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軍事板書籍・書評スレ48

目次


** 【質問】
 【回答】

20 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 22:29:04 ID:???
陸軍の艦艇について書いた本が読みたいんですけど何かないですかね
あきつ丸の対潜哨戒とかAB艇の活躍とかについて書いたものがいいんですが


21 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 22:52:44 ID:???
>>20
ぐぐってから出直して来い


22 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 22:57:43 ID:???
>>20
とりあえず,べたなところだけど,
・駒宮真七郎「船舶砲兵」(出版協同社,1977年)
・同「船舶砲兵<続>」(出版協同社,1981年)
元船舶砲兵の将校で南方で船団護衛やってた人が書いた本.
前者には陸軍の船団護衛艇部隊の話があった.

同じくべただけど,
・松原茂生・遠藤昭「陸軍船舶戦争」(戦史刊行会,1994年)
松原は元船舶部隊の参謀,遠藤は艦船オタク.やや現場から遠い.
上陸作戦にスポットが当たった内容で,AB艇とか各種舟艇の一通りの解説を含む.
ところどころ怪しい個所もあるけど,比較的整った基本書ではある.

・山中政広ほか「地獄の戦場沖縄奇跡の脱出航海記」(光人社,1992年)
最近光人社NF文庫から再版されてるリバイバル戦記コレクションシリーズで,
陸軍機動艇乗りの福田正和「陸軍あかつき機動艇隊奮戦記」が入ってる.
初出は「丸」の昭和46年7月号.

27 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 23:11:43 ID:???
>>20
あと雑誌記事だと,瀬名尭彦「昭和の日本陸軍船艇」『世界の艦船』506号.
藤田昌雄「『陸軍船舶隊』の知られざる記録(1)(2)」『丸』2008年4/5月号が,
護衛艇やら攻潜艇などわりとマイナーな種類までカバーしてたと思う.

「あきつ丸」の航空機関係だと,玉手栄治「陸軍カ号観測機」(光人社,2002年)
実戦での哨戒の話は乏しいし,三式指揮連絡機もあんまり出てこないけど,
カ号観測機の開発,艦載試験の話はある.

30 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 23:19:36 ID:???
陸軍特殊船 独立工兵第六聯隊泛水作業隊の記録って本調べたら,マケプレで25万って……

軍事板,2012/06/19
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 【回答】
23 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 23:01:49 ID:???
スペイン内戦に関する書籍でお奨めをお教え頂けないでしょうか?
今までに読んだものは下記となります

スペイン内戦とガルシア・ロルカ 南雲堂フェニックス 2007
ソ連・コミンテルンとスペイン内戦 島田顕著 れんが書房新社 2011
コミンテルンとスペイン内戦 E.H.カー著 岩波書店 2010
ファランヘ党 スタンリー・ペイン著 れんが書房新社 1982
スペイン内戦 包囲された共和国1936-1939 ポール・プレストン著 明石書店 2010
コンドル兵団 スペイン内戦に介入したドイツ人部隊 カルロス・カバリェロ・フラド著 大日本絵画 2007

今まで読んだものが共和国視点のものが多いので
反乱軍視点のものをお教え頂けると助かります.



24 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 23:02:46 ID:???
>>22
ありがとうございました


25 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 23:06:50 ID:???
>>23
スペイン内戦と言ったらアントニー・ビーヴァーのかな
この人は他にもスターリングラードやベルリン,ノルマンディー物も書いていてオススメ

26 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 23:07:36 ID:???
>>23
スペイン市民戦争 ヒュー・トマス

28 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 23:15:45 ID:???
>>23
ヒュー・トマスの『スペイン市民戦争』(書かれた時代は古いのを念頭に入れて於いた方がいい)と
アントニー・ビーヴァーの『スペイン内戦』は鉄板.
あと個人的には好きじゃないけど,三野正洋が『スペイン戦争』って文庫本出しているのが手軽.


29 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/19 23:17:19 ID:???
>>23
色摩力男「フランコ スペイン現代史の迷路」(中公叢書,2000年)
内戦時代だけじゃなくて一生を書いた伝記ですけど,共和国視点と違ってるのは確か.

あと>>26は古典的名著です.タイトルの誤訳は愛嬌w

147 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/21 22:37:34 ID:???
>>23
スペイン史は一応日本にも学会があるので論文集が2冊出てる.
『スペイン内戦の研究』 斉藤孝編
『スペイン内戦と国際政治』 スペイン史学会
下は割と手に入れやすいはず.

あとはバーネット・ボロテンの本
『スペイン革命――全歴史』
『スペイン―革命と反革命』(上下)
下は少し前に出た本で大きさも値段もでかい

>>28
あの本は間違いは多少あるけど,軍事系でそつなくきちんとまとめてる本ってあれくらいしかないからいい本だと思うけどなあ.
てか三野さんの戦争解説系の本は割といい本が多いと思う.

軍事板,2012/06/19
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
零戦の開発改良における資料がいっぱいのっている書籍があれば教えてください
新型開発における議論ややり取りなどが詳細なものを探しています
戦史叢書など定番なものから入手困難なものまでなんでも構いません

 【回答】
98 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/20 23:21:14 ID:???
>>95=88氏
でええのかね.

戦史叢書を知っている人間の質問とは思えないから,釣り認定で遊ばれたんだと思うぞ.
フツーの人は「ゼロ戦」知ってても「戦史叢書」なんて聞いたこともないだろ.

一応安くて読みやすい一冊として
森史郎/零戦の誕生/文春文庫
をあげておく.
特徴としては
・九六艦戦の話から読める
・太平洋戦争の記述はほとんどない
という感じなので,これ一冊で網羅的,というわけにはいかんけど,
スタートラインとしては悪くないと思う


99 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/20 23:31:06 ID:???
レスありがとうございます
しかし入門書と言うより零戦ができてからの方に焦点を置いた本を探していまして
開発までの堀越の本は読んでいます,奥宮堀越の零戦みたいに戦争の中改良された
過程を知ることができるものを探しています.詳細なら詳細なほどいいのですが
何か知っている方がいればまた教えてください

軍事板,2012/06/20
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

223 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/23 14:43:59 ID:???
原書房のSAS大事典を買ったが作戦,人物,装備などコンパクトにまとめた文章は事典に相応しい.
しかし,戦闘,装備の詳細を知りたい人には期待はずれだが参考程度にはなる.また時系列順に並んでいないので読みにくい.
あ行を例にあげると,IRA,ILRRPS,アイルズ中佐,アイル・ヒタム川,アーウェン,アウグスタなど最初に並んでる単語だけでも
バラバラなのが理解できると思う.
結論:定価本体2800円+税の値打ちはない.中古で十分w

軍事板,2012/06/23
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

261 : 突撃兵 ◆hpJg4qOM9M [sage] :投稿日:2012/06/23 22:23:59 ID:???
ローマだと古代ローマ軍団大百科はお勧め.
値段は高いが写真も豊富だしローマ軍の兵器から兵士の生活まで掲載されている.
ローマ軍関連は洋書に詳しいのが多数あるので英語の翻訳ソフトも必要になる.

264 : 突撃兵 ◆hpJg4qOM9M [sage] :投稿日:2012/06/23 22:53:20 ID:???
古代ローマ関連だと古代の武器・防具・戦術百科,古代ローマの戦い,図説・激闘ローマ戦記もオススメ.

266 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/23 23:05:32 ID:???
冷やし中華は練りからしで良いよ
古代ローマってガリア戦記と内乱記しか知らんが,どの辺りが魅力なのかな
ローマファンの人は熱く語ってくれ


267 : 突撃兵 ◆hpJg4qOM9M [sage] :投稿日:2012/06/23 23:10:59 ID:???
>>266
初めての長期に渡る世界帝国.
ちなみにオスプレイからもローマ帝国やケルト等が出ているが今や高額だ.
再販してくれないのかな?

268 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/23 23:18:56 ID:???
>>266
いろいろ試してみると意外な旨みがみつかるよ
ローマメシはどんなのがあるのかね?
美食の伝統がありそうだけど


269 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/23 23:23:00 ID:???
マーケットプレイスで買いなさいw


270 : 突撃兵 ◆hpJg4qOM9M [sage] :投稿日:2012/06/23 23:29:07 ID:???
>>268
行軍食,基地でのメシは載ってる.
市民の食ってるモン知りたければ塩婆さんのほうが良かろう.
小麦,大麦,パン,ベーコン,ワイン,チーズ,レンズ豆,牛肉,豚肉,羊肉,山羊肉,玉ねぎ,ラディッシュ,キャベツ,塩漬けの魚,油等が支給されてたと古代ローマ軍団大百科に書かれてる.
この本には給与がいい士官だと自腹で牡蠣や上等なワイン等を購入するコトが出来たと書いてある.

271 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/23 23:34:22 ID:???
オー,トンクス>>突撃兵氏
鶏肉はないのか
けっこうガッツリタンパク質とるんだな
ローマの強さはこんなところにもあるのかな


272 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/23 23:38:46 ID:???
はらがへってきたなw


273 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/23 23:42:28 ID:???
ウーン,主に炭水化物からカロリーも栄養も取ろうと
していたワレらがご先祖様方とは,糞の臭いからして
違いそうだナァ〜w


274 : 突撃兵 ◆hpJg4qOM9M [sage] :投稿日:2012/06/23 23:44:06 ID:???
>>271
食い物等を隅々まで行き渡らせる兵坦ではかなろうか?
詳しいコトは,古代・中世スレの人に.
他にも古代ローマ軍団大百科にはバリスタやオナガー,スコルピオも掲載されてる.
一冊で兵坦,装備,戦術がわかる便利な本だ.
著者は確かヒストリーチャンネルにも出たような気がする.

軍事板,2012/06/23
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

311 : Ψ<Φ♯Φ>Ψ ◆MANSEY5L0w [] :投稿日:2012/06/25 00:18:27 ID:q26FcINy [1/3回]
暇に飽かせ,2〜3年積みっ放しになてた

小学館&パリ・ラルース・マッチ,共同編集1972年刊
全史 第二次世界大戦実録 全三巻 各\1800
 
をパラパラを開いてみたところ,最近の出版物なんか糞と吐き捨てても良いくらいに
カラー写真の発色・解像度,共にすっげー情報量だわ.>ドイツもの
モノクロも,最近でわ忘れられた写真が散見できるので
押えておいて正解だったわ♪

本文に関してわまあ,古過ぎるんで重箱の隅突付く様な粗探しわ無意味だが,
基本的な流れを追うだけなら無問題なんだろう.

古書店で見掛けたら即買いですよ,おくさん?ノシノシ


312 : ┐<´♯`>┌ ◆MANSEY5L0w [] :投稿日:2012/06/25 00:21:01 ID:q26FcINy [2/3回]
ゲション・・・・・

×小学館&パリ・ラルース・マッチ,共同編集1972年刊
◎小学館&ラルース・パリ=マッチ 共同編集1972年刊 小学館発行

軍事板,2012/06/25
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

374 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/27 12:23:59 ID:??? BE:658767124-2BP(0)
Amazonで『最強の狙撃手』に10万の値を付けてるヤツ,売る気無いだろw

378 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/27 12:37:43 ID:???
>>374
あれ面白い本だよね
もう入手困難な絶版になってたの?
末期戦の山岳猟兵が描かれていて,ミニチュアの利用した所とかなるほどと思う
撤退の最中,友軍に残虐行為をする敵とか,混沌としていて狙撃兵抜きで面白い
10万は転売目的かw

軍事板,2012/06/27
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
ソ連軍の内実,軍備による経済への圧迫も含めて
冷戦そのものを概括できるような書籍あれば教えてください.

 【回答】
軍にこだわらない冷戦概括を先に見たほうが良いと思う
アメリカ視点ならジョン・ルイス・ギャディスが専門家として名高い
『冷戦―その歴史と問題点』
とか
あと前にここで勧められていた
佐々木卓也の『冷戦 -- アメリカの民主主義的生活様式を守る戦い』
とか

いずれもソ連視点が弱いかもしれないけどな

軍事板,2012/06/27
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

385 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/06/28 00:59:15 ID:???
しょひょーするぞー

檜與平/隼戦闘隊長 加藤建夫/光人社

はじめから褒めたくてたまらない檜さんなので,
やはり加藤隊長アゲアゲの内容.
ぶーぶー文句を言う必要も無いので読みましたが,
さすがは一緒に戦った仲ですし,ご自身のことも書いてあります.
だけど飛行第64戦隊の記録としては中途半端.
いかに陸軍航空隊が戦ったのかについては
すこし物足りない内容ではありますが,
きさくな加藤隊長の活写は美事です.
ンジャメナ

軍事板,2012/06/28
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

414 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/06/29 02:22:10 ID:???
では…
藤田昌雄「写真で見る日本陸軍兵営の食事」(光人社,1800円)
前半は食事に関する陸軍の法規ですが,後半は俄然面白くなります.
食事そのものの写真だけではなく,大勢が実際に食事をしている場面が多数出てきます.
カメラ目線のものも勿論ありますが,皆がカメラを向いているのに,隅っこで
一人うどんをすすっているのには爆笑.
また,宴席の場面もあります.これは集合写真ですが,へべれけになって頭に
手拭いで鉢巻きをしている隊長もおり,非常に人間味が感じられます.
皆丸坊主ですが,一人々々の顔を見ると,こんな良い人達を大勢死なせてしまった
戦争に対して,無念の思いもこみ上げてきます.

軍事板,2012/06/29
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

439 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/06/29 22:35:03 ID:???
渡部昇一「知的生活の方法」(講談社現代新書)
渡部のものの考え方が分かる1冊です.30年前の本なので,105円で買えます.
要するに,大量の蔵書を持てと.そしてそれをいつでも取り出せるように,一戸
建ての自宅の塀に書棚を作り付けてそこに収めればいくらでも置ける,って言うんですね.
私も何年か前に読みましたが,こんな非現実的な方法を推奨している本がバカ売れ
したことが信じられませんわな.そもそも一戸建てを維持することでさえ四苦八苦
している人が大多数なのに,その方法を実践できない人間は知的ではないと断言
しているも同様の,大変失礼な論調です.そんな御仁が未だに書き散らしてせっせと
小遣い稼ぎしている姿はまさに浅ましいですわな.

軍事板,2012/06/29
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

604 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/07/01 11:08:37 ID:???
出射忠明「兵器メカニズム図鑑」(グランプリ出版,1602円)
冷戦期華やかなりし80年代に書かれた本です.現代の兵器の基礎がこの時期に
作られたものであることを考えれば,まだまだ中身は古びてはいないですね.
超音速巡航スーパークルーザーは,被害を局限しながらもレーザー誘導の多用に
よって,戦場を圧倒的支配下におくものであるという概念が書かれています.
トマホークについては多めに頁数が割かれており,ミサイル戦の真骨頂であると
されています.そしてこの時期と言えば,SDIです.ビーム砲という途方も
ないものもありますが,傘付き迎撃ミサイルはまだ
使える概念ではないでしょうか.
著者は1928年生まれで,もう執筆からはとうに引退なされていますが,当時の
第一人者の図解付き解説本として価値はあるものと思われます.

軍事板,2012/07/01
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
606 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 11:53:03 ID:???
グランプリって車関係の本出している会社だよな?
そんなものまであったのか

 【回答】
609 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/07/01 13:21:02 ID:???
>>606
では,グランプリ出版華やかなりし頃の軍事本を挙げます.
鴨下示佳「戦闘機メカニズム図鑑」(平成8年,2000円)
同「爆撃機メカニズム図鑑」(平成11年,2600円)
同「飛行機No.1図鑑」(平成13年,1800円)

森恒英「艦船メカニズム図鑑」(平成元年,2330円)
同「続艦船メカニズム図鑑」(平成3年,2427円)
同「軍艦メカ図鑑 日本の巡洋艦」(平成5年,2718円)
同「軍艦メカ図鑑 日本の駆逐艦」(平成7年,2718円)

長谷川藤一「軍艦メカ図鑑 日本の航空母艦」(平成9年,2800円)
泉江三「軍艦メカ図鑑 日本の戦艦 上下」(平成13年,各2400円)
出射忠明「飛行機メカニズム図鑑」(昭和60年,1800円)
同「兵器メカニズム図鑑」(昭和62年,1602円)
上田信「戦車メカニズム図鑑」(平成9年,2400円)
村田博生「ファイターパイロットの世界」(平成15年,2000円)
松崎豊一「図説国産航空機の系譜 上下」(平成16年,各1700円)

私が把握しているのはこれだけです.

軍事板,2012/07/01
青文字:加筆改修部分


** 【追記】

631 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 19:57:02 ID:???
国固有の名称って理屈は,主要国の主要物は良いけど,それ以外はどうするのかって問題はある.
国ごとに別物って言うともっともらしいけど,
戦艦のことを戦列艦と呼び続けた国や,水雷艇や魚雷艇で呼び名を変えなかった国とか困る.
巻末に説明付けただけで,本文では戦列艦と戦艦が撃ち合いやったりするべきか,というと変だよ.
もっというと,イギリス人が乗ってたのはtankで,戦車じゃないだろ.
その辺まで徹底しないなら,ようするに俺の好みでソ連は戦車師団だウラーと言ってるだけなんじゃないの?

あと,起源的には英語経由の重訳のせいで残ってる変な訳語も混じってるので,嫌な感じ.
英語の本でWW2ドイツ機甲師団の意味でPanzer divisionってそのまま使ってる本を訳して,
連合軍は機甲師団,ドイツ軍は装甲師団って分けてる例がある.
潜水艦もドイツのだけUboat,連合軍のはsubmarineみたいな.
ドイツ語なら連合軍のだってPanzer divisionとUbootだろうに.

634 : Lans ◆xHvvunznRc [sage] :投稿日:2012/07/01 20:11:02 ID:???
>631
師団種別はただの種別ではなく番号も合わせて固有名称です.
その意味で,バトルワゴンやバトルシップと若干意味が違うと思いますが?

バトルワゴンと呼ぼうが,バトルシップと呼ぼうが,
HMSウォアスパイトはウォアスパイトな訳で

638 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 20:26:27 ID:???
>>631
まあ名が体を表してない部隊も多いからねえ.
同じ国の同じ時期の騎兵師団ですら装備編制や役割が大きく異なる場合もあるわけだし.
きちんと解説をつけるなりすればいいんじゃないかなあ.

639 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 20:28:43 ID:???
ポケット戦艦か装甲艦か,という議論の紛糾はあるけどな

643 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 21:07:45 ID:???
>>627
>(アーマーモデリング誌の一部のライターは,現代ドイツ語を根拠に,全ての時代のPanzerを
>全て「戦車」で押し通そうとしてる―「現代」ドイツ軍についてならそれでいいと思う―のも,一応書いとく)

これをやると,装甲擲弾兵が戦車擲弾兵ないし戦車歩兵になるんだよね.


644 : Lans ◆xHvvunznRc [sage] :投稿日:2012/07/01 21:09:39 ID:???
>636
最近は米軍も悪化して歩兵師団と言いつつ,機甲偏重の実質機甲師団もありますし・・・
とはいえ,歩兵師団と名乗っているのを,機能が機甲師団だからと,機甲師団と訳していいのか・・・
第1騎兵師団も時代により空中突撃だったり機甲だったり・・・

まだ,英仏西よりはマシですが…

645 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 21:09:41 ID:???
>>638
湾岸戦争時の第1騎兵師団って,第1機甲師団とほとんど同じ編制で
馬なんか1頭もいないよな?


646 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 21:13:40 ID:???
航空機動旅団なのに(ry


647 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 21:17:38 ID:???
>現代」ドイツ軍についてならそれでいいと思う
マルダーに乗ってるなら「戦車歩兵」でいいが,
Sdkfz.251に乗ってると「戦車歩兵」じゃダメって意味じゃないよね?


648 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 21:19:42 ID:???
>>627
>PanzerSchiff(装甲艦 いわゆるポケット戦艦)
ドイツのフルカン社が建造した「定遠」型装甲艦も
PanzerSchiffだっけ?


649 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 21:22:16 ID:???
日本語の甲鉄艦にあたるドイツ語ってPanzerSchiff?


650 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 21:26:29 ID:???
Wikiより
船体全体が鋼鉄製になって以後も,戦艦やこれに準じる性能の軍艦を装甲艦と呼ぶ例があった.
例えばドイツ海軍のドイッチュラント級ポケット戦艦は,正式には装甲艦(Panzerschiff)に分類されていた.
ロシア海軍でも,戦艦に相当する艦を当初は装甲艦(Броненосный корабль),
その後1907年に戦列艦という分類に切り替えるまで艦隊装甲艦(Эскадренный броненосец)の語を用いている.


651 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 21:39:58 ID:???
Lans説によれば,艦種は固有名称じゃないから適当に当てはめてよい


652 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:05:42 ID:???
カッターは軍艦旗を揚げて士官が指揮をしたら軍艦で通用したような…


653 : Lans ◆xHvvunznRc [sage] :投稿日:2012/07/01 22:13:50 ID:???
>645
かといって,第1歩兵師団とも,第1機甲師団とも訳せない訳です.
だって,両方とも別にいるのでw


654 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:18:52 ID:???
ドイツ語では米軍だろうとイタリア軍だろうとPanzerdivisionと呼ぶわけではないの?
そうだとしたら,騎兵師団を機甲師団と呼ぶって議論は,ずれてるんでない?


655 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:21:22 ID:???
狙撃師団じゃないとチンコ勃たない


656 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:23:16 ID:???
Lans氏とかはWW2ポーランド軍の歩兵部隊は狙撃師団って訳してるの?


657 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:31:53 ID:???
>>568
そこまで言うのなら,具体的に,日本の民生品・兵器技術の欠陥が分かる書籍の書評でもしてくれよ.


658 : Lans ◆xHvvunznRc [sage] :投稿日:2012/07/01 22:48:19 ID:???
>656
これがまた自由ポーランド軍とかもあり,こいつらは英米式だったりしてましてね…orz

673 : Lans ◆xHvvunznRc [sage] :投稿日:2012/07/01 23:24:28 ID:???
>667
ソ連式で狙撃としたい気持ちもありますが,ソ連と区別しやすくする為にライフルとしたい気持ちもあります.
ただ,ポーランドは具体的な個々の師団名が話題になる事が殆どないので,まだ個人的には結論は出してません.

なお,師団数が問題になる場合などは,固有名詞ではなく種別となるので歩兵として数えてたりします.


674 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 23:34:12 ID:???
>>673
Lnasさん,ライフルだとフュージリアなんかとの兼ね合いもあるからオヌヌメできない・・・
いずれも意味が変化していて最終的に「銃」そのものに収斂しているけど
多少硬くってもライフルは「腔線銃」か「小銃」,フュージリアは「燧発射銃兵」,マスケットは「先込め銃」みたいに書かないと由来がわからなくなる.

676 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 23:48:44 ID:???
?フュージリアは「燧発射銃兵」
○フュージリアは「燧発銃兵」

そもそも,アジアの現代軍隊は比較的歴史がある日本でもせいぜい百数十年しか無いし(その上歴史・文化が見事に断絶している)
数百年に渡って戦乱を経験してきた欧州とそれを直に受け継いだ,中南米やアフリカ・アジアの旧植民地の軍隊とは歴史も性格も違いすぎる
乱暴なのを承知で言えば,19世紀来,アジアの新興国の軍隊改革は欧米式のウワバミを掬いとっただけだし.


677 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 23:57:48 ID:???
日本も日本でややこしい
初め,オランダ式とフランス式を導入するも途中でプロイセン・ドイツ式に変更
さらに時代が進んで独自の道を歩み始めて結局敗戦を迎えてここで断絶
再軍備でアメリカ式を採用するも旧軍の遺産も活用したり,あるいは政治的理由からそれまでの軍隊用語が使えなくなったりしておかしなことになる
アメリカ式はアメリカ式でややこしい
軍隊編制や運用・教育体系はもろにフランス式だが,軍隊保持の姿勢については旧宗主国のイギリスと同じ常備軍忌避の気風があったり,ポシコミテイタスの伝統で民兵が重視されていたり

ごっちゃごっちゃするんよね・・・

軍事板,2012/07/01
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

** 【質問】
 【回答】
660 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:51:19 ID:???
軍事板で聞くのもあれなんだが
ナチスについて歴史方面から勉強を始めようと思ってます
なにかおすすめの書籍があれば教えていただきたい


661 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:57:18 ID:???
これ言っちゃうとさ,連隊や師団の伝統を継承させようとする欧米軍隊の気質に触れないといけなくなるからね.
実際,例えば南米でクーデターを起こすのは大抵師団長や連隊長といった実力部隊の長が主導するもんだし.(軍団長や軍司令官,大隊長,中隊長クラスが主導するってまず無い.)


662 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:57:57 ID:???
>>647
日本語的には「機械化歩兵」でよくね?


663 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 22:59:34 ID:???
>>660
中公新書/ワイマル共和国―ヒトラーを出現させたもの/林健太郎
を勧めておきます.
古いっちゃ古い本ですが,戦間期のドイツを蝕んでいったもの
そのなかでヒトラー/ナチスが勝利した過程は掴みやすいかと


664 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 23:00:03 ID:???
>>660
ヒトラーの戦い 児島襄
ヒトラーの戦争 デイヴィッド・アーヴィング


665 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 23:02:34 ID:???
E・H・カーの『危機の二十年』がいいんじゃないかと
イギリス外交官の眼から見たWW1からWW2の流れが総合的にわかる
リアルタイムで書かれたことも驚き


666 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/01 23:04:50 ID:???
ナチスそのものを扱った本ではないけどね
けど19世紀的な勢力均衡外交に対して,
米ソがそれぞれイデオロギーを掲げた大国として出てきた流れがわかる
ナチスの台頭はその狭間をうまく利用したものであることも

684 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/02 01:43:13 ID:???
>>660
>ナチスについて歴史方面から勉強を始めようと思ってます

外堀を埋める本を・・・・

ヒトラー全記録―20645日の軌跡
ヒトラー参上もとい誕生(直近)から死亡まで日記メモ風に箇条書きした本
一級史料から通説までをイデオロギーに左右されず時系列的に書かれているのは全世界見渡しても阿部さんのこの本だけ

ワイマールの落日
当時として普通の国を目指したワイマールが斜陽し共産,ナチス,極右が台頭したのか通史として見た本.ナチス勃興は不況や後ろから一刺しのデマだけではないと

軍事板,2012/07/01
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

687 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/02 02:18:40 ID:???
航空戦史シリーズの「なぐり込み艦隊」を買ったら
光人社NF文庫の「第二水雷戦隊突入す」と中味同じでショック受けたw
光人社の改訂版で,ひらがなに改められている部分と,加筆文がある.
加筆部分は,本文や後書きなど.

「ブラジルだ! キミも行かんか?」
で終わらせたのは締りが悪い.蛇足だと思う.


688 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/02 02:39:38 ID:???
>>687
ちゃんと目次の裏に書いてあったのに,残念.

「第二水雷戦隊突入す―礼号作戦・最後の艦砲射撃」(経済往来社,1972年)が初出で,
航空戦史の「なぐり込み艦隊」(1986年)が最初の文庫版,
2003年の光人社の方は2度目の文庫化やね.

呼んだことないけど,蛇足だから光人社版では削除されたのかもね.
でも,参考文献リストや謝辞で取材対象者名がわかるあとがきはありがたいぜ.


689 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/02 02:48:06 ID:???
あ,すまん
後書きと加筆があるのは「なぐり込み艦隊」の方だったw
86年2月15日初版発行で91年1月30日の5版が手元にある

ちなみに「第二水雷戦隊突入す」は2003年のやつ

691 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/02 06:59:38 ID:???
木俣さんので航空戦史からNF文庫へサルベージされたのだと,
「敵潜水艦攻撃」(WW2太平洋戦線の連合軍喪失潜水艦事典),
「孤島への特攻」(ウルシー攻撃の回天と梓隊の話),
「撃沈戦記」シリーズ(一部を抽出再編して「欧州海戦記1・2」)
題名忘れたけどPQ17の話あたりが思い出される.

NF文庫は最近改題・新装版が多いから,最終頁や奥付は注意して見てる.
すでに買ってるくらい好きなテーマの本だと,当然,「新刊」で見ても飛びついてしまいがちなもので.

改題して中身が想像しやすい題名ないし副題付きに変わる傾向を感じる.
資料探しにはありがたい.


692 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/02 10:46:40 ID:???
「朝鮮上空空戦記」は,NF文庫から「F-86セイバー空戦記」の題名で2003年に出ていますね.

「F-86セイバー空戦記」のあとがきによると
「本書は1987年に「朝鮮上空空戦記」という書名で,朝日ソノラマ航空戦史シリーズ(文庫版)の一冊として刊行された.
この旧版ではページ数を抑えるために,ある程度の部分を省略した.今回の増補改訂版では,戦闘に関する部分はすべて原著のとおりにもどしてある」
とあります.

原著は「Sabre Jets over Korea」で,1984年に刊行されたとのこと.


693 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/07/02 17:13:08 ID:???
>>692
おお,これは重要な情報ですね.普通は再文庫化されるに当たっては旧版の一部を
省略したり削ったりすることがままありますが,その逆のパターンがあるとは.
朝日ソノラマ文庫もぼつぼつ集めていますが,それだけで完全な訳ではないんですね.


694 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/02 17:34:35 ID:???
NF文庫の異同リストがあると便利かもね


695 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/07/02 17:35:58 ID:???
>>691
NF文庫を買う際は,本の背にある番号をチェックすべきですね.
新装版であっても番号だけは引き継がれていますから,妙に若い番号だとすぐ
分かります.ただしごくまれに例外があって,全く同じ本を改題して新しい番号を
振って出されたことが一度だけありました.その時はこのスレでも話題になった
記憶があります.


696 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/07/02 17:48:10 ID:???
>>694
良いですねぇ,それ.でも調べるのはローテクなので凄く苦労すると思いますよ.
私も蔵書リストは付けていますけれども,とてもそこまでは調べ切れません.
しょうがないのでソノラマ文庫をコンプして,NF文庫でのダブりは売却する
方針を取っています.

軍事板,2012/07/02
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

731 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/03 22:23:18 ID:???
軍事なのかな?
「少年が救った提督の名誉 原爆運搬船インディアナポリスの悲劇 」 読みました.
すげえな.多くの人の協力があったとは言え,少年がここまでやるとはな.
文章も読みやすく,情景が良く伝わってきました.

熱帯の海でも長時間浸かっていると低体温症になるのか・・・・

この本を信じるのであれば,インディの犠牲者を増やした真のA級戦犯の正体が書かれているよ.
マクベイ艦長を生贄の羊にしたのは,全くもって不当であることが分かる.

軍事板,2012/07/02
青文字:加筆改修部分


** 【書評】

816 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/04 23:50:38 ID:???
岩波新書「特高警察」
設立から解体,更には戦後の公安警察への「継承」をまとめた本.
内容は,特高警察の治安維持法に基づく共産主義への監視と警戒を,当時の要職に就いていた
人物の発言や著述を丁寧に追っていったものが大半で,その他(現場の特高警察官の職務内容や
実情など)はあまり触れられていなかったかな?
興味深いと思ったのは敗戦間際の流言飛語と国民の士気低下に苦慮する特高内部の様子.それから
「思想検事」と特高警察の対立.意外な事に特高警察は共産主義者の「転向」を信用せず,転向することで
不起訴を図ろうとする思想検事と衝突する事が多かったそうだ.

軍事板,2012/07/04
青文字:加筆改修部分


** 【質問】
 【回答】
881 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 00:07:26 ID:???
半藤一利の本の評判ってどうなの?
ソ連が満州に侵攻した日とか


882 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 00:17:26 ID:???
ゲルと同じ程度の評判


883 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 00:39:26 ID:???
>>881
としふりて あたまのかたさ いやませば
くりごとふえて くえるみはなし


884 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 00:58:07 ID:???
乳の本なら幾らでも


885 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/07/06 01:00:55 ID:???
半藤って,記者時代に,小沢提督のアウトレンジ戦法を面前で批判して,「じゃあ
どうすれば良かったのかね」と怒りの我慢の一言を言わせた人ですよね.
「昭和史」(平凡社)でブレイクする前は地道で真面目な印象がありましたが,
その後は調子こき過ぎですよ.
同じ文春出身でも,森史朗氏のように一作家に徹してコツコツ著作を積み上げる
人の方が,軍事板住人にとってははるかに有用だと思いますがね.
私なんか半藤の態度に腹を立てて「文藝春秋」本誌の20年来の定期購読を止めた位ですから.


886 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 01:03:35 ID:???
それはどうかと思うね

いやしくも取材者ならば
取材対象が怒ることを恐れて
突っ込んだ質問を自粛するような真似をしてはいけない



887 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 01:03:55 ID:???
彼我の兵力,練度からしてまともに四つに組んで戦える相手ではないことは百も承知.
戦前の訓練,開戦後の戦闘様相を考え,最後に到達した結論は『アウトレンジ,これしかない』であった.
戦後になってアウトレンジは練度を無視した無理な戦法とか,元から反対だったとか言い出した関係高官が出て来たが,当時の航空関係者は上下一貫してこの戦法で思想は一致していた.

ってやつ?


888 : ZII ◆RPvijAGt7k [sage] :投稿日:2012/07/06 01:23:13 ID:???
取材するにしてもですね,何度も通って懇意になった上でおもむろに聞き出す
のが礼儀だと思いますけどね.何も分からんような若造がいきなり取材に来て
後知恵で批判されたらそりゃ対象者も面白くないでしょ.半藤は栗田提督にも
「何であの時反転したんですか」とぶしつけな質問をして,「ただ疲れていた」
とこれも我慢の一言しか言わせてません.
小沢提督は早く亡くなったのですが,死に際に栗田提督の手を握って,無言で
泣いていたのですよ.「あの海戦の苦労は誰にも分からない」ってね.
貴重な御二人の口を閉ざさせてしまったその罪は大きいのではないでしょうか.


889 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 01:27:02 ID:???
懇意になったら情が移って
それこそ突っ込んだ質問できなくなるにょ?


890 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 01:38:04 ID:???
>>889
その程度の奴にノンフィクションは無理じゃね?


891 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 01:41:28 ID:???
>>888
栗田ターンの一件は,同級生の伊藤正徳が誘導尋問で言わせたって言う話じゃなかった?
栗田弁護の意図で.


892 : 名無し三等兵[sage] :投稿日:2012/07/06 01:43:21 ID:???
>>888
八十歳で亡くなった人を「早く亡くなった」ってなんの冗談なんだべか
べつに遅いくらいだ,なんて言いたいわけじゃないが,
ふつうの寿命だろうよ.
医学上ないし生物学上の一般論から逸脱した主張はなんなんかね

>ネタスレじゃないんだから,少しは真面目にやってほしいです.
ほんとにそう思うよ.

軍事板,2012/07/06
青文字:加筆改修部分


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