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「Togetter」◆(2013-06-18) 旧日本海軍艦船の沈没位置の密度がヤバい

「ワレYouTube発見セリ」:Imperial Japanese Navy - Warship Anthem

●書籍

「Ship Strike Pacific」(洋書)

 なかなか珍しい写真満載の写真集でした.
 輸送船が多いけど,まぁ,ボコボコにやられてる日本艦船の写真集です.
 不鮮明ではあるものの,最終時の空母千代田の飛行甲板の写真とかは,この本じゃないとわからないのでは.
 かなりくっきりと3本の白線が引いてあって,出回ってる塗装図とだいぶ印象が違います.

 米軍記録の写真集,もっと欲しいんですが,なかなか情報がないです.

――――――軍事板
青文字:加筆改修部分

『帝国の艦船 日本陸海軍の海洋軍備』(学研,2008.1)

 『歴史群像』誌で連載されていた「日本の軍用船」の終了を記念して,連載されたイラストと「歴史群像」に掲載された日本の海洋軍備・戦術に関する記事を纏めた一冊.
 本書では「砲雷戦兵備」,「航空兵備」(防空巡洋艦や護衛空母など),「支援・総力戦兵備」(測量船や輸送船など)に分類して解説しています.

 〔略〕

 記事の方は日本での軍艦国産化についてや空母戦力の整備,戦術などについて.
 この中で私が興味深かったのは酸素魚雷とアウトレンジ戦法についての検証記事.
 どちらもアメリカに戦艦戦力で劣勢の日本が対抗するために考案されたものの,両方とも実戦では命中率に難があり,有効策ではなかったと結論しています.

 しかし読んでいて思ったのは,日本が米艦隊迎撃の方法に苦心していたこと.
 その為の酸素魚雷やアウトレンジ戦法だったのですが,酸素魚雷の存在が日本の決戦構想の混乱を招き(「大艦巨砲主義」か「酸素魚雷」か.酸素魚雷と大艦巨砲主義はイコールではないらしい),さらに航空兵力の台頭が事態をややこしくします.(P.59)
 またアウトレンジ戦法についても当初は,「少しでも先に有効弾を与える」ものだったのが「相手の射程外から一方的にボコる」といつの間にか摩り替ってしまい,砲術関係者が誤解を招いてしまった事に反省したそうです.(P.69)

 日本の水上軍備を知ることのできる,お勧めの一冊です.
(できれば同シリーズの「帝国陸海軍補助艦艇」もお勧めしたいが,現在絶版とのこと.残念)

―――グンジ in mixi,2007年12月31日12:33

『平賀讓 名軍艦デザイナーの足跡をたどる』(東京大学平賀譲研究会&呉市海事歴史科学館編,出版 : 呉市海事歴史科学館,発売 : 文藝春秋,2008.12)

『聯合艦隊軍艦銘銘伝―全八六〇余隻の栄光と悲劇 普及版』(片桐大自著,光人社,2003/07)

 大層役に立ちました.
 やっぱね,言葉の意味を理解すると世界が広がりますよ.
 はっきり言ってこの本は,軍ヲタでなくとも手にとって読んで欲しい一冊です.

 後,小学生の内に本に親しんでおくことは非常に大事ですね.
 この時期の読書量は,後々の人生にダイレクトに効いてきます.

――――――ゆうか ◆9a1boPv5wk in 軍事板

『聯合艦隊パーフェクトガイド 決定版!聯合艦隊大事典 イカロスMOOK』(JWings別冊編集部,イカロス出版,2012.1)

『連合軍艦艇撃沈す 日本海軍が沈めた艦船21隻の航跡』(木俣 滋郎著,潮書房光人社NF文庫,2013.8)


 【質問】
 太平洋戦争当時の日本海軍の主要艦艇を教えてください.
 「艦これ」というゲームでは,戦艦や空母では大和や信濃が出てないんだけど,他にも出てない艦って結構あるの?
 駆逐艦は結構いそうだろうけど,重巡洋や戦艦クラスになると少なそうに思える.

 【回答】
 一部准同型艦も,同型艦として記載.
 ※がついているものは未成艦.
 太字が「艦これ」未登場艦(2017.11.25現在)

●戦艦

(金剛型)『金剛』『比叡』『榛名』『霧島』
(扶桑型)『扶桑』『山城』
(伊勢型)『伊勢』『日向』
(長門型)『長門』『陸奥』
(大和型)『大和』『武蔵』

●航空母艦

『鳳翔』
『赤城』
『加賀』
『龍驤』
『蒼龍』
『飛龍』
(翔鶴型)『翔鶴』『瑞鶴』
(雲龍型)『雲龍』『天城』『葛城』『笠置』※『阿蘇』※『生駒』※
『大鳳』
信濃
(瑞鳳型)『瑞鳳』『祥鳳』
『龍鳳』
(千歳型)『千歳』『千代田』
伊吹』※
(飛鷹型)『飛鷹』『隼鷹』
『大鷹』『雲鷹』『冲鷹
神鷹
海鷹

●水上機母艦

能登呂
『神威』
(千歳型)『千歳』『千代田』『瑞穂』
日進

●特設水上機母艦

(香久丸型)『香久丸』『衣笠丸
能代丸
(神川丸型)『神川丸』『聖川丸』『君川丸
『國川丸』
(相良丸型)『相良丸』『讃岐丸
山陽丸

●飛行艇母艦

『秋津洲』

●重巡洋艦

(古鷹型)『古鷹』『加古』『青葉』『衣笠』
(妙高型)『妙高』『那智』『足柄』『羽黒』
(高雄型)『高雄』『愛宕』『摩耶』『鳥海』
(最上型)『最上』『三隈』『鈴谷』『熊野』
(利根型)『利根』『筑摩』

●軽巡洋艦

(天龍型)『天龍』『龍田』
(球磨型)『球磨』『多摩』『木曽』『大井』『北上』
(長良型)『長良』『五十鈴』『名取』『由良』『鬼怒』『阿武隈』
(川内型)『川内』『神通』『那珂』
『夕張』
(阿賀野型)『阿賀野』『能代』『矢矧』『酒匂』
大淀
(平海型)『八十島』「五百島」(鹵獲艦)

●練習巡洋艦

(香取型)『香取』『鹿島』『香椎

●旧式装甲巡洋艦

八雲
(出雲型)『出雲』『磐手

●一等駆逐艦

(峯風級/改峯風型))『峯風』『澤風』『沖風』『島風』『灘風』『矢風』『羽風』『汐風』『秋風』『夕風』『太刀風』『帆風』『野風』『波風』『沼風』
(神風型)『神風』『朝風』『春風』『松風』『旗風』『追風』『疾風』『朝凪』『夕凪』
(睦月型)『睦月』『如月』『弥生』『卯月』『皐月』『水無月』『文月』『長月』『菊月』『三日月』『望月』『夕月』
(特Ⅰ型)『吹雪』『白雪』『初雪』『深雪』『叢雲』『東雲』『薄雲』『白雲』『磯波』
(改特Ⅰ型)『浦波』
(特Ⅱ型)『綾波』『敷波』『朝霧』『夕霧』『天霧』『狭霧』『朧』『曙』『漣』『潮』
(特Ⅲ型)『暁』『響』『雷』『電』
(初春型) 『初春』『子日』『若葉』『初霜』
(改初春型)『有明』『夕暮』
(白露型)『白露』『時雨』『村雨』『夕立』『春雨』『五月雨』
(改白露型)『海風』『山風』『江風』『涼風』
(朝潮型)『朝潮』『大潮』『満潮』『荒潮』『朝雲』『山雲』『夏雲』『峯雲』『霞』『霰』
(陽炎型)『陽炎』『不知火』『黒潮』『親潮』『早潮』『夏潮』『初風』『雪風』『天津風』『時津風』『浦風』『磯風』『浜風』『谷風』『野分』『嵐』『萩風』『舞風』『秋雲』
(夕雲型)『夕雲』『巻雲』『風雲』『長波』『巻波』『高波』『大波』『清波』『玉波』『涼波』『藤波』『早波』『浜波』『沖波』『岸波』『朝霜』『早霜』『秋霜』『清霜』
(秋月型)
『秋月』『照月』『涼月』『初月』『新月』『若月』『霜月』『冬月』『春月』『宵月』『夏月』『満月』『花月』
『島風』
(松型)『松』『竹』『梅』『桃』『桑』『桐』『杉』『槇』『樅』『樫』『榧』『楢』『桜』『柳』『椿』『檜』『楓』『欅』
(橘型)『八重桜』『矢竹』『葛』『柿』『樺』『桂』『若桜』『橘』『蔦』『萩』『菫』『楠』『初桜』『楡』『梨』『椎』『榎』『梓』『雄竹』『初梅』『栃』『菱』『榊』

●二等駆逐艦

(樅型)『栗』『栂』『蓮』
他に9隻が哨戒艇に類籍変更して,太平洋戦争開戦時に在籍.
(若竹型)『若竹』『呉竹』『早苗』『早蕨』『朝顔』『夕顔』『芙蓉』『刈萱』

●潜水艦

(巡潜Ⅰ型)『伊一』『伊二』『伊三』『伊四』
(巡潜Ⅰ型改)『伊五』
(巡潜Ⅱ型)『伊六』
(巡潜Ⅲ型)『伊七』『伊八』
(甲型)『伊九』『伊十』『伊十一』
(甲型改Ⅰ)『伊十二』
(甲型改Ⅱ)『伊十三』『伊十四』『伊十五』(二代目)『伊一』(二代目)
(乙型)『伊十五』『伊十七』『伊十九』『伊二一』『伊二三』『伊二五』『伊二七』『伊二九』『伊三十』『伊三一』『伊三二』『伊三三』『伊三四』『伊三五』『伊三六』『伊三七』『伊三八』『伊三九』
(乙型改)『伊四十』『伊四一』『伊四二』『伊四三』『伊四四』『伊四五』
(乙型改Ⅱ)『伊五四』『伊五六』『伊五八』
(丙型)『伊十六』『伊十八』『伊二十』『伊二二』『伊二四』
(丙型・後期型(戦時急造型))『伊四六』『伊四七』『伊四八』
(丙型改)『伊五二』『伊五三』『伊五五』
(海大Ⅰ型)『伊五一』
(海大Ⅱ型)『伊五二』
(機雷潜型)『伊一二一』(旧:伊二一潜)『伊一二二』(旧:伊二二潜)『伊一二三』(旧:伊二三潜)『伊一二四』(旧:伊二四潜)
(海大Ⅲ型a)『伊一五三』『伊一五四』『伊一五五』『伊一五八』
(海大Ⅲ型b)『伊一五六』『伊一五七』『伊一五九』『伊六十』『伊六三』
(海大Ⅳ型)『伊六一』『伊一六二』『伊一六四』
(海大Ⅴ型)『伊一六五』『伊一六六』『伊六七』
(海大Ⅵ型a)『伊一六八』『伊一六九』『伊七十』『伊一七一』(旧:伊七一潜)『伊一七二』(旧:伊七二潜)『伊七三』
(海大Ⅵ型b)『伊一七四』(旧:伊七四潜)『伊一七五』(旧:伊七五潜)
(海大Ⅶ型)『伊一七六』『伊一七七』『伊一七八』『伊一七九』『伊一八〇』『伊一八一』『伊一八二』『伊一八三』『伊一八四』『伊一八五』
(潜高型)『伊二〇一』『伊二〇二』『伊二〇三』『伊二〇四』『伊二〇五』『伊二〇六』『伊二〇七』『伊二〇八』
(丁型;輸送潜水艦)『伊三六一』『伊三六二』『伊三六三』『伊三六四』『伊三六五』『伊三六六』『伊三六七』『伊三六八』『伊三六九』『伊三七〇』『伊三七一』『伊三七二』
(丁型改)『伊三七三』『伊三七四』
(潜補型;補給潜水艦)『伊三五一』
(特型)『伊四〇〇』『伊四〇一』『伊四〇二』『伊四〇四』
『伊五〇一』(旧:独(ⅨC型)『U-181』)
『伊五〇二』(旧:独(ⅨC型)『U-862』)
『伊五〇三』(旧:伊潜水艦『コマンダンテ カッペリーニ』→ 独潜水艦『UIT-24』)
『伊五〇四』(旧:伊潜水艦『ルイジ・トレーリ』→ 独潜水艦『UIT-25』)
『伊五〇五』(旧:独(ⅩB型)『U-219』)
『伊五〇六』(旧:独(ⅨD/1型)『U-195』)
(海中Ⅲ型)『呂十七』『呂十八』『呂十九』『呂二五』
上記以外の6隻は1933年~1935年に除籍
(海中Ⅳ型)『呂二六』『呂二七』『呂二八』
(特中型(海中Ⅴ型))『呂二九』『呂三十』『呂三一』『呂三二』
(LⅠ型)『呂五一』
同型艦『呂五二』(旧:第二六号潜)は1932年(昭和7年)に除籍
(LⅡ型)『呂五三』『呂五四』『呂五五』『呂五六』
(LⅢ型)『呂五七』『呂五八』『呂五九』
(LⅣ型)『呂六十』『呂六一』『呂六二』『呂六三』『呂六四』『呂六五』『呂六六』『呂六七』『呂六八』
(海中Ⅵ型)『呂三三』『呂三四』
(潜中型)『呂三五』『呂三六』『呂三七』『呂三八』『呂三九』『呂四十』『呂四一』『呂四二』『呂四三』『呂四四』『呂四五』『呂四六』『呂四七』『呂四八』『呂四九』『呂五十』『呂五五』(二代目)『呂五六』(二代目)
(潜小型)『呂一〇〇』『呂一〇一』『呂一〇二』『呂一〇三』『呂一〇四』『呂一〇五』『呂一〇六』『呂一〇七』『呂一〇八』『呂一〇九』『呂一一〇』『呂一一一』『呂一一二』『呂一一三』『呂一一四』『呂一一五』『呂一一六』『呂一一七』
『呂五〇〇』(旧:独(ⅨC型)『U-511』)
『呂五〇一』(旧:独(ⅨC40型)『U-1224』)
(潜高小型)『波二〇一』『波二〇二』『波二〇三』『波二〇四』『波二〇五』『波二〇六』※『波二〇七』『波二〇八』『波二〇九』『波二一〇』『波二一一』※『波二一二』※『波二一三』※『波二一四』※『波二一五』※『波二一六』『波二一七』※『波二一八』※『波二一九』※『波二二〇』※『波二二一』※『波二二二』※『波二二三』※『波二二四』※『波二二五』※『波二二六』※『波二二七』※『波二二八』※『波二二九』※『波二三〇』※『波二三一』※『波二三二』※『波二三三』※『波二三四』※『波二三五』※『波二三六』※『波二三七』※『波二三八』※『波二三九』※『波二四〇』※『波二四六』※『波二四七』※
(潜輸小)『波一〇一』『波一〇二』『波一〇三』『波一〇四』『波一〇五』『波一〇六』『波一〇七』『波一〇八』『波一〇九』『波一一〇』※『波一一一』『波一一二』※
『第七一号艦』(実験艦)

●潜水母艦

{『駒橋
(迅鯨型)『迅鯨』『長鯨
『大鯨』

●特設潜水母艦

『平安丸』
『日枝丸』
『靖国丸』
『さんとす丸』
『筑紫丸』
『名古屋丸』
『りおでじゃねいろ丸』

●給糧艦

『間宮』
『伊良湖』

『野埼』(旧雑役船『南海』)
(杵埼型)『杵埼』『早埼』『白埼』『荒埼』
『鞍埼』

(以下,追加予定)

 【参考ページ】
http://www.jyai.net/military/parts_ship/list.htm

ブラウザ・ゲーム板,2013/07/07(日)
青文字:加筆改修部分


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