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初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 918 (重複スレッドを再利用)
Várjuk a kezdő! Mielőtt megalkotunk egy új szál, kérjük kérdezzek itt 918

青文字:加筆改修部分
 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy egyesítse normal stílus "dearu である" s udvarias stílus "deszu です"

※レス回収客観基準値 v.e.r. = 9
Res felépülés Kritériuma, v.e.r. = 9

※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.
Úgy kezeltem a Fentiekből Q&A-nak vonatkozó leírása, mint egy "utóirat".

※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni vagy ki kellem vizsgálni.

目次 Index


** 【質問 kérdés】
 極端な質問させてください.
 核兵器保有国は何故通常兵器の軍備を持っているのでしょうか?
 もし自国防衛目的の軍備であるなら,核兵器があればその目的は達せられるので,通常兵器は基本的に不要かと思います.

 【回答 válasz】
 核戦力には核兵器だけでなく通常兵器や通常戦力が多数含まれるからだよ.
保守管理点検用の修理部隊,
電子兵器・衛星兵器を携えた射撃管制部隊,
射撃点確保用の観測航空部隊,
空襲に対処する迎撃戦闘機部隊,ミサイルに対処する地対空ミサイル部隊,
スパイや破壊工作に対処する特殊部隊,
施設を管理・警備する装甲車部隊,
電子攻撃に対処するサイバー部隊,
防諜用の保安部隊

 核兵器を戦力化して実際に運用するには,これだけの支援部隊・通常戦力部隊が必要になる.
 アニメみたいに「核ミサイルと発射設備作って,はい終わり」とはならないんだよ.

軍事板,2019/10/17(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/17(csütörtök)

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 核だけで通常兵器を持たないって逆に与し易いんじゃね?
 国境や領空領海を守る通常兵力がないんでしょ?
 例えば首都へ向かって通常弾頭の巡航ミサイルを放たれたら,通常兵器での迎撃ができず領内侵入を許した上,核で打ち落とす?
 それとも巡航ミサイルが自国領内侵入前(=他国領空内にある時点)で核で迎撃=事実上の他国への核攻撃をやる?

軍事板,2019/10/18(Fri.)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/18(péntek)

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** 【質問 kérdés】
 軍隊だと歩兵部隊や戦車部隊みたいに直接戦う連中より,輸送部隊とか通信部隊みたいな後方支援系の仕事のほうが明らかに安全だろうし,そっちに人気が集中すると思うんですが,どのように対策してるんでしょうか?
 給料とかが違うのかもしれませんが,それだって死ぬ危険に比べたら,大した問題にはならないだろうし,かといって命令で強制的に危険なところに配置しても,どう考えても不満が出ますよね?

 【回答 válasz】
 実際にはほとんどの人は「最前線に出る兵科」には配属されない.
 戦争が切羽詰まってくると,
「五体満足なら最前線に回せ.
 いや,四体満足ならもうそれで十分だ」
みたいな感じになってくるけど,そうでもなければ,最前線で戦う兵科の戦う部隊にまず配属されるような人は,よほど訓練段階での成績がいい人だけ.

 そして,どうしても後方兵科よりも前線兵科のほうがもてはやされるし,本人も前線勤務を望みたがる傾向が出る.
(せっかく戦争に行ったのに「何してたの?」「ずっと後方で物資の整理してたよ」では,戦争終わって帰ってから周囲に自慢できない)
 ので,むしろ戦時の軍隊は
「お前さんを最前線に出してもなあ.
 っていうか出したらお前,周囲の足引っ張った挙げ句即戦死で終わりだろ」
って人の「前線勤務希望」の要望をいなすのに苦労する事が多い.

 朝鮮戦争の時,アメリカ海兵隊は兵士がことごとく最前線勤務を志望するので,最初こそ「我軍は士気が高い」と悦に入っていたが,そのうち後方部隊の人数が不足し始めて往生した.
 人手不足で業務が滞るのに誰もやりたがらないのだ.
 強制的に指名すると
「じゃあ軍隊辞めます.
 それは認められないってんなら脱走してやる.
 後方勤務で軍役が終わるくらいなら軍法会議のほうがマシだ」
 とか言い始める人が続出して更に往生した.

 結局,「後方勤務者でも勲章は貰える」ってことにしてなんとか解決した.

軍事板,2019/10/18(Fri.)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/18(péntek)

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 なお,戦争の形態にもよるが,近代戦は基本的にソフトキルに重点が置かれる.
 補給部隊や通信部隊は戦闘部隊よりも敵の標的になり易い.
 その上,身を守る戦闘力を持ち合わせていないので,襲われると一方的に虐殺される.
 例えば第二次大戦だと,海戦で死んだ軍艦乗りよりも通商破壊で補給船毎沈められた民間人・軍属戦死者の方がはるかに多い.
 アフガン紛争やイラク戦争でも,アメリカ軍犠牲者の大半が後方支援部隊に集中している.

 近代戦では無傷の敵戦闘部隊といきなり戦うような事はしない.
 後方部隊や通信部隊を最優先で叩いて弱らせてから戦闘部隊を叩くのが定石.
 なんであながち安全とはいえない.

軍事板,2019/10/19(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/19(szombat)

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** 【質問 kérdés】
「今の兵器はハイテク化してるから,にわか仕込みの徴兵なんてやるだけ無駄」
ってそこかしこで聞きますが,数年の訓練でもまともに扱えないような兵器って具体的にどんなのなんでしょうか?

 【回答 válasz】
 おそらく一番分かり易い例が航空機かな.
 航空自衛隊の戦闘機パイロット,誰でも分かるエリート中のエリートを養成するのにどれだけの時間がかかるかというと,
・高卒から航空自衛隊に入隊して約2年の基礎教練
・それから飛行準備課程という準備期間が3~6ヶ月
・練習機で実際に大空に飛び立ち,T-7練習機で約4ヶ月
・さらにT-4やT-6で1年
 ここまでやってようやくパイロットとして認められ,ウイングマークを取得します.

 しかし戦闘機を乗りこなすにはまだ足りません.
 引き続き練習機による訓練が2ヶ月あり,ついに実機での訓練が始まります.
 ここでまた7~8ヶ月の訓練を終えたエリートたちが,実際のF-15やF-2部隊に配属されているわけです.

ゆうか :軍事板,2019/10/21(月)
Júka : "5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/21(hétfő)

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** 【質問 kérdés】
 大砲について質問.
 関が原や夏の陣で使用された大砲って着弾すると爆発するの?
 同じく戊辰戦争や西南戦争時の大砲は?

 【回答 válasz】
 中近世の大砲の弾は炸薬の詰まっていない実体弾で,衝突エネルギーで城壁を破壊したり歩兵の隊列をなぎ倒すためのもの.
 15世紀頃には中空の砲弾(シェル)の中に火薬を詰め,発射時の熱で点火する導火線など原始的な信管を使って爆発させる,最初期の榴弾はあったが,不発し易い,炸薬への着火と着弾のタイミングが合わないなどの問題があって主力にはなっていない.
 19世紀頃に時間が調節できる導火式の信管が生まれ,19世紀半ばには雷管の発明で,着発信管や時計の仕組みを利用した時限信管などが登場して,最適のタイミングで爆発させることができるようになった.
 戊辰戦争の頃にはそうした初期の信管が使われている.
(大河ドラマ「八重の桜」で,墜ちてきた榴弾の信管の火を濡れた布団をかぶせて消そうとして爆死する登場人物が出てくるが,実際に会津側が官軍の砲撃に対して対処した方法である)

 19世紀後半には,着弾直前に空中で爆発して内部の小鉄球を地上にばらまく榴散弾という砲弾が登場しており,歩兵の隊列に対する攻撃では大きな効果があった.
 ただし,着火時間のズレという問題はあり,地面にめり込んでから爆発したり,地表から高い場所で爆発したりして効果がない場合も多かった.

 より正確な機械式の時限信管が登場すると,榴弾を正確に爆発させられるようになり,第一次世界大戦では塹壕の中に隠れていても安全とは言い難くなり,弾片防御のためにヘルメットが実用化される契機ともなった.

軍事板,2019/10/21(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/21(hétfő)

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** 【質問 kérdés】
 輸送力と攻撃力を併せ持つMi-24の評価が低いのに,後からUH-60の武装型が生まれている理由はなんですか?
 自衛能力のある輸送ヘリの価値が認められるなら,ハインドも再評価されるべきだと思いますし,ハインドの評価を基にすれば武装ホークなんて生まれる訳がないと思えます…
(あれだけハインドのコンセプトが否定されたのになぜ?という思いが)

 【回答 válasz】
 Mi-24は全体に大きすぎて,「重武装輸送ヘリ」としては過剰でかつ中途半端.
 大柄な機体は俊敏に動けない(とはいっても,Mi-24は絶対的に見れば機体の大きさのわりには運動性は高い)し,機体の大きさのわりには武装搭載量が少ない.
 もし仮に「キャビンのない純粋な攻撃ヘリ」とすれば,もっと武装搭載量の多い重武装ヘリにできるだろう.

 一方,輸送へリとしてはやはり機体の大きさのわりには載せられる量が少なすぎる.
 Mi-8/17なんかと比べたら
「この大きさでこれだけ?」
という機体でしかない.

 更に問題なのは,「どっちかに絞る」ことができないこと.
「武装は機銃だけでいいからその分輸送量を増やして・・・」
って形にはできないし,
「何も載せられなくていいからその分追加の武装を山盛りに・・・」
ってこともできない
(キャビンを予備弾搭載庫にすることはできるにしても)

 重武装ブラックホークはスタブウィングその他を外せば普通の輸送ヘリとして使える,状況に応じて好きな方選べる,っていう利点がある.
 そこが一番違う点.

軍事板,2019/10/22(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/22(kedd)

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** 【質問 kérdés】
 フルメタTSR1話中盤で味方ヘリが敵ASにミサイルで攻撃された際,
「ミサイル警報,2発,RF検出,ゲーボ4…」
というAIの発言がありますが,その後に言っている「クリップエーハンサー最大出力」とはなんのことでしょうか?

 【回答 válasz】
 「ブリップ・エンハンサー」は文字通り,レーダー画面上の輝点を大きくするためのものですが,通常はF-35などのステルス機に搭載して
ttps://www.businessinsider.com/f-35-luneberg-radar-cross-section-russia-estonia-2017-5
自機の位置を管制レーダーに表示させるための
Luneberg reflector (Luneberg lens, RCS enhancerとも)
ttp://www.radar-reflector.com/products/radar-reflector/luneberg-reflector
を指すと思います.

 しかしジャミングの手法としてレーダー波と同じ電波を位相をずらして発振することによって,ロックオン困難なサイズにまで反射輝点を拡大する手法もあり,質問の趣旨からすると,これのことを「ブリップ(クリップ??)エンハンサー」と呼んでいる気がします.

system ◆system65t. :軍事板,2019/10/22(火)
system ◆system65t. : "5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/22(kedd)

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+++

** 【質問 kérdés】
 イギリスのマチルダやバレンタイン,フランスのR35やH35のような,「小型だが対戦車砲に堪える重装甲を持ち歩兵を支援する戦車」を,英仏以外の列強諸国,特に日本が開発配備しなかった理由は何故なのでしょう?
 米独ソの場合は陣地戦・歩兵戦を重視した英仏と違い,歩兵まで機械化した機動戦の傾向が強く,英仏の巡航戦車・騎兵戦車相当の高速戦車しか要らなかったからだ,とまでは見当がつきますが,日本陸軍における戦車の存在意義は陣地戦で歩兵を支援するもので,英仏の歩兵戦車と非常に似ていますし,上述の小型歩兵戦車はマチルダII以外重量15t以下で,日本戦車のインフラの都合による15t制限もクリアしています.
 つまり,小型重装甲の歩兵戦車は日本陸軍の戦術に合致していて,かつインフラ上も実現可能です.
 安価軽量なのもあり,同時代に実際に開発した九五式重戦車やチハよりも歩兵による陣地戦に適任なはずです.
 それなのにどうして,この種の戦車が日本では試作すらされなかったのでしょうか?

 【回答 válasz】
 まず,日本陸軍がWW1型のスローテンポな歩兵部隊のみであるかのような認識が間違い.
 実際の太平洋戦争で島嶼ジャングル戦主体になった南方はともかく,戦前に日本陸軍が主戦場に定めていた満洲においては,ドイツ流が主体,かつフラーの影響も受けた機動戦を展開する気があった.
(敵のソ連が機動戦やる気満々だから,同じ手段でそれに対抗する必要性もあった)

 全歩兵の機械化は到底叶わないが,独立混成旅団のように自動車化歩兵を限られた部隊に集中して,それを機動戦のハンマーに使う.
 その自動車化歩兵を支援するのが日本陸軍の軽戦車・中戦車に求められた仕事であり,イギリス・フランス型の鈍足歩兵戦車はトラックに長距離追従出来ず,この任務に適さない.
 寧ろ巡航戦車(フランスなら騎兵戦車)を欲しがるのが日本陸軍流.

 仮にチハと同重量のままでより小さくより重装甲な歩兵戦車を作る場合,その戦車は当然チハより車体も砲塔も狭くなることが必至なわけだけど,実際に小さく狭く作られた例として試製チニが実在する.
(こいつは重量据え置きで重装甲ではなく火力装甲据え置きで軽量化のパターン)
 しかし,チハより狭くて特に砲塔が狭い一人用なのがネックになって,運用側から不満が多く寄せられて安くて軽くても不採用になっている.

 ついでに言えば,マチルダⅠとフランスの軽歩兵戦車も一人用砲塔で,狭さと車長のオーバーワークが実戦での弱点になっている.
 この事例から考えても,チハを選んだ当時の日本陸軍は,重量の制約の中でカタログスペックと実用性のための車格のバランスを的確に見抜けたと言える.

 ちなみに他国に鈍足重装甲小型戦車の例が全く無いわけではなく,ドイツにはⅠ号戦車F型とⅡ号戦車J型がある.
 ただし大量生産するつもりの物じゃなく,対マジノ線用限定生産の特殊兵器.

軍事板,2019/10/26(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/26(szombat)

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** 【質問 kérdés】
 ドイツ軍はWWIのどういう戦訓から,戦闘時にも飯盒を装備するようになったんでしょう?

 【回答 válasz】
 敵塹壕を占領したり一角に取り付いても,友軍が続いて来たり連絡線が安定する迄には時間が掛かります.
 それまで粘る為には,通常の戦闘装備に加えて食住に関する装備が必要.

 以前の戦闘装備はウエストベルトを中心に,弾薬盒,ブレッドバッグ,水筒,エントレンチングツール,銃剣,ガスマスクコンテナー等でした.
 これに加えて新たに,テント,毛布,飯盒を装備する様に.
 ブレッドバッグ,上着のポケット,飯盒の内部に携行食料,嗜好品,予備の即応弾等を詰め込み,毛布やテントの内側に乾いた下着を捲き込む.
 仕上げに首から小銃用予備弾薬帯を掛けるのがWW1で攻勢に出る時のドイツ兵スタイルでした.

 背嚢は重く嵩張るので使用せず,色々と工夫して装着しました.
 これを無理無く装着する為に開発されたのが,WW2開戦後から支給の始まった重装備用YサスペンダーとAフレームの組み合わせです.
(装備同士がぶつかり合い音を立てましたが・・・)
 WW2ドイツ軍が上着(野戦用)の腰ポケットとしてマチの有る大型ポケットに拘ったのも,上記の戦訓からです.

軍事板,2019/10/27(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/10/27(vasárnap)

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** 【質問 kérdés】
「隊形中央の兵士が必ず死ぬので戦列歩兵はなくなった」
聞きますが,よく考えるとマスケットを槍に置き換えても同じことが起きそうに思えます.
(盾を持っていない足軽なんかは特に)
 その場合隊形中央の兵士はどうやって選ばれていたのでしょうか?

 【回答 válasz】
 戦列歩兵で隊形中央(大隊中央と考えて良いのかな?)の兵士が必ず死ぬとは限りませんよ.
 逆に中央の中隊よりも両翼の中隊の方が危険でした.
 理由は左右どちらかの側面が空いてしまうのから.
 その為,どの国の編制でも両翼(時には右翼のみ)には士気や練度の高い中隊が配置されいました.

 ナポレオン戦争当時のイギリス軍を例にすると,1個大隊は8個 Battalion company(戦列中隊)と2個 Flank company(側面中隊)で編成されていました.
 前者を Center company(中央中隊),後者を Elite company(精鋭中隊)と呼ぶ事も.

 Flank company は 大隊右翼に配置される Grenadier company(擲弾兵中隊)と大隊左翼に配置される Light company(軽中隊)から成りました.
 別名の Elite company からも判る様に,両中隊は大隊の最良の兵士達で編成されていました.

「戦列歩兵時代に隊形中央に配置される兵士の基準は?」
の答えは
「練度の低い兵士」
になるのかな?
 隊形変換の際にも比較的単純な運動で済む位置ですし.

軍事板,2019/11/10(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/11/10(vasárnap)

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 なぜ右翼のほうが?と言えば右翼の方が攻撃され易いから.
 人が咄嗟に向きを変えるときは,左側を向く傾向がやや強い.
 つまり右側からの攻撃への対応が遅れ易い.
 行動心理学の問題だが,古来の軍隊はそれを経験・感覚的に分かっていた.
 あと,武装の問題もある.
 古来の軍隊は左手に盾持ってるから,やはり左からの攻撃には対応し易い.

軍事板,2019/11/10(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/11/10(vasárnap)

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 重装歩兵は右手に槍か剣,左手(腕)に盾を持っていました.
 盾は本人の左半身と左側の兵士の右半身を守る物.
 その為,隊列最右翼の兵士には右半身を守べき盾が無く,半身を危険に晒しながら戦うことに.
 その裏返しから,最も勇敢で優秀な兵士が配置される名誉有る部署とされました.

 重装歩兵や盾が廃れた後も,右翼の名誉は伝統として残りました.
 軍隊以外にも学業や競技の場で優秀な順番に右から並べたり等に面影が.
 「優勝候補の最右翼」的な表現方法が典型かと.

軍事板,2019/11/10(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/11/10(vasárnap)

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** 【質問 kérdés】
 ドイツ国防陸軍第1装甲師団の戦歴が分かる方いらっしゃれば,簡単にでもいいのでご教示頂けますでしょうか?
 自分英語が苦手で,同師団の日本語ウィキペディアがなくて困っております…

 【回答 válasz】
 ポーランド戦ではボックの北方軍集団は属し,西方攻勢ではグデーリアンの第19装甲軍団の下でアルデンヌ突破に従事.
 バルバロッサでは第四装甲集団の第41装甲軍団に属してバルト突破戦に参加.
 その後,第三装甲軍に転属になった後,モスクワ攻撃に参加.
 ソ連の冬季攻勢時には殿を努めてクリン撤退戦を成功に導く.
 1942年にはルジェフの守備にいて,ソ連の火星作戦を迎撃.
 43年夏にはバルカンに移動し,43年秋にはマンシュタインの指揮下でキエフ防衛に参加.
 44年2月には第3装甲軍団の指揮下でコルスン救出に参加し,4月にはカメネツ・ポドリスキで包囲されるも脱出.
 ウクライナ失陥後はハンガリーに移動しブダペスト攻防戦に参加.
 アルプスまで押し戻された後,ドイツ本国に移動してパットンに投降した.

軍事板,2019/11/10(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/11/10(vasárnap)

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