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◆◆◆インド海軍 Indiai Légierő
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「an Arms Watcher」◆(2010/06/25) インド海軍向けフリゲイト艦 ロシアの造船所で進水
「an Arms Watcher」◆(2010/08/23) ロシア,今秋インドに原潜をリース
「An Arms Watcher」◆(2011/07/14)ロシア,インドの潜水艦増強に入札か
「An Arms Watcher」◆(2011/08/05)露大手航空機メーカー,インド向けに戦闘機生産開始 -空母保有に向けて
「Defense News」◆(2012/09/27)India Developing New AESA Radar for Light Combat Aircraft
「Defence News」◆(2013/03/08) Indian Navy To Be Without Carrier Until December
「dragoner.ねっと」◆(2012/06/07)インド海軍艦艇公開レポート
「FLOT.com」◆(2011/04/14)Россия
передаст Индии "Нерпу"
до октября
ロシアは10月までに,インドに原潜「Nerpaをリース
Indian Navy(英語)
「Military Technology」◆(2013/05/23) Indian Navy demonstrates ship-based Brahmos missile capability
「Military Technology」◆(2013/08/13) Indian Navy launches first Vikrant-class aircraft carrier
「Novosti」◆(2010/10/11) Russia to hand over Nerpa nuclear sub to India in March 2011
「OSINTSUM」:インド海軍のミゼット潜水艦(SSm)の取得動向関連
「OSINTSUM」:(2010年1月12日)インド海軍の航空母艦(IAC),原子力潜水艦(SSN)関連事象
「Times of India」◆(2013/05/15) Indian Navy to strengthen defences in Andamans - Video
「Times of India」◆(2013/05/15) Navy inducts Poseidon-8I to tighten coastal security
「VOR」◆(2012/01/13)「ニェルパ(あざらし)」が「チャクラ」に改名 露原潜を印がリース
「VOR」◆(2012/03/27)ロシア,インドに最新型潜水艦の建造を提案
「VOR」◆(2013/06/29) ロシア インドにTrikandフリゲート艦を引き渡す
「週刊オブイェクト」:インド初の国産原子力潜水艦「アリハント」
「大艦巨砲主義!」◆(2013/08/04) インド元海軍少将「我々はインド洋上の原子力潜水艦と空母を強化すれば中国経済をまひさせられる」
「地政学を英国で学ぶ」◆(2010/02/01)グワダル港の地政学:インド海軍からの視点
「地政学を英国で学ぶ」◆(2010/03/15)カプランの講演の内容
>インド洋をめぐる地政学
「東京の郊外より・・・」◆(2013-08-09) インド国産空母は大幅遅れ
「六課」:インド首相とロシア大統領は空母「ヴィクラマーディティヤ」問題について話し合う
「六課」:原潜「ネルパ」のインド人乗員は,2009年9月中旬に試験へと参加する
「六課」◆(2010/2/2)原潜「ネルパ」は,今年5月までにインドへ貸与される
「六課」◆(2010/03/17)インド海軍将兵は,原潜「ネルパ」試験の為,ロシアへ到着する
「六課」◆(2011/12/31)原潜「ネルパ」のインドへの引き渡し日時は,まだ決まっていない
「六課」◆(2011/12/29)ロシアは,原潜「ネルパ」をインドへ引き渡す準備を整えている
「六課」◆(2012/01/13)原子力潜水艦「ネルパ」は1月末までにインドへ引き渡される
「六課」◆(2012/1/20)原子力潜水艦「ネルパ」は1月23日にインドへ引き渡される
「六課」◆(2012/1/23)原子力潜水艦「ネルパ」改め「チャクラ」はインド海軍に引き渡された
「六課」◆(2012/01/29)2012年の艦船修理工場「ネルパ」への国家発注は大幅に増加する
「六課」◆(2012/01/30)原子力潜水艦「ネルパ」改め「チャクラ」は2月10日に出港する
「六課」◆(2012/02/21)原子力潜水艦「ネルパ」改め「チャクラ」は3月末にインドへ到着する
「六課」◆(2012/02/25)原潜「チャクラ」(ネルパ)は既に出港している
「六課」◆(2012/03/01)空母ヴィクラマーディティヤは予定通りに納入される
新「六課」◆(2012/03/06)空母ヴィクラマーディティヤは2012年12月4日にインド海軍へ引き渡される
新「六課」◆(2012/03/14)空母ヴィクラマーディティヤの艦内作業は無休で進められた
新「六課」◆(2012/03/21)ロシアは空母ヴィクラマーディティヤを12月に納入する
新「六課」◆(2012/03/28)ロシアはインドに対し最新AIP装備の潜水艦アムール-1650を建造する用意がある
新「六課」◆(2012/03/31)原潜チャクラ(ネルパ)は4月4日にインド海軍へ就役する
新「六課」◆(2012/03/31)ロシアは,2012年にフリゲート2隻と空母1隻をインドへ納入する
新「六課」◆(2012/04/02)ルビーン設計局はインド向けの潜水艦アムール-1650にブラーモスを装備する用意がある
新「六課」◆(2012/04/04)原潜ネルパ改めチャクラはインド海軍に就役した
新「六課」◆(2012/04/04)原潜ネルパはインド海軍へ就役した
新「六課」◆(2012/04/05)インド,2隻目のアクラ級原潜をリース?
新「六課」◆(2012/04/07)原潜チャクラ(ネルパ)は10億ドルで10年間リースされる
新「六課」◆(2012/04/07)インド空母ヴィクラマーディティヤの出航準備は進められる
新「六課」◆(2012/04/10)空母ヴィクラマーディティヤは消磁作業を行なう
新「六課」◆(2012/05/19)ヤンターリ造船所は2012年にインド海軍用の新たなタルワー級フリゲート3隻を起工する
新「六課」◆(2012/05/22) インド空母ヴィクラマーディティヤの最初の航海試験は延期されるかもしれない
新「六課」◆(2012/05/24) インド空母ヴィクラマーディティヤの最初の航海試験は嵐の為に延期されるかもしれない
新「六課」◆(2012/06/06) インド空母ヴィクラマーディティヤは6月8日に出港する
新「六課」◆(2012/06/08) インド空母ヴィクラマーディティヤは航海試験の為に出航した
新「六課」◆(2012/06/28) インド空母ヴィクラマーディティヤ,セヴェロモルスク入港(2012年6月26日)
新「六課」◆(2012/07/01) セヴェロモルスクのインド空母ヴィクラマーディティヤ(2012年6月30日)
新「六課」◆(2012/06/22) インド空母ヴィクラマーディティヤの最初の航海試験は成功裏に完了する
新「六課」◆(2012/07/17) インド空母ヴィクラマーディティヤの第2段階航海試験が実施された
新「六課」◆(2012/07/23) インド空母ヴィクラマーディティヤはロシア海軍記念日観艦式に参加する
新「六課」◆(2012/07/24) 艦上戦闘機MiG-29KUBは空母ヴィクラマーディティヤへタッチアンドゴーを行なった
新「六課」◆(2012/07/29) 艦上戦闘機MiG-29KUBはインド空母ヴィクラマーディティヤへ初着艦した
新「六課」◆(2012/09/17) 空母ヴィクラマーディティヤ,引渡し延期?
新「六課」◆(2012/09/18) 空母ヴィクラマーディティヤは23ノットでセヴェロドヴィンスクへ向かっている
新「六課」◆(2012/09/21) 空母ヴィクラマーディティヤに使われている外国製品に問題が生じた
新「六課」◆(2012/09/23) 空母ヴィクラマーディティヤはセヴェロドヴィンスクへ戻った
新「六課」◆(2012/09/24) 空母ヴィクラマーディティヤ,セヴェロドヴィンスク入港(2012年9月23日)
新「六課」◆(2012/09/30) 中国はロシアへの耐火レンガ輸出を否定した
新「六課」◆(2012/10/03) 空母ヴィクラマーディティヤの修理には3ヶ月以上掛からない
新「六課」◆(2012/10/09) インドは空母ヴィクラマーディティヤ納入遅延に関し,ロシアへ違約金を科すかもしれない
新「六課」◆(2012/10/10) インドは空母ヴィクラマーディティヤ引渡し延期の違約金を請求しない
新「六課」◆(2012/10/10) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年10-12月にインドへ引き渡される
新「六課」◆(2012/10/30) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年末にインドへ引き渡される
「六課」ACS◆(2012/11/24) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年7月3日から再び航海試験を開始する
「六課」ACS◆(2012/12/04) ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2012」は終了した
「六課」ACS◆(2012/12/07) インドは空母ヴィクラマーディティヤのボイラーへのアスベスト使用に同意した
「六課」ACS◆(2012/12/09) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年初夏に航海試験を再開する
「六課」ACS◆(2012/12/29) 原子力潜水艦チャクラ(ネルパ)はコンポーネントを交換する
「六課」ACS◆(2013/01/23) 空母ヴィクラマーディティヤの航海試験準備は2月1日より始まる
「六課」ACS◆(2013/01/27) 空母ヴィクラマーディティヤの試験は5月に再開される
「六課」ACS◆(2013/02/02) 空母ヴィクラマーディティヤの修理は完了した
「六課」ACS◆(2013/02/07) 空母ヴィクラマーディティヤは今年夏に航海試験を開始する
「六課」ACS◆(2013/02/08) ロシアはインドの空母建造を支援する用意がある
「六課」ACS◆(2013/03/14) アクラ級原潜イルビスはインドへリースされるかもしれない
「六課」ACS◆(2013/08/18) インドはロシア海軍のキロ級潜水艦をリースするかもしれない
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/7/13) インド海軍はロシア海軍との合同演習インドラ-2014を実施する為にウラジオストクへ行く
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/7/14) インド海軍艦船部隊はウラジオストクへ入港した
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/7/15) ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2014」の開始式典が開催された
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/7/17) ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2014」の活動段階が始まる
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/7/18) ロシア-インド海軍合同演習「インドラ-2014」2日目
●空母ヴィクラマーディティヤ
「六課」◆(2010/01/18)インドは,艦上戦闘機MiG-29Kを29機追加購入する
「六課」◆(2010/1/22)"Google Earth"で見るアドミラル・ゴルシコフ/ヴィクラマーディティヤの変遷
「六課」◆(2010/1/23)空母「ヴィクラマーディティヤ」は70パーセント完成している
「六課」◆(2010年02月13日)インドは,艦上戦闘機MiG-29Kの追加バッチを購入する
「六課」◆(2012/11/10) 空母ヴィクラマーディティヤ,2013年6月に引き渡し?
「六課」◆(2012/11/24) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年7月3日から再び航海試験を開始する
「六課」◆(2011/12/17)空母「ヴィクラマーディティヤ」は2012年末までにインドへ引き渡される
「六課」◆(2011/12/21)空母「ヴィクラマーディティヤ」の為の艦上戦闘機MiG-29K/KUBの納入は2011年末までに完了する
「六課」◆(2011/12/22)インド空母「ヴィクラマーディティヤ」の最初の海上公試は2012年5月25日に予定されている
「六課」◆(2012/01/11)インド向け艦上戦闘機MiG-29K/KUB第2バッチの納入は今年(2012年)から始まる
「六課」◆(2012/01/17)インド空母「ヴィクラマーディティヤ」の海洋試験は2012年5月末に予定されている
「六課」◆(2012/01/18)インド空母「ヴィクラマーディティヤ」は2012年12月に納入される
「六課」ACS◆(2013/03/08) 空母ヴィクラマーディティヤの艦長室及び司令官室はグレードアップされる
「六課」ACS◆(2013/03/27) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年4月下旬にドック入りする
「六課」ACS◆(2013/03/28) インドは空母ヴィクラマーディティヤに関する違約金の支払いを求めていない
「六課」ACS◆(2013/03/28) 空母ヴィクラマーディティヤのインド人乗員は航海試験中に訓練を行なう
「六課」ACS◆(2013/03/28) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年9月30日に航海試験を完了し11月15日にインドへ引き渡される
「六課」ACS◆(2013/03/28) 空母ヴィクラマーディティヤは4月下旬から5月までドック入りする
「六課」ACS◆(2013/03/29) 空母ヴィクラマーディティヤはロシア造船業の空母建造経験の回復に役立った
「六課」ACS◆(2013/02/23) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年11月にインドへ引き渡される
「六課」ACS◆(2013/04/25) 空母ヴィクラマーディティヤは屋外ドックへ入渠した
「六課」ACS◆(2013/05/08) 空母ヴィクラマーディティヤの最後の修理作業が始まった
「六課」ACS◆(2013/05/12) 空母ヴィクラマーディティヤMiG-29K飛行隊は正式に実戦配備へ就いた
「六課」ACS◆(2013/06/05) 空母ヴィクラマーディティヤはボイラー修理を完了した
「六課」ACS◆(2013/06/25) 空母ヴィクラマーディティヤは屋外ドックから出渠した
「六課」ACS◆(2013/07/03) インド空母ヴィクラマーディティヤは航海試験へ出発する
「六課」ACS◆(2013/07/07) インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で航海試験を始めた
「六課」ACS◆(2013/07/12) インド空母ヴィクラマーディティヤは白海で各種機器を点検する
「六課」ACS◆(2013/07/29) インド空母ヴィクラマーディティヤは最大速力32ノットを達成した
「六課」ACS◆(2013/07/30) インド空母ヴィクラマーディティヤは29ノット以上を出した
「六課」ACS◆(2013/08/03) インド空母ヴィクラマーディティヤはバレンツ海で飛行試験を行なう
「六課」ACS◆(2013/08/06) 空母ヴィクラマーディティヤは就役後3年間は対空ミサイルを装備しない
「六課」ACS◆(2013/08/06) 空母ヴィクラマーディティヤから艦上戦闘機Su-33とMiG-29KUB/MiG-29Kのフライトが実施される
「六課」ACS◆(2013/08/09) 空母ヴィクラマーディティヤはインド海軍で30-40年就役するかもしれない
「六課」ACS◆(2013/08/28) 空母ヴィクラマーディティヤの夜間着艦試験は成功した
「六課」ACS◆(2013/09/14) インド空母ヴィクラマーディティヤの海洋試験はスケジュール通りに進んでいる
「六課」ACS◆(2013/09/22) インド空母ヴィクラマーディティヤは全ての海上試験を成功裏に終えてセヴェロドヴィンスクへ戻った
「六課」ACS◆(2013/09/25) 空母ヴィクラマーディティヤは2014年2月にインドへ到着する
「六課」ACS◆(2013/10/07) インド国防相は11月15日の空母ヴィクラマーディティヤ引渡し式典へ招待された
「六課」ACS◆(2013/10/14) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年11月30日にインドへ向けて出港する
「六課」ACS◆(2013/10/21) 空母ヴィクラマーディティヤのインド人乗員の編成が完了した
「六課」ACS◆(2013/10/24) 空母ヴィクラマーディティヤは2013年11月16日にインド海軍へ引き渡される
「六課」ACS◆(2013/11/04) 空母ヴィクラマーディティヤのインド人パイロットはロシアで訓練を行なう
「六課」ACS◆(2013/11/14) 空母ヴィクラマーディティヤは土曜日(2013年11月16日)に引き渡される
「六課」ACS◆(2013/11/16) 重航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフ改め航空母艦ヴィクラマーディティヤはインド海軍へ引き渡された
「六課」ACS◆(2013/11/22) 空母ヴィクラマーディティヤはインドへの移動準備を進める
「六課」ACS◆(2013/11/26) R33ヴィクラマーディティヤはインドへ向けて出発した
「六課」ACS◆(2013/11/26) セヴマシュは空母ヴィクラマーディティヤの20-40年のアフターサービスを提供する
「六課」ACS◆(2013/11/27) 空母ヴィクラマーディティヤはセヴマシュとセヴェロドヴィンスクに別れを告げた
「六課」ACS◆(2013/11/29) 空母ヴィクラマーディティヤにロシア軍人は乗っていない
「六課」ACS◆(2013/12/02) 空母ヴィクラマーディティヤは白海を抜錨し,ムルマンスクへ向かった
「六課」ACS◆(2013/12/03) 空母ヴィクラマーディティヤはバレンツ海で天候の回復を待つ
「六課」ACS◆(2013/12/05) 空母ヴィクラマーディティヤはムルマンスク沖に投錨した
「六課」ACS◆(2013/12/09) 空母ヴィクラマーディティヤはコラ湾を抜錨し,新たな祖国へと向かった
「六課」ACS◆(2013/12/16) 空母ヴィクラマーディティヤはリスボンに居る
「六課」ACS◆(2013/12/27) 空母ヴィクラマーディティヤの為にバラク-1艦対空ミサイルが購入される
「六課」ACS◆(2014/01/05) 空母ヴィクラマーディティヤ,アラビア海に到着
「六課」ACS◆(2014/01/08) 空母ヴィクラマーディティヤ(旧アドミラル・ゴルシコフ)は新たなる祖国インドへ到着した
「六課」ACS◆(2014/01/14) ロシア人専門技術者は空母ヴィクラマーディティヤより去る
「六課」ACS◆(2014/01/22) 空母ヴィクラマーディティヤ航空隊のインド人パイロットはロシアでの研修を終えてインドへ戻ってきた
「六課」ACS◆(2014/02/13) インドは空母ヴィクラマーディティヤのアフターサービス期間を40年にする事を望む
「六課」ACS◆(2014/03/12) 空母ヴィクラマーディティヤのアフターサービス契約は2014年5月に締結される
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/6/3) インド空母ヴィクラマーディティヤのアフターサービス契約が締結される
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/6/9) インド空母ヴィクラマーディティヤの為の予備パーツがロシアから届けられる
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/8/24) ロシアの造船所の技術者はインド空母ヴィクラマーディティヤの舵を修理した
「ロシア海軍情報管理局」◆(2014/12/7) インド空母ヴィクラマーディティヤ近影(2014年12月4日)
【質問】
インドの海上戦略の変遷について教えて下さい.
60から80年代にかけては,反米路線を取っていた時期もありましたし,何よりソ中冷戦の中にあって,パキスタン海軍とも対峙しなければなりませんでした.
現在では若干,外交関係の改善が行われていますが,中国海軍がミャンマー,パキスタンを使ったインド洋進出を図り,またアメリカ海軍もディエゴガルシアを基点に,中東戦略の一環としてインド洋を重視し始めています.
果たしてインド海軍は過去から未来に向かってどう変わろうとしているのでしょうか?
【回答】
一言でいえば,「より外洋を目指した海洋海軍の建設」ということになると思います.
インド海軍は1950年代から艦艇の整備を行ってきましたが,独自で艦艇を建造する能力に乏しく,旧宗主国であるイギリスから購入した艦艇で小規模な艦隊を編成していました.
インド海軍が本格的な整備の途についたのは第2次印パ戦争(65~66年)以降のことです.
特に第3次印パ戦争(71年)において機動艦隊による海上優勢と航空優勢の確保に成功したことで,空母を中心とした機動艦隊を整備することを強く意識するようになり,イギリスとソ連から購入した艦艇で小規模ながら艦隊を整備し,維持してきました.
しかし,空母の維持には非常にコストがかかりますが,経済規模が小さかったインドでは慢性的な経済難から近年まで海軍には十分な予算が回されませんでした.
原子力潜水艦のリースなどソ連との関係を強めていたインド海軍ですが,ソ連崩壊後ヨーロッパ諸国からも協力を仰ぐことになっていきます.
近年の経済規模の拡大に伴い停滞していた海軍力整備にようやく力を入れられるようになり,ロシアからの空母「ゴルシコフ」の購入,イタリアの会社の設計によるADSと呼ばれる空母の建造など,海洋海軍の建設をより強く志向するようになってきました.
インド海軍は,これらの艦艇によりインド洋における制海権を確保することで,パキスタンを押さえ込み,また南シナ海に進出著しい中国海軍を牽制することが十分可能になります.
ペースはやや遅いものの,空母機動艦隊を中心とした強化されつつある海軍力でインド洋をコントロールすることが,今後の至上命題になるでしょう.
名無し軍曹◆Sgt/Z4fqbE
【質問】
インド海軍はシーレーン防衛のためには,どのような方策を打ち出しているのか?
【回答】
2007/12/21,インド海軍のGCC(ペルシャ湾岸諸国協力会議)担当駐在武官スレシュ大佐(在マスカット)は,GCC加盟国との間で行なう統合演習への参加準備が整った明らかにしました.
(「いつでもどこへでも出動できます」と言っています)
〔略〕
オマーン海に望むフジャイラ港は,艦艇の停泊に適し,ホルムズ海峡での航行を避けうる地理的条件を持っています.
世界一の船舶給油拠点でもあります.
GCCは,産油国であるサウジ,バーレーン,カタール,クウェート,オマーン,UAEから成り立っています.
インドとシナはGCCが生産する原油の二大顧客です.
インド海軍によるこの地への艦艇訪問は,この三年で四十回以上に及んでいます.
これは,西アジア諸国とインドの軍事関係が急速に発展していることを示す証左ですね.
インド政府高官は
「世界最大の給油拠点であるフジャイラ港に,わが海軍の十一隻の艦艇が訪問している.
これらの訪問は,何世紀もの間,インドがこの地域で維持した海のつながりを,湾岸諸国が再確認するという歓迎すべき出来事である」
と述べています.
「原油ルートの安全を確保するシーレーン問題が国益の筆頭に上げられているが,ルートを確実に確保する責任はこれまで湾岸諸国の肩に載せられてきた」
とスレシュ大佐は述べています.
インドのみならずわが国にとっても,ホルムズ海峡のみならず紅海とアラビア海の接点に当たるマンダブ海峡は,タンカーが必ず経由する地であるだけに特別重要であるといえます.
インドはシーレーン確保のために動き始めています.
湾岸諸国との連携を深化・強化し,インド洋の安定に対する脅威に立ち向かう姿勢を明らかにし,兵器の質・量の向上を図っています.
〔略〕
⇒インド洋にわが海自部隊が参加する意義については,各方面でいろいろ言われていますが,
「対テロ戦争参加を通じて湾岸諸国をテロの脅威から護る姿勢を示すことが,わがシーレーンひいてはエネルギー確保に直結する」
という視点は極めて重要ですね.
【質問】
スレーシュ・メーフタ提督について教えられたし.
【回答】
インド海軍参謀総長スレーシュ・メーフタ大将は1947年8月18日生まれ.
〔略〕
前ロシア海軍総司令官ウラジーミル・マソリン提督と同年同月生まれです.
国防軍士官学校(NDA)卒業後,1967年7月に海軍へ任官.
空母ヴィクラントのシーホーク艦上戦闘機のパイロットとなりました.
空母艦載機パイロット(アヴィエイター)出身の提督です.
2006年10月31日,インド海軍参謀総長に任命されました.
Морские Силы~ロシア・ソ連海軍~
2007/12/5(水) 午後 5:05
【質問】
インドの空母は何の為にあるのですか?
ハリアーを運用する空母と,ロシア製の正規空母にミグ29のせると聞きましたが,あの国にそんなたいそうなものがいるのでしょうか?
【回答】
インドが空母保有にこだわるのは,印パ戦争の戦訓によるものです.
1971年12月に生起した第三次インド・パキスタン戦争において,インド海軍は保有していた空母ヴィクラントをベンガル湾に派遣.
パキスタン空軍が保有していた,東パキスタンでジェット機が唯一発進出来たチッタゴン飛行場を空襲して,制空権を確保しました.
この結果,インド海軍はパキスタンの海上封鎖に成功しています.
また,この戦争ではインド側の動きをけん制するため,アメリカは空母エンタープライズを中心とする機動部隊をインド洋に派遣しており,これもまたインドに空母保有の重要性を認識させることになっています.
名無し軍曹 ◆Sgt/Z4fqbE :軍事板,2006/02/23(木)
青文字:加筆改修部分
【質問】
「ヴィクラント」艦載戦闘機のF-35案について教えてください.
【回答】
米ロッキード・マーティン社は,インド海軍が2015年に取得予定の国産空母の艦載機に,F-35BまたはF-35Cを提示しました.
Indian Navy Fighter RFI:Lockeed To Respond
With Both F-35B & C:Live Fist
インド海軍は国産空母「ヴィクラント」を,2015年し取得します.
「ヴィクラント」はヒンズー語で「勝利」を意味し,アレスティング・ワイヤーを備えたアングルド・デッキがX字型になっているという,ユニークな形になります.
ヴィクラント-Wikipedia
MiG-29Kの艦載をも想定してアレスティング・ワイヤーを備えていますが,MiG-29K以外にもF-35を配備するのかも知れません.
確かに不安はあるとはいえ,F-35はステルス性能を備えた第5世代戦闘機であり,提示してみるのも手だと思ったのでしょう.
ただ,開発遅延が目立つF-35を,果たしてインド海軍は待つでしょうか?
今も深い繋がりがある宗主国イギリスの働きかけがあれば,選定の可能性も十分ありえるでしょう.
バルセロニスタの一人 in mixi,2010年06月30日20:13
【質問】
「アドミラル・ゴルシコフ」がインドに売却されるまでの経緯は?
【回答】
1995年7月に現役を去ったアドミラル・ゴルシコフは,他の同型艦のようにスクラップとして売られる事は無かった.
1990年代前半に修理していた事もあって状態は良好であり,艦齢も比較的若かったため,ロシアは本艦をインドに売却する事を望み,何度もインドと交渉を行った.
むろん,このままの状態では有効な戦力にならないので,キエフ級の特徴である甲板上に有るミサイル等の兵装を全て撤去し,全通甲板を持つ「正規空母」への改造が提案された.
1998年には,
「艦そのものは無償でインドに譲渡し,全通甲板空母への改造費用と搭載機MIG-29K改等の代金だけ支払う」
という内容で仮契約に漕ぎ付けたのだが,この改造費用を幾らにするかで両国の溝は埋まらず,以後もたびたび交渉が行われた.
21世紀初頭になっても交渉は妥結せず,痺れを切らしたロシア海軍高官が
「インドが買わないのなら,ロシア海軍用に改造する」
などと発言した事も有ったが,これはインドに対するハッタリであった.
インドは,独自に西側の協力を得て国産空母(ADS)を建造する計画を立てていたが,計画は遅延に遅延を重ね,インド唯一の現役空母ヴィラートの退役までに就航する見込みは極めて薄くなった.
そうなると,呑気にダラダラと交渉している余裕も無くなり,インドは,「ストップギャップ」としてゴルシコフの購入を決断せざるを得なくなった.
2004年1月,改造費用及び艦載機の代金の合計は約15億ドルにする事で両国が合意(というか妥協)し,デリーでインド・ロシア両国防相が本契約に調印した.
これを受け,既にセヴェロドヴィンスク市に回航されていた旧ゴルシコフは,同市のセヴマシュ・プレドプリャーチェ(北方機械建造会社)において改造工事が始められた.
まだ工事中の2005年3月10日,インドへの引渡し式が行われ,同艦はインド軍艦ヴィクラマーディティヤ(INS
Vikramaditya)となった.
改造工事は2009年に完了予定とされている.
なお,本艦の引渡しの時期ですが,当ブログでも取り上げているように,当初は2010年まで延びたと報じられましたが,数日後,インド海軍当局によって否定されました.
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/18310509.html
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/18582204.html
ちなみに,ヴィクラマーディティヤ(Vikramaditya)の由来は,
http://www.pandaemonium.net/rdb/menu/file/2794.html
によれば,
「ヴィクラマーディティヤの名は,グプタ王朝チャンドラグプタ二世(註1)をはじめとする諸王が号し,伝説が,彼ら諸王の実際の業績と混同されるようにさえなった.
伝説では,調伏されたはずのアスラ(註2)が蛮族として地上に再生したおり,神々の要請によってシヴァ神(註3)が,ウッジャイニー王マヘーントラーディティヤの息子として降臨したのがヴィクラマーディティヤであるとされる.」
註1:グプタ朝王第三代の王.在位376~414年頃.領土を広げて最盛期を迎えた.中国文献は「超日王」と記した.
註2:インド神話における神敵
註3:インド神話における破壊と癒しの神
Морские Силы~ロシア・ソ連海軍~
2007/5/14(月) 午後 7:35
ただし,
Indian Carrier Costs Threaten Russian Arms
Sales
(ストラテジー・ページ)インド海軍の,ロシアの中古空母購入計画に問題発生
October 12, 2007
という記事によれば,予算が大きく超過する問題が発生しているという.
以下引用.
インド海軍は2004年にロシアと契約を結んで,ロシアが1987年に配備して1996年に財政的理由で退役にした空母,Admiral Gorshkovを改修して購入する契約を結んだ.
この契約は$1.5B(1700億円)にのぼり,空母の補修改善($700M)と航空機や弾薬,機材などの購入($800M)をあわせたものである.空母の引渡しは2008年が予定されていた.
しかしSevmash造船所での改修工事は当初のプロジェクト予算を大きくオーバーしていて,昨年時点では$1.1B以上(157%)とされ,最近では$2B(285%)といっていて,当初の見積もりに誤りのあったことが指摘されている.
インドは年間$10B規模のロシア製軍備を購入する顧客であるので,ロシアに善処を求めている.
インドとの契約を交渉した当時のボスは解雇され,犯罪捜査が行なわれている.
造船所はこの問題の為に新規プロジェクト(オフショア・リグなどの新規分野)に着手できず困難に陥っている.
【質問】
アドミラル・ゴルシコフからヴィクラマーディティヤへの改装の中身は?
【回答】
キエフ級4番艦アドミラル・ゴルシコフの正規空母への改造は,ロシアでは「プロジェクト11430」と呼ばれている.
アドミラル・ゴルシコフ(旧バクー)は,甲板上に各種のミサイルや兵装が並べられていたが,11430改造により,これらの兵装は全て撤去され,全通飛行甲板を持つ「正規空母」に変身する.
艦首には,ロシア海軍のアドミラル・クズネツォフのような14度のスキージャンプ勾配が設けられ,発着艦もクズネツォフ同様のSTOBAR(Short
Take Off, But Arrested Recovery)方式を採用する.
旧バクー時代に装備されていた艦橋のフェイズド・アレイ・レーダー「マルス・パッサート」及び艦首ソナー「ポリノム」も撤去される.
代わって艦橋上には,大型3次元レーダー「ポドベレゾヴィク」(フラットスクリーン)が装備され,補助用としてフレガートMA(トッププレート)が搭載される.
大型レーダー「ポドベレゾヴィク」は,ロシア海軍黒海艦隊所属の大型対潜艦「ケルチ」でテストされたもので,実用型はヴィクラマーディティヤが最初の搭載艦となる.
改造後の兵装は,近接防御用複合体「カシュターン」(CADS-N-1)6基のみとなるようである.
(当初は,この他に,オーニクス超音速対艦ミサイルのインド版「ブラモス」を搭載すると言われていた)
プロジェクト11430の機関は,旧バクー時代と同様の蒸気タービンだが,ボイラーは,サンクトペテルブルク市のバルチースキィ・ザヴォートで製造された新型に換装される.
この新型ボイラーはKVG-ZD(KVG-2M-GM)と呼ばれ,軽油を使えるのが最大の特徴である.
以前のボイラーは重油専焼であり,ガスタービン艦やディーゼル艦とは違う燃料を用意する必要が有ったが,軽油を使えるようにする事で,ガスタービン艦及びディーゼル艦と燃料を共用出来るメリットが有る.
艦載機は,バクー/アドミラル・ゴルシコフ時代には,Yak-38M艦上VSTOL襲撃機,Ka-27対潜ヘリコプターなどを搭載していたが,11430改造により,MIG-29K(9-41)艦上戦闘機,Ka-28対潜ヘリコプター,Ka-31早期警戒ヘリコプター等を合計36機搭載する.
この他にも,現在,インド海軍で運用されているシーハリアー(FRS
Mk.51)や,インドが開発中の国産軽戦闘機LCAテジャスの艦載機型などが搭載されるかもしれない.
Морские Силы~ロシア・ソ連海軍~
2007/5/23(水) 午後 7:35
▼インド海軍参謀総長は,ロシアでMiG-29Kの組立作業を視察する
モスクワ,3月13日(RIAノーボスチ)
>改装を終えた後,ゴルシコフは30年間の耐航性を有すると予想される.
というわけで,この記事によると,〔略〕 改装終了後のヴィクラマーディティヤは,30年間の寿命を有するようです.
つまり,2040年頃まで使えるという事です.
Небесный бытьネベスニィ・ビィチ~ロシア・ソ連海軍~
2008/3/14(金) 午前 11:35
▲
【関連リンク】
「ロシア・ソ連海軍」:インド空母「ヴィクラマーディティヤ」進水
「ロシア・ソ連海軍」:インド空母「ヴィクラマーディティヤ」進水(2008年11月~12月4日)
「ロシア・ソ連海軍」:インド代表団は,空母「ヴィクラマーディティヤ」改装費用についての交渉を妥結させる為,モスクワを訪問する
「ロシア・ソ連海軍」:空母「ヴィクラマーディティヤ」近影(2008年11月)
「ロシア・ソ連海軍」:"Google Earth"で真上から見たインド空母「ヴィクラマーディティヤ」
「ロシア・ソ連海軍」:インド空母「ヴィクラマーディティヤ」最新情報
「ロシア・ソ連海軍」:空母ヴィクラマーディティヤ近影(2008年2月26日)
「ロシア・ソ連海軍」:空母ヴィクラマーディティヤ,ドック入り(2005年11月30日)・その1
「ロシア・ソ連海軍」:空母ヴィクラマーディティヤ,ドック入り(2005年11月30日)・その2
「ロシア・ソ連海軍」:空母ヴィクラマーディティヤ,ドック入り(2005年11月30日)・その3
「六課」:インド空母ヴィクラマーディティヤ近影(2009年1月17日)
「六課」:インド空母ヴィクラマーディティヤ近影(2009年4月12~13日)
「六課」;インド空母「ヴィクラマーディティヤ」の再艤装は開始される
「六課」:ロシアは空母「ヴィクラマーディティヤ」の費用の減額に同意する
「六課」:インドは,空母ヴィクラマーディティヤの為に1億200万ドルを追加支出する
「追い証が発生しました」
「六課」:インドは,空母ヴィクラマーディティヤの為に1億2000万ドルを追加支出する(続)
【質問】
ヴィクラマーディティヤへの改装工事の遅れの原因は?
【回答】
イタル・タス通信報道によれば,新しく敷設されるケーブルの量をロシア側が過小評価していたため,工事が遅れているとか,共同作業の困難のせいで遅れているとか言われている.
まあ,計画の遅延や狂いは兵器にはつきもの.
遅れを否定する情報もあって,その辺はまだ不明確.
セヴマシュ・プレドプリャーチェは,空母ヴィクラマーディティヤの乾ドックからの進水を,年末に予定する
モスクワ,2007年8月3日(イタル・タス)
「セヴマシュ・プレドプリャーチェは,航空母艦ヴィクラマーディティヤの乾ドックからの進水を,年末に予定している」
現在,インド航空母艦となる航空巡洋艦アドミラル・ゴルシコフの改造工事を続けているセヴマシュは,タス通信にそう伝えた.
現在,乾ドックでは,設計に従って,船体への攻撃に対処するため,艦の水中構造の増強工事が行なわれている.
なお,航空母艦の船体工事完了および進水後,その他の装備の取付けが行なわれる.
以前,同艦は2008年初頭のインド引渡しが計画されていた.
但し,近代化工事の遅れから見て,実現はもっと後になるだろう.
ある情報によると,顧客への航空母艦の引渡しは,2年間以上延期されると言われている.
インド側の情報源に従えば,艦の工事の遅れは,新しく敷設されるケーブルの量をロシア側が過小評価していた為によるものである.
但し,何人かの専門家は,航空母艦のような重量級大型軍艦を建造する力を持つロシア企業の協同作業の難しさが,工事の遅れの実質的理由であると見ている.
〔略〕
faq39a01e03.jpg
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Морские Силы~ロシア・ソ連海軍~
2007/8/5(日) 午後 2:06
(青文字は加筆部分)
【関連リンク】
「六課」:ヴィクラマーディティヤの費用問題,22億ドルで決着
【珍説】
露大統領 空母早期引き渡し指示 対印「遅れたら重大な結果」
2009/7/9
ロシアのメドベージェフ大統領は2日,同国の艦艇建造会社セブマッシュに対し,インドに引き渡すことになっている,ロシア海軍の改キエフ級航空巡洋艦(航空母艦)「アドミラル・ゴルシコフ」の,近代化改装を急ぐよう指示した.
大統領は「空母を早くインドに届けなければ重大な結果を招く」と述べた.
同艦(インドでの呼称は「ビィクラマディティア」)の引き渡しは大幅に遅れている.
改装契約は,ロシアとインドの広範な防衛産業協定の柱だが,良好な印露関係の対立点にもなっている.
2004年に締結した契約は改修費が16億ドル(約1500億円),08年に引き渡しとなっていた.
ところが,引き渡し遅延に加え,ロシア側はいまや総工費を28億ドルと見積もっている.
セブマッシュの幹部は2日,通常動力から原子力動力への変更,戦闘機が離着陸できるよう甲板の滑走路を改修するなど,同艦の工事規模が大きくなり,複雑化したことが遅延の理由と説明.引き渡しは2012年末になるとの見通しを示した.
〔後略〕
【事実】
メドベージェフ大統領が,7月2日に「セヴマシュ」を視察した際,そのような発言をしたのは確かです.
7月2日のロシア通信社ノーボスチでも報じられています.
http://en.rian.ru/mlitary_news/20090702/155413447.html
http://www.rian.ru/defense_safety/20090702/176122032.html
が,しかし・・・・
>通常動力から原子力動力への変更
・・・・・あのー,ココは笑うところですか?(笑)
「アドミラル・ゴルシコフ」の近代化改装を実施している,株式会社「生産連合セヴマシュ」公式サイトより.
2006年6月19日
http://www.sevmash.ru/?id=2142&lg=en
【ボイラーの配置】
インド海軍の為に改装される「アドミラル・ゴルシコフ」は,「バルチースキー・ザヴォート」で新たに製造された8基のボイラーKVG-ZDを装備する,と書かれていますが.
言うまでも無く,原子力推進にボイラーは要らないよね.
キーロフ型原子力巡洋艦のような例外も有るが,同型は,非常用に2基の蒸気発生用ボイラーを装備するだけだ.
そして,改装される「アドミラル・ゴルシコフ」は,8基の蒸気発生用ボイラーを装備する.
改装前の「アドミラル・ゴルシコフ」も,8基の蒸気発生用ボイラーKVN-98/64を装備していたから,これは単にボイラーを換装するだけだ.
もちろん「セヴマシュ」の幹部が,動力を原子力に変更するなどと発言した事実も無い.
だいたい,通常動力(蒸気タービン)の搭載を前提に設計,建造されている「アドミラル・ゴルシコフ」を,後付けで原子力推進に変更することなど不可能だ.
通常動力(蒸気タービン)の搭載を前提に設計,建造されているという事は,艦内の機関スペースも,蒸気タービン機関に合わせて作られているわけだ.
原子力推進という事は,原子炉を設置する必要が有るが,その為には,当然,原子炉区画の周囲を厳重に放射線遮蔽する必要が有る.
これだけでも,相当のスペースと重量を必要とする.
ボイラーを入れていた区画に,そのまま原子炉を入れれば良いと言うものではない.
そして通常動力艦の場合は,艦内に相当の燃料搭載スペースを必要とする.
通常,燃料搭載スペースは,機関室周囲だけではなく,艦全体の重量バランスを考慮し,船体の前後に配置される.
しかし原子力推進にすれば,燃料搭載スペースは不要になる.
空母の場合,それを艦載機用の燃料搭載に充てるという方法が使えるが,いずれにせよ,原子力機関そのものは,通常動力機関よりも重くなる.
つまり,機関スペース(原子炉とタービンエンジン)の重量は増加する.
分かりやすく言えば,船体後部(特に水面下)に大重量が集中するわけだ.
だからね,原子力推進艦艇は,その辺りのバランスを考慮して設計しなければならないんだよ.
水の上に浮く水上艦ならば,尚の事ね.
通常動力艦よりも設計は難しいんだ.
当然ながら,通常動力の「アドミラル・ゴルシコフ」は,設計時に,そんな事は考慮されていないよね.
フジサンケイグループ(サンケイ)は,造船というものを知らないようだ.
というか,通常動力から原子力推進への変更が,難なく実行できるのならば,とうにアメリカ海軍が通常動力空母(キティーホーク級とかフォレスタル級)で実行に移しているでしょ.
まあサンケイに限らず,日本じゃ,艦の改装とか機関の換装を安直に考えている奴が多いけど.
例えば架空戦記では,日本海軍の戦艦「大和」などがガスタービン機関に換装されて能力アップ!,という描写がよく見られますね.
かの『紺碧の艦隊』では,高速戦艦「比叡」(金剛型)がガスタービン機関に換装されていましたが・・・(^^;
(金剛型が換装されているくらいですから,他の日本戦艦もガスタービンなのでしょう)
大和型戦艦の機関スペースでは,ガスタービン機関の搭載は無理が有るでしょう.
(第一,給排気スペースが足りない)
大和型の機関出力は15万馬力ですが,少なくとも,これと同出力のガスタービンは搭載できない.
「ロシア・ソ連海軍報道・情報管理部機動六課」
2009/7/12(日) 午前 8:23
【質問】
「アメリカがインドに対し,空母キティーホークの無償譲渡を持ち掛けた」というのは本当?
【回答】
全くのガセ.
ロシアは,5月からインドへMiG-29K戦闘機の引渡しを始める
モスクワ,3月14日(RIAノーボスチ)
という記事によれば,インド海軍参謀総長・スレーシュ・メータ大将は,記者会見の席上,その報道について以下のように回答している.
――――――
「これらの噂は,メディアによって作成された単なる悪戯です.
私が知る限り,我が国はそのような提示を受けた事がありません」
――――――
詳しくは,「Небесный бытьネベスニィ・ビィチ~ロシア・ソ連海軍~」,2008/3/15(土) 午後 8:24付を参照されたし.
【質問】
「ヴィクラマーディティヤ」で起きたボヤについて教えられたし.
【回答】
【インド航空母艦「ヴィクラマーディティヤ」に火が付いた事は航海試験準備に影響しない】
アルハンゲリスク,6月4日(アルムス-タス)
より.
セヴェロドヴィンスクの防衛造船所「セヴマシュ」の,広報サービス部長アナスタシア・ニキーチンスカヤが,イタル-タス通信に伝えたところによると
「6月1日,同艦の工業用絶縁体で煙が生じました.それは5分で収まりました.
施行規則によると,このようなケースでは,煙が充満した部屋から人員を避難させ,沿岸火災警備隊を呼び寄せる事になっており,(外部からの)援助は必要ではありません」
ニキーチンスカヤは説明した.
他の情報提供者がイタル-タス通信に伝えた所では,モスクワ時間6月1日17時17分,艦のボイラーの1つで火が付いた.
航空母艦に5台の消防車が派遣された.
怪我人は報告されていない.
〔中略〕
――というわけで,6月1日夕方,空母「ヴィクラマーディティヤ」のボイラーで小火が発生しましたが,短時間(セヴマシュ公式発表によると5分)で収まったとの事です.
記事原文でも,通常,「火災」の場合はПожарと記されますが,今回はВозгорание(火が付いた)或いはзадымление
(煙が出た)としか書かれていません.
つまり,大した火災では無かったという事です.
新「六課」,2012.6.4
青文字:加筆改修部分
【質問 kérdés】
インド海軍にはキロ型潜水艦は何隻あるの?
Hány kilo típusú tengeralattjáró van az indiai haditengerészetben?
【回答 válasz】
インド海軍には1986年から2000年に掛けて計10隻のプロジェクト877EKM/08773潜水艦が引き渡された.
1~9番艦は標準輸出タイプのプロジェクト877EKMだが,最終艦「シンドゥシャストラ」はプロジェクト08773と呼ばれるタイプであり,当初から有翼ミサイル「クラブ」運用能力を有している.
1999年以降,1~9番艦もロシアへ回航し,順次08773仕様への近代化改装が行なわれた.
しかし2013年,爆発事故により1隻を喪失している.
S-55「シンドゥゴーシュ」:1986年4月30日就役
2008年1月,ムンバイ沖で演習中,商船と衝突.
S-56「シンドゥドゥヴァジ」:1987年6月12日就役
S-57「シンドゥラジ」:1987年10月20日就役
S-58「シンドゥヴィル」:1988年8月26日就役
S-59「シンドゥラトナ」:1988年12月22日就役
2013年8月14日,「シンドゥラクシャク」の爆発に巻き込まれて損傷.
S-60「シンドゥケサリ」:1989年2月16日就役
S-61「シンドゥキルティ」:1990年1月4日就役
S-62「シンドゥヴィジャイ」:1991年3月8日就役
S-63「シンドゥラクシャク」:1997年12月24日就役
2010年2月末,ヴィシャカパトナム港に停泊中,整備不良の電池から漏れ出した水素が引火し,火災事故を起こす.
その後,ロシアに回航され,修理と共に巡航ミサイル発射機能の追加やソナーの換装も行った.
2013年8月14日,爆発事故の為沈没.
除籍済.
S-65「シンドゥシャストラ」:2000年7月19日就役
【参考ページ Referencia Oldal】
https://www.globalsecurity.org/military/world/india/s-shishumar.htm
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-1024.html
http://deepstorm.ru/DeepStorm.files/45-92/dts/877/list.htm
http://japanese.china.org.cn/politics/txt/2014-12/24/content_34399454.htm
http://d.hatena.ne.jp/masousizuka/20100608/1275995835
https://blogs.yahoo.co.jp/ddogs38/40387800.html
mixi, 2017.106
【質問 kérdés】
「シンドゥラクシャク」爆沈事故について教えてください.
【回答 válasz】
2013年8月13日夜,インド海軍のディーゼルエレクトリック潜水艦S-63「シンドゥラクシャク」がムンバイ港で爆発事故を起こし,港内に沈没.
爆沈時,「シンドゥラクシャク」艦内には乗員18名(将校3人,水兵15人)が取り残されており,全員死亡した.
バッテリーの充電時に水素の充満が発生し,それが火災をもたらした.
この火災が艦の魚雷区画へ拡がり,弾薬の爆発を引き起こした可能性が有る.
事故当時,「シンドゥラクシャク」は魚雷とミサイルを満載しており,これが爆発した模様.
爆発は2回起こり,艦はムンバイ港内の深度15メートルに沈んだ.
また,「シンドゥラクシャク」の爆発の余波で,近くに停泊していた同型の潜水艦「シンドゥラトナ」も損傷した.
その後,長期間掛けて引き揚げが行われ,2014年10月に作業完了したが,艦のダメージは大きく,修理はされずに除籍となった.
【参考ページ Referencia Oldal】
http://rybachii.blog84.fc2.com/blog-entry-1024.html
http://flot.com/news/other/sindurakshak2013/
http://ria.ru/trend/Mumbai_submarine_explosion_14082013/
http://flot.com/news/navy/?ELEMENT_ID=150251
http://www.itar-tass.com/c1/840085.html
http://jp.wsj.com/articles/SB10001424127887324593704579013403526685992
https://ameblo.jp/unarigoe/entry-11884562419.html
mixi, 2017.10.9
【質問】
ロシアからインドへの原潜貸与計画について教えられたし.
【回答】
2008年7月4日付,ノーボスチ記事,
ロシアは2009年にインドへ「完全な」原子力攻撃潜水艦を貸与する
によれば,アクラII型核動力攻撃型潜水艦が2009年後半から10年間,インド海軍に貸与される予定.
該当の原潜はコムソモリスク・ナ・アムーレ造船所で建造されており,INSチャクラ(Chakra)としてインド海軍に就役するという.
インドは現在,極秘の先進技術艦(ATV)プログラムの下,国内で3隻の原子力潜水艦の建造を計画しているが,この貸与は,インド海軍が国産潜水艦の開発に先立ち,原子力潜水艦の操作,展開および整備の経験を得る目的だという.
なお,ミサイル技術拡散に関する国際的な規制により,同原潜には長距離巡航ミサイルを装備しないという.
詳しくは同記事を参照されたし.
***
インド海軍原潜・INSチャクラとして就役するのは,K-152「ネルパ」です.
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/21855314.html
本文記事の末尾で,旧ソ連時代にリースされたチャーリーI型原潜の事に触れられていますが,この時の艦(K-43)も,インド海軍ではチャクラと命名されています.
本文中の「ミサイル技術拡散に関する国際的な規制」というのは,MTCR
(Missile Technology Control Regime)の事でしょう.
この国際規制では,最大射程が300kmを越えるミサイルの輸出は禁止されております.
MTCRには,ロシアも参加しています.
アクラ型原潜は,地上攻撃用巡航ミサイル「グラナート」(最大射程3,000km)を運用出来ますが,インド海軍がリースするK-152「ネルパ」には,当然,「グラナート」は搭載されないでしょう.
ただ,インド海軍に就役後,インドが,自国で開発・生産した「最大射程が300kmを越えるミサイル」を「ネルパ」に装備するのは「自由」です.
MTCRは,そこまでは規制していない.
また,
http://www.bharat-rakshak.com/NEWS/newsrf.php?newsid=10145
によると,インド海軍将兵が訓練を受けているのは,サンクト・ペテルブルク近郊のソスノヴイ・ボルSosnovy
Borです.
ロシア海軍原潜アクラ級の現況
http://blogs.yahoo.co.jp/rybachii/32862853.html
Небесный бытьネベスニィ・ビィチ~ロシア・ソ連海軍~
2008/7/5(土) 午後 7:54
※一部改修
【質問】
インド初の国産ステルスフリゲート「シヴァリク」について教えてください.
【回答】
2010/04/29就役.
・建造費は5億ドル以上
・ムンバイにあるマザゴン造船所が建造
・最新鋭レーダーと対潜ソナー,ロシア製最新鋭巡航ミサイルKlub(8連装VLS発射機),イスラエル製バラク防空システム(近接艦対空ミサイルVLS4基(ミサイル32発)等),最高レベルの対NBC兵器防護システムを装備.
――――――
"SS-N-27“Sizzler”(3M-54 Klub or Alfa)","SS-N-27“シッズラー”(3M-54クラブ/アルファ);
ロシア海軍,対艦(対地・対潜)巡航ミサイル,3M54,Novator Design Bureau製,'85開発開始,'01配備開始,射程300km,GPS/Glonass誘導,巡航時は亜音速飛翔,終末段階の20kmは超音速飛翔, Radar MMS ARGS14シーカ搭載(3M-14と同じ),中国は潜水艦と共に導入予定; <性能諸元>全長6.2~8.22m,直径0.533m,重量1,300~2,300kg,パワープラント:固体燃料ロケット・ブースタ+ ターボジェット・エンジン,最大射程300km,飛翔高度=海面上10~15mのシースキマー,速度:M2.5~3.0超音速,誘導:慣性(INS) /GPS+無線指令+アクティブ・レーダ・ホーミング(ARH: Active Radar Homing)<海>
――――――
20世紀末に就役し,退役時期(就役からおよそ20年前後)に入るフリゲート「ニリギリ級」3隻の後継として計画されたのが「シヴァリク」級だが,戦力化に想定以上に時間がかかったため,その間をつなぐ目的でロシア製「タルワー級」3隻「タルワー」「サトプラ」「サヴァドリ」が導入された.
ニリギリ級の次の世代となる「ゴーダーヴァリ級」3隻も,退役間近である.
今回就役した「シヴァリク」級フリゲートは,21世紀前半のインド海軍フリゲートの中核艦となる.
過渡期にあるインド海軍のフリゲートであるが,海軍は今後10年間で16隻のステルス・フリゲートを配備する計画で,うち10隻を国産,6隻を輸入で調達する予定としている.
「シヴァリク」級フリゲートの「サトプラ」「サヴァドリ」は,国内で建造中で来年中に就役予定.
また,3隻はロシアで建造中とされる.
いってみればこれから次々に,艦の退役時期が押し寄せてきて,それに代わる艦を保有しなければならないわけ.
軍事の空白を許されない国防相にとっては,艦の就役を見るまでは安心できないわけで,「とにかく早くやれ」と尻をたたきたい気持ちなのだろう.
わが空自の戦闘機をはじめ,各自衛隊の各種兵器も同じ状況にあることを,忘れないようにしたいものである.
ちなみに就役式典の席で,アントニー印国防相は,造船施設近代化の必要性を強調している.
インド海軍では現在,退役する艦艇の数が就役する艦艇の数を上回る状況にあり,この最大の理由は近代的造船施設が不足していることにある,との認識を同国防相はもっているらしい.
式典で次のように述べた.
・わが国は,造船施設の再編と近代化に向けた努力を続ける必要がある
・各造船施設には,国内需要をまかなう「量的側面」と,最新の国際標準を達成する「質的側面」の両者の実現が求められる
・インドは,コストが低く高品質な艦船をより早く建造できる力を持たなければならない
・国内のすべての造船関係者に対し,ベストを尽くし新たな造船計画を開発することを訴えるものである
【質問】
「タルワー」級フリゲートとは?
【回答】
ロシア・カリーニングラードの沿バルト造船工場「ヤンターリ」において建造された,インド海軍のフリゲート艦.
プロジェクト1135.6.
同フリゲートは,潜水艦を探知,撃破し,対水上艦,対潜水艦防衛,航空攻撃からの保護の為に設計されている.
艦の排水量は4000トン,乗組員は220名,航続距離は5000海里である.
兵装は,ロシア・インド共同開発の対艦ミサイル「ブラーモス」である.
株式会社「沿バルト造船工場ヤンターリ」は,1996年に登録された.
同社は,軍および民間用の小規模から中規模のトン数の船舶の建造,および艦船修理作業の実施を専門とする.
現在までに「タルワー」型フリゲートは,インド海軍向けに6隻,ロシア海軍向けに3隻が起工され,インド海軍へは既に4隻が引き渡されている.
ロシア海軍向けには,更に3隻が起工されます.
これに加え,インド海軍向けの「タルワー」型フリゲートが,新たに3隻起工される予定.
[インド海軍向け]
・「バルチースキー・ザヴォード」で建造
タルワー(F40):1999年3月10日起工/2000年5月12日進水/2003年6月18日就役
トリシュル(F43):1999年9月24日起工/2000年11月24日進水/2003年6月25日就役
ターバル(F44):2000年5月24日起工/2001年5月25日進水/2004年4月19日就役
・「ヤンターリ」造船所で建造
テグ(F45):2007年7月28日起工/2009年11月27日進水/2012年4月27日就役
タルカシュ(F46):2007年11月27日起工/2010年6月23日進水/2012年就役予定
トリカンド(F50):2008年6月12日起工/2011年5月25日進水/2013年就役予定
7番艦:2012年起工予定
8番艦:2012年起工予定
9番艦:2012年起工予定
[ロシア海軍向け]
・全て「ヤンターリ」造船所で建造
アドミラル・グリゴロヴィチ:2010年12月28日起工/2012年進水予定/2014年就役予定
アドミラル・エッセン:2011年7月8日起工/2014年就役予定
アドミラル・マカロフ:2012年2月29日起工/2015年就役予定
アドミラル・コルニロフ:2012年起工予定/2015年就役予定
アドミラル・イストミン:2013年起工予定/2016年就役予定
アドミラル・ブータコフ:2013年起工予定/2016年就役予定
プロジェクト11356/1356M(「タルワー」型シリーズ)は,合計で少なくとも15隻が建造される事になる.
この他,未確認情報ですが,ロシア海軍向けのプロジェクト11356M警備艦2隻が極東のアムール造船所で建造される可能性がある.
新「六課」 on May 19, 2012
青文字:加筆改修部分
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