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●初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 829

青文字:加筆改修部分
 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.

※既に分類され,移動された項目を除く.

※レス回収基準は「Ver.6」

※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.

※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.

目次


** 【質問】
 毎分450発とか600発とかあるじゃん?
 あれってどうやって計測するの?
 マガジン内の弾を撃ち尽くして,そのなくなる早さで測定すんの?

 【回答】
 あれはカタログスペックなので,「設計上の理想値」.
 実際に実射して,それらの数値が達成されることはまずない.

 MG42なら,よく整備されたもので最適条件で50発ベルトリンクを撃ち切る時間を計測して分/発に換算すれば,その数値は一応達成できるかと.
 ちなみにMG34/42には最初の頃は250連ベルトリンクが用意されてたけど,テスト段階で
「こんなに撃ち続けることは普通ないし,長いと重くて給弾不良の原因になる」
というのですぐに50連型に切り替えられ,250連型は戦車他の同軸機銃用くらいにしか使われてない.

 MG34/42の「ドラムマガジン」も,実は「弾帯入れ」.
 いわゆる「弾倉」ではない.
 中はこうなっている.
http://www.sams-militariya.com/images/material/item_XXL/MG42_Drum_Magazine_2.jpg
この中に,絡まないように注意してベルトリンク(に装弾した弾帯)が入れてあるだけだ.

 それでも,
「弾帯を給弾口からぶら下げたりしないで持ち運べる」
「射手一人でも銃と弾帯が持ち運べる」
ので画期的だった.
 弾倉式じゃ50発装弾は普通できないからね.
(サドルマガジン,っていうのはあるけど)

 で,機関銃は普通は一度に何百発と連射はしない.
 たとえ三脚に設置して使う重機関銃であっても,せいぜい20発位の単位で短く連射する,というのを繰り返す.
 一度に百発単位の連射を続けたら,銃身がダメになるし,銃本体が過熱して故障したり制御不能になったりするので.

 ちなみにミニガンやバルカン砲といったいわゆる「モーター・ガトリング」式の銃も,弾倉の容量もあるし,同じように銃身や本体の耐久性や過熱といった問題があるので,何百発も連続して撃ち続けたりはできないし,普通しない.
 そして,作動させてすぐには回転数の問題(作動開始した途端に最高速度で回ったりはできないので)があるので,スペック通りの発射速度は出せないし,銃身寿命や本体の機械的限界から,トリガー引いた1回あたりの発射弾数は50〜150発くらいだ.

軍事板,2014/12/18(木)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 フェリー飛行をしない場合,ステルス戦闘機の輸送に専用の貨物船や貨物機が必要ですか?
 F-16やFA-18などは主翼を分離して,トレーラーや大型輸送機で運んでいる画像を見たことがあるのですが,F-22やF-35のようなステルス機も同じことは可能だと思うのですが,どうなのでしょうか?
 分解してしまえば,既存の輸送機や貨物船で運べるため,専用のものは不要だと思います.

 【回答】
 ステルス機は表面塗装が特殊なので,塗面を傷つけないように輸送するのはそれなり以上に大変.
 また,パネルや各部に段差があるとレーダー波乱反射する原因になるので,そういった継ぎ目が出ないように極力なだらかにしてある.

 分解/結合できるようにしたらその辺はどうするのか,という.
 分解するときはともかく,組み上げるときに工場でロールアウトさせるのと同じような設備が必要なのでは,バラして輸送機で迅速に運べる意味がない.

 ただ,F-22の試作型やその競合機だったYF-23は,各部にバラして輸送機で輸送できるようにはなっていた.
 ロシアの試作ステルス戦闘機(Pak-Fa)も同じようにバラして運べるようだ.
 これは試作機だからだろうな.

軍事板,2014/12/20(土)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 インドのModern Sub Machine Carbine ってなんでブローバックにしなかったの?
 そちらのほうが安く単純なのでは?

 【回答】
 MSMCはINSASの弾丸を替えたものだからです.

 INSASはガスピストン作動の5.56mmアサルトライフルをコアに,分隊機関銃バージョンとカービンとから構成されています.

 これを基本設計はそのままに,拳銃弾相当の威力の5.56x30mm MINSAS弾に合わせてアレンジしたのがMSMCなので,作動原理も継承しています.

 ブローバックはシンプルに見えますが,確実な作動を得るためには,遊底の重量や複座スプリングなどの微妙なバランス調整が必要なので,新たな開発リスクと投資,時間が必要になってしまいます.
 またノウハウの蓄積も必要です.

 INSASはAK-47の血を引いていますから,MSMCは言わばAK-47のサブマシンガンバージョン現代版,といったところです.

system ◆system65t. :軍事板,2014/12/20(土)
青文字:加筆改修部分


** 【追記】
157 : 名無し三等兵[] 投稿日:2014/12/21(日) 13:41:32.12 ID:5mtcJZBy [1/1回]
アメリカ軍には有名な特殊部隊として下記の特殊部隊があります.
1 デルタフォース(対テロ,秘密作戦)
2 グリーンベレー
3 DEVGRU(対テロ,秘密作戦)
4 SEALS

どのように使い分けているのですか?
空母や潜水艦などの海軍艦艇から出動するときは海軍の
DEVGRUやSEALを使うのですか?

こういう使い方という理解でよろしいのですか?

内陸ではグリーンベレーやデルタフォース
海洋や海軍の艦艇から出動する場合はSEALやDEVGRU

人質救出作戦や急襲作戦はデルタフォースやDEVGRU
正規軍の支援や偵察などはグリーンベレーやSEAL.

この理解で間違っていないですか?

158 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:2014/12/21(日) 14:02:08.79 ID:/xOizSQ2 [1/3回]
>>157
*デルタフォース:アメリカ陸軍の特殊部隊で対テロ作戦(この場合は在外米国人の
 救出作戦を主に指す)部隊として編成
*グリーンベレー:アメリカ陸軍の特殊部隊の総称
 現在ではほぼ「戦略的不正規戦任務」を行う特殊部隊を指す用語になっている
 親米ゲリラを養成したり反米国家の反政府勢力を支援,養成するのが主な任務
*DEVGRU:アメリカ海軍の対テロ特殊部隊
 SEALsから分派して編成された
*SEALs:アメリカ海軍の特殊部隊
 元々は対ゲリラ戦部隊だが,対テロ,上陸作戦支援と任務範囲は広がった

159 : 158[sage] 投稿日:2014/12/21(日) 14:06:02.81 ID:/xOizSQ2 [2/3回]
>>157
あ,デルタフォースは説明が抜けてるな.

創設時の目的は「対テロ作戦部隊」だったようだけども,そのうち
「小規模な精鋭部隊を早急に送り込む必要がある作戦全般」
の担当ということになったようで,特に任務は限定せずにいろんな
任務に投入されてるようだ.

160 : 名無し三等兵[] 投稿日:2014/12/21(日) 14:54:48.95 ID:yZjM4kLj [1/1回]
海兵隊なんかそのものが特殊部隊的な扱いだったり,
日本の陸自なんか一般兵士レベルで「お前らは特殊部隊いらんだろ」と質の高さを指摘されてたりするし

161 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:2014/12/21(日) 15:20:25.12 ID:cf7i14iz [1/1回]
米海兵や空挺は「緊急展開部隊」という意味ではそのとおりだが,非正規戦部隊というわけではないだろ

253 : 名無し三等兵[] 投稿日:2014/12/23(火) 16:03:21.26 ID:EKZC5uxj [1/1回]
>>195

グリーンベレーも特殊作戦を今までも実施しているはず.
ベトナムでは米兵が収容されている捕虜収容所の襲撃作戦もしてたんじゃないかな.

SEALはたしかに海上の作戦は多い.空母から出撃することも多い.
けど陸上の飛行場から出撃することもあるんじゃないかな.

356 : 名無し三等兵[] 投稿日:2014/12/25(木) 02:34:32.97 ID:vrVO0vKc [1/1回]
>>157
>>158
>>*SEALs:アメリカ海軍の特殊部隊 元々は対ゲリラ戦部隊だが,

Navy SEALsの前身は水中破壊工作部隊(UDT).
SEALsは海上での特殊作戦も行うが,海や河川が存在しない地域でも活動している.


>>195
誤解されがちであるが,グリーンベレーは陸軍特殊部隊グループの通称名で,
第1,第3,第5,第7,第10の5個群が現役の特殊部隊として置かれている.
第19と第20の2個群は予備戦力.
敵地や敵部隊の偵察・斥候,正規部隊の先導,空挺部隊の降下地点の選定誘導,
爆撃機や攻撃機の爆撃誘導といった特殊作戦が任務であり,
人心獲得や医療支援,現地人で構成されたゲリラ部隊の訓練のような
友好国の軍や親米軍事組織に対する軍事顧問も行うがそれだけをするわけではない.

軍事板,2014/12/21(日)
青文字:加筆改修部分


** 【追記】
日本は専守防衛なんだし戦車よりSタンク,突撃砲みたいなタイプの配備でもいいと思います・・・と素人が言ってみる
実際何故専守防衛の自衛隊が戦車という攻撃用兵器を持っているのでしょうか?

180 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:2014/12/22(月) 00:25:08.44 ID:rj6S8/mN [1/2回]
>>179
61,74は実質機動対戦車砲のような戦車
パットンやレオ1とはコンセプトが違う
Strv.103のようにしなかったのは単に使い勝手が悪いと判断したからだろう
90は北海道でソ連とガチンコ戦車戦を想定したからガチタン

181 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:2014/12/22(月) 00:37:36.31 ID:porfwp/9 [1/2回]
>>179
専守防衛は戦略であって戦術じゃないから

182 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:2014/12/22(月) 00:43:56.76 ID:47GLH4en [1/3回]
>>179
突撃砲ってのは「歩兵とともに行動して火力支援を行う,ある程度戦闘の最前面に出れる装甲戦闘車輌」の
ことだが,君が考えてるようなのだったら今なら自走対戦車ミサイルでいい.
そして自走対戦車ミサイルなら装甲はなくてもいいし,履帯式である必要もあまりない.

Sタンクは「砲塔がない戦車」というよりは「砲塔に履帯が生えている」というコンセプトの戦車だが,これが
スウェーデンにとって有用だったのは,国土の大半(戦場と想定される地域)にあんまり地形の幅がない
国だからだ.

日本のように亜熱帯から亜寒帯まで,超人口密集地の市街からだだっ広い平原まであるような国だと
どっちつかずになってしまう.

それに,砲塔がないと移動目標に追従した射撃が事実上できなくなる.
たとえ自分は地形を利用してうまく隠れることが出来ても,動いてる相手に対して射撃ができないのでは
むしろ「専守防衛だから」こそ不利だろう.

183 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:2014/12/22(月) 00:46:11.23 ID:x+/jTO6P [1/1回]
>>179
Sタンは本国でもあかん判定出されて新型の予定だったStrv.2000は普通の戦車だったし,Strv.2000開発断念して
導入したのはオーソドックスな戦車のレオ2

あと上陸地点と人口密集地帯が多い日本では,敵の奇襲的着上陸後に速攻で占拠された都市を奪還ってシチュがありうる
この場合,Sタンの特性は盛大に足を引っ張ることになる

184 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:2014/12/22(月) 00:49:15.43 ID:l7iblnss [1/1回]
そも何で戦車を「攻撃用兵器」と仰るのやら

186 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:2014/12/22(月) 00:52:46.26 ID:47GLH4en [2/3回]
>>184
まあ発祥的には防御用でも防衛用兵器でもないので,根本的な間違いということはないだろう
>戦車は攻撃用兵器

ドイツのケーニヒスティーガーあたりは「コレ攻撃用兵器ではないよな?」って感じではあるけど.
(でも少なくとも開発コンセプトとしては防御用のエッセンスはなさ気)

ま,兵器に攻撃用も防御用もないだろ,ってのが正しい考え方だろうけども.

軍事板,2014/12/22(月)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 ERAはRPGだけでなく,HEATや徹甲弾や対戦車ミサイルにも有効ですか?

 【回答】

------------
http://en.wikipedia.org/wiki/Reactive_armour#Explosive_reactive_armour

An element of explosive reactive armour consists of a sheet or slab of high explosive sandwiched between two plates, typically metal, called the reactive or dynamic elements.
On attack by a penetrating weapon, the explosive detonates, forcibly driving the metal plates apart to damage the penetrator.
Against a shaped charge, the projected plates disrupt the metallic jet penetrator, effectively providing a greater path-length of material to be penetrated.
Against a long rod penetrator, the projected plates serve to deflect and break up the rod.

To be effective against kinetic energy projectiles, ERA must use much thicker and heavier plates and a correspondingly thicker explosive layer.
Such "heavy ERA," such as the Soviet-developed Kontakt-5, can break apart a penetrating rod that is longer than the ERA is deep, again significantly reducing penetration capability.
------------

軍事板,2014/12/23(火)
青文字:加筆改修部分

 RPG,HEAT,および対戦車ミサイルの大半は成形炸薬を使用しており,まとめて化学エネルギー弾(正確とは言いがたい名称ですが)と総称されます.
 浸徹機序も,ERAによる防御効果も基本的に同じです.つまり有効です.

 対戦車ミサイルの一部,徹甲弾,APFSDSなどは運動エネルギー弾と呼ばれ,金属ジェットではなく固体を使用するので浸徹機序が異なってきますが,これに対しても一部のERAは有効と言われています.
http://redteam.awardspace.info/BLINDAGEM.INVUL.htm

 ただし,APFSDSクラスに対抗するためには,厚い板を使用する重い強力なERAが必要であり,作動時の車輌側に対する負荷も大変なので,車輌自体の装甲も厚い必要もあり,装備できる車輌は限られてきます.

 通常のERAであっても,車輌の表面で爆薬を起爆させるのですから,車輌の装甲にある程度の強度が必要であり,強度が足りないと,ERAの作動によって車内に被害が及びます.
 乗用車にERAを貼るわけにはいかないわけです.

system ◆system65t. :軍事板,2014/12/23(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 鉄砲の資料によく「モア」って用語が出てくるのですが,これはどういう意味なのでしょうか?

 【回答】
 モアはMOA(Minute Of Angle)のことだろう.
 要するに角度の1分,60分の1度のこと.
 この角度は,距離100ヤード(約91m)先で1インチ(約25.4mm)の高さに相当するので,スコープの照準などでこれを基準にして狙いを定める.

軍事板,2014/12/23(火)
青文字:加筆改修部分

 蛇足しますと,MOAは銃の精度を表す場合にもよく使われます.
 1 MOAの精度の銃,とは100ヤードで直径1インチの円内に集弾する性能の銃を指します.
 一般的な軍用銃(アサルトライフルなど)の精度が3〜6MOAであるのに対し,軍用狙撃銃の精度は1〜3MOA,あるいはそれ以上(数字で言えばそれ以下)です.
 狙撃専用銃は1 MOA程度の精度を持つのが普通ですが,米陸軍は0.75 MOAを要求しており,実際,M24の精度は0.6 MOAと言われています.

 1 MOAの銃で理想的な射撃を行うと,800mで直径23cm超の円内に着弾することになりますから,人を狙撃するのに1 MOAでも十分な精度というわけです.
http://en.wikipedia.org/wiki/Sniper_rifle#Accuracy

system ◆system65t. :軍事板,2014/12/23(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 ATGMをIFVみたいに外装装備した戦車が存在しないのは何故ですか?
 歴史的には砲発射ミサイルみたいな無理のある方式まで開発されているということは,戦車にミサイルを搭載すること自体の有用性は,それなりにあると考えられていたんですよね?
 それなのに,技術的難易度が低そうな(改装で既存の車輌にも装備できそうな)外装式が開発されたことが一度もないのは何故ですか?

 【回答】
「素人が思いつくようなことが採用されてないのは,プロがとっくに試して捨ててるから」

 ATGMの登場初期には,そういう戦車に搭載する方式もいくつか作られた.
 多分一番有名なのはコレ.
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/5/5b/Amx13_ss11_010.jpg
(AMX-13 with SS-11)

 当たり前だけど,大半の対戦車ミサイルは全自動式じゃないので,発射母体は「当たるまでずっと静止して誘導する」っていう行為が必要になる.
 戦車のような大型がそれをやってると,いい的だ.

 それ以前に,外装式のミサイルは激しく邪魔な上に,危険(実際にそうなるかどうかは別として,推進剤と炸薬という危ないものが2つも詰まったものを,外側に抱えたい戦車はいない)だし,ミサイル載せない時もしくは撃ち尽くした後には照準誘導装置が邪魔だし,そもそも大した弾数載せられないし,というので戦車に外装式にATGM積むのはあっという間に廃れた.

 あと,ミサイルじゃなくて無反動砲だけど,車体の外側に6つ砲身を付けたオントスという自走砲がある.
http://ja.wikipedia.org/wiki/M50%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%B9%E8%87%AA%E8%B5%B0%E7%84%A1%E5%8F%8D%E5%8B%95%E7%A0%B2
 車体の割に大きな火力を発揮できたけど,砲弾を車内から再装填できないという欠点があったので,撃ち尽くしたら後は逃げるしかない.

 戦車で車外にランチャーつけても,そういう問題が発生するし,重装甲で戦車砲という強力な武器を積んでる戦車に,わざわざそんな使い勝手の悪い追加武装をつけるメリットがない.

軍事板,2014/12/23(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 ソ連のミサイル戦車IT-1のミサイルは外装式?

 【回答】

 IT-1は
「普段はランチャーが車内に格納されていて,ミサイルは半自動で装填された後装甲ハッチを開いてランチャーを車外に露出,のち発射」
という方式で,内装式なのだ.

 他に試作された(でも全部ボツ)「ロケット戦車」も皆,同じような「半自動装填,射撃時露出型内装ランチャー」方式になっている.

 その前段階として,T-55とかの車外にランチャー搭載した外装式ロケット戦車も試作されてるけども.
 T-10の砲塔外して,外装式にランチャー付けた車輌とかも試作されてる.
 試作だけだが.

軍事板,2014/12/23(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 日中戦争時の中国軍の強さはどれぐらいなんでしょうか?

 日中戦争の資料をザッと調べてみたのですが,なんか余りにもアレというかなんというか・・・
 1995年に江沢民主席がモスクワで,死傷者の数は軍民合わせて3500万と言ってます
 ・・・3500万とかどこの独ソ戦だよ,つーか独ソ戦より多いぞ・・・

 とにかく日中戦争は政治的事情が大きくて,こんなばっかなのです.
 独ソ戦と違って,いまいち戦いの雰囲気というか,感覚が掴めないというか,日本側のネットユーザーは
「中国兵は盗賊まがいの蛮人で,民間人襲いまくったあげく,日本軍からは逃げてただけのカス」
と言うし,中国側のネットユーザーもまあ似たような事ばっかし.

 かくして日中戦争はどの様な形の戦争だったのでしょうか?
 中国軍は組織的な戦闘をしていたのか,日本軍と互角ぐらい強かったのか?
 もしくは本当にただのゲリラの群れで,基本的にはベトナム戦争のような戦いだったのか・・・?

 【回答】
 日中戦は戦闘だけじゃなく,当時の国際情勢や政治的背景も理解しないと,なかなか実相は判りづらいと思う.

 当時は「中国軍」は存在してない.
 軍閥の私軍隊と,共産党の人民解放軍,そして大小の匪賊などがいた.
 蒋介石軍などは比較的正規軍に近いものの,今の基準でみる国軍官軍とは大分ちがう.
 だから答えはきみが考えた全部であり,まったく違うとも言える.

 戦記読むと,当時の指揮官は戦力的に日本軍1個大隊≒中国軍1個師と考えていたようで,同数なら日本軍が強かったのは確か(米式装備の中国軍を除く)
 ただ,第二次長沙作戦みたいに大規模な会戦でも負けた例はあるし,ナム戦のようにゲリラ掃討に明け暮れていたわけではない.

 ちなみに当時の戦闘の真実に近い姿は,「中国的天空」を読むと分かり易い.
 二分冊で小一万円だが,興味があるなら払う価値はある.

軍事板,2014/12/23(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 米海軍には,海軍爆発物処分隊という部隊があり,その名の通り爆発物処理をするようなのですが,彼らには,落下傘降下能力もあるようです.
 海軍爆発物処分隊が落下傘降下を必要とする状況とは,どんな状況でしょうか?
 まあ,落下傘降下して乗り込んだ先で爆発物処理をするんでしょうが,
・沿岸部や海上施設にある爆発物なら,落下傘降下で乗り込まなくてもヘリやボートで行けば良いのでは?
・落下傘降下で内陸部に乗り込むのなら,陸軍・海兵隊にやってもらえばよいのでは?
・落下傘降下でしか到達できないような辺ぴな所にある爆発物なら,急いで駆けつけなくても,地上からのんびり接近できるようになってから解除しても遅くないのでは?
と.

 【回答】
 君の想定する以外の状況.
 たとえば,沿岸部に敷設された機雷や爆発物を隠密裏に処理して,奇襲上陸がかけられるようにするといった任務が考えられるわけだが.

------------
EOD Technicians’ missions take them to all environments, and every climate, in every part of the world.
They have many assets available to arrive to their mission, from open- and closed-circuit scuba and surface supplied diving rigs, to parachute insertion from fixed-wing aircraft and fast-rope, abseil, and Special Patrol Insertion/Extraction (SPIE) from rotary aircraft, to small boats and tracked vehicles.

http://en.wikipedia.org/wiki/United_States_Navy_EOD
------------

とあるように,あらゆる手段で必要とされる場所に投入できる能力を持っていて,パラシュート降下はその一つにすぎない.

 特殊部隊にも同行するしな.
 ビンラディン殺害後にDEVGRUの乗ってたヘリが撃墜された時は,EOD要員は2人居たようだ.
 この2人;
http://www.usfrogmann.com/2013/nick-null-memorial-foundation/
http://crossfitkitchener.files.wordpress.com/2011/08/kraig-m-vickers-2011-8-11-17-0-0.jpg

軍事板,2014/12/23(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 航空機や艦艇に搭載されている,発射レートが非常に高い銃は,機関部が弾を引っ張って給弾してるのでしょうか?
 それとも後ろから押し込んでいるんでしょうか?

 【回答】
 モノによる.

軍事板,2014/12/24(水)
青文字:加筆改修部分

 強いて言えば外部動力方式が多いようです.

 昔はミグ23系列が得意のガスト式反動作動の航空機関砲を積んでましたが,これも外部動力式に切り替わっています.
 しかしアデン砲のように,現役で反動作動式の物もありますし,ユーロファイター搭載のBK 27もガス圧作動式です.

 艦艇の速射砲は弾種切替の必要性もあり,ある程度大きな口径は外部動力が普通でしょう.

 外部動力式は起動からシステム全体がフルスピードで回転し始めるまで時間がかかるため,スペックの発射速度で優っていても,トリガーを引いてから最初の1秒に投射できる弾量では劣っていることがよくあります.
 航空機関砲のように短時間のバースト射撃しか行わず,射撃機会が限られている場合,外部作動式の方が不利という考え方もあります.

 また,外部動力式は当然動力,動力と銃の連結機構が必要であり,その分重量とサイズが増します.
 これも特に航空機では不利な点です.

 ただ,外部動力式には
・不発時にも余分な操作なく発射が継続する,
・銃の機械的構造や口径にあまり関係なく発射速度を自由に設定でき,特に最高発射速度を大きく設定できる,
などの利点があります.

system ◆system65t. :軍事板,2014/12/24(水)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 GSh-30-1って何?

 【回答】

 現在の主力航空機機銃.30mm.
 1980年代初頭に登場.
 現在の標準的機関砲としてMiG-29,Su-27シリーズに装備されている.

 熱せられた弾丸が銃身内で暴発しないよう,銃身を螺旋状の水管が覆っている.
 水冷式航空機銃としてはロシア初.

 単純な反動利用式(ガスピストン作動式ですらない)を採用することによって重量を軽減.
 44kgというのは軽い.
 ロシアの機関砲はガスト式もですが,シンプルですごい.

(その代わり,発射速度は毎分1500-1800発と,ガトリング砲より1桁小さい)

 また,単砲身を採用することによって,発射開始直後から安定した弾道と高い連射速速度を維持.
 その上,レーザー照準システムを用いることによって,高命中精度を得ている.

 【参考ページ】
http://sukhoi.masdf.com/gsh301.html
http://www.areamilitar.net/directorio/CAN.aspx?nn=43
http://www.airwar.ru/weapon/guns/gsh301.html

system ◆system65t.(黄文字部分)他 :軍事板,2014/12/24(水)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 新生イラク陸軍について,ウィキペディアによると
「現在の戦力は13個師団(第13師団が欠番で,第1-第14師団まである)25万3,000人.
 各師団は4個旅団で編成されている.」
だそうです.
 第13師団が欠番の理由はなんでしょうか?
 以前はあったがそのうち廃止されたのか,最初から存在しなかったのか.
 廃止されたのなら分かりますが,最初から存在しなかった場合13をとばして14師団とした理由はなんでしょうか?

 【回答】
http://www.globalsecurity.org/military/world/iraq/nia-his
http://en.wikipedia.org/wiki/Iraqi_Army
 フセイン政権時代から第13師団はなかった.
 イラン=イラク戦争時代にそれまでの12個師団から数が増やされたけど,13を飛ばして第14師団からになった.
 イラク戦争後に13番目の師団が編成される時も,13を飛ばして14にした.
 グロセキュによれば「13」にならなかったのは「cultural sensitivities」とあるので,不吉な数字として嫌われためと思われる.

軍事板,2014/12/27(土)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 ダネルMGL用に新型の弾丸として40×51mmのグレネード弾が南アフリカで開発されたと聞いたのですが,Mk19や96式などのグレネードマシンガンで使われてる40×53mm弾を使うという訳にはいかなかったんでしょうか?
 使われなかった理由を教えて頂けると助かります.

 【回答】
 40x51mmについては,これを見ると分かり易いでしょう.
 同じ肩撃ちグレネードランチャーで,40x46と40x51が使用でき,40x51の方が長射程を得ています.

 ちなみに40x46と40x53に互換性はありません.
 40x51は別にAGL(MGLという用語はあまり見ませんね)用に開発されたわけではありません.
 同様の趣旨で開発された弾薬として,Mercury MV HEDP,Rheinmetall MVなどがあります.
 グレネードランチャー弾薬に興味がおありなら,下記サイトをご参照ください.
http://www.quarryhs.co.uk/grenades.htm

 仮に40x51をAGL(Automatic Grenade Launcher)に使用した場合,40x53では反動が大きいため,銃座も大きくなり,多人数必要で展開に手間がかかるところ,より少人数で手軽に運用出来る事になるでしょう.
 40x53 AGLが重機関銃なら,40x51 AGLは軽機関銃の位置付けとなるわけです.

system ◆system65t. :軍事板,2014/12/28(日)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 ある国の兵士が他国の捕虜になった時,「志願兵か,徴集兵か」で待遇が異なるという事例はある(あった)のでしょうか?
 また,国際法上では何か違いはあるのでしょうか?

 自分が昔読んだシミュレーション小説では,
徴集兵→「お前たちは傀儡政権によって,無理やり戦場に駆り出された不幸な同朋だ.わが軍に再入隊して祖国解放のために戦おう(さもないと・・・)」
志願兵→「はした金欲しさ(徴集兵より給料が上)から傀儡政権に魂を売ったクズ.死ね」
という扱いだったのですが・・・

 【回答】
 国際法上は差はない.
 というか,つけてはいけないことになっている.

 国際法上も実際上も待遇が明らかに異なってるのは,「傭兵」と「要件を満たしていない義勇兵」な.
「自国以外の軍隊にカネで雇われて入隊して戦闘行為をしている」
「自国以外で正規の身分を持たずに戦闘行為をしている」
という人は国際法上の「捕虜」とはみなされない.
 捕虜にされた国の法律に従って,「犯罪者」として処罰して構わない,って扱いになる.

 あとはそれはもう,その戦争が双方にとってどんな戦争かによるでしょ.

 1945年のに独ソ戦で,ベルリン郊外でドイツ人がソビエト軍の捕虜になった時に,
「共産主義者から自分たちの国を守るために戦ったんだ! 俺達の国から出て行け!」
って言ったら,志願兵だろうと徴募兵だろうと問答無用で殺されるだろう.

 一方,日中戦争中に共産党軍(人民解放軍)やその後のソ連軍により捕虜になった日本兵は,徴兵されたものと志願兵では取り扱いに差があった.
 これはベトナム戦争中,北ベトナムの捕虜になった米兵でも同じ.
 共産軍は捕虜を思想改造(思想教育)して,戦後,各国で共産革命を起こす手先にしようと試みており,抑圧された下層人民階級を手厚くもてなすことで,共産主義体制の道徳的優位を示そうとするのは,ごく自然な流れだ.

 他に,武装SSとかが捕虜になるとまともな待遇が受けれないとの話が流れて,武装SSが死ぬ気で抵抗した,というのはあるよ.

軍事板,2014/12/28(日)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 攻撃ヘリの将来は携帯SAMの発達でお先真っ暗だといいますが,ヘリボーンの安全度はどうなんでしょう?

 【回答】
 前提の「お先真っ暗」がウソなので,ヘリボーンについても同様.

 もちろんMANPADSの普及,拡散以前より危険は増していますが,対抗手段も増強されており,「お先真っ暗」ではないです.

 戦車と対戦車ヘリは敵同士なのですが,面白い事に同じ運命をたどっている様子.
 冷戦の終了で戦車同士の正面対決の可能性が激減し,戦車不要論すら出たのですが,実際には戦車が非対称戦争に大変有効な兵器である事が分かり,その価値が見直されました.
 対戦車ヘリも同様の理由で不要ではないかと言われたのですが,これも非対称戦争で非常に重宝に使える兵器である事が分かり,必要性が改めて認識されました.

 変ったのは,最優先されるのが戦闘能力自体より,自己防衛能力,周辺認識能力,ネットワーク能力になったこと,でしょうか.
 取りあえずお先真っ暗という話ではありません.

 もちろん,例えば装備充実した相手がみっしり待ち構えてるところに,露払いもなしに堂々エアボーン,はまずいでしょうね.
 当然と言えば当然ですが.

system ◆system65t. :軍事板,2014/12/30(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 現代の空母から艦載戦闘機が発艦するペースは,最速で1機あたり何秒くらいになるのでしょうか?

 【回答】
 何機出す必要があるかに依る.

 アメリカ空母だと,スクランブル待機っていうのか正確な用語しらんが,それに相当するのがCAPとは別に常時2機が飛行甲板で待機してなかったっけ.
 その2機だったら,エンジンかけてカタパルトセットしたらすぐ発艦だから,発令から5分前後じゃねーの.
 2機だけで向かうから左右カタパルトで連続射出して,空中集合を待つ必要もなくどんどん上がっていけるし,この2機についての「発艦するペース」で言えば10秒かからないかもね.

 5機以上あげないといけないなら,前の機が射出されたカタパルトが空いて,シャトルが戻ったのを確認してから後続機を前進させて,セットして――になるので当然ペースは落ちる.

 で,瞬間風速でなく継続して出せる発艦レートは,カタパルトの性能よりも狭い飛行甲板上で機体を取り回し,配置し,確認し,発艦許可を出す時間がネックになる.
 現在,艦載UACVで最も問題になっているのが,この点.
 つまり,空母の甲板上で足手まといにならずに動けるかどうかだ.

 ニミッツ級が4本のカタパルトをフルで使用する場合,20秒ごとに1機のペースで発艦させる事ができると言われている.
 カタパルト一本あたりだと80秒に一機となるが,カタパルトのリセットだけでなく,次機の移動やセッティング,確認が必要だから,継続して出せるのはこのペースいう事になる.
 で,30分に90機発艦という事になるから,悪くないペースだろう.
 着艦にはもっと時間がかかる.

 継続しない場合であれば,2本のカタパルトから同時発艦可能で,15秒ほど置いて次の1本のカタパルトから発艦しているビデオがある(消されてしまったが)
 15秒で3機という事になる.

 アメリカ以外の空母だと,カタパルトが2基しかないから連続射出は2機までで3以上は順番待ちになったり,甲板が狭いんで多数並べて待機させておけず,下からエレベータで上げてどうこうになったり.
 あるいはカタパルト無しのスキージャンプ発艦なので,これまた甲板を長くあけておかない,となので多数並べて待機させておけずとか .

軍事板,2015/01/02(金)
青文字:加筆改修部分



** 【反論】
 上記のニミッツの数字は「理論上」ものだ.
 実際にはスチームが足りなくなるし,しかも大重量物体を前方に打ち出すので,空母側の速度がどんどん奪われる.
 これも理屈の上では最大能力の連続射出を続けると,20機程度を打ち出した時点で,空母側の速度がゼロになるそうだ.
 アルファ・ストライクのときは30分程度で射出を終えるとされているが,打ち出すのは40機程度にとどまる.

 【再反論】
 「ニミッツでスチームが足りなくなる」っていうのは何に書いてあったの?
 読んでみたい.

 米海軍スチーム・カタパルトの歴史を紐解くと,エセックス級を魔改造してスチーム・カタパルトつけたときは,船の規模が小さいところに想定してなかったスチーム用途だったので,通常の発艦オペレーションすらわりと厳しく,制限されるぐらいスチーム発生量が少なかったというのはよく知られている.
 ミッドウェイ級では制限は緩和されたがまだあった.
 しかし当初からスチームカタパルトを想定し,船体規模も大変大きくなったフォレスタル級では,通常のカタパルト発艦オペレーションは,スチーム発生量で一切の使用制限をうけなくなるぐらい,根本的に改善されたと聞いている.
 上にあるような,超頻回な限界いっぱい打ち出しまくった時までは書いてなかったが,ましてニミッツ級は重油も使わずじゃんじゃんお湯を沸かせられる原子力空母.
 そんな制限あるとは,ちょっち信じがたいよね.

 反動で止まるってのは面白すぎ.

 F/A-18の射出速度が300km/h弱,最大離陸重量(カタパルト制限考慮せず)20t超.
 ニミッツ級は速度50km/h,重量95000t.
 単純な運動量保存計算すると,ニミッツ級がスクリュー止めたとして,撃ち出す運動量でニミッツ級の慣性をゼロにするには800機必要.
 90機撃ち出すだけだと,速度が5km/h落ちる程度なんだが.

 しかもその間,原子炉で遠慮なくスクリュー回してるわけで.

 反論者にはぜひニミッツ級が「スチームなくなる」「反動で止まる」ことを示してほしいもんだ.

 そもそも40機超というのは,それが出せる作戦機数だというだけの話で,「もっと積んでて出したいけど,カタパルトが追いつかない」とかではないし,30分かかるのは前にも出てたが運用上,安全上の制限が大きい.

軍事板,2015/01/03(土)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 現代戦は数じゃないと教えてもらったんですが,ミサイルを討ち果たしたらどうしようもない現代の戦闘機で,数の上で圧倒的な中国軍に少数精鋭の戦術など通用するんですか?

 【回答】
 そもそも同一戦場に投入できる数って限られてます.
 それこそ数千,数万の戦闘機を持っていても,それを間断なく特定の戦場に送り込むのは不可能です.
 ゆえに数の差は,せいぜいが数倍程度にしかなりません.
 それに対処できれば十分なわけです.

 でも長期戦になれば・・・という懸念は当然ですが,そこまでの大戦争になれば,戦闘方法がまた変わってきます.
 直接策源地を攻撃するようになるでしょうし,特にアメリカはその手の攻撃手段に事欠きません.

ゆうか ◆BfDXjJtUZv6q :軍事板,2015/01/03(土)
青文字:加筆改修部分

 太平洋側に配置されている中国の第四世代戦闘機は400機とも.
 まあ,ミサイルの撃ち果たしを気にする数じゃないわな.

軍事板,2015/01/03(土)
青文字:加筆改修部分


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