c
「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ
"5ch." katonai BBS GYIK Kvázi-top oldalaba
「未分類草稿別館 wiki」トップ・ページへ
Az "Besoroltatlan Vázlat wiki" Oldal Tetejéréjébe
初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 921
Várjuk a kezdő! Mielőtt megalkotunk egy új szál, kérjük kérdezzek itt 921
※青文字:加筆改修部分
ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy
egyesítse normal stílus "dearu である" s udvarias stílus "deszu
です"
※レス回収客観基準値 v.e.r. = 10
Res felépülés Kritériuma, v.e.r. = 10
※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.
Úgy kezeltem a Fentiekből Q&A-nak vonatkozó leírása, mint egy "utóirat".
※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni
vagy ki kellem vizsgálni.
目次 Index
** 【質問 kérdés】
ZTD-05のように,中国はそこそこの装甲とそこそこの砲を積んだ揚陸軽戦車?のようなものを配備していますが,あれのメリット・デメリットは何ですか?
【回答 válasz】
揚陸作戦の時に揚陸舟艇や水陸両用装甲車に随伴して直接火力支援できる.
あれらがいないと近接航空支援頼むか火力支援艇(小型の哨戒艇や揚陸艇にそこそこの口径の火砲やロケット砲積んで至近距離から海岸の敵攻撃する艦艇)に攻撃してもらうしかないけど,それだと適切に攻撃できない(偽装されてる小さな目標には航空攻撃や離れたとこからの砲撃はうまく当たらない)上に誤射の可能性が高くなる.
戦車は上陸第一陣にはまず連れてこれない(戦車積めるような大型の揚陸艇は海岸が確保されてないと危なくて接岸できない)し.
元々はアメリカが太平洋戦争の時に,水陸両用装甲車を投入したら大損害を出したので,それに対応するものとして「随伴してその場で即座に反撃・制圧できる車両が必要」というので開発したもの.
大陸中国は台湾への上陸作戦をずっと考えているのと,
「これ渡るのって殆ど上陸作戦だろ」
っていうレベルの大河があるのでこの種の車両を熱心に整備した.
デメリットは
「でも結局『大砲が付いてるだけの装甲車』でしかない」
ことで,装甲薄いので被弾に弱い.
浮光性求めて車体がデカイので,弾に当たり易いし.
デカイ的になるのに装甲が薄い,というのは装甲車両としては致命的.
でも装甲厚くしたら浮かんで走れないので,根本的に解決できない.
アメリカはベトナム戦争の時にもこういう「火力支援型水陸両用装甲車」を戦車代わりに投入して,戦闘の前面に立たせた結果ボコボコやられて大損害を出した.
戦車の代わりにはならないのだ.
軍事板,2019/12/17(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/17(kedd)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
その後,アメリカ海兵隊はLVTP-7でも105mm砲塔装備の火力支援型(LVTH-7)を構想したけど「これの先代(LVTH-6,LUTP-5の派生型),役に立たなかったじゃん」というので計画段階でボツ.
LVTP-7が改良型のLVTP-7A1(AAV7)になったときにも,主砲を低反動型105mm砲にしたM551戦車の砲塔載っけた火力支援型,LVTEX3っての試作したけど試作だけでボツ.
計画されるたびにボツるLVTP-7の後継車両も,ほぼ必ず火力支援型があったけど,どれも作られてない.
「じゃあ揚陸初期の近接火力支援はどうすんだ?」
ということになったが,それは強襲揚陸艦の戦力化が進んだことによって戦闘ヘリと垂直離着陸攻撃機(AV-8ね)が使えることになったので,これらに任せりゃいい,ってことになった.
そもそも
「水陸両用装甲車って必要なのか? これからはヘリによる強襲揚陸の時代だろ」
っていう流れだったので.
でもなんだかんだで水陸両用装甲車は残り,「今週のビックリドッキリメカ」みたいな可変高速水陸両用装甲車が開発されて結局,
「こんな高くて複雑なのはいらん」
でこれもボツり,今でもAAV7が使われている.
大陸中国の海兵隊はまだまだ航空強襲揚陸戦力の整備は不十分なので,火力支援型の水陸両用装甲車を充実させてるのはそれが大きい.
軍事板,2019/12/17(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/17(kedd)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
空母の天敵は何なのですか?
空母にはどうやって対処するんでしょうか?
中国が空母がニュースになってますが,中国の空母打撃群に,空母を持ってない日本の自衛隊は対応できるんですか?
【回答 válasz】
潜水艦,対艦ミサイル,航空機,と「空母の脅威となる兵器」はいくらでもある.
航空母艦は結局は「動く航空基地」なので,それ自体には強いも弱いもなく(大きいならちょっとやそっとでは沈まない,とかそういうのはあるけど),載せて運用できる飛行機の性能が全て.
あと,まず単独で運用はしないものなので,空母も含めた艦隊全体の能力が重要になる.
「日本の領域である南西諸島を守る形で自衛隊を中国軍が戦う」
という形にななら(そういう戦争になるなら,だけど),この場合日本には「陸上の航空基地」っていう「動けない空母」がいくつもある.
空母がなくても特に不利でもない.
中国側だって空母機動部隊だけじゃなく,持てる航空戦力全てつぎ込んで日本と戦うことはできる.
そうなるともう
「中国の空母機動部隊の戦闘力は?」
とか考えてもしょうがない.
もし,
「太平洋の真ん中で人民軍海軍の空母機動部隊と海上自衛隊艦隊が決戦する」
となったら,海自は中国機動部隊(今のところ一つしかない)を1日あれば文字通り全滅させられるだろう.
海上自衛の保有するイージス艦の防空能力を突破して攻撃できるような航空戦闘能力は中国側にはないし,海自側の対艦ミサイル攻撃能力を防衛し切る能力も,潜水艦攻撃を全て凌ぐ能力もないからだ.
いや,中国側も全艦隊を・・・とか考え出すと,やはりそれは
「中国の空母機動部隊の戦闘力は?」
って話の範疇ではなくなるわけで,空母と空母機動部隊だけに注目してもあまり意味はない.
軍事板,2019/12/17(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/17(kedd)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
歩兵師団が4単位師団(4個連隊で編成)から3単位師団に変わったのは,日本陸軍の場合は日中戦争で広大な戦線を維持するために師団数を水増しするためであるのに対し,欧米列強は既に第一次大戦の時に3単位師団への改組を行っていたとのことですが,
(1)一次大戦の欧米陸軍はどのような目的で3単位師団への改組が行われたのでしょうか?
(2)一次大戦の戦訓は日本陸軍もよく学んでいたはずですが日中戦争までの間3単位師団を真似なかったのはどうしてでしょうか?
【回答 válasz】
1番のポイントは装備の増加.
開戦時にはどの師団も小銃兵以外には,取るに足らない機関銃と一般的な75mm級砲の野砲を持って,あとは一部の部隊が少数の重砲を持ったりしてるだけで,組織としては巨大でも装備としてはシンプルだった.
これが第一次世界大戦が進展するにつれ機関銃は激増し,重砲は多くの部隊に配備され,歩兵砲や迫撃砲や小銃擲弾が配備され,通信は強化され…と装備の多様化が進み
それまでは弾薬としては最低限ライフル弾と主力野砲の砲弾だけでも補給されれば戦えた兵站は,巨大化しながら複雑化した.
その為に"人員"と"装備"のバランスが変化してきた.
それまでの小銃兵の数を基準に,それを支援するのに充分な装備を付属させると,師団の人員と装備は膨大に膨れ上がり,補給と司令部の負担は増え続ける.
師団編成の元々の目的である自己完結性が失われるとは言わないが,維持する為の負担は,もはや元の師団編成のレベルから増加どころか最終的には倍増してしまう.
このバランスを取るには小銃兵自体を減らして,それに合わせた装備の数を合わせるのが1番良い.
そうする事によって,小銃兵に対する機関銃や砲の支援の密度を増加させながら,補給と司令部の負担を抑える事ができる.
結果として師団全体の兵員数と小銃兵の人数は減るが,部隊は身軽になり,火力は増加した.
軍事板,2019/12/21(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/21(szombat)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
第一次大戦中に欧米が4単位から3単位に師団編制を変えたのは部隊を身軽にして融通性を増すためと,旅団を廃することで(師団HQ→旅団HQ→連隊HQ)から(師団HQ→連隊HQ)と指揮系統を簡略化するため.
3単位の場合は2個連隊を戦闘に投入し,1個連隊を予備として控置する.
https://en.wikipedia.org/wiki/Division_(military)#World_War_II
>This was done to increase flexibility and pare down chain of command
overhead.
>The triangular division allowed the tactic of "two forward, one
back", where two of the division's regiments would be engaging the
enemy with one regiment in reserve.
日本の場合は師団の上に軍団を置かなかったので,支援部隊などを含めて師団が大きくならざるを得なかった.
大正時代に4単位から3単位に編制を変えて師団数を倍増し,師団の上に軍団を置いて野戦病院や兵站組織を軍団直轄にするというプランが一旦決まったのだが,予算難などで立ち消えになってる.
軍事板,2019/12/21(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/21(szombat)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
人間はご飯と休養と睡眠がなければ能力を発揮できませんが,軍隊でそれをうっかり失念して作戦計画を立ててしまった事ってあるんですか?
【回答 válasz】
失念では無くて敢えて見なかった事にして・・・的な物は幾つか有りますね.
・1805年アウステルリッツ会戦
ナポレオン軍ダヴー元帥の軍団は命令に従い,ウィーンからアウステルリッツ迄の約120kmを48時間で移動.
到着後,そのまま戦線右翼に配置され,兵力の勝る連合軍と一進一退の戦闘を一日中続けた.
・1813年ドレスデン会戦
ナポレオンは連合軍に包囲されたドレスデンを救援する為,親衛隊を含む主力を率いて向かった.
親衛隊は3日間で約95km,マルモン元帥とヴィクトール元帥の軍団は4日間で約190km.
ドレスデンに到着した緒部隊は新市街を通り抜け,連合軍と対峙している旧市街に向かい,そのまま戦闘に投入された.
いずれの会戦も強行軍を実行した側(ナポレオン軍)が勝利しています.
数日(3~4日?)なら休養や睡眠は意識的に失念しても大丈夫?
ドレスデンでの戦例は落伍兵が出るのも覚悟の上でしたが・・・
軍事板,2019/12/21(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/21(szombat)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
ちなみに日本陸軍の行軍基準(休息を入れずに1kmを13分)で計算すると,
アウステルリッツのダヴー→48時間中120km×13分÷60=26時間を行軍に消費
ドレスデン
親衛隊=3日中95km×13分÷60=20時間半を行軍に消費
マルモン=4日中190km×13分÷60=41時間を行軍に消費
日本陸軍の行軍は1日24kmが標準なので,それを基準に考えればとんでもない強行軍ではあるが,休息や食事,睡眠の時間がなかったわけでもない.
軍事板,2019/12/21(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/21(szombat)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
また,古代中国の戦争では,補給を軽視して進軍した結果,略奪すらままならい状況になり,飢餓で多数が死んだ挙げ句,戦わずして壊滅した例が多数ある.
ただしこれには理由があって,『戦場の霧』は概念としてはともかく実体験としては分かっていたので,敵味方の戦力・状況は不明と考える.
敵味方ともに状況が不明なら(情報不足なら),戦術・戦略で優位に立つ方法は,より大兵力をより集中されるより他に方法がない.
そこで戦争では,兵站が許す限り多数を動員する事になるし,そこへ何らかの理由で予定が狂うと,軍隊に飢餓が発生する事になる.
戦闘で損害を受ける事を見越して,兵站で負担できる限界以上の兵員を動員した結果,戦闘が起きなかったり,焦土作戦を取られると特に.
軍事板,2019/12/21(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/21(szombat)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
さらに,ww1のシュリーフェンプランは,徒歩の歩兵の1日の移動距離が40キロ以上あった.
通常の睡眠や休養ありの行軍では20~25キロぐらいが限界なので,休養も睡眠も不足した.
軍事板,2019/12/21(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/21(szombat)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
偵察バイクって何であるんですか?
戦闘能力皆無ですし,ドローンの劣化版としか思えないんですが.
【回答 válasz】
将来,無人偵察機がより高性能化,低価格化すれば偵察用バイクが無用になる時代がくるかもね.
とはいえ,まだまだバイクにも有用な点は多いよ.
<ドローン(小型無人偵察機)に対してのバイクのメリット>
・悪天候に強い
・航続距離,時間が長い
・壊れにくい
・軽い故障なら前線で修理できる
・必要ならエンジン止めての無音移動が可能
・パソコンや無線機が無くても使える
・人間を運べる.
・ちょっとした荷物も運べる
・(今はまだ)ドローンより安い
・(今はまだ)人間の脳ミソとアイボールセンサー+双眼鏡の方が偵察能力が高い
・訓練展示で曲乗りが出来る
軍事板,2019/12/24(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/24(kedd)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
ガスタービン船の燃料は民間船では液化天然ガスが主流らしいですが,軍艦も同じでしょうか?
【回答 válasz】
従来のガスタービン(GT)船は,小型や特殊品を除き,軍民ともディーゼル/日本でいうA重油を使うのが普通です.
LNG-GTは,日本郵船(世界有数,自動車運搬では最大)がつい先日初号船を導入した事を見れば解るように,少数派・レア品の部類です.
他方,日本郵船が
「今後の新造輸送船は全てLNG-GTで造る」
と表明したように『大型の民間輸送船では』今後,急速な普及が見込まれています.
LNGのメリットは,排気ガスのクリーンさ・特に有害ガスが圧倒的に少ない事で,環境負荷低減が利益をもたらす――例えば大手自動車メーカー各社は,非環境対策船の使用を拒否する動きに出ています――民間輸送分野では非常に有望です.
反面,巨大な低温タンクが必要で,船内スペースとメンテ・漏出時の危険性がデメリットです.
LNGのこの特徴は軍用船には魅力ではないので,普及は難しいと思いますし,現状で普及の動きも無いです.
軍事板,2019/12/26(Thu)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/26(szerda)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
> 従来のガスタービン(GT)船は,小型や特殊品を除き,軍民ともディーゼル/日本でいうA重油を使うのが普通です.
軽油2号(艦船用)だろ?
【回答 válasz】
軽油2号は冬季用で,船用じゃないよ.
船で軽油使うのは,せいぜい零細漁船サイズまでやね.
高い割にメリット(出力や環境対策に優れる)は少しなので,主流とは程遠いのさ.
A重油が世界基準で言うgas oil,diesel oilやで.
A重油=ケロシンなのよ.
「A重油」は税制上の名称で実態は軽油.
日本でいう灯油や.
精製度が低い分,価格と入手性・安定性に優れているので,ガスタービン船の燃料は殆どこれなのさ.
英語でmarine gasとかmarine dieselって言われるのがこれ.
外国船がMarine gas注文すると,A重油が給油されるんや.
軍事板,2019/12/26(Thu)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/12/26(szerda)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
「未分類草稿別館 wiki」トップ・ページへ
Az "Besoroltatlan Vázlat wiki" Oldal Tetejéréje felé
「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ
"2ch." katonai BBS GYIK Kvázi-top oldala felé