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「軍事板常見問題&良レス回収機構」准トップ・ページへ サイト・マップへ
◆総記の総記
<総記FAQ目次
「2ch. 軍事板」◆(2007/01/30~) 弱小国の戦いを論じる
回収すべきレスなし
「5ch. 軍事板」◆(2015/04/27~) ◆◆最初に読もう!軍事速報&雑談スレ2419◆◆
回収すべきレスなし
Web上に転がってるさまざまな素材(ニュース,画像,動画ほか)をみんなで吟味して真相を探求しようぜという集まりです.
クオリティの高さは海外のメディアも認めるところで,BBCやSpiegelなどがその研究結果を取り上げています.
------------カタールの猫 @Qatar_Cat, 2015.1.17
「D.B.E. 三二型」(2011/04/06)◆ わかりやすいと評判の「ただいま独裁者のアンインストール中」と言う図
IPS Japan
国際情報総合
「Net Bunker」◆(2009/10/20) 戦場の恐ろしさが伝わる画像:ハムスター速報
(リンク切れ,キャッシュ,出典元スレッド)
「Net Bunker」(2010/07/04)◆戦争にまつわるムダ知識 働くモノニュース : 人生VIP職人ブログwww
「net bunker」(2010/09/23)◆戦争とは何か?と考えさせられる衝撃的な写真集 - GIGAZINE
Twitterのツイートをまとめよう.トゥギャッター使用ぜ!な使い方説明書
「VIPPER速報」◆(2015/4/5) 【画像・リンクあり】俺が認めた良サイトをお前らに伝授する
「WP」:Humanizing war policy in 'The Good Soldiers'(by Fred Hiatt,12/21/2009)
「妹はVIPPER」◆(2010/11/01)戦争にまつわるトリビア語れ
「かみぽこぽこ.」◆(2006/12/23) 安倍流「排除の論理」の失敗
無能な味方は要らないという例
「カラパイア」◆(2011/02/09)世界の珍しい10の国境線
「キニ速」◆(2011/04/28)軍 隊 ・ 戦 争 の ト リ ビ ア 置 い て い け
「このごろ2ちゃんねる」◆(2010/09/15) 軍事に関する質問に誰かがやさしく教えてくれるスレ
「神保町系オタオタ日記」
※ 溯上完了
「ストパン」■ethnicとnationは対立概念でも何でもない
「ストパン」■(2010/04/14)[読書][歴史]インディオは奴隷か,それとも人間か――16世紀スペインにおける議論
「ストパン」■(2010/05/30)[歴史][教育]「残虐」をいかに教えるか
「地政学を英国で学ぶ」:ハワードの講演の内容
>啓蒙主義から影響を受けたリベラルは「一つの方法で全てを解決できる」と
>信じていたのだが,これは現在の多様化する世界ではかなり厳しい
「地政学を英国で学ぶ」:ミーティングの内容:その1
>陸軍戦略学研究所が発行する「オペレーショナル・アート」を
>批判した小論文についての説明が始まりました
「地政学を英国で学ぶ」◆(2010/05/17)世界(西洋)の終わり?
「地政学を英国で学ぶ」◆(2010/05/19)世界(西洋)の終わり?:後半
「地政学を英国で学んだ」◆(2013/03/17) 奇妙な事実を集めた本
「地政学を英国で学んだ」◆(2013/04/01) 3Dプリンターの反政府運動と「オープン・ソース」
「オープン」も新しい宗教,という見解
「哲学ニュースnwk」◆(2012/06/12) 軍事的珍事件・怪事件
「哲学ニュースnwk」◆(2013/05/10) 軍事系の面白い話をミリオタがしてくれるスレ
「プレジデント」◆(2010/08/03)危機に直面しても頭を混乱させないための3カ条
「やまもといちろうBLOG」◆(2012/05/06)『進撃の巨人』の作者の方からまさかのマジレスを頂戴したので
>作品の描写を正とするならば,確実にこれは組織防衛であり,軍事の範疇と思っています.
●画像関連
101 freeway
※閉鎖
102(仮)
┗陸・海・空軍@102
※閉鎖
All Empires History Forum Historical Pictures Gallery
Dva.2ch
┣weapons
┗war machinery
※閉鎖
Fiber☆ちゃんねる
┗ミリタリー板
※閉鎖
Militaryphotos.net
┣Soviet Afghan war 79-89 Thread
┗Russian Pics
「エルエル」:GoogleによるLIFE誌の写真オンラインコレクション
世界最強チャンネル
┣軍事-陸@世界最強チャンネル
┣軍事-海@世界最強チャンネル
┗軍事-空@世界最強チャンネル
※軍事関連板は閉鎖
帝國海軍参謀室
※閉鎖?
●書籍
『2015 世界の紛争予測』(江畑謙介著,時事通信社,2001.8)
『From Wealth to Power: The Unusual Origins of America's World Role (Princeton Studies in International History and Politics)』(Fareed Zakaria著)
私が翻訳したミアシャイマーよりも前に出た「オフェンシブ・リアリズム」に関する本です.
著者はあのニューズウィーク/フォーリンアフェアーズ等の編集者であり,ビルダーバーガーとしても有名な,インド系アメリカ人のファリード・ザカリア.
彼の本はすでに日本では一冊,たしか民主主義に関する本が出ていたと思いましたが,これは彼の実質上のデビュー作のほう.
ハンチントンを指導教官として書いた博士号論文をそのまま本にしたものですが,書かれている主張は基本的に
「十九世紀のアメリカの拡大はネオリアリズムによって説明できない」
という単純なものです.
彼は自分の理論を「ステートセンタード・リアリズム」と名づけて,攻撃的な大国の行動を,ウォルツ式のネオリアリズムの手法を受け継いだミアシャイマーとは対照的に,モーゲンソー式の古典式リアリズムの手法で解析しております.
私はこの本によって,かなり多くのことを学びました.
ザカリアがなぜこれほど出世したのか,この本を読んでみるとよくわかります.
―――「地政学を英国で学ぶ」,2005-08-20-08:36
「The Use of Force: Military Power and International Politics((国際関係における)軍事力の行使・有効性」(Robert J. Art, Kenneth Neal Waltz 編)
戦略学,安全保障学,そして国際関係論の三つの学問を結ぶような論文のコレクションです.
アートとウォルツという,ネオリアリズムの代表選手が編集をした本です.
アメリカのリアリストの文献の中でも,とくに戦略学の匂いがするものばかりを30本以上集めたすぐれもの.
筆者たちもツワモノ揃いです.
第六版まで出ていることからもわかる通り,クオリティーの高さは保証済み.
アメリカの大学院の戦略学関連のクラスのリーダーとして活用されております.
――――――「地政学を英国で学ぶ」,2005-08-28 11:32
「Man, the State, and War : A Theoretical
Analysis」(Kenneth N. Waltz著)
ご存知,二十世紀を代表する(ネオ)リアリストと言えばこの人,ケネス・ウォルツの実質上のデビュー作です.
1959年の発表ですから,もう発表から半世紀近くもたつのですが,いまだにその斬新さはスゴイものを感じさせてくれます.
内容は
「戦争の原因を三段階のレベル(人間・国家・国際システム)で考えてみよう!」
というものであり,後の国際政治学の枠組みを提供したといわれるほど影響力のある本です.
具体的にはこれらの三つの「レベル」(ウォルツは”イメージ”という言葉を使用)において,それぞれの有名な文献を縦横無尽に活用しながら
「戦争はなぜ起こるのか」
ということを論じております.
この本の良いところは,論文を書くときのよい見本になる,ということでしょうか.
新しい理論を提唱する,という類のものではなくて,むしろ既存の枠組みの中から文献を徹底的に復習するという形の論文の大成功例でしょう.
ウォルツの博士号論文がそのまま本になったもの,というところもミソですね.
The Use of Force: Military Power and International
Politics
Robert J. Art, Kenneth Neal Waltz(eds)
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/0847695549/ref=ed_oe_p/249-3587976-1363547
国際関係論のリアリストたちによる「軍事」と「政治」に関連した論文(32本!)の最強コレクションです.
2004年に第六版が出ておりまして,けっこうテロリズムに関するものが加えられております.
日本がなぜ負けたのかという分析など,歴史もののや,コソボ・アフガニスタンまで,かなり幅広い内容を扱っております.
------------kbk
『クーデター 軍隊と政治権力』(ジャック・ウォディス著,大月書店,1981.6)
英国共産党幹部の著者が,軍隊と権力,クーデターの類型等について書いた本.
まあ,書いた人間が書いた人間だったり,書かれた時代(1980年代)とかを考えると,クロスチェックが必要な部分はあるが,クーデター成功の原因や各国将校団の構成等を,社会的要因からみる辺りは興味深い.
あと,西側共産党(伊・仏・西)の軍事政策にも触れられている.
――――――軍事板,2009/06/09(火)
『国際紛争 理論と歴史』(ジョセフ S. ナイ Jr.著,有斐閣,2011.4)
ご存じナイ教授の超有名本.
俺が読んだのは第5版.
大学1年生向けの講義を書籍化しただけあって,内容はそこまで専門的ではない.
(むしろ,「高校生の政治経済副読本にいいんじゃないか?」というぐらい)
基礎的事実を基に,「どう国際関係を考えるか」という解説.
池上さんに性質は近いかも.
軍事的知識→論考のステップアップに,ぜひ読んでおきたい一冊だね.
巻末のお勧め本一覧も役に立ちそう.
------------軍事板,2012/02/12(日)
『国家の威信―対テロ,人質・領土奪還作戦』(戦略戦史研究会著,ブイツーソリューション,2006/8)
『世界軍事情勢2012年版』(史料調査会編,原書房,2012.3)
『戦場の現在 戦闘地域の最前線をゆく』(加藤健二郎著,集英社新書,2005.3)
戦場ジャーナリストである著者が,大手メディアや国内評論家のような上から目線ではなく,実際に現地で暮らし,戦い,巻き込まれている人々と同じ目線で見た戦場の素顔.
通常の紛争の前線の様子だけではなく,精密爆撃下の街の実情や,人間の盾,予算のための『緊迫』の演技など,様々な現実と実情が,ジャーナリストらしい冷静で第三者的な視点から語られている.
――――――軍事板,2011/02/14(月)
青文字:加筆改修部分
『戦争の教科書』(松島悠佐著,ゴマブックス,2006.1)
松島さんは,阪神淡路大震災当時の中部方面総監です.
私を含め,当時を知る神戸人なら忘れられない名前でしょう.
反軍・反自衛隊イデオロギーに支配された自治体として悪名高い神戸市・兵庫県の出動要請が遅れたため,地震発生直後からいつでも出動できる態勢にあった松島さんの隷下各部隊は,被害が広がる中,なすすべもなく手をくわえて見るしかありませんでした.
当時,あまりの情けなさから制服姿で号泣された姿をテレビで拝見しました.
あのときのことは,今でも忘れられません.
本著は退役された松島さんがはじめて,国民向けに国防について語った本です.
約1年前に発行され,何度かマガジン誌上でご紹介しました.
何度もご紹介する本はほとんどありませんが,この本にはそれだけの価値があります.
A5版と大ぶりなサイズで,ページは133ページとすごく薄いです.
しかし,こんな薄い本によくぞここまで書かれたものだ,と感じるほど充実した内容です.
内容は広範にわたります.
軍事の歴史的考察から同盟関係の意義,軍備のバロメーターの測りかたや軍隊の姿,専守防衛はなぜ不可か,核戦略など,あなたが「国防」についてお知りになりたいことは,どこかで扱われていると思います.
あとがきのなかで松島さんは,
「ただ惜しむらくは,軍事を統制すべき文民たちに戦争と軍事の常識が欠けていることである.
戦争の一面だけしか見ない「担板漢」となって,「戦争は悲惨だから起こしてはならない,軍隊がなければ戦争は起きない」との単純な思考を改め,戦争と軍事の本質をしっかり理解したうえで軍を統制できるような優れた文民が必要だと痛感する」
と述べておられます.
文民はいうまでもなく政治家のことで,政治家を選ぶのは我々国民です.
優れた文民は優れた有権者が生み出すのだ,ということを改めて思います.
――――――おきらく軍事研究会,平成18年(2006年)11月24日
『戦争社会学ブックガイド 現代世界を読み解く132冊』(野上元著,創元社,2012.3)
『戦争の心理学』(デーヴ・グロスマン & ローレン・W・クリステンセン著,二見書房,2008/3/1)
今まさに図書館で借りて読んでる.
人殺しの心理学もそうだけど,やはり勉強になるなぁって印象だ.
良く考えれば常識だよな,ってのもデータ出されて,論理的に説明されるとよくわかる.
失禁とか睡眠不足とかな.
-----------------軍事板,2011/11/07(月)
青文字:加筆改修部分
『戦争は人間的な営みである (戦争文化試論) 』(石川明人著,並木書房,2012)
http://okigunnji.com/1tan/lc/ishikawa1403.html
戦争は軍人だけに任せておくにはあまりに大きな問題であり,政治学者や安保専門家によってでなく,軍人・自衛官によってでなく,もっと多くの人々によって,普通に取り組まれるべき問題なのである.
人間の内面から戦争を考察し,人間社会における武とは何か?
軍事とは何か?
戦いとは何か?
平和を実現するために戦争を理解することがなぜ必要か?
・・戦争文化について日本人が記した初の書.
http://okigunnji.com/1tan/lc/ishikawa1403.html
なぜ,この世から戦争はなくならないのか?
なぜ,武器を理解することが平和につながるのか?
なぜ,日本の大学・大学院は軍事,戦争,自衛官を忌避するのか?
なぜ,軍事,戦争研究を人間研究として捉えないのか?
そういう疑問をお持ちのあなたにとりこの本は,知りたい答えを余すことなく伝えてくれるバイブルになることでしょう.
少なくとも私エンリケにとってこの本は,メルマガ創刊以来待ち続けた書でした.
軍事・戦争は,想像以上に幅広く奥行きがあり,とらえがたいものです.
なぜなら「人の営みすべて」に関わる分野だからです.
ましてや,知的基盤の土壌がないこの分野で,基礎概念を素人にもわかる言葉で形にすることがどれだけ大変なことか,,,少しではありますが,その大変さは私にも分かります.
そんな仕事を著者は,成し遂げたわけです.
My英雄であり,感服するしかありません.
刊行以来幾度読み返したかしれません.
読むたびに新しいヒントを与えてくれます.
線引きしていないページはなく,角を折っていないページの方が少ないです.
だからあなたに,いや,高校生以上の日本人すべてに読んでほしいんです!
■オススメポイント
●「戦争とは人間的な営みである」その理由は?
P5〜12にあります.
●戦争や軍事を考え,戦争理解・平和理解の第一歩として認めなければいけないことは何だと思いますか?
P5をご覧ください.
ビックリするほどホンネの話にあなたは驚かれることでしょう.
●人間が持つ皮肉逆説を無視してはならない.
戦争について警戒すべきことは,あからさまな●ではなく,むしろ浅はかな●●である,と著者は言っています.P11
●戦争や軍事を頭から否定することで,あたかも「自分は平和主義者だ」と振る舞う.怠慢であり偽善です.
●学生の多くは,つかみどころのない「平和」ではなく,具体的現実的な「戦争」「軍事について知りたがっているそうです.
詳しくはP15でどうぞ
●「軍事」は●●であり,「戦争」は●●●●●である.(P17)
この定義ほどしっくりするものはないのではないでしょうか.
●戦争研究にあたっての著者の大前提は2つあります.
知りたい方はP22〜23で確認してください.
●わが国にはきわめて密度の濃い軍事の歴史があります.
巨大な社会的事象としての戦争研究がわが国ではもっとなされてしかるべきと著者は言います.
わが国が戦争で経験したこと,やってみせたことは,技術面,戦略面,思想面でも強烈に豊かなんです.
成功経験・失敗経験を尊重し,大切にされなければならないのです.P24〜
●著者は戦争理解とは人間理解に他ならないといいます.
そのため読者にあることをすすめています.
私もやってみましたが,大変効果がありました.
やってみることをおススメします.
P37に書いてあります.
●これからの戦争を考えるうえで,今まで以上に何が必要とされるか?
お分かりになりますか?
答えはP51にあります.
●戦争には冷静に接する必要があるとされますが,ここには大きな落とし穴があります.
お分かりになりますか?
著者の指摘で最も重要なものの一つがこれだと思います.
P57をご覧ください.
●戦争は,単純な利益追求ではありません.
こういう姿勢はあるものを大きく見誤っている証左です.
何を見誤っているのでしょうか?
P56〜58でご確認ください.
●「必然性の感覚」と「宿命の感覚」(P61)
●戦争と平和は,正反対ではなく同じ地平にあると考えるべきとの結論に著者は達します.
なぜでしょうか?
P62〜71で描かれています.
人間の本質を抉り出す内容です.
●兵器・軍服・軍旗は,単なる戦闘道具ではありません.
その意味合いをP72〜93にわたって解説されていますが,おそらく本邦初の内容ではないかと思います.
●札幌農学校で有名なクラーク博士は,南北戦争で勇名を馳せた退役大佐です.
その教え子であった高名なキリスト教信者・内村鑑三の軍人に対する姿勢を整理したP99〜101は,非常に興味深いです.
●わが国内の大学・大学院,自治体における自衛官忌避の実態.
P104〜107
●各種震災に出動してからというもの,戦後日本の自衛隊に対する態度は,これまで示してきた冷淡な態度から手のひらを返したように変わったように見えます.
歓迎する人もいますが,私はどちらかといえば歓迎できない立場です.
自衛隊理解の裏付けとなる「軍事・戦争研究」のすそ野の現状が何も変わっていないからです.
世論の変化に感じることは危うさのみです.
その意味で,著者がP107〜108で指摘していることは,ほんとに重要と思いますし,忘れてはならないことと思います.
●航空祭に行った学生さんが感じたことは,自衛隊理解のキモの部分といえるのかもしれません.
何を感じたのでしょうか?
P108〜109でご確認ください.
●なぜ軍隊は兵士個人の価値観や信念で動いてはいけない組織なのか?
わかりますか?
説明できないのでしたら,P110をお読みください.
●世界各国の神話には軍神が登場します.
しかしわが国には,実在した人物が軍神とされることがありました.
実は彼らが軍神とされた理由は「優れた武勲」のみではありませんでした.
理由はP114〜117でご確認ください.
●はじめは人道的と思われた新兵器・軍事戦術,軍事戦略は必ずしも戦争の改善にはつながらりませんでした.
なぜだと思いますか?
P121〜129を読めば理解できることでしょう.
●今後の戦争の様相を著者はどうとらえているでしょうか?
私もこの見方に同意します.
P133〜136を読めばつぶさに把握できます.
●「戦争反対」がナンセンスな理由を著者は説得力あふれる使えることばで記しています.
いますぐP136を見てご活用ください.
●戦争や軍事を考えるうえで狭義の軍事と同じくらい重要なのは何だと思いますか.
知りたい方は,P137でご確認ください.
●著者は憲法九条について,平和主義の文言ではなく,現代日本の「●●●●」「●●●●」の一部に他ならず,同盟相手や周辺諸国の軍事にも影響を与えていると指摘しています.
詳しくはP138でどうぞ
●著者の名言のひとつが.P129にあります.
探してみてください.
●「戦争とは人間的な営みである」ということばは,戦争を考えるというのは「●●・●●そのものの探求」であることを意味するものです.
私がこれまで接してきた定義の中で一番しっくりくる内容です.
戦争は,軍人のみに負わせるにはあまりに重く大きな問題であり,政治家・国民が応分に負担しなければならない性質の課題なのです.
P154
●戦争や軍事の研究成果について派手なことを言う人を私はあまり信用しません.
P154で著者が指摘することと同じ思いを持つからです.
●私が著者の姿勢に同意するところ多いのは,P155にあるような,歴史に向き合う姿勢に共通するものがあるからかもしれません.
●政治たるもの,複雑怪奇極まりないものであり,論理や価値観の一貫性を求めることにはそもそも無理があります.
理想に向かって一直線という純粋くんが迷惑しかもたらさないことは,あなたもよく御存じでしょう.
このあたりのことを著者はP156〜157で記しています.
●軍事や戦争を正確に理解するには,宗教的な人間把握が不可欠と私は考えています.
著者はP158〜162でそのあたりの話に触れています.
●戦争を克服する方法(P162)
●真の「平和主義」はいつ始まるか?(P162)
●戦争を克服し,真の平和主義を導くのに貢献するのはいったい何でしょう?
答えはP162にあります.
●テロリストとゲリラと犯罪者.
これらの違いはどこで生まれるのでしょうか?
P163〜185で検証します.
●「平和」を考察する中で著者は,平和なるものを持ち過ぎてはならない,と言います.
なぜでしょうか?
P186〜209で広く深く考察しています.
…などなど,あなたが知りたい問いへの答えも見つかるのではないでしょうか?
[中略]
------------発行:おきらく軍事研究会(代表・エンリケ航海王子)
http://archive.mag2.com/0000049253/index.html
2018.9.13
『地図で読む戦争の時代 描かれた日本、描かれなかった日本』(今尾恵介著,白水社,2011.4)
白水社ホームページでの連載に,加筆訂正したもの.
最初の5回分はmバックナンバーを閲覧できる.
ちなみに著者は現在も,別の地図関係の連載を書いているようだ.
内容としては,地図に現れる戦争や軍隊のさまざまな影響を,細かい項目を立てて取り扱っている.
空襲で焼け野原になったとか,建物が消えたとかいう類の,直接的なものから,戦時改描による情報の隠匿,戦争による国境線の変動,植民地時代や係争地の地図や地名,さらに建物疎開や燃料不足・資材供出で消え去る鉄道施設,かつての軍事施設の今など,幅広いトピックについて扱っている.
地図は基本的に日本のものが題材だが,一部外国のものも扱われている.
広いトピックについて,限られたスペースで扱っているため,深く掘り下げられているとは言い難い項目もある.
また,これも紙幅の都合で,掲載されている図の範囲外のことについて言及されていることも割と多く,不便を感じることもあった.
しかし逆に言えば,幅広いトピックについて,気軽に読めるということでもあるし,見開きに地図を載せるという困ったことを,ほとんどしていないため,掲載されている地図は見やすく,印刷も割ときれいなので,白黒でも読みやすい.
掲載地図の基本的な情報は書かれているほか,巻末に主要参考文献一覧がある.
web連載ベースなので,ウィキペディアで調べたとかいう記述も出てくるが,ちゃんと明記してあるだけ,だいぶマシだろう.
ちょっとした時間に少しずつ読むという,ある意味,もとになったweb連載と同じような読み方で軽く読み,地図に関する豆知識をつけられる本,という感じ.
個人的には,台湾の地名の変遷(元の漢字→日本人が読みやすい・しっくりくる感じに改称→日本語の音読みを現地の漢字に当てなおす)と,戦時改描されている地図といない地図の見分け方が,興味深かった.
戦時改描は発行年を変えずに,重版でしれっと行われたため,改描されていない地図との区別がつきにくい.
著者が指摘する通り,改描地図が正しいものとして研究が進められてしまえば,それは恐ろしいことである.
------------軍事板,2012/01/26(木)
青文字:加筆改修部分
書評お疲れ様です.
ただし,その本は序説的というか,概論的というか,introduction的というか,やがて全貌が書かれることを希望せずにはおられない…という性格の本ですね.
この点はご指摘の通りです.
おそらく旧要塞地帯の一つを取り上げるだけでも,2段組1000頁が上中下3巻の部厚になるくらいの対象となります.
十年や二十年の話ではなく,長期的に後代に託される企画でしょう.
私としては,ニッチ狙いの二流研究者の食い物にされないよう祈る対象です.
------------軍事板,2012/01/26(木)
青文字:加筆改修部分
『謎の1セント硬貨 真実は細部に宿る in USA』(向井万起男著,講談社文庫,2012.2)
宇宙飛行士向井さんの旦那のエッセイ集.
経歴に似合わず,文体は椎名誠系統.
んで,軍事に関連というと,「キルロイ参上」編.
2chAAの始祖ともいえるグラフティと,KILROY WAS HERE!のラクガキ定型句(笑)の発祥に,鉄の女ロージー(腕まくりのポスターの人)のエピソードを絡め,新たな伝説を作り上げてしまった.
兵器だったり戦略だったり,ハードの部分は軍オタの領分なのだが,ソフトスキン(フォークロア)の調べ物というか,このあたりは軍事素人(マキオちゃんは観察力洞察力が切れる人ゆえ,素人扱いはどうかともおもうが)のなんだろうという思いつきと行動力は,侮れないとおもった.
しかしあえて言わせてもらおう.
「チアキちゃん」?「マキオちゃん」?
・・・・・リア充爆発しろ.
------------軍事板,2012/02/29(水)
青文字:加筆改修部分
『人間はなぜ戦争をするのか』(日下公人著,三笠書房文庫,2000.5)
『プロパガンダ戦史』(池野徳著,中公新書,1981)
先日古書店で偶然入手したものだが,なかなか面白かった.
各国の対敵宣伝の特徴として
ドイツ 理論派
イギリス 謀略派
アメリカ 報道派
フランス 平時派
と分類しており,特にイギリスに対する評価が高い.
で,ドイツの理論派というのは,誉め言葉ではなくどちらかと言うと貶してるだけ.
著者によると,対敵宣伝放送の極意とは,相手国の兵士や一般市民が「漏れたちの国,もうだめぽ」と自発的に思ってくれるような情報操作を行うことだそうだが,ドイツの場合「お前らの国,もうだめぽ」とストレートに放送してしまうことで,かえって敵愾心を煽ってしまうとのこと.
一方,イギリスの場合,冷静かつ客観的な内容で,結論を押し付けずに相手に考えさせると言う原則を忠実に守っている.
で,たまに絶妙な嘘を混ぜることで世論を誘導する.
なんつーか,某桜木ルイ16世的な内容で思わず笑った.
------------軍事板,2002/06/19
青文字:加筆改修部分
『ミリタリズムの歴史』(アルフレート・ファークツ著,福村出版,2003.12)
まだパラパラ見程度だけど,興味をそそる記述がチラホラ.
軍事と政治の相互関係の本かと思いきや,ちょくちょく戦術面や軍事思想など,結構幅の広い記述が見受けられますね.
――――――軍事板,2010/08/20(金)
『私の「戦争論」』(吉本隆明著,ちくま文庫,2002/07)
1999年に初出だが,このほど,文庫化された.
コヴァ,サヨ,ウヨの論争に疲れたら,読むといい本だ(笑).
いわゆる「言論界の巨人」というやつが,ヒジョーに明快に,コヴァ,サヨ,ウヨのダメダメなところを,判り易く指弾してくれる.
基本的には,コヴァの「戦争論」,「つくる会」,石原慎太郎を,「おお,もっともだ」と膝を打ちたくなる論で追い詰め,返す刀で,サヨどもをバサバサと切っていく.
軍隊の要不要については,トンデモなことも書いてあるんだが,まあその辺は,微笑ましく流しておこう.
戦争だとか,歴史だとかに関しての自分のスタンスは,しっかりできあがってるんだが,上手いこと言語化ができない…
自分の回りのコヴァ野郎に,事物を相対化して捉えることがいかに大事か,叩き込んでやりたい…
そんなことを考えている奴に,お勧めだ.
------------軍事板,2002/07/15
BBCのテレビ番組を,インターネット経由でPCに配信する新サービス.
放送後一週間までの番組であれば無料で取り込むことができます.
必要スペックは,
OSが「Windows XP」以降,
メモリーは500MB以上,
ブラウザは「インターネットエクスプローラー6」以降,
ソフトが「メディアプレーヤー10」以降
となっています.
――――――おきらく軍事研究会,平成19年(2007年)8月6日
CROSS OF IRON(戦争映画総合)
「DBE32型」>海外アニメファンが語る「軍隊にアニオタっているの?」:朝目新聞-asame.com
FAS(英語)
Global Security(英語)
J-infomil.(軍事サイト専門検索エンジン)
Imperial History
「Military Photos」:(All) The Red Berets
(in the world)
全世界のレッドベレー達を紹介
Olive Drab(軍装・兵器全般,英語)
Read news editorials on world opinion -thought leadershi
Return of the Gamers 2 (Pacific version) (兵科シンボル他)
UT Library Online (米テキサス大学オースティン校のサイト.各地の地図サイトへのリンクが豊富)
Yahoo!みんなの政治(ときどき佐藤優や黒田勝久,そして稀に江畑謙介等が掲載される)
world-freepaper.com(海外の日本語フリーペーパー,在日外国人向けフリーペーパー,海外の日本人ブログ,海外のホテルを集めたサイト)
画像は小さいですが,Keyのミリタリーな部屋や戦車研究室に無い兵器を多数解説してあります.
他には主要国の軍編成の一覧・軍事用語・略語,軍事関係の法令を掲載もあります.
――――――H8 in FAQ BBS,2010/2/21(日) 13:38
うpリンク
質問したい画像があるときは,画像掲示板をアップローダー代わりに使うのではなく,こちらをどうぞ.
おきらく軍事研究会(相互リンク)
軍事情勢をより深く理解するための兵要地誌(Wiki)
オリエントクルス(軍装・書籍)
旧仮名(変換ソフト)
「自由帳で数学とか物理とか」:最低限の軍事知識なしに政治を語るのは,さすがによしたほうがいい
探検コム(驚異の発掘画像>戦争の世紀)
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このブログは,管理人のむらさめさんが,一日五本のノルマ(?)を決めて,あちこちの動画サイトからGETした,選りすぐり作品を公開しておられるもので,実際に大変役立ちます.
おきらく軍事研究会,平成19年(2007年)4月30日
◆◆Blog
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不確かな軍事情報(各国最新軍事情報)
◆◆Book 書籍
『The Utility of Force - The art of war in the modern world』
ようやく読了.
5ヶ月位かかった…
イギリス英語は難しいお…
感想;
すごいぜ,さすがブリ脳はダテじゃない!
マジでぶっ飛んだ内容です.
スミス将軍はフラー並みにイカレてると思います.
湾岸で英機甲師団を指揮した人間が,WW2~冷戦にかけて,さんざ研究され準備されてきた,従来型の国家間戦争を全面否定とかどうなのよ.
とりあえず,きちんと内容を整理したら,ちゃんとした感想を書き込みます.
――――――軍事板
『完全覇道マニュアル はじめてのマキャベリズム』(架神恭介他著,シンコーミュージック・エンタテイメント,2006.4)
『国際紛争』(ジョゼフ・S・ナイ著,有斐閣,2005.4)
『最新軍事用語集』(金森国臣編,日外アソシエーツ,2007.2)
『ヒトはなぜ戦争をするのか? アインシュタインとフロイトの往復書簡』(書評) - リアリズムと防衛を学ぶ
『ミリタリー雑学大百科 Part2』(坂本明イラスト&解説,文林堂,2008.2)
表紙にロシア軍装備が載っていたので試しに購入したら
数ページだけだけど,中々いいぞ!!
今のところ,カラーイラストでここまで再現してるのは本書だけかもね.
細部にはツッコミ所があるが,70点をあげたい.
これを機に,ロシア軍装備にさらなる注目が集まることを望む.
―――CRS@空挺軍 in mixi,2008年01月26日22:00
◆◆Link Collection リンク集
防衛庁ホームページ・リンク集(海外軍事部門へのリンク等)
【質問】
戦争というのものの本質は,時代と共に変化があるのか?
【回答】
レーガン政権で五年間ほど軍事戦略アドバイザーをしていたという戦略学者によれば,以下の諸点において,戦争の本質は不変だという.
1,人間が存在する限り,戦争は消滅しない.
2,戦争の本質は変わらない(←まさにクラウゼヴィッツ)
3,戦争というのは様々な形態で行われる
4,未来の戦争は必ず政治的な理由にのっとって行われる (←これもクラウゼヴィッツ)
5,戦争というのは政治・軍事的な面だけではなくて,かならず社会面,文化面でも行われる
6,未来の安全保障問題というのは,必ず予測不可能の事態に直面する
7,戦争は国際機関や国際法などの取り決めでは完全に防ぐことはできないが,なんとかコントロールすることはできる.
詳しくは「地政学を英国で学ぶ」,2006-01-07-08:15を参照されたし.
【質問】
以下の意見の妥当性は?
――――――
戦争の本質は金儲けってことです.
財界がどのように戦争に関わってきたか,そういう視点が欠落したまま,やれ国防だ北に備えろだ,彼らに都合の良い「翼賛ムード」にまんまと乗せられた右翼ちゃんたちのご意見にはいい加減うんざり.
――――――Polerbear in mixi
【回答】
違いますよ.
戦争の本質の一つは,利権の確保です.
その中には当然金儲けも含まれますが,金儲けと定義してしまうと,余りにも抜け落ちてしまう本質が多くなりすぎます.
ちょっと,陰謀論的なものに囚われ過ぎではないですか?
基本的に交戦国は,本来経済活動やそれを支えるための公共投資に還元されるべき”配当”を,戦費に吸収されてしまいます.
当然,経済は活況を呈するどころか,疲弊の方向に向かいますよ.
財界が経済の低迷を歓迎するとお考えでしょうか?
基本的に,財界という捉え方をするのであれば,賛成する人間はマイノリティーとなっているはずです.
もし戦争で経済が上向くのであれば,兵器輸出大国であるロシアや中国等は,経済の中核を軍事産業が占めているはずです.
しかも一旦,戦争により需要が拡大した場合,過剰な設備投資や生産人員の増加が必要になります.
需要が落ちた場合,これらの負担をどうするのでしょうか?
フロックに頼って会社経営は出来ないという認識が,欠落している気がします.
財界が一定の影響力を,政治の意思決定プロセスに対して持っているのも確かです.
しかし,本質そのものでは無い.
あくまでも構成要素の一つです.
日本に関して言えば,現在翼賛ムードが出てきているのに少々違和感を覚える事があります.
しかし,覇権主義を目指すための翼賛ムードとは思えません.
覇権主義の台頭をいかに抑えて行くか,という議論は厳然として改憲議論の中心にあり,しかも日米安保を破棄する兆しも全く無い.
北に備えろ,と言っている以上,日本のことを言われているのでしょうね.
本気で日本の財界が戦争を望んでいると思われているのでしょうか?
日本は加工貿易立国ですよ?
戦争など起こしたら,経済はあっとい間に破綻しますよ.
財界が戦争を起こしたがっている根拠って何ですか?
Llagas in mixi
青文字:加筆改修部分
【質問】
なぜ軍事力は必要なのですか?
「軍事学入門」(防衛大学校・防衛学研究会編,かや書房,1999.6)は読んだんですが,軍事力とは何かは書かれていても,なぜ軍事力は必要かという部分はなかったのであまり参考になりませんでした.
【回答】
自明な事柄を一々説明してたら終わらないからね.結局は社会における「暴力の必要性」って話になる訳だが・・・・・・・・.
誰もが法律を守るのは国会(話し合い)で決まってるからじゃなくて,違反すれば警察に拉致されて,刑務所に監禁されるからです.
そうなった奴が脱獄しないのも,見付かったら刑務官にタコ殴りにされるからで,話し合い(裁判)で決まった刑期に自分から従ってる訳では有りません.
強制力としても「暴力」は社会を維持する為の担保として必要で,ソレ無しの秩序というのは有り得ない訳です.
そしてソレは国際社会でも同様です.(最重要)
【質問】
○○○と△△△ではどちらが強いですか?
/ A国とB国の軍隊が戦ったら,どちらが勝ちますか?
【回答】
各国の軍隊の優劣,個々の兵器の優劣は単純に比較できるものではありません.
それぞれ想定する状況に備えて運用・設計されているので最強論などは意味をなしません.
また,現在の情勢や戦史から逸脱した状況をもとにした質問への回答は,憶測の域を出ないでしょう.
軍事板
なお,広島流れ川界隈の力関係では,
「地元ヤンキー>アメリカ海兵隊」
である.
昔,流れ川で,海兵隊員が地元ヤンキーにボコられるという事件が発生したもんで(w`;
ベタ藤原 in 「軍事板常見問題 mixi別館」
【質問】
アヘン戦争は実際には負けていなかったとか,19世紀の東アジアの軍事力は西欧と比較しても,劣っていたわけではない,とかいう議論が時々出て来るのは,なんでなの?
【回答】
一般論として書いておくけど,ナショナリズムが高揚している国や民族においては,過去の明白な敗北や劣勢の史実を,新たな研究成果と称して否定したがる傾向がある.
例えば,かつては,清代のことは擁護する対象ではなかったが,共産主義の形骸化とともに,自国史の肯定的再評価が行われている.
南北朝鮮については言わずもがなだが,残念なことに日本でも過去の敗北の事実を粉飾しようとする努力は後を絶たないのが現実だな.
【質問】
ORって何?
【回答】
オペレーショナル・リサーチやね.
日本語訳は「運用研究」とか「作戦研究」.
元々は第二次大戦中の戦略爆撃作戦立案とか対潜作戦立案に利用されたもので,色んな分野の人が知恵を出し合って,問題点をモデル化し,科学的に最適解を求め,意志決定の資料とするものです.
シミュレーションなんかもその一種な訳だ.
眠い人 ◆ikaJHtf2 :軍事板,2002/05/26
青文字:加筆改修部分
入門書としては,
ブルーバックスから出た『はじめてのOR』(齊藤芳正)がナイスです.
一般向けのORの入門書なのに,企業経営や金融工学の話は一切出ず,説明の例が全て軍事になってます.
殆どORの軍事利用に関する入門書といってもいい内容なので,軍事板の方々なら面白く読めると思います.
著者は陸自の研究員です.
朝まで名無しさん :軍事板,2002/05/25
青文字:加筆改修部分
上記で紹介されていた『はじめてのOR』を購入してみた.
本屋でパラパラって眺めたときは結構よさげだったんだけど……,ちと自分には難しすぎたようです.
つーか,面白く読めたのは冒頭と巻末くらい.
中盤の,数字と記号だらけのところは珍文漢文でした.
あと,平易に書こうとして,かえって意味が掴めなくなっている文章もがっかり.
軍事板,2002/05/26
青文字:加筆改修部分
【質問】
軍人が政府の要職に就く事を抑制する文民統制ですが,なぜ,要職に就く事が駄目なのでしょうか?
その辺りの具体例(戦前の日本)はあっても,納得のいく説明を聞いたことが無いので.
【回答】
簡単でしょ.
物理的矯正力と政治的指導者がだぶると,ほとんど自動的に独裁になります.軍事独裁政権の出来上がり.
独裁政権にほとんど共通した欠点は,国家の順調な発展より,自政権の永続を望むことです.
結果,軍事独裁政権は,国益を害し,最終的につぶれます.国ごとつぶれなかったらラッキー.
というわけで,軍事力と政治の指導権は分離するのが吉.
【質問】
そもそも民間人に降伏勧告させる軍隊がどこの国にあったかという話
http://d.hatena.ne.jp/lovelovedog/20080407/horyo
これによると
・降伏勧告というのは,一方の当事者(この場合米軍)を代表する者が伝えるべきものだから,軍とは関係ない民間人(この場合米軍に捕縛された沖縄県民)を軍使にすることは無効
という主張と
・条約上民間人を軍使として派遣することは禁止されていない
という意見があるようなのですが,この軍使の条項についての正しい解釈はいったい何でしょうか?
【回答】
ハーグ条約では「軍使」の定義は,
「交戦者の一方によって,他方と交渉することが認められた者(person)」
となっている.
素直に読むと,軍使そのものが交戦者の資格を持っている必要は無さそうだ.
>第32条: 交戦者の一方が他方との交渉を行うため,白旗を掲げて来た者を軍使と規定する.
>軍使,及び,それに随従する喇叭手,鼓手,旗手,通訳は不可侵権を有す.
>ハーグ陸戦条約
>Art. 32.
>A person is regarded as a parlementaire
who has been authorized by one of the belligerents
>to enter into communication with the other,
and who advances bearing a white flag.
>He has a right to inviolability, as well
as the trumpeter, bugler or drummer, the
flag-bearer and interpreter who may accompany
him.
http://www.yale.edu/lawweb/avalon/lawofwar/hague04.htm#art32
軍使として相手に降伏勧告や,交渉ごとを(能力的な意味で)行える人間が,民間人の中に,それも戦闘中の地域内にいる,なんてことを想定してないのだろうな.
民間人だったら戦闘地域からは,大抵避難してるわけで.だから,軍使として,「何故か戦闘地域の中にいた民間人」とか,
「後方からわざわざ呼んで来た民間人」
なんてのを選ぶ必要性も機会も少ない.
ただ,別にそうしてはいけない理由は無いし,民間人がたまたま戦闘地域内にいる状況も起こりえるし,民間人(というか,軍人でない人間)を送った方が適切かもしれない状況はあるかもしれない.
近代以前の戦争で民間人の中からそれなりに社会的地位のある人間を軍使として送るという例はないでもないし,背景として慣習があったからかもしれない.
解釈の余裕を持たせるために,民間人ではダメとか書いていない可能性も…
そもそも 質問のリンク先が,
>第32条: 交戦者の一方が他方との交渉を行うため,白旗を掲げて来た者を軍使と規定する.
を
> 「交戦者の一方が」 (他方との交渉を行うため,)「白旗を掲げて来た者」を軍使と規定する.
と,変な切り方してるのが間違い.
英文を見れば,
>A person is regarded as a parlementaire
who has been authorized by one of the belligerents
であり,和文をこれに沿って切り直せば,
> (交戦者の一方が他方との交渉を行うため,)「白旗を掲げて来た者を軍使」と規定する.
となる.
休戦,降伏交渉を行う者が交戦当事者である必要は,ハーグ陸戦条約上はない.
歴史上も市長が,とかいくらでもあるよ.調べるの面倒だから放置するけど.
702 名前: 名無し三等兵 [sage] 投稿日: 2008/06/05(木) 16:17:11 ID:???
映画「遠すぎた橋」では,地元市長か誰かが一時休戦の仲介してなかったかな?
あれは単なるフィクションだったのかな?
【質問】
ベルリンや満州に突入したソ連軍,京都に突入した木曽義仲軍,南京の皇軍みたいに,好き勝手をやりすぎると,住民から逆襲をくらうことも頻繁にありそうです.
住民が,武装した軍隊をギャフンといわせる方法は,どんなのがありましたか?
(別に殺すとかに限らず,おちょくったり釣ったりするのも含めて)
【回答】
大昔から使われてるのは,水源に糞尿を放り込むとか,腐った食べ物を放置するやり方.
中世欧州や日本で多く使われた.
軍が村落に突入して略奪を始めると,村人は山に隠れて生き延びることになる.
その時にそういったものを残していく.
近代以後,食料の略奪の頻度が減るにつれて使われなくなっていくが.
道路や橋を破壊したり,陣地を山中においておくと放火する等も行われた.
あと,パリジェンヌたちがドイツ士官達をたらし込んで作戦情報を盗んだ……とかかな.
ただしこれらはかなり危険.
その都市住民が占領軍に対してなにかをしかける場合,都市住民に紛れ込むゲリラ戦になるわけだけど,「ゲリラ戦は一般住民の虐殺を引き起こす」んだ.
区別がつかないからね.
とりあえず現地住民は,軍が去った後もその場所で生活せにゃならんわけで,組織的な抵抗以前の段階ではただただ災悪が過ぎるのをじっと耐えしのぎ,田畑やインフラの破壊を最低限に抑えてもらうために占領軍の機嫌をとるようなことも多かった.
まぁ,からかうくらいならどこでもやるとは思う.
東欧のどこかで,とりあえず道路標識を皮肉たっぷりなものに変えたのとか……かなぁ.
軍事板
青文字:加筆改修部分
【質問】
戦争に負けた際,その国が国債などは,やはり紙くずになってしまうのでしょうか?
勝った方が戦後処理のために,ある程度保障してくれたりすることはあるのでしょうか?
【回答】
「敗戦=滅亡」
としか考えられんのか?
債務の主体が存続してる以上,そっちが払うのが筋.
勿論暴落して紙屑同然というのはあるだろうが,それはまた別の話.
国債は英国の債券市場を規準としています.
太平洋戦争中でも英国で日本国債の取引が為されていました.
但し,満州事変からその価値は下がり続ける一方ですが….
最終的に日本は,1950年代半ばまで,20世紀初頭の債券について利子を支払い続けています.
その後,借換を繰り返し,1970年代まで保持し続けていたりする訳で.
ドイツも同様で,国内では高騰を続けたドイツ国債は,1938年頃から英国の国債市場で暴落し続けていました.
無価値になったものの代表例としては,帝政ロシア国債がありますが,これはソ連が債券のデフォルトを宣言した為です.
然し乍ら,1918年までは白軍側が債券の利払いをすると考えられていた為,また,ロシアの継承国家(例えば外国の支援で成立したウクライナとかコーカサスの国々など)が,一部でも債券を継承すると考えられた為,暴落はそれほどしていません.
白軍不利になり,ソヴェトの勝利が明らかになっても,かつての同盟国フランスが,一定の利払いをすると言う観測(実際に対象者限定でフランス国債と交換したり)が有った為,1924年頃まで,ゆっくりと値を下げながらも推移しています.
ある程度の規模の国ならば,継承国家が債務を継承しますし,その国の債券の暴落が自国に大きな被害を齎すとすれば,政府が利払いをして,損害は政府が被ると言う事もしています.
ちなみに,最近のデフォルトは1998年のロシア政府だったりします.
【質問】
クーデターとはどうすれば成功とみなされるのでしょうか?
また,どこをどうすればクーデターなのでしょうか?
例えば,日本で言うところの首相官邸や国会議事堂を押さえれば,クーデター成功なのでしょうか?
国会議事堂を押さえられたとして,国会議員が別所で国会を開くことなどある(できる)のでしょうか?
【回答】
なにを持って「クーデターが成功した」かとするのは,定義に幅がありますが,奪取した政権が機能し始めれば,クーデター(つまり,武力による政権奪取)はとりあえず成功と言っていいかと思います.
つまり,自衛隊が首相官邸や議事堂を抑えても,議員や官僚,公務員,さらには民間がそれに従わず,軍事政権が機能しなければ,それはクーデターの成功とは言えません.
新政府を国連が承認してくれないと,国際的に孤立しちゃうし.
>国会議事堂を押さえられたとして国会議員が
>別所で国会を開くことなどある(できる)のでしょうか.
内閣,もしくは国会議員の1/4による要請により,国会議員の1/4以上が集まれば臨時国会を開催することが可能です.
これは場所を問いません.
このあたりはクーデター対策というよりは,大規模災害(特に地震)対策として,首都機能の緊急バックアップはいろいろ検討されています.
ただし,現憲法下では天皇の詔勅がなけりゃ国会は開かれません.
国会議員が全員集まっても法的には全く無意味です.
ついでに言うと,国事行為は全て内閣の助言と同意が必要ですから,何等かの理由で大臣がいなくなると,国事行為すら不可能になります.
軍事政権とやらに実力があり,民衆がしたがえば,の話ですが,現行憲法を停止させて,新憲法を,軍事政権なりのプログラムの下で制定.天皇抜きの体制を作ってしまうこともできます.
そもそもどんな新体制を作り上げても,現行の憲法に基づいた現体制によって新憲法が承認されなきゃ,法的には新体制として認められないしね.
【質問】
クーデターの費用ってどれくらいかかるのでしょうか?
その費用が軍事予算からはみ出すなら,補正予算とか作るのでしょうか?
【回答】
ピンキリでしょう.
軍を用いて,それが成功したのならば,国防予算から,その動員にかかった経費は支払われますし,
失敗に終わったのでも,軍装備の維持費用は国防予算から出るでしょうし.何も分からずに,動員された兵士たちにしても,きちんと給与は支払われるし.
但し,私的会合など,事前準備に関しては,兵士,将校の給与をカンパして行うケースや,富裕階級が資金を援助する場合もあります.
よって,回答は「一概に言えない」と言うことで.
眠い人 ◆gQikaJHtf2
【質問】
クーデターは民主主義うんぬんを別にしても,軍政をしいた結果が経済運営上どうなの,ていう所に問題があるんだよなあ.
クーデター起こす軍人が,揃いも揃ってハーバードやイエールで経済学の学位取りました,なんて軍隊ならともかく( ・・)/
2010年07月21日 12:17,緑川だむ
【回答】
大概が国の士官学校出て,もし留学してもウエストポイントとかサンドハーストですからねい.
だからミャンマーや中南米みたいな統制経済で,タイみたいに大企業も退役後の天下り先になって,いっそう顰蹙をかうわけで.
2010年07月21日 12:22,ゆずこせう
チリのピノチェトは,経済では新自由主義政策を取ってそれなりには成功したようです.
http://electronic-journal.seesaa.net/article/109923638.html
ただこの人の反体制派弾圧は,やり過ぎの一言ですからなあ.
映画「ミッシング」で,サンチャゴの街頭で軍に殺害されて転がる死体や,サッカースタジアムに収監された反体制派の市民の姿は,今もトラウマになっとりますorz
2010年07月21日 12:38,バルセロニスタの一人
ピノチェト政権って,ニュージーランドと並んでネオリベの大失敗例と言われてたような.
もっともアメリカが崩壊したんで,もはやネオリベの成功例が何一つ残ってない訳だが( ・・)/
2010年07月21日 17:52,緑川だむ
1990年代まではうまくいっていましたが,2000年以降はダメダメになりました>ピノチェトの新自由主義
2010年07月21日 20:50,バルセロニスタの一人
クーデタを起こした後も軍が権力の座に居座り,権威主義体制を敷いた国においては,経済運営等に関しては徐々に実質的にテクノクラートによる統治に移行する,という例が多いです.
(政府高官ポストが軍幹部への利益配分の道具となったビルマは例外)
よって軍人の経済政策能力と経済政策の効果は,長期的なスパンで見ればあまり関係ないと思われます.
2010年07月21日 18:47,Kirov山田
そもそも経済政策をネオリベにしても,ネポティズムや汚職や政情不安とかで市場がまともに機能しなけりゃ,絵に描いた餅であって.
2010年07月21日 19:53,HASU
軍人がどんだけ社会経済に関与するか,というのは,士官学校や各種軍の学校がその国の高等教育の中でどんだけ存在感があるか,にかかっているかと.
明治維新の時みたいに,兵学を通じて西洋の学問を学んだのが武士だけ,という場合があっても,やがてはそれ以外のテクノクラートが育って軍人は軍事,官僚は官僚と分業が進むわけで.
アメリカは高級軍人が外の大学で学位を取ったり,外の大学から人材を求めるので,独特の構造がありそうで.
そういや大学の先輩が,カンボジアに気象観測関連のお仕事で出張してきたんですが,その時の話.
気象官庁の組織も脆弱だし,高等教育を受けた人は国に帰らずにタイとかで働くので,「専門家」というのが超不足だとか.
軍人が経済を仕切ってるのは,軍人が望んでのことよりも,高等教育受けた軍人が面倒みなきゃいけないってだけなのかも.
2010年07月21日 20:52,憑かれた大学隠棲
> 高等教育を受けた人は国に帰らずに
これはアフリカなんかでも言われてますね.
中国は最近,帰国する人も増えてるようですが.
2010年07月21日 21:01,HASU
カンボジアは一度「専門家」の類が,それはもうキレイさっぱり掃除され尽くしちゃったところですから….
2010年07月21日 21:03,あっとさせぼ
そうだ!日本の食料自給率が低くて農家は後継者不足に悩んでるなら,農村にインテリを送り込んでだなry
2010年07月21日 23:30,島の人
>島の人さん
何でも某県では,夜に果物泥棒が頻発しているそうな.
中村果樹園の主;
「よし!あそこにあるスイカ畑が見えるか?
次の命令まで,あのスイカの監視がおまえの任務だ.
何かあったら報告しろ.
おまえが屁をこいたりションベンしたくなったら報告しろ」
2010年07月22日 00:22,ぎんなんそう
前振りは「よし,いいか,お前にここで一番簡単な任務をやる!」
2010年07月22日 00:26,ゆずこせう
だいたいネオリベって,最初だけは景気よく見えるからねえ.
ニュージーランドも小泉政権も.
2010年07月21日 21:28,緑川だむ
所詮,新自由主義なんてそんなモンなわけで.
2010年07月21日 22:04,バルセロニスタの一人
イスラエルはお国柄でしょうか,軍はエリート養成の場でもあり,実績を残した軍人は民間企業から,好条件でスカウトされます.
企業のみならず,各政党からの声がけも多いですね.
現首相のネタニヤフ,労働党党首のバラクが特殊部隊出身というのは有名な話.
2010年07月22日 04:52,Shaul
イスラエル 成長の啓示:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20091111/209491/
軍隊こそ「最高の教育機関」:日経ビジネスオンライン
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20091117/209900/
2010年07月22日 07:31,憑かれた大学隠棲
以上,「軍事板常見問題 mixi別館」より
青文字:加筆改修部分
ピノチェト
(画像掲示板より引用)
【質問】
戦争に纏わる陰謀論は,どうして生まれるのですか?
【回答】
「奇襲」で始まる戦争ってのは,陰謀論が付き物なんです.
戦史上の奇襲の大成功例にしても,今から見ればどうして事前に察知できなかったのか,不思議なくらいのことが多い.
しかし,奇襲を受けた側がことごとく間抜けで怠慢であったとも考えられない.
そこで出てくるのが陰謀論で,奇襲と陰謀論は切っても切り離せない縁がある.
(省略)
このような陰謀論は単なる思い付きではなく,公式な資料に裏付けられていたりする.
例えば奇襲の直前にあげられた警告の数々見ると,上層部は意図的にそれらの情報を無視して奇襲を容認したとしか思えなくなる.
しかし,そこにはトリックがあって,たいていは奇襲を警告する情報と,それを否定する情報が錯綜していたのが現実である.
――「戦史に見る奇襲のメカニズム」 in 軍事研究2006年7月号より引用.
ますたーあじあ in mixi
【質問】
あなたの行ったことのある博物館について教えてください.
【回答】
15 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:03/03/12
01:19 ID:???
香港の海防博物館.
英国製の歩兵用銃器がほぼ揃ってる(FALとかステンとかブレンにFN・HP)
あとは日本軍の軽機とかが飾ってある.
博物館というより歴史資料館に近いので,パネル展示が多い.
お土産屋には田宮のプラモがあった.
ただ,戦車や装甲車は全部で3台しかないし,大砲もWW2のは1門だけなんで,それ目当てだとつらいかも.
もっとも,戦車は外にあるので,タダで見れるけどね.
20 : 名無し三等兵[] 投稿日:03/03/12 03:52
ID:F3YmwT8A [1/1回]
ニューヨークへ行ったら,イントレピッド博物館へ行こう.
ハドソン川に浮かぶ米海軍退役空母イントレピッドが博物館の本館.
SR-71やヘルキャットといった航空機が展示されている.
60 : 名無し三等兵[] 投稿日:03/03/28 21:14
ID:R9rN4cDY [1/1回]
あそこは観光名所になってるので行きやすい.
ちなみに イントレピット以外にも駆逐艦 潜水艦 T-62 M-60なども展示されています.
英語が分からなくても,日本語で説明してくれるラジオがあるし.
ここから車で40分ぐらいの所(ニッジャージー州ハッケンサック)にも展示施設がある.
最新鋭の兵器はないが 初期のミサイルやWW2の潜水艦 日本軍の回転などが展示してある.
確か元海軍基地だった.
人もそんなにいなく,じっくり見たい人におすすめです.
そのあとは,ワシントンDCに行ってスミソニアンに行ってみては?
36 : 名無し三等兵[] 投稿日:03/03/14 02:45
ID:0mahOV/S [1/1回]
オーストラリアに行った時,キャンベラの戦争記念館とTreloar
Technology Centreへ行ってきた.
市街地にある戦争記念館は旅行ガイドにも載っていて有名だけど,郊外にあるTreloar
Technology Centreは穴場.
戦争記念館に入りきらない兵器の保存とレストアを行っている.
Me163,Me262,V2,シドニー攻撃の特殊潜航艇とか,ガイド付きで館内を案内してくれる.
私が行った時は水曜,日曜だけ見学可だった.
行くなら開館日を確認する必要がある.
シドニーのMaritime MuseumにあるHMAS Vampireは,退役軍人が案内してくれた.
http://www.anmm.gov.au/vampven.jpg
参考リンク
http://www.pacificwrecks.com/restore/
45 : 名無し三等兵[sage] 投稿日:03/03/18
09:54 ID:???
フィンランドのヘルシンキ空港の近くにあんまり有名じゃない航空博物館がある.
一応ドラケンやフィッシュベット置いてあるし,バファローのキャノピーやらある.
2階にプラモコーナーもあって,そこに日本機が結構飾ってあって面白い.
あと,世界遺産のスオメンリンナにも,ドイツから貰った小型のUボートがある(中にも入れる)
凄く小さな戦争博物館と大砲博物館も,スオメンリンナにあります.
ユバスキュラの航空博物館とかハメーンリンナの戦車博物館は有名なので省略.
85 : 45[sage] 投稿日:03/04/18 03:01 ID:???
今日,ユバスキュラの中央航空博物館逝って来ました.
メッサーシュミットやフム(フィンランド版バファロー)ピュオレミュッルスキ(フィンランド版Me109),さらに最近レストアが終わったと思われる,レンドリースのエアコブラがあった.
MG誌で有名な例のジオラマもみてきた.
博物館の売り場に,何故か日本機のプラモデルが多かった.
近くに軍の不用品売り場があって(何故かパソコンのディスプレーとかもあったが),そこで空軍のレインジャケット10ユーロで買ってきた.
もし行く人が居たらアドバイス.
22番のバスにのって30分くらいすると左に曲がる.
曲がる直前にプロペラの看板があるので,それを見たら直ぐにバスを止めろ.
68 : 名無し三等兵[0 123] 投稿日:03/04/03
19:41 ID:???
何年も前だし,有名すぎるけれど,米,カリフォルニア,プレーンズオブフェイム
零戦(飛行可能機),雷電,桜花,秋水
Bf109G,Me262,He162,
F4F,F4U,P-51,B-17,F-84,F-86,F-8,F-102
MIG-15,MIG-17
その他いろいろ
71 : _[sage] 投稿日:03/04/03 21:02 ID:???
北フランス+ベルギー・ルクセンブルグの旅
バストーニュ 軍事博物館 (バルジ関係)
”NUTS” とでっかく壁に書けるコーナーがある.......訳がないだろう.
街の真ん中にはM-4が鎮座していたはず.
クレルボー経由でスパ=フランコルシャン.オー=ルージュ
を 登り,バスストップシケインでバスを待つ.
ワーテルロー ライオンの丘+ウーグモン館
+ ラ・エイ・サントのショッピングセンターで買い物.
パリ 軍事博物館+INVALIDES(ナポレオンの遺体が安置された棺)
追記 ベルギーはビールとムール貝が旨い.
軍事板,2003/03/12-04/03
青文字:加筆改修部分
以下,発見次第追加予定.
【質問】
戦争ポスターって何?
【回答】
戦争遂行上の様々な目的のため,その目的を宣伝するために作られたポスターのことを指します.
その訴えるところは,新兵募集や戦意高揚,戦時国際の販売促進,食糧増産,労働者への出勤義務,兵士の性病予防,防諜など,多岐に及びます.
現代では,いわゆる戦争広告代理店による広範なプロパガンダへと進化しているといえるでしょう.
【参考ページ等】
http://www.monomaga.net/wpp/shop/ProductDetail.aspx?CD=C0010015&WKCD=C0000026&sku=819880
http://www.bk1.co.jp/product/02565244/p-jokai28866/
――――――
「広告による誘惑と勧誘が,ほとんど脅迫の域にまで達し,広告の説得力が見る者の生死の問題に直結するという意味で特筆すべきなのが,徴兵ポスターという分野である.
第一次世界大戦は,大量にポスターを動員して宣伝戦が繰り広げられた,史上初の戦争であった.
広告史上に残る徴兵ポスターの傑作も,この戦争で輩出している.
もっとも有名な作品は,アメリカを象徴するアンクル・サムが,見る者を指差して「I WANT YOU」と呼びかける作品で,以降,このイメージは米国に対する抗議や揶揄に格好の素材を提供することになった.
画中から,見る者に突きつけられた指先が先端恐怖症的な心理を喚起して,強烈無比の効果を発揮するこの構図は,英国の徴兵ポスターが先鞭をつけ,続くソヴィエトの徴兵ポスターにも受け継がれ,民族と国境を越えた,その効果の普遍性を見せつけている」
――――――(-アンクル・サムの先端恐怖症-西岡文彦「別冊宝島EX デザインの読み方」(1992年)より)
kira2 2008年12月28日 01:18
メディアおよび広告産業発達の原動力は,エロ・宗教・戦争である.
(-仕事の師匠曰く)
赤の9番 2008年12月28日 12:36
▼ 【関連リンク】
参考サイトとして以下はどうでしょう.
英語圏だけどポスター見る程度なら,英語力殆ど要りませんし.
British Propaganda Posters of the Second
World War
"A Summons to Comradeship" World
War I and II Posters and Postcards
Military Posters of 20th Century
World War II Poster Collection from Northwestern
University
あと,オフラインで見たいナロー回線な人とか,手元に保存したい人向け資料.
『戦争の表象―東京大学情報学環所蔵第一次世界大戦期プロパガンダ・ポスターコレクション』
『写真・ポスターから学ぶ戦争の百年』
戦争ポスターは見てて本当面白い.
一々格好いいからこの辺のサイト巡りしてるだけで,1日余裕で潰せる.
個人的に一番面白いのは,ソヴィエト(というか共産圏)のプロパガンダポスター.
何故共産圏のプロパガンダ芸術はあんなに心が躍るのか.
英語以外の外国語読めないのに.
▲
凸版印刷の博物館で開催していた『モード・オブ・ザ・ウォー 第一次世界大戦期アメリカのプロパガンダ・ポスター展』
http://www.printing-museum.org/exhibition/temporary/070120/index.html
要は戦時公債と兵員募集のポスターを集めたものですが,有名なアンクルサムの兵員募集ポスターから,当時の萌え系であるクリスティ作の“制服を着た女性”系ポスターまで色々とあり,その高い芸術性に驚かされます.
イラストも,後のノーマン・ロックウェルを思わせるタッチのラインデッカーや,武部本一郎風の萌え美人を描くフィッシャーなど様々.
http://archives.iii.u-tokyo.ac.jp/images/pic/P010383.jpg
http://archives.iii.u-tokyo.ac.jp/search/detailresult/id/140
この展示物をリストした東京大学大学院情報学環アーカイヴのサイト
http://archives.iii.u-tokyo.ac.jp/
また何故か海兵隊の募集ポスターが多くあり,米海兵隊マニアも喜びそう(笑).
常設展の印刷の歴史コーナーも面白く,また来たくなる博物館でした.
よしぞう(maro') in mixi,2007年03月10日00:00
【質問】
ジャガイモの栽培が世界に広まったのは,戦乱のため?
【回答】
戦乱も要因の一つ.
***
『ジャガイモの世界史』(伊藤章治著,中公新書,2008.1);
世界各地で栽培され,痩せた土地でも育ち,栄養価も高いことから戦乱や飢饉,社会的混乱などの時に人々を救ってきた「貧者のパン」ジャガイモ.
そのジャガイモから見た世界史・日本史を纏めた一冊.
南米原産のジャガイモがどの様に伝播し,その国々の歴史とかかわってきたのかを考察しています.
南米からスペイン人が持ち帰った後も植物学者や研究家の間に留まり,本格的に普及していくのは,
・英国に肥沃な土地を奪われ,痩せた土地で耕作するしかなかったアイルランド
・三十年戦争など度重なる戦乱とそれによって農地が荒廃したドイツ
・度重なる飢饉と戦乱,王室の浪費などによって常に食糧不足に苦しんだフランスやロシア
など,ほとんどが飢饉や戦乱がきっかけになっています.
例えばフランスでは,七年戦争でプロイセン軍の捕虜になった農学者・薬剤師のパルマンティエが,食事で出てきたジャガイモに興味を持ち,帰国後に王室の援助を受けながらジャガイモ栽培の普及に努めています.
そしてそれがフランス革命時の混乱による食糧危機を救い,ナポレオンの時代には生産量が急上昇しています.
(但しパルマンティエ自身は革命の際,「王室の援助を受けた」咎で処刑されそうになっています)
日本でも1600年ごろにジャガイモが伝播して各地で栽培され,飛騨地方では天保飢饉の時に人々を救ったので,「お助け芋」「善太芋(飛騨でジャガイモ栽培を広めた飛騨代官幸田善太夫に因む)」と称されています.(P.168)
〔略〕
またこれ以外にも
ティアガルテン全体がジャガイモ畑と化した敗戦直後のベルリン
ダーチャ(別荘)の庭をすべてジャガイモ畑にしたソ連崩壊直後のロシア
など,さまざまな事例が挙げられています.
終章での,ジャガイモがもてはやされる時代は「民衆にとって苦難の時代」,という言葉には考えさせられます.
ジャガイモを通じて,世界史や日本史,人間と社会・環境について違う角度から見ることのできる一冊です.
グンジ in mixi, 2008年03月23日12:34
【質問】
軍事的な怖いお話を教えてください.
【回答】
商用でフィリピンの奥地に行った日本人の話.
遊んでいる現地の子供が,なにか日本語らしきことを言っている.
不思議に思っていると,
「あれはジャングルに出るオバケの真似ですよ」
と地元の長老が話す.
子供達の「ガンバレ!」「グンソウドノ!」という声が響いていた.
出典は小学生向けのオカルト本だったような.
島の人,2009年08月03日 19:48
これ↑,西丸震哉の本に載ってた話とそっくりだなあ.
唯野,2009年08月03日 19:59
ロシアの母が子供をしつけるときに使う言葉;
『早く寝ないとルーデルがくるよ!』
ゆきかぜまる,2009年08月03日 20:23
「出典は小学生向けのオカルト本」でよろしければ(うろ覚えですが)
とある夜,南ベトナム軍基地の隊長の宿舎に,ノックする音がしつこく聞こえ,隊長がうるさいなと思いドアを開けると…そこには,血まみれの兵士が立っているではないか!
そして,その兵士は
「この基地は敵に攻撃されます!」
といい消え去った…
それに慄き,隊長が戦闘準備の命令を出したところ,本当に敵が攻撃してきたのであった!
その後,その隊長が休暇か何かでサイゴンを訪れると,我が目を疑った!
あくる夜に訪ねてきた「血まみれの兵士」が,サイゴンの兵士像と瓜二つだったのである!!
……だいたいこんな話だったような気がするけれども,どう考えても南ベトナム側のプロパガンダ臭い話でした本当に(ry
ぎんなんそう,2009年08月03日 23:01
小学生の頃に読んだ「世界の不思議な話」より
横井庄一さんがグアムで敗走中のこと.
ジャングルを彷徨っていると,木の根元で座ったまま骨になった死体に遭遇する.
自分と同じ敗残兵であろう.
死体を後に,そのまま歩き続けた.
どれだけ歩いたろうか.
また骸骨に遭遇した.
さっきと同じで木の根元に座っている.
戦地だから死体は珍しくないが,何かひっかかる.
さらに進むとまた骸骨が・・
周りの景色を見て,横井さんは気がついた.
(さっきと同じ場所だ!)
怖くなったが米軍に追われる身,騒がずに先ほどとは違う方向へ歩き出した.
日も傾いてきた.
出来れば明るいうちに水を確保したい.
高温多湿で脱水状態になりつつも,歩き続けて突然草木が開け
木の根元に骸骨が座っていた.
大声を上げながら無茶苦茶に走り回り,川に落ちたときには,もう日が暮れていた.
以降28年間ジャングルに潜んでいたが,あの骸骨は二度と見かけなかった.
CRACKER(・x・),2009年08月04日 17:11
私が通勤に使用している新京成電鉄線は,かつての鉄道連隊演習線でした.
また習志野市津田沼にある千葉工業大学は,鉄道連隊の本部がありました.
そのためかこんな怖い話もあるみたいですね.
http://www.bisi.to/sinrei/spot/4/4/6.shtml
私は資格試験で千葉工大に行った事がありますが,この祠がどこにあるかは確認出来ませんでした.
(というか,その話は当時知りませんでした.)
あと,この話は事実誤認があります.
新京成線の総武線ガードから京成津田沼間の路線は,戦後敷かれた路線です.
現在のイオンショッピングセンター津田沼店が立ってるところには,かつての京成電鉄津田沼第二工場があったからです.
ここも昔は鉄道連隊の工場でした.
ちなみに新津田沼-京成津田沼間は,京成電鉄の構内側線であって,新京成電鉄は賃貸を支払って京成津田沼に「乗り入れ」てましたが,1987年に京成電鉄は新京成にこの側線を移管しています.
これは京成電鉄が宗吾参道駅に,検車区を設置したので廃止になったからです.
さらに祠以外でも,新津田沼からJR総武本線を渡って千葉工大正門に向かう歩道橋がありますが,ここも曰くつきらしいです.
何でも鉄道連隊で隊内のイジメが原因で,列車に飛び込み自殺した兵士がいたとか・・・.
http://piza2.2ch.net/occult/kako/993/993053269.html
浪人時代,私はここを渡って,よく近くの予備校に通ってましたが,初めて知りました.
新京成といえば習志野駐屯地.第一空挺団と特殊作戦群,空自第一高射隊が駐留してますが,ここは嘗ては第2騎兵旅団が駐留してました.
そこの空挺部隊の記念館にあたる「挺身館」では,おそらく戦死されたと思われる戦没者の霊が出るとか.
あと,これは初耳でしたが,空挺団本部?の裏方には,第一次世界大戦でのドイツ帝国軍の捕虜の墓(外人墓地)があり,ここも出るらしいです.
トランスフォーマー7,2009年08月07日 09:32
連投になりますが,これってどこなんでしょう・・・?
http://www.youtube.com/watch?v=Jq_bynHFj8E
これもどうなんだろう?
http://www.youtube.com/watch?v=PVIif58v3dw&feature=player_embedded
肩章は陸軍では昭和18年制式では無かったようなんですが,海軍では陸戦隊も含めて第3種軍装では肩章はあったので,一概にインチキとは言えないような気もしますが・・・.
どなたか詳しい方,この動画について何かあったらコメントしてください.
トランスフォーマー7,2009年08月07日
昭和帝の映像に近衛●麿が映ってるもんが,NHKにあるつう話を読んだが,これは都市伝説かな?
島の人,2009年08月09日 22:52
以上,「軍事板常見問題 mixi別館」より
青文字:加筆改修部分
▼ 光人社NF文庫「艦長たちの太平洋戦争」で読んだお話.
ある伊号潜水艦が玉砕後のアッツ島に接近,夜間浮上して偵察していた時,島の方角から青白い光の塊が飛んできたそうだ.
慌てて急速潜航をしたので結局,光の正体は分からなかったが,艦長は「あれはアッツで玉砕した兵隊の魂ではないか」と語っている.
――――――
「・・・基地を出てから一ヶ月余り,昭和18年11月14日の夜半の事です.
ちょうどキスカとアッツの間で,アッツ島寄りを哨戒していたところ,その夜は珍しく海上は平穏で,さざ波一つないんです.
空には月さえ出ていました.
こういう夜の襲撃は理想的なんだがな,と思ったりしたもんです.
アッツ島が墨絵のように浮き出ていました.
しかし,相当な寒さで防寒外套を着ていても,寒さが骨身にしみましたね.
その時です.
突然アッツ島のほぼ中央と思われる所から,青白い炎のような塊が,上空に舞い上がったんです.
何だろうと目を見張っているうちに,炎の塊は次第に膨らんでくる.
それが橙色に変わりながら,相当なスピードでこちらに飛んで来るんですよ.
その不気味さは言いようがありませんね.
冷水を浴びたように,ゾッとしました.
何やらわからんが,とにかく,
『両舷停止,潜航急げ』
を下令して,大急ぎで潜航したんですがね.
潜入後しばらくして,航海長と信号兵が,
『艦長,あれはアッツ島の英霊です.
それに間違いありません』
と,異口同音に言っとったですがね.
あの火の玉が砲弾とか信号弾でなかった事は確かです.
爆発音はしませんでしたしね.
オーロラとかも考えたのですが,火の玉となって飛んできますかねえ,オーロラが・・・.
何であったかは今なおわからない.
とにかく不思議なものでしたなあ・・・.」
「伊二潜」艦長(当時) 板倉光馬少佐の証言
――――――佐藤和正著 「艦長たちの太平洋戦争」より
軍事板,2003/04/08
青文字:加筆改修部分
某ミリタリー・イベントの後に聞いた話です.
「打ち上げを兼ねて,都内で飲み会を開催.
夜の2時に紅茶が飲みたくなり,帝国陸軍憲兵軍曹の装備のまま,歩調を取って自販機に買出しに行ったんです.
歩道を歩いていたら,来る車やタクシーがスピードを落とした後,狂ったようなスピードで消えていったんです.
何故でしょうね?」
これを聞いた時,私は絶句しました.
[選りによって,青山墓地の前でそんな事やるな.
誰か事故を起こしたら,どうするつもりだったのでしょう?]
青山墓地の怪談の一つは,この様にして作られました.
実話なのが怖い話です.
軍事板,2003/03/03
青文字:加筆改修部分
▲
【関連リンク】
「D.B.E. ミニ型」:得体の知れないものにまつわる怖い話を淡々と貼ってゆく/情報源
朝目新聞
「D.B.E. ミニ型」:オカルト,都市伝説その他詰め合わせ/情報源(・∀・)イイ・アクセス
「朝目新聞」●お 前 ら の 町 に 伝 わ る 言 い 伝 え 語 れ (of ニコニコVIP2ch)
「朝目新聞」●旅先で体験した怖い話 (of 週刊弐式(ry)
「朝目新聞」●誰も信じてくれないけど本当にあった話 (of アルファルファモザイク)
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