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東亜FAQ目次

※「北韓」:朝鮮民主主義人民共和国の韓国側呼称."北朝鮮"と呼ぶより厭味.


(画像掲示板より引用)


 【link】

「andrei_bt」◆(2010/10/12)Корейские танковые новинки
朝鮮戦車ニュース

「OSINTSUM」◆(2010/04/10)朝鮮人民軍新型主力戦車(MBT)関連  KPA's new MBT! まんせぇー!

「OSINTSUM」◆(2010/10/12)New DPRK MBTs in 2010 parade

「textlib @ ウィキ」◆(2010/09/13)北の新型戦車は「85-IIAP式(WZ-1228)戦車」?

「VOR」◆(2012/10/06)北朝鮮軍兵士 上官を射殺し韓国側に逃亡
「海洋戦略研究」◆(2012/10/07)北朝鮮兵士上官殺害亡命

「VOR」◆(2012/10/20)韓国軍 対北朝鮮国境警備を強化

「海洋戦略研究」:中古車,北朝鮮に不正輸出(2)

「週刊オブイェクト」◆(2010年06月05日)とある北朝鮮の超迫撃砲


 【質問】
 北朝鮮の兵器や戦術で,米のM1戦車や韓のK1にまともに対抗できる物って,どんな物がありますか?
 特に北韓名物,犬爆弾の有効性はどの程度だと思われますか?
 やっぱ北の戦車は,イラクのようにフルボッコですか?

 【回答】
 北朝鮮もアメリカもボクシングのように一対一で兵器を戦わせあうのではなくて,補い合わせて組織として戦いますし,またその戦いが起きる局面も様々ですし,それぞれが戦いで達成しようとする目標もいろいろなので,その質問は凄く難しくて答えられません.

 例えば北朝鮮にPO-2があるとして,その投下した爆弾がM1やK2の戦車長ハッチやエンジン上面に当たれば,ただでは済みませんでしょうし,SA-60がエンジングリルに砲弾を撃ち込んだとしても,同様にただではすまないでしょうが,それがどの程度起こるかとか,それが戦いの中でそんな錯誤を引き起こすかとか,そのあたりは全く不明です.

 北朝鮮の戦車については,正直なところ不明な点が多いですが,エチオピアに対する戦車部品,ことにT-55の予備部品を輸出していたという報道から推測するに,有る程度の産業基盤はありえる可能性があります(共食いさせて余った部品を売っていたとかでない限り).
 イラク戦争では確かに,イラク軍のT-72がM1を直接撃破したという話はありませんが,一方ではそれなりに擬装に秀でており,多数が航空攻撃を逃れたとも言います.
 兵器単体としては心もとなくても,威力を発揮する機会が与えられる可能性はあります.
 決して軽視できるものではないと思います.

 但し,朝鮮戦争開戦劈頭でのT-34/85のような大活躍は,ほぼありえないといっていいと思います.


 【質問 kérdés】
 米・韓・日の最新式の兵器には勝てそうもないけど,白兵戦になれば北がかなーーり有利では?
 朝鮮戦争の時も中国義勇軍と北朝鮮軍の白兵突撃の前に,USマリーンは創設以来初めての敗北を喫した.
 その様子をある雑誌で読んだことがあるけれど,2台の米戦車に対して100人ぐらいの北朝鮮歩兵が喚声をあげながら突撃をしてきたりと,北の兵隊達は死ぬことを全然恐れていなかったそうだ.
 アメリカを中心とする連合軍の兵隊の中には,相次ぐ凄惨な白兵戦のせいで,精神に異常をきたす者が何人かでたという.

 【回答 válasz】
 白兵戦主義とは・・・
 頭の中身が18世紀.
 軍事板に来る資格ナシ!!
 適切に機関銃を配置した防御陣地への白兵突撃は,単なる集団自殺である事を知らんとは.
 日露戦争しかり,第一次大戦しかり,ガダルカナル戦しかり.

 それを突破するのは,充分な火力支援による兵力集中と機甲機動力しか無いのだが.
 セバストポリ戦しかり,湾岸戦争しかり.

 それに,俗に言うシェル・ショックは,人間の生理現象の一つとして,一定の割合で発症するもので(元々生活していた文化レベルによって差が有るが),第二次大戦を例にとると,米国の63%は際立って高いとは言え,日本21%,ドイツ23%と,どこの国軍でもまんべん無く発症例がみられる.
 朝鮮戦争時の例は,特に中共,北鮮軍の白兵戦に対してのみ発症したと言うのは,大いに疑問だ.

 士気が高く,死を恐れないと言うのも大いに疑問で,徴兵によって集められた軍は,一部のエリート部隊を除き,概して士気は低いものだし,食料が充分に行き渡ってない軍隊士気低くなるのは,インパール戦などでも明らかなのだが.

 ちなみにぺク・ソニョップ閣下の本を読むと,北韓兵の死体からは酒のにおいがぷんぷんしたそうな.
 現代だったら薬だろ.
 日本に売るほd(PAM!PAM!

軍事板,2002/09/21
"2 csatornás" katonai BBS, 2002/09/21

青文字:加筆改修部分
Kék karakter: retusált vagy átalakított rész


 【質問】
 北韓軍には,ソウルから約40kmの距離にある軍事境界線の向こうから,ソウルを砲撃できる砲を多数装備していると聞きましたが,本当ですか?
 射程40㎞だと大和の主砲クラスの砲だと思うのですが…….

 【回答】
 正しくは「ソウルの北側にある衛星都市が射程内に入っている」です.
 北韓が保有している170mm自走砲M-1978, M-1989等は,最大射程が40~50km(ベースブリード弾),ロケット・アシスト弾(RAP)を使用すれば,60kmに達するとされています.
http://www.globalsecurity.org/military/world/dprk/m-1978-170.htm

 また,聯合ニュースなどによると,軍事境界線近くの北朝鮮長距離砲は約1000門で,ほとんどは洞窟(どうくつ)や地下施設に設置.うち約300門がソウル首都圏を射程にしているとみられ,一斉に発射されれば1時間に2万5000発が首都圏に着弾,ソウル全体の約3分の1に被害が及ぶとみられています.

 ただし現実問題としては,実際に火の海になるようなことはありえないだろうと考えられます.
 火の海になるまで撃ち続ける前に,北韓軍砲兵部隊のほうが壊滅させられるだろうからです.
 以下引用.

[quote]

 理屈の上では,ある日突然,1万門の大砲が火を噴き,2発目,3発目と撃ち続けて,それぞれ50発撃てば,合計50万発になる.
 何の妨害もないとき大砲1門が連続して50発の弾を撃つには,10分もあればよいでしょう.
 机上の計算では,そのくらいの数を撃ち込んできてもおかしくはありません.

 しかし,大砲の数が1万門という大規模な部隊は,ふだん洞窟に隠れていようが,射撃準備のために動き出せば分かります.
 自走砲が射撃位置につく.旧式の砲の場合は,兵士が動き,大砲を引っ張り出し,弾を込め,照準を定めるのですから,それは分かりますよ.
 アメリカは,「北朝鮮でそのような予兆が発生したら核攻撃する」
といって抑止していますが,北朝鮮が砲撃の準備をやめないときは,アメリカが「反撃」の名の下に先制攻撃する可能性が大きく,その場合は北朝鮮の多くの部隊が一発も発射できないまま消滅してしまいます.
 北朝鮮の大砲1万門が全く無傷のまま50発まで撃ち続けることなど,絶対にありえません.

 また,米中間では,中国に近い場所では核兵器を使わないという暗黙の了解があるようです.
 ということは,中朝国境から遠い場所でアメリカが小型の戦術核を使うことはありうると,中国が認めていることになります.
 ただし,核の使用は日本,韓国,中国をはじめ各方面に様々な配慮が必要です.
 そこでアメリカは,小型戦術核ではなく,地対地のパトリオット・ミサイルを使うシステムの導入を図っています.
 〔略〕
 既にシステムの開発は終わっており,近々配備が始まる予定です.

 的の大砲や多連装ロケットが初弾を発射すると,その瞬間にレーダー(対砲レーダー)でキャッチして発射地点に撃ち返すというのは,どこの陸軍でもやっていることです.
 〔略〕
 米軍の新構想では,そのように,撃ち返す手段にパトリオットを使うわけです.
 パトリオットはマッハ5で飛んでいき,ピンポイントで発射地点を直撃します.
 これによって,戦術核を使わなくても,せいぜい数千門が1発目しか撃てずに終わってしまいます.
 ですから,ソウルは火の海にはなりません.
 数千発がソウルに落ちれば,それなりのダメージは受けますが,通常弾頭の破片効果は限定的です.
 化学砲弾は何発か撃っただけでも一定の被害が生じますが,やはり火の海にはなりません.
 やや問題なのは,北朝鮮の240mm多連装ロケットでしょうか.射程35kmの20連装ロケットで,キャタピラの上に発射装置がついています.
 これは鎌首をもたげて一連の発射(20発)が終わるまでに44秒かかり,撃ち終ったら陣地変換しますが,発射装置を畳むのに120秒,さらに移動に75秒かかります.
 つまり,1発目から約4分で次の発射準備が整うわけですが,この4分間以内にパトリオットが命中するというのがアメリカの構想です.

[/quote]

小川和久著「日本の戦争力」(アスコム,2005.12.5),p.267-270

 ただ,核爆弾を積んだ爆撃機が特攻まがいの攻撃をかけてくれば,どうなるかは分からないでしょう.

 また,対地攻撃型パトリオットは計画そのものはありましたが,開発は中止された模様.

 ちょっとソースに信頼性の問題はあるが,以下に引用してみたい.

[quote]

 このパトリオットの地対地型については英文での検索も試みてみましたが,どうもよく分かりませんでしたので,知人の軍事マニアのT君に手紙で尋ねてみました.彼はたちまち次のような情報を教えてくれました.

 ──冷戦末期の1988年の春頃,米陸軍の軍団レベルのSSM案として,パトリオットを改良する「T16」という地対地ミサイル案が,「ランスII/T22」(MGM-52「ランス」の改良案)とともに,存在した.
 後者は射程250kmで,高度な自律慣性誘導装置によりランスの6倍の精度を持たせる.
 前者もそれと同等の性能を目指したと思われる.

 この二つの案がその後どうなったかは不詳.
 確かなのは,2003年10月1日に,ソウル近郊ソンナム空軍基地とソウル市内で行なわれた韓国軍創設55周年記念軍事パレードにおいて,韓国陸軍の装備として米国製のMGM-140「ATACMS」が初公開された.
 これは射程が150~300km(弾種による)あり,DMZから平壌の敵司令部まで到達可能で,米陸軍では,射程130km,CEP150mのLanceの後継SSMと位置づけている.
 自走発射機はMLRSをそっくり流用して2発連装で搭載する.
 韓国がいつからこれを持っていたかについては,『軍事研究』1998年2月号に,韓国は99年8月までにATACMSを111発購入する予定だと報ずる記事がある.
 さらに2000年7月に講談社から出た『最新朝鮮半島軍事情報の全貌』には,確かにそれらしい白黒写真がある,と.
 また03年のパレードには電子光学センサー搭載の国境警戒用無人偵察機も参加しており,これとATACMSがリンク運用される可能性もあるだろう──.

 いやはや,マニアは凄いものですね.わたくしのおつむりでは到底これらを記憶しておくことはできないのであります.
 しかし,要するに,塹壕陣地から発砲を始めた敵砲兵を即時に制圧できるような非核兵器はアメリカの最新技術力をもってしても実現し得ないのである,という,かねてから抱いておりました「相場値」は,これで再確認できたような気がいたします.

[/quote]

http://sorceress.raindrop.jp/blog/2006/01/

 ところでこの上記サイトは単なるファンサイトなんでしょうか.

 どのみち対空ミサイル改造型の対地ミサイルは小型戦術弾道ミサイルになりますから,命中精度は悪い筈ですし,数千門の火砲を一瞬にして撃破する能力は持ち得ないです.
 索敵をどうするんだという問題も.

JSF in FAQ BBS,改

 また,江畑謙介が2007年11月19日,放送大学「専門科目・国際政治 第8回」において,高橋和夫の質問に答えて述べたところによれば,仮に38度線で軍事衝突が起こった場合,ソウルを放棄する戦略が立てられているはずだという.
 韓国軍とほぼ拮抗する兵力を持つ北朝鮮軍の,約7割が38度線に展開しており,また,数十キロの射程距離があればソウルを直接砲撃する事もできるため,38度線にあまりにも近いソウルは,いくら在韓米軍と韓国軍が共闘しても食い止めるのは無理だろうから,というのがその根拠.
 もちろん韓国軍は立場上【首都を守れないなどと】公言は出来ないが,そういう戦略になっているはずだ,と彼は述べている.

ネオ千曲屋 松坊堂 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」(要約:編者)



 【質問】
 それに対して,南側はどんな対策を立てているのでしょうか?
 50年前からそう言われ続けてきているのに,まさか何も考えてないって事も無いって事は無いですよね?
 【回答】
 強固に掩蔽された火砲陣地を短時間に破壊するのは不可能です.

 また,北韓の砲兵システムは一撃離脱であり,対砲迫レーダーで韓国軍が位置を突き止めても反撃する頃には意味がなくなっています.
 さらに,韓国軍の砲兵もまだ近代化の途中であり,敵の場所が分かっても,有効射を得るまで時間がかかりすぎます.(HN "System" )

 こうした不充分さに対しては,リチャード・パール(Perle)米国防政策委員会委員長のように,「韓国政府が北韓側の砲撃発射地点を追跡し,即時反撃する事の出来る対砲兵(counter-battery artillery)技術を十分採択しないでいるのは無責任であり,理解できないこと」と批判する人もいます.(朝鮮日報,2002/12/18)
 一方,韓国の尹光雄国防相は2004/10/18,国会での質疑で,この長距離砲について,
「砲撃の動きがあった場合,6-11分以内に撃破できる」
と答弁しています.(共同通信,2004/10/18)



 【珍説】
・ソウルを射程におさめているのは北韓の保有する砲の中でも最大射程の牽引砲とロケット砲のみ.
・この火力はイラク戦争時に米軍がバグダッドに対して行った空爆と比べるとかなり小さい.
・しかしバグダッドは火の海になるどころか市民の疎開すら無かった.
・従って,ソウルが火の海になるというのは誇張である.そもそも,市街地に対する砲撃は効果が薄い.(兵頭二十八)
 【事実】
 合っているのは結論だけだね.

 北韓軍が攻撃を行うなら,火砲による擾乱射撃はあくまでも手段の1つにすぎないだろうし,バグダード空爆のときのような精密誘導なんて望めないことと,複合的な攻撃を行うだろうから,バグダードとは比較出来ない.



 【質問】
 なぜ,韓国は首都をもっと安全な場所に移さないのですか?
 【回答】
 首都と言うのは大抵は交通の便の良い場所にあるもの.
 ましてや韓国の山がちな地形では,大人口を抱える事の出来る場所と言うのは,極めて限定されます.
首都機能だけ移転しても,ソウルが経済・工業の中心地として存在する以上,結局最優先防衛地点として兵力を割かないといけない.
 だったら政治も一緒にいて防御兵力を集中させるのも一つの考え方.
 それにソウルの歴史的経緯もある.
 まあいざとなれば,南に500キロ程下がった論山に指揮系統は移るんでしょうけど.

(軍事板)

 また,ソウル特派員歴25年になる黒田勝弘によれば,中央集権的な韓国においては,韓国イコール,ソウルであり,〔ノムヒョン政権が現在進めている〕そのソウルを韓国の首都から外すというのはただごとではないのだという.
 そして,首都移転は韓国主導の南北統一の意思の後退なのだという.

 詳しくは「韓国は不思議な隣人」(産経新聞出版,2005/7/30), p.206を参照されたし.

首都引っ越しのときには……
(画像掲示板より引用)


 【質問】
 北朝鮮のコックサンですが,あれは自走榴弾砲なんですか?

軍事板

 【回答】
 「コクサン」は北朝鮮国産の170mm自走カノン砲で,M1978とM1989の2種類があります.
 M1978もM1989も確認された年,「コクサン」は発見された場所--北朝鮮の谷山(コクサン)郡--を表すアメリカのコードネームであり、北朝鮮では「チュチェ(主体)大砲」と呼ばれているとの説があります.
 前者はT-55/55もしくは中国製59式戦車のシャーシに,後者はAT-Sトラクターをベースに北朝鮮が開発した新型シャーシに,長砲身の170mmカノン砲をオープントップ方式で搭載しています.

 【参考ページ】
http://www6.atwiki.jp/namacha/pages/287.html
http://www6.atwiki.jp/namacha/pages/286.html
http://www003.upp.so-net.ne.jp/Zbv/sub02.htm
http://www.globalsecurity.org/military/world/dprk/m-1978-170.htm

【ぐんじさんぎょう】,2009/3/25 00:02

 棒が一本あったとさ
 葉っぱかな?
(中略)
 あっという間に かわいいコクサン

  ∧∧ パン!
  ( °Д°)  从 キ、、
  [。 ̄ ̄]ニニニ{;)三⊃
 /二二二二ゝ メメ ""
〔◎◎◎◎◎〕
 ~~~~~~~~~~

コタロ in mixi,2009年03月22日 20:18

 戦艦や列車内で単体運用される,米海軍の対テロリスト用兵器のことでは?>コックサン

丼炒飯 in mixi,2009年03月22日 22:16

(画像掲示板より引用)


 【質問】
 国境警備隊集団脱北事件とは?

 2007.2.4,インターネット新聞のデイリーNKが報じたもので,北韓咸鏡北道の会寧で国境警備隊の1個小隊が中国に脱出し,北韓が追跡活動を行った,という「事件」.
 同サイトによると,国境警備隊の事情に詳しい会寧住民のイ・ジョムサン氏(仮名)の言葉として
「会寧地区国境警備隊員約20人が最近,中国に脱出し,人民武力部保衛司令部(保衛司)と国家安全保衛部(保衛部)の合同追跡チームが中国に派遣された.
 脱出した警備隊員は,党中央の調査で脱北をほう助した疑いもあり,同じ部隊の所属ではなく,各地に勤務していた下士官たちだ」
と明らかにしたという.
 イ氏は
「脱出した兵士たちは2月末頃に,死刑が執行される予定の国境警備隊の現場責任者や,副小隊長と関係がある」
とも述べ,脱出した兵士たちはほとんどが武器を持っておらず,追跡チームは中国の公安当局や情報機関と連絡をとりながら追跡している,ともイ語った.
 さらにイ氏は
「脱出した兵士たちが韓国に逃れる可能性もあり,抵抗すれば射殺してもよいとの命令が下されている,と聞いている」
と付け加えた.

 北韓の人民武力部と国家安全保衛部は合同で捜索隊を中国に送り,中国当局と合同で中国・吉林省周辺で大規模な捜索を実施.
 追跡チームは両江道恵山周辺の長白地区や,両江道満浦に接する集安にまで,中国での捜索範囲を拡大しているとデイリーNKは報じた.
 また,デイリーNKは,中国の北韓消息筋の言葉として,脱出した警備隊員の一部は既に中国の国家安全部に逮捕されたが,現在のところ北韓に送還されておらず,中国側の調査を受けていると報じた.
 国境警備隊の脱北ほう助は,そのほとんどが中隊の保衛指導員や現場の責任者などの将校が中心となり,下士官は将校に比べて,比較的安い費用で脱北を助けることから,危険が伴うとされている.

 【参考ページ】
2007年2月5日13時43分,読売新聞(by 中村勇一郎)
2007年2月5日15時0分,時事通信
朝鮮日報,2007/02/06 08:16


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