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●初心者歓迎 スレを立てる前に此処で質問を 245
Várjuk a kezdő! Mielőtt megalkotunk egy új szál, kérjük kérdezzek itt 245

青文字:加筆改修部分
 ただし,「である」「です」調の統一のため等の補正を除く.
Kék karaktert: retusált vagy átalakított rész
Azonban, kivéve a korrekciót s a más, hogy úgy korrigáljuk, hogy egyesítse normal stílus "dearu である" s udvarias stílus "deszu です"

※レス回収客観基準値は「v.e.r. = 8」
Res felépülés Kritériuma van "v.e.r.=8"

※既出Q&Aの関連記述は,「追記」で処理.
Úgy kezeltem a Fentiekből Q&A-nak vonatkozó leírása, mint egy "egyszer írható".

※編集に手間取りそうなもの,または,調査が必要なもの等は,<保留>として後日回し.
Az res volt folyamatban és kerülták ki , hogy szánjonok időt szerkesztni vagy ki kellem vizsgálni.

目次


** 【質問】
 純粋な爆弾搭載量は,B-52よりもB-1の方が多いの?

 【回答】
 ペイロード重量と,積載して投下可能な量は違うので,後者を搭載量とすると,
・Mk82爆弾を物差しとして
B-52 51発,B-1 84発,B-2 80発
・CBU-87を物差しとして
B-52 30発,B-1 30発,B-2 34発
・JSOWを物差しとして
B-52 18発,B-1 12発,B-2 16発
・JDAMを物差しとして
B-52 18発,B-1 24発,B-2 16発

 機外搭載が得意なB-52は,嵩張る物をたくさん積載できる(JSOW18発のうち,12発は機外.B-1はSTARTにより制限).
 「最大離陸重量-空虚重量」は3機種とも14t程度で大差ない.

 2003年のデータだけど
http://www.eurus.dti.ne.jp/~freedom3/world-airpower2003-killu-axx.htm

 ただし,米が保有する水爆のうち,最大威力のもん(現役なら,だけど)もつめるのはB-52Hだけ.
 B-52Hは(少なくとも一部は)海上監視/攻撃任務を務めるが,B-1BやB-2Aにはその能力がない.

 ま,B-52Hの最大の美点は,2時間余りの訓練飛行で電子関係を始めとする装備の大半が故障しても,無事(第2か第4の)任務を果たして帰還できることだろう.
(aw&st誌にリポートが載った.相当前だけどさ)

軍事板,2006/02/21(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 第3世代の戦車の照準装置にはどのような物があるのか,教えていただけるとうれしいです.
 火器管制装置が発達した今でも,戦車の主砲は対ヘリ戦闘はできないのですか?

 【回答】
 基本は

・広視野角の潜望鏡もしくは直接双眼鏡を覗いて発見
(夜間だったら赤外線暗視装置や低光量TVカメラ)
      ↓
・目標を決定してレーザー測距装置で距離を計測
      ↓
・センサーから気候データ(風速や気温,湿度)を火器管制装置に入力.
 測距データと合わせて射撃諸値を計算
      ↓
・    発砲

という流れ.

 高速で起動するヘリを狙って落とす,なんてことは流石に出来ないが,低空を低速で飛行してるヘリコプターなら充分狙えるそうだ.
 砲の上下動の範囲内に捕らえられるなら,
「射程距離内でホバリングしてるヘリなら,静止目標と同じです」
とのこと.
(富士戦車教導隊の戦車兵さん談)

軍事板,2006/02/21(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 軍用機のパイロットは,トイレとかはどうしてるんですか?
 例えばF-15や,長距離爆撃のB-2や,真珠湾攻撃の零戦など.
 アヒル顔の爆撃型スホーイは機内に簡易便器があると聞きましたが.

 【回答】
 戦闘機の場合はオムツみたいな簡易トイレパックを使うはず.
 飛行機に「ご気分が悪くなったときに使う袋」ってのがあるでしょ.
 あれみたいなもん.
 中には水分に触れると固まる特殊な素材が入れてあって,小水はゼリーに固まる.
 用を足したら封をして,着陸後に捨てます.
 というか「簡易トイレパック」って普通にホームセンターとかで売ってるけど.一度実物を買って使用してみたら?

 尿道に直接管を挿入するって方式も実験されたそうだが,離陸時に激痛が走るので取りやめになったとか.

 B-2の簡易トイレは「新幹線のトイレを狭くした感じ」というか.
 ステンレス製のボールに穴が開いたみたいな感じ.

 爆撃機とかでは,機外と機内を直接繋げるような形のトイレは,気密性が保てなくなるという問題がある.
 かといって旅客機のような複雑な機構のトイレを装備するのは,搭載スペースと重量がもったいない.
 なので装備する時もタンク式の簡易トイレになる.
 とはいえ最近の簡易トイレは,ずいぶん進歩しているけど.

 旅客機と同じ機体を使ってる輸送機や早期警戒機では,「出したものを空中で廃棄」という一昔前の鉄道のようなシステムのトイレを使ってるものもある.
 しかし現在の旅客機ではトイレの中身は投棄せず,処理剤を混ぜて機内のタンクに収めているので,E-767など,現用民間機ベースの機体ではこれに準ずるものと思われる.

 P-3Cには機内トイレがあるが,これはどうも「おまる+簡易トイレパック」に近いものらしい.
 出したものは帰投後に処理.

 ひとつ前のP-2Jにはトイレはなく,機内の小便用ホースから機外へ投棄する.
 但しこれが設置されている場所は機内のコンソールの傍で,同僚の存在を意識しつつ漏斗の中に用を足さねばならない上に,高高度では機外側の放出孔のヒーターを予熱してからでないと,小便が管内で凍結して漏斗のほうへ溢れてくるという凄惨な代物.
 T-33にも同種の設備があったらしいが,殆ど使用されなかったらしい.

 そもそも,SR71などのパイロットには食事制限がある.

 零戦は構わず漏らすけど,高高度を飛ぶと乾燥するんで,あんまり気にならないとか.
 その代わり,旧軍の整備兵はパイロットの尿ががっちり染み込んだ落下傘を整備する羽目になって,悲惨な思いをした人が結構いる.
 当時の落下傘は絹なので,そのせいで腐って穴が開いており,いざ使ったときに落下傘としての役に立たずまっさかさま・・・という悲惨な人もいたとか.

軍事板,2006/02/21(火)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 原潜内での最重要機密は何ですか?

 【回答】
 原潜の最重要機密と言いましても,潜水艦はそれ自体が機密の塊のような存在ですので何とも.

 ですが,その中でも特にその性能などが不明(機密になっている)のはソナー・システムでしょう.
 SSN-774ヴァージニア級を一例に挙げますと,
・艦首のアクティブ/パッシブ・アレイ・ソナー,
・舷側の多ユニット・パッシブ・アレイ・ソナー,
・TB-29曳航ソナーなどの大洋作戦用の対潜ソナー.
・浅海作戦用のセイル前面と艦首下装備に装備された高周波アレイ・ソナー.
・そこから得た探知データを処理するAN/BQQ-10信号処理システム.
(これらは浅海面での機雷探知に特に有効「らしい」)

 詳細が全くといっていいほど不明なのはパッシブ・ソナー・システムと推測されているシステムで,これはAN/WLY-1と舷側ソナーを組み合わせ,目標の方位のみならず距離まで測定できる(らしい)システムです.

 また,近年のRMA化によって潜水艦もネットワーク戦に組み入れられるようになり,装備品やシステムの名称では具体的に認めにくい,NCW(Network Centric Warfare)能力なども詳細は機密になっています.

 このように,これらヴァージニア級に装備されているシステムは,総てが機密と言っても過言では無いかと.

軍事板,2006/02/22(水)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 地雷原というのは,どの程度の間隔で地雷が埋めてあるのでしょうか?
 綺麗に等間隔?
 それとも隙間を空けずにぎっしりと?

 【回答】
 地雷のタイプ,敷設方法による.

 一般的な陣前障害では,ある程度の法則性をもって線状に並べた地雷線を複数構成し,地雷帯とする.
 その密度,幅,縦深が不明である場合は地雷原に見える.

 地雷も無尽蔵に保有しているわけではなく,また埋める手間もかかる上,使用後は回収して再利用しなければならない.
 自軍部隊が移動するための通路も開けておく必要がある.
 よって,最小限の地雷で最大の障害効果を発揮できるような敷設パターンを考える.
 どのように埋めたかは記録しておく.

 巨大な田植え機のような敷設装置を使用すれば,基本的には等間隔に埋設されるが,その間隔は可変である事が多いので敵側は薄く,縦深部は濃く敷設すればより効果的な障害となる.

 航空機やロケットでばらまかれる散布地雷は,一定地域にランダムに敷設されるので,まさに地雷原となる.

軍事板,2006/02/23(木)
青文字:加筆改修部分

 ちなみにこちらは,米軍の地雷敷設マニュアル;
http://www.globalsecurity.org/military/library/policy/army/fm/20-32/chap2.html
英語だから詳しく分らんと思うけど,イラストもあるんでなんとなくは分ると思う.

軍事板,2006/02/23(木)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 アメリカ製の戦闘機(F-16やF/A-18)は翼の下のパイロンにAIM-9やAIM-120を

*⊥*  (*がミサイルで⊥がパイロン)

このような感じで搭載している場合と,翼の下のパイロンに直接搭載している場合がありますが,欧州製の戦闘機やロシア製の戦闘機ではこのような一つを二個に増やすような蛸足配線のようなパイロンはないのでしょうか?
 欧州やロシアの戦闘機で1個が2個に増えるようなパイロンがないとしたら,何か理由があるのでしょうか?

 また

 *⊥*
  *

のように下にもう一個つけたり

*⊥*
*⊥*
 *

のように下にどんどん増えるような物は,実用性は別として作ろうとすれば可能なのでしょうか?

 F-15のように翼の下にサイドワインダー2発積んだ上に,爆弾を6発(3発?)したり増槽を装備したり場合もあるので,重量的に対空ミサイルが2発ないし3発増えるくらいなら,問題は無さそうに思えるのです.

 【回答】
 *-* 型の双連ランチャーならロシア/ソビエトの戦闘機用にあったぞ.
 MiGー31とかが使ってる.

 ところで,まずミサイルがくっついているのは「ランチャー」もしくは「ランチャーレール」と呼ぶ.
 「パイロン」というのはランチャーと機体を繋ぐ部分の事.

 君の挙げた形式は,搭載した状態から直接点火して発射するタイプのミサイルのことを指している.
 ランチャーレールの要らない,機体から切り離した後に点火して飛んでいくミサイルもある.
 近距離用の赤外線誘導ミサイルなどは,直接点火のランチャーレール式で,遠距離用のレーダー誘導ミサイルは切り離し後点火式のものが多い.

 で,ランチャーレール式の場合,ミサイルを密集して積んだら,一発発射すると他のミサイルが発射炎の影響を受ける.
 切り離し点火式の場合,下に投下するのだから積み重ねたような形式にはできない.

 一つのパイロンに積むものがやたら重くなるとか空気抵抗が増えるとかの問題以前に,そういう制約があるから,クリスマスツリーみたいに積み重ねた形式のミサイルランチャーというのは難しい.

軍事板,2006/02/23(木)
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 切り離した後に点火するAIM-7やAIM-120のようなミサイルの場合,構造上,背面飛行中は発射は不可能と考えてよいのでしょうか?
 そのまま翼ないし胴体にあたりそうな気が・・・
 ちょっとくらい傾いてても大丈夫そうですけど,どうなんでしょう?

 【回答】
 無理.

 そもそもスパローやAMRAAMは視界外(スパロー程度なら環境によっては見えるらしいが)の遠距離目標を攻撃するミサイルなので,背面飛行をするような機動中に発射されることはありえない.
 少なくとも,開発はそういう想定でされている.

 あと,スパローはセミアクティブ式(発射母機からのレーダー波の反射波に向かう)のミサイルなので,発射した後誘導中は発射母機はレーダー,つまり機首をずっと目標の方向へ向けている必要がある.
 AMRAAMのようなFaF(Fire and Forget)方式のミサイル以外はみんなそうだけど.

 補足しておくと,スパローの最新型もAMRAAMも
「ロック解放-投下-しばらくしてから点火」
ではなく,
「ロック解放-ほぼ同時に点火」
されるようになってはいる.

 これはスパローの初期型が
「発射後即座に発射母機が加速したら,投下されて点火するまでの間に,発射母機のやや後方に位置したミサイルが点火後斜め上方に加速,母機に追突」
「F-14がスパローを発射したら,最大遠距離目標だったため*ミサイルは急上昇機動に入り,発射したF-14に激突」
という事故を両方起こしたため.

 このため
「ランチャーから解放後の点火タイミングを早める」
「ランチャーの切り離しボルトの火薬量を増加して,より下に撃ち出す」
という改良が計られた.

※ 長距離を飛ぶミサイルは発射後一旦急上昇して,高い空から降下する飛行コースを取る事で,射程距離を稼ぐ.

軍事板,2006/02/23(木)
青文字:加筆改修部分



** 【質問】
 公開されているラプターやF-2の試験発射の映像を見ると,AIM-9を,機体を回したり背面にしながら射撃実験を行っているのですが…?

 【回答】
 サイドワインダーとかはレールランチャー式だから,機体の状態に関わらず発射可能.
 ただ高G旋回ながら発射,とかはできんけど.

 F-22は兵装はみんなウェポンベィに入れてる(一応機外の増設パイロンにも搭載可能.ただし機外に増設するとステルス性がなくなる)ので,短距離赤外線誘導ミサイルは専用のベイからやや斜めに傾いた状態でランチャーが機外に突き出されて発射する.
 長/中距離レーダー誘導ミサイルは機体下部ウェポンベィに格納するが,ステルス性の低下を避けるため,「トラピーズ(空中ブランコの意)」と呼ばれる可動式のランチャーに搭載され,
「ウェポンベイ解放-トラピーズを伸ばして機外に突き出し,即座に発射-トラピーズを収納してウェポンベイの扉を閉める」
というプロセスで発射し,ステルス性を極力損なわないようにしている.

 なお,Fー22が側面ウェポンベィからAIM-9Xを発射するのに要する時間は,ウェポンベイのドアが開き始めてから発射して再び閉じるまで僅か1秒あまり.
 下面ウェポンベイからAIM-120Cを同じく発射するには,3秒あまりしかかからない.

軍事板,2006/02/23(木)
青文字:加筆改修部分


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