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青文字:加筆改修部分
 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.

※既に分類され,移動された項目を除く.

※荒れ過ぎにつき,レス回収基準は「Ver.8」


●初心者歓迎 スレ立てる前に此処で質問を 718

目次


** 【追記】

21 名前:三等自営業 ◆LiXVy0DO8s :2011/09/30(金) 12:55:50.67
>>19
分隊支援火器(軽支援火器)は,軽機関銃よりも軽便な自動火器です
その構造は,制式小銃の持続発射弾数および射程を拡張,強化したものや
軽量化した軽機関銃に制式小銃の弾倉を使用可能にしたものがあります.

また軽機関銃は非常時を除き,通常二名以上で運用しますが
分隊支援火器は,全ての状況下において一名で運用します.

軍事板,2011/09/30(金)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 UH-60ブラックホークによる,AGM-114ヘルファイアの運用について質問します.
 米陸軍の汎用型UH-60は,スタブウィングにAGM-114ヘルファイアを搭載できるようです.
 しかし,このヘルファイアの目標捕捉・誘導はどのように行うのでしょうか?

・汎用型UH-60にもFLIRやレーザー照射機が搭載されており,これによって目標捕捉・誘導するのでしょうか?
 (それらはどこに搭載されているのでしょうか?)

・UH-60が担当するのはヘルファイアの発射だけで,目標捕捉・誘導は,友軍機や地上部隊に行ってもらうのしょうか?

 【回答】
UH-60ヘルファイア搭載型の飛行試験結果報告書
http://www.dtic.mil/cgi-bin/GetTRDoc?AD=ADA196187&Location=U2&doc=GetTRDoc.pdf
のAppendix B,p. 20「HELLFIRE MISSILE SYSTEM」にありますが,ヘリには目標捕捉手段も,レーザー照射装置も装備されていません.
 照準用レーザー照射は他人(地上,他のヘリ,UAVなど)の担当です.

 ヘリ側では,ミサイルのロックオン(LOBL)信号に従って,発射ボタンを押すだけ.
 ただし,上記報告書の記述によると,ミサイルが目標に対して飛行可能なように,ヘリの 機体角度などを調整する指示マークが表示されるようです.
 ミサイルのシーカーから指示をもらうのかな?

system ◆systemVXQ2 :軍事板,2011/09/30(金)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 ストリーク・イーグルのあの変な色は,軽量化のため無塗装だからだと聞きましたが,じゃあ,F-86セイバーやF-104の様な銀色むき出しの機体は,塗装していないんでしょうか?

 【回答】
*磨いただけ
*クリアー塗装してある
*金属地肌ではなく銀色に塗ってある
など様々.

 同じシルバーの物でも,無塗装の物と,アルミナイズド・シルバーと言うシルバー塗装された物がある.
 WW2末期から1950年代の物は,無塗装の物が多いが,それ以降はシルバー塗装.
 無塗装は生産時の作業工程の省略化,塗装重量の軽減化による性能向上などで採用されていたが,無塗装による(無塗装と言っても腐食防止処理などはされてるシートだが)対候性の低下が,軍用機の運用年数が長くなるに連れて深刻化した為.

 F-86で言えば,朝鮮戦争での米軍機などは無塗装.
 航空自衛隊機は,初期の米軍からの貸与機は無塗装.その後の国産ライセンス機は当初より銀塗装.
 初期の無塗装機も,重整備時に銀塗装に塗り替えられた.

 空自F-104も,米国からの最初期の完成輸入機は無塗装.
 それ以降は銀塗装(一部グレー機もあるが)
 無塗装機はF-86と同じで,後に銀塗装にされた.

軍事板,2011/10/01(土)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 朝鮮戦争の時,対地攻撃機としてP-47を使おうとしたら,ほとんどなくて急遽P-51になりましたけど,1万5千機もつくったのに,終戦からわずか5年でどうしてそうなったんですか?

 【回答】

------------
http://en.wikipedia.org/wiki/Republic_P-47_Thunderbolt#Postwar_service

Since the Mustang was more vulnerable to being shot down, (and many were lost due to anti-aircraft fire), some former F-47 pilots suggested the more durable Thunderbolt should have been sent to Korea; however the F-51D was available in greater numbers in the USAF and ANG inventories
------------
------------
http://www.vectorsite.net/avp47.html

The P-47 soldiered on after the war, serving with USAF (the Army Air Forces became the Air Force in 1947) until 1949, and then with the US Air National Guard until 1953, with the designation "F-47" from 1948.
The P-47 didn't fight in the Korean War, apparently because the necessary quantities were no longer available:
------------

 ここいらの記述をまとめると,P-47は1949年には空軍から退役.
 その後も州空軍では依然使用していたが,朝鮮戦争時には実戦で使える数 (necessary quantities)の機体がほとんどなかった.
 一方のムスタングは,空軍にも州空軍にも大量にあった.

軍事板,2011/10/02(日)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 防衛予算概算要求が提出されたと言うことで,質問があります.
 ここ近年,護衛艦の新造は無く,延命改修ばかり予算に計上されていますが,改修をすることによって,おおよそ何年ほど耐久年数が増えるものなのでしょうか?
 延命改修と言っても様々な内容があり,難しい質問をしている気もしますが,分かりましたら教えてください.

 【回答】
 近年ではなく去年と今年.
 延命の内容は,腐食した配管の交換等で5年延長を図るものと,
機器類のアップデートを兼ねて10年延長を図るもの
の2パターン.

 予算要求に書いてある,「既就役装備品の改修役務」てのが5年延長.
 消耗したパーツだけ更新して,あと5年,現状の能力を維持する.
 「能力向上装備品」てのが10年延長.
 あと10年使うために,一定の能力向上をはかり,一部の機器やソフトウェアを新型に変える.

 現在,
はつゆき型について5年延長1隻が成立済,10年延長1隻が予算要求中
あさぎり型について5年延長1隻と10年延長3隻が成立済,5年延長2隻と10年延長2隻が予算要求中
あぶくま型について10年延長2隻が予算要求中
はたかぜ型について10年延長1隻が予算要求中

 他に,
とわが型補給艦の艦齢延長1隻が成立済
エアクッション型揚陸艇の予算延長が1隻分成立済,1隻分予算要求中

 これ以外にも,潜水艦増強方針に伴い,従来の16年から22年に艦齢を延長するメンテ工事を行うことになっている.
 おそらく工事1年で艦齢延長5年だろう.

軍事板,2011/10/03(月)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 フアンカルロス級は強襲揚陸艦兼軽空母ってなってるんですが,特別な設計にしないと,強襲揚陸艦を軽空母として使うことは出来ないの?
 逆はドックの有無なんでわかりますが.

 【回答】
 最低限固定翼機を収容できるだけの格納庫と,兵装と燃料をフルに近い状態で搭載した機体を,上げ下げできるエレベーターがなければ,「空母」としては使えないわな.
 甲板を耐熱構造にしないと,着艦時のジェット排気で損傷する.
 V/STOL機であっても,爆装した状態で滑走離陸出来るだけの長さの飛行甲板がなければ,実用上あまり意味が無いし.
 艦体がそんなに大きくないなら,スキージャンプ甲板も必要だろう.
 アメリカのエセックス級やアメリカ級くらいでかければ,スキージャンプ台がなくても大丈夫だけど.

 ただ,スキージャンプ甲板は強襲揚陸艦としてだけ考えると,ヘリの運用の邪魔になるし,車両も積む(それこそ,ウェルドックのある)となると航空格納庫に車両格納庫を二つ,それぞれ設けることになるから,乾舷の高い設計になることは必至なので,航空機運用には制限を生みやすくなる(よく揺れるようになるから).

 いずれにせよ,ヘリコプター主体の「強襲揚陸艦」ではなく,ウェルドックと車両甲鈑のある本格的な揚陸艦(アメリカの分類だと揚陸侵攻艦とか呼ばれるもの)を考えるなら,充分な能力を求めるとかなりデカイ船になるな.
 コスト的にそれで見合うかだが・・・.

 あと,強襲揚陸艦は(米海軍では),余剰の護衛空母を兵員揚陸用のヘリ空母に改装したのが始まりで,ウェルドックのあるなしはあまり関係ない.
 アメリカ級も(3番艦以降は復活するらしいけど),1〜2番艦はウェルドックがない.

軍事板,2011/10/04(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 ハワイというかポリネシア?!というんですかね,ああいった「南の島」の原住民たちが,12〜19世紀あたりに使用していた武装,主な戦術ってどんなものだったんでしょうか?
 イメージとしては,椰子の実ヘルメットに,編んで作った盾,腰簑だけの半裸に,石製の槍や斧,単純な小弓の武装で,キャホホホ叫びながら酋長を先頭に浜辺で白兵戦闘…なのかなぁ,と想像しますが.

 【回答】
 ハワイの武器であれば「ニホ・オキ」と呼ばれる,木の棒に鮫の歯を並べてくくりつけた剣(というか棍棒というか…)が有名.
 名前は違うが,ポリネシアの島々には似たような武器がある.

 こういうのね.
http://www.tikimaster.com/category/05.21/
 これは再現品だけど.

 鮫の歯の剣?の他にも,カジキの吻を使った槍などもある.
(このページの一番上の段がそれ)

軍事板,2011/10/05(水)
青文字:加筆改修部分

 こんなんですな.
http://www.ancientmilitary.com/hawaiian-military.htm

system ◆systemVXQ2 :軍事板,2011/10/05(水)
青文字:加筆改修部分


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