動なの.

 テロリストが港までテロをやりに行く手段はどうするのさ.
 自爆用の船は?
 弾薬や補給物資をどうやって運ぶの?

 ルートは特定しにくいと言ったけど,それでも港と港の間ならそれなりにルートが限定できるんだから,軍艦ならヘリも併用してレーダーで怪しい船くらいすぐに見つけられる.
 それを「港に近づく前に海上で阻止する」から海上阻止行動なんだよ.

 例えるなら,麻薬の貯蔵庫を叩くか,密売所を叩くか,流通経路を潰すか,みたいな感じで,給油活動は流通経路を潰してるのですよ.

 また,海上ルートを潰せばテロリストは陸上輸送に頼るしかなくなり,ということは輸送コストに物凄い負荷がかかる訳.
 そうするとテロリストのお財布からお金が飛ぶように無くなることになる.

 財布すっからかんのテロリストと財布満杯のテロリスト,君はどちらの方が怖い?

 さらに,中国が日本のOEF参加に賛成しているという点も重要.
 これは中国もシーレーンには依存してるため.
 民主党はマジで世界中を敵に回してるのよ.

ニュース極東板

 また,『南瞑』,2007/11/17 05:15によれば,海上輸送における安全保障は,「海は広い」事に依存しており,ゆえに海上でのテロは難しいけれど,逆にやられた場合,上記が逆に作用して,海賊船の発見も簡単ではないという.
 そして無差別海上テロの場合,どこでいつ発生するのか,想像すら難しいのが現実だという.

 こういうものに対処してるのが,インド洋での対テロ活動だ,と同ブログは述べる.
 さらに,インド洋でテロ活動が成功した場合,それが大西洋,太平洋に拡散しない保証は無い点も指摘されている.
 詳しくは,同ブログを参照されたし.

 【質問】
 インド洋での給油活動を再開したほうがいい理由ってあるの?

 【回答】
 なぜ早期に再開しなければならないかというと

1.現在,中東・アフガンに派遣されている他国の艦艇に対して,物資・燃料等の補給活動を行う事によって,その艦艇の任務活動を持続させる事が出来る.

2.国連決議に基づく行動であり,日本にも直接・間接的な利害が発生しているから.(シーレーン防衛とか,その他色々.)

3.小沢の代案では,陸自をISAFの前線部隊に編入させたり,派遣された民間人を現在以上に危険に晒す事となりかねないから.

 それにしても,米国だけでなく独逸やパキスタン,更にはアフガン等周辺諸国まで前線に出てこなくて良いから,後方支援を頼むと言ってきてくれているのに,反対の為の反対で,まったく動かない小沢はどうしたものか・・・・・・・.
 だいたい,過激派原理主義者連中から支持されかねん小沢って一体・・・・・・・.

scarface通信,2007年09月10日 00時30分45秒

 軍事専門家・佐藤守も以下のように国益面を指摘する.

------------
 昨日は,日本文化チャンネル「桜」の収録に出かけた.
 「日本よ,今・・・闘論!倒論!討論2007」「テロ特措法中断と東アジア」という題での3時間番組.
 パネリストは
井上和彦(ジャーナリスト),
金田秀昭(元海将),
北村淳(米海軍アドバイザー),
松島悠介(元陸将),
松村劭(元陸将補),
三宅教雄(元海上保安大学校校長),
山本誠(元海将),
それに私,
司会は水島代表という“豪華キャスト”であった.

 〔略〕

 結局みんなの意見は日本の「国益」は何か?に尽きるのだが,万一テロ特措法が切れて,インド洋に常駐して活動している海自艦艇が帰国することになると,日本は取り返しのつかないダメージを蒙ることになる,という点では一致した.
 最も,一部の反日勢力以外の日本人が考えれば,結論は一緒になったろうから,特に目新しいものではないが,今の“お粗末な”政治家達にはまったく先が見えていないらしいから情けない限りである.

 米海軍顧問の北村氏は,「海自が抜けた後に中国海軍が手を挙げる危機」を指摘したが,それこそ最悪のシナリオであろう.
 それに加えてヒラリー女史が大統領にでもなれば,またまた日本は「パッシング」され,米中蜜月時代という悪夢到来である.

 〔略〕

 インド洋上で“たった2隻の艦艇”がどれだけ実のある成果を果たしているか,そんなことにはお構いなし.
 永田町を活動範囲にする井の中の蛙達には「大海が見えない」のである.
 議員会館に世界地図を貼って毎日見ている議員が何人いるかは知らないが,2隻の自衛艦が踏ん張っている場所は,我が国の生命線であるシーレーンの真っ只中なのである.

 〔略〕
 インド洋,マラッカ海峡,南シナ海,台湾海峡,そして東シナ海と,90%以上の油がこのシーレーンを通って来ていることを国民は全く感じていない.
 油はガソリンスタンドの地下から湧き出している感覚なのである.

 自衛艦を出さなくても,他に方法があるはず,というのなら代案を出して見るが良い.
 そんなコメンテーターに限って,近所づきあいは悪いのではないか?
 年末の町の大掃除にも参加することなく,そのくせ平然とごみを出して近所迷惑になっているのではないか?
 町内会費を収めているかどうか知らないが,おそらく汗は流していないに違いない.
 その分,特別会費を収めれば済むという感覚がこの国には蔓延している.

------------「佐藤守のブログ日記」,2007-10-21

 ただし,チャンネル桜という媒体のバイアスを,考慮に入れる必要はある.

 一方,『南瞑』,2007/11/17 05:15付にいたっては,「自国の生存に関わる通商路の安全保障」に対して対価を払おうとしないのはアホだと明言している.

 以下引用.

------------
 さてと,自衛隊のインド洋での活動に,懐疑,反対を叫ぶ連中に言っておこう.
 日本はこれまで,その生存に必要な対価を正当に支払って来なかった.
 戦後の荒廃から40年足らずで日本が復興出来た大きな要因であろう.
 特に,経済的復興と躍進の原動力となった海運物流に対して,安全な通商路の提供という,生命線ともいえる事柄を他国の力に依存して発展して来た.
 上記の連中は今後もそうするつもりなのか?
 経済的には十分な支払い能力があるにも関わらず,「私の思想信条が許しませんから」で,支払いを免れる事が出来ると考えているのだろうか?

 小沢の提案?なにそれ?関係ないね.
 アフガンでテロが起ころうと,治安が悪化しようと関係ない.
 大事なのは「自国の生存に関わる通商路の安全保障」に対して,その重要さに見合うだけの負担をしたのかどうか,だけだ.

 いぁ,別に抜けても良いんだよ.
 君たちの好きにしなよ.
 何なら,インド洋での対テロ活動そのものに反対しても良いし,アメさん批判しても構わないよ.
 ただし,「今まで通り」の生活が出来ると思わない事だ.
 おいらは,今の似非左翼の主張が実現したら,即座に居住国の海運関係には囁くね.
「日本はこの国の旗を揚げた船の安全を保証するつもりはありません.
 だから,日本向け輸出は価格を高くして,その対策をしなさい.」
ってね.
 日本に入って来る物資の価格交渉は誰がやってるか,知ってるのかな?
 え,「買い手が無ければ困るだろう」?
 はいはい.心配しなくても大丈夫.
 それこそ「日本だけが買い手じゃない」からね.
 日本は良いお客ではあるけれど,別にロシアにも中国にも売れるから.

 っつーかさ,思想信条関係無しで,テロ特反対って言ってるのは,アホでしか無いんだよ.
------------

 法案を巡る駆け引きの話ばかりで,国益面の考察が殆ど聞こえてこないのは,困ったもんやね.


 【質問】
 インド洋給油の打ち切りへの,直接的な代償は?

 【回答】
米政府:給油打ち切り容認へ アフガン支援強化条件に
http://mainichi.jp/select/today/news/20090917k0000e030075000c.html

 タイトル通り,アメリカとしては日本に対してアフガンにおいて何らかの支援を行う事を求めていくようです.
 正直,給油中止の代償は高いものになりそうな気がします.

2009年09月17日 19:06,寄星蟲

 間違いなく陸自のCH-47派遣を要求してくるでしょうね.
 もっともこの問題で,鳩山政権が空中分解する可能性も高いですが.

2009年09月17日 19:15,バルセロニスタの一人

 「アメリカの戦争」だからと忌み嫌ったインド洋給油活動を止める代償に,より「アメリカの戦争」に近いとも言えるアフガンに,片足突っ込むハメになるとは……

 鳩山は「現状認識」すらおぼついていないのではないかと想像すると,背筋が寒い.

2009年09月17日 19:20,Tono

自衛隊のアフガン派遣慎重=普天間移設の大幅見直し困難−防衛相
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090917-00000163-jij-pol

 インド洋給油活動は打ち切るし,アフガン派遣も慎重,ってどうするつもりなんだよ….

2009年09月17日 21:48,utushi

 「国連指揮下の平和維持活動での戦死」も含めるなら,かつて文民警察官で1例あるが,自衛官だとインパクトは数十倍だったと聞いたことがある.

2009年09月17日 23:04,ゆずこせう

>インド洋給油活動

 そろそろ引き際が来たような気もするんですよね.
 今の海自に深刻な影響を与えているという話は,ぼちぼち聞くので…….

2009年09月17日 23:21,dragoner

 今ではもう給油の仕事自体,めっきり減ってしまってますし.
 ただ,アフガンの陸地に行かなくて済むと言う口実として,機能させ続けるべきでしたが・・・

2009年09月17日 23:31,JSF

以上,「軍事板常見問題 mixi支隊」より
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 インド洋の給油活動は要するに
「燃料さしあげますから,守ってください! 中国からも守ってください! 拉致された人を取り返すのも手伝ってください!」
ってこと?
 政府の見解は「国際貢献だ.感謝されている.評価されている」だけだよね?

 【回答】
>中国からも守ってください! 拉致家族を取り返すのも手伝ってください!

 そんな大義名分は最初から狙ってないですから.
 アフガンでの海自の活動は,9・11後の国連決議に基いた多国籍軍支援です.
 で,その海域は日本のタンカーも通るし,テロ攻撃される可能性があるから,多国籍軍が行っている海上阻止活動は,日本の国益にかなっているということです(対外的にはそう見えるし,現実にそうです).


>政府の見解は「国際貢献だ.感謝されている.評価されている」

 それだけでも十分過ぎる国益だと思いますが.
 というか,大義名分では元からそうでしたし.

by OOM-7大佐
(転載許可取得済み)



 【珍説】
>それだけでも十分過ぎる国益だと思いますが.

 大金使って人助けして,「お前はいい子だ」,「いい奴だ」,「いやあ,ありがとう」と言われるだけで満足か?
 拉致被害者は帰ってこない,争ってる領土は取られっぱなし,出て行った金に見合う実利があったとは思えん.
 逆に,わしが金をもらう側なら,言葉だけでいくらでも感謝するぞ.

 【事実】
 国際社会ではそういうことは凄く,長く浅く国益に関わって来るんですよ.

by OOM-7大佐
(転載許可取得済み)

 あなたの仰る理屈では,参加している国のうちアメリカを除く国々,つまりイギリスやフランス,イタリアはただの偽善者となってしまいます.

 現実を見れば分かる通り,ヨーロッパ諸国の外交は日本なんかよりも優秀で,非常に利己的です.
 彼らが参加しているのは大国としての義務を果たすことで,将来の国益を保護するためです.

>拉致被害者は帰ってこない〔以下略〕

 別の話を混ぜないで下さい.
 日本が蛇口を捻られたように出し続けた金と,今回の給油とは本質的に違います.

by 迫撃砲弾
(転載許可取得済み)


 【質問】
 『WEDGE』10月号,
「Point of View
 谷口智彦(前外務副報道官・慶應義塾大学大学院SDM研究科特別招聘教授)
 海上自衛隊の給油活動 実はローリスク ハイリターン」
に書かれていた,
>何かと不安定なパキスタンを,反テロ戦線に繋ぎとめてきた役割は,
>海自が果たしたと断じていい.
ってのはどうなんでしょう?

 【回答】
 断じていいですが,それは思い上がりです.

 パキスタンは自国内でタリバーン勢力と激しい戦闘を行っており,それを継続するか和平を行って停戦するかは,日本の給油活動の如何とは全く関係が無い次元の話です.

 で,つい最近まで和平路線を模索していましたが,先月末に打ち切り,タリバーン運動を非合法化し全面対決路線に入りました.
 怒った相手は大統領と首相を纏めて暗殺しようと,ホテルをふっ飛ばしましたが目標は殺せず,ってのが最近の出来事です.

 どうも保守派政治勢力の思い込みは,
「日本が給油活動を止めたら中国海軍が入り込んでくる!」
という妄想といい,妥当性が何も無いというか・・・

JSF in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

▼ 『WEDGE』11月号が発売されたら,多分リンクされてる目次ページも更新されると思うので,10月号目次ページの魚拓とっときました.
http://s02.megalodon.jp/2008-1002-2207-30/www.wedge.co.jp/d_1.html

花な軍 in FAQ BBS


 【質問】
 自衛隊のインド洋における米軍艦隊への洋上給油は.アフガンでの米軍支援のためと ,インド洋における海上阻止行動〜武器・弾薬やテロリスト,資金源となる麻薬などの海上輸送を阻止するための活動とのことですが,そのほかにテロリストがインド洋を航行中のタンカーを襲撃する事を防ぐためとも聞きました.
 今までテロリストがインド洋上でタンカーを襲撃した事実,もしくはその計画等の情報はあったのでしょうか?

 【回答】
 大型タンカーはともかく,小型・中型のタンカーは海賊にしばしば襲撃されます.

 たとえば,たった一ヶ月でも,海賊による事件がこれだけ
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/anti-piracy/file/kakofiles/07-04.htm
あり,タンカーの被害も相当な数に上ることがわかると思います.

 重油は盗んでしまえば足がつきにくく――というか,盗まれた物か判別することが不可能――,そのため,大型タンカーが襲われる可能性も常に懸念されている状態です.

 マラッカ海峡+タイランド湾+南シナ海の危険地帯
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/anti-piracy/file/hasseijoukyou/gennjou/genjou(-2006).htm
にくらべれば,件数上では幾分マシ,という感じですが,これは単に獲物が少ないから海賊(=事件発生件数)も比例しているだけであり,荒っぽさというか,人身に対する危険性でいったらソマリア沖の方がヤヴァイって話もあります.

 テロリストによる具体的な襲撃計画というものは出ていないと思うが,
・ソマリア沿岸からソコトラ島にかけての海域で海賊が出没している
・ペルシャ湾湾口〜紅海湾口は狭隘部であり大迂回が不可能な海域である
・ソマリア方面,中東のイスラム原理主義過激派とタリバンに友好関係(資金,兵力の融通など)がみられる
などの個別の懸念事項がみられるのだが,これらが有機的に繋がるとタンカー襲撃が可能になるわけで,,,

 実際の襲撃例は駆逐艦「コール」に対する自爆ボート1件だけだが,イラン・イラク戦争でのホルムズ海峡の封鎖の記憶がある人なら,ミサイルか自爆ボートかが違うだけなので,十分懸念すべき事案と判断したため対処しているのだと思われます.

 テロは,高価値目標があり,接近しやすく,防備の弱いところで起きる.
 沖合であっても,タンカーが無防備でぷかぷか浮いていればいい的になる.
 給油活動に対する海上テロが起きてないのは,防備を固めたからだということもできる.

 インド洋でアメさんの空母が行っているのは”臨検活動”(海上阻止活動).
 自前の航空戦力と付属艦艇を使って怪しい船舶の臨検を行っているわけですよ.
 例えばアルカイダなり何なりのテロ組織がアメリカよりの国の船舶を襲ったり武器を密輸しようとしても,いつアメリカの哨戒網に引っかかるか考慮しなくてはいかず,結果それを断念させるor例え実行されても目的を達成させないのが主目的です.

軍事板

▼ 〔略〕
 これ↑,東南アジアのデータですね.
 〔略〕
 回答者の意図としては,まず東南アジアの海賊被害を例示することによって,タンカーは別にして,小型船舶に対する被害は続出している.さらに,東南アジアの海域と比べてソマリア沖などインド洋はもっと物騒だ.だから,インド洋でテロリストによるタンカー攻撃もありえなくはない,というようなことを言いたかったのではないでしょうか.

 そうではなくて,インド洋がどれだけ物騒か,ということを直接的に示したいのであれば,別のデータを持ってこなきゃならんでしょうね.
 ということで,CTF150の作戦海域にはソマリア沖も含まれているので,いくつか抜き出してみますね.

ソマリア沖で日本関係船舶が行方不明

ソマリア沖での海賊発生事件発生事例
>マシンガンで重武装した賊が一般貨物船に発砲.
>マシンガンとロケットランチャーで武装した賊.
>ロケットランチャーは貨物船の居住区に当たり甚大な被害を与えた.

ソマリア沖における海賊の状況
>重火器(AK47といったマシンガン,グレネードランチャー,
>ロケットランチャー)の使用が報告されており,長刀等を併用して
>乗り込んでくる東南アジアの海賊及び海上武装強盗と比べて
>さらに悪質・凶悪.

 めちゃくちゃ,荒っぽい.
 これだったら,なぜ各国の海軍が出張ってくるのか理解してもらえるんじゃないかな.

 あと,もう一つぜひ理解してほしいのは,なぜそもそも各国海軍が他国の沿岸警備を肩代わりするのか,ということであって,できればKojii.netさんのエントリをまた読み直してほしいですけど,タリバン/アルカイダのアフガンから得た教訓というのは,テロリストには聖域を与えない,そのためには破綻国家を放置プレイしない,ということですね.
 ソマリアやイラクのような内戦状態にある国には,そもそも治安維持を期待することができません.
 そういう海域で海賊やテロリストを跋扈させないために,NATO諸国やパキスタンは自国の安全保障として海軍をパトロールさせ,米軍はイラク海軍を育成しているわけです.
 まあ,だからこういう国々が「自立」できるようになるまで,海賊がどうだろうとMSOは続くのと違いますかね.

 以下は海上保安庁からの抜粋.

http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/anti-piracy/file/somalia/somalia3.htm

 ソマリア沖で海賊に遭遇しても,現在も内戦状態のソマリアには,全土を実効的に支配する国際的に認められた政府が存在せず,(外務省ホームページ参照),近隣国の海上警備当局も十分な海上警備能力を有しているとは考えられないことから,救助には相当な困難が予想されます.

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バグってハニー in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

▼ テロリストがインド洋上でタンカーを襲撃した実例も存在します.
 イエメン沖での仏船籍の石油タンカー・ランブール号に対する,アルカイダによる自爆攻撃です.

Wikipediaによくまとまっています.
http://en.wikipedia.org/wiki/Limburg_(ship)_bombing

 当時の日本語報道(たぶんAsahi.comからのコピペ)はこちら.
http://salut2.at.infoseek.co.jp/lounge/2002/oct02.html

 概要は
・2002年10月6日にイエメン沖で同タンカーが謎の爆発.
・イエメン当局は当初事故を主張したが,残留したTNT火薬が見つかり,また後にビンラディン/アルカイダが犯行声明を出す.
・米駆逐艦コールの自爆攻撃を立案したアルカイダ・メンバー,Abd al-Rahim al-Nashiriが首謀者と見られている.
・被害は,死者一名(ブルガリア人乗組員),怪我12名.タンカーの経済的損失4500万US$.アデン湾での流通が停滞したためにイエメンが被った一時的な間接的被害が月380万US$.

 同年12月には護衛艦きりしまがイージス艦として初めて派遣されますが,田村重信自民党政務調査会首席専門員(安保・テロ対策,憲法,情報問題など担当)によると,この仏タンカーへのテロ事件がその理由の一つとなったそうです.

 以下,
http://tamtam.livedoor.biz/archives/50829938.html
から引用.

―――
・また,当時イージス艦を派遣したのは,次のような点を考慮したものです.

 補給活動の安全性の確保
 イエメン沖での仏タンカーへのテロ事件(平成14年10月)の発生等もあり,補給活動の安全性を高めることが必要であったことを踏まえると,最新の指揮通信能力や広範囲なレーダー捜索能力を有するといった特徴を持つイージス艦は,補給活動を実施する際の安全を確保し,安全確認にかかる乗組員の負担を軽減する上で有効であること
―――

 下掲示写真はその模様(米海軍のページだからパブリック・ドメイン.著作権オッケーです).
http://www.dcfp.navy.mil/mc/articles/other/Limburg.htm

faq02al.jpg
faq02al02.jpg
faq02al03.jpg

バグってハニー in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

http://unosat.web.cern.ch/unosat/freeproducts/east_and_horn_of_africa/UNOSAT_horn_piracy28mar06_small.jpg
これは2005年1月から2006年3月までのデータですが,まあ随分な数の事件が起こってますねえ.

http://blog.goo.ne.jp/teiresias/e/ad2c1c5345388b3c289921bd34fbc1a1
国連チャーター船とかも襲撃していますが,その背後にプントランドの要人がいるのではないかという疑惑もあるようで.

Kirov山田 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 海賊関連追加ソースどぞ.
http://radio.etsu.jp/report16.shtml
http://beiryu2.exblog.jp/6516027/

たかふみ in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

こっちはIMOの決議(PDFなんで注意)
http://www.kaiho.mlit.go.jp/info/anti-piracy/file/somalia/IMO.pdf

 船ごと積荷の強奪は,一年に何回か発生しています.
 「乗組員を皆殺し」はケースバイケースですが,03年では,海保が把握してるだけで71名の行方不明者と21名の死者が出ています.つまりそういうことです.
 また,皆殺しにするより,生かしたまま身代金を要求する事例が多いですね.

 『海のテロリズム』 (PHP新書)を読むと,海賊行為が行われたとして,船主が訴えるのは氷山の一角で,現実にはこれの数倍程度の海賊行為があるのではないかといわれています.
(訴えない理由は,海賊発生件数が増えると自社の保険がかさむからとのこと)

 この本は,現在の海賊を学ぶ取っ掛かりとして,良い本ですよ.
 値段も手ごろで手に入れやすいし.

極東の名無し三等兵 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 ちなみに,
Pirates of the Persian Gulf
(ストラテジーページ)ペルシャ湾の海賊

December 3, 2007

によれば,ペルシャ湾には多くの海賊がいるのだが,そういうニュースを聞くことが少ないのは,ペルシャ湾の海賊がソマリア沖の海賊のようにド派手な商船の占拠とか,そういう事はしないためだという.
 彼等は漁船とか小型船舶を狙ってGPSとか無線機器とかキャッシュを奪う,追いはぎのような商売をしているという.

 同紙は,海賊が最も避けるのは石油レーンやオフショア石油施設をパトロールする軍の艦船なので,ペルシャ湾の漁師はNATOとか多国籍軍,米軍の艦船の近くで漁をする事になっている,と述べる.
 この結果,ペルシャ湾ではパトロールにあたる米軍の艦船がゆっくりと進み,その後を漁船がトロール漁をしながら群れを成して続く光景が見られるという.

ニュース極東板

 テロリストの場合,そもそも金品が目的ではなく,「ド派手なことをしでかす」のが目的なので,タンカーが被害に合う確率は海賊の場合よりも高くなるだろうと愚考する.


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