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初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 910
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 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
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Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy egyesítse normal stílus "dearu である" s udvarias stílus "deszu です"

※レス回収客観基準値 v.e.r. = 9
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※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.
Úgy kezeltem a Fentiekből Q&A-nak vonatkozó leírása, mint egy "utóirat".

※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni vagy ki kellem vizsgálni.

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** 【質問 kérdés】
 よくネットで,戦争では刀剣類は使えないだのサイドアームだの聞きますが,ローマのレギオンはグラディウスですよね?
 ファランクスにも勝てるみたいですし,必ずしも劣るようには見えません.
 しかし,剣で槍に勝てたのですか?
 また,ローマのように剣を主力とする軍制の国が少なかったのはなぜでしょう?

 【回答 válasz】
 まともに相対した場合,ファランクスがグラディウスに負ける事は無い.
 これは当のローマ軍団の戦績や,グラディウス装備なローマ軍団が最後列にハスタ(突き槍)装備のトリアリイ(古参兵)から成る密集槍兵陣を置いて,守りの要としていた事などから覗える.
 ローマ軍は,ロングレンジを得意とする敵にはよく苦杯を舐めた.
 マリウスの軍改革以降は,主力歩兵は剣・大楯・投槍(軽1-2本と重1本)へと装備統一化されるけど,それ以降も 特に防御時には重槍を突き槍として構えて密集する隊形が使われ続けてる.

 グラディウス側が勝つには,投擲兵器で削り崩す(BC300年代にはファランクスなローマ軍が蛮族の軽散兵軍に相次いで敗れ,戦術転換を余儀なくされた),移動転換(BC168ピュドナでは,マケドニアのファランクスが,圧されて崩れるローマ軍に前進追撃を掛けた結果,乱戦になり敗退となる)などで,ファランクスを乱す事が必要.
 ローマ軍が軽歩兵や騎兵・後には野戦砲(カタパルトなど)を随伴させたり,投槍を携行した一因がコレ.

 ローマ軍の投げ槍は突き刺さったら抜けないようになっていて,投げ槍の重量が盾だの兜だのにそのままのしかかる工夫がされている.
 相手の装備を使えなくするための槍だったわけね.
 つまり敵のミドルレンジを無効化する手段を持ってたわけよ.
 これで敵の防御を突き崩したのちに白兵戦に移行する.
 だからクロスレンジの戦いで勝てる.
(その戦いなら統率力で優るローマが上)

 白兵用として剣を主力とするのは,いわゆる(ローマから見た)蛮族では結構普遍的な装備.
 ローマ軍団の主力装備『スペインの剣』(グラディウス・ヒスパニエンシス)だってそうだし,ダキアの鎌(DACIAN FALX),ガリア人の長剣とかが有名っすね.
 蛮族っても,~数万の兵で軍事行動するし,製鉄して武器量産するしで,立派な文明・国よ,あれらも.

軍事板,2019/03/27(水)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/03/27(szerda)

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** 【質問 kérdés】
 回答ありがとうございます.
 諸兵科連合として有効なら,主装備が刀剣で大楯と投槍を持つ部隊が中世でも残っておかしくなさそうですが,古代までで中世以降は副装備としてしか残らなくなったのはなぜでしょう?
 鐙の普及から騎兵への対処が難しくなったからですか?

 【回答 válasz】
 鐙の普及で騎兵が落馬を気にせず突撃できるようになったので,衝撃力が増大した.
 これに対してはロングボウのような射程が長い弓が有効だったが,弓は長年に渡る鍛錬が必要で,人数を揃えるのが難しかった.
 そこで歩兵は(鍛錬に時間のかからない)長い槍(パイク)を構えた密集陣でこれに対抗するようになって,盾を持つ意味が薄れた.

 やがて槍はさらに長い銃になり,歩兵も距離を置いて戦うようになった.
(最後は銃剣突撃を行うが盾はそこでも邪魔になるだけ)
 騎兵も移動速度を落とすだけの重い鎧をまとわず,軽装で歩兵の側面に回り込んで蹂躙するような戦術に変化した.

…と大雑把に言えばこんな感じ.
 相手の手の届かないところから一方的に攻撃したいという遠戦嗜好が,古代から近代にかけての戦闘のトレンド.
 あと,バイユーのタペストリーが有名だけど,中世初期はまだ歩兵は盾を持って戦っていた.
 ただし高価な剣は基本的に貴族の武器で,兵は安価な槍か斧または弓を使って戦っている.

軍事板,2019/03/28(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/03/28(csütörtök)

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 敵陣への正面突破兵力としては,仰る通り重装騎兵にその座を奪われたのでしょうね.
 加えて,重量の制約と弓/弩の進化があるので,剣士は厚い金属鎧と剣,投射火力は専門の弓(後には銃)が担う形となり,盾と投槍は廃れたのかと.

 中世欧州では花形とは言い難いですが,重騎兵(とそれを支援する軽歩兵・軽騎兵)を揃える事ができない国では,
突破兵力として長槍の密集重歩兵が復権(スイスのアレとか) → それに突貫する重装剣歩兵も復活
という流れもありました.

 割と有名な例だと↓ですかね.

・火薬普及前のスペインテルシオでは,投槍と盾を持つ剣歩兵が突破戦力.

・ドイツでは,両手用の長剣装備の選抜兵(ドッペルゾナー).
 重く厚い鎧と巨大な武器を持つため,投射火力は弓兵が担う

・下馬騎兵.
 中世の重装騎兵は,状況により野戦でも重装歩兵となる事も結構あります.
 防戦での例になりますが,クレシーの戦いでのイングランド騎士とかですね.

軍事板,2019/03/28(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/03/28(csütörtök)

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** 【質問 kérdés】
 映画「トップガン」の中で,
「ミグ(戦闘機)はマイナスG旋回ができません.背面に燃料タンクがあるので」
「できますよ.自分はやってるのをこの目で見ました」
というやりとりがあったのですが,
*マイナスG旋回とはなんですか?
*それは背面燃料タンクがあるとできないものなのですか?

 また,この場合の「ミグ(戦闘機」とは,シナリオを元にしたノベライズ版だとMiG-21のことを想定しているらしいのですが(映画だとMiG-28という架空の機体になっていますが(実際に出てくるのはF-5ですけども…),MiG-21は「背面に燃料タンクがあるのでマイナスG旋回ができない」ものだったのでしょうか?
 もしくは,この映画の製作当時は,そう考えられていたのでしょうか?

 【回答 válasz】
 マイナスGは降下方向に強い旋回をするような動作
 通常の宙返りなどの機動と違ってパイロットの体が浮くことになり,頭に血液が集中する.
 これは人体の構造上,非常に深刻な危険を伴い,パイロットスーツの締め付けでも対処しがたい.
 だから戦闘機の構造も,そこまで大きなウェイトを割かれて強度対策をしていない.

 背面に燃料タンクがあるからマイナスGの旋回ができないっていうのは,燃料っていう重しに耐えられるだけの強度が背中にあるかっていうこと.
 そもそも液体のGへの対処は面倒なんで,翼内タンクは小分けにして管理し易くしてたりするんだが,そうすると燃料タンクそのものとしての使い勝手は落ちるわけで,架空機の設計思想がどうなってたかにもよるけど,そこまで本格的に対策してなかった可能性はある.
 実在のMig-21の背中に入っているのは電子機器だから比べられないしね.

 簡単に言うと
「そんな機動したら燃料が背中のタンクを傷めちゃうよ!」
「やってみたらできたの見たことあるよ!」
ってこと.

軍事板,2019/03/28(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/03/28(csütörtök)

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** 【質問 kérdés】
 トルクが高すぎると潜水艦からではなく水流によるノイズが静音性を阻害してしまう感じなんですかね?

 【回答 válasz】
 問題なのはトルク(プロペラを回す力強さ)ではない.
 スクリューを回すことで流速を高めすぎると困るんだ.

1.全体的な水の流れが速すぎる
 プロペラ後流の流れが速すぎると,つまり出力に比べてペラの径が小さすぎると,船体速度に比べて速すぎる流れを形成してしまい,流れの差が強い渦を産んで,潜水艦の後ろで騒音を発生させる.

2.局所的な水の流れが速すぎる
 プロペラが発生させる馬蹄渦が強すぎると,端や上面で流速が上がりすぎ,キャビテーションと言って静圧減少しすぎて液体の形を保てなくて水蒸気化してしまう.
 こうなると多数の気泡が生じて非常に強い騒音源になるので潜水艦は困る.
 っていうか論外になる.

 潜水艦が前に進むためにはスクリューを回す.
 これは水を加速させて後ろに流してやる反作用で進んでるんだが,加速させすぎると1の事情で騒音になる.

 また,噴流推進全般に言える事情なんだが,反作用である全圧は運動量に比例するが,物体の加速は運動エネルギーに比例するので,少ない量の物体を速く加速させるより多い量の物体を少し加速させるほうが,本質的に効率がいい.
 だから同じ力で加速させるにしても,大きなペラをゆっくり回すことで静かに効率よく進みたい.

 でも,効率よく進むために揚効比が良好なプロペラを採用すると強い馬蹄渦を形成するんだ.
 だから2の事情で静粛性が論外になってしまうし,それでも頑張ってスクリュー回すと極論すれば空回りする.

 つまり結論は,径が適切に大きく,あまり水を加速しすぎないプロペラを,ゆっくり回して,翼を多めに取り付けることで静粛かつ高速を狙えるようになる.
 でも,そうすると高トルクでムキムキマッチョな出力が要る.

軍事板,2019/03/31(日)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/03/31(vasárnap)

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** 【質問 kérdés】
 飛行機は機首にプロペラが付いた物が多いのに,潜水艦は艦尾にスクリューが付いた物が多いのは何故でしょうか?

 【回答 válasz】
 プロペラ機に牽引式が多いのは,根本的に構造上のメリットが空力的なデメリットを相殺する以上にあるから.
 純粋な流体力学的事情で言うなら,推進式のほうがメリットが多い.

 流体力学的な事情について;
 牽引式の場合,プロペラで加速させた流れの中を進むことになる.
 これが最大の問題点.
 無風状態で走るのと強烈な向かい風の中で走るのと,どっちが楽?って聞かれたら前者だよね.
 飛行機や潜水艦もまったく同じで,自分が加速させたプロペラ後流に機体が干渉する位置にあると,本来自分が出してる速度よりずっと速い速度の中を進むことになってしまって,余計な抵抗になってしまうし,騒音も増えるしで大きなデメリットになる.

 航空機の構造上の事情について;
 じゃあなんで,わざわざそんなデメリットを受け入れてまで,ゼロ戦みたいな昔の飛行機は牽引式を採用したんだ,って話になるよね.
 その根本的事情は翼で発生させる揚力なんだ.
 揚力というのは,翼に限られた気流の流れが当たっている時にだけ発生する.
 それも均一に発生するのではなく,翼の前の方に強く発生するんだ.
 具体的には,翼を前後方向に斬った断面の形状にもよるけど,だいたい主翼の前から20%ぐらいのところに最も強く発生する.
 これを揚力中心って呼んでいる.
 つまり飛行機の重心というのは,この位置に近い場所にないといけない.
 もっと詳しくいうなら,重心の位置も揚力中心も飛行中に諸々の事情で移動するから,様々な限界という数字が決まっていて,その範囲内で飛ぶように考えて作られている.

 で,翼の位置に重心があるっていうことの他にもう一つ,エンジンってとっても重いものなんだって事情がある.
 特にレプシロエンジンは重い.
 なぜジェットエンジンが産まれたかっていうと,レプシロの重さに悩んだからっていうぐらい.

 そんな重いものが重心から離れた場所にあると,とても困る.
 天秤とかシーソーを思い出してもらうと分かるだろうけど,モーメントアームって言って,重心から離れるとただでさえ重いエンジンの影響がもっと増えて,機体が扱いづらくなってしまう.
 じゃあ主翼の側にエンジンを置くべきだ,あるいはエンジンの側に主翼を置くべきだ.

 ではプロペラはどうだろう?
 長いシャフトで動力伝達して,離れた位置のプロペラを動かすべきだろうか?
 これは,技術的に信頼性の確保が凄く難しいし,重量も重くなりがちなんだ.
 でもアメリカは試しにやってみた.
 結果としてなかなか微妙だった.
 気になるならXB-42で検索しよう.

 では,エンジンとプロペラを切り離すことができないなら,主翼と合わせて3点セットで機体の後ろに置いてはどうだろうか?
 そんな試みもかつてあった.
 日本で言うなら震電だ.

 ただ,この設計はレプシロエンジンとプロペラで高速を出す設計としては最高なんだけど,運用上のデメリットが多々あった.
 まず,ペラが滑走路を叩き易い.
 そしてパイロットが脱出するときとても危ない.
 なにより一番大きいのは,重心位置の許容範囲が狭いってことなんだ.

 だから,主翼の断面の形状や後進翼やデルタ翼の設計技術が発達したり,ジェットエンジンのエンジンの技術が進んでエンジンが軽量化されるまでは,飛行機は自分のプロペラが加速させた流れの中を進むのが一般的だった.

軍事板,2019/04/01(月)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/01(hétfő)

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** 【質問 kérdés】
 核戦争になったら最初にICBMに狙われるのは核サイロでしょうが,実際のところ核兵器に貫通力無さそうですし,本当に核兵器を潰せるのですか?

 【回答 válasz】
 直撃に近い場合,クレーターが生じなくてもサイロのハッチが破損すれば,爆圧で内部は完全に破壊されます.

 そうでなくとも,爆圧でハッチが作動できなくなれば,そのサイロは破壊されたのと同じです.
 サイロの重量のあるハッチを瞬時に開けるためには,火薬を用いてレール上を滑らすなどの機構が必要ですが,その機構が壊れれば,あるいはズレて途中で止まってしまえば,そのサイロ内のミサイルは使用不能です.
 また,震動でミサイル本体,発射システム,担当要員などが障害されても同じです.

 当然,サイロもそれらを考慮して作られているので,冷戦時,アフリカはソ連のサイロ一つに対して2発の核弾頭を(作動不良時の保険も兼ねて)割り当てていました.

system : 軍事板,2019/04/04(木)
system : "5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/04(csütörtök)

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https://www.nextbigfuture.com/2017/03/us-nuclear-modernization-also-improved.html
によれば,トライデントミサイルの100ktの弾頭だと,地上爆発の場合,サイロを破壊できる確率は50%だが,適切な高度で爆発させれば(目標を破壊するのに必要な圧力を10000psiとして)それが86%になる,としている.

軍事板,2019/04/04(木)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/04(csütörtök)

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 トライデントIIに搭載される,高濃縮ウランをタンパーに用いたW88弾頭は275ktですから,さらに破壊力は増します.
 地上爆発は至近には大きな被害を及ぼしますが,少しズレると威力が落ちるので,弾着誤差を加味した空中爆発の方が効果的なんですね.

system : 軍事板,2019/04/04(木)
system : "5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/04(csütörtök)

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** 【質問 kérdés】
 IRレーザーってサーマルスコープで見えるんでしょうか?
 分かり易い比較動画などあれば教えていただければ幸いです.

 【回答 válasz】
 基本的には見えますが.
https://www.youtube.com/watch?v=9x3VNtM7aHM

・レーザーの波長とそのサーマルスコープの可視波長が一致していること
・空気が完全に清澄ではなく,散乱光が生ずること
・とはいえ,やたらに吸収,散乱されるほどではないこと(雨とか霧とか)
・サーマルスコープとレーザーの距離が離れすぎていないこと
などの条件は必要です.

 ちなみに上記の動画はレーザー照明であり,レーザー照準ではありません.
 後者はもっとビームが細く,シャープです.

 赤外つながりでナイトビジョン用赤外曳光弾;
https://cbcdefense.com/special-technologies/infrared-tracer/

system : 軍事板,2019/04/07(日)
system : "5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/07(vasárnap)

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** 【質問 kérdés】
 中露の艦船に先に墜落機を引き揚げられてしまうリスクがあるのに,なぜ日本政府はF-35墜落を公表したのですか?
 なんか日本の当局が今までの流れと同じく,堕ちたら即公表 と 一連の流れで行っただけのアホとしか思えないのですが.

 【回答 válasz】
 周囲を航行中の船舶とか事故発生時,近傍を飛行してた民間機からの情報も期待してるため.
 位置公開って三沢基地沖何キロという程度なのに何いきり立ってるのやら.

軍事板,2019/04/12(金)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/12(csütörtök)

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 まず前提その1.
 墜落したF-35Aは特に機密性の高いミッションを行っていたわけではなく,無線封止も行っていないため,墜落自体は見る人が見ればすぐにわかる.

 そして前提その2.
 防衛省が発表する以前に「スクープ」として暴露されたら情報公開が遅いと文句を言われる上に,発表を遅らせる意味がそもそも全く無い.

 さらに前提その3.
 仮に墜落が誰にも知られぬまま,防衛省と米軍が当面秘密のまま捜索回収作業に入った場合,救難隊の航空機に護衛艦や巡視船数隻,さらに米軍の滅多に出てこない対潜哨戒機や爆撃機までが当該海域に集結し,さすがに その時点で「何をやってるの?」って話になるので,やっぱり公表を遅らせる意味が無い.

 ダメ押しでその4.
 そこまであからさまな状況に関わらず情報公開しないと,アナタみたいな陰謀論大好きな人が勝手な憶測を流す.
 そうしたデマ防止.

 ついでにその5.
 公表されている事実がそれで全部なのか,あるいはどこまで真実なのかは当事者以外誰にもわからない.
 「信用できん」と言いつつ公表内容はそのまま鵜呑みにしてるのを,周りが苦笑してる事に気づいた方がいい.

軍事板,2019/04/12(金)
"5 csatornás" katonai BBS, 2019/04/12(csütörtök)

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