c

「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ
"5ch." katonai BBS GYIK Kvázi-top oldalaba

サイト・マップへ Oldaltérképbe

「未分類草稿別館 wiki」トップ・ページへ
Az "Besoroltatlan Vázlat wiki" Oldal Tetejéréjébe

目次へ Index felé

初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 923
Várjuk a kezdő! Mielőtt megalkotunk egy új szál, kérjük kérdezzek itt 923

青文字:加筆改修部分
 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy egyesítse normal stílus "dearu である" s udvarias stílus "deszu です"

※レス回収客観基準値 v.e.r. = 10
Res felépülés Kritériuma, v.e.r. =

※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.
Úgy kezeltem a Fentiekből Q&A-nak vonatkozó leírása, mint egy "utóirat".

※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni vagy ki kellem vizsgálni.

目次 Index


** 【質問 kérdés】
 会社のフォークリフトは電気ですが,ガソリンや天然ガスより速いです.
 なぜ戦車は電気にしないのですか?

 【回答 válasz】
 電気駆動の装甲戦闘車両,というのは実のところ「戦車」ってものが開発されてすぐに誕生した.
 史上2番めか3番目の「戦車」,フランスのサンシャモン突撃戦車は,ガソリンエンジンで発電機回して電動機で走行装置を駆動する”ハイブリッド”(厳密に言うとハイブリッドとは違うけど)式だ.
 その次にフランスが開発した当時世界最大(今でも全長は世界最大)の多砲塔超重戦車,FCM 2Cもこの方式だった.
 第2次世界大戦中にはドイツのポルシェ博士がこの方式に熱心で,世界最大最重の戦車であるマウス超重戦車も電動だった.

 この方式は複雑なギアボックス(変速装置)が要らないので,特に重量の重い戦車のウィークポイントを減らせるってメリットがあった.
 というか,ある程度以上重いと当時の技術じゃ「この方式にしないとマトモに走らない」というか.
 快調な状態を維持するのは大変だったけど,快調である限りはとてもスムーズに走り,操縦もし易かった.
(ただし,燃費は悪い)

 でも,エンジン直結の電気駆動式は
*内燃エンジンと発電機と電動機が必要なので,機関関係に必要なスペースを食う
*故障する可能性のあるものが増えるので整備の手間が増す
*電動機関係の専門の知識持った人を養成する必要がある
と全体の負担が増えるだけで,「そうしなければならない」からそうしたけど,苦労が増える割にメリットがないので廃れた.

 アメリカ軍なんかは最近はハイブリッド式に魅力を感じているらしく,研究を進めている.

軍事板,2020/01/18(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2020/01/18(szombat)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész

 現代,日産ノートではガソリンで充電してモーターで駆動するという方式を採用しているが,直結じゃなく充電池介する方式にすると,今度は「充電池が車内スペースと重量を食う」って問題が出る.
 二桁トンの重量があるものを満足に,かつある程度の時間走らせられる充電池,となると,日々技術が進歩しているとはいっても相当な重量と容積になるだろう.
 そうなると「機関を運ぶための車」みたいになってくる.
 装甲戦闘車両は「ただ走るだけ」では意味がないので,今現在のままだと「充電池で走る装甲戦闘車両」には内燃機関式に取って代わるほどのメリットはないだろうな.

 しかもEVが速い速いといっても,テスラ・ロードスターはロータス・エリーゼをベースにした2名乗りでしかないので,輸送効率悪い.
 モデルS以降は普通の車並に乗れるようになったが,市販車にせよレーシングカーにせよEVは世界最速記録を持ってないので,実は全然速くない.

軍事板,2020/01/18(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2020/01/18(szombat)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész

 電動のスーパーカーは2010年代初頭から市販されてて,サーキットタイムでは同時代の日産GTRを凌駕する程になってるんだけど,どれもフルチャージで10分程度しか持たない.
 重機分野でも電動が普及しつつあるけど,やっぱり稼働時間がネック.
 電気モーターは回転上げて馬力稼ぐのは得手なんで,最高速度・加速は良好なんだけど,単体での大トルク発生が難しいってのも難点.

(車両内で発電して蓄電するやつも含めて)蓄電池式では蓄電量と容積・重量・再チャージに掛かる時間が,燃料電池式ではコストと安全・取り扱い性(水素ガスとか悪夢や)が問題で,内燃機関と同等になるのは,現状ではまだ先って所やね

 フォークリフトみたいに,狭い範囲内で稼働して充電や蓄電池交換ができる環境なら存分に利点発揮できるんだけどね.

 重機と同様,内燃機関とのハイブリッド方式は,AFVでも盛んに研究はされてるよ.
 M1みたいに,アイドリングで燃料と排熱垂れ流すのは色々と上手くないですし.

軍事板,2020/01/18(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2020/01/18(szombat)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész


** 【質問 kérdés】
 反跳爆撃って何がうれしいのですか?
 軍艦を横から攻撃するなら航空魚雷で良いと思うのですが.

 【回答 válasz】
 スキップボムの長所は,爆弾と,水平爆撃しかできない大型陸軍機(と陸軍パイロットしかなくても,対艦攻撃ができる点.
 急降下爆撃は命中率高いけど,できる機体は限られる.
 魚雷は高額.
 かつ,専用の攻撃機(と海軍パイロット)が必要.

 また,漫然と上空から水平爆撃するよりも,高い命中率を期待できる.
 雷撃できない,浅い水深や短距離でも,攻撃できる.

 ゆえに,対空攻撃力の低い相手(ダム堤体とか輸送船とか)に,ありあわせの機材で攻撃ができた.

 しかししょせん「間に合わせ」の戦術なので,雷撃や急降下爆撃が可能ならば出番がなくなる.
 対空射撃に弱い,という弱点もある.
 急降下爆撃できない鈍重な機体でやるから,この弱点は明確に出る.

 ww2終了後はミサイルの発達,誘導爆弾の発達,被害側の対空攻撃手段の発達,で廃れた.
 対艦航空雷撃が消えたのも同じ理由.

軍事板, 2020/01/24(金)
"5 csatornás" katonai BBS, 2020/01/24(péntek)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész


** 【質問 kérdés】
 旧共産圏で最精鋭を謳われていた東ドイツ軍は,東西統一で消滅するまで歩兵師団の戦車隊にはT-55を使っていたのは,歩兵師団の支援任務にT-72は使えなかったからですか?
 宗主国のソ連からは,機甲師団同様にT-72で統一するよう勧められていたそうですが.

 【回答 válasz】
 東ドイツは1952年のT-35/85の587両を皮切りに,56年にIS-2を112両,57年からT-54を500両導入した.
 そして62年からは1800両のT-55の調達が始まる.
 これにはポーランドがライセンス生産した輸出型が含まれる.
 79年からはソビエト製に加えポーランド,さらにはチェコスロバキア製のT-72が551両.

 で,1990年の第9機甲師団はT-72を322両のフル編制にできたけど,第7機甲師団はT-72は第2大隊のみ63両で,残りの262両はT-55.
 第1,第4,第8,第11の自動車化狙撃師団のそれぞれ214両の戦車は,T-55.
 これだって80年代後半,国がなくなる直前にようやっと更新したもので,1968年当時は第1自動車化狙撃師団の定数190両のうち,4両がT-55で残りの186両はT-34だった.

 陸自なみの人員と倍する戦車を1/6の人口で支えるわけだ.
 そんな簡単にほいほい更新できるわけがない.
 歩兵の支援にT-72が使えないからではなく,金がなかっただけ.
 それでも74式と同じくらいのペースで調達してたけど.

ふみ ◆Y.QUKJBduY : 軍事板, 2020/01/24(金)
Fumi ◆Y.QUKJBduY : "5 csatornás" katonai BBS, 2020/01/24(péntek)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész


** 【質問 kérdés】
 対空ミサイルについて質問です.
 私の勝手な思い込みに,
「長射程の対空ミサイルは射程を伸ばす為に燃料を多く積む必要があるので必然的にミサイルが大きくなり機動性に欠けるようになる」
というものがあるのですが,これは実際合っていますか?
 機動性と長射程は融合できるのですか?

 【回答 válasz】
 大型になるほど,特に燃焼後の滑空モードでは機動性が落ちるって意味ではその通り.
 単に制限/発揮Gが高くとも,空力機動で失うエネルギーが大きくなるんでね.
 多段式にして不要なブツを捨てる(空力的に不利なズングリ型になるが),多段階燃焼式にして推力飛行時間を稼ぐ‥なんて対策も昔から取られているけど,効果は限定的っすね.
 瞬間的に発揮可能なGが幾ら高くとも,維持できないとね‥ってのはサイズ問わず共通なんだけど,長距離だと時間が長い分だけ航空機側に回避できる余地が大きくなりますし.

軍事板, 2020/01/26(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2020/01/26(vasárnap)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész

 空対空ミサイルであれば,発射後の短時間で燃料を燃やし尽くすと同時にマッハ4とかに加速する.
 そっから先は惰性で飛ぶわけだが,自機と敵機の位置,高度,速度,針路でどう飛ぶかもどれだけ飛べるかも変わる.
 赤外線誘導の短射程ミサイルなら,自前のシーカーが捕捉してから発射され,シーカーの情報を頼りに追いかける.
 中射程以上であれば母機の計算した未来位置への最適効率で飛ぶので,距離があるほどいったん高度をとって空気の薄いところを飛ぶ.

 で,機動性を「命中に必要な機動性」と言い換えるのであれば,そもそも目標とされた側の戦闘機が近づいたミサイルを加速なり旋回なりで「振り切る」というのは,無い.
 命中までの数秒十数秒で戦闘機が動ける範囲より,ミサイルが針路を修正できる範囲のほうが広いから.
 機関砲に撃たれて弾が外れたとして,そのとき弾の動きを見てかわしたとは言わず,狙いが逸れたとか外したと言うでしょ?
 ミサイルと戦闘機の速度差で言うなら,機関砲に撃たれてるよりもあるくらいなわけで.

 なので,ミサイルを「かわす」とは,チャフなりフレアなり電子妨害なりでミサイルが針路を修正するための情報を与えないことに成功した結果,相手が外したことを意味する.
 もちろん,チャフやフレアをばらまいて急旋回とかするわけだけど,それはミサイルの機動性を上回ることを目的にしたものではなく,ミサイルに正しい針路修正の情報を与えないためのものだし.

>機動性と長射程は融合できるのですか?

 長射程のフェニックスを短距離で使うと,スパローより機動性がいいとメーカーは言ったらしいけど.

 燃料が尽きた後の機動性とは,ミサイルが持っているエネルギー量と言い換えることができる.
 おとなしくまっすぐ飛んでるときが減少量が最小で,針路変えるために旋回すると余計に減る.
 MDのキネティック弾頭みたいな例外はあるけど,基本,ミサイルは破片をばらまいて敵機を落とすので,戦車の徹甲弾みたいに命中したときにエネルギーが残ってないといけないわけではない.
 危害半径に収めるためなら急旋回と引き換えにエネルギーを失ってもいい.どうせそのあとはないんだから.

ふみ ◆Y.QUKJBduY : 軍事板, 2020/01/26(日)
Fumi ◆Y.QUKJBduY : "5 csatornás" katonai BBS, 2020/01/26(vasárnap)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész


** 【質問 kérdés】
 米の54→7→120やサイドワインダーのL→Xの例から見るに,ミサイルは単に燃焼時間延ばすだけじゃダメというか,その分大型化して当たらなくなるの?

 【回答 válasz】
 射程の延伸は推進剤の改良だったり未来位置への誘導でショートカットさせる手法がメイン.
 慣性航法はきょうびサイドワインダーでさえやるようになってるし.

 あと,命中率の向上は機動性の問題ではなく,高性能な電子機器を小型化して搭載できるようになったから.

>米の54→7→120や

 スパローもサイドワインダーも開発は40年代から始まっている.
 フェニックスは1960年12月にイーグルがキャンセルされた後の話.

 そしてフェニックスの長射程,そして同時多目標攻撃能力,何より自己終末誘導は高く評価された.
 セミアクティブだと条件次第ではフルアスペクトで攻撃できるサイドワインダーと相打ちになるので.
 あとは実戦でサイドワインダーで50機落とす間にスパローでは2機しか落とせなかったという,使い勝手の悪さも.

 で,フェニックスの能力が高く評価されたから,新しいミサイルにはそれを盛り込みたい,と.
 それがAMRAAM.
 スパローより小さくなったのは,サイドワインダー用のランチャーに搭載しなきゃいけない縛りがあったから.
 これは買うと言ってるハリアーユーザのイギリスの意向でもあったし,レガホのパイロンが足らない米海軍の事情でもあった.
 小さくする必要がないと,AAM-4みたいにスパローのサイズのまま作るけど.

 大型化すると機動性が悪くなるとか寝ぼけた話ではない.

>サイドワインダーのL→Xが実証した話やね

 サイドワインダーは初期型から9Xまで80キロから90キロくらいの範囲で作られていて,小型化なんて話はない.

ふみ ◆Y.QUKJBduY : 軍事板, 2020/01/26(日)
Fumi ◆Y.QUKJBduY : "5 csatornás" katonai BBS, 2020/01/26(vasárnap)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész


目次へ Index felé

「未分類草稿別館 wiki」トップ・ページへ
Az "Besoroltatlan Vázlat wiki" Oldal Tetejéréje felé

サイト・マップへ Oldaltérkép felé

「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ
"2ch." katonai BBS GYIK Kvázi-top oldala felé