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初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 916
Várjuk a kezdő! Mielőtt megalkotunk egy új szál, kérjük kérdezzek itt 916
※青文字:加筆改修部分
ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy
egyesítse normal stílus "dearu である" s udvarias stílus "deszu
です"
※レス回収客観基準値 v.e.r. = 10
Res felépülés Kritériuma, v.e.r. = 10
※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.
Úgy kezeltem a Fentiekből Q&A-nak vonatkozó leírása, mint egy "utóirat".
※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni
vagy ki kellem vizsgálni.
目次 Index
** 【質問 kérdés】
陸上自衛隊に輸送艇部隊を新設する計画があるそうです.
https://jp.reuters.com/article/jgsdf-ardb-idJPKBN1I90LH
陸自部隊を海上輸送する能力向上のため輸送艇部隊の増強が必要なのは分かるのですが,なぜ,海自輸送艇部隊の増強ではなく,陸自輸送艇部隊の新設なのでしょうか?
同じ予算額を用いて,陸自輸送艇部隊を新設する場合と,海自輸送艇部隊の増強した場合を比較したら,長所短所はどの様なものがありますか?
【回答 válasz】
・陸自輸送部隊新設
メリット:
陸自が自身の都合で物資を輸送したい場合に,海自の都合を考えなくて済む.
輸送に特化したプロフェショナルを養成できる.
デメリット:
教育組織を含め,乏しい人員をやりくりせざるをえず,たとえば第7師団の縮小など最後の予備兵力に手をつけないといけないかも.
・海自輸送部隊増強
メリット:
ドック入りや海外派遣で不在なものを除く,常時日本近海で稼働できる輸送艦や揚陸艦を増やせる.
デメリット:
護衛艦と潜水艦と哨戒艦を増やさないといけない中,乗員の定数割れが余計にひどくなる.
・共通するメリット
高速マリン・トランスポートのような戦時に予備自衛官補による運行を想定した企業や組織では,陸海の予備自衛官補から平時の人員を充当し易くなるかも.
・共通するデメリット
それぞれ限られた予算を圧迫するので,どこかの部隊や装備の整備へは確実にしわ寄せがいく.
三一中業以降,少子高齢化により国力が衰える中,この先40年程度は新規部隊のために確保できる人員や予算に限りがある.
軍事板,2019/08/06(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/06(kedd)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
WW2でのイギリスが好きで,対戦車兵器PIATに興味があります.
弾体はバネで飛翔するものかと思っていましたが,発射薬が主なんですね.
考えてみれば,バネの90kgの反発力は圧縮のために使われてしまうので,プラマイゼロで飛翔には貢献してない?
90kgの力量のバネですが,弾体の最初の推進力(90kg)になっても,発射薬による推進力からバネが押し戻される力(90㎏)を引かなくてはならないので,結局バネは推進力になっていないのではないか?と考えたんですが,間違っています?
【回答 válasz】
PIATのバネが「ただ衝撃を吸収する為」?
どこで仕入れたんだ?,そんな情報.
PIATのバネは弾体そのものを打ち出すのと,弾体の尻の雷管叩いて発射薬を発火させる為だぞ.
https://en.wikipedia.org/wiki/PIAT#Design
によれば,
------------
When the trigger was pulled, the spring pushed the spigot rod (which has a fixed firing pin on the end) forwards into the bomb, which aligned the bomb, ignited the propellant cartridge in the bomb and launched it along the rod and into the air.
The recoil caused by the detonation of the propellant blew the spigot rod backwards onto the spring; this reduced the shock of recoil and automatically cocked the weapon for subsequent shots, eliminating the need to manually re-cock.
------------
つまり,引き金を引くとスプリングが解除されて,取り付けられたスピゴット(鋼鉄製の棒)が前に突き出される.
https://ja.wikipedia.org/wiki/PIAT#/media/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:PIAT_projectile_diagram.jpg
https://t.co/xhy5eUorII
(図表番号 faq190831PIAT.jpg,ウィキペディアより引用)
スピゴットは砲弾尾部のテイルチューブ(安定翼の付いている筒状部分)に突きこまれ,砲弾を正しい方向に調整する.
スピゴット先端の撃針が,テイルチューブ内の発射薬を叩いて点火する.
発射薬の燃焼によって砲弾が打ち出され(この時スピゴットがガイドになって砲弾はまっすぐ前に飛ぶ),同時に発射ガスがスピゴットを押し戻す.
押し戻されたスピゴットはスプリングを圧縮し,それによって反動がスプリングに吸収される.
押し戻されたスプリングとスピゴットは発射時の位置で固定され,そのまま砲弾を装填すれば再発射可能となる.
…ということで,スプリングは発射薬の点火のみで砲弾を直接押し出しているわけではない.
ただ衝撃を吸収する為なら,最初にバネを圧縮させる必要なんて全くない事に気付くべきでは?…
軍事板,2019/08/17(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/17(szombat)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
日本に,U-2くらいの高高度偵察機を作る技術はありますか?
また,現在の北朝鮮の状況を鑑みて,コブラボール(弾道ミサイル測定用)や,韓国も導入予定のジョイントスターズ(対地版AWACS)を日本が導入しないのはなぜでしょうか?
グラウラー 電子戦機や,アヴェンジャー海上無人攻撃機の導入検討の報道が一年くらい前にありましたが,立ち消えになってしまったのでしょうか?
また地上版CIWSを,イージスアショア防護用に購入する計画はありますか?
現在艦船版と装甲車版が公開されている「先進砲システム(AGS)」は砲塔部分がステルス的ですが,既存の砲塔と比べて,ステルス性など,AGSの方が優れているのでしょうか?
【回答 válasz】
コブラボールほどの専門性はないけど,弾道ミサイルの運用情報を収集できる機体は自衛隊でも運用されてる.
でも機密性が高いので,自衛隊の保有する電子偵察機にどういう能力があるのかの詳細は公表されてない.
多分今後されることもない.
だから,詳細に語れる人はここにはいない.
いても書けない.
でも,北がミサイル実験やり始めるとその種の飛行機が飛び回り始めることは確認されているので,なんであれ何らかの探知能力持ってる機体を自衛隊が運用している事自体は確かだろう.
じゃあ,日本ももっと本格的なものを保有すればいいのでは?ということだが,日本の場合その種の監視警戒任務をアメリカと共同で行わないことはありえないから,アメリカが保有しててその情報を日本にも回してくれるなら,それで充分だ,とは言える.
アメリカが回してくれなかったら?となると,
「我が国の国防が根本から成立しなくなるような,そんな事態を考えてもしょうがない」
ということにしかならないし.
イージス・アショアが敵国のコマンド等に攻撃されるような事態が考えられるなら,陸自なり海自なりに周囲を警備してもらえばいい.
自前で防衛システム構築する必要はない.
仮にそれがどうしても必要だとなると,そもそも
「じゃあ陸地に設置するなよ」
ということにしかならない.
イージス・アショアは弾道ミサイル対処にイージス艦を専業で張り付かせとく負担を軽減するためのものだが,
「まずもってイージス・アショアが攻撃される可能性が高い」
ので
「警備のためにそれなりのリソースがいる」
となると,何故陸上に設置したのかが根本的に疑われることになる.
それこそ
「じゃあ,イージス艦を張り付かせてるほうが,総合的に低コストで低リソースだな」
「弾道ミサイル対処能力しかない簡易イージス艦でも作ればいい」
ということにしかならないからだ.
軍事板,2019/08/19(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/19(hétfő)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
ジョイントスターズのような機体は日本が持ってても使い途がない.
韓国なら「北朝鮮地上軍の動きを探る」っていう用途があるけど,日本には平時から国境接して対峙している敵性地上軍がいないので.
イージス・アショアは事実上対弾道ミサイル専業.
CIWSを配置しても撃つ目標も使う相手もいない.
自衛用と言うなら普通の可搬式(自走式)対空ミサイルを必要な時に配置しとけば充分だ.
これに限らず,CIWSを地上に配置しても有用性が発揮できる状況は限られる.
砂漠や草原のど真ん中に置いとくのでもない限り,地形の問題からレーダーで見通せる範囲が狭く射界が広く取れないことが多いので,能力を充分に発揮できないから.
更には威力が低すぎる(機関砲程度の弾頭威力と射程では,目標を完全に破壊できないので有効射程内で撃破しても撃墜した目標が降ってくる)って問題もあるので,有用性があまりない.
軍事板,2019/08/19(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/19(hétfő)
青文字:加筆改修部分
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ジョイントスターズについて,既に必要性の無さが書かれてるが,実は民需用としては交通渋滞の調査・管理用に,似た要な物が警察向けに考えられてはいる.
もちろん軍用にだって転用出来るだろうし,ひょっとしたらそちらが本命で,民需用は煙幕かも知れないが,まぁ都内なんかだと,有れば便利な装備ではある.
軍事板,2019/08/19(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/19(hétfő)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
米欧中露印など,軍事覇権国は皆,全地球衛星を持っています.
また,全地球衛星を持っていれば,遠く離れた核開発疑惑のある国家などの,原子炉や軍事基地の様子,軍備やミサイルの移動状況を空から安全に監視する事が出来ます.
そしてそういった情報を収集できるというお金に換算できない計り知れない価値からも,日本も地域衛星であるみちびき以外に,早急にGPSやグロナスの様な全地球衛星を配備すべきだと思います.
他の予算を後回しにしててでも配備すべき,くらいに思うのですが,皆さんはどう思いますか?
【回答 válasz】
全球測位衛星に大きな軍事的価値がある事は間違っていませんが,その能力について大きな勘違いをしています.
GPSやGLONASSの衛星には地上を偵察する能力はありません.
もちろん「みちびき」にもスパイ衛星としての機能はありません.
また,これらの衛星に(非公式に)対地監視機能を付加していたとしても,地上の目標を偵察する目的には不適当です.
スパイ衛星で地上目標を偵察するためには,目標の直上に近い位置を(なるべく低空で)通過する必要があります.
カメラがどんなに高性能でも,大気の影響で画像が不鮮明になるためです.
測位衛星はその予定軌道が常に公開されている(でないと地上の受信機が測位できない)ので,偵察のために軌道を変更することが出来ません.
全球測位衛星の軍事的なアドバンテージは,弾道ミサイルや巡航ミサイル等を高精度に誘導出来る点です.
もちろんミサイルに限らず,陸海空軍がどこにいても正確な測位情報を提供できるという事も大きなメリットがあります.
しかし,繰り返しになりますが,測位用衛星には地上を光学的に監視する能力はありません.
それは専用に作られたスパイ衛星の仕事です.
軍事板,2019/08/21(水)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/21(szerda)
青文字:加筆改修部分
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軍事覇権国としての役割を求められる場合,必然的に米国なり同盟国の要請でそのように振るまう事となるため,日本独自の情報を持ったとしても自己裁量で動ける範囲はあんまり無い.
さりとて単独で軍事覇権国になろうとしても,実際のところ建国から今日までそのような軍事力を整備できたことも,それを目指せるだけの国力も無い.
というわけで,正直なとこ今の世界がよほど変化しない限り,予算的な優先順位はひどく低いものとなる.
軍事板,2019/08/21(水)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/21(szerda)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
「どこでも高精度の位置情報」って話になると衛星だけじゃ無理.
たとえば長いトンネルや巨大な構造物の中でどこにいるかは分からないし,自動車なんかでもそうだが高架橋の上か,その下の道路かも曖昧になってしまう.
なもんで自動車の自動運転技術なんかだと,事前に取得した膨大な量の3D画像データとリアルタイムで照合するカメラと分析装置が不可欠.
だから変な話だけど,
「現在の技術じゃ日本で既に完成している高速道路なら何とかどこでも高精度な…」
ってレベル.
日本がどうこうより,人類の技術レベルがそこまで到達してない.
軍事板,2019/08/21(水)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/21(szerda)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
戦闘機の形について質問です.
現在,戦闘機と言えばステルスか否かみたいな所がポイントになっていますが,ステルス戦闘機が出てくる以前の時代には,未来の戦闘機の形の代表形として,V字の翼をつけた戦闘機が実験機として良く紹介されてたと思います.
今も含めて戦闘機というのは翼の形が進行方向に向けて流れ「A(↑進行方向)」の形ですが,未来の戦闘機とされている実験機は,今の戦闘機の翼を逆につけたみたいに翼端が翼の付け根より進行方向に向けて前に出た「V(↑進行方向)」の形をしていて,まっすぐに飛びながら機首を上下左右に向ける事が可能なのでドッグファイトで相手の後ろを取る必要が無くなり,ドッグファイトが変わると言われていたと記憶しています.
確か日本も三菱が実験機を作ってて,日本はその分野で先進的な研究をしてるとか言われていたかと思います.
今やすっかり見なくなりましたが,なぜ消えてしまったのでしょうか?
【回答 válasz】
いわゆる「前進翼」だね.
前進翼は機動性を大幅に向上させることに高い効果がある,とされて,実際に実験機作って飛ばした結果も理論通り有効だったけど,
*翼に掛かる力,特に付け根に掛かる力が大きくなるので,その分頑丈にする必要がある.
そうなると全体として重くなるので,むしろ機動性向上に不利になる
*前方に傾斜した翼形状はステルス性が低い
と言った問題も分かった.
電子飛行制御技術とエンジンノズルの推力偏向技術が向上すると,「従来の機体形状のままで機動性を大幅に向上させられる」ことになり,こうなると奇特な機体形状にする必要性は薄くなってしまった.
なので前進翼は廃れた.
付け加えておくと,前進翼機は飛行中非常に不安定になる.
これは「だからこそ」機動性が高いってことなんだけど(安定性が高いと簡単に旋回したりロールしたりできない),当然「普通に飛んでる時は大変」ということになる.
ただ水平に飛んでるだけでもものすごい苦労して安定させなきゃいけないので.
これはデジタル飛行制御技術の向上でそこそこ問題なく制御できるようになり,「安定して欲しい時は安定して,不安定(高機動したい)な時は「制御された不安定」に」が可能になったけど,でもこれは,
「じゃあ普通の形状の飛行機を高度なデジタル制御で自在にコントロールすればいいじゃん」
ということになってしまった.
そうなると,構造を頑丈にして重くなった機体を,よりハイパワーのエンジンで飛ばす必要がある前進翼機は,「構造を頑丈にする必要がないのでその分軽い機体をハイパワーのエンジンでよりハイパワ-に飛ばせる」普通の形状の機体に敵わない.
なので「よく考えるとメリットがない(あるけど相殺される)」ということになってしまうのだ.
あと,貴方は「前進翼」と「大型の可動式カナード翼(先尾翼)による運動性能向上」を混同しているように思う.
>まっすぐに飛びながら機首を上下左右に向ける事が可能なのでドッグファイトで相手の後ろを取る必要が無くなり,
>ドッグファイトが変わると言われていたと記憶しています.
>確か日本も三菱が実験機を作ってて,日本はその分野で先進的な研究をしてるとか言われていた
は後者のことだな.
こういうの.
https://kotobank.jp/image/dictionary/nipponica/media/81306024011202.jpg
(図表No. faq190904ccv)
これも「何故廃れたの?」ってのは前進翼と一緒.
機体制御技術が向上して普通の機体でもできるようになったから,特に特別な形状の機体作る必要がなくなってしまった.
こういうふうに余計なものつけるとステルス性も低下するしね.
軍事板,2019/08/23(金)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/08/23(péntek)
青文字:加筆改修部分
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