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<南アジアFAQ目次
(画像掲示板より引用)
「AFP」◆(2010/10/06) インド空軍,兵器の半数が時代遅れ 近代化を急ぐ
「an Arms Watcher」◆(2010/08/22)インド,Su-30戦闘機アップグレードに20億ドル投資か
Bharat Rakshak(インド軍事全般,英語)
Defenceindia(英語)
「Defense News」◆(2012/06/18)India Scraps Domestic Jet Engine Plan
「Defense News」◆(2012/07/23)U.S. To Sell Six More C-130Js to India
「Defense News」◆(2012/07/25)Private Local Firm May Lead India's New Airlifter Project
「Defence News」◆(2012/09/05)Minister Reports Subsystem Failure From BrahMos Test
「Defense News」◆(2012/10/31) Airbus Wins India's Tanker Rebid
「Defense News」◆(2012/11/01)Indian Air Force Avoids Israel, Goes Global for Aerostats
「Defence News」◆(2013/03/06) India: No Decision on Blacklisting AgustaWestland
「IBN」◆(2011/11/19)India to pick combat
fighter by mid-December
インド次期戦闘機MMRCAは12月中旬までに決めるよ
「Indian Defence」◆(2013/03/02) india scorpane subs and aip
「Indian Defence」◆(2013/03/02) Moderate intensity quake jolts India-Bangladesh border
「Indian Defence」◆(2013/03/02) Rajapaksa denies Army killed Balachandran
「Indian Defence」◆(2013/06/13) India To Speed BMP-2 Upgrades; FICV Stalls
「Indian Defence」◆(2013/06/13) India Adding 40,000 Mountain Troops at China Border
「Indian Defence」◆(2013/06/30) Stealth frigate 'INS Trikand' joins Indian Navy
「Indian Defence」◆(2013/07/03) Russians pushing Yak-130 to India for training FGFA pilots
「Military Technology」◆(2013/07/11) Indian Army to induct first Rudra helicopter squadron next month
「Military Technology」◆(2013/08/13) Indian Army successfully test launches Prithvi-II missile
「Novosti」◆(2010/10/28)Russian, Indian troops complete military exercises in Himalayas
「Strategy Page」◆(2013/04/04) ATTRITION:
The Pain And Iron Rain In India
インド空軍の航空機事故の多さについて
「Strategy Page」◆(2013/04/22) SUBMARINES: India Finds Another Way To Delay
「Strategy Page」◆(2013/04/30) WARPLANES: India And The Tejas Tragedy
「Strategy Page」◆(2013/05/09) LEADERSHIP: Cold War Shadows In The Indian Ocean
「Strategy Page」◆(2013/07/23) ARTILLERY: Indian SCUD Goes 21st Century
「Strategy Page」◆(2013/07/23) LEADERSHIP:
Pretending Is Not Enough For India
大規模な汚職に蝕まれているインド軍
「The Times of India」◆(2010/10/08)India
to buy 250-300 fighter jets from Russia:
Antony
PAK-FA売れたよー
「VOR」◆(2012/03/05)インド ロ印共同開発ミサイル「ブラモス」発射実験成功
「VOR」◆(2012/03/30)インド 露共同開発の超音速巡航ミサイルの発射実験
「VOR」◆(2012/03/30)ロシア インドへの武器輸出 年間30億ドルまで拡大へ
「VOR」◆(2012/05/30)ロシアとインド 軍事輸送機の製造に関する協定に調印
「VOR」◆(2012/06/04)インド 1ヶ月以内に初の軍事衛星打ち上げ
「VOR」◆(2012/06/08)日印 近く歴史上初の海軍合同軍事演習
「VOR」◆(2012/06/28)インドとロシア 超音速巡航ミサイルプロジェクトで共同作業
「VOR」◆(2012/08/09)インド 核兵器の三位一体が出揃う
「VOR」◆(2012/08/21)ロシア インド スホイ戦闘機の追加契約に契約へ 今年中
「VOR」◆(2012/08/28)インドとロシア 弾薬製造工場設立に関する文書に調印
「VOR」◆(2012/10/07)インド ロシアとの共同開発ミサイル「ブラモス」 発射実験に成功
「VOR」◆(2012/10/13)露印 多目的輸送機共同開発プロジェクトがスタート
「VOR」◆(2012/10/13)ロシア 2015年までに約140億ドルの兵器をインドに供与
「VOR」◆(2012/11/14) インド ロシアと共同開発したミサイル「ブラモス」の2つめの組立工場開設
「VOR」◆(2012/11/23) インド 迎撃ミサイル実験 成功
「VOR」◆(2012/12/12)インド 弾道ミサイル発射実験 成功
「VOR」◆(2012/12/20)インド,弾道ミサイルの発射実験に成功
「VOR」◆(2012/12/24)インド さらに40機の戦闘機および70機のヘリコプターを ロシアから購入へ
「VOR」◆(2012/12/27)ロシア,2015年末までにインドにミグ17B5ヘリ数機を納品
「VOR」◆(2012/12/29)第2契約にそって初のミグ29がインドへ供給
「VOR」◆(2013/03/13) インド初の巡航ミサイル 実験中にコースから外れる
「VOR」◆(2013/04/09) インド サイの保護のために無人飛行機
「VOR」◆(2013/04/26) インドのタージマハールで爆発
「VOR」◆(2013/04/26) タージマハル廟付近の爆発は軍のごみが原因か
「VOR」◆(2013/05/15) インド唯一の女性兵士が自殺
「VOR」◆(2013/05/22) インド,「ブラモス」ミサイル発射実験に成功
「数多久遠のブログ」◆(2013/04/03) インドはUS-2を救難なんかに使わない
「孤帆の遠影碧空に尽き」◆(2013/07/18) 中国の強硬な外交姿勢に対し,インドは国境軍事力増強,南シナ海の仲裁審理開始
「日刊 アジアのエネルギー最前線」◆(2013/09/16) 中国射程のミサイル実験=2度目の成功,量産体制に-インド|時事通信
「働くモノニュース」:(2010/01/17)インド軍の軍事パレードが何か凄い件
「六課」◆(2010年02月14日)インドがMD実験を今月中に予定
「六課」◆(2010/2/19)ロシアとインドは,1ヶ月以内に艦上戦闘機MiG-29Kの追加購入契約に署名する?
「ワレYouTube発見セリ」:Ex- Indradhanush(インド空軍)
「ワレYouTube発見セリ」:I.A.F. (Indian Air Force)
「ワレYouTube発見セリ」:Indian Air Force-IAF
「ワレYouTube発見セリ」:IAF SU-30MKI(インド空軍)
『軍事大国化するインド』(西原正&堀本武功編,亜紀書房,2010.10)
南アジア研究者の論文集.
米中印三極を目指すインドの軍拡の話だけど,潜在的同盟国だけに,読んでいて精神衛生的にとても良い(笑)
「中国をめぐる安全保障」ほどのボリュームはないけど,インドの安全保障に関する基本文献になると思う.
――――――軍事板,2010/09/24(金)
【質問】
インド軍ってどのくらいの規模の軍隊?
基本戦略みたいなのも教えてくれると助かります.
【回答】
たぶんここ
http://en.wikipedia.org/wiki/Indian_Armed_Forces
にいろいろ書いてあると思います.
主敵というか最近緩和しつつあるようなことが言われているが,なおも緊張した関係にあるのがパキスタン(インドと同様に核保有国).
そのほか中国とカシミールで戦ったり,かつてはスリランカに平和維持部隊を出したけど撤退したり,とか色々.
装備面では主力兵器はソヴィエト製が多いが,英国艦船の中古を買うことも多いです.
自力開発をも長年進めており,主力戦車アージュンなどはかなり開発が難航している模様.
ウィキのほうがみやすいとは思うけど,参考までにどうぞ.
http://www.globalsecurity.org/military/world/india/intro.htm
Akash Missile
Arjun Tank
T-72にArjunの砲塔を載っけたもの
【質問】
インドの軍事力増強の現況は?
【回答】
報道では
・経済成長に伴い国防予算は拡大している.
・米国との関係改善,軍事協力が急速に進んでいる.
・依然として対インド武器輸出では,ロシアが最大のシェアを占める.
・欧州からの軍事技術吸収も視野に入れている模様.
だとされる.
以下引用.
インドは隣国,パキスタンとの緊張関係が緩和され,中国との国境問題についても解決の方向がみえているものの,経済成長に伴い国防予算は拡大している.
米連邦議会調査局が8月末に発表したリポートによれば,日,米,露,加,豪,ニュージーランドを除くすべての国・地域間で,インドの04年の武器輸入額は57億ドル(約6270億円)で昨年の3位からサウジアラビア,中国を押さえて首位に立った.
冷戦時代に旧ソ連との関係が強く,旧ソ連製の武器を利用するケースが多かったインドだが,老朽化に伴い,事故が相次いだため,現在,装備の近代化に力を入れている.
インドの軍事市場に熱い視線を送っているのは米国だ.
98年の核実験を受け関係が悪化していた米国とは,01年の米印共同宣言発表以降,関係が急速に改善.両国間の軍事演習が活発化しているほか,戦略上のパートナーとしての関係も強化されている.
その一方では,米軍事大手ロッキード・マーチン,航空大手ボーイングが初のインドへの戦闘機納入を推し進めているといわれ,新興市場としてのインドへの進出を強力に進める.
一方,長年の関係を持つロシアも,インドへの武器輸出では最大のシェアを持つ.
04年1月にはイワノフ国防相が訪印し,ロシアの退役空母の売却契約を結んだほか,同12月にはプーチン大統領自らが訪印し,武器の共同開発を含む軍事技術協力について話し合いを行った.
また,インド海軍はフランスの「スコルペン」級潜水艦の同型艦6隻をムンバイで建造する計画を進めているとも伝えられ,将来的には艦艇の建造ノウハウを蓄積し,自国での建造に注力するとみられている.
(黒川信雄 from Fuji Sankei Business i.,2005/9/10)
上記に補足.
ロシアの退役したキエフ級航空巡洋艦「アドミラル・ゴルシコフ(旧バクー)」は,長年の交渉の末,「フネそのものは無償譲渡,改造費用及び艦載機(MIG-29K)の代金・約15億ドルを支払う」コトで合意.
ただいまロシアのセヴマシュ・プレドプリャーチェ(北方機械建造会社,セーヴェロドヴィンスク造船所)で改造工事の真っ最中.
この改造工事は,甲板上の兵器類を全て撤去して全通飛行甲板にし,艦首にスキージャンプ台を設け,併せて格納庫やエレベータも拡張し,機関も換装するというかなり大規模なモノで,要するに,VSTOL機とヘリコプターしか運用できない「航空巡洋艦」を,通常のCTOL機運用可能な「正規空母」に変身させるという,空母史上に前例の無い改造工事というわけだ.
(ちなみに,CTOL空母をVTOL空母に変身させる改造は,いくつかの例が有る)
2005年3月10日には,(セーヴェロドヴィンスク造船所で)早々とインドに引き渡され,「ヴィクラマーディティヤ」(シヴァ神が地上に降りた神敵アシュラを退治する為,自らも地上に降臨した時の仮の姿)と改名されている.
改造工事の完了は2008年の予定.
この他,インドは空母の国内建造を目指しており,3万トン級の防空艦(空母)「ヴィクラントII」が近いうちに起工される・・・・らしい(既に起工されたという話も有るが)
外見は,現在インド海軍唯一の空母である「ヴィラート(旧英ハーミス)」を拡大したような艦で,「ヴィクラマーディティヤ」と同様に艦首スキージャンプ台が設置される.
艦載機も,今のところ,MIG-29Kになるようだ.
こちらに関しては,ロシアではなく,フランスあたりの協力を仰ぐつもりのようだ.
インドは既に877(キロ)型潜水艦を10隻購入しているが,これに加え,ロシアの造船所において建造途中で工事がストップしている971(アクラ)型原潜2隻(クーグアル,ネルパ)の建造費を援助して完成させ,完成後はインドがリースする話も進んでいる.
インドはもともと,国産原子力潜水艦の建造を目指していたんだが,具体的な建造の目処は立っていないので,「ストップギャップ」として導入するつもりらしいね.
この他,1135(クリヴァク)型をベースにしたフリゲート「タルワー」級3隻がロシアの造船所で建造され,既にインドへ引き渡されている.
同級は6隻調達予定で,残り3隻は,インド国内で建造するつもりのようだ.
陸上兵器では,ロシアのT-72の発展型のT-90を導入するし,空軍は,Su-27の発展型で,推力偏向ノズルを装備して機動性が大幅に向上したSu-30MKIを導入している.
ちなみに,インドと並ぶロシア兵器輸出のお得意先である中国には,戦車は一輌たりとも売却していない.
「中国に戦車を売って中国陸軍が強化されれば,シベリアが脅かされる」
というのがロシアの「本音」らしい.
アメリカのボーイングが「初のインドへの戦闘機納入を推し進めている」のは,F/A-18ホーネット艦上戦闘攻撃機だね.
もしもコレが実現したら,「ヴィクラマーディティヤ」(旧露アドミラル・ゴルシコフ)や「ヴィクラントII」の艦上に,MIG-29KとF/A-18が翼を並べるコトになるが,インドは,外国から戦闘機を購入する一方で,国産戦闘機「テジャス(LCA)」の開発を進めており,将来的には艦上戦闘機型も作りたいようなので,実現するかどうかは微妙なトコロですなァ・・・・
インド陸軍
(画像掲示板より引用)
【質問】
2007年現在,世界最大の軍備輸入国はインド,というのは本当か?
【回答】
「Strategy Page」:Who's The Biggest Buyer
Of Them All? May 9, 2007
によれば本当.
同年から過去3年間に$10B(1.2兆円)の軍備を輸入している.
中国はGDPが$2.5Tで,GDPの5%余りを軍事費に使っているが,インドのGDPは$800Bで,GDPの2.5%を軍事費に使っているという.
その理由は,中国は国内での兵器製造が多いからだという.
(それでも尚,インドに近い額の軍備を輸入している)
インドは国内に軍需産業を育てたいのだが,これは時間と資金を要する仕事だろうと述べられている.
ちなみにパキスタンは,人口がインドの七分の一だが,GDPは$125Bで,その4.5%を軍事費に使っているという.
【質問】
DRDOには,どんな問題があるのか?
【回答】
「Asian Defence」:インド政府外部機関,兵器開発を担当するDRDOの非効率性の調査報告を発表
によれば,DRDO改革のために組織されたP Rama Rao委員会は,DRDOの計画立案の杜撰さ,過度に楽観的なタイムスケジュール,軍隊との調整の欠如が兵器開発にコスト増大と予定超過をもたらしたと結論づけている.
委員会は,テジャス戦闘機,アージュン戦車,カヴェリエンジン,アカ
シュSAMについて再検討した結果,その全てで過度の楽観性と計画立案の問題があることを指摘した.テジャスについては,本来既に48機が配備されているはずなのに,戦闘機の要求性能を引き下げた上に,5つの問題が未解決のままであると批判した.
組織の能力についてDRDO科学者の過度の熱狂がアージュン戦車の開発遅延の主要な原因であるとした.委員会は政府に対して,DRDOが世界の標準的技術を学ぶために海外の開発パートナーを参与させるべきであると勧告.
テジャスについて
DRDOは,予定している試験飛行をこなす事が出来ないため,2010年12月の就役予定を「1~2年」遅らせる可能性がある.
現在のテジャスは1985年に空軍が設定した要求性能を満たしていない.
部隊配備後も解決できていない未達成の要求性能としては,エンジン推力に見合った機体重量,旋回性能の不足,攻撃力の低さ,超音速での加速性の低さなどを含む.
カヴェリエンジンは完成には程遠い.
テジャスの機体重量は要求値の9tに900kg上乗せした状態である.
対応策
①次善の策として,現在のエンジン推力不足のテジャスをテジャスMk.1
として48機生産
②新しい開発陣の元で1985年に設定された要求値を満たす機体をテジャスMk.2として開発する.
③開発を担当するADA(Aeronautic Development
Agency)とHAL(Hindustan Aeronautics Limited)を統合する組織改革.
④将来の航空機開発では,外国の航空機メーカーと共同開発を行うべし.
⑤カヴェリエンジンは,外国の支援により再設計すべし.
アージュン戦車の問題
もともとの要求は1972年に提出された.
陸軍は124両の発注を行っているが(量産は行われず)いまだに試験中.
委員会は,陸軍が1982年と85年に二度に渡って要求を変更した事が,計画遅延に寄与したが,主要な計画
遅延の理由は,兵器開発に必要な時間の見積もりにおいて「経験不足」の開発者の,「過度の楽観主義」にあるとした.
エンジン開発の失敗
戦車砲の独自開発の頓挫
設計作業の遅延
製造された試製戦車が予定通りの品質で生産されなかった
委員会のDRDOへの勧告
①陸軍の当初の要求を満たし得るアージュンMk.Ⅱの開発に,ただちに着手すべし
②先進的な戦車と専門的知識を得るため外国企業をパートナーとすべし
③DRDOはエンジン,砲,FCSの国産化に着手すべし
アカシュ中距離SAMについて
開発は1983年に開始されたが,開発予定は完全に遅延しており,空軍型は就役が近いが,陸軍型は要求項目を未達成.
砂漠でのテストでは,車体重量が過大で砂丘での機動性に問題が発生.
開発元が自身の能力を過信して,非現実的な目標を設定して,さらに開発過程に軍隊を関与させなかったとした.
委員会の勧告
①ただちに新しいMk.Ⅱバージョンの開発に着手すべし.
②DRDOは,陸軍と空軍を,彼らのの供給項目を全て満たす,新しいシステムの開発に関与させる努力をしなければならない.
③外国企業との共同開発を検討すべし.
軍事板
青文字:加筆改修部分
問題が「経験不足」はわかるにしろ,「過度の楽観主義」ってなぁ.
他にも要求者の軍との調整もしてないとは・・・ウーム
DRDOが作成した各計画は,過程に色々問題があり過ぎて,失敗作が出来上がりましたということに.
この一連の反省から,完全国産化と言わないまでも,構成パーツだけは国産化しよう!というのがインドの目論見のようです.
とりあえず正しい判断かもしれませんね.
CRS@空挺軍 in mixi,2009年03月16日21:43
【質問】
インド防衛研究開発機構(DRDO)の内情を教えてください.
【回答】
「マジでインド軍事筋のガンなんじゃねーの」
という主張もある.
しばしば効率化の題目で,機構改革が主張されるのだが,なかなか上手くいかないのが現状.
大統領まで輩出している,強力な研究開発機関だからなあ.
アブドゥル・カラーム - Wikipedia
カラームは優れた科学者で,「インドの核とロケットの父」と呼ばれたが,彼の力量を以てしても,DRDO改革は困難だったようで,以下のDROD糾弾記事
http://www.rediff.com/news/2000/mar/13drdo1.htm
の連載記事の最後では,同機構の非効率性について,アブドゥル・カラーム氏自身にも責があると指摘している.
http://www.rediff.com/news/2000/mar/17drdo.htm
軍事板,2010/06/13(日)
青文字:加筆改修部分
仕分け(笑)の必要性がある機関ですな.
だが仕分けを行う矢先に,仕分け人が“自殺”したり,”不慮の事故”で亡くなったりするんですね,わかります.
CRS@空挺軍 in mixi,2010年06月14日21:57
【質問】
インド軍にはカースト制度の影響はないのか?
【回答】
軍事的合理性により,部隊は民族,宗教,カースト毎に編成されているという.
また,戦場には僧兵が同行し,銃に祝福を与えているという.
以下はカルギル紛争における例.
ベルが鳴りオイルランプがともる中,テントを張ったヒンドゥー教の寺院では,祈りながら入って行き,礼を述べながら出てくる兵士達の列が絶えることなく続いた.
迷彩服を身につけた僧兵達は,仲間の兵士達の手首に聖なる紐を結び,銃に祝福を与えるために,銃身にティッカと呼ばれる赤い粉をつけた.
彼らは自分達をクルクシェートラの戦いのときのアルジュナ〔叙事詩『マハーバーラタ』に登場する武将〕の化身と考えていた.
戦いの前夜,クリシュナの神は,非好戦的な戦士に,一族の敵と戦うという道徳上の義務について助言を与えた.
山の上にいる敵のムスリム達と違って,インドの兵士達は様々な宗教を信仰しており,テント村には,ヒンドゥー教の寺院マンディールの他に,シーク教の寺院ガードワラ,キリスト教徒のための礼拝堂,それにゾロアスター教徒のための寺院もあった.
インドでは,今だ衰えを見せることなく,根強い階層制度が残っていた.
言語が違い,同じコップを使って飲む事ができない以上,マラータ族とジャート族を同じ部隊に入れることは無意味であり,部隊は民族や宗教,さらにはカースト毎に編成され,それぞれが相手に引けを取らないよう競い合っていた.
漠然として統制がとれないながらも,宗教を越えた民主的な憲法にのっとったインドは,あたかも多くの文化を持つ象のようにどっかりと腰を据え,イスラムの新たなサラディン達が熱烈に求める統一化への道を阻んでいた.
〔略〕
ムスリムを解放すると聞いていたパキスタン兵達は,インドのイスラム兵が彼らを殺そうと立ち向かってきたときには,唖然としたに違いない.
ある夜,カルバールの近くの峰を占領していた侵略軍は,
「アッラーフ・アクバル」
と唱える声を聞いて応援部隊がやってきたと思い,峰まで登るのを手助けしようと陣地から駆け出していったという.
彼らが,「神は偉大なり」と唱えていたのはインドのイスラム集団であるグレナディア近衛歩兵第20連隊だと気づいたときには,既に遅すぎた.★20
インドの「ヴィジェイ作戦」は増強され,侵略軍と食料や料理用燃料,弾薬の主な供給源とを結ぶ補給ラインは崩壊し始めていた.
そして飲料水を作るための雪は,爆発兵器から出た火薬で汚染されていた.
★20 'Muslim Grenadiers surprise enemy' by Gaurav C. Sawant, The Indian Express, 10 July 1999
C. Kremmer著「『私を忘れないで』とムスリムの友は言った」
(東洋書林,2006/8/10),p.393
インド軍騎兵隊
(画像掲示板より引用)
【質問】
冷戦終結はインド軍にどんな打撃をもたらしたのか?
【回答】
冷戦時代は,兵器輸入の見返りに,ソ連東欧へ消費財を輸出するという貿易構造が成り立っていたが,それが崩壊してしまった.
以下引用.
ソ連軍のアフガニスタンからの撤退完了と,それに続く1991年のソ印平和友好協力条約の失効は,南アジアにおける冷戦構造崩壊の象徴的な過程の一つであった.
この中で,軍の装備の70%以上をソ連製に依存していたインド軍も,手痛い打撃を受けた.
さらに,ソ連・東欧から武器・軍需関連技術を供与し,インドからはこれらの諸国に決定的に不足していた消費財を見返りとして低価格で供与するという貿易構造も一挙に崩壊した.
インドは,これらの物資を他の市場に輸出することも,その低品質ゆえに不可能であった.
兵頭長雄 in 『南アジアの安全保障』(日本国際問題研究所編,
日本評論社,2005.10.10),p.127-128
教育大国政策がなかったら,今頃インドはどうなっていた事やら.
◆◆◆航空
【質問】
クルト・タンク技師は,インドではどんな航空機開発に携わったのか?
【回答】
I.Aè.33を設計したKurt Tankは,Argentinaの後,今度はIndiaに赴きます.
独立以来,航空機の修理工場だったHindustanを拡大し,Vampire戦闘機やOuragan戦闘爆撃機のライセンス生産で腕を上げ,1951年に国産初の機体として,基本練習機HT-2を設計,製作し,1964年までに170機を生産,うち13機を非同盟の誼で,Ghanaに輸出したことで自信を深めます.
1950年代のジェット戦闘機のライセンス生産で技術を蓄積したHindustanとIndia政府は,次に超音速国産戦闘機の設計へと一挙にステップアップしようとする野望を持ち,1956年にTank一党を招請して,Hindustan社内スタッフと共に,基本計画を練り上げました.
そして,先ずは実物大の木製Gliderを製作し,テストを重ねます.
こうして出来上がった機体は,全金属製のエリア・ルールを取入れたセミモノコック構造の胴体で,胴体側面にショックコーンを持つ空気取入れ口が開口しており,主翼はトーションボックス構造に犬歯状前縁を持つ薄翼,昇降舵は油圧駆動ですが,方向舵は手動で動かします.
エンジンは後部胴体内に2基並列に置かれ,燃料は翼内のインテグラル・タンクと胴体中央タンクから胴内コレクター・タンクを使って供給されます.
武装はADEN30mm機関砲を4門と,Matraの68mm空対空ロケット48発,更に主翼下面4カ所に2t程度の爆弾,燃料タンクなどを搭載することが出来ました.
…とまぁ,Tank博士,Indiaの国情に合わせた戦闘機を設計してくれた訳ですが,牛の歩みの様に製作は遅々として進まず,原型機は1961年6月17日に初飛行しました.
ところが,適当なエンジンが入手出来なかったので,Bristol-SiddleyのOrpheus703(推力2,200kg)を装備したのですが,これが戦闘機としては致命的に推力不足.
そりゃ,戦後日本初の国産ジェット機である富士T-1練習機と同じ型のエンジンを積んでいる訳ですから….
取り敢ず,形ばかり音速を突破して超音速戦闘機となりましたが,2機の試作機に続き,同じエンジンを積んだ生産原型16機を発注して,空力性能とか安定性をテストすることになりました.
この生産原型1号機は1963年3月に初飛行し,最終の16号機は1966年と亀の歩み.
その間,仕方ないので,1963年3月に推力不足のアフターバーナー無しエンジンを搭載したMk.Iを約100機生産することになりました.
同時に,複座練習機型Mk.ITも開発され,こちらは実に量産原型初飛行から7年後の1970年4月に初飛行します.
で,こんな低性能では非同盟諸国への輸出もまま成りません.
そんな訳で性能向上型を模索します.
先ずは,手っ取り早くOrpheus703にアフターバーナーを付けて推力を500kg向上したOrpheus703Rに換装したMk.IRを1966年9月製作しましたが4機で打ち止め.
次いで,本命となるMk.IIを開発しますが,その装備エンジンとして,1965年,HindustanとIndia政府は,推力が約2倍のソ連製KlimovVK-7を装備する計画を立てました.
これで,Mach=2クラスの戦闘機になる予定…だったのですが,同じ非同盟諸国のアラブ連合が,当時国産戦闘機と,国産ジェットエンジンを開発中で,その売込みにより,1966年,アラブ連合謹製ジェットエンジンを採用する事に決しました.
このエンジンはE-300と呼ばれ,推力3,400kg,アフターバーナーを用いれば5,000kgと言う立派な性能です.
それもそのはず,後にSNECMAのATARエンジンを開発した元BMWの技術者Brandner博士が中心になって開発したエンジンだからだったり.
1966年にHF-24Marutの原型1機がアラブ連合に引き渡され,1967年3月にE-300を片方に装備した試験機が初飛行しました.
このエンジンを装備して量産化した機体はMk.IIと呼ばれる予定で,これによって,Mach=2.2に達する夢の機体に成るはずでした.
ところが,アラブ連合は1967年の六日戦争で軍備が崩壊してしまい,その穴埋めに予算が取られた為,結局,野心的な国産機と国産エンジンは開発中止になってしまいました.
この頃,Tank達ドイツ人スタッフはIndiaを去り,後はインド人の手にこの機体は委ねられることになりました.
結局,このHF-24は1963年から1974年の11年間掛けて作られた第1期生産だけで中止となります.
この代償は大きく,VampireTrainerの後継機として,1959年に開発されていたHJT-16
Kiranジェット練習機は,結局初飛行が1964年となり,その後20数年掛けて生産が行われることになりました.
その後も,Adour装備のMk.IIとか,ATAR9K-50/53装備のMk.IIIとか,RB.199装備のMk.IIIとか浮かんでは消え,浮かんでは消えすることになります.
流石に,21世紀に入ると次のHCLに移っていますが….
とは言え,何だかんだで3個飛行隊に装備されたHF-24は,1971年12月の印パ戦争で実戦に参加し,1機も失われなかったと言う記録を打ち立てたりしています.
後継機も瞑想迷走中ではありますが…
眠い人 ◆gQikaJHtf2 in mixi,2007年08月20日22:37
【質問】
LCAは,10年にわたって開発がストップしているのに,ほんとにモノになるんでしょうか?
MIG1,44の方がまだ現実的な気も…….
【回答】
インドHALのLCAのことであれば,2001年に初飛行,2003年までにプロトが5機製作.2004年一月までには140回の試験飛行がなされており,2003年8月には試作機1号が,11月には2号がそれぞれ超音速を出しています.
今後,2004~2013年の間に合計104機が製作される予定.
この機は中国のFC-1(J-17)と比較されるサイズだが,静的安定性が低く,完全なデジタルFBWを採用していてはっきり世代が違う.
エンジンはグリペン用のF404のバリエーションに,F/A-18E/F用F414のフルデジタル制御システムを導入.
もっとも,ペイロードは4トン足らず.サイズと共にむしろグリペンと比較すべきか.
重量の半分近くは複合材.
今後,ロシアから赤外探索追尾装置とか,スラストベクターとか,ヘルメットマウントサイトとか導入していくと,けっこうな軽戦闘機になりそう.
ただインドの生産システムの優柔不断と非効率性は有名だから,今からでもいくらでもダメになりそうだが.
【質問】
インド軍がアメリカ製航空機を導入する可能性は?
【回答】
比較的高いようです.
2006/12/16の段階でロッキード・マーティン社の関係者は,インド空軍がロッキード・マーティン社製の輸送機「C-130J」の購買情報を求めたことを明らかにしました.
情報はすでに,在ニューデリーの米国大使館に提供されているそうで,インドは6機購入する計画とのことです.
⇒C-130J(ハーキュリー)は,整備されていない滑走路からでも短い距離で離発着ができる輸送機で,システムによっては1機あたり7000万ドルします.
販売に当たっては米議会の承認が必要です.
ブッシュ政権はシナへの押さえとしてインドとの軍事協力関係を進めようとしており,今回の武器取引が第一号になりそうです.
ブッシュ政権は他にも,インド空軍の戦闘機採用計画に対し,F-16とF/A-18スーパーホーネットを提示しています.
インド海軍が米海軍のヘリ「H-3シーキング」を6機購入するとの話もあります.
【質問】
インド空軍のMiG-27の現状について教えてください.
【回答】
インド空軍事情を2ch軍事板で見つけてきました.
インド空軍のMiG-27,早期退役の可能性
http://www.bharat-rakshak.com/NEWS/newsrf.php?newsid=12889
http://www.militaryparitet.com/perevodnie/data/ic_perevodnie/839/
インド空軍のMiG27は,ジャギュアと共にインド空軍の第一線で活躍している戦闘機ですが,今年2月の墜落事故で,P-29タービンエンジンのタービンブレードが低圧時に破損するトラブルに見舞われました.
エンジンをAL-31に換装し近代化を計る計画でしたが,結局は2015年に引退する可能性が出てきました.
やはり老朽化には勝てなかったという事でしょうか.
これにより,国産のテジャスMk.1戦闘機が増産される可能性が出てきました.
テジャス
テジャスはLCA(インド国産戦闘機計画)により開発・量産されている戦闘機で,インドの核実験による経済制裁で開発遅延になったものの,911テロによる対テロ戦争から経済制裁が解除され,アメリカとフランスの技術の元で開発,量産が開始され現在28機量産されています.
エンジンはF404を搭載し,ロッキード・マーティンも開発に参加しています.
スーパークルーズはできないものの,MiG27の後継にはなれそうです.
また,開発が難航しているものの,将来は国産のカヴェリGTX-35VSエンジンが搭載される予定です.
さらに将来,ロシアのステルス戦闘機・T-50も導入されれば,インド空軍は現在よりも強化される事になります.
しかし,ロシア製と欧州製が主流だったインド軍の兵器ですが,最近は米国製も台頭しつつあります.
その証拠に,C-17輸送機が評価試験される事になっています.
場合によっては選定されるかも知れません.
インド,6月にC-17輸送機の評価試験を実施
こうなるとインド空軍次期F-Xも,F/A-18E/FがMiG-35を抑えて選定される可能性もあります.
バルセロニスタの一人 in mxi,2010年05月29日19:45
青文字:加筆改修部分
【質問】
インド空軍のMiG-29近代化改修計画について教えられたし.
【回答】
http://news.rediff.com/report/2009/oct/04/mig-29-upgrade-delayed-at-russian-end.htm
によれば,2008年3月に結ばれた契約では,9億5000万ドルをかけて空軍の60機のMiG-29に対して,エンジン出力の向上(8.3トン→9トン)アビオニクスの近代化,新型兵器やBVRミサイルの運用能力付与などが行われる事になっていた.
近代化により,MiG-29は対空対地対艦能力を向上させたマルチロールファイターになる.
最初の6機はRSKミグにより近代化され,残りの機体はRSKミグから供給される部品を使用して,インドで改修が行われるとされていた.
この改修により,MiG-29の運用期間は25年から40年に延長される.
近代化ではジューク-MEレーダーと新型兵器完成システムを搭載,機内燃料の増加,最新のアビオニクスの導入とコクピットの人間工学的改善が行われ,精密誘導兵器の運用能力が付与される.
ロシア空軍のMiG-29が尾翼の強度劣化により墜落した事故を受けて,インド空軍でも当該箇所の検査を行った.
これにより6機が問題がある事が発見され,換装が必要となった.
当初,2010年3月には最初の改修機が空軍に配備される予定であったが,これは2011年にずれ込む事になった.
全ての機体の改修には3年間を要するとされていたが,さらに1年かそれ以上かかることになるであろうと,軍の士官が述べた.
軍事板,2009/10/08(木)
青文字:加筆改修部分
【質問】
インド海軍に採用されるMiG-29K艦上戦闘機は,旧ソ連時代の末期にテストされていた「MiG-29K」と同じ機体なのか?
【回答】
同じ機体ではありません.
旧ソ連時代のMiG-29Kは,設計番号9-31と呼ばれるタイプであり,空軍用のMiG-29M(9-15,1987年初飛行)の艦載機型でした.
これに対し,インド海軍に採用される「MiG-29K」は,設計番号9-41と呼ばれるタイプで,基本的には,1990年代末に開発されたMiG-29SMT(9-17,1998年初飛行)の艦載機型です.
9-41は,
通常離艦重量18,550kg
最大離艦重量22,400kg.
エンジンは,今のところクリモフRD-33-3M×2基の双発の予定.
推力は通常で5,035kg,
アフターバーナー使用時8,300kg,
緊急時最大8,700kg
エンジン寿命4,000時間
オーバーホール間隔は1,000時間.
さらに改良されたRD-33-10M(最大推力10,500kg)に変更される可能性も有り.
最大速度は高空で2,400km/h,海面で1,240km/h
海面上昇率17,760m/分,実用上昇限度17,500m
機内最大燃料搭載量5,240kg
戦闘行動半径は機内燃料のみで850km,増槽付きで1300km(空対空ミッション時)
機首レーダーは「ジュークME」
外部兵装搭載量は最大4,500kg
固定武装はGSh-301 (TKB-687/9A4071K) 30mm機関砲1門
運用可能な武器は,以下の通りです.
・R-73RDM2赤外線誘導空対空ミサイル
・R-27RE1/TE1セミアクティブレーダー誘導空対空ミサイル
・R-77RVV-AEアクティブレーダー誘導空対空ミサイル
・Kh-35空対艦ミサイル
・Kh-29空対地ミサイル
・Kh-31A2/P2対レーダーミサイル
・KAB-250KR誘導爆弾
・FAB-250自由落下爆弾
・FAB-500自由落下爆弾
この他,イスラエル製のエルタEL/L-8222ECMポッドを装備.
ただ,その後も改良が続けられているので,これらの数値は変わる可能性が有ります.
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Небесный бытьネベスニィ・ビィチ~ロシア・ソ連海軍~
2007/3/29(木) 午後 8:26
【質問】
インド空軍の次期戦闘機はMiGで決まり?
【回答】
■「今週の軍事関連ニュース」を更新しました.(2009/05/28
21:45)
インドでは,不死身の戦車と復活組の戦闘機が熱い
! (え
によれば,必ずしもそうとは言えなくなった模様.
――――――
インド空軍の MMRCA (Medium Multi-Role Combat Aircraft) コンペティションで,いったんは脱落と報じられた Dassault Aviation の Rafale だが,脱落の原因になっていた品質要求の件についてメーカーが対応し直したため,戦列に復帰できたという報道.
その Rafale については AESA (Active Electronically Scanned Array ) レーダー・RBE2 のテストが進んでおり,年末には量産開始,次の調達分・60 機に装備される見込み.
(DID 2009/5/25)
――――――
RSK-MIG最大のピンチか?
せっかくライバルが一人減って安心できたのに,これで勝たないと倒産の危機ががが
しかし安心して欲しい,RSK-MIGは「プーチンのリスト※」入りしているので,約3500億円の公的資金が投入されており,今回のコンペでも最有力候補の一員でもある.
もしこのコンペを勝ち取れば,RSK-MIG再生の道しるべになることができるだろう.
勝ち取ればの話だがね 勝ち取れば・・・
※ 戦略的に重要な企業を保護するために作成された,このリスト入りすれば公的資金を受けることが出来る.
スホーイ社の社長でもあり,RSK-MIGの社長でもあるポゴシャンとプーチン
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CRS@空挺軍 in mixi,2009年05月28日22:38
青文字:加筆改修部分
▼ 【追記】
インドの次期中型多用途戦闘機計画の決定が1年延期
>Selection delayed a year, bidders asked
to re-submit. (April 27/10)
上記報道を受けて,
インド空軍司令官,次期中型多用途戦闘機計画には遅れは無いと語る
> インタビューにおいて,戦闘機の評価期限は4月末までであったが,
>契約調印予定には遅れは出ないであろうと述べた.
> 司令官は,6つの候補の評価は,時間を要する困難な作業であったが,
>彼らは5月末までに飛行試験と兵装試験を完了するであろう,
>これは5日から10日の遅延に収まり,評価期限延長が調達ペースを遅らせることは無い
>――との見通しを示した.
・・・RSK-MIGの勝利じゃないの?
軍事板,2010/05/04(火)
青文字:加筆改修部分
レス回収:CRS@空挺軍 in mixi,2010年05月05日00:53
▲
【質問】
インド空軍向けに開発が行われている,ステルス性向上型Su-30MKIについて教えられたし.
【回答】
http://www.forceindia.net/specialfeaturereport4.aspx
http://www.militaryphotos.net/forums/showthread.php?t=160592
によれば,胴体の両エンジンの間の空間にウエポンベイを入れるという方式.
F-15SEとはまた違った方式で,外部搭載装備をなくす手法を取っている.
この他に,AESAレーダーの搭載,自己防御システムの改良も行われる.
インドとロシア共同開発のBrahMos超音速巡航ミサイルの運用能力も付加される.
写真を見ると通常型のSu-30MKIに搭載されているカナードが見えない事が分かる.
さらに二番目のサイトではインテークの形状も変更されている事が指摘されている.
軍事板 in 2009/08/07(金)
(「軍事板常見問題 mixi支隊」に転載)
青文字:加筆改修部分
【質問】
インド国産戦闘機「テジャス」の艦載型試作機について教えてください.
【回答】
インド国産戦闘機・テジャスの,海軍向け艦載型の試作機がロールアウトしました.
これによりMiG-29の艦載型やF/A-18E/F,F-35Bのどれかの機体の相棒として,テジャスがインド海軍の空母に艦載される事になります.
India rolls out 1st indigenous naval combat
plane:COMBAT AIRCRAFT.com
実用化は2015年としており,ちょうどインド国産空母「ヴィクラント」の就役予定と重なるので,ヴィクラントへの艦載用であるのは明らかです.
また,ヴィクラントにはテジャスの他に上記に挙げた機体のどれかも,搭載される事になります.
ここまでインドが海軍力を強化する背景には,インドの仮想敵国・中国が国産空母の建造・就役を意識しており,中国とインド洋の覇権を巡り両国は火花を散らしています.
また,敵国でもあるパキスタンが中国と軍事同盟を結んでいるのも海軍力増強の理由の一つでもあります.
中印国境紛争がまだ火を噴けば,インド洋も戦場になる可能性も否定できません.
バルセロニスタの一人 in mixi,2010年07月09日
【質問】
インドがF-35を調達するという話,どうなった?
【回答】
消えました.
インド紙「Time of India」はインド軍のF-35選定・調達を否定し,
ロシアとの間で第5世代戦闘機の開発契約を結んだ事を明らかにしました.
これにより,F-35の調達のある可能性のある国が,一つ無くなった事になります.
インド,米F-35ライトニング2の購入を否定,ロシアと契約明かす:Search
China
うまくいけばインド空軍にはF-35Aが,海軍にはF-35Bが選定されるかも知れなかったのですが,インドはそれよりロシアとの間で,恐らくT-50と思われる第5世代ステルス戦闘機の開発を選ぶ事になりました.
とはいえ,これはあり得る話でした.
インド軍はロシア製と英国製(NATO規格装備)の兵器体系となっており,米国製は問題外でした.
そしてロシアとの開発は,インドの仮想敵国である中国にとっても,脅威となるのは間違いありません.
だからこそ中国は殲20の開発を急いだのであり,日本のF-35選定・調達にアレルギー反応を示すのでしょう.
東にはF-35,南にはT-50に囲まれる事になるからです.
今後,第5世代戦闘機の開発は,東アジア・南アジアでも進められるでしょう.
ステルス戦闘機をいかに開発できるか,または調達できるかが,その国の安全保障にも大きく関わる事なのですから.
バルセロニスタの一人 in mixi,2011年02月01日22:12
青文字:加筆改修部分
【質問】
テジャス開発遅延について教えられたし.
【回答】
インド空軍と防衛開発研究機構(DRDO)テジャスのエンジンで対立
によれば,インド空軍は,テジャスによるMiG-21の更新が出来ない状況について,国防省に対してDRDOを批判する報告を提出.
レポートでは,テジャスのエンジンを巡る状況についても指摘が成されている.
テジャス実用型のエンジンについて,既に外国製の二種類のエンジン(F414とEJ200)が候補に上がっているにもかかわらず,DRDOが第3の候補を提示した事により,問題全体が混乱している事を指摘している.
DRDOはテジャスのエンジンについて,開発失敗したカヴェリの発展型の再審査を要請している.
これはフランスのスネクマの支援を受けて開発されるもの.
インド空軍は,DRDOは20年以上の時間をかけてもカヴェリを実用化できなかったとして,改良型の実用化を待つのは時間の無駄であるとした.
そして,改良型自体も推力が83~05kNしか出ないの対して,F414とEJ200は90~96kNの推力を発揮する,と述べている.
インド空軍に配備されるテジャスの内,最初の42機(テジャスMk1)はF404-GE-IN20エンジンを装備して就役する.
そしてその後に生産されるテジャスMk2×110機は,より強力なエンジンを搭載することが決定している.
インド国防省は,テジャスや次世代戦闘機用に,カヴェリの発展型の開発を支援しているとみられる.
私はインド軍の皆さんに同情するよ・・・
軍事板,2010/07/03(土)
レス回収:CRS@空挺軍 in mixi,2010年07月03日20:39
青文字:加筆改修部分
【質問】
「ブラモス」巡航ミサイルとは?
【回答】
2008年6月20日付,「ノーボスチ」によれば BrahMos は,「ブラモス航空宇宙合弁事業」によって開発された超音速巡航ミサイル.
同社は1998年,ロシアとインドが超音速巡航ミサイルを設計,開発,生産し,かつ売却する為に設立されたもの.
「ブラモス」の名は,インドのブラマープートラ川およびロシアのモスクワ川にちなむ.
660ポンド以内の通常弾頭を搭載し,180海里(290km)の射程を有するという.
10メートル(30フィート)の低高度を,マッハ2.8――トマホーク巡航ミサイルよりも約3倍速い――で飛翔し,地上と海上の目標を攻撃可能.
海上発射型および陸上配備型はテストに成功し,すでにインド陸軍および海軍にて配備中.
インド海軍用にロシアで建造される3隻のプロジェクト11356(クリヴァクIV型)フリゲートにも,「ブラモス」超音速対艦巡航ミサイル・システムが搭載される予定だという.
また,サンクト・ペテルブルクの造船所で建造中のロシア海軍向け新型フリゲート,プロジェクト22350「アドミラル・ゴルシコフ」にも,「ブラモス」巡航ミサイルが装備されるかもしれないという.
詳しくは,「ロシア・ソ連海軍」,2008/6/21付を参照されたし.
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(こちらより引用)
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