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 【link】

「CRS@空挺軍 in mixi」◆(2010年06月15日)プロジェクト885「ヤーセン」型攻撃原潜セヴェドロヴィンスク進水式
http://rian.ru/defense_safety/20100615/246492760.html
http://www.itar-tass.com/level2.html?NewsID=15227345
http://www.1tv.ru/news/social/156141(動画)
http://visualrian.com/lists/item/59016(画像)

「六課」◆(2009/3/25) 最新ディーゼル・エレクトリック潜水艦「サンクトペテルブルク」は,2010年に就役する

「六課」:「セヴェロドヴィンスク」型原潜2番艦「カザン」は2009年7月末に起工される

「六課」:「セヴェロドヴィンスク」型原潜2番艦「カザン」は2009年7月24日に起工される

「六課」:改セヴェロドヴィンスク型原潜「カザン」起工

「六課」:ロシアは,2011年以降,毎年セヴェロドヴィンスク型原潜を起工する

「六課」◆(2011/12/03)多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」型の最新ニュース2題

新「六課」◆(2012/04/26)ロシア海軍は2021年までに多用途原潜ヤーセンを7隻保有する

新「六課」◆(2012/09/11) 改セヴェロドヴィンスク型原潜カザンは新型機器のみを装備した初の第4世代原潜となる

「六課」ACS◆(2012/12/19) 多用途原潜ヤーセン級は距離1500kmの地上目標を攻撃できる

「六課」ACS◆(2013/01/18) 新世代多用途原潜ヤーセン級3番艦は2013年7月末に起工される

「六課」ACS◆(2013/03/02) 改ヤーセン級多用途原潜カザンの操舵装置の製造が始まった

「六課」ACS◆(2013/03/21) 第4世代多用途原潜ヤーセン級は7隻建造される

「六課」ACS◆(2013/03/26) 多用途原潜ヤーセン級2番艦カザンは2015年に就役する

「六課」ACS◆(2013/06/25) 新世代多用途原潜ヤーセン級3番艦は2013年7月28日に起工される

「六課」ACS◆(2013/07/26) ヤーセン級多用途原潜3番艦ノヴォシビルスクは起工された

「六課」ACS◆(2013/07/31) 改ヤーセン級多用途原潜カザンは2017年にロシア海軍へ引き渡される

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/5/30) ロシア海軍の多用途原潜ヤーセン級4番艦はクラスノヤルスクと命名される

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/6/18)  ロシア海軍新世代多用途原潜ヤーセン級は8隻以上建造される?

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/8/23) ヤーセン級多用途原潜ノヴォシビルスクの船体の水圧試験が行なわれた

●「セヴェロドヴィンスク」

「六課」:新型原潜「セヴェロドヴィンスク」は造船台を出渠する

「六課」◆(2010/03/15)新型多用途原潜セヴェロドヴィンスクは5月7日に進水する

「六課」◆(2011/12/22)新型多用途原潜「セヴェロドヴィンスク」は2011年の海洋試験を全て終えた

新「六課」◆(2012/03/07)ロシア新型多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2012年11~12月に就役する

新「六課」◆(2012/08/15) 新型多用途原潜セヴェロドヴィンスクの試験失敗という報道は事実ではない

新「六課」◆(2012/08/16) 新型原潜セヴェロドヴィンスクの動力に問題は無い

新「六課」◆(2012/08/17) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは今年末に就役する

新「六課」◆(2012/09/05) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは11月に国家受領試験を行なう

新「六課」◆(2012/10/20) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは工場航海試験を完了した

新「六課」◆(2012/11/26) 多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対地ミサイルの発射試験に成功した

「六課」ACS◆(2012/11/08) 多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対艦ミサイルの発射試験に成功した

「六課」ACS◆(2012/11/29) 多用途原潜セヴェロドヴィンスクは3回連続でカリブル有翼ミサイルの発射試験に成功した

「六課」ACS◆(2012/12/01) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年にロシア海軍へ引き渡される

「六課」ACS◆(2012/12/13) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスク,国家試験に不合格?

「六課」ACS◆(2013/04/11) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年後半に海洋試験を実施し,同年末にロシア海軍へ引き渡される

「六課」ACS◆(2013/06/03) 多用途原潜セヴェロドヴィンスクは航海試験へ出発した

「六課」ACS◆(2013/07/07) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月25日にロシア海軍へ納入される

「六課」ACS◆(2013/08/22) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは今年(2013年)3度目の航海試験を終えた

「六課」ACS◆(2013/10/08) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験は2013年11月から始まる

「六課」ACS◆(2013/10/11) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは12月25日にロシア海軍へ納入されなければならない

「六課」ACS◆(2013/10/11) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの工場航海試験プログラムは完全に実行されている

「六課」ACS◆(2013/10/29) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは間もなく国家受領試験を開始する

「六課」ACS◆(2013/11/05) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験が始まった

「六課」ACS◆(2013/11/20) 原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射した

「六課」ACS◆(2013/12/26) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2013年12月30日にロシア海軍へ納入される

「六課」ACS◆(2013/12/30) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクはロシア海軍へ納入された

「六課」ACS◆(2014/01/13) ロシア最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは世界中の原潜をリードする

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/5/30)  ロシア海軍の最新多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2014年6月17日に海軍旗を初掲揚する

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/6/23)  ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは2014年7月初頭に出航する

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/6/24)  ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは最新の原子炉セキュリティシステムを有する

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/7/3) ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは出航した

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/7/18) ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは白海海軍基地へ戻った

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/7/28) ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは白海で戦闘訓練を行なう

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/8/3) ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクはセヴェロドヴィンスク市へ戻った

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/9/1) ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクはタイフーン級原潜ドミトリー・ドンスコイと共に出航した

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/9/3) ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクはミサイルを発射した

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/9/12) ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは駐留基地ザオゼルスク(ザーパドナヤ・リツァ)へ向かった

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/11/4) 新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの最終試験が始まった

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/11/8) 多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対艦ミサイルの発射試験に成功した

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/11/26) 多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対地ミサイルの発射試験に成功した

「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/11/29) 多用途原潜セヴェロドヴィンスクは3回連続でカリブル有翼ミサイルの発射試験に成功した


 【質問】
 ロシア第4世代原子力潜水艦は,構想段階ではどのようなものだったのか?

 【回答】
 ロシア・ソ連潜水艦総合情報サイト『ディープストーム』より.
【プロジェクト885「ヤーセン」】

 最初に第4世代原子力潜水艦の構想が出たのは1977年の事でした.
 当初は,「マラヒート」,「ルビーン」,「ラズリート」の各潜水艦設計局が別個に第4世代原潜を設計していました.

魚雷ロケット原潜プロジェクト958「アフィリナ」
(サンクトペテルブルク海洋工学設計局「マラヒート」が設計)

有翼ミサイル原潜プロジェクト881「メルクリー」
(海洋工学中央設計局「ルビーンが設計)

魚雷ロケット原潜プロジェクト957「ケドル」(モックアップ)
(海洋工学設計局「ラズリート」が設計)

 しかし結局,これらのプロジェクトは中止され,「マラヒート」が設計したプロジェクト885「ヤーセン」に統合されました.
「ヤーセン」(221kb)

 プロジェクト885「ヤーセン」の正式な設計開始は,東西冷戦の最中だった1985年でした.

 「ヤーセン」の1番艦である原子力水中ロケット巡洋艦K-329「セヴェロドヴィンスク」は,最初に構想が出てから16年後,設計開始から8年後の1993年12月21日,艦名と同じセヴェロドヴィンスク市の造船所「セヴマシュ」で起工されました.
 進水に漕ぎ着けたのは,起工から17年後の2010年6月15日でした.
 構想が出てから33年,設計開始から26年の歳月が流れていました.

新「六課」,2012/11/04
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 セヴェロドヴィンスク級攻撃原潜の原子炉は,どんなものか?

 【回答】
 1995年に実用化された,第4世代原子炉であるOK-650B(KPM)で,195メガワット.
 1995年に実用化された第4世代原子炉KPMで,熱出力195メガワット.
 1次冷却系との一体構造が特徴で,これにより1次冷却水が単一ブロック内で循環するため,大直径の冷却パイプが不要となり,安全性が高くなったという.
 また,第3世代の原潜では5~7年ごとに交換していた核燃料が,KPMでは寿命が25~30年に達し,船体と原子の寿命がほぼ同じになったという.
(すなわち,退役まで燃料棒の交換を行う必要が無くなった).

 【参考ページ】
『ソ連/ロシア原潜建造史』(アンドレイ・ポルトフ著,海人社,2005.11.15), p.58
http://www.eurus.dti.ne.jp/~freedom3/severodvinsk.htm
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/5305972.html

【ぐんじさんぎょう】,2009/12/23 23:00
に加筆

 私個人は『ソ連/ロシア原潜建造史』以上の情報源を持っているわけではありませんので,修文と技術的な部分の指摘を.
 なお,参考には以下も挙げた方がよいのかも知れません.
Graney Class - Project 885 Yasen
http://www.globalsecurity.org/military/world/russia/885-specs.htm

>「第4世代原子炉であるOK-650B(KPM)で,195メガワット.」

 シア氏は単に「KPM」と,globalsecurityはKPM type (OK-650B?) reactorと両論併記ですが,技術的に受ける印象とすれば様々な改良を意味する略語,もしくは頭文字を取ったサブタイプ(とするには大きな改良が加えられていますが)と考えるところであり,「OK-650B(KPM)」とする記載の方が正確ではないかと考えます.
 ただし,原文ではどのようになっているのか,私個人はロシア語を読むことが出来ませんので,これ以上は分かりません.


 また,上記の出力は「熱出力」であることを明記する必要があると考えます.
 上記の記述では195MW(thermal)(もしくはMWtと略記)ですが,globalsecurityでは200 MWtとしており,数字自体は誤差の範囲内で一致している物と考えます.

>「船体と原子の寿命がほぼ同じになった」「退役まで燃料棒の交換を行う必要が無くなった」

 原文を活かすためには
「船体と『核燃料』の寿命がほぼ同じとなった」「退役まで『核燃料』の交換を行う必要が無くなった」
とすべきでしょう.

 この場合は結果として炉心や,船体本体に付随する原子炉の寿命も同じとなりますが,搭載している原子炉丸ごと換装するようなことをしない限り(もっとも旧ソ連では実績がありますが),原子炉と船体の寿命は同じと考えて差し支え有りません.
 その上で,消耗品である核燃料
(軽水炉では燃料集合体が主.燃料棒単位での交換は極めて特殊な例を除き,まず行いません.)
の交換を途中必要とするか,という点に議論が収束します.

 なお,原子炉と似た概念として「炉心」という言葉が使われることがありますが,これは核燃料が原子炉に装荷され,中性子の増倍体系となった際に,その中核となる体系を差す言葉であり,原子炉を構成する「核燃料と冷却材,減速材,制御棒など」の集まりを差す言葉です.
 そのため,非常に似た言葉ではあるのですが,核燃料(燃料集合体)と炉心,原子炉は区別して用いるべき言葉となります.
 構成部位の大きさから言えば「原子炉>炉心>核燃料」となります.

 例えば,商用発電用原子炉のように「核燃料の交換」が行われる際,原子炉の「炉心の変更」とは言いますが,「炉心の交換」とはその語感,性格上に妥当性を欠くことから,あまり表に言うことがありません.
 敢えてこのように言う場合は,核燃料以外の炉心の構成物の変更,例えば制御棒の交換なども言外に含むことになります.

 ましてや「原子炉の変更,交換」と言うことは,炉心を取り囲む原子炉容器(原子炉圧力容器)等の,核燃料を除く大型構成部品まで取り替えない限り,言うことはありません.

 その点で言えば,シア氏の記載では「炉心と燃料棒」の関係は結果的に間違いには至っていませんが,炉心を構成する燃料集合体があって,その燃料集合体が燃料棒を束ね合わせた物であり,燃料棒の寿命と核燃料の寿命は必ずしも同義ではないことの理解が,今一歩薄いようにも感じます.
 そのため,シア氏の以下の
「KPMは,炉心と燃料棒の寿命が,艦自体の寿命とほぼ等しい30年にまで延長されており,退役まで炉心と燃料棒の交換を行う必要が無くなっている」
との記載は,以下の通り修文すべきでしょう.
「KPMは,核燃料の寿命の延伸により(単一構成の)炉心の寿命が艦自体の寿命とほぼ等しい30年にまで延長されており,退役まで核燃料の交換による炉心の変更を行う必要が無くなっている」

 以上,ご参考まで.

へぼ担当 in mixi,2009年12月23日 02:06

▼ 【追記】
 原潜「セヴェロドヴィンスク」は,新型の原子炉(KTP-6)と,新型の蒸気タービンエンジンが装備される事になっていますが,最近の情報によると,少なくとも原子炉は以前のタイプ(OK-650V)が装備されており,新型原子炉は2番艦「カザン」から装備される事になるようです.
 原潜「セヴェロドヴィンスク」が搭載する原子炉OK-650Vは,元々はプロジェクト949A有翼ミサイル原潜(オスカーII級)用の原子炉です.
 建造が中止された949A原潜用の原子炉を流用したのでしょうか.

新「六課」◆2012/08/14



 【質問】
 蒸気発生器等が一体型構造の原子炉が,安全性が高いものであるなら,なぜこれが原子炉の主流とならないのか?

 【回答】
 先進型舶用炉では,そのような原子炉が良く提案されます.
 しかし,実用例はその信頼性
<裏返せばメンテナンス性
;要は信頼性向上・事故防止のために構造的に原子炉一次系の外部破断があり得ない一体型にしたが,その一次系にトラブルがあった場合,ほとんど全てが原子炉のお釜の中にあると考えて良いため,とたんに対応が難しくなる.
 そのため,その設計の先進性は大いに認められているが,各種機器の信頼性から実用例はとたんに少なくなる.>
の観点からあまり多くなく,当該「KPM」型原子炉の実績に注目が集まることとなります.

 なお,ロシアの場合情報公開が進んでいる理由もありますが,この手の「(蒸気発生器等)一体型(構造)原子炉」の実用化研究・開発が最も進んでいることが知られています.
 因みに日本国内でも研究開発提案がなされていますが,日本国内では舶用炉の研究開発自体がスローペースですので,はかばかしくありません.
 また,当該概念は小型炉に向いており,大容量原子炉でのメリットはデメリットとのバランスで微妙になるため,舶用炉転用概念以外で,発電用原子炉として開発が進んでいるとの情報は,ほとんど聞いたことがありません.

へぼ担当 in mixi,2009年12月29日 07:35


 【質問】
 「セヴェロドヴィンスク」型原潜の搭載魚雷は?

 【回答】
 「セヴェロドヴィンスク」型原潜は,533mm魚雷発射管を8門装備しており,誘導魚雷USET-80( УСЭТ-80)やUGST(УГСТ)などを合計30本搭載できます.

 "УСЭТ"は"Универсальная Самонаводящаяся Электрическая Торпеда" (汎用誘導電池魚雷)
 "УГСТ"は"Универсальная Глубоководная Самонаводящаяся Торпеда "(汎用深海誘導魚雷)の略です.
 両方とも,対水上艦・対潜水艦両用魚雷です.

USET-80( УСЭТ-80)
 数字の80は,1980年に正式採用された事を意味します.
 つまり,「80式汎用誘導電池魚雷」という事です.

UGST(УГСТ)
こちらは,2002年に正式採用されました.

 「セヴェロドヴィンスク」の就役が延期されたのは,誘導魚雷の生産問題もあるようです.

ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課
2012/1/26(木) 午後 7:32

青文字:加筆改修部分


 【質問 kérdés】
 原潜「セヴェロドヴィンスク」について教えてください.
Mi az nukleáris tengeralattjáró "Szeverodvinszk"-ról mondja meg.

 【回答 válasz】
 K-560「セヴェロドヴィンスク Северодвинск」は,「セヴェロドヴィンスク」級攻撃型原子力潜水艦の1番艦.
K-560 "Szeverodvinszk" a "Szeverodvinszk" típusú nukleáris Tengeralattjáró az első hajója.
 艦名はアルハンゲリスク州の都市の名前に因む.
A hajó neve a város Arkhangelsk állam nevétől függ.

 1993年12月28日,北方機械建造会社(元402 セヴマシ)にて起工.

 「セヴェロドヴィンスク」乗組員は第11対空母原潜師団から集められた.
 初代艦長はセルゲイ・ミチャエフ1等海佐.

 ソ連崩壊後の厳しい財政状況と,船体と兵器の根本的に新しい構造の為,建造は遅々として進まなかったが,セヴェロドヴィンスク市の支援も受け,2010年6月15日進水.

 2011年9月12日から海洋試験(工場航海試験)開始.

 2012年11月7日,潜航状態で「カリブル」対艦攻撃型を発射.
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対艦ミサイルの発射試験に成功した]

 2012年11月26日,浮上状態で「カリブル」地上攻撃型を発射.
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクはカリブル対地ミサイルの発射試験に成功した]

 2012年11月28日,潜航状態で「カリブル」対地攻撃型を発射.
[多用途原潜セヴェロドヴィンスクは3回連続でカリブル有翼ミサイルの発射試験に成功した]

 2013年5月末から航海試験が再開され,以後,4度に渡る試験(工場航海試験)実施.

 2013年6月,潜航状態で「カリブル」対地攻撃型を発射.

 2013年11月初頭から国家受領試験開.
[新世代多用途原潜セヴェロドヴィンスクの国家受領試験が始まった]

 2013年11月6日,潜航状態で超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射.
[原子力潜水艦セヴェロドヴィンスクは超音速対艦ミサイル「オーニクス」を発射した]

 2013年12月30日,「セヴマシュ」で受領-引渡証書への署名(ロシア連邦海軍への納入)が行なわれた.

 2014年6月17日就役し,北方艦隊第11対空母原潜師団へ編入.
 第11対空母原潜師団は,ザオゼルスク市のザーパドナヤ・リッツァに駐留しており,プロジェクト949A(オスカーII級)原潜3隻とプロジェクト671RTMK(ヴィクターIII級)原潜2隻で構成されていた.
 就役時の要目は排水量13,800トン,全長119メートル,速力31ノット,潜水可能深度は600メートル.
 乗員数は,32名の士官を含む90名.
 対艦巡航ミサイル垂直発射筒(VLS)はには, 24発のオーニクス(P-800,NATOコード:SS-N-26)もしくはクラブ(SS-N-27)巡航ミサイルが搭載可能.
 また,533mm魚雷発射管を8門搭載.

 2014年9月初頭,潜航状態で有翼ミサイル(オーニクス?)を発射.
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクはミサイルを発射した]

 2014年11月10日,ザーパドナヤ・リツァにて浮上救助室の動作試験.
[ロシア海軍最新鋭原潜セヴェロドヴィンスクは救助カプセルの動作試験を行なった]

 2015年5月9日の大祖国戦争勝利70周年記念日には,北方艦隊主要基地セヴェロモルスク沖の観艦式へ参加.

 2015年6月6日,新型機器を搭載する「技術的作業」の為,セヴェロドヴィンスク造船所「セヴマシュ」へ回航.
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクはセヴェロドヴィンスク市へ到着した]

 その後,「技術的作業」を終えてザオゼルスクへ戻り,慣熟訓練を続けた模様.
[ロシア海軍最新鋭多用途原潜セヴェロドヴィンスクは戦闘演習の為に出航する]

 2016年4月初頭,北方艦隊の演習へ参加し,最新鋭魚雷「フィジーク」を発射.
[ロシア海軍北方艦隊はバレンツ海で対潜戦闘訓練を行なった]
[新型誘導魚雷フィジークはロシア海軍へ制式採用された]

 2016年4月下旬,バレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部のチジャ射爆場へ発射.
[ロシア海軍最新鋭原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

 2017年8月18日,再びバレンツ海から有翼ミサイル「カリブル」(対地攻撃型)をロシア北西部のチジャ射爆場へ発射.
[ロシア海軍北方艦隊の最新原子力水中巡洋艦セヴェロドヴィンスクはバレンツ海から巡航ミサイル"カリブル"を発射した]

 【参考ページ Referencia Oldal】
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-1241.html
http://korean-military.blog.jp/archives/8955860.html
http://d.hatena.ne.jp/masousizuka/20100616/1276678119
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-3690.html
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-1564.html
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-768.html
http://korean-military.blog.jp/archives/8955860.html
https://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/43564743.html
https://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/40601374.html

2015年5月9日,大祖国戦争勝利70周年記念日の観艦式に参加した「セヴェロドヴィンスク」
https://www.youtube.com/watch?v=XNKvR9_L4TA

mixi, 2017.10.17


 【質問 kérdés】
 原潜「クラスノヤルスク」について教えてください.
Kérem, mondja meg a nukleáris tengeralattjáró "Krasznojarszk"-ról.

 【回答 válasz】
 K-571「クラスノヤルスク Красноярск Krasnoyarsk」はプロジェクト885M「ヤーセンM」型の4番艦.
 ヤーセン型こと「セヴェロドヴィンスク」級は原子力有翼ミサイル水中巡洋艦 と呼ばれる多用途原潜.
 もっとも,「セヴェロドヴィンスク」級は2番艦「カザン」からは改良型のプロジェクト885Mになっているから,「クラスノヤルスク」は厳密には「カザン」級3番艦と呼ばれるべきかもしれない.

 超音速有翼ミサイル「オーニクス」型及び「カリブル」,汎用深海誘導魚雷を搭載.
 排水量は8600(水上)/13800(水中)t.
 最大潜航深度は600m.
 速力は約16(水上)/30(水中)ノット.
 乗員は90名(士官32名).

 2014年5月30日,「クラスノヤルスク」と命名.
 先代「クラスノヤルスク」はプロジェクト949A原子力水中巡洋艦(オスカーII級)K-173として1986年12月31日に就役し,2014年5月に解体決定している.

 2014年7月27日,セヴェロドヴィンスクの「セヴマシュ」造船所にて起工.

 2017年1月23日までに船体の水圧試験が終了.

 2020年にロシア海軍へ引き渡される予定.

 【参考ページ Referencia Oldal】
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-1646.html
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-1531.html
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-3299.html
https://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/news/2014_07_28/275204543/

mixi, 2017.11.4


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