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青文字:加筆改修部分
 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.

※既に分類され,移動された項目を除く.

※レス回収基準は「Ver.6」


スレ立てる前に此処で質問を 618
※乱立荒らし目的と思しき重複スレッド.長期間放置の後,vol.628として再利用.

目次

 【質問】 17〜18世紀の西洋の兵士は整列後に一斉射撃を行っていましたが,装填が完了した人が随時撃ってた方が早く敵を倒せるのでは?

 【珍説】 「現代の米軍の駐屯地にいる下士官兵には,一つのメニューの食事しか与えられてない」???

 【質問】 民間船は火を使って調理OKだが,自衛艦はダメなのは,火薬とかが多くて危険だからでしょうか?

 【質問】 グデーリアンの『電撃戦』の付録地図に記載されている部隊名の略表記が分かりません.

 【質問】 この人たちが持ってるのは何ですか? ライフル?バズーカ?グレネード?

 【質問】 自衛隊の基地を新たに作るときも,揉めたりはしてるんですか?

 【質問】 なぜ燃焼薬莢方式だと構造上,空砲が作れないのでしょうか?

 【質問】 電子励起爆薬が実用化されたら,小銃弾で装甲車を大破させたり,鉛筆サイズのミサイルを何百機も搭載した攻撃機なんかが登場したりするんですか?

 【質問】 軍が自軍の兵器を「就役が遅れ役に立たなかった武器」と,評価したものはありますか?

 【質問】 翼が胴体に付く位置,上,下,真ん中ってなんか意味があるの?

 【質問】 B-29が富士山上空を飛ぶときは,搭乗員は酸素マスクを着用していたのでしょうか?

 【珍説】 「太平洋戦争時,アメリカが急降下爆撃を雷撃よりも重視したのは,金持ち国の着実志向のため」???

 【質問】 載せていた機数の割合から考えても,アメリカ海軍は急降下爆撃重視の傾向があったのでは?

 【追記】 こいつらは,最初から途中から空母に改造する事が決まった上で建造された客船や商船だぜ

 【質問】 もし中国が民主化され,朝鮮半島も元の鞘に戻り.日露平和条約が締結されれば,在日米軍はいらないのでしょうか?

 【質問】 「公式の証拠がないとかってに捏造してる」のですか?


 【質問】
 17〜18世紀のイギリスの赤服とか西洋の兵士は整列後に一斉射撃を行っていましたが,装填が完了した人が随時撃ってた方が早く敵を倒せる気がします.
 なぜ,一斉射撃にこだわってたのですか?

 【回答】
 ひとりずつ撃ってたら命中しないからさ.

軍事板,2010/05/02(日)
青文字:加筆改修部分

 あれは主に戦列歩兵なので,機動しながら交戦します
 当時のマスケットは有効射程が100mぐらいで,しかもとにかく命中率が低かった.
 だから,どんどん動いて遊兵を作らず,場合によっては銃剣突撃する軍隊が強かったんです.

 しかも,当時の銃は前装銃で装填にかなり時間がかかるので,装填時間を計算に入れて動かす必要があったので,射撃のタイミングを合わせた方が良かった.
 次弾装填兵隊が遅いから,恐怖にかられて無駄撃ちすると勿体無い.

 あと,戦場の兵の気持ちでは100mなんて超至近距離だから,下士官にどやさないとつい撃っちゃう.
 しかも当時の兵は士気が低くて,自由にやらせるとすぐ逃げるから,命令でガチガチに固めておく.
 遊撃戦や散兵戦術ができるのは,常備軍や猟兵のような精鋭部隊,あるいは後の国民軍のような士気の高い軍隊です.

モッティ ◆uSDglizB3o in 軍事板,2010/05/02(日)
青文字:加筆改修部分

 敵前でノロノロと歩いているのも,隊形を維持する為(駆け足では速度に個人差があり隊形維持困難).
 軍楽隊がついて行くのも,BGMで歩兵の足並みを揃えさせる為.
 戦列歩兵は隊形命.
 兵にも隊形組んでの行進の仕方と,銃の撃ち方しか教えてない(だから促成教練による大量動員可能)から,自部隊の隊形が維持できなくなると,指揮官にやることは無く,退却命令を出すしかなくなる.
Barry Lyndon - First Taste of Battle


70 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2010/05/02(日) 10:09:53 ID:???

 弾幕薄いとブライトさんに怒鳴られるくらいだからね.

軍事板,2010/05/02(日)
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 【珍説】
141 名前: 霞ヶ浦の住人 ◆iQXTBGahk. 投稿日: 2010/05/06(木) 23:25:16 ID:5Qo/Fv6L
>136
>135
>遅くとも湾岸戦争の時には実現していますが.
>いい加減,現代の米軍の駐屯地にいる下士官兵に一つのメニューの
>食事しか与えてない証拠を出してください.WW2の話はいらないので,さっさと出せよ.
>想像でなくきちんとした根拠をつけてな.

霞ヶ浦の住人の回答.
「アメリカ軍の場合,なんと年度によりメニューが統一されて決まっており,
朝食ユニットは7種,昼食/夕食兼用メニューは14種類,
およそ2週間に一度の割合で繰り返すローテーションメニューになっているのだ.」

下記,最新 アメリカ軍野戦食事情!を参照ください.
http://10.pro.tok2.com/~phototec/UGR.htm

 【事実】
 出されたリンク先に,
「配食時,食べたい物や量は調節してもらえるのだ」
と,きちんと書かれてますよ.
 宗教的タブーはそこで調整可能ということですが.

 それに,食べない人も結構いると.
 メニューによる回避が可能なわけですが.

 さらにリンク先に以下の文があるが.
「飽きると言っても元々,アメリカ人の食生活は単調であるし,3食全て基地で食べる者も少ないだろう.
 戦地や演習中に妻の手料理とか外食は無理であるが,出動時は携帯食だし,勤務時間外はPXで食事も出来る.
 全く同じ物ばかり繰り返し食べると言うわけでもないのだ.
 さらに言えば,実は上記メニューはあくまで基本であり,これ以外にもパンや牛乳,現地で入手できる生鮮野菜や果物,さらにケーキやスナックなど副食がたっぷり用意されるので,各自がその時に食べたい物をその中なら選ぶ事が出来るのだ」

 あくまで,基本メニューで,結局食べるものを選べるということだ.

軍事板,2010/05/06(木)
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 【質問】
 民間船は火を使って調理OKだそうですが,自衛艦はダメだそうです.
 火薬とかが多くて危険だからでしょうか?

 【回答】
 うん.

 何よりも,火(この場合は裸火ってことだな)を使うには「燃やすもの」が必要になる.
 でなければ裸火が発生しないわけで.
 となると,被弾したときにその「燃やすもの」が誘炎する可能性があるから,調理に火を使うことは危険になる.

 あと,貨物船とか客船といった民間船は,構造上調理室が船体内ではなく,上部構造物にあることが多い.
 これなら出火しても外部から消火がしやすいし,最悪爆発が起きても船体内で爆風や爆炎がこもって被害を大きくする可能性も低い.
 でも軍艦の場合,大概調理室は船体内にある.
 上部構造物が大きく壊れてもすぐには沈没しないけど,船体内で爆発や火災が起きると,損傷によってはそのまま浸水して沈んでしまうから,更に危険になる.
 軍艦の場合,防御上の理由で窓を極力設置しないので,「密閉空間での火災」という点では,更に危険が大きくなる.

 もっとも,調理から裸火を廃止しても,
「対艦ミサイルが命中し,調理室の揚げ物用油に引火して,二次火災が発生した」
なんて事例があったりするのだが・・・.

軍事板,2010/05/07(金)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 ドイツ軍やソ連軍の軍隊の表記法についての質問です.
 差し当たり,以下が意味するものについてご教示ください.
 日本語と原文(キリル文字ではなくアルファベットでお願いします),双方の正式名をご提示いただけると幸いです.

H.Kdo(独軍)
I.R.(独軍)
V.A.(独軍)
Tle.(独軍)
Div+Pz.Verb.(ソ)

 グデーリアンの『電撃戦』の付録地図に記載されている部隊名です.
 I.RやI.Dについては歩兵連隊・師団ですが,それ以外のH.KdoやTle.やVerbなどは初めて見るので,意味がわからないんです.
 たとえばTle.10.motなどは第十自動車化……までしかわかりません.

 【回答】
 いちおうその本自体に,「地図記号,略号一覧」というのが付属していたはず.

 分かる範囲ではこんなところ.

H.Kdo. =Hoherer Kommando (軍団や軍など上級司令部)
I.R.=Infantrieregiment(歩兵連隊)
V.A = 先遣隊,前衛部隊
Tle.=Teil(壊滅したり上級部隊から切り離された部隊の残余)
Verb = Verband = 編合部隊
Pz.Verb.=Panzerverband(ドイツ軍の定義では臨時編成の装甲部隊)

軍事板,2010/05/07(金)
青文字:加筆改修部分


 【質問】

 【回答】
254 名前: 名無し三等兵 投稿日: 2010/05/07(金) 22:03:32 ID:lBZtJ0TV
ttp://livedoor.r.blogimg.jp/hamusoku/imgs/1/4/144ff82e.jpg
この人たちが持ってるのは何ですか?
ライフル?バズーカ?グレネード?
255 名前: 名無し三等兵 投稿日: 2010/05/07(金) 22:28:55 ID:OgAe3ZZW
http://www.globalsecurity.org/military/systems/ground/smaw.htm

>>254 この武器.肩撃ちロケット.バズーカの親戚みたいなもの.

軍事板,
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 自衛隊の基地を新たに作るときも,揉めたりはしてるんですか?

 【回答】
 航空自衛隊であれば,F-104の導入に際して基地の滑走路を2700メートルに延長するために大いに揉めた.
 アメリカで3000メートルと言っているのに2700で足りるのかだの,うそ付いているだの,どうせもっと拡張する気なんだろうだの,拡張の口実にするような戦闘機の採用は白紙にしてしまえだの,めちゃくちゃ.

 百里基地は元々海軍航空隊の基地ではあったけど,戦後に開拓地として農民に払い下げられたあとに
「やっぱ基地にするわ」
で立ち退きを頼んだりしたもんだからこれまた大荒れ.
 くの字に曲がったタキシーウェイも反戦地主が立ち退かないからで,あれのおかげで戦時にはタキシーウェイを補助滑走路にしようという目論見が潰されている.
 さらにはその土地にわざわざ杉まで植えているもんだから,管制塔からランウェイエンドが見えないというおまけまでつく.

 昔,百里の管制塔を見学させてもらったことがあったが,突出部の杉林で見事に隠れる.
 広報役のパイロットが,
「事故の可能性を高めたり安全性を低めたりしてでも,主義主張を通したいんですかね」
と呆れていた.

ふみ ◆Y.QUKJBduY in 軍事板,2010/05/08(土)
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 【質問】
 ウィキペディアの,ラインメタル120mm L44の項に,
「・・・大型化した砲弾の取り扱いを少しでも容易にするため,発射時に薬莢が金属底部を除いて焼失してしまう燃焼薬莢方式を採用している.
 しかしこのため,構造上,空砲が作れないという欠点があり,訓練用の非燃焼薬莢の空砲も用意されているが採用国はなく・・・・」
とあるのですが,なぜ燃焼薬莢方式だと構造上空砲が作れないのでありましょうか?
 金属薬莢の空砲がそうであるように,装薬と燃焼薬莢だけで空砲が作れないものでしょうか?

 【回答】
 当たり前だが「弾」がないと,薬室と砲口との間に装薬の燃焼ガスを受け止める「栓」がないので,発火した瞬間にガスが全部抜けていってしまう.

 そうなると,実弾を発砲したのと同じ状態にならないから,後座機構とかはちゃんと作動しないし,そもそも有弾弾薬と同じ条件で装薬が燃焼しない.
 薬莢式の弾薬なら,薬莢の口を絞ってガスが一気に抜けないようにしておくことで,ある程度同じ条件にできるが,無薬莢式だとそれができない.

 大砲の場合は反動不足で,充分に後座しなくても何とかなるが,自動火器の場合はそれでは困るので,自動火器で空砲を使う場合は「ブランクアダプター」「チョーク」と呼ばれるオプションが銃口に装着される.
 これは銃口につける一種のバルブで,実弾を使用したのと同じ状態を銃身内に再現して,確実に作動させるための部品.
 大砲に同じようなアダプターを付けてもいいが,取り外しがめんどくさいし,万が一外し忘れて実弾を発砲したら,銃とは比べ物にならない大事故になるので,「砲」にブランクアダプターを使うことは基本的にない.

 薬莢式の空砲でも,木やワックスで作られた擬似弾頭で,アダプターを使わなくても実弾と同じ状態にできるものがあるが(「撃ち心地」も実弾とほぼ同じになる),大砲の場合(まぁ,銃でも同じだけど)これだと
「実弾よりも遥かに威力は低いが,それでも火薬の力で撃ち出されたものが砲口から飛び出して行く」
ので,実弾並みの安全範囲を砲口周辺に確保する必要がある.
 木やワックスとは言え,粉々になった破片が飛び散るので,むしろ実弾よりも砲口周辺は危険だったりもする(散弾飛ばしてるのと同じようなもんなので).

 また,まぁ銃弾だってそうなんだけど,大砲の弾薬の場合,装薬の不完全燃焼が起きると,とても厄介な事になる.
 薬莢式だったら,薬莢ごとおそるおそる取り出すこともできなくもないが,それすらできない無薬莢式は,「不発」になった時の扱いがものすごく面倒で危険になる.
 なのでそういう観点からも,無薬莢式の120o戦車砲用の空砲は,常用実用品としては作られなかった.

 120o滑腔砲の場合,こうした理由で空砲の扱いがメンドくさくなるため,NATOは訓練用の空砲は基本的に シムファイアー装置(戦車の砲のトリガーと連動して作動する,要は花火)で代用して,120o砲用の空砲弾はなくてもいいということにした.

軍事板,2010/05/09(日)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 電子励起爆薬が実用化されたら,小銃弾で装甲車を大破させたり,鉛筆サイズのミサイルを何百機も搭載した攻撃機なんかが登場したりするんですか?

 【回答】
 小銃弾の弾頭サイズ,7.62oとか5.56oで現行のATGM並の威力が得られるようになっても,装薬が小銃弾のままでは射程も小銃弾のままだ.
 それでは現行の対戦車兵器以上の「特攻」になっちゃうから,小銃弾の弾頭威力だけ肥大化しても,あまり意味が無いな.
 そして,誘導装置や推進装置は現行のままなのだとしたら,弾頭だけ小さくできても全体としてはあんまり変わらないだろうな.
 火薬の性能が良くなったって,銃の銃身やミサイル部品は,既存の金属か何かで作らなきゃならないわけだから,現代の戦術を一新してしまうような革新が起きるとは考えにくい.
 弾頭が小さくていい分,その重量とスペースを他の部分に回せるから,射程は大きく伸ばせるだろうけど.

 でも,対戦車兵器というか陸戦兵器として考えると,ある程度以上の射程があったら,目標は地平線の向こうになってしまって,「直接射撃」「水平射撃」で攻撃できないから,弾頭が小さくなった分燃料を増やせるようになって射程が伸びても,直射式の対戦車兵器としては恩恵がないね.
 対戦車ミサイルはみんな曲射弾道で飛ばすように・・・って,現状でも最新式のATGMは大概そうだからなぁ.

 この
「や,弾頭だけ小さくできてもあまり意味ないし」
ってのはミサイルは全て同じだから,航空兵装としてのミサイルも極小化されたりはしないだろう.

 あと,「弾頭威力の強大化」は,威力と射程のバランスが取れないと,”デイビー・クロケット問題”が発生する.
 「肩に担げる(D.クロケットは無理だったらしいけど)個人運用サイズの兵器から撃ち出せる弾頭ですが,有効破壊半径はなんと5000mも!
 これ一発で敵一個中隊を吹き飛ばせます」
「・・・それ,有効射程はどのくらい・・・?」
「約4000mです」
「・・・それって,撃ったら自分も巻き添えになるんじゃ・・・」
「はい,ですので撃ったら即座に,塹壕か頑丈な遮蔽物に隠れるか,事前に設営した塹壕内から撃ってください」
「・・・それって既に『個人運用可能』な兵器じゃないんじゃ・・・」
というね.

 ま,「防御用手榴弾」だってタコツボに入ってない状態で投げたら,通常投げられる距離内に着弾したら,自分とこまで破片が飛んでくるけど.
 大概の無誘導対戦車兵器は,確実に当たる距離で撃ったら発射後すぐに身を隠さないと,自分も危ないしね.

 理論的には500倍の爆発力を持つそうだから,1kg爆弾を10万個ばら撒く爆撃機なんて事は有りうるかも.
 国際世論は黙ってはいないだろうけど.
 ただ,そんなものをバラまいても,爆弾同士が威力干渉起こして無駄が多すぎる気が・・・.
それでも都市は壊滅するだろうけど.

 ってか,IEDや自爆テロが恐ろしいことになりそうだな.

 被弾した時の誘爆も,壮絶な事になりそうだ.

軍事板,2010/05/09(日)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 軍が自軍の兵器を「就役が遅れ役に立たなかった武器」と,評価したものはありますか?

 【回答】
 なんぼでもあります.
 例えばフェアリー・アルバコアがソードフィッシュに戻されたのは,現場のそういう評価・報告がとても無視できない内容・量提出されたからです.
 それでなくとも,ある程度時間を置いて冷静な目で見直し,役立たずの烙印を押された事例はいっぱいあります.
 軍が自分の手で,欠陥を認めた文書を残しているのです.

 だから,軍が役立たずと評価しているなら,そういう報告書・資料は必ずあります.
 古い兵器なら,まず間違いなく機密指定も解除されていますから,軍に照会すれば入手することは不可能ではありません.

ゆうか ◆u8WC078ef5ch in 軍事板,2010/05/09(日)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 B-29の飛行時の搭乗員の装備・服装はどのようになっていたのか分からなくて困っています.
 日本空襲時に富士山を目印にして飛行していたらしいですが,富士山上空を飛ぶときは酸素マスクを着用していたのでしょうか?
 B-29は20000フィート(6000mくらい)以上の高高度を飛ぶときでも,与圧されているので酸素マスクや防寒服は不要だったとのことですが,このページ
http://www.geocities.jp/torikai007/war/1944/b29.html
の中ほどにあるアトキンソン・レーダー航法士の戦闘詳報(1945年5月29日;横浜大空襲)には,富士山を確認する直前に,
「350ポンド爆弾投下準備をするも,2万フィート上空で酸素ボンベが空になり」
苦労する記述があるのですが,これはつまり酸素マスクを使用していたということなのではないかと…….
 実際は高度に応じて与圧されたりされなかったりしたのでしょうか?

 【回答】
 B-29だと,機首のコクピットと,後部の与圧室,前部と後部をつなぐ通路(と言ってもパイプだが.)が予圧で,爆弾倉は非与圧なので,爆弾投下時に酸素マスクをつけて,投下を監視していた.

 また,戦闘空域(日本上空)に入る少し前に,与圧は限度一杯まで下げて,乗員は酸素マスクと防寒装備を着用した.
(テニアンからの日本までの行き帰りは当然,高高度を飛ぶ.それの方燃費は良い訳だから)
 これは高高度で機体に与圧をかけていると,被弾して機体に穴が開いた時に,急激な内圧の低下による人体への悪影響(最悪気絶する)が起きる可能性が高いのと,急激な気圧の変化による機内の濃霧化現象(一気に気圧が下がるので,空気中の水分が冷えて結晶化し,”霧”が発生する)が起きるのを防ぐためと,与圧が掛かっていると機体に損傷が起きた場合,ほんのちょっとした穴や亀裂でも,そこから大きく裂けて行くのを防ぐため.

 これは,「世界の傑作機」B-29の号にB-29の対日戦ミッションの解説があって,そこに書いてあったかと.

・・・ちょっと手元に本がないから断言はできないんだけども.

 一応これを参考にしてくれ.
B-29写真博物館

 ついでに言うと,ジェット時代の戦略爆撃機も,与圧能力があっても同じ理由で,戦闘空域に入ったら与圧は下げて酸素マスクを着用する.
 これは「世界の傑作機 B-52」のミッションの説明にあった.

軍事板,2010/05/09(日)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 前々から思ってたんですが,WW2初期の戦闘機って,現代の小型プロペラ機みたいに,翼が胴体の上の方に付いてるタイプが多かったですよね?
 で,そのあとの零式戦闘機やヘルキャットのような時代の戦闘機って,胴体の下面に翼が付いてますよね.
 で,また時代が進むと,F86やA-4,F-4のように下に翼が付いてるジェット機になり,その後はF-15,Su-27のように胴体の上に付いてるタイプ,EF2000,F-16のように真ん中(少し違う気もする)のタイプになってますが,この翼の位置ってなんか意味があるの?
 ただのエンジンの問題には思えないけど・・・


 【回答】
 空力的には,高翼・肩翼は上反角効果を持ちロール安定に寄与する.
(現在では設計が進んで,この点においては高翼・低翼あまり気にしない.)
 主翼と胴体の干渉抵抗からは,中翼がベスト.
 構造的には,翼から胴体を吊る(高翼),翼構造に胴体を乗せる(低翼),のは設計が楽.
 中翼はキャリースルー(中央翼)が胴体を貫通するので,中になんか載せる場合は面倒.
(でも最近は,戦闘機なんかだとキャリースルーを持たず,主翼構造と胴体フレームを結合する機体も多い.)
 それ以外にも,視界,主脚との関係,エンジンのクリアランス,主翼下への搭載物,客室騒音,などの点で長所・短所がある.
 時代・技術・用途等によって重視される点が変わり,それに都合の良い形態も変わってくる.

 昔は脚の問題があった.
 着陸脚と地上高の問題で,たいてい翼に主脚を収納してたので,それが長くなるのを強度的に嫌ったので,下翼機が多くなった.
 脚を短くしたいために逆ガル翼にした機体もあるし,本邦の紫電戦闘機は中翼で脚が長くなるので伸縮式にしたりもした.
 しかし最近の戦闘機は胴体に脚をしまうので,もはやそれは関係ない.

軍事板,2010/01/29(金)
青文字:加筆改修部分


 【珍説】
323 :霞ヶ浦の住人 ◆iQXTBGahk. :2010/05/08(土) 18:49:24 ID:4SrCQvRH
>299
>WW2の頃の対空母について質問があります
>急降下爆撃と雷撃,どちらがより有効なのでしょうか?
>爆撃のほうが発艦できなくなる分優位のような気がするのですが,
>炸薬は魚雷のほうが多いですよね
>よろしくお願いします

霞ヶ浦の住人の回答.
どちらも有効と,日本とアメリカの海軍は見ていました.

説明.
日本とアメリカの空母は,「急降下爆撃と雷撃」の両方を載せていました.
しかし,どちらかというと,日本海軍は雷撃(と水平爆撃)重視.
アメリカ海軍は急降下爆撃重視の傾向がありました.
載せていた機数の割合から言えます.

雷撃機は,魚雷攻撃と水平爆撃をします.
爆薬の量が多いのと,高空から投下すると,当たったときの威力が大きいです.
しかし,当たる確率は少ないです.

急降下爆撃機は急降下爆撃です.
爆弾は小さいです.
当たったときの威力は小さいです.
しかし,当たる確率は多いです.

霞ヶ浦の住人は,「急降下爆撃」の方が「より有効」であったろうと想像します.
つまり,アメリカの考えの方が正しいです.
日本は,貧乏人で,大穴狙いでいきました.
戦艦を撃沈する大戦果を夢見ました.
アメリカは,金持ちで,着実にいきました.

 【事実】
 完全に間違ってます.

 アメリカ軍の雷撃能力乗員の技量は日本より低く,ダグラス TBD デバステーターは役に立たず,使用する魚雷そのものも不良品でした.
 TBDの後続機のTBFでも,魚雷の問題があります.
http://ja.wikipedia.org/wiki/TBF_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
> 魚雷はミッドウェー海戦後に改善を指示され,後の1944年6月まで使用されなかった.

 そこでアメリカ軍は,雷撃よりも信頼できる手段として,急降下爆撃機を利用したのです.
http://ja.wikipedia.org/wiki/SBD_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
 TBFの不具合が解消されるまで,SBDは艦艇攻撃の主役を担い,多数の日本軍艦艇を撃沈した.

 というわけで
>霞ヶ浦の住人は,「急降下爆撃」の方が「より有効」であったろうと想像します.
>つまり,アメリカの考えの方が正しいです.
>日本は,貧乏人で,大穴狙いでいきました.
>戦艦を撃沈する大戦果を夢見ました.
>アメリカは,金持ちで,着実にいきました.
は完全に間違いです.

軍事板,2010/05/10(月)
青文字:加筆改修部分



 【質問】


 【回答】
323 :霞ヶ浦の住人 ◆iQXTBGahk. :2010/05/08(土) 18:49:24 ID:4SrCQvRH
>299
>WW2の頃の対空母について質問があります
>急降下爆撃と雷撃,どちらがより有効なのでしょうか?
>爆撃のほうが発艦できなくなる分優位のような気がするのですが,
>炸薬は魚雷のほうが多いですよね
>よろしくお願いします

霞ヶ浦の住人の回答.
どちらも有効と,日本とアメリカの海軍は見ていました.

説明.
日本とアメリカの空母は,「急降下爆撃と雷撃」の両方を載せていました.
しかし,どちらかというと,日本海軍は雷撃(と水平爆撃)重視.
アメリカ海軍は急降下爆撃重視の傾向がありました.
載せていた機数の割合から言えます.

雷撃機は,魚雷攻撃と水平爆撃をします.
爆薬の量が多いのと,高空から投下すると,当たったときの威力が大きいです.
しかし,当たる確率は少ないです.

急降下爆撃機は急降下爆撃です.
爆弾は小さいです.
当たったときの威力は小さいです.
しかし,当たる確率は多いです.

霞ヶ浦の住人は,「急降下爆撃」の方が「より有効」であったろうと想像します.
つまり,アメリカの考えの方が正しいです.
日本は,貧乏人で,大穴狙いでいきました.
戦艦を撃沈する大戦果を夢見ました.
アメリカは,金持ちで,着実にいきました.

673 :名無し三等兵 :2010/05/10(月) 20:00:23 ID:Baxy2u80
>>323
完全に間違ってます.

アメリカ軍の雷撃能力は乗員の技量は日本より低く,
ダグラス TBD デバステーターは役に立たず,使用する魚雷そのものも不良品でした.
TBDの後続機のTBFでも魚雷の問題があります.
http://ja.wikipedia.org/wiki/TBF_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
魚雷はミッドウェー海戦後に改善を指示され,後の1944年6月まで使用されなかった.

アメリカ軍は雷撃よりも信頼できる手段として急降下爆撃機を利用したのです.
http://ja.wikipedia.org/wiki/SBD_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
TBFの不具合が解消されるまで,SBDは艦艇攻撃の主役を担い,多数の日本軍艦艇を撃沈した.

というわけで
>霞ヶ浦の住人は,「急降下爆撃」の方が「より有効」であったろうと想像します.
>つまり,アメリカの考えの方が正しいです.
>日本は,貧乏人で,大穴狙いでいきました.
>戦艦を撃沈する大戦果を夢見ました.
>アメリカは,金持ちで,着実にいきました.
これは完全に間違いです.

678 :霞ヶ浦の住人 ◆iQXTBGahk. :2010/05/10(月) 20:18:44 ID:OwTDqtjp
>673
>323
>完全に間違ってます.
>アメリカ軍の雷撃能力は乗員の技量は日本より低く,
>ダグラス TBD デバステーターは役に立たず,使用する魚雷そのものも不良品でした.
>TBDの後続機のTBFでも魚雷の問題があります.
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/TBF_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
>魚雷はミッドウェー海戦後に改善を指示され,後の1944年6月まで使用されなかった.
>アメリカ軍は雷撃よりも信頼できる手段として急降下爆撃機を利用したのです.
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/SBD_%28%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F%29
>TBFの不具合が解消されるまで,SBDは艦艇攻撃の主役を担い,多数の日本軍艦艇を撃沈した.
>というわけで
>霞ヶ浦の住人は,「急降下爆撃」の方が「より有効」であったろうと想像します.
>つまり,アメリカの考えの方が正しいです.
>日本は,貧乏人で,大穴狙いでいきました.
>戦艦を撃沈する大戦果を夢見ました.
>アメリカは,金持ちで,着実にいきました.
>これは完全に間違いです.

霞ヶ浦の住人の質問.
下記は,「完全に間違ってます」なのですか?
貴殿の記述と一致していると,霞ヶ浦の住人は考えるのですが.

>323
>霞ヶ浦の住人の回答.
>どちらも有効と,日本とアメリカの海軍は見ていました.

>説明.
>日本とアメリカの空母は,「急降下爆撃と雷撃」の両方を載せていました.
>しかし,どちらかというと,日本海軍は雷撃(と水平爆撃)重視.
>アメリカ海軍は急降下爆撃重視の傾向がありました.
>載せていた機数の割合から言えます.

682 :名無し三等兵 :2010/05/10(月) 20:22:53 ID:???
>678
違うね
アメリカ空母の搭載機をよくよくみると,急降下爆撃隊ともう一つ「偵察爆撃隊」がいるんだ
こいつらは偵察だの直援だの爆撃だの,それこそあらゆる任務に駆り出されるなんでも屋.

アメリカは急行下爆撃を重視したのではなく,雷撃と爆撃を同程度に重視し,
さらにその上なんでも屋をのせて任務の柔軟性をより高めた,が正しい

687 :霞ヶ浦の住人 ◆iQXTBGahk. :2010/05/10(月) 20:31:46 ID:OwTDqtjp
>682
>678
>違うね
>アメリカ空母の搭載機をよくよくみると,急降下爆撃隊ともう一つ「偵察爆撃隊」がいるんだ
>こいつらは偵察だの直援だの爆撃だの,それこそあらゆる任務に駆り出されるなんでも屋.
>アメリカは急行下爆撃を重視したのではなく,雷撃と爆撃を同程度に重視し,
>さらにその上なんでも屋をのせて任務の柔軟性をより高めた,が正しい

霞ヶ浦の住人のお礼.
ご教示ありがとうございます.
「急降下爆撃隊ともう一つ「偵察爆撃隊」」の関係を,もっとよく教えて頂けましたら幸いです.

説明.
霞ヶ浦の住人は,今まで,「急降下爆撃隊」と「偵察爆撃隊」は同じと思っていました.
SBD ドーントレスのようにです.
両者は別なのですか?

「SBD ドーントレス
SBDはダグラス社が第二次世界大戦の前に開発した艦上偵察爆撃機.
名前のSBは偵察爆撃機(ScoutBomber)を意味し,Dはダグラス社を意味する.
日本における零戦,英国におけるスピットファイアと同様,第二次世界大戦の殊勲機としてアメリカ海軍の最も愛されている機体の一つで,
急降下爆撃機や偵察機として第二次世界大戦のほぼ全期間において運用された.」

下記,ウィキペディアのSBD (航空機)を参照ください.
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/SBD_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F)

690 :名無し三等兵 :2010/05/10(月) 20:35:40 ID:???
>687

機材は同じでも訓練内容はかなり異なる
偵察爆撃隊は文字どおりのなんでも屋

695 :霞ヶ浦の住人 ◆iQXTBGahk. :2010/05/10(月) 20:58:02 ID:OwTDqtjp
>690
>687
>別
>機材は同じでも訓練内容はかなり異なる
>偵察爆撃隊は文字どおりのなんでも屋

霞ヶ浦の住人の質問.
ミッドウェー海戦の,殊勲のSBDは,エンタープライズとヨークタウン,それぞれどちらの隊だったのですか?
ウィキペディアには,「爆撃機隊」と記されています.

「7時23分,まさに絶妙なタイミングでヨークタウン爆撃機隊も戦場に到着,エンタープライズ爆撃機隊とヨークタウン爆撃機隊の同時攻撃となった.
日本側は先ほどの雷撃機隊に対応して直掩機のほとんどが低空に降りており,さらに見張り員も雷撃機の動向や発艦寸前の艦載機[14]に気をとられていたため
「敵,急降下!」と見張り員が叫んだときにはすでに手遅れだった.
エンタープライズ隊は「加賀」に4発,旗艦の「赤城」にも2発の爆弾を命中させ,またヨークタウン隊は「蒼龍」に3発の爆弾を命中させ,各空母は瞬く間に炎上した.
この間わずか6分の間のできごとであったが,太平洋戦争の転換点となる6分間となった.」

下記,ウィキペディアのミッドウェー海戦の戦闘の経過 の急降下爆撃を参照ください.
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%83%BC%E6%B5%B7%E6%88%A6

693 :霞ヶ浦の住人 ◆iQXTBGahk. :2010/05/10(月) 20:42:46 ID:OwTDqtjp
>686
>678
>はっきり言って間違い.
>SBDのSBが何の略語かを調べれば,自ずとわかること.
>偵察爆撃機(ScoutBomber)のSBで,偵察任務も割り振ってるから,
>機数が多くなってる.

霞ヶ浦の住人の回答.
日本海軍の雷撃機と急降下爆撃機も,偵察任務はします.

説明.
空母積む飛行機は,数が限られます.
雷撃機と急降下爆撃機は,何でも屋でした.
偵察やら対潜哨戒やらです.
これは,日本海軍とアメリカ海軍ともに同じです.

しかし,日本海軍は攻撃力である空母艦上機を温存するため,偵察任務に艦載の水上機を使う傾向がありました.
ミッドウェー海戦での,利根の水上偵察機のようにです.
アメリカ海軍は,水上機の性能を見切って,空母の雷撃機や急降下爆撃機を多用しました.

701 :名無し三等兵 :2010/05/10(月) 21:35:12 ID:???
>>695
加賀に爆弾を命中させたのは,エンタープライズの第6索敵爆撃機中隊(VSB6)と第6爆撃機中隊(VB6)の一部
赤城に爆弾を命中させたのは,したのは,エンタープライズの第6爆撃機中隊(VB6)の主力
蒼龍に爆弾を命中させたのは,したのは,ヨークタウンの第3爆撃機中隊(VB3)
ちなみに,飛龍に爆弾を命中させたのは,ヨークタウンの第3索敵爆撃機中隊(VSB3)
by戦史叢書「ミッドウェー海戦」

索敵爆撃機中隊,爆撃機中隊とは>>682などが言ってる偵察爆撃隊,急降下爆撃隊のこと

703 :名無し三等兵 :2010/05/10(月) 21:41:33 ID:bhBF4+/Q
>>693

 そりゃ,戦艦戦力で勝ってたアメリカ軍にとっては「航空母艦=偵察機母艦」だも
ん.初代ヘルダイバー(複葉)も開発時はBの付かないXS4C艦上偵察機だし,水上
機シーガルはSの付かないXO3C.

 日本軍の方は攻撃力の足しになると思われる艦上機に偵察専任機を乗せる余裕がなか
ったから,早期に偵察兼任の雷撃機になったけどね.そして,足しにならない水上機の
方で三座水偵を作った.

軍事板,
青文字:加筆改修部分


 【追記】
711 :名無し三等兵 :2010/05/10(月) 22:01:32 ID:???
>>704
大鷹は建造途中の春日丸から途中で空母に変更,改装されたもので
戻せないというか,そもそも客船として完成すらして無い
また,沖鷹や雲鷹のベースになった姉妹船新田丸,八幡丸とともに
戦時には徴用されて空母に改装される事が「あらかじめ決まっていた」艦

こいつらは,最初から途中から空母に改造する事が決まった上で建造された客船や商船だぜ

軍事板,
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 たとえば,もし中国が民主化され,朝鮮半島も元戻り.日ロの平和条約が締結されれば,在日米軍はいらないのでしょうか?
 多分違うような気がしますが,何がどう違うかをご教授お願いします.

 【回答】
 在日米軍といっても,色々ある.
 たとえば,陸軍第1軍団司令部(前方)は陸自との普段からの調整や連絡などをしている.
 また,自民党政権下で横田に府中から空自の指揮所を移転する話もあった.
 さらに,ミサイル防衛では沖縄方面を守るためであり,米本土にとっての早期警戒網であるが,地上配備型Xバンドレーダーが青森の元車力村にいたり,嘉手納にPAC-3の大隊がいるし,横須賀のイージス艦は洋上に出て警戒することがある.

 そもそも,中国と米国とロシアの関係が劇的に改善され,朝鮮半島が統一され,台湾と中国が平和統一されることがあったとしても,なおも西太平洋に軍事拠点を持ち,情勢の推移,急変にあわせて部隊を繰り出せる出撃拠点があれば,インド洋での突発事態に対応するにも,米西海岸から空母を駆けつけさせるよりよほど早い.

軍事板,2010/05/12(水)
青文字:加筆改修部分


保留

 【質問】
993 :霞ヶ浦の住人 ◆iQXTBGahk. :2010/05/12(水) 23:27:47 ID:ZI89+++/
>990
>983
>同じようなものでしょう.
>とにかく,「公式の記録」を残さないようにしました.

>明白な証拠もなしに憶測で嘘をいうのはだめだよ.公式の証拠がないとかってに
>捏造してるとしか見えませんが.

霞ヶ浦の住人の質問.
「公式の証拠がないとかってに捏造してる」のですか?

説明.
『消えた百万人―ドイツ人捕虜収容所,死のキャンプへの道』も捏造ですか?
>とにかく,「公式の記録」を残さないようにしました.

 【回答】
998 :名無し三等兵 :2010/05/12(水) 23:40:38 ID:???
>>993
それは違うよ.ドイツ敗戦直前赤軍の捕虜になることを
恐れたドイツ軍関係者が我先に米軍に投降したから膨大な捕虜が
できてしまった.先の大戦での地方人を含む日本人死者の総数
350万人だからその数がわかる.
そんな数の捕虜を給養する余力なんて当時の米軍にだって
とてもない.

>連合軍自身が物資になんら困って
>いなかったという状況で,多数の捕虜を故意に死亡させた
>とういうのはかなり問題なのではないでしょうか.

だからこれは間違い.物資は全く足りなかったし故意に
死亡させたわけでもない.急遽建設した捕虜キャンプで
伝染病の蔓延は不可避だったと思うよ.給養できないから
銃殺したとか言うならともかくこれを問題にしてもね.
なんか変な悪宣伝に使われてる気がする.
湾岸戦争の時もずいぶんイラク捕虜が死んでいるから,
いくら米軍って言ってもそんなもんだよ.

まあ赤軍に投降すればシベリアに抑留されて強制労働だから
それでも米軍に投降した方がずっとまし.

軍事板,
青文字:加筆改修部分


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