c

「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ   サイト・マップへ

「未分類草稿別館 wiki」トップ・ページへ

目次へ

青文字:加筆改修部分
 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.

※既に分類され,移動された項目を除く.

※荒れているため,レス回収基準は「Ver.7」


●初心者歓迎 スレ立てる前に此処で質問を 754

目次


** 【質問】
 ICBMやSLBMは,悪天候でも発射して軌道に乗せられるんでしょうか?
 旧ソ連はいざというときは,北極の氷を割って浮上させて,SLBMを発射する予定だったと「ナショナルジオグラフィック」の番組でやってましたが,荒天が続く北極海でそんなことができるのか,疑問に思いました.

 【回答】
 初期のICBMは悪天候下では発射できない,あるいは稼働率が極端に低下した.
 特に天候が厳しい,ソ連のミサイルがそう.

 現代のICBMはサイロ発射で,全てのコントロールが稼働した状態で出ていくし,発射前に液体燃料を注入する必要もないから,悪天候には強い.
 インドなど後発国の長距離ミサイル発射実験は,現在でも悪天候で延期される.
 ミサイルの性能の他に,通常の発射台を使用するから,という面もあるだろう.
 わざわざ悪天候時に実験しなくてもいいだろう,という当然の理屈もあるが.

 浮上発射ミサイルの場合,一定以上のロール率(ゆれ)があると,ミサイルはまともに発射できないといわれており,制限がある.

軍事板,2012/07/10(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 日本軍の九六式軽機関銃や九九式軽機関銃は,銃剣をつけたら銃口のブレが少なくなって,命中精度が高くなったという話がありますが,現代のライフルやSAW等でも,銃口部におもりのようなものを付けて,命中精度を上げるということはやられているのでしょうか?
 狙撃銃なんかでは命中精度を上げるために,銃身そのものを重くしていますよね?
 モシン・ナガンなんかは銃剣の有無によって,照準がだいぶ狂うなんていう話は聞いたことがありますが.

 【回答】
 射撃競技用ならバランスウェイトを装着するのはあります.
 他にも,銃身の共振をずらすためのウェイトを銃口部に装着するっつーのもあったような.

 現代の軍用銃では,そこまではやる事はまずありません.
 対策の一つがブルバレル化ですが,これは重さで安定と言うよりは,発射時の銃身の振動(共振)を抑えるため銃身を太くする,って感じです.
 フルオート火器の場合は,熱の影響を防ぐため,と言うのも目的の一つですが.

 狙撃銃の銃身重く作られるのは,射撃時の銃口の跳ね上がりを抑えるため.
(発射時にも目標を照準に捉え続け,第2弾を素早く撃ち込むため)
 また,慣性質量によって手ぶれ(共振ではなく)を防ぐためでもあります.
 同時に機械的強度も上がりますから,温度や外力による反りなどを抑える効果もありますが,重いこと自体が狙撃銃の銃身では重要,てか常識.

 銃口の跳ね上がりを防ぐだけならコンペンセイターでもいいですが,高い精度を求められる場合には悪影響が出る場合もあるとか.

軍事板,2012/07/10(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 WW2の極東ソ連軍の編制は,どうだったんでしょうか?

 【回答】
 満州攻勢時の狙撃師団は,編成の仕方が,それまでとは異なり特殊化されていた.
 どの狙撃師団も独立戦車旅団一個,自走砲連隊一個,砲兵連隊二個を持ち,これが1946年度の全狙撃師団の編成の先駆けになったとのこと.

 第六親衛戦車軍(満州攻勢に参加した)は二個自走砲旅団,二個軽野砲旅団,一個オートバイ歩兵連隊,これに支援部隊が組み合わされ,かつての対独戦の時のどの戦車軍よりも,均整のとれた逞しい部隊になっていた.
 最終的には第六親衛戦車軍は,二五個戦車大隊と四四個自動車化狙撃大隊から成り,戦車・自走砲1019両を持ち,この編成はかつて独軍を打ち破った戦車軍よりは,1941型機械化軍団やのちの1946年型機械化軍に近かった.
――と『詳解独ソ戦全史』にはある.

軍事板,2012/07/11(水)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 いくら44マグナムやトカレフ対応の強力な防弾チョッキでも,22口径で滅多打ちにされたら,そのうち防弾チョッキがぼろぼろになって殺されますよね?
 同様に,MP5でアフリカゾウを滅多打ちにしたら死にますかね?
 よく,アメリカの映画で警察官数十名が,ターミネーターやロボコップを滅多打ちんいしているシーン,あれと同じように.
 それとも,アフリカゾウは肉が多い,骨が頑丈すぎて,数十名によるMP5滅多打ちくらいでは死なない?

 【回答】
 死ぬのは脳脊髄を弾が破壊するか,多量の出血で脳が止まるから.
 拳銃弾は深くまで届かない.
 毛細血管や細動脈程度の出血では,殺そうとしたらとてもとても弾数が要る.
 .22で.44マグナム対応の防弾チョッキをぼろぼろにするよりも,たぶんとてもたくさんの弾が要る.

 置いてある防弾チョッキを撃つのと違って,象を拳銃弾で撃つと襲いかかられることもあるわけで,するとこっちは一発で死ぬ.
 数十名がMP5のAP弾を弾倉いくつも撃てば,そのうち死ぬだろうが,銃の数,弾の数考えるととても割が合わない.
 リスク無視し,全員踏みとどまって撃ち続けたとしてだが.

 現実にも,少し前までAK47で象牙狩りとか横行してたんだが,象牙狩りも取り引きも取締が厳しくなって,最近は下火らしい.
 それも最初は適当に撃ちまくって,衰弱して動けなくなるまで半日とか一日とか付きまとってたが,取締が厳しくなってからは,時間命のハンティングが増えてたらしい.
 といっても,まず後から両足の膝裏に集中射撃して動けなくし,近づいて脇の下とか股の内側とかの動脈が浅いところを撃ちまくる.
 象牙が痛むから絶対頭は撃たない.
 監視員が来るから弾は惜しまない.

 もちろんAK47とサブマシンガンのしょんべん弾では,威力が全く違うから,サブマシンガンでの象狩りなんてのは妄想でしかない.

軍事板,2012/07/12(木)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 戦闘機によるデモンストレーションがありますが,何のためにやるのですか?
 危険だと思うのですが.
 失敗して飛行機同士がぶつかって,大事なパイロットが死んだりもしますよね.

 【回答】
※ 専門家の指導の下,特別な訓練を受けたプロの演技です.
 危険ですので,皆さんは決して真似をしないで下さい.

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B2%E6%8A%80%E9%A3%9B%E8%A1%8C%E9%9A%8A
 現代の曲技飛行隊は,各国空軍・陸軍における事実上の広報部隊として設置されているものが多い.
 観客を楽しませて親しみを持ってもらうというのも,民主国家で予算を勝ち取るための重要なお仕事.

 他に軍の曲芸飛行隊の目的としては,最先端操縦技術の開拓・練成,外国に対し,自国パイロットの練度を示威する目的も付随するとする考え方もある.
 これらの事から,総じて軍の曲芸飛行隊においては,全組織を見渡しても,特に優秀な技術を持つパイロットやその候補者と位置づけられている者が配属されるのが常套.
 彼らはきちんと訓練を積んだ上で飛行してるわけで,決して無謀な操縦をやってるわけじゃない.

 たとえばUSNのブルーエンジェルスは,基本的に海軍のリクルート活動の最大の武器と位置づけられている.
 ブルーズを見て海軍パイロットになった人は多数いる.
 だから「原則」,アメリカ国内以外の遠征はしない.
 UASFのバースは,もう少しインターナショナルな活動を行なっている.
 USAFはUSNよりも全世界に展開している関係もあって,国際親善の役割もある.
 嘉手納駐留する44TFSの司令も子供の時,バーズを見て空軍に入ってパイロットに成ろうと思ったと言っていた.

 アクロ飛行を危険で無駄と思うのは,日本のような飛行機後進国.

軍事板,2012/07/12(木)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 アメリカのハンドガン売上げランキング等が見れるサイトはありますか?

 【回答】
 販売店とかが出してる.
http://cheaperthandirt.com/blog/?p=15441

 全アメリカでの合計にはならないけど,全体での資料:
http://www.shootingindustry.com/u-s-firearms-industry-today-2011/
と,けっこう一致してるね.
>The top handgun manufacturers:
>. Ruger: 572,479 (+70.26%)
>. Smith & Wesson: 556,613 (+7%)
>. SIG SAUER: 216,603 (+75%).

軍事板,2012/07/12(木)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 戦艦や巡洋艦の主砲に関して質問です.
 6インチ以上の艦砲で,連装と三連装との間には,どれだけの技術的な壁があるんでしょうか?
 日本の戦艦で,三連装以上の主砲を積んだ艦は,大和型の二隻だけですし.

 【回答】
 いろいろあるが,根っこの原因は中央砲の扱い.
 特に尾栓の開け閉めで,連装だと左砲・右砲それぞれが外側に開くことができるが,中央砲はどちら側も左右の砲が邪魔をする.
 十分なスペースを確保できれば済む,と簡単に言うが,火薬を扱うキケンブツである砲塔の面積を,大きくするのは好ましくないし,それ以前に広い砲塔はそれだけ重くなる.

 三連装砲塔の出現は一次大戦のイタリアに遡るし,オーストリア=ハンガリー帝国でも採用している.
 弩級戦艦の出現当時は,同一甲板上に砲塔を配置していたため,片舷にしか指向できない砲塔があった.
 そこで中心線上に並べて背負式にすることで,攻撃力の向上を図った.
 これを三連装にできれば,砲塔数を増やさずに,さらに門数を稼げる.
 重心上昇を避けるため,高い位置に置かれる砲塔は連装にする必要があったが,コンテ・ディ・カブール級は12インチ砲を13門を積んだ.

 米国は主砲(14インチ砲)を連装から3連装にした際に,尾栓を横開きから下開きに改めてる.
 アメリカは低速でも重装甲を指向したので,門数あたりの砲塔数を削減した分,砲塔の装甲を強化できることから,ネバダ級から三連装を採用している.

 日本の場合は大口径と高速発揮を指向したので,砲塔あたりの門数は増えなかったが,昭和3年頃の金剛代艦は40センチ砲3連装3基だった.
 更に遡れば大正9年の八八艦隊計画当時,加賀級の所要12門の要求に対して,三連装4基や四連装2基と連装2基の混載が検討されている.
 また,『戦艦「大和」の建造』(御田重宝著)には,

------------
 三連装砲塔にすることは,艦本第一部は早くからだいたい決めていて,担当の斎尾は尾栓は三門とも右開きにする計画を持っていた.
 すると呉の砲こう部から,右と中央の砲は右開き,左側の砲の尾栓は左開きにするよう承諾願が艦本に送られてきた.
 同一形式のものは同一操作が原則なので,承諾しないで呉に突っ返すと,再三承諾願を送ってきて納得しない.
 呉に行って質すと,
「全門右開きの尾栓をつけると,砲身間隔が広くなり,砲塔の目方が70トン以上増加する」
とのこと.
 なるほど調べてみると,その通りだった.
 結果,呉案が承認されて右,中央の砲は右開き,左側の砲の尾栓は左開きになった.
------------

とある.

 四連装は三連装より,むしろ技術的ハードルは低い.
 連装×2を応用できるから.
 もちろん四連装砲塔はバカでかいから,これを採用するにはそれなりに覚悟が要る.
 でも連装×2よりは四連装×1の方が,(設計をうまくやれば)重量的にはくなる.

 もっとも,実際に4連装を採用した戦艦では,4連装砲塔は1門あたりの重量は少ないとはいえ砲塔1基の重さが過大となったために問題が多かったようだ.
 KG5,主砲あたりでググれば,4連装主砲の故障頻発はいくらでも例が出てくる.
 ブリテンのキングジョージ5世級が採用した四連装砲塔は,スペースをケチって背の低い砲塔を採用したもんだから,各種機器類の配置が恐ろしく窮屈になり,故障が頻発.
 終戦頃でも稼働率6割という,悲惨な成績を残してしまった

 戦艦の設計は,ある程度のレイアウトが固まれば,後は主砲の設計,それも基部周りから設計の制約が出始める.
 たかだか6cm程度しか主砲サイズが違わないのに,長門と大和でああもサイズが違うのは,口径が6cm大きくなっただけで,基部が2倍近くサイズアップしちゃうから.
 2連装以上になると,設計陣は出来る限りその基部を小さくしたくなるから,砲塔のスペースが限られ,そこで色々と無理すると弊害が出始める.
 K.G,Vでは,背の低い砲塔で尾栓を開くスペースの確保に,ものすごく苦労してて,無茶な機器類配置を余儀なくされる大きな要因になってる.
 揚弾機構や俯仰機構は従来と大して変わらないが,駐退機構は同じく大仰角時のスペース確保で大変なことに.

 あと,連装砲以上だと斉射時に発射砲弾自体が干渉して散布界が広がるってのがあった.
 連装砲ならともかく3連装砲だと,その干渉モデルの蓄積がなかったので,その解消法を見つけるのに時間がかかった.

軍事板,2012/07/13(金)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 戦時中の日本軍の軍用車輌で三菱・日野・いすゞ製をよく見かけるのですが,トヨタと日産は当時どんな軍用車輌を作っていたのでしょうか?

 【回答】
 指揮官用乗用車として,トヨタはAA型乗用車とAB型フェートン,AC型乗用車を主として生産し,日産は米国グラハム・ペイジ社の生産設備を引き継いで,1935〜36年モデルの同社製乗用車として70型フェートンを生産しています.

 それ以外は主にトラックで,トヨタはAA型と同型でトラックタイプのGA/GB型を手始めに,KB,KC及びBMの各種トラックを国内は元より中国でもノックダウン生産していました.
 日産は,グラハム・ペイジの生産設備を引き継いだ日産80型キャブオーバートラックの生産を始めますが,これが中国戦線で不評だったことから,オーソドックスな型に改造した180型を投入し,こちらは満洲でノックダウン生産しています.
 また,ダットサンも海軍の基地向けで利用されたりもしています.

 純粋な軍用車輌としては,トヨタKCY型の駆動系を流用した水陸両用トラック「スキ」型,陸軍からジープと同等の車輌をと言う要請で手がけたら結果ジープとなった四式小型貨物車があります.
 余談ながら,特攻艇震洋のパワープラントもトヨタKC系のものでした.

眠い人 ◆gQikaJHtf2 :軍事板,2012/07/16(月)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 航空機の場合,IFFで敵味方を区別しているようですが,戦車部隊の場合はどうやって敵味方を区別するのでしょうか?
 地上の場合,電波を飛ばして敵味方を区別していくのは難しいですよね?
 CIPというものがあるようですが,暗視装置限定のようで,現状では明確に敵味方を区別する方法はないのでしょうか?

 【回答】
 本当にケースバイケースと言うしかない.
 一般論として陸上はノイズが多いので,陸上戦闘においては光学(目視含む)が最もよく使われる.
 シルエットで確認するように訓練してる.
 可視光に頼れない夜間では,赤外線を使う場合もある.
 それ以外の電波,例えばミリ波とかも無くはない.

 もちろん,これらは探知はできても敵味方識別できるとは限らない索敵手段.

 また,戦車に限らず,陸戦一般論として,時間と進出線を事前に決めておく.
「ある時点に,この線より前にいるのは敵」

 もっと進んだ現代兵器だと,データリンクが導入されていたりする.
 有名なのがM1A2に搭載されたIVIS.
 ただし,「味方でないはずだが向こうに見える何か」が敵であるかはまた難しい問題.

 そのため,米軍でさえフレンドリーファイヤーで苦労してる.
 湾岸戦争の時には,西側の戦車は長射程を武器に次々相手をアウトレンジ!しようとしたら,次々味方に当たったので,それ以降,西側も東側も,戦車が想定する交戦距離は,目視で確認できる2000m程度になった.

軍事板,2012/07/18(水)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 A国軍人のAさんとB国軍人のBさんが大親友で,日常的にメールのやりとりしたり,お互いの国を行き来するような間柄でも,A国とB国が戦争 に突入したら,二人は一切のメールのやりとりや,中立国行って一緒に酒飲んだりとかはNGなんですか?
 こっそりやっても上層部にバレたら,内通の疑いかけられて軍法会議.
「おまえ確かB国軍人の友達いるって言ってたよな? ちょっとパソコン見せろ」
とか.

 【回答】
 それはその国,その軍隊の規定によるとしか言えません.

 比較的自由な所であれば,休暇で中立国に行ったときに,相手に会って一緒に飲む,とかまで明確に禁止することはないでしょう.

 ただし,何かあったときに疑いをかけられる可能性は,当然出てきます.
 規定に反していなければ,それで軍法会議にかけられるはずはありませんが,なにかと不愉快な目に合うことはありそう.
 常識のある軍人なら,そんなややこしいことはしませんから,全く問題なく終わったとしても,「非常識なヤツ」という評判は立つかも.

 みんなが納得するほどの理由(お盆に中立国,日本の有明というところで同じジャンルやってるからとか.…よけいダメか)があれば別でしょうが.

system ◆systemUniQ :軍事板,2012/07/18(水)
青文字:加筆改修部分


** 【追記】

827 名前:system ◆systemUniQ :2012/07/19(木) 22:11:17.64 ID:dQcDfOqB
前スレ
> 596 名前: 名無し三等兵 投稿日: 2012/07/04(水) 23:00:20.50 ID:lEjCFSvG
> 「スナイパー 現代戦争の鍵を握る者たち 」と言う本を読んだのですが, その「狙撃銃としてのM4カービン」の章で,77グレインMK262弾とM4カービンの組み合わせを絶賛してありました.

やっと原著が届いたので読みました.M4といってもサウンドサプレッサーを装備しているようです.
これだけでM16ヘビーバレルなみの安定度と長銃身化効果が得られそうです.
M4はそのままと書いてはありますが,サプレッサー装着時に銃身も替えている可能性があります.
その時にライフリングピッチも上げているかも.そうなるとかなりの性能が期待できるでしょう.
ライフリングそのままで730mにかなりの確率で初弾命中(と書いてありますが)だと,ちょっと考えを改める必要がありそう.

とはいえ,あくまでもM4は多数相手の時に有利,観測手が持つ武器という表現で,
メインはM24のようですから,匹敵する性能というわけではないようです.7.62mmとの比較も
7.62mmが軽い弾を使っていたからと書いてますね.でもM4もちょっとさわるだけで性能が上がるようですね.

system ◆systemUniQ :軍事板,2012/07/19(木)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 アメリカ海軍って第二次世界大戦後って,どのような対艦攻撃兵器を持っていたのですか?
 ソ連は早期に艦対艦誘導弾を開発しているようですけど,アメリカはハープーンまで無いようですけど,航空機による対艦攻撃を主としていたということですか?

 あと,航空機の対艦誘導弾も,ハープーンまでまともなのが無いように思ったのですが,どのような対艦攻撃を想定していたのですか?

 【回答】
 AGM-65マーベリックの動画では対艦攻撃もやってるよ.
 配備は72年から.
http://www.youtube.com/watch?v=uf_uC-s9bdw

 英海軍は,AGM-12ブルパップも対艦攻撃に使ってた.

 あとは無誘導爆弾とロケット弾による航空攻撃.
 ウォールアイは滑空爆弾だから,高度をとらないと射程が稼げないけど.

 英仏共同開発のTV誘導ミサイル,マーテルでも対艦攻撃をやるね.
http://www.youtube.com/watch?v=C4vkBWLmnZA

軍事板,2012/07/20(金)
青文字:加筆改修部分


目次へ

「未分類草稿別館 wiki」トップ・ページへ

「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ   サイト・マップへ