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◆◆◆白燐弾報道の「意義」(笑)
<◆◆白燐弾
<◆総記 目次
<兵器FAQ目次
【珍説】
先日,「白リン弾は焼夷兵器か照明・発煙弾か?」という議論を目にしまし
た.しかし,どちらの側も自説を裏付ける情報しか提示しておらず,ピンと来ま
せんでした.白リンを原料とする兵器は照明・発煙弾としても,焼夷兵器として
も存在するのです.そもそも,焼夷兵器の禁止については,第二次大戦以降,議論が分かれており単純に割り切れない問題です.
焼夷兵器として有名な事例を私たちは知っているはずです.第二次世界大戦 中,B-29が日本の都市を爆撃した時,焼夷弾が使われましたが,これらの焼夷弾には白リン弾,黄リン弾,ナパーム弾が混在して使われていました.(これらの 焼夷兵器を人口密集地帯で使用するのは,現在は特定通常兵器使用禁止制限条約 により禁じられています)
国際条約は焼夷性を持っていても焼夷効果が付随的な弾薬を対象から除外しており,ザル法に近い面があります.照明弾,曳光弾,発煙弾は焼夷兵器から除かれています.焼夷効果が認められても効果が付随的な兵器も対象から外れます. しかし,「だから白リン弾は焼夷兵器ではない」と議論を終わりにできない事情があるのです.焼夷効果が付随的であれば対象にならないのなら,設計の段階で条約をかいくぐるようにできますし,使用する段階で焼夷兵器として用いること ができてしまうからです.おまけに,焼夷兵器や化学兵器の法的な定義は複雑 で,正直なところ私に判断がつかない部分もあります.
米軍の発煙手榴弾M15の発煙材は白リンですが焼夷兵器ではありません.使われている白リンの量が少なくて,焼夷効果が乏しいからです.しかし,TNT 火薬などを爆発材とする破片手榴弾ほどではないものの,発煙手榴弾も破片を周囲に まき散らすのです.教範にはM15の爆発範囲は約17メートルで,その範囲内にい る者は燃える破片に当たらないように遮蔽物に隠れるべしと書いてあります.白リンが空気にさらされて燃え始め,五酸化リンとなった時の温度は華氏 5,000度 (摂氏2,760度)で,M15は約1分間燃え続けるように設計されています.五酸化 リンは体につくと簡単に取れない上にゆっくり燃え,皮膚の表層部にやけどを起 こすだけでなく骨に達する場合すらあります.
M15で怪我をする人は少ないかもしれませんが,たかが発煙手榴弾でこれだけ の威力があります.だから,榴弾砲や迫撃砲で発射する発煙弾であっても“煙を 出すだけの煙幕みたいな物”とはいえません.広範囲に炎をまき散らし,強力な 殺傷能力を持っています.先の投稿で書いたように,ベトナム戦争で白リン弾は 対人用として使われています.155ミリ榴弾砲の白リン発煙弾は元々,場所を示 すために設計されましたが,状況に応じて対人兵器として用いられてきたという のは色々な軍関係の文書に書いてあることで,ある文書には「対人用の壊滅的兵 器」と書かれています.これを“攻撃用兵器”と呼ばずしてどうするのかと思いま す.こうした兵器を“パラシュートでゆっくりと降りてくる照明弾”だったなどと 説明することは絶対にできません.
また,先に報告した記事にあるように,迫撃弾を改造し,効果が出る環境で使えば殺傷力の高い焼夷武器に早変わりします.その記事には,家庭にある満タンのプロパンガスタンクを玄関に置いてプラスチック爆弾で爆発させ,家を破壊する「ハウス・ゲスト」という爆弾まで作り方も書いてあります.現在,アメリカが使用している焼夷手榴弾AN-M14/TH3は,教範には車両や兵器システム,シェル
ター,弾薬を破壊する時に使えと書いてありますが,やろうと思えば対人用にも
使えます.やろうと思えば何でもできてしまうのが実情で,法律が現場の知恵に
追いついていないのです.
こうした複雑な事情を考慮せず,条文の字面だけ見て
判断するのは賛成できません.
白リン弾が化学兵器であるかどうかも様々な議論があるのです.特定通常兵器使用禁止制限条約と化学兵器禁止条約等の関連法令
は,まだまだ改正されるべき部分を持っており,そうした要求のためにマスコミが白リン弾使用を問題視するのは,むしろ健全な批判精神というのが妥当でしょう.
【事実】
「色々な軍関係の文書」「ある文書」と述べ,ソースを明記しないのが,全てを物語っていますね.
>五酸化リンとなった時の温度は華氏 5,000度
(摂氏2,760度)
まるで五酸化リンが2760℃であるかのような書き方だが,煙はそんな温度にはならない.火事の煙が数千度に達するとでも思ってるのかね? 火砕流の煙ですら数百度なのに.
根本的に5,000度って温度に踊らされすぎ.温度はその持続時間と,発熱物質からの距離が思い切り影響するのに.
「では,タバコの炎は約800度で5分程度燃焼しますが,吸ってる人が焼け死にますか?」
って話.焚き火もそうだな(約1000度),怖くて焼き芋も作れやしねぇ(笑).
>五酸化 リンは体につくと簡単に取れない上にゆっくり燃え,
>皮膚の表層部にやけどを起 こすだけでなく骨に達する場合すらあります.
五酸化リンはそんな事にはならんよ.
スパイクは白リン(P4)と五酸化リン(P2O5)の区別が付いてないね,駄目だこりゃ.
そうした幻の「威力」を論拠にして騒ぎ立てるのは,健全な批判精神どころか,センセーショナリズム以外の何物でもありませんね.
【珍説】
米軍が行った2004年11月のファルージャ攻撃についてイタリアのテレビが報じて以来,米軍が燐兵器を使ったことが話題になっています.
比較的まっとうな扱いの報道やネット上の紹介がある一方,米国の宣伝を自ら買って出る「自主的スターリン親衛隊おこちゃま版」型,あるいは「『荘子』列禦寇篇痔を舐むただし金さえもらえない」型の記事も散見されます.
米国のイラク侵略と不法占領自体が,そもそも国際法に違反した犯罪ですから,その枠組みの中で米軍が犯した犯罪を指摘することは屋上屋を重ねるようなものですが,とりあえず,国際法の専門家の協力を得て,多少官僚的に,法的な論点を整理しておきます.
【事実】
一見して『えっ,2chネラーの煽り?』と見紛うかのようなクオリティの文章です.「米国の片棒を担ぐスターリン親衛隊」という発想にも付いて行けません.っていうか意味が分かりません.
益岡賢氏といえば『ファルージャ 2004年4月』という本を,いけだよしこ氏と共同編訳された人ですが,益岡氏といけだ氏が共同運営するブログコメント欄でのいけだ氏の誠実な対応(例1と例2)と比べてそのあまりのギャップの激しさに興味深いものを覚えます.
益岡氏は白燐弾問題で,擁護的な記事を『アメリカの手先』であるかのように考えておられるようですが,それは認識を誤っています.
軍事屋さん達は「白燐弾」を,化学屋さん達は「白燐」を,それぞれ正しい知識の元に擁護しているだけなのですから.
白燐弾を不正確な情報で「謎の超兵器」にデッチ上げて糾弾することは,『まっとうな扱いの報道やネット上の紹介』ではありません.
益岡氏は,共同運営管理するブログがデマ情報の発信源となっていた事実について,一体どう思っているのでしょうか.
【質問】
http://www.doblog.com/weblog/myblog/7844/2156660#2156660
にあるように,
「戦場における兵器使用の実態などというものは,秘匿されるのが当たり前」
なのですか?
【回答】
ものによりますよね.
核兵器の類みたいな,使われる機会がほとんどなく,数も限定されたものなら秘匿できるでしょうけれど,小銃や機関銃,あるいは上記で言われている白燐弾のような個人兵器に近いようなものは,たとえ秘匿しようとしても無理でしょう.
日本海軍が必死になって秘匿しようとした零戦の性能も,開戦から半年後には判明してしまいました.
メカニズムがより単純で,より使用頻度が高い兵器なら,さらに秘匿は困難でしょう.
ちなみに白燐弾は第1次大戦より使われております.100年近く「秘匿されていた」? そんなバカな(笑).
【珍説】
それを自分の知っている範囲内での知識に一生懸命にあてはめて,それに疑義を呈するものに対して一生懸命〔原文ママ〕否定にかかるのは,それこそ政治的な背景があるのではないかといぶかしく思ってしまう. 【事実】
白燐弾教徒の
>五酸化リンとなった時の温度は華氏 5,000度(摂氏2,760度)
だの
>五酸化 リンは体につくと簡単に取れない上にゆっくり燃え,
だの
>皮膚の表層部にやけどを起 こすだけでなく骨に達する場合すらあります.
だのといった,白燐の化学物性を無視した物言いに対し,化学知識に当て嵌めて否定しているだけですが何か?
また,
「白燐弾をわざわざ虐殺に使うくらいなら,普通に榴弾砲の無差別砲撃をしたほうが,簡単に虐殺できるだろ?」
という軍事上の常識に当て嵌めて否定しているだけですが何か?
仮にいくら米軍が大金を投じても,化学物性や軍事の基礎を作り変えることはできません.
第一,そうする意味がありません.
そうした化学常識・軍事常識の面から白燐教に疑義を呈する者に対しても,ろくなソースを示すこともできずに,一所懸命コメントを消しにかかるのは,それこそ政治的な背景があるのではないかといぶかしく思ってしまいますね(笑).
【珍説】
そもそもこの白燐弾の対人使用についての情報は少なく,RAIが告発する番組を作らなければ,そのまま闇に消えてしまったものだと思う.
果たして,この白燐弾についてのRAIの告発が正しいものだったかどうかは未だわからない.
RAI自身も伝聞や米軍兵からのインタビューで,この主張を構成しているからだ.
われわれが考えなければならないことは,実際にこれが本当のことだったのか?
その威力が化学兵器程のものだったのか,そしてアメリカが批准していない焼夷兵器の類だったのではないかという疑問を明確にすることだ.
【1】当初,米軍は,白燐の使用を否定してきた.
【2】ところが,その後一転して使用を認め,しかし白燐弾そのものが「化学兵器」ではないと主張した.
【3】そして,今度はアメリカ軍が,白燐を化学兵器として認識していたことのソースが出てきた.
このへんの流れは,RAIの報道に衝撃を受けて,それを問題視した人達によって,暴き立てられたものだ.
ナパームも対人地雷も,それはそもそも「通常兵器」だった.ところが,これが制限兵器となったのは,この効果や非人道性を告発してきた人々がいたからに他ならない.
仮に白燐が通常兵器の類を出ないものだったとしたとしても,この疑問を持ち,それを追求する態度は尊重されるべきだ.
【事実】
前提が間違っています.
「白燐弾教徒」がやっていることは,「疑問を持ち,それを追求」しているのではなく,「火のないところに一所懸命火をつけようとしている」,ネット放火魔的行動に他なりません.
master low自身,当初は無批判でRAI報道を紹介しており,今更
>RAIの告発が正しいものだったかどうかは未だわからない.
などと言い出しても,単なる後出しジャンケンでしかありません.
ちなみにこの御仁,他のブログにおいては
「ただし民間人には使っていない」しながらも、それを焼夷弾として使ったことを自ら認めていますが何か?
Posted by masterlow at 2005年11月20日 18:33
などと最初から肯定側に立っているわけですが.
さて,具体的にその珍説の中身を見ていきましょう.
……といっても,すでに反駁され済みの内容だったりします.
>【1】当初,米軍は,白燐の使用を否定してきた.
>【2】ところが,その後一転して使用を認め,
(ちなみに,master lowが週刊オブイェクト・コメント欄にて出してきた「ソース」をここに引用すると,
"It was used as an incendiary weapon against enemy combatants," spokesman Lt Col Barry Venable told the BBC - though not against civilians, he said.
incendiary weapon=焼夷弾{しょういだん}
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4440664.stm)
【質問】 白燐弾デマの発生源は?
の項目に述べられている通り,CNN日本語版の勘違いによる,幻の「主張反転」です.
すなわち,
「白燐弾を焼夷弾として使った」
のではなく,
「焼夷弾を使ったが,民間人には使っていない」
「白燐弾を敵を燻り出すために使った(白燐弾は,砲撃地点を示すマーカーにされます.すなわち,白燐弾が投弾されたら,次は砲撃が来ると思って間違いありません.そこで敵兵は逃げ出してしまう,そういう,敵に持ち場を離れさせる効果を指しているものと考えられます.一番上の画像にもあるように,富士演習場で観衆の頭上に降っても平気なくらい,白燐弾はそれ自体は殆ど無害な兵器ですから)」
のであり,この2つが混同されてしまった,というのが「報道」の真相のようです.
>【2】〔後半〕しかし白燐弾そのものが「化学兵器」ではないと主張した.
これはmaster low側の「ソース」を確認できませんでしたが,「大量破壊兵器に分類されるような化学兵器ではない」という反論が,どこかで捻じ曲げられて伝えられたものではないかと思われます.
なぜなら,白燐弾が(害こそないものの)化学兵器であることは,第1次大戦の頃から米軍は認識しているからです.
>【3】そして,今度はアメリカ軍が,白燐を化学兵器として認識していたことのソースが出てきた.
【2】後半が事実であると確認できない以上,【3】は
「出てきて当り前」
程度のものです.
それが別にRAIの『報道』を裏付けることにはなりません.
◆
「白燐弾教徒」が,もし仮に本当に「真相追求」を考えているのなら,やることは一つです.
RAIよりもっとマシな証拠を探し出すこと.
それが確固たる証拠であるなら,本サイトは喜んで論破されましょう.
【後日談】
同ブログのコメント欄を見ると,「疑問を持ち,それを追求する」どころか,本サイトへの中傷に走っているという迷走ぶり.
>『軍事板常見問題』
あぁ,2ちゃんの書き込みだけを見てデタラメ情報を掲示,それを指摘された後
も1週間近く放置(他ではしょうもない書き込みをしておきながら)していた間
抜けな人の所ですね.『化学兵器を使ったのはイラクの武装勢力の方じゃネーノ』
なんて馬鹿な書き込み群もそのまま転載してるし.(これがなぜ馬鹿なのかはす
ぐにわかるはず)
自分も改めてここについて言っておきます.
これまでここに書き込んでくれた人,またAmonさんのところの議論,また例のトンデモサイト含めて,真摯に議論を進めようとしていたり,正確な情報をもたらしてくれる人は何人かいました.
けど,ここは基本的にそういう議論を寄せ付けず,矛盾した議論や一見して間違いとわかるようなものをそのまま掲載しつづけており,自分として何か言及するような積極的な価値は見出せません.
時間の無駄,その一言.
>1週間近く放置(他ではしょうもない書き込みをしておきながら)
うーん……??? 1週間というのは,訂正に要した時間としては,かなり早いほうなんですが(最長「2年」というのもあったりする).
もしかして,当方は他人との付き合いを一切放棄して,しかも,他の訂正要求は後まわしにして,この88mmなる人物の訂正要求を最優先しなきゃならん,ということですかな?
大変に自己中心的な要求のようにしか聞こえませんが.
>『化学兵器を使ったのはイラクの武装勢力の方じゃネーノ』
>なんて馬鹿な書き込み群
「毒物装填ロケットが用意されていた」を,報道のソースつきで紹介してあるものですが,88mm氏の頭の中では,「用意されていた」と「使った」とは同じ意味だそうです(笑).
>ここは基本的にそういう議論を寄せ付けず,
当サイト付属の掲示板で行われている議論が見えない方がおられますね(笑).
いずれにせよ,「疑問を持ち,それを追求する」態度はカケラも見られないことが分かります.口先だけに過ぎないわけですね.
【珍説】
専門家という名の下に権威的に振舞う人が,その人の未知の事象についてまで「専門家」として振る舞うことは見苦しいものだ.
ましてや,それが思想的な偏りから権威を強制するのであればなおさらである.
【事実】
この人物にとっては,その知識の誤りを指摘されることは,
「権威的に振舞っている」
「思想的な偏りから権威を強制する」
と認識されるようです.
そういう人物が
「疑問を持ち,それを追求する」
などと言ったところで,説得力皆無です.
【質問】
master lowってサッカー板ではある意味有名なそうだけど,どんな奴なの?
【回答】
はいはい.お答えします.
「ますたろう」のHNでも知られる彼は,札付きのマリサポ.
サッカーバーの元マスターらしいですが,詳細は忘れた(笑)
某サポティスタ管理人「岡田死ね」とも交友があるといわれています.
2004年の,一部で笑いものになった「ジーコ解任デモ」の発起人という話も.
・ますたろうはMixiで女性マリサポのコミュに粘着してた
・サポティスタ岡田死ねを叩くblogの攻撃にも参戦
等々.
某サポティスタの時もそんな感じだったやうな.
別方向にわざと目を逸らさせて自分たちの誤りを糊塗しようとする,詭弁者の見本ですな.
(K. from mail)
Q. 一連の白燐弾報道を「デマ」と必死で否定する人達の発生源は?
A. 2ちゃんの軍ヲタさん達とこのサイトあたりです.
そしてさらにそこに「市民運動」的なムーブメントに悪意と敵意をもつ人がヲラヲラとついてきいる模様です.
この軍ヲタさん達には化学的な知識を元に白燐の化学性について真っ当な議論をしている人もいます.そういう人には,このブログのコメントなどでだいぶ勉強させてもらいました.
が,そういう良心的な人達とは別に・・・というか大半はそうなんですが・・・すでに米軍のやることに対して疑義を表明すること自体がどういうわけだが気に入らない人がいるようです.
なんか偏ってますね.
【事実】
取るに足らない印象論です.
master lowが自説を証明するためには,
・週刊オブイェクトが確かに発生源であること,
(WPの特性を知っている人なら,RAIの「報道」を聞いたときに瞬時に疑問が浮かぶはずの,その程度の「報道」なのですが……)
・週刊オブイェクトが「米軍のやることに対して疑義を表明すること自体がどういうわけだが気に入らない」としている言動であること
(そんな奴いるのか?(笑))
を証明しなければなりません.
それができていない上記ブログは,恥ずべきデマゴーグ・ブログと言うしかありません.
ちなみに,同じページには,
さらに,その連中の主張の拠所となっていると思しき,「週刊オブイェクト」というサイトに行ってみると,都合の悪い記事は訳出しないままによくわからない「勝利宣言」が出ているようである.なんだかなあw
だの,
そういうわけで,週刊オブイェクトは信じてはいけないトンデモサイトとして認定.
そこに書かれていることに事実があったとしても,その羅列には巧妙な思想的ワナが隠されていることに注意するべきサイトの類である.
みなさん注意!
(・・・といっても,ここ読んでいる人のほとんどがうさんくさいサイトと思っているだろうけどw)
だの書かれていますが,具体的にどの部分がどういうふうな,という具体論が一切ありません.
さらに,
前回訳出したエントリーでは、白燐の化学的な効果についてRAIのフィルムでは検証できないという話が前半でしながらも、しかし、米軍そのものが白燐を「化学兵器」として認識していた動かぬ証拠が出てきている。
それに全く触れずに、RAIはやっぱりデタラメだったんですよね〜と開き直る仕草をひとたびとった主張には、申し訳ないけど、なんらかの「意図」を感ぜざるを得ないですよ。
などと,週刊オブイェクトがあえてガーディアンを引用した意味も全く理解できていません.
「イラク戦争に批判的なガーディアンですら」って意味だよ.
【珍説】
白燐弾についての告発は,すべてプロパガンダのデマである.
【真実】
→つーか,これだけ告発する話が広がって,さらに米軍の話も二転三転して,さらに機密解除文書に「白燐化学兵器」という表現があったり,さらには「白燐の対人使用は陸戦法で禁じられている」という当のアメリカ軍の教科書にまで記述があるんだし,もうムリがありすぎwwww
情報が限られた今の段階で,ここまで必死に否定にかかるほうが,申し訳ないけどもプロパガンダとしてしか見られないよw
【真実】
>これだけ告発する話が広がって
デマはいくら広がっても,デマでしかありません.
>米軍の話も二転三転して
「白燐教徒」の妄想の中の話に過ぎません.
>アメリカ軍の教科書
ソースが見当たりません.
master lowは歪曲訳を平気で行うため,原文を読む必要がありますが,彼のブログのどこにも,ソースは明記されていません.
信憑性ある情報が殆どない今の段階で,歪曲訳までやって,ここまで必死に肯定しようとするほうが,申し訳ないけどもプロパガンダとしてしか見られないよ(笑).
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