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「Their Flying Machines」◆ L.Andersson - Soviet Aircraft and Aviation 1917-1941 /Putnam/
新「六課」◆(2012/04/10) ロシア海軍空母航空隊は訓練を行なう
新「六課」◆(2012/04/11) ロシア海軍対潜哨戒機Il-38は日本海で対潜訓練を行なっている
「ロシア・ソ連海軍」◆(2008/04/01) ロシア海軍航空隊の戦闘パトロール任務
「六課」ACS◆(2013/04/28) ロシア海軍航空隊は日本海で訓練飛行を行なった
「六課」ACS◆(2013/08/20) 北方艦隊航空隊は北極圏で飛行訓練を行なった
【質問】
ロシア海軍各艦隊航空隊の部隊編制と配備基地を教えられたし.
【回答】
ロシア海軍航空隊の主要保有機は,おおよそ以下の通りです.
Tu-22M/MR爆撃機×45機
Su-24爆撃機×42機
Su-24MR偵察機×12機
Su-27戦闘機×30機
Su-33艦上戦闘機×30機
An-12PP電子戦用機×5機
Tu-142対潜哨戒機×25機
Il-38対潜哨戒機×25機
Be-12対潜哨戒飛行艇×4機
Su-25UTG艦上練習機×10機
An-12・An-24・An-26輸送機×計34機
Ka-27艦上対潜ヘリコプター×70機
Ka-29強襲ヘリコプター×30機
Mi-8輸送ヘリコプター×66機
Mi-24攻撃ヘリコプター×15機
【海軍総司令部直轄】
第33中央爆撃機航空連隊:オストロフ飛行場(プスコフ)
Tu-22M3,Su-24M,Tu-142MK,Il-38,Il-18,An-26
第327独立輸送航空連隊:オスタフェヴォ飛行場(モスクワ)
An-12,An-24,An-26,An-72
海軍航空隊指揮統制通信センター:ヤム(ドモジェドヴォ)
【太平洋艦隊航空隊】
Tu-22M×22機,Mig-31×30機,Tu-142×12機,Il-38×15機など
第568独立混成航空連隊:マンゴフト飛行場(ソヴィエツカヤ・ガヴァニ)
Tu-22M3,Tu-142M3,Tu-142MR
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/29527246.html)
第865独立戦闘機航空連隊:エリゾヴォ飛行場(ペトロパヴロフスク・カムチャツキー)
MiG-31
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/10205280.html)
第289対潜航空連隊:ニコラエフカ飛行場(沿海州)
Il-38,Ka-27
第317独立混成航空連隊:エリゾヴォ飛行場
Il-38,Ka-27,Ka-29
第175独立対潜ヘリコプター飛行隊:エリゾヴォ飛行場
Ka-27
第593独立輸送航空連隊:クネヴィチ飛行場(アルテム)
An-12,An-24,An-26
独立通信連隊:ウラジオストク
【北方艦隊航空隊】
Tu-22M×23機,Tu-22MR×5機,Su-33×30機,Tu-142×12機,Il-38×10機,Su-25UTG×10機,Ka-29×10機以上など
第924独立海上偵察航空連隊:オレネゴルスク飛行場
Tu-22M
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/10305650.html)
第279艦上戦闘機航空連隊:セヴェロモルスク-1基地
Su-33,Su-25UTG
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/27937849.html)
第830対潜ヘリコプター連隊:サフォーノヴォ飛行場(セヴェロモルスク-2)
Ka-27PL/PS,Ka-29,Mi-8
第73独立対潜飛行隊:キペロヴォ・フェドトヴォ(ヴォログダ)
Tu-142M3
第403独立混成航空連隊:セヴェロモルスク-3基地
Il-38,An-26
第35独立通信連隊:セヴェロモルスク-2基地
【黒海艦隊航空隊】
Su-24×18機,Su-24MR×4機,An-12PP×1機,Be-12×4機,An-26×3機,An-12×5機,An-2×5機,Ka-27およびMi-8×6機
第43独立爆撃機航空連隊:グヴァルディスコイエ飛行場
Su-24,Su-24MR
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/31601008.html)
第917独立混成航空連隊:カーチャ飛行場(セヴァストーポリ)
An-12,An-26,An-2,Be-12
第872独立対潜ヘリコプター連隊:カーチャ飛行場
Ka-27,Mi-8
第859練習センター:カーチャ飛行場
Mi-14PL,Ka-28,Ka-27PS
第122独立通信連隊:カーチャ飛行場
【バルト艦隊航空隊】
Su-24×24機,Su-24MR×8機,Su-27×28機,Mi-24×15機など
第689独立戦闘機航空連隊:チカロフスク飛行場
Su-27
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/15594406.html)
第4独立爆撃機航空連隊:チェルニャホフスク飛行場(カリーニングラード)
Su-24M,Su-24MR
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/31601139.html)
第125独立ヘリコプター飛行隊:チカロフスク飛行場
Mi-24,Mi-8
第396独立対潜ヘリコプター飛行隊:ドンスコエ飛行場
Ka-27,Ka-29
第398独立輸送機航空隊:ハラブロヴォ飛行場
An-24,An26,Mi-8,An-2,An12,Be-12(予備役)
独立通信連隊:グヴァルデイスク基地
第302独立警戒連隊:グヴァルデイスク基地
Небесный бытьネベスニィ・ビィチ~ロシア・ソ連海軍~
2008/5/11(日) 午後 2:05
【質問】
ロシア海軍航空隊再編について教えられたし.
【回答】
ロシア軍事情報ブログ『★くろいあめ,あかいほし』で取り上げられていますが,現在進行中のロシア軍改革により,ロシア空軍は,従来の「航空連隊-航空中隊」編制を「航空基地-飛行大隊」へと改編します.
そして,『★くろいあめ,あかいほし』が情報源としている『warefare.ru』によると,この改編は,ロシア海軍航空隊でも実施されます.
以前のロシア海軍航空隊の編制
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/31603435.html
改編後は,こうなります.
【海軍総司令部直轄】
[第46独立練習連隊]オスタフェヴォ飛行場(モスクワ)
An-12,An-24,An-26,An-72
[第52航空基地]オストロフ飛行場(プスコフ)
[海軍航空隊指揮統制通信センター]ヤム(ドモジェドヴォ)
【太平洋艦隊海軍航空隊】
[第7061航空基地]カーメニ・ルチェイ飛行場(ソヴィエツカヤ・ガヴァニ)
旧第568独立混成航空連隊:Tu-22M3,Tu-142M3,Tu-142MR
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/29527246.html)
[第289対潜航空連隊]ニコラエフカ飛行場(沿海州)
Il-38,Ka-27
[第317独立混成航空連隊]エリゾヴォ飛行場
Il-38,Ka-27,Ka-29
[第175独立対潜ヘリコプター飛行隊]エリゾヴォ飛行場
Ka-27
[第71独立輸送飛行隊(旧第593独立輸送航空連隊)]クネヴィチ飛行場(アルテム)
An-12,An-24,An-26
[第123独立通信連隊]ウラジオストク
【北方艦隊海軍航空隊】
[第924独立海上偵察航空連隊]オレネゴルスク飛行場
Tu-22M3
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/10305650.html)
[第279艦上戦闘機航空連隊]セヴェロモルスク-1基地
Su-33,Su-25UTG
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/27937849.html)
[第7051航空基地]キペロヴォ・フェドトヴォ(ヴォログダ)
旧第73独立対潜飛行隊:Tu-142M3
[第7050航空基地] セヴェロモルスク-3基地
旧第403独立混成航空連隊:Il-38,An-26
[第35独立通信連隊]セヴェロモルスク-2基地
【黒海艦隊海軍航空隊】
[第7058航空基地]グヴァルディスコイエ飛行場
旧第43独立爆撃機航空連隊:Su-24,Su-24MR
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/31601008.html
[第7057航空基地]カーチャ飛行場(セヴァストーポリ)
旧第917独立混成航空連隊:An-12,An-26,An-2,Be-12
(http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/34700792.html)
[第859練習センター]エイスク
Mi-14PL,Ka-28,Ka-27PS(カーチャ飛行場から移動)
[独立通信大]カーチャ飛行場
旧第122独立通信連隊
【バルト艦隊海軍航空隊】
[第7054航空基地]チカロフスク飛行場
旧第125独立ヘリコプター飛行隊:Mi-24,Mi-8
旧第396独立対潜ヘリコプター飛行隊:Ka-27,Ka-29
[第7053航空基地]ハラブロヴォ飛行場
旧第398独立輸送機航空隊:An-24,An26,Mi-8,An-2,An12,Be-12(予備役)
[独立通信連隊]グヴァルデイスク基地
今回の改編により,以前は海軍航空隊所属だった3個戦闘機/爆撃機連隊が,ロシア空軍へ移管されました.
旧第689独立戦闘機航空連隊のSu-27
旧第865独立戦闘機航空連隊のMiG-31
旧第4独立爆撃機航空連隊のSu-24M/Su-24MR
黒海艦隊航空隊のSu-24/Su-24MR(旧第43独立爆撃機航空連隊)も,空軍へ移管される可能性が高いでしょう.
その代わりというわけでもないでしょうが,ロシア海軍航空隊は,艦上戦闘機MiG-29K/MiG-29KUBを導入します.
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/40734012.html
「ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課」
2010/1/27(水) 午後 10:07
【質問】
「第7057統合航空基地」とは?
【回答】
ロシア黒海艦隊航空隊は,ウクライナの2ヶ所の飛行場を使用(借用)しています.
[グヴァルジェイスコイエ飛行場]
[カチン飛行場]
今回,この2ヶ所の飛行場の部隊は,「第7057統合航空基地」に統合されました.
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【ロシア連邦黒海艦隊に海軍航空隊の統合基地が開設された】
モスクワ,12月19日-ロシア通信社ノーボスチ
ロシア連邦黒海艦隊に統合航空基地が開設された.
月曜日,黒海艦隊報道サービス代表ニコライ・ヴォスクレセンスキー1等海佐は記者団に伝えた.
黒海艦隊の既存の航空基地グヴァルジェイスコイエ――シンフェローポリから13キロに位置する――とカチン(セヴァストーポリ近郊)は,第7057統合航空基地に変革される.
同艦隊によると,それは黒海艦隊海軍航空部隊の改編の為に行われた.
艦隊の代理人は述べた.
「黒海艦隊海軍航空隊管理部の統制下で,新しい基地施設が形成されます.
今年8月の授与式典で,カチン基地飛行士は戦闘旗を受け取りました」
新たに開設される航空基地は,飛行場の兵器弾薬,飛行場部隊の通信を確保するだけでなく,航空医学の研究室となる.
統合指揮下に襲撃機,対潜機,軍用輸送機,特殊機が置かれる.
統一航空基地の司令官には,アナトーリー・ステパノフ大佐が任命された.
(モスクワ時間2011年12月19日16時01分配信)
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現在,黒海艦隊にはSu-24Mが配備されていますが,今後,戦闘攻撃機Su-30SMが12機導入されるという情報もあります.
『くろいあめ,あかいほしM2』より.
【露空軍,Su-30SM戦闘爆撃機を40機調達へ?】
【黒海艦隊は12機の戦闘機Su-30SMを受領する】
2011年7月20日
Su-30SMは,Su-30MKI(インド向けSu-30)の改良型です.
ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課
2011/12/20(火) 午後 8:02
青文字:加筆改修部分
【質問】
マンゴフト基地とは?
【回答】
マンゴフトМонгохтоは,タタール海峡沿岸のソヴィエツカヤ・ガヴァニ港から29kmほど北に位置する海軍航空隊基地です.
もともとは,防空軍との共用基地でしたが,ソヴィエト解体後は,海軍航空隊だけが使用しております.
西側では,カーメンヌイ・ルチェイKamenny
Ruchey航空基地と呼ばれていますが,ロシア側は,この名称は使用していません.
また,ロシアでは,アレクセイエフカAlekseyevkaという別名でも呼ばれます.
マンゴフト村公式サイト
マンゴフト飛行場には,ロシア太平洋艦隊航空部隊のTu-22M3ロケット攻撃機およびTu-142海上哨戒機が駐留しています.
これらの機体は,第568独立ロケット搭載機航空連隊に所属しております.
Google Earthで見ると,Tu-22M3×17機,Tu-142×12機が確認できます.
Небесный бытьネベスニィ・ビィチ~ロシア・ソ連海軍~
2008/2/23(土) 午後 3:20
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