c
「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ サイト・マップへ
※青文字:加筆改修部分
ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
※既に分類され,移動された項目を除く.
また,著作権上問題のある回答が意外に多く,これも除外.
※荒れ気味により,レス回収基準は「Ver.6」
●初心者歓迎 スレ立てる前に此処で質問を 779
目次
** 【質問】
仮想敵国同士が参加するリムパックって,どういう意味があるんですか?
敵の情報集めですか?
【回答】
昔のリムパックは対共産圏という意味が強かったが,冷戦構造が崩壊してからは直接的な脅威も薄れたため,軍の総合的演習,連携,政治的アピールの意味も増している.
軍事板,2013/03/23(土)
青文字:加筆改修部分
もともと公開演習は能力や練度を見せつけるという意図があるので,仮想敵国の人も別け隔てなく招くことが多い.
合同演習に参加させるというのは,ちょっと意味合いが違ってくるが,リムパックは参加国が多すぎて,専門的な演習というより海軍の交流の場という意味合いになってきてるフシがあるので,ゲストとして意味で中国を招くのもありなんじゃないだろうか.
中国艦の練度も見れるし.
あと,中国海軍は沿岸海軍から脱皮する途上なので,非常識な行動が目立つ.
件の火器管制レーダー照射もそうだし,アメリカにも哨戒機や海洋調査船に危ない行動をよくするんだ.
戦争に発展しかねない事は極力,抑制的であらねばならないんだけどな.
だから,そろそろ(交流を通して)海軍としての常識を学んでほしい,という意図もあるんじゃないだろうか.
外交的なメッセージとして米国政府が,表立っては中国を疎外していないということを発信したい可能性もある.
モッティ ◆uSDglizB3o :軍事板,2013/03/23(土)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
セミオート仕様のM16を,フルオートもどきにできるパーツを何かの雑誌で見ましたが,どういう仕組みでフルオートっぽい射撃ができるのか教えてください.
ストックとグリップをそのパーツと交換するだけで,機関部には手を加えてなかったと記憶します.
【回答】
スライドファイアストック のことかな?
ストックとグリップが一体になっていて,銃本体(トリガー含む)は独立して動く構造になっている.
トリガー引くと,構えてる(グリップを握っている)手は殆ど動かないのに,銃本体だけが反動で後退するので,トリガー引いた指を引ききった状態で動かさないようにしていれば,後退して戻ってきたトリガーが引いた状態の指に当たり,また発射される.
これの繰り返しで,擬似的なフルオート射撃を可能にしている.
でも,指の当て方にコツがあるそうで,上手くできないと安定したフルオートにはならないようだ.
実車動画を見ても,できてる人とできない人がいる.
これが,日本人で実際に撃ってきた人が撮った動画.
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=3QSNE334EUQ
構造も見れば,何となく判るかと.
動画見れば判るように,安定したレートでは撃ててないし(射手の技量にもよるだろうけど),原理上銃本体が安定しないので,射撃精度はやたら低くなる.
軍事板,2013/03/23(土)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
樹脂製薬莢の実用性って,どの程度の物なの?
民間では既に発売されていると噂があるのに,軍での採用がとんと聞かれないので,とても疑問に思っています.
【回答】
樹脂製薬莢のメリット:
軽量.
ひょっとしたら安価かも知れない.
樹脂製薬莢のデメリット:
民間用としてはリロードできないから高くつく.
信頼性がまだ無い.
外力に弱いかも知れない.
廃熱を持っていってくれないから銃がオーバーヒートする.
腔圧で膨張して薬室をシールする能力が真鍮より劣る.
昔アメリカの新弾薬募集に候補で出てきたこともありますが,趣味的なものですな.
system ◆systemUniQ :軍事板,2013/03/25(月)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
何で太平洋戦争で艦隊決戦をしなかったんですか?
ミッドウェーで負けて劣勢になってきた頃から,一気に戦線を下げて,要所(マレー,フィリピン,マリアナ,インドシナ,琉球諸島と台湾,本土)の防衛に専念すれば,日本海海戦みたいな大勝利もあり得たと思うのですが・・・
【回答】
日本海軍の作戦計画は,日本近海に敵を引き寄せて決戦する(太平洋を横断させて疲弊させ,その過程で潜水艦−空母航空隊−陸攻隊−水雷(巡洋艦+駆逐艦)部隊による夜襲で数を減らし,疲弊して隻数の減ったボロボロの状態の米艦隊に,戦艦による決戦を仕掛けて勝つ)という計画だった.
つまり,アメリカ軍が日本近海にやってきてくれないと成立しない.
真珠湾攻撃で大打撃被ったアメリカ海軍は,日本が予想(願望)したように日本近海に押し寄せてはこなかったので,作戦の根本そのものが成立しなかった.
根本的に日本海軍の思想は,
「相手がノッてきてくれないと成立しない」
という受け身の思想だったから,アメリカが想像(願望の間違いだが)通りの行動をしてくれなかった時点で破綻した.
また,日本海軍がそれやってると,敵の空母部隊が哨戒線すり抜けて,本土や遠洋の島を奇襲攻撃してくるし,潜水艦が本土と南方の海上輸送路を攻撃してくる.
少しずつ体力削られて,失血死するか喰うものが無くなって餓死するわけだ.
そういう展開にさせないがための,「艦隊決戦」思想でもあったわけで.
艦隊決戦思想的には,そもそも真珠湾攻撃の時点で間違ってるんだよ.
そもそも艦隊決戦というのは,滅多に起きないもの.
不利な状況で決戦やる馬鹿はいないので,日本が有利な状況ではアメリカは艦隊決戦をやらない.
日本不利な状況ならアメリカはやってくるだろうが,そのときは不利だから負けるので,今度は日本がやりたがらない.
艦隊決戦思想というのは,初めから矛盾だらけの代物だったんだよ.
どのみち建造能力が「月間空母」な相手では,何しようが大勝利は非常に難しいし.
軍事板,2013/03/25(月)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
鉄薬莢の特徴と,コスパがどれぐらい良いか教えてください.
【回答】
スティールカートリッジの利点:
・安価
原材料費が大違い.
現代日本の屑鉄買い取り価格
http://www.kaneda-shouji.co.jp/pc/free01.html
では,鉄が1kgあたり30円以下なのに対し,真鍮は400円前後.
・丈夫(排莢時にリムが破損したりしない)
スティールカートリッジの欠点:
・リロードできないため,民間用では高くつく
・硬いなため,エキストラクターや遊底を傷め易い
・メッキ,コーティングなどしないと錆びる.
しても傷がつくと錆びる.
・発射時の腔圧で膨張してシールする能力が,真鍮より少し劣る.
→厚めならあまり膨張せず,隙間ができる
→薄めなら膨張するがしたまま戻らず,排莢しにくくなる.真鍮は少し戻る
→→これは頑丈なエキストラクターと強引な排莢力で力押しにカバーできる
→→ただし,そのような銃で真鍮の薬莢を撃つと,薬莢のリムなどが破損し易い
・安価が売りの弾薬が多いので,精度が低いことも多い.
system ◆systemUniQ(黄文字部分)他 :軍事板,2013/03/26(火)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
アメリカの無人偵察機,プレデターとリーパーって武装型もあるみたいですけど,搭載できるのはミサイルと爆弾だけのようです.
機関銃や機関砲って搭載できないんでしょうか?
できるとしたら,どの程度の口径のものまで搭載できるものなんでしょうか?
【回答】
反動を受け止めきれないと射撃精度が落ちますから,大型の機体にするか,小口径の銃を積むことになります.
大型の機体は目立つし高価ですから,撃たれ易い低空を飛ばすには向かない.
となると,機銃を積んでも地上攻撃に使えず,役に立ちません.
5.56mm程度の口径なら,そこそこのサイズの機体であれば,全自動射撃してもなんとかなりそうですが,それでも手投げ式などの軽量UAVでは,減装しないと難しいでしょう.
こんなのもあるけど,かなりプロップガンっぽい.
http://www.youtube.com/watch?v=SNPJMk2fgJU
機銃掃射の相手はソフトスキン,あるいは人間と考えられますから,標的として小さく,ある程度接近しないと命中が期待できません.
接近すると角度変移が大きくなるため,照準と射撃タイミングが難しくなります.
高度な火器管制も必要になります.
接近しすぎて撃ち落とされる危険も増します.
であれば,小型安価な誘導ミサイル方が良い,と.
system ◆systemUniQ :軍事板,2013/03/26(火)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
現在のハイテクを駆使しても,水上艦が潜水艦の魚雷を迎撃するのは難しいですか?
イージスのように高度な魚雷防御システムが構築されたら,潜水艦はお払い箱になってしまうんでしょうか?
【回答】
対潜ロケット弾は,対魚雷ハードキルに使える場合もあります.
ロシア艦の対潜ロケットは,対魚雷も想定して装備されていると言われています.
http://en.wikipedia.org/wiki/RBU-1000
また,対魚雷用に使用できることを謳った魚雷もあります.
ただ,今のところ確実に魚雷を迎撃できる,あるいはそのような実績を持つ兵器はありません.
スーパーキャビテーション効果を利用した対魚雷機関砲(言わばファランクスのような)も,話題に上っていますが,今のところ配備されたという話もありません.
まだ当分の間,潜水艦が発射する魚雷は大きな脅威のままでしょう.
system ◆systemUniQ :軍事板,2013/03/26(火)
青文字:加筆改修部分
> イージスのように高度な魚雷防御システムが構築されたら,潜水艦はお払い箱になってしまうんでしょうか?
その「高度な魚雷防御システム」が,フリゲートや貨物船レベルまで搭載可能なら.
まあ,もしそうなっても,潜水艦には魚雷以外に弾道ミサイルもありますから,潜水艦はそっちで生き残るでしょう.
軍事板,2013/03/26(火)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
一般人の護身用拳銃は,22口径では十分では無いのですか?
38口径の方が一般的らしいですが.
【回答】
.22口径が最も多かったのは1985年頃まで.
その後9mmと.38が増加し,1991〜1993の3年間の米拳銃製作数は,
.380 caliber pistols (20%)
9 millimeter pistols (19%)
.22 caliber pistols (17%)
.25 caliber pistols (13%)
.50 caliber pistols (8%)
http://www.searchfortruth.info/sites/default/files/_bojs-guns-used-in-crime.pdf
これも20年前の数字だな.
新しい統計数字が欲しいとこですが・・・
相手の攻撃を可能な限り速く止めようとすると,22口径では開けられる穴が小さく(出血が少なく),力不足なので,ジャンキー相手,相手も拳銃持ってる場合など考えて,.38口径なども愛用されるわけです.
system ◆systemUniQ :軍事板,2013/03/27(水)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
日本が勝つには早期講和以外,道はなかったんですから,もう最初から全兵力を注いで,一か八かハワイ攻略に賭けてみたほうが,勝算はあったのでは?
占領してしまえば,その時点で日本の勝ちなんですから.
【回答】
543 :名無し三等兵:2013/03/27(水) 01:59:25.54
ID:???
君と同じようなことを考える奴は,昔から軍事板に何度も現れて,「ガッチリハワイ」だの「ハワイ太郎」だのという蔑称と共に,散々議論されてますんで,一度ログを漁ってみることをお薦めします.
当方としては食傷気味なので,正直付き合いきれません.
566 :名無し三等兵:2013/03/27(水) 13:22:11.79
ID:???
アリューシャン太郎「ハワイ太郎がやられたようだな・・・」
パナマ太郎「ククク・・・奴は四太郎の中でも最弱・・・」
メキシコ太郎「ねらーごときに負けるとは太郎の面汚しよ・・・」
568 :名無し三等兵:2013/03/27(水) 13:34:15.17
ID:???
パナマ太郎「だが私は最強ではない」
アリューシャン太郎「俺より強いヤツが2人いる」
4人を強さの順に並べなさい.
軍事板,2013/03/27(水)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
マニューバとか本当に出来るのですか?
もし出来るのなら(速度,機体にもよると思いますが),どの位Gがかかりますか?
【回答】
「できるんですか」って,いくらでもその手の動画は存在するが?
どのくらいのGってのは,あなたが書いてる通り,機体によってまるっきり異なるので回答しようがない.
一つはっきりした数字をあげると,人間が耐えられる限界は9Gまで.
つまり通常我々が受けている重力の9倍が,短時間とはいえ,パイロットが耐えて操縦できる限界.
通常の戦闘機動は3G付近,きつくても6G辺りで抑える.
パイロットスーツの助けを借りても,それ以上は根性勝負になるから.
つまり裏を返せば,飛行機の中で最も激しい機動を行う戦闘機でも,そのくらいまでの機動しか考えてない.
それ以上を考えても,パイロットがついていけない以上ムダというわけ.
安全率を考えても,現用戦闘機が設計的・構造的に耐えられるGは,10Gを超えたあたりまでってこと.
技術だけで言えば,それ以上のGに耐えられる機体を製造することは可能だが,運用を考えれば,そんなのはコストの無駄でしかない.
軍事板,2013/03/28(木)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
第二次大戦後,ナチスドイツの将兵が長期間捕虜となっておりましたが,捕虜生活というのはどういうものなのでしょうか?
「厳しい取調べ」という表現は,拷問等を含むものだったのでしょうか?
【回答】
餓死病死者が出るほど過酷な環境(主にソ連の収容所)だった場合もあれば,そこそこに公正に扱われた場合(主に西側国内の収容所)もある.
ハーグ条約では,捕虜は人道的に扱うものとされてる.
同条約で,訊問で氏名階級を聞かれたときは,事実を答えることと規定されてる.
つまり,それ以上は答えなくてもいいということ.
拷問や精神的苦痛を与える訊問は,対象が苦痛から逃れたいためにでまかせを言うリスクがあるので,あまり有効な手段ではない.
むしろ捕虜になった直後の方が,命が助かったという安心感やショック,相手に対する阿りなどから,口が軽くなって容易に情報を喋る場合が多いそうだ.
アントニー・ビーヴァーの『スターリングラード』には,赤軍の尋問内容とか(質問内容とがざっと書いてあるだけだが),そのドイツ軍にいるロシア兵の三種類のカテゴリわけとか書いてあるけど,めんどくさいから買って読んでくれ.
で,まあ赤軍に尋問された兵士の証言の一部;
「(前略)待遇はさまざまで,むろん志願者は厚遇される.
一般の兵卒は僕らによくしてくれるが,最悪なのはオーストリア軍の将校と,下士官だ」
それからこんなのも;
「どうしようもないだろ?
ソ連に戻れば反逆者の扱いを受けるだろうし,戦うのを拒めばドイツ兵に撃ち殺される」
著者の結論:
総じて前線のドイツ軍は,親しみを込めた多少の軽蔑心はともかく,ヒーヴィを厚遇したようである.
(ヒーヴィってのは現地民対独協力者)
また,同書によると,国籍とそれから政治感で区分けし,ルーマニザ人,イタリア人,クロアアチア人はキッチンで働く特権を与えられた.
ということなのでドイツ人の待遇は最底辺じゃねーかな.
それからオーストリア人も俺たちはオーストリア人だ,ドイツ人じゃねえって言いだして,作戦は成功した.
キッチン係の奴らは,
「ドイツの糞野郎,めてめーらの戦争に巻き込まれたんだ,ボケ」
って復讐するので,さらにドイツ人の待遇はさらに悪くなるって寸法.
軍事板,2013/03/28(木)
青文字:加筆改修部分
** 【追記】
675 :名無し三等兵:2013/03/28(木) 13:43:03.39
ID:kpiOJ7s8 ?2BP(0)
ちょっと前に
「旧日本軍の銃が命中精度が高すぎて,小銃を使用する競技で使用禁止とされた」
のような話を読んだんですが,これって史実で本当にあった事なんでしょうか?
676 :名無し三等兵:2013/03/28(木) 14:05:37.23
ID:???
>>4
・「〜って本当?」のような質問は,「〜」について述べたソース元(文献やニュース番組,
ネット情報など)を提示してください.それはただのヨタ話・デマかもしれません.
677 :名無し三等兵:2013/03/28(木) 14:09:41.93
ID:???
>>675
俺はそんな話知らんから,お前さんの勘違いだろう
99式は仕上げお粗末で故障し易いとされてるが
38式は(99式も動いているうちは)比較的精度が高いとされてる
とはいえ競技のレギュレーションなんてさまざまなんで
単に38式は口径が小さいからダメ,だったかもしれんわけで
さらに言えば戦後出回った38式,99式は米欧の既存弾薬に合わせて
リチェンバーされたりしてて,弾薬もまちまち,間違えて使用すると
事故につながりかねないという話もあった
678 :名無し三等兵:2013/03/28(木) 14:46:45.78
ID:???
>>675
その逸話は聞いたことがあるけど眉唾だと思ってる
正式なビッグボア競技だと8mm以下の銃なら何を使ってもいいことになってるはずだし,
量産の軍用銃の精度なんて競技の世界じゃほとんど勝負にならないレベルだ
ただし,これがアメリカ国内限定のローカルでガラパゴスな世界なら,7mm以上の軍用制式銃,
とかの意味不明の制限付けて競技を行なって,イタリアと日本の小銃を締め出すことはありうる
事実上M1ガーランド限定みたいな競技はあるしな
680 :675:2013/03/28(木) 15:30:23.81 ID:kpiOJ7s8
?2BP(0)
情報元を出しますと,
「軍事板初心者質問スレまとめ(FAQ)」の日本の小銃の項目にある
(http://www6.atwiki.jp/army2ch/pages/174.html)
[旧日本軍が使用してた38式小銃ってどれくらいの評価だったのでしょうか?]の欄に,
「高初速で反動の少なく,小銃を使用する競技には使用禁止とされるなど〜」と書いてありました.
684 :677:2013/03/28(木) 16:44:52.75 ID:???
>>680
なるほど,38式の事ね.
>>678も書いてるが,一般的な小銃が7mm以上なのに6.5mmと小口径だから
確かに反動は小さい.しかし初速はM1がランドよりはっきり遅いから
長距離射撃になると弾自体が軽量であることも手伝って不利になる
ポイントは38式の銃身はM1より20cmも(3割も)長いこと
このため銃身がぶれにくく,照準線も長く取れ,軽い反動と相まって
中距離までならM1より高い精度が期待できる(特に出来の良い個体は)
別に作ったのが神だからじゃなく,小口径軽反動だからってとこが大きいんで
射撃大会するならチートっぽい感じになるから規制されても不思議はない
繰り返しになるが,仕様がそうなってるだけで製造技術がすごかったわけじゃない
軍事板,2013/03/28(木)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
1対1で,片方だけ拳銃を持って優位に立ってると思われるのに,相手の拳が届く範囲にいてフリーズとかやってるのを良く見かけます.
これって命中率とかの問題なんでしょうか?
【回答】
拳銃の精度はあんまり関係ない.
実はアレ,よくない例.
生け捕りにしたいので,脅して連行ってのは分かるけど,対象がみっちり格闘技の訓練を受けてた場合に,相手の間合いに入ってると,銃を叩き落とされたり,奪われたりするので,大変よろしくない.
正しくは,複数人で取り囲み,素早く両手を拘束.
相手の死角から銃を突き付けながら,連行ってのがお手本的な連行方法.
「んじゃ何で,そんなんやるの?」
って言われると,ぶっちゃけた話,映像的に決まらないって話.
後は,素人がそういう映像を見て真似しているだけ.
軍事板,2013/03/28(木)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
F-4ファントムなど旧世代のジェット戦闘機は,APQ-120などの昔ながらの機械式レーダーを使っていましたが,稼働中はアンテナドームの中でグルグル動いたりするのでしょうか?
【回答】
1barの空戦中,ざっくりいってロックオン寸前からロックオンにかけての場面では,F-4辺りまではアンテナは手動でグルグル動かす.
F-86Dとかには操縦桿に,レーダーアンテナを指でぐるぐる動かす突起がついてる.
F-14はオートサーチがあるが,全天サーチには30分かかる.
F-4など大半は水平飛行中でレーダーが稼動中の場合,4barでアンテナが動く.
水平サーチか垂直サーチの切り替え式で,「グルグル」とは動かない.
最近だとEF2000タイフーンもだな.
捜索中はアンテナ一定のパターンで動いている.
ロックオンすると特定の目標に指向される.
(最近話題のレーダー照射ってヤツだな)
F-4の世代ととF-14以後の違いは,捜索しながら(複数の)目標を追尾できる能力が追加されてることとか.
まあ,複座でレーダー手乗ってるやつは,レーダー手がアンテナの向き直接指示できるが,特別な用法.
戦闘機のレーダーで全天操作は無理.
(まあ,機体を360度旋回せれば出来るけど)
前方の決まった空間しかできない.
それでもその範囲全部走査すると 一回の走査で十数秒かかる,
軍事板,2013/03/29(金)
青文字:加筆改修部分
** 【追記】
863 :名無し三等兵:2013/03/29(金) 23:18:14.30
ID:C1pDj+eQ
自衛隊が異常に対潜特化しているのは,先の大戦のトラウマからですか?
871 :ゆうか("”復帰”"リハビリ中)
◆u8WC078ef5ch :2013/03/29(金) 23:47:51.27
ID:YdH2OekV
>869
そういうアナタはイギリス海軍の現状を
・
・
・
調べない方がいいだろうな,幸せでいたいなら(苦笑
で
>863
そんなことはありません
掃海にも異常特化しています(ぉ
ま,少なくとも八八艦隊建設に動くまでの海自の能力じゃ一芸バカを極めて
タッグパートナー第七艦隊に一目置かせる以外の選択肢は事実上なかったのも否めないところ
864 :名無し三等兵:2013/03/29(金) 23:34:51.13
ID:???
>>863
その可能性はあるかもしれない.
前の大戦で苦戦させられた兵器を熱心に開発するという傾向があって
イギリスで重戦車が発達したり
ソ連で戦闘機が発達したり
アメリカがスナイパーライフルやグレネードランチャーを熱心に開発したり
日本で潜水艦や対潜兵器が発達したのもその流れかもしれない.
865 :名無し三等兵:2013/03/29(金) 23:37:04.02
ID:???
なのに日本では空母がないのね
866 :名無し三等兵:2013/03/29(金) 23:38:00.42
ID:???
「対潜ヘリ母艦」ならこのまま行けば世界最大規模で揃うぞ.
887 :モッティ ◆uSDglizB3o :2013/03/30(土)
00:09:36.61 ID:???
>>863
もちろんそういう歴史的な経緯もある
通商破壊で物流が崩壊した経験は
日本人にシーレーンを守ることの重要性を
教えたわけだ.海自にかぎらずに
そうでなくても,海自も初期の頃は小型艦艇と駆逐艦(フリゲート)しか
なかったから,することは掃海と哨戒だわな.
海自はそこから再生したのさ
そして,現代においても
哨戒は海自に与えられた主要な任務.
他の国でも同じだとおもうだろ?
でも他国の海軍は外征に対応するために
空母とか強襲揚陸艦みたいな金食い虫を整備してる
その分,補助艦艇や哨戒機の予算が削れちゃうんだ.
その点,海自は自国の領海と経済水域,シーレーンを守っていれば
いい身分なので,対潜能力が充実してるのさ
軍事板,2013/03/30(土)
青文字:加筆改修部分
** 【質問】
http://news.militaryblog.jp/e420375.html
>イラクで従軍中の 2 名の兵士が着用中のギリースーツに引火して焼死した事故を受け,
>難燃性ギリースーツの開発が緊急を要する事案として発出.・・・・・
だそうです.
質問ですが,戦闘服に使われる難燃繊維素材としては,難燃ビニロン意外にはどの様な繊維素材がありますか?
【回答】
・ノーメックス(メタアラミド繊維,カーレースなんかでおなじみの素材)
・PBI(ポリベンジミダゾール繊維)
・トゥワロン(TWARON,帝人のパラアラミド繊維)
等が,多くは他の繊維との多層構造で使われているようです.
また,Newtex社のZ-Flex(Zetex,ZetexPlus)は繊維にアルミ加工することで耐熱性(特に対輻射)を得ています.
ちなみに一般兵士の軍用服では,耐摩耗性,保温性,防水性,透湿性,軽さ,柔軟性,伸展性などが重視され,素材としても例えばコットンとレーヨンが48%ずつにスパンデックスが4%,あるいは部位によってはコットン95%にスパンデックス5%などとなっており,特に難燃素材が使われているわけではありません.
とはいえ,コットンは燃えはするものの簡単に着火するものではなく,ギリースーツのようにびらびら状態である自体が問題でしょう.
ただ,装甲車両乗員用の上着は,被弾時を考えて耐熱性が重視されており,例えばiCVC(improved
Combat Vehicle Crewman) Coverallはノーメックスを39%含んでいます.
(+ナイロン31%,コットン30%)
軍事板,2013/03/30(土)
青文字:加筆改修部分
「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ サイト・マップへ