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初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 911
Várjuk a kezdő! Mielőtt megalkotunk egy új szál, kérjük kérdezzek itt 911

青文字:加筆改修部分
 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész
Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy egyesítse normal stílus "dearu である" s udvarias stílus "deszu です"

※レス回収客観基準値 v.e.r. = 10
Res felépülés Kritériuma, v.e.r. = 10

※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.
Úgy kezeltem a Fentiekből Q&A-nak vonatkozó leírása, mint egy "utóirat".

※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni vagy ki kellem vizsgálni.

目次 Index


** 【質問 kérdés】
 M1トンプソンやPPSh-41をみると,排莢を右側からする銃と上からする銃がありますが,それぞれどういった利点があるんでしょうか?
 また,最近のトレンドは右側からだと思うのですが,なぜでしょうか?

 【回答 válasz】
 右に排莢するメリット
・大概は右肩につけて構えるので,薬莢が邪魔にならないところへ飛んでいってくれる
・飛び出した薬莢が視界を遮らない

 右に排莢するデメリット
・左利きの兵士には扱いにくくなる

 上に排莢するメリット
・左右対称になるので閉所戦闘で逆肩にトランジションするのが容易になる

 上に排莢するデメリット
・排出される薬莢が射手の視界を遮る
・昨今ではサイトレールを設置するのも困難になる
・飛んでいく薬莢が顔面や光学サイトにぶつかる懸念がある
・空薬莢が真下あるいは前方に散らばるので,踏みつけてすっ転ぶリスクが高まる

軍事板,2019/04/27(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/27(szombat)

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** 【質問 kérdés】
 ドイツ軍の次期小銃選定で,
https://ja.wikipedia.org/wiki/H%26K_HK433
「・・・ラインメタル社およびシュタイヤー・マンリヒャー社共同開発のRS556,H&K社のHK416とHK433,シグ・ザウエル社のSIG MCX,FNハースタル社のSCAR-L,ヘーネル・ディフェンス社のMK556が提出されたが,「技術要件がH&K社に有利だ」としてシグ・ザウエル社のSIG MCXが離脱し,ラインメタル社も「台所事情」を理由にRS556を撤退させたことから・・・」
だそうです.

1 技術要件がH&K社に有利とは,どのような要件でHK社が有利になるのでしょうか?
 HK社は達成できるけど他の社は達成できない条件ならば,それは単に技術力の差でしかないですし.
2 RS556撤退理由の「台所事情」とは何でしょうか?
 辞書的には財政状況ですが,だったらなおさら受注を得なければならないから選定に勝ち残らないといけないと思うのです.

 【回答 válasz】
 質問者が疑問に思っているwikipediaの引用部分は出典が記載されているので,先ずそれを読んで,それでも疑問点があれば再度質問してください.
 そこには関連記事としてSIG社の撤退表明のNewsのリンクもありますので,そしらも合わせて参考にして下さい.

 その部分の出典元URL
>ドイツ連邦軍の「G36」後継小銃コンペは『HK433』と『MK556』の一騎打ちか
>http://news.militaryblog.jp/web/G36-successor-Rifle-Competition-is/Fight-between-HK433-and-MK556.html

 また,その出典元にある関連記事
>ドイツ軍のG36後継小銃選定レースからシグ社が離脱を表明.
> 「技術要件がHK社に有利だ」と不満を漏らす
>http://news.militaryblog.jp/web/SIG-Sauer-retires/disturbed-at-Heckler-and-Koch.html

 次に質問2についてですが,先ず,上の出典元"台所事情"の訳は適当ではないと思われます.
 上の出典には情報の元になったMILMAG誌の記事のリンクがありますが,そこでは単にeconomic reasons(ポーランド語の英訳)となっており,直訳の"経済的理由"の様なネガティブな意味と捉えるには無理があるからです.

 ですから,この場合の経済的理由による撤退と言うのは,技術的理由による撤退(技術的に要求達成が困難で撤退した)を否定したもの,位に捉えた方が良いかと思います.

 MILMAGの記事;
http://www.milmag.pl/news/view?news_id=699

 因みに同じMILMAGの記事をソースとした下のブログでは
・ラインメタル社とステアー社のペアが詳細が明かされない経済的理由で撤退
・軍が開発費の負担を渋っている(落選の場合回収出来ない)事が理由かも
と推察しています.
Bundeswehr Narrows Rifle Choice: Heckler & Koch vs Haenel
http://www.thefirearmblog.com/blog/2018/04/10/bundeswehr-narrows-rifle-choice-heckler-koch-vs-haenel/

軍事板,2019/04/29(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/29(hétfő)

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** 【質問 kérdés】
 ベトナム戦争みたいな戦法を取られると,最新2019の米軍でも勝つことは出来ないと聞きました.
 つまり50年間何の進歩もしてないわけです.
 何故過去の教訓を生かして血眼になってでも対策研究しないんですか?

 【回答 válasz】
 ベトナム戦争でアメリカが戦略に制限を受けたのは,ソビエトと中国に
「北ベトナムの領土に地上軍を侵攻させたら,俺らの国に直接攻め込んだのと同じと見なすからな.その場合は世界戦争(核戦争)になる覚悟でヨロシク」
って言われたからで,これは戦略や戦法の問題ではないから対策のとりようがない.
 今だって同じような状況になったら,軍事的な手段では解決できないだろう.

 もう一つアメリカ軍を大きく制約した,「華々しく勝てない戦争やってると,国民に厭戦気分が生まれて反戦運動が起きる」については,その後アメリカはバッチリ対策した.
 報道の取材を限定させて自分達に都合の良い映像だけを流させ,「ハイテク兵器で一方的な勝利を収める無敵のアメリカ軍」を演出することに成功したのはよく知られる通り.

 でもこれだって結局,「イラク相手なら政治的制約をあまり受けずにやりたいように戦えた」からで,初戦こそ華々しかったけどその後gdgdになったイラク戦争では,結局ご覧の有様だ.

 どんなに過去の教訓を生かして対策研究しても根本的な条件は変えられない.
 「何故こうなったのか」が覆せないのなら,それ以外のものをどれだけ進歩させても無意味.

軍事板,2019/05/04(土)~05/05(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/04(szombat) - 05/05(vasárnap)

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** 【質問 kérdés】
 M-14の失敗の理由としてよく,大口径のため連射が実用的でないと本などで書かれてるのですが,戦場では歩兵銃をフルオートで連射することは極めて稀なことで(小口径となった今の時代ですら),普通はセミオートで狙って撃つのがデフォルトとも聞きます.
 実際に,今は廃れ気味ですが,フルオートしないように3点バーストなんて めんどくさい機構を組み込んだりしてました.
 M-14が通常の歩兵銃としては"失敗"となったのは,本当にフルオートの制御が効かないためなのでしょうか?

 【回答 válasz】
 確かにベトナム戦争にはM-14は不向きではあったが,別に失敗作だった訳ではない.

 見通しの効かないジャングルでは,射程が長く威力のある7.62mm NATO弾は宝の持ち腐れになるが,それでも威力と射程があるに越した事はない.
 5.56mm NATO弾は対物貫通力が低いので,レンガやブロック塀を破壊・貫通する事が出来ず,ベトナムでも樹木や竹で跳弾になりやすかった.

 また,7.62mmはフルオートでの制御が難しかった.
 視界の効かないジャングルでの戦闘では,敵の潜んでいそうな茂みにたくさん弾を撃ち込むという戦い方になり,そうなると曲銃床で反動の大きいM-14ではフルオートでは狙いが定まらなかった.
 だが,ベトナム・ソ連側の使ったAK-47も同条件で,必ずしも兵器で劣っていたという訳ではない.

 木製ストックが湿気で変形し易かったという問題もあった.

 本当の問題は,消費弾薬が飛躍的に増えたベトナム以降の戦争では,7.62mm NATO弾は重く嵩張り過ぎて,充分な弾薬を兵士に持たせられない点.
 そしてフルオートでの制御の難しさは,その増えた消費弾薬を無駄に空転させて,文字通り空に撃たせる事につながっていたので,二重に不向きだった.
 それとて兵士に,セミオートでの連射・フルオートでの点射を徹底させれば,弾薬の節約に繋がったはずだが,徴兵制の当時の一般兵士には無理だった.

 FN-FALのように直銃床にしてもフルオートの反動は抑え切れず,バーストでも組み込むしか打つ手は無いが,そこまでするなら新しい銃にする方が早い.

 M16の台頭は,M-14の失敗と言うより,むしろ新規開発と早期配備の成功例とする見方もできるだろう.
 それこそが総力戦の本質なのだから.
 第二次世界大戦では,小銃どころか戦車や航空機でも普通にやっていたことだ.
 小銃の変換など,むしろ開発期間も予算も手軽な方だろう.

 M-14自身は,ストックをプラスチックに変えたりレール付けたりと現代でもバトルライフルとして生き残ってるので,失敗作というわけでもない.
 M-14の調達中止にしても,合理化の鬼マクナマラに生産体制がなっとらんと叱責されたからであって,しかも調達中止を最初に指令されたのは「1963年1月」.
 トンキン湾事件1964年8月,海兵隊ダナン上陸1965年3月だ.
 総じて,M-14が失敗したとするのは,ベトナム戦争でアメリカが敗退したことで,イメージが引きずられ過ぎているように思う.

軍事板,2019/05/04(土)~05/05(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/04(szombat) - 05/05(vasárnap)

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** 【質問 kérdés】
 今「知恵袋」見ていたら,素晴らしい意見を見つけました.
 もしかしてこれで核兵器を廃絶出来るんじゃ?

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https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13191088603

 核保有国が互いに相手国に何百人か,あるいは何千人かの人質を出せば良いのです.
 例えばロシア,中国,アメリカが互いの国民を人質に出して,大都市の近くに「人質村」を作り,住まわせるのです.

 そうして置けば,もし核ミサイルを撃てば,自分の国の人質を殺す事に成るので,核ミサイルは撃てず,やがてそんな使えない兵器は廃絶しようという事に成るのではないでしょうか?
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 【回答 válasz】
 現実に起きた話でね,イラク戦争の際に,わざわざ志願して人質になりに行った人たちがいたよ.
 それで戦争は抑止されたか?
 人間の盾,で調べてみたらいいよ.

軍事板,2019/05/11(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/11(szombat)

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 大を活かすために小を殺す,なんて国の指導者なら当たり前にする決断.
 より犠牲を少なくする道,は模索するけど,必要であれば自国民を犠牲にすることも躊躇わない.

 ペルー大使館襲撃事件で当時のフジモリ大統領が突入を命令したのもそういうこと.
 あれだって事前の準備で犠牲を最小限にする作戦はとったが,それでも2名の犠牲者が出た.
 しかし国際社会は死者が出てもフジモリを賞賛した.

 で,話をMADに戻すと,結局米ソ双方が攻撃力を高めすぎて,
「敵対国の強大な核戦力を叩き潰すにはこれだけの核が自国に必要」
を繰り返した結果,あそこまで膨大な数になってしまったのは事実.

 その負担が米ソ共に耐えがたいほどになった結果がSTARTに繋がる.
 軍拡が行き着くとこまで行くと,次に待っているのは必然的に軍縮,という当たり前の歴史の流れ.

 で,その裏にあるのは,人命の価値のインフレだったりする.
 逆に言えば,冷戦時代は数万,数十万の犠牲が出ても,それが許された時代ということ.

 なお,北朝鮮の件で言うなら,アメリカが恐れているのは,アメリカに届くほど高性能なミサイル技術を北朝鮮が第三国に拡散させること.
 だから単にミサイルを廃棄させるだけじゃ足りず,技術を葬り去ることが最終目標になっている.

 それともう一つ,アメリカだけでなく周辺国のほとんど全てが,北朝鮮を潰したくない,というのも大きい.
 北朝鮮が崩壊したら,周辺国全てが大迷惑を被るのがわかってるから.
 東ドイツは当時,東側諸国の中では優等生と言われたくらい国力のある国だったが,それでも東西ドイツ統一で現在に至るまで深い傷をドイツは負っている.
 北朝鮮の惨状はそんなもんじゃない上,それを引き受ける韓国の国力も西ドイツほどじゃないから,それはもう悲惨なことになるだろう,と各国一致して思っている.
 要するにババ引きたくないんだよ.

軍事板,2019/05/11(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/11(szombat)

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 そもそも,人質どころか国内の自国民さえ粛清と称してガンガン抹殺してる国は多いぞ.

軍事板,2019/05/11(土)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/11(szombat)

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+++

** 【質問 kérdés】
 第一次世界大戦の戦車について質問です.
 ロシア帝国は戦車を開発し実戦投入していたのでしょうか?
 自力で調べてもツァーリタンクしか出てこないので,質問させていただきます.

 【回答 válasz】
 当時のロシアの産業技術のレベルはまだ低かったため,輸入装甲車やその国内改造にとどまっています.

 戦車としては中央部に履帯を持つ「Vezdekhod」
https://www.youtube.com/watch?v=_x-XtWHU8OQ
がおそらく国内開発の初の戦車ですが採用されていません

 ただ,Austin-Putilov装甲車を改造したAustin-Kegresseは,ハーフトラックの端緒とされています.

 あとはロシア革命でぐだぐだ.

system :軍事板,2019/05/12(日)
system : "5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/12(vasárnap)

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész

 上記以外では
https://en.wikipedia.org/wiki/Vezdekhod
ヴェズジェホード軽戦車
http://aviarmor.net/tww2/tanks/ussr/pr_rybinsk.htm
ルィビンスク戦車
 どちらも試作で終わっていて,生産や戦闘への投入はされていない.

 1917年にルノーFTの導入計画があったが,革命で実行されなかった.
 その後の内戦で,白軍にルノーやMKIVなどが供与されている.

 これとは別に
「直径数百mの回転楕円形の移動要塞が,時速500kmで転がりながら敵の要塞を踏み潰す」
という構想が1915年にロシア軍の技術委員会に提案されているが,当然のことながら却下されてる.

system :軍事板,2019/05/12(日)
system : "5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/12(vasárnap)

青文字:加筆改修部分
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** 【質問 kérdés】
 米海兵隊はC-130Jを調達していますが,海軍は調達しないのですか?
 まだ更新時期じゃない?

 【回答 válasz】
 今会計年度(FY2019)から予算が付いて調達を開始してる.
 どうやらKC-130F/RとC-130T,計25機全てをKC-130Jで更新する模様.
(FY2019の2機がスタートでTo Complete 25機が全調達数)
http://i.imgur.com/zlS8BuX.png
(図表番号 faq190515KC)

 下の記事の2023年に3機とは微妙に異なるが,引き渡し後に改修とかしてると,2023年会計年度中に引き渡されるのは3機と言う事なのかも.
(調達価格を抑える為に空軍の発注に海軍分を混ぜてもらってる為,空軍仕様で納入後,海軍仕様にデポで改修だったかと)

------------
.... the Navy is now looking to recapitalize the fleet, beginning with the advanced
 procurement of three updated KC-130J aircraft .... in fiscal 2023,....

Navy's C-130 Fleet Recovering - Nov. 27, 2018 Naval Aviation News
http://navalaviationnews.navylive.dodlive.mil/2018/11/27/navys-c-130-fleet-recovering/
------------

 以下は納入予定(’22/2から開始,’22/4に3機目,FY23は'23/9まで)
http://i.imgur.com/gTlaV58.png
(図表番号 faq190515KC2)

軍事板,2019/05/15(水)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/15(szerda)

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** 【質問 kérdés】
 初期のジェット戦闘機について質問です.
 いわゆる超音速機以前のジェット戦闘機(F-84やF-86,MiG-15,MiG-17など)では,機首部分に大きなインテークを設けている機体が多いですが,どのような理由からそうしたのでしょうか?
 逆に,ロッキードF-80/T-33や,デハビランド・バンパイア/ベノム,ホーカー・ハンター,ホーカー・シーホークなどはインテークを機首に設けず,主翼付け根部分(もしくはその近く)に付けたのでしょうか?

 【回答 válasz】
 主翼の構造上の問題.

 インテークを機首に開口させてエンジンに空気を導くのがいいことは解っていたが,戦闘機というものは速くそして機敏でなくてはならない.
 ということは空気抵抗が少ないスリムな姿であるべきだ.

 で,インテークを機首につけると空気をエンジンに導くトンネルが必要になる.
 コクピットや武装,燃料,脚などのためのスペースももちろん必要なので,ストレートに空気を導くとズングリムックリの胴体の機体になる.
 なのでこれを避けたくてサイドインテークを採用する機体があった.

 また,戦闘機に必要な強靭な主翼構造を実現するため,胴体の中を左右の主翼(尾翼)が貫通して一体構造をとるキャリースルーという手法がある.
 例えばMiG-15などはインテークを覗くと,トンネルの中にこのキャリースルーを構成する主翼のパーツ(内部翼というべきかベーンと呼ぶべきか)が見えるそうだ.
 トンネル内にこういう空気の流れを阻害するものがあれば当然空気量が減るので,インテークを太く大きくする必要があり,そのためスリムな戦闘機からは遠ざかる.
 キャリースルーを使いたくなければ,強度を確保するために別の工夫をするか,低翼配置にするか…と,中翼配置の空力的優位性を捨てることになる.
 なのでこれまたこれを避けたくてサイドインテークを採用する機体があった.

軍事板,2019/05/20(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/20(hétfő)

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 機首にレーダーを置く都合でエアインテークが追いやられたのも,一つの理由.
 機首インテークだと音速を超える時に吸気速度が速すぎるのも,一つの理由.
 ショックコーンで後者をクリアした機体はMig-21くらいしかない.

system :軍事板,2019/05/19(日)
system : "5 csatornás" katonai BBS, 2019/05/19(vasárnap)

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