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ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
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Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy
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※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni
vagy ki kellem vizsgálni.
目次 Index
** 【質問 kérdés】
国共内戦において力を温存していた国民党軍が敗北したのはなぜですか?
中国が共産化する際インドシナの様に米国は介入しなかったのですか?
【回答 válasz】
アメリカ的には国民党軍が勝利してくれるのが一番だったのだけど,物的援助と共に派遣した顧問団の報告は,一言でまとめると
「この国(中華民国)はもう駄目です.
汚職クズと軍閥しかいません.
こいつら援助してもたぶんマトモな政府は出来ないので,援助するだけ無駄です」
というもので,「民主的な政府を打ち立てる」というアメリカの方針に反するのでこれどうしよう,ということになった.
アメリカは
「援助してやるかわりに民主化しろ」
と要求したけど,蒋介石はちっとも言うことを聞かないし,アメリカの主導で進めようとした戦後国共合作(共産党との間に停戦して連合政権を作る)は,主に国民党のせいで破綻.
もうどうしようもないと判断して,アメリカは大陸から撤収した.
そういう意味ではアメリカに見捨てられたけど,国民党系のロビー活動の成果もあって援助はしてくれるので,蒋介石は満州でのソビエト支配を容認する(ソビエトに満州を売った,とも言う)かわりに共産党への支援打ち切りの約束を取り付けて,共産党に対して大攻勢かけて成功し,「もうアメリカに頼る必要はない」と判断したので,アメリカにすり寄ることはやめた.
つまりは「更にアメリカの言うことを聞かなくなった」ので援助も細っていく.
しかし調子に乗りまくった国民党軍は,農村域からの徴収(=略奪)をやりまくったため全土で支持を失い,態勢を立て直した共産党軍に大敗を喫し,ソビエトも
「そんな約束したっけ?」
と共産党への支援打ち切りをなかった事にしてきたので,国民党軍はどんどん衰勢,結局台湾に追いやられる.
流石にアメリカも方針転換して,
「中国全土が共産化するのはヤバい」
と大規模支援を再開したが,時既に遅し.
まあまとめると,
「すべて蒋介石がバカなのが悪い」
ということになるか.
いや,アメリカもそれ以上にアホだったと思うけど.
軍事板,2021/10/27(水)
"5 csatornás" katonai BBS, 2021/10/27(szerda)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
アジアの陸戦に兵を入れるなっていう教訓が,第一次インドシナ戦争でフランスに見切りをつけた頃まではまだあったんだよ.
これは元々は米の著名な政治評論家ウォルター・リップマンの1950年の寄稿で,
「米国は欧州とアジアで同時に戦争するほど強力ではない.
対ソ緊張・欧州の戦争危機が迫る今,中国内戦などアジアの揉め事に関与すべきではない」
という論旨.
51年に米議会でブラッドレー将軍もこのように述べる.
「(この理論は正しいか?)-YES.アジアに派兵すべきではない」
二正面戦争と冷戦のリスクについて述べたもので,アジアだからダメ(アフリカとかならOK)って事ではない.
戦訓…としては,バーナード・モンゴメリーが68年にベトナムでの米軍を評して,
「戦争の第二ルール:アジアに陸軍を送ってはならない」
(元ネタは62年英議会での本人発言「ルール1:モスクワに進軍するな.2:中国に派兵するな」)
だけど,これはベトナム派兵後・泥沼化した後の状況を受けてでき物っすね.
軍事板,2021/10/27(水)
"5 csatornás" katonai BBS, 2021/10/27(szerda)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
国府は経済崩壊で見限られたのが大きい.
中共は山東根拠地で,国府よりは遥かに当てになる通貨を維持してたからね.
中共が全土統一したあとには,毛沢東の妄想暴走で国府どころじゃない無茶苦茶やらかしたが,毛の死後に経済立て直したのは実は山東で通貨維持してた人だった.
軍事板,2021/10/27(水)
"5 csatornás" katonai BBS, 2021/10/27(szerda)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
漸減邀撃作戦の作戦計画における空母の役割について,アニオタwikiに
>当初の漸減作戦において期待されていた役割は艦載機自身による爆撃・雷撃ではなく,偵察・触接・観測といった水雷戦隊と戦艦のサポートであった.
>1930年代前半までは技術的限界から航続距離も短く,空母は「遥か後方から艦載機を飛ばして長距離攻撃を行う主力艦」などではなく,
>巡洋艦と共に積極的に前進し,出会った敵の偵察艦隊と砲戦になったりしつつも敵位置を通報する,という偵察巡洋艦の延長にある存在であった.
>赤城・加賀やレキシントン級といった初期の空母が巡洋艦の主砲並みの砲を持っていたのも,砲戦になりかねない距離まで前進するからである.
と書いてあるのですが,偵察による補助云々は艦載機の性能が低い1930年代前半までの役割であって,漸減邀撃作戦は対米作戦が真珠湾攻撃で決まる直前までは放棄されずに生きていたので,艦載機の性能が飛躍的に向上した後も少なくとも5年以上に渡って作戦と空母が共存していましたよね?
この期間も作戦計画は兵器の進歩に合わせて適宜修正され続けたと思うのですが,空母の位置付けは昔の偵察補助からどのように変化したのでしょうか?
艦攻・艦爆の性能が飛躍的に上がって敵艦の撃沈破も十分可能になったので,偵察戦力から攻撃用戦力に変わったと思いますが,潜水艦→陸攻→水雷戦隊夜襲→戦艦の4つのどこかの段階の攻撃に加わるのでしょうか?
【回答 válasz】
>偵察による補助云々は艦載機の性能が低い1930年代前半までの役割であって
>漸減邀撃作戦は対米作戦が真珠湾攻撃で決まる直前までは放棄されずに生きていたので
>艦載機の性能が飛躍的に向上した後も少なくとも5年以上に渡って作戦と空母が共存していましたよね
艦載機の性能と搭載する空母の数と航空魚雷の信頼性と雷撃の手法の確立とが,戦争で使い物になるまで「待ち」だったのが実際.
戦史叢書「海軍軍戦備<1>昭和16年11月まで」によると,軍縮条約とセットの太平洋諸地域防備制限条約が失効して,そっからやっと南洋の基地化が始まり,小笠原以西での邀撃から東方に前進して決戦を生起し易くする方針に転換したことになっている.
空母艦載機についても,その能力の進歩とともに決戦時の主力部隊上空の制空権獲得から踏み出して,決戦前に敵空母・敵主力を先制攻撃する思想に発展したとあるが,じゃあその発展はどうだったのかというと,できることが年々増えているからかなり慌ただしい.
・1920年代
偵察捜索対潜警戒
・1930年~
戦闘機で制空権確保,観測機による決戦の支援
・1936年~
急降下爆撃で空母の甲板なら潰せることから空母の主任務が敵空母の先制攻撃に
無条約時代を迎えての空母の増勢と南洋の基地化の開始
・1937年~
4隻の艦隊空母のうち赤城加賀の一航戦を第一艦隊(主力部隊)につけて制空権確保
蒼龍飛龍の二航戦を第二艦隊(前進部隊)につけて空母の先制奇襲を意図
1939年ごろ軍令部は「マル4計画が完成した将来」において,
「空母を主力から切り離して前進部隊につけても,敵空母を先制奇襲するには足りないし,第二艦隊に置いていると自由に動けない」
として,主力部隊の直衛に鳳翔龍鳳を配し,蒼龍飛龍翔鶴瑞鶴大鳳祥鳳瑞鳳に商船改装空母2隻で「敵空母」を目標とする航空機動部隊として切り離し,第二艦隊に赤城加賀飛鷹隼鷹商船改装空母3隻を配して「敵主力」を目標にするとしていた.
翔鶴瑞鶴が就役間近,艦攻と航空魚雷に加えて,艦爆も25番も99式になってやっと対艦攻撃に使えるようになった1940年から41年ごろは,決戦前に空母を主目標,余力で主力を攻撃という目論見になっていた.
>潜水艦→陸攻→水雷戦隊夜襲→戦艦の4つのどこかの段階の攻撃に加わるのでしょうか
順番としては夜戦の前.
開戦前に空母を集中運用する第一航空艦隊が編制されているが,空母艦載機は昼しか使えないから,じゃあ空母が「陽が明るいうち」に攻撃したとして,以後の推移は以下のように考えられていた.
・そのまま主力が殴り込みかけて決戦(空母の攻撃は決戦当日)
・薄暮決戦から夜戦,翌日に決戦(空母の攻撃は決戦前日)
・従来の計画どおり夜戦やって決戦(空母の攻撃は決戦前日)
薄暮決戦というのは「前進部隊が敵主力相手に確実に夜戦をやるため敵主力が逃げないように主力が決戦覚悟で接敵するけど,本番は翌日の決戦だから今日は決戦しない」という,「そんな都合よくいくか?」というもの.
「原則としては主力部隊は機宜夜戦戦場を離隔し翌朝戦に備えて行動する」のだけど,「薄暮決戦も辞せず」で決戦が始まると夜戦抜きとなって,「漸減作戦の目的を大半喪失することとなる兵術思想の大変革」なのだそうだが,開戦間近の時期だったこともあって図演止まりで答えが出るに至ってはいない.
ふみ ◆Y.QUKJBduY :軍事板,2021/11/10(水)
Fumi ◆Y.QUKJBduY : "5 csatornás" katonai BBS, 2021/11/10(szerda)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
後期の漸減作戦の中で空母に最も期待されていたのは,戦艦の艦隊決戦の前に敵艦隊の中の米空母を優先して無力化し,制空権を奪っておく事.
龍驤までの空母で研究を重ねた日本海軍は30年代初頭の時点で既に艦隊決戦における制空権の重要性に気付いていた.
仮に当時の雷爆撃機の性能で戦艦の撃沈が難しいにしても,制空権を取られると戦艦同士の砲戦で邪魔が入るだけでなく,自慢の観測機を飛ばす観測射撃が不可能になるから.
そこで初の本格的艦爆である九四式艦爆の制式化と,同年から先制奇襲爆撃で米空母を発着艦不能に追い込むために,艦爆を多数艦載(赤城加賀と違い艦攻は少数しか積まない)する蒼龍以降の中型高速空母から成る「空母キラー」機動部隊の整備を始めている.
急降下爆撃を用いる艦爆というカテゴリー自体が,戦艦より水平装甲が薄く飛行甲板を撃破するだけで無力化される空母を潰す事を主任務とする「空母キラー」だった
(爆弾の着弾速度に劣る急降下爆撃は,戦艦の水平装甲を抜くには向かない戦術で,戦艦攻撃には水平爆撃能力で艦爆に勝る艦攻で水平爆撃をかけて,爆弾を高速で着弾させる方が有望視されていた)
同時期に米海軍も同様の結論に達していて,BG・SBCといった米艦爆第一世代を艦載し,日本海軍の中でも空母を優先的に狙い始めた.
軍事板,2021/11/08(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2021/11/08(hétfő)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
戦艦榛名の1944年12月9日の動向ですが,隼鷹,冬月,涼月,槇とともにシンガポールから日本に向かっていた際,アメリカ軍潜水艦の待ち伏せが予想される男女群島を黎明前に通過するのは危険と判断した涼月は,高速を発揮する榛名に『速力を落とされてはいかが』と信号したが,榛名からの返答は無かったそうです.
結局,艦隊は米潜水艦から魚雷攻撃を受け,隼鷹と槇が損傷を受けたと.
榛名が涼風からの信号を無視した理由は何でしょうか?
榛名が高速を維持しなければならない理由は何か?
涼風からの進言を却下するにしても,却下理由を返信すらしなかったのはなぜか?
榛名が意図的に無視したのではなく,涼風からの信号を受信できていなかっただけの可能性も考えられますか?
【回答 válasz】
これは理由を推測するしかありませんが,涼月は危険水域を黎明前の暗い時間帯に通過する事を危ぶんで,時間調整で「速度を落としては?」と進言した様ですが,その速度を落とした所を米潜水艦に襲撃された可能性もある訳ですから,結果論となります.
当時の榛名が出せた速力は18ノットと言われていますから,これよりも速度を落とせば,夜間水上航行での米潜の追従を許す事になります.
(実際,夜間に米潜の狼群にレーダー補足されて,そうなりました)
又,涼月の進言も賢策とは思えません.
むしろ進路を変える(つまり速力を維持したまま危険水域を迂回する,ただし燃料が許せばですが)方が良い様に思われます.
この事例とは逆に,潜水艦の危険水域で速度を上げるべき所を,経済速度のまま航行して雷撃被害にあった事例も多々あります.
(パラワン水道での栗田艦隊の悲劇や信濃の喪失はこの事例です)
一般論ですが,当時の可潜艦に対して高速の維持は雷撃回避には有効です.
もし榛名が20ノット以上を出せたなら,襲撃を回避出来たかもしれません.
さらに当日の襲撃状況について(Wikiの「レッドフィッシュ」の項より引用)
----------
12月8日夜,レッドフィッシュは長崎県野母崎沖の女島灯台付近で,SJレーダーで日本艦隊らしき目標を探知した.
この艦隊は<中略>戦艦榛名,重巡洋艦利根,駆逐艦3隻とともに佐世保に向かっていた航空母艦隼鷹を中心とする艦隊であった.
レッドフィッシュは至近の僚艦シーデビル (USS Seadevil, SS-400) などに艦隊の存在を通報するとともに,自身も艦隊を追跡した.
艦隊は高速でジグザグコースを取っておりやや雷撃しにくい体勢が続いたが,翌9日1時33分に絶好の射点につき,隼鷹へ向けて魚雷6本を発射した.
1時34分,このうちの1本が隼鷹の右舷のやや後部に命中.
命中直後こそ隼鷹は航行可能だったが,程なく爆発が起きて航行不能となった.
----------
・・・つまり,涼月の進言で速力を落とした場合,米潜の狼群は榛名隊への襲撃がより容易となって,さらなる被害を出したとも思われます.
榛名側からすれば「夜間,米潜がいるかもしれない海域で速力を落とすなど涼月はバカか?」と思ったのかもしれません,
まあ,そちらの判断の方が常識的と思われます.
軍事板,2021/11/11(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2021/11/11(csütörtök)
青文字:加筆改修部分
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なお,榛名が反応しなかった理由は,それに関する記録が今まで出てきてないので「不明」であり,何を書いても「推測」と「可能性」でオシマイ.
返答すら無いって事は,何らかの理由で信号を受信しそこねたか,伝達しそこねた「可能性はあるよね」ってくらい.
軍事板,2021/11/11(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2021/11/11(csütörtök)
青文字:加筆改修部分
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** 【質問 kérdés】
戦争映画の描写で,当初設定していたキルゾーンを越えて接近されてしまい,やむを得ずMG42の三脚全体の向きを変える描写がありましたが,長射程かつ三脚の安定性を有する重機関銃ならば直接近づいて来た敵を撃ったほうが効率が良いと思うんですが.
防御地点なら敵が接近してくるのは自明だから,進攻ルートに対して射界を広く取った方が合理的ではないですか?
独ソ戦でも狙撃兵がドイツ軍を釘付けにする為に大量配備されたし,フォークランド紛争でも重機関銃の狙撃によってイギリス軍はひどく苦しめられたと聞きます.
重機関銃を固定するという事は,敵が「壁」に到達しない限り無力化され続けるということですよね?
【回答 válasz】
むしろ近づかれたら負けなんだけどね.
歩兵の手榴弾の投擲距離にまで踏み込まれたら重機側の負けよ.
普通はそうなる前に第二陣地へ下げる.
それに,機関銃座は真っ先に潰される標的になるから,わざわざ自分から射線を限定的にしてまで敵に銃口正面を見せない.
側射配置にしたりするのも,それ故の生き残り対策だ.
ただ,これも攻勢側と守勢側では運用が異なる.
攻勢側なら歩兵と共に前進しながら使われるから,運用方法はまた別な話.
勝ち戦側と負け戦側でも違う.
で,根本的に一口に「重機」と言っても,口径も大から小,重量も大から小,通常は二脚を付けて軽機,それを頑丈な三脚に取り付けて重機として使う場合もあるし,空冷か水冷か,車載か地上設置かでも運用が違う.
あなたはただ「重機」って言葉で一つの運用形態だけを求めるから,話がこんがらがる.
一口に重機と言っても色々なタイプがあって汎用的な言葉なんだって事を,まず念頭に置いて欲しい.
その上で,あなたは重機の一つの運用形態についてこだわっているに過ぎないんだ.
軍事板,2021/11/12(金)
"5 csatornás" katonai BBS, 2021/11/12(péntek)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
地上用のM3銃架でも,二脚間の固定ラッチを外せば左右へ振る事は可能だし,緊急時にはそんな射撃も必要だろし,移動目標(車両など)を狙う時にも必要だ.
ただ,それが重機の運用として普通かどうかはまた別の話しってだけだ.
少なくとも映画のランボー撃ちみたいなイメージは,重機の本来の使い方では無いよ.
軍事板,2021/11/12(金)
"5 csatornás" katonai BBS, 2021/11/12(péntek)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
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