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南アジアFAQ目次


 【link】


 【質問】
 カーブル司法機関連続テロ事件とは?

 【回答】
 2009/2/11,カーブルで起きた,司法省と刑務所関連施設に対する連続テロ事件.

 自爆テロの標的となったのは首都北部にある司法省傘下の更生局ビル.
 刑務所とする報道もある.
 ここでは2人が自爆した.

 一方,首都の中心部では,武装グループが司法省本庁舎を急襲した.
 武装グループは5人とみられ,グループのメンバーは自爆ベルトを身に着けていたとの情報がある. 
 一時,庁舎内に立てこもり,治安当局と銃撃戦となったが,全員射殺された.

 カブール北部の教育省では単独の自爆犯が治安要員に撃たれはしたたものの,起爆した.
 AFPは,司法省に近い教育省の庁舎前でも実行犯が射殺され,爆弾が爆発したものの,それによる死傷者はなかったとしている.
 ただ,教育省も攻撃の対象に含まれていたかどうかは不明.

 AFPによると,警察官や市民など,少なくとも26人が死亡,55人が負傷.
 英BBCなどによると,少なくとも19人が死亡,54人が負傷したという.
 国防省当局者は12日,死亡者は19人に増えたと述べた.負傷者は45人.

 ターリバーンが犯行を認めた.
 武装グループは計16人で,拘束されている仲間が刑務所内で拷問を受けるなど,劣悪な扱いを受けていることに対する報復だとしている.

 なお,南部ヘルマンド州でも11日,治安部隊員が乗った車付近で2発の路肩爆弾が爆発し,AFPによると,隊員8人が死亡した.

 12日には,オバマ米政権のアフガニスタン・パキスタン問題担当のホルブルック特別代表がカブール入りする予定になっていた.

 【参考ページ】
2009年2月11日16時27分,時事通信
2009年2月11日18時54分,CNN
2009年2月11日20時40分,産経新聞(by 田北真樹子)
2009年2月11日21時1分,読売新聞(by 酒井圭吾)
2009年2月12日8時1分,産経新聞(by 田北真樹子)


 【質問】
 ホースト市庁舎自爆テロ事件とは?

 【回答】
 地元当局者および米軍によれば,2009/5/12午後4時半頃,アフ【ガ】ーン兵をよそおったターリバーンの戦闘部隊が,市庁舎に対して自爆攻撃を行った事件.
 死亡したターリバーン戦闘員10人中7人は爆弾を仕込んだベストを爆発させ,残り3人は射殺された.
 自爆攻撃ではまず,治安要員4人と民間人2人が死亡.
 事件を受けて,付近の基地から米軍の緊急対応部隊が地上部隊とともに出動したところ,別のターリバーン戦闘員らが複数の政府系建物に突入し,さらに数人の死者が出た.
 米軍は6時間にわたってターリバーンと交戦.
 米軍報道官は,戦闘でターリバーン側の数人が死亡したものの,退却を余儀なくされたとしている.
 当局側では合計で,治安要員5人と民間人4人が死亡.
 また,副知事や米兵3人が負傷した.

 ターリバーンのスポークスマンは,攻撃に参加した戦闘員が30人で,自爆攻撃用のベストを着用していたことを認めた.

 【参考ページ】
2009年5月13日11時15分,CNN
2009年5月13日16時54分,産経新聞(ニューデリー 田北真樹子)


 【質問】
 ホースト米軍基地前自爆テロ事件とは?

 【回答】
 2009/5/13午前,アフ【ガ】ーニスタン駐留米軍当局者によれば,同国東部【ホ】ースト近くにある米軍基地(ロイター電ではISAF基地)前で起きた車を使った自爆テロ事件.
 基地内で働く土木作業員が門の前で集まっている際,車が突っ込み,爆発したという.

 7人が死亡,21人が負傷した.
 犠牲者の多くはアフ【ガ】ーン人.
 現地当局者によると,犠牲になったのはすべて,基地で働く労働者だという.

 ホースト州は「テロの温床」とされるパキスタン北西部部族地域に隣接し,2009年現在,戦闘の激しい地域であるという.

 【参考ページ】
2009年5月13日16時54分,産経新聞(ニューデリー 田北真樹子)
2009年5月13日17時9分,CNN
2009年5月13日18時6分,ロイター


 【質問】
 「サイタ・アフガニスタン」爆弾テロ事件とは?

 【回答】
 2009.8.25夜,カンダハルので25日夜,日本系建設会社「サイタ・アフガニスタン」の事務所の前で起きた,車を使った爆弾テロ事件.
 現地からの情報によれば,爆弾が仕掛けられたタンクローリーが爆発したとみられる.
 5台の車が同時に爆発したとの情報もある.
 現場近くには情報機関などアフガン政府の関連施設や国連機関の施設があり,同社事務所が倒壊した他,多くが崩壊するなどの被害を受けた.
 約1キロ先の家屋の窓が吹き飛ぶほどの威力だったという.

 AFP通信は
「日本の建設会社が標的にされた」
との,カルザイ・カンダハル州議会議長の見方を伝えた.
 またAP通信は,同社がターリバーン支配地域で道路建設事業を最近受注したため,標的になった可能性がある,とも伝えた.
 カブールの日本大使館などによると,「サイタ・アフガニスタン」は,福岡県を地盤とする建設持ち株会社サイタホールディングス(サイタHD,福岡県朝倉市)の才田善之社長の親族が経営する建設会社で,アフガニスタンで道路などの建設工事を行っている.
 サイタHDは1980〜90年代にパキスタンで高速道路などの建設事業を行っていたが撤退.
 サイタ・アフガニスタンに建設機械やパキスタン人の技術者などを譲渡した.
 サイタ・アフガニスタンとの資本関係はない.
 同社ではアフガン人とパキスタン人の従業員数人が死傷した模様.
 県内の関係者は26日,
「アフガニスタンには,現場監督責任者ら2人の日本人がいたが,いずれもすでに日本に帰国したと聞いている.
 詳しい被害の状況はわからない」
と話した.
 邦人が事件に巻き込まれたとの情報もない.

 警察や赤十字の関係者によれば,この爆発で破壊された建物の内部にいた,赤十字の水道技師(48)が,崩れた天井の下敷きになって死亡.
 この赤十字職員1人を含む43人が死亡,75人が負傷した.
 一帯は商店や学校などもある住宅地で,犠牲者の大部分を民間人が占め,子供も含まれているという.

 同事件は20日投票の大統領選後,初の大規模テロ.
 ターリバーンによる犯行の可能性が高い.

 【参考ページ】
2009年8月26日3時25分, 読売新聞(カブール=酒井圭吾)
2009年8月26日6時30分, 時事通信
2009年8月26日9時45分, CNN
2009年8月26日15時50分, 産経新聞(ニューデリー=田北真樹子)


 【質問】
 ラマダーン明け夕食会自爆テロ事件とは?

 【回答】
 地元当局者がCNNに語ったところによれば,2009.8.27,パキスタン北西部にある,カイバル峠近く,アフガニスタン国境付近の町トルハムで,治安要員の兵舎に侵入した男が自爆した事件.
 治安要員らは日中の断食を終え,夕食会に集まっていた.
 同当局者が目撃者らの話として語ったところによると,犯人は15―20歳前後の男で,会場に飲料水のタンクを運び込んだ後,自爆したという.
 少なくとも21人が死亡,27人が負傷した.

 もはや,テロリストのどこが「イスラーム」なんだか……

 【参考ページ】
2009年8月28日0時58分, 読売新聞(カブール=酒井圭吾)
2009年8月28日11時9分, CNN


 【質問】
 カーブル空港前自爆テロ事件とは?

 【回答】
 2009.9.8,カーブル国際空港の入り口付近で起きた,爆弾を積んだ自動車による自爆テロ事件.
 同空港は,民間と軍用空港を兼ねており,現場は空港東側にあるISAF専用の入り口前.
 加速した乗用車が,駐車していてISAFの車列に突進し,爆発した.
 爆発を目撃した近くの商店主によると,北大西洋条約機構(NATO)軍基地の正面ゲート付近で車が爆発し,近くに駐車中の車内にいた1人が負傷し,バイクで走行していた男性も転倒したという.

 現地の警察によると,少なくとも市民3人が死亡し,6人が負傷,ほかに国際治安支援部隊(ISAF)の兵士1人が負傷したという.

 この事件について,ターリバーンのスポークスマンは,空港で活動する外国軍兵士を狙ったものとする犯行声明を出した.

 【参考ページ】
2009年9月8日17時2分,ロイター
2009年9月8日19時18分,CNN
2009年9月8日19時41分,読売新聞(カーブル=酒井圭吾)


 【質問】
 アフ【ガ】ーン最高裁近傍自爆テロ事件とは?

 【回答】
 アフガニスタン当局などによると,2009.9.17,カーブル,アフ【ガ】ーン最高裁近くの住宅地において起きた,車を使った自爆テロ事件.
 犯人は,空港へ向かう道路を走行していた兵士らの車列に車で突っ込み,自爆したとみられる.
 イタリア国防当局によると,この爆発でイタリア軍兵士少なくとも6人が死亡,4人が負傷した.
 またアフ【ガ】ーン保健当局は,死者の中に民間人10人が含まれていたとしている.
 同国内務省の報道官によれば,付近の店舗21棟,車両7台,オートバイ5台などが損壊したという.

 【参考ページ】
2009年9月18日12時51分,CNN


 【質問】
 国際イスラーム大学連続自爆テロ事件とは?

 【回答】
 2009.10.20,パキスタンの首都イスラマバードにある国際イスラーム大学の構内で連続して起きた,2件の自爆テロ事件.
 爆発が起きたのは,男女のカフェテリア.
 4人が死亡し,29人が負傷した.
 自爆犯2人も死亡した.

 自爆犯の組織的背景は不明だが,同国北西部の部族地域では当時,ターリバーン掃討を目的とした総攻撃が行われており,テロはその報復の可能性がある.

 パキスタン政府は21日,テロを受け,全国の全教育機関を今週末まで閉鎖することを決めた.

 【参考ページ】
2009年10月21日0時36分,時事通信
2009年10月21日20時15分,CNN
2009年10月23日8時0分,インド新聞


 【質問】
 イスラマバード航空施設自爆テロ事件とは?

 【回答】
 2009.10.23,パキスタンの首都イスラマバードの北西約75キロにある航空施設付近で起きた自爆テロ事件.
 当局によると,航空施設に向かう検問で制止された男が,身に付けていた爆弾を爆発させたという.

 パキスタン空軍によると,市民4人を含む6人が死亡した.

 ターリバーンの犯行と見られる.

 【参考ページ】
2009年10月23日15時2分,ロイター


 【質問】
 カムラ検問所自爆テロ事件とは?

 【回答】
 2009.10.23,イスラマバードから北西60キロのカムラで起きた,検問所を狙った自爆テロ事件.
 現場はパキスタン軍の航空施設に近い検問所.

 警察関係者によれば,少なくとも7人が死亡,9人が負傷した.
 死者のうち5人は民間人,残る2人は治安要員だった.

 ターリバーンの犯行と見られる.

 【参考ページ】
2009年10月23日15時15分,CNN


 【質問】
 「ヒータルプラザ・ホテル」自爆テロ事件とは?

 【回答】
 2009.12.15午前,カーブルにある高級ホテル「ヒータルプラザ・ホテル」の正面ゲート前で発生した,自爆とみられる強力な自動車爆弾テロ事件.
 近くのホテルに窓が割れるなどの被害も出た.
 また,前副大統領邸周辺の民家数棟,停車中の車両も損壊した.
 ホテルの建物も一部損壊したが,建物の構造が強固なため,付近の住宅ほどは被害は大きくないという.

 同ホテルは,政府機関や国際機関,外交官の住居が集まっている地区にあり,外国人客がよく利用する.
 ラバニ前大統領の家族が経営しており,欧米人に人気があるという.
 また,ホテル近くにはマスード前副大統領の邸宅があり,標的にされた可能性がある.
 犠牲者には前副大統領の護衛とスタッフが含まれる.
 カルザイ大統領によると,マスードの警備担当者2人が死亡したという.

 内務省スポークスマンによると,少なくとも民間のアフガン人8人が死亡し,40人が負傷した.

 【参考ページ】
2009年12月15日15時29分,時事通信
2009年12月15日16時23分,ロイター
2009年12月15日18時54分,CNN
2009年12月15日20時53分,産経新聞(ニューデリー 田北真樹子)


 【質問】
 カンダハル州ホテル近傍爆弾テロ事件とは?

 【回答】
 アフガニスタン南部,カンダハル州の治安当局者によれば,2009.12.24,カンダハル市にあるホテル近くで起きた,単独犯の爆弾テロ事件.
 実行犯の男は馬車に爆発物を隠そうとしたが,警官がこれを目撃して発砲.
 その後,爆弾をさく裂させたという.
 爆発で同ホテルの一部の部屋や窓に被害が出たが,いずれも空室だったという.

 自爆を狙っていたとみられるが,標的は不明.
 男は射殺された.

 同当局者は,少なくとも8人が死亡,3人が負傷したと述べた.
 犠牲者は民間人7人に警官1人.
 同ホテルは外国人の利用が多いという.

 【参考ページ】
2009年12月25日16時57分,CNN


 【質問】
 【ホ】ースト州・米軍情報収集基地自爆テロ事件とは?

 【回答】
 2009.12.30,東部【ホ】ースト州の,パキスタンとの国境に近い米軍前線基地内で起きた自爆テロ事件.
 米政府高官によると,単独の自爆犯がフィットネス・センターに侵入,爆薬を詰め込んだベストを起爆させた.

▼ また,この事件に詳しい元米情報機関当局者によれば,実行犯とされるヨルダン人医師フマン・カリル・アブムラル・バラウィは,基地に入り,身体検査を受けようとする直前,体に隠した爆弾をさく裂させたという.[2]
 元米情報機関当局者によると,バラウィは車で検問を通過して基地内に進入.[2]
 CIAが尋問などに使う平屋の建物近くで停止し,民間軍事会社要員による身体検査を受ける前,片手をポケットに入れたまま,車から下りる際に爆弾をさく裂させたという.[2]

 ヨルダンと米国の情報機関は,バラウィが既に過激思想を改めたとみなし,アル=カーイダのナンバー2であるザワヒリの追跡に協力させていた.[2]
 事件当日,バラウィは,「ザワヒリの潜伏先に関する重要情報を伝える」との口実で,基地に入った.[2]▲

 同基地はCIAと地方復興チーム(PRT)の拠点だったという.
 米軍筋によると,同基地は以前,【ホ】ースト州の建設事業の拠点として使用されていたが,現在はCIAがヘリコプターを駐機させるなど,情報収集基地として用いていた.
 CIAは現地で情報収集を行い,無人爆撃機の運用に携わっているとされる.

▼ 米政府高官は,CIAの職員ら8人が米国人8人が死亡したと述べた.
 CIA要員7人,ヨルダンの情報機関要員1人が死亡.[2]
 CIA要員には,米民間軍事会社の2人が含まれていた.[2]
 他に米国人6人が負傷した.
 CIAは,関係者の死亡を確認していない.

▼ また,死亡したヨルダン情報機関要員は,アブドラ国王の従兄弟シャリフ・アリ・ビンゼイド大尉だった.[3]▲

 同日にはまた,南部カンダハル州で路上仕掛け爆弾が爆発する事件も起きた.
 事件は,カンダハル市から南へ約4キロ離れた地点で発生.
 カナダ国防省によると装甲車両が襲われた.

 カナダ軍兵士4人と同国の記者1人が死亡した.
 カナダ軍兵士らは通常の哨戒に当たっていた.
 カルガリー・ヘラルド紙の女性記者(34)は同行取材していた.
 アフ【ガ】ーン軍事作戦でカナダ人記者が死亡したのは初めて.
 他に,兵士4人と文民1人が負傷している.

 ターリバーンは31日,犯行を認める声明をウェブサイトに掲載した.
 また,ターリバーンのスポークスマンも,ロイター通信にあてたメールで,
「テロは勇敢なアフ【ガ】ーン軍のメンバーによって行われた」
と犯行を認めた.
 自爆犯はアフ【ガ】ーン軍兵士とし,20人を殺害,25人を負傷させたと述べた.
 この主張の真偽は不明.
 米政府高官が明らかにした死亡者数と食い違っているが,ターリバーンは自らの関与を認めた過去のテロでも,死傷者を膨らませて発表したことがある.

▼ ターリバーンはまた,「アルジャジーラ」TVなどを通じ,2010.1.9,死亡した実行犯とみられるヨルダン人の男のビデオ声明を放映した.[1]
 フマム・ハリル・アブムラル・バラウィというこの男は,アル=カーイダの二重スパイだったとされており,[1][2]
「今回の攻撃は,『パキスタン・ターリバーン運動(TTP)』のベイトラ・メスード司令官を殺害した米無人機攻撃への報復」
としている.[1]
 さらに,米国の内外で報復を実行することは,TTPの義務だと述べているという.[1]
 また,パキスタンのAAJテレビは,男と並んでビデオに映っているのが,TTPのハキムラ・メスード新司令官だと伝えた.[1]▲

▼ 2010.2.27には,バラウィとみられる男のビデオが,新たに公表された.
 ビデオは43分間の長さで,複数のイスラーム過激派系ウェブサイトに掲載された.
 このビデオを大幅に短縮した編集版映像は,1月にネット上に投稿されていた.[3]

 男はこの中で,ヨルダンの情報機関を欺き,二重スパイとして活動していたことを明らかにしている.
 ビデオの男は「アブ・ドゥジャナ・ホラサニ」を名乗っているが,バラウィ本人だと指摘されている.
 男は,本来の攻撃標的がビンゼイド大尉であり,CIA要員の殺害は計画になかったと述べ,「神からの贈り物」である「貴重な獲物」を獲得したと語っている.
 男はまた,ビデオの中で国際テロ組織アルカイダのメディア部門のインタビューに応じ,米軍のイラク進攻時に「聖戦」参加を試み,ヨルダンの情報機関にアフ【ガ】ーニスタン要員として雇用されたことから,武装勢力の活動に加わる機会を得たと述べている.
 男はヨルダン当局から,潤沢な資金提供を受けたと語ったうえで,当局が自身の交通費を負担し,パキスタンの査証発給に必要な文書の偽造を幇助したことを明らかにしている.
 男はビデオで,ヨルダン当局から自身に提供された資金が,ムジャヒディン(イスラム戦士)の支援に流れていたと述べ,ムジャヒディンが情報活動を利用する「新時代」だなどと語っている.
 男はさらに,自爆テロ実行を選んだ理由を「最低限のムジャヒディンの殉教で死者数を最大にできるため」と説明している.[3]

 元米情報当局者によると,ヨルダンと米国の情報機関は,バラウィが過激思想を改めたと認識し,アル=カーイダのナンバー2であるザワヒリの捜索に協力させていたとみられる.[3]▲

 【参考ページ】
2009年12月31日7時29分,時事通信
2009年12月31日13時6分,CNN
2009年12月31日16時48分,CNN
2009年12月31日18時21分,産経新聞(ニューデリー=田北真樹子)
2009年12月31日21時25分,ロイター
[1]2010年1月10日11時45分,ロイター
[2]2010年1月13日18時24分,CNN
[3]2010年3月1日16時6分,CNN


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