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※青文字:加筆改修部分
ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
※既に分類され,移動された項目を除く.
※荒れ過ぎにつき,レス回収基準は「Ver.7」
スレ立てる前に此処で質問を 638
目次
【追記】 日本では,戦前戦中にも,「軍オタ」は存在したんですか?
【質問】 ボルトアクション・ライフルって,木の部分で銃身を覆ってますが,あんなに覆う必要あるんでしょうか?
【質問】 ブルパップライフルは機関部が後にあるから,耳が悪くなるって聞きますが,実際にそんな事例があったりするの?
【追記】
178 名前: 名無し三等兵 投稿日: 2010/06/26(土)
21:37:44 ID:T1QRPVgw
日本では,戦前戦中にも,「軍オタ」は存在したんですか?
スパイ扱いされて,特高や憲兵に引っ張られたりするから,そんな危ない趣味は誰も持たなかったとも想像できますが・・・
181
>>178
いわゆる今の日本国内で言うような形の「軍オタ」ってのは無い
どちらかというと,海外の軍オタの形態に近い感じのは
あったというか,オタというほどでもなく一般的,ナチュラルにそういう物はあったらしい
ただそれは,「趣味」というほど意識されたものでもなく
「兵隊さんへの尊敬が人一倍ある人」というような感じの受け取られ方
その活動だって,写真機そのものが高価なものだった時代なんで
基地や軍港に近づいていって写真を取って,憲兵に注意されるとかなんてのが殆ど発生しない
(カメラ持ってる奴が少ない)
どちらかというと横須賀に軍艦○○が入港したから見に行こうぜ!とか
子供らが見物に行くのと,その延長って程度
あとは,新聞の切り抜きを集めるとか,有名な軍人の誰々の経歴や業績に詳しいとか,
そんなくらい
軍事板,2010/06/26(土)
青文字:加筆改修部分
【質問】
ボルトアクション・ライフルって,木の部分で銃身を覆ってますが,あんなに覆う必要あるんでしょうか?
ハンドガードみたいにちょっとでいいのでは?
そしてあのストックは,なんであんなにみっちりしてるんです?
AKS74みたいな間の開いたストックの方が,軽くて良いでしょうに・・・
【回答】
ボルトアクションライフル以前の小銃が,そのように銃身の保護を兼ね,銃身の周囲を覆っていました.
銃身を守ってくれる木材がないと,ぶつけたり,白兵戦で敵をぶん殴ったりしたら,銃身がすぐに曲がっちゃいますから.
ボルトアクション式小銃の銃床は,何も考えずにそれまでの形状を,ただ踏襲していただけだったりします.
仰るような先台と銃床を分割するようになったのは,短機関銃のスタイルが最初で,短機関銃の設計思想に近付いた自動小銃が,カラシニコフのような,銃身の一部のみを保護する形状を選択しており,またこれは省力化と,保持する位置を限定し,銃の動揺と抑えやすい位置を示しています.
また,近代化されたボルトアクション式は,L96やFR-F1等のように,独立した握把と短縮された被筒または先台を備えたものもあります.
何れも連射時の銃身の過熱から射手を保護するよりも,銃身の周囲に命中精度への悪影響を排除する目的が優先され,銃身が銃床から浮いたような状態で保持されているものもあります.
これをフローティングバレルといいます.
そして銃身を含めた機関部と,銃床との接合部の状態を微調整するベディングと言う概念により,様々な形態の銃床が考えられました.
三等自営業 ◆LiXVy0DO8s(黄文字部分) in
軍事板,2010/06/29(火)
青文字:加筆改修部分
【質問】
図書館の本で,H&K社が1990年代に製造した短機関銃の内部構造部品の名称があり,その中に「蹴子」と言う部品があったのですが,この部品の役割って何ですか?
【回答】
蹴筒子とも表記される部品と思われます.
英語ではEJECTER(イジェクタ)と呼ばれます.
これは,後退するボルトが引き抜いた薬莢を,銃の外に蹴り出す為の部品ですね.
三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板,2010/06/29(火)
青文字:加筆改修部分
【質問】
ブルパップライフルは機関部が後にあるから,耳が悪くなるって聞きますが,実際にそんな事例があったりするの?
あとアサルトライフルって,3.5kg前後の重さの様ですが,これより軽くは出来ないの?
(AKS74Uみたいなのは別として)
つーか一番重さを食ってんのは,どの部品?
チャンバー?
【回答】
ブルパップ式の小銃では,薬室は丁度構えた頭部に隣接する位置に来ます.
ですから発射の際の爆発音が直接耳に当たる為,通常のレイアウトの物に比較して,より難聴になり易いようです.
小銃の重量はM16A1の約2.7kgが最軽量ですが,これでは華奢過ぎて,現代の小銃運用には適応出来ないので,レイル等のアクセサリアタッチメントが必須です.
より軽量化を達成するには,より軽量で強靱なエンジニアプラスチックを導入したり,機関部の軽量コンパクト設計をさらに推進しなければなりませんが,銃の部品の中で最も重い銃身の性能に限界があるので,現代小銃のさらなる軽量化は非常に困難と言えるでしょう.
ちなみに軽量小銃の先達であるAR-10は,銃身を,旋条を切った内筒と,軽合金製の外筒をの組み合わせで大胆な軽量化に至りましたが,テスト中に起きた銃身破損事故以来,その問題が解決出来ない為,通常の銃身材料を使用したAR-15の設計に落ち着きました.
三等自営業 ◆LiXVy0DO8s in 軍事板,2010/06/30(水)
青文字:加筆改修部分
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