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Az "Besoroltatlan Vázlat wiki" Oldal Tetejéréjébe
初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 913
Várjuk a kezdő! Mielőtt megalkotunk egy új szál, kérjük kérdezzek itt 913
※青文字:加筆改修部分
ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy
egyesítse normal stílus "dearu である" s udvarias stílus "deszu
です"
※レス回収客観基準値 v.e.r. = 9
Res felépülés Kritériuma, v.e.r. = 9
※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.
Úgy kezeltem a Fentiekből Q&A-nak vonatkozó leírása, mint egy "utóirat".
※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni
vagy ki kellem vizsgálni.
目次 Index
** 【質問 kérdés】
スリングなど礫を飛ばす兵士って,どういった運用でどれほど効果的だったのですか?
創作だと弓や石弓や投槍くらいしか出てこないので,いまいち想像できないのですが.
また,弓などとどう使い分けるのですか?
兵器として競合はしてないのですよね?
【回答 válasz】
4世紀頃に逆転されるが,紀元前に登場した投石器は弓より射程が長かったのです.
クセノポン『アナバシス』(岩波文庫)p.134-137には,ギリシャ軍が投石兵や投射騎兵を含む射程において勝れた,少数のペルシャ軍追撃隊に苦しめられる様子が記録されています.
・対応策として急遽,投石兵(幸いにも習熟者達がいた)と騎兵(やっつけ仕事?の乗馬歩兵)を編成した事
・投石兵の中にも投石のサイズにより射程の優劣が有った事
(ギリシャ軍の編成したロドス人達はペルシャ軍よりも射程に勝れた小さい投石の習熟者)
等々が,また,P138-139には,
・臨時編成の投石兵と騎兵により先のペルシャ軍追撃隊に勝利した事
が述べられています.
アナバシスを始めとしたクセノポンの著作は18世紀中頃に散兵や軽歩兵が復活した際,その運用の手本や教材として多大な影響を与えました.
この手の戦術に興味が有るのなら一読をお薦めします.
軍事板,2019/06/09(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/09(vasárnap)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
** 【質問 kérdés】
タイムリーな話題なのですが,F-35B(並びに現代の戦闘機)に関して.
今回墜落したF-35Bはバーディゴが発生したと思われるという報告が挙がって,気になった点がいくつか…
・現代の戦闘機に機首上げ失速や著しい降下時に警告を出すという機構は備わっていないのか
・視界を失っても計器を見れば速度や高度,水平儀などで現在の状態は確認が出来ないものか
・機体の振動など内部から異常を察知することは不可能なのか
これらが気になりましたがどうなのでしょうか?
旅客機ですら警告が付いているので,戦闘機にはその程度のシステムは備わってそうですが…どうなのでしょうか?
戦時機~ベトナム戦争前期の機体でフライトシムをやるのですが,雲の中や夜間時は計器の確認もしっかり行いますし,実戦は緊張などもあるのでしょうが,ベテランが視界悪化状態で計器を確認しないというのもイマイチ分からないのですが,そのような事はあるんでしょうか?
【回答 válasz】
F-35のような最新鋭機でなくても,機体の機器や飛行状態に異常が発生すれば音声やビープ音などで警告は出る.
ただ,今回の事故ではレーダーと地上管制との交信以外の記録はないので,バーティゴを起こしたかもしれないという以外は分からない.
警告が出たけど思い込みで無視したかもしれない.
高速で急降下しているので,機体を立て直す余裕もなく海面に衝突したのかもしれないし,急Gで意識を喪失したのかもしれない.
さらに言えば,操縦者が空間識失調に陥っている場合,低高度警告に反応してさらに機首下げする可能性すらあるわけで.
(機体反転に気付かないこともあるわけで)
軍事板,2019/06/10(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/10(hétfő)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
今回の場合,高高度飛行中に何らかの理由で急降下した後「訓練中止」を宣告した段階では,通信に何の問題も無かったとされている.
そして,宣告した段階で既に海面までの距離は余裕が無く,そのまま海面に突入したと.
仮にバイザーに表示されていた情報に異常が見られたとしても,それにパイロットが対応した痕跡は見られない.
つまり,自殺以外の可能性は
「普通に飛んでいるつもりで,何か警報が鳴ったと認識するかしないかのうちに墜落した」
しか無い.
そしてそれが起こりえる状況とはバーティゴ以外に考えにくい.
機体の側ではF-16などで「パイロット気絶時,自動的に姿勢を回復するシステム」が備わっており,Youtube動画も知られてる.
F-35Aに同種のシステムがあるかは不明だが,あるならばパイロットは最後まで意識して操縦していた事になる.
バイザーに表示された各種情報は死へのカウントダウンを表示していたはずだが,何しろ高高度から1,000km/h前後の速度で一直線に海面に向かっているので,最後の通信まで何も気づいていなかったなら,そこから海面までの間に何か気づいたとしても,もはや全てが手遅れだったと思われる.
そして,「操縦士の問題」というと何かミスがあったような印象だが,実際のところ「錯覚」は誰もが起こす事なので,F-35Aに限らず単座航空機の宿命とも言える.
(F-15Jでも他の飛行機でも軍民問わず同種の事故はある).
たとえば8年前にはエアーニッポンのボーイング737が和歌山県沖で夜間に背面飛行&急降下をやらかしてるが,原因となった副操縦士は,操作ミスによる異変に気づくまで14秒もかかってる.
https://www.sankei.com/premium/news/141017/prm1410170005-n1.html
事故原因は全然違うけど,錯覚など「人間の限界を超えた現象」が生じた場合,生還できるかどうかは対応時間の余裕次第.
なお,他に2011年のF-15J墜落事故のように,パイロットが意識喪失した可能性がある事故もあるが,今回は直前まで通常の無線交信を継続していた事から,バーティゴと推測されている.
http://web.archive.org/web/20130114000812/http://www.mod.go.jp/asdf/pr_report/houdou/H23/1108.html
軍事板,2019/06/11(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/11(kedd)
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** 【質問 kérdés】
領空管理について質問です.
ロシア機が領空侵犯したニュースや中国軍機に対処するためにスクランブル発進するニュースを頻繁に耳にします.
したがって,領空に関しては日本の一方的な被害者感を感じますが,空自も支那やロシアの早期警戒区域に頻繁に侵入して威力偵察をやっていて,こういうのは実態としてはお互い様なのでしょうか?
もし日本側はやっていないのであれば,中国やロシアなどの防衛体制についての情報収集を日本側はやっていないという事でしょうか?
【回答 válasz】
アメリカが極東において中国やロシアに対する電波情報収集などを実施している.
EP-3が中国空軍に強制着陸された事例もある.
日本は防空識別圏の重複ゾーンあたりまでは行ってる.
このような場合は,日本は「防空識別圏に入るのは別に国際法上別に問題じゃないでしょ」的な事を言っている.
どっちもどっち.
以下引用:
------------
(コラム052 2014/07/01)
5月24日及び6月12日両日の午前11時頃及び12時頃,自衛隊機に対する中国軍戦闘機による異常接近という事案が生起した.
いずれの場合も,空域は東シナ海の公海上空,両国の防空識別圏の重なるところで,近接を受けた航空機は海上自衛隊のOP-3C及び航空自衛隊のYS-11EBであり,近接したのは中国軍の戦闘機Su-27,その近接距離は,30m~50mであった.
小野寺防衛大臣は,
「偶発的な事故につながる可能性のある危険な行為」
「常識を完全に逸した近接行動」
であり.また,
「中国の軍当局もしっかりしたモラルをもっていただきたい」
として懸念を表明した.
これに対し,5月24日の事案では,中国国防省は,
「自衛隊機が中国の防空識別圏に侵入し,中ロ合同演習に対し偵察・妨害を行った」
(下線部筆者)と反論する声明を発表した.
これに加え,在京の中国大使館もホームぺージで,程永華駐日大使が
「日本の自衛隊機が東中国海の防空識別圏に進入して中ロの海上合同演習に対し偵察・妨害を行ったことについて申し入れと抗議を行った」
としている.
https://www.mod.go.jp/msdf/navcol/SSG/topics-column/col-052.html 641:2019/06/22(土) 09:56:36.94 ID:tHWZi7m5.net [2/6回] http://mil.news.sina.com.cn/2014-08-07/1008794302.html
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以下の件は,2014年8月の防衛省報道資料にはないので,日本側は特にこれを公にしていない.
------------
中国空軍報道官申進科上校(中佐)は7日,北京で,中国空軍は8月6日に東海防空識別区の定例空中巡査を組織し,防空識別区内の空中目標に対する監視を強化し,東海の空域飛行秩序と安全を維持すると発表した.
8月6日,複数の日本の航空自衛隊機が中国の東海防空識別区に入って長時間偵察活動を行い,中国空軍は必要な追跡監視を行った.
日本F-15戦闘機は前後2回にわたって中国の警備航空機に接近しようとしていますが,中国空軍は合理的,正当的,抑制的な措置をとり,空中の脅威に対処しました.
申進課は,中国が東海防空識別区を設けることは,国家の安全を守る防御措置であり,東海上空の航空機の正常な飛行秩序をよりよく維持し,飛行の安全を確保するためであると指摘しています.
中国空軍は東海防空識別区の航空巡査任務を実施して以来,防空識別区に入った外国軍機の監視・掌握と識別の判断を行い,空爆の脅威に応じた措置を講じて,国家の空防の安全を守ってきた.
(出典不明)
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中国は自分が日本近辺の偵察を行ったときでも,迎撃を受けたときは記事にしている.
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http://www.sohu.com/a/244020850_619988
7月27日午前,中国海軍の電子情報偵察機Y-9が日本統合幕僚監部レーダーの監視の下,対馬海峡を越えて日本海に入り,防空識別区内で4時間にわたって滞在した.
これは偵察機なので,日本の航空自衛隊は中国の情報収集を心配して,緊急にF-15戦闘機を出動させて,我が国の偵察機に随伴して飛行しました.
日本の戦闘機の「護衛」の下で,この輸送-9偵察機は4時間後にやっとゆっくりと対馬海峡を越えて,東海に帰りました.
飛行機の正常な飛行秩序は,飛行の安全を保証します.
中国空軍は東海防空識別区の航空巡査任務を実施して以来,防空識別区に入った外国軍機の監視・掌握と識別の判断を行い,航空攻撃の脅威に応じた措置を講じて,国家の空防の安全を守ってきた.
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軍事板,2019/06/22(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/22(szombat)
青文字:加筆改修部分
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** 【質問 kérdés】
第二次世界大戦中のUボートの戦術について質問です.
大戦末期は対潜戦術が進んで,Uボートは狩られる側に回ったらしいですが,大体の流れは,
Uボート,護送船団方式の船団を発見
→Uボート魚雷発射
→船に命中
→急速潜航して離脱
→洋上で駆逐艦が探信音を出しながらUボートを追う
→追いついて,爆雷投下
→Uボート撃沈
の流れなんですよね?
Uボートで必死に逃げても,洋上艦のほうが速いから追いつかれて撃沈されてしまう.
駆逐艦に探信音を出しながら追跡されたら,Uボートにはどういう脱出方法があるんでしょうか?
基本的にUボートは発見されたら,洋上艦に対しては圧倒的に不利なんですか?
【回答 válasz】
大戦末期は対潜水艦戦技術(テクノロジー)が進んだだけではなく,以下のように様々に複合的な原因でUボートは探知されやすくなった.
・暗号解読されていたのでUボート配置海面が予め連合軍にバレていた
・フランス等の港から出る場合にはレジスタンスから出航情報が連合軍側に流れていた
・航空機搭載レーダーにより遠距離から夜間でも探知された
・飛行機が探知後レーダーを切ってエンジンを止めて滑空で襲いかかるなどテクが向上した
・逆探知機能により潜水艦のレーダー波が逆探された(潜水艦も逆探して逃げていた)
・船団の配置方法,護衛方法が洗練された
・ヘッジホッグなどの面攻撃兵器が投入された
・護衛空母の数が増えて対潜警戒密度が上がった
一方で,護衛艦に探知された場合でも逃れられる場合もあった.
音響の伝播は海水中の温度や塩分などの影響を大きく受ける.
なので,アクティブソナーで探知されずに逃げ切れる場合もある.
爆雷を投下されても深度が合っていなければ被害がないこともある.
ただ,基本は逃げるだけでこちらから攻撃する術はほぼないので,そういう意味では潜水艦側は不利は不利.
相互の艦長の運(と腕)で逃げられるかどうかは決まる.
軍事板,2019/06/22(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/22(szombat)
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まず,当時のソナーを有効活用するには,かなり速度を落とさないと探知できない.
当然,駆逐艦は潜水艦が居たと思われる海域に急行する訳だけど,その間の探知は不能.
(上手くいけばここで撒ける)
もし捕捉された場合は,変温層を利用したり深度を変えて爆雷をやり過ごす.
(ソナーは方位と距離は分かるけど深度は推測するしかない)
爆雷攻撃中はソナーもつんぼになるため,下手な攻撃をしていると逃しやすい.
その上での廃油やゴミの放出で撃沈偽装という手もある.
(すごい例になると,至近爆発で打ち所が悪くて死んだ兵士の死体も,ビルジと一緒に放出みたいな話も聞いた気がするが,もしかしたら小説上の創作かもしれん)
また,護衛艦に余裕が無い場合は長時間の捜索や爆雷攻撃ができないから,深深度の無音潜行で諦めるのを待つもの手.
他にはソナーを騙す偽装気泡や,艦尾発射管に詰めた誘導魚雷で反撃する手もあったらしいけど.
軍事板,2019/06/22(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/22(szombat)
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** 【質問 kérdés】
本職の自衛官は勝手に海外旅行できないと聞きますが,予備自衛官はどうなのですか?
大学生なので留学したいのですが,予備自衛官にも興味があり,両立できるのか気になりました.
【回答 válasz】
http://www.clearing.mod.go.jp/kunrei_data/a_fd/2006/az20061228_11763_000.pdf
より引用すると,
------------
海外渡航承認申請義務に関する懲戒処分等の基準について(通達)
1 趣旨
隊員(自衛隊法(昭和29年法律第165号)第2条第5項に規定する隊員(予備自衛官,即応予備自衛官,予備自衛官補及び非常勤の職員(自衛隊法第44条の5第1項に規定する短時間勤務の官職を占める隊員を除く.)を除く.以下同じ.)が,海外渡航承認申請義務に関する違反行為を行った場合に係る懲戒処分等の基準(以下「処分基準」という.)に関し,必要な事項を定めるものである.
------------
>(予備自衛官,即応予備自衛官,予備自衛官補及び非常勤の職員(自衛隊法第44条の5第1項に規定する短時間勤務の官職を占める隊員を除く.)を除く.以下同じ.)
カッコが二重に入っていて分かりにくい文章だけど,予備自は報告義務の対象外.
軍事板,2019/06/23(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/23(vasárnap)
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** 【質問 kérdés】
エレファントウォークってどんな意味があるのですか?
そもそもいつでもあれをできるのか,あれをやるために準備した結果あの数を飛ばせるのかによるかもしれませんが,準備が必要なら正直ただのパフォーマンス?としか思えません.
【回答 válasz】
そもそも「エレファント・ウォーク」とは,滑走路を航空機がタキシングしながら行進する行為で,通称「象の行進」とも呼ばれ,有事の際の即応体制や,保有する航空機の能力を誇示する,一種のデモンストレーションだ.
実戦的な機動ではなく戦力や練度のデモンストレーション.
------------
https://en.wikipedia.org/wiki/Elephant_walk_(aeronautics)#Tactical_use
The benefits of an elephant walk include being able to show the capability of the units as well as teamwork.
It is often performed to prepare squadrons for wartime operations and to prepare pilots for the launching of fully armed aircraft in one mass event.[2]
------------
------------
https://grandfleet.info/military-trivia/f-35b-elephant-walk/
------------
軍事板,2019/06/24(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/24(hétfő)
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指定された日時に多数の機体をそのまま飛ばせる状態で集結させるためには,整備,パイロットの確保,兵站,スケジュール調整などさまざまな努力が必要なので,単なる一機体,一部隊の能力だけでなく,もっと高いレベルでの能力を確認することが出来る.
また,そのまま出撃すれば最大規模の一斉攻撃となるわけで,実戦的にもその能力の実証,誇示となる.
軍事板,2019/06/24(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/24(hétfő)
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** 【質問 kérdés】
ドイツはEUの中で一人勝ちと言われる位に財政の状態がいいのに,潜水艦とか戦車とか整備不良が問題になる程軍備に金を使わないのはなぜ?
ロシアとの間にあるEU加盟国がバッファーになると考えているから?
【回答 válasz】
2007年の金融危機以降,先進国はどこも軍事費を削減してる.
ドイツにとって歴史的に一番の脅威はロシア(一時ソビエト)だけど,まずもっての脅威は隣の大国であるフランスで,そしてイギリスとイタリアだ.
それらの「まずもっての脅威」とは,EUの成立でさしあたって戦争する可能性がない.
今はロシアとの間に直接国境は接してないから,その中間にある国を取り込んで援助し「壁」にすれば,さしあたってロシアの直接の脅威とは考えなくてもいい.
(核攻撃の問題はあるが)
そうなったら軍備などという
「金ばかりかかって益がない」
ものなんか,削れるだけ削るに限る.
自国の余剰兵器をロシアの周辺国に格安でバラまいてる(身も蓋もなく言うと)のは,間接的な国防だかから,「軍備」を放棄しているわけでもないし,援助として影響力を持てることを考えると一石二鳥でもある.
そうやって「役に立たない」部分を削りまくったから,ドイツは余裕もできてEUの盟主として主導権を握れたわけだ.
(人件費関係を削っちゃったせいで,兵器の稼働率の低下とか部隊がごっそり減ったりとか,経済の好調と引き換えみたいに問題が吹き出してしまったわけだけど)
・・・まあ,難民問題という予想外の方向から足払いがかかったけど.
軍事板,2019/06/24(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/24(hétfő)
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ただし,予算不足と言っても日本と比べた場合,まだドイツの方が国防費の額も対GDP比でも少し高い.
しかしそれでも足りないので,予算の追加を求められている状態.
http://www.garbagenews.net/archives/2258868.html
で,2020年度予算では前年より19億ユーロ増額との事.
軍事板,2019/06/24(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/24(hétfő)
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737:2019/06/24(月) 16:31:52.23 ID:h7nsmKg8.net [1/1回]
いずも型改修とかF-35B購入とか,これだけやって日本の方が率が低いってのも驚きだな.
738:2019/06/24(月) 16:59:35.23 ID:++gfv22g.net [3/5回]
>>737
なんだかんだで一番金かかるのは人件費なんで…
軍事板,2019/06/24(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/24(hétfő)
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** 【質問 kérdés】
とあるサイトで,1600年前後のマスケット銃の装填時間は2分だと書いてあったのですが,これは本当ですか?
どこで付けた知識が覚えてないのですが,毎分3~4発撃てる程度の装填時間だったと記憶していたのですが.
【回答 válasz】
銃身の短いアーケバスやキャリバーと呼ばれる火縄銃の場合,再装填にかかる時間は30~45秒.
口径が大きく銃身の長いヘビーマスケットの場合は60~90秒.
------------
https://www.reddit.com/r/AskHistorians/comments/53uetz/what_was_the_fire_rate_of_the_matchlock_musket/
That would make the ideal rate of fire for the late 16th century arquebus/caliver: 30-45 seconds per shot max, 40 shots per hour sustained
And for the heavy musket: 60-90 seconds per shot max, 20 shots per hour sustained.
------------
https://en.wikipedia.org/wiki/File:06-359.png
これはマッチロック式以前のタッチホール(薬室に開いた小孔に火縄を突っ込んで点火する)式のヘビーマスケットだけど,フォークレストという一脚で重い銃身を支える必要があった.
銃が重いと再装填のための取り回しにも時間がかかるし,マッチロック式になっても暴発しないよう,再装填時には火挟みから火縄を外しておく必要があった.
このようにマッチロック式も含めて火縄銃は,後のフリントロック式やホイールロック式の火縄のいらない銃に比べて装填に手間がかかった.
軍事板,2019/06/25(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/25(kedd)
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アーケバス銃手からは
「アーケバスは2本の手で操作出来るが,マスケットには3本必要だ」
キャリバー銃手からは
「マスケット銃手は1時間に12発しか射てないが,俺達は40発は射てる」
こんな風に言われていた時代
「Renaissance Armies 1480・1650」
George Gush
より
毎分3-4発はフリントロック式マスケット+ペーパーカートリッジのナポレオン戦争の頃(実際はもう少し前からだけど)
軍事板,2019/06/25(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/25(kedd)
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ただし,ペーパーカートリッジ登場以前にも玉と火薬を一発分詰めた火薬入れ(日本では「早合」と呼ばれた)はあったので,それを使えばアーケバスでも迅速に連射することが可能だった.
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/0/01/Arquebus_mp3h3720.jpg/640px-Arquebus_mp3h3720.jpg?1561467147679
(画像では銃兵が肩からかけたバンドに火薬入れがたくさんぶら下がっている)
これをより取扱い易くするために防水紙に包み,さらに包み紙を玉が銃口から転げ落ちないように抑えるワッズにも使えるようにしたのがペーパーカートリッジ.
軍事板,2019/06/25(火)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/25(kedd)
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** 【質問 kérdés】
ボルトアクション小銃が各国の主力小銃だった時代,小銃の装弾数は
kar98,38式・99式,スプリングフィールドM1903,MAS 36は5発,
カルカノM1891は6発,
リー・エンフィールドは10発.
この装弾数の違いは,どのような考えの違いによって生じたのですか?
なぜ英国,他リーエンフィールドを採用した国々は装弾数10発を必要としたのか?
逆に他の国々が5~6発で良しとしたのはなぜか?
個人的には,装弾数10発とマッドミニッツ射撃は魅力的だと思いますが,他の国はそうは考えなかったことになります.
そして他の国には魅力的でない事でも,英国には魅力的に見えたという事になり,はて,それはどの様な考えや需要の違いだろう?と疑問に思いました.
【回答 válasz】
当時の工業力に於いて,大量調達を必要をする基幹小銃に求められる要素として
「単純な構造で堅牢かつ製造コストを安く大量生産に適する事」
これは至上命題です.
戦術上の要求から理想の小銃を作るより,数を揃えられる小銃を作って,それで戦術を考えろが当時の実情です.
そうは言っても連発化は時代の流れでしたので,ボルトアクションで連発式にする時,弾薬供給をどうするかは,当時の技術で考えられるのは下記3案でした.
(1) チューブ式,
(2) 箱弾倉式,
(3) 固定弾倉(クリップ装填)
(1)は尖頭弾で薬莢底に雷管がある近代小銃弾では安全性に問題があり採用し辛い,再装填に時間がかかって面倒.
(2)は装弾数を多く出来て,弾倉交換するだけで瞬時にフル装弾になるので理想.
ただし予備の箱弾倉の大量供給は無用なコスト高を招く.
箱弾倉の着脱機構がいるので構造的にやや複雑.
信頼性にも劣り,重くなる.
(3)は低コスト,銃のデザインも大きく変えずに実現可能,構造的にも堅牢堅実.
クリップ装填とすれば弾倉式と装填時間はそう大差無し.
ただしボルト下の狭い空間に弾薬を押し込めるので,自ずと容量に制限あり.
判を押した様に5発と言うのは,銃のデザインを大きく変えずに(ボルト下の空間を膨らませたり,下部に出っ張りを付けたりは当時の小銃のフォアエンド部分は木製なので,形状の自由度が低く難しいです),弾を押し込める上限として,各国とも似たような口径の弾薬を使っていますから,似たような数字になった訳です.
軍事板,2019/06/27(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/27(csütörtök)
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また,兵士目線で言えば,弾倉式は重いし高いし信頼性が低い.
リロード時,弾でバネを押し込むのだが,十発分のバネを一気に固めるのは指が疲れすぎるので,五発クリップを二回リロードしたりすることになる.
(例外はエンフィールドで,マガジン替えてリロード.
事前に固めたバネを弾倉ごと交換する)
SKSとかいう実例もないわけじゃないけど,スターリンへの敬意があれば指の痛みは我慢できるんだろう.
軍事板,2019/06/27(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/27(csütörtök)
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** 【質問 kérdés】
戦争のエスカレート段階について知りたいんですが.
民主平和論のWikiに
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敵対行動の5段階レベル
ブルース・ラセットは『パクス・デモクラティア』のなかで,敵対段階に以下のような基準と定義を設けている.
第1段階…軍事的対立が全くない
第2段階(威嚇)…武力を使用するとの口頭による脅し
第3段階(誇示)…動員,あるいは兵員や軍艦の移動などによる武力の誇示
第4段階(武力の使用)…封鎖,敵国人の拘束,あるいは領土の占領,多少の負傷者を伴う衝突などを含む武力の限定的使用
第5段階(戦争)…戦闘による死者が,全部で少なくとも1000人以上であり,しかもそれぞれの参加国に少なくとも100人の死者が生じたか,あるいは,1000人以上の兵士が参加する国家間戦争
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と書かれていますが,この敵対段階は軍事学的には一般的な段階分けなんでしょうか?
軍事学用語で,これよりも一般的な戦争のエスカレート段階の区分みたいなのがあれば教えてください.
【回答 válasz】
有名なのはデフコン(DEFCON; Defense Readiness Condition)でしょう.
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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%95%E3%82%B3%E3%83%B3
デフコン 5
平時における防衛準備状態を示す.
準備状態の上昇は統合参謀本部が実行し,国防長官が宣言する.
デフコン 4
情報収集の強化と警戒態勢の上昇を意味する.
冷戦時に,大陸間弾道ミサイル部隊のデフコンはほとんどこのレベルだった.
デフコン 3
通常より高度な防衛準備状態を示す.
アメリカ軍の使用する無線は,機密コールサインに変更される.
第4次中東戦争時の1973年10月25日[1],2001年9月11日の同時多発テロの際にも宣言された[2].
デフコン 2
最高度に準じる防衛準備状態を示す.
キューバ危機の際に一度だけ宣言されたことがある.
1962年10月23日に宣言され,戦略航空軍団はB-52爆撃機の一部を空中待機,残りのB-52とB-47は滑走路待機となった.
これは戦略航空軍団については,11月15日まで継続された.
デフコン 1
最高度の準備を示す.
現在までに用いられたことは一度も無いが,アメリカ軍やアメリカ領土に対する外国軍による切迫した,または進行中の攻撃のために予約されている.
核兵器の使用が許可されることもある.
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軍事板,2019/06/27(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/27(csütörtök)
青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
wikipediaの記述は個人が定めた定義だから,質問に対する厳密な回答なんてないけど,(武力の使用)を限定的な戦闘行為とかって言い換えたりして,まあおおよそ一般的に言われてる認識としてはそう外れてはいないと思う.
ただ,最後の項目の(戦争)の所に至っては,完全の個人の主観で別れるだろう.
また,今の戦争形態で言うと「国家間の」でなければ戦争じゃないって定義づけるのも難しいし.
このレベルの話は,どっちかと言うと外交論だったり安全保障論としての見方をする事が多く,「軍事」って目線でみるなら,アメリカ軍で言うとデフコンという基準を使ったり,軍隊の即応体制を一つの目安とする事が多い.
軍事的に決まった分類などないが,相当する一般的な相手国分類だと
友邦
中立
潜在敵国
敵国(散発的な衝突程度)
敵国(全面戦争)
となるだろうし,潜在敵国に対しては,対抗する武装や演習が行われ,限定的な領海,領空侵犯のような行為も行われるかも知れない.
その分類の「威嚇」というのが,北朝鮮の「無慈悲な制裁を下す」であり,「誇示」がミサイルの発射実験であり,となるだろね.
軍事板,2019/06/27(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/06/27(csütörtök)
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