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◆◆◆防衛庁/防衛省
<◆◆組織
◆日本・自衛隊FAQ目次
東亜FAQ目次


 【質問】
 防衛省と自衛隊との関係がいまいちよくわからないのですが,そもそも,防衛省の職員というのは,普通の国家公務員T種やU種の試験で入る公務員ではなく,現役の自衛官なのですか?

 【回答】
 国防組織としては一般的に「軍政」と「軍令」があると言われています.
 「軍政」とは行政・役所としての部分,「軍令」とは実力部隊たる軍隊組織です.
 日本では,軍政を防衛省本体(内局)が,軍令面を自衛隊が担っています.
 具体的には,防衛大臣の下に,事務次官が束ねる内局と,統合幕僚長と各幕僚長が束ねる自衛隊が並列しています.

 基本的に内局や各基地で勤務する事務官・技官は,国家公務員試験で入隊します.
 自衛官は自衛官採用試験ですので,人事管理では別系統となります.

ドカン・オオカミ◆s6tJH5.VuA


 【質問】
 防衛庁の背広組と呼ばれてる人たちは,内部部局の人達のことなんでしょうか?
 この内部部局には警察官僚OBが多いんですか?

 【回答】
 内部部局というか,防衛庁という役所そのもの.
 その中で働いてる官僚のうち自衛官じゃない人(普通の国家公務員)が背広組.
 防衛庁で採用された人もいるけど,他省庁からの出向もいる.
 逆に防衛庁から他省庁への出向もいる.

 OBっていうか,いわゆるキャリア公務員には,「出向」っていって,本来採用された官庁とは別の官庁に人事異動して一定期間勤務することがある.
 警察庁採用,特にキャリア組は旧内務省系官僚として各省庁に出向してるから,防衛庁にもいっぱいいる.

 警察庁と防衛庁は,要するに合法暴力官庁として近しいところがあるので人事交流があり,「官庁」としての格と実力は警察庁のほうが上なので,防衛側に「警察庁ポスト」としていわゆる「植民地ポスト」というか,「かならず警察庁の人が来るポスト」というのができてしまう.

 明治初期に両組織が発足した当初から軍と内務省(警察)はライバルだった.戦前は予算規模, 人員,政治力すべての面で軍の圧勝.
 しかし敗戦で地位が逆転――旧軍幹部がパージされたため――し,旧内務省の警察官僚が発足当時の自衛隊に乗り込んでいわば植民地をこしらえた.

 防衛庁生え抜きの官僚や自衛官からすれば面白くない話だが,防衛庁や環境省のような不人気省庁に優秀な人材を供給してきた面もある.
 また,とかく縦割りになりがちな役所において,横の人事交流が行われるのは大きな意味がある.

 現在,戦後半世紀で防衛庁生え抜きのキャリア組が次第に縄張りを回収しているが,情報関係部署などを中心に警察庁指定ポストがかなり残っている.
 軍事研究の防衛庁人事消息コラムを読むと,最新の動向が分かる(笑).


 【質問】
 防衛庁職員はすべて自衛隊員ですか?

 【回答】
 ほんの少しですが例外があります.
 小さい表↓で見にくいですが,この中で「防衛庁職員」と「自衛隊の隊員」は重なっていない部分があります.
http://www.mod.go.jp/j/defense/mod-sdf/index.html

ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA in 自衛隊板


 【質問】
 事務官って政治士官のようなものですか?

 【回答】
 違います.
 政治士官(将校)とは主に共産主義国家の軍隊において党(共産党)の思想教育と軍隊の監視を目的に置かれた党の私兵組織のこと.

 事務官は防衛庁職員で一般採用された人の総称.
 主に,機関や駐屯地において行政部門や支援部門に勤務する.
 軍事組織の一員であるが,実力行使することはない.
(従って「自衛隊員」ではあるけども「自衛官」ではない)

15 :専守防衛さん :2005/08/12(金) 13:20:45

 防3事務官(大卒)が幹部自衛官に
「(シビリアンコントロールだから)事務官の方が優位なんですよね?」
て言ってるのを見たことがある(笑).

(ドカン・オオカミ ◆s6tJH5.VuA in 自衛隊板)


 【質問】
 組織管理上,防衛庁(現・防衛省)の改善さるべき点は?

 【回答】
 組織管理の専門家を民間から募り,下部組織への人事,会計等の権限委譲等に再度着手する必要があるとする見解がある.

 以下引用.

 1998年に露顕した調達実施本部の不祥事は,第1に防衛庁と防衛産業の癒着,そして第2に代々本部長および総務担当副本部長として同本部を牛耳ってきた内局キャリアの意欲と能力の欠如が引き起こしたものであって,同本部に組織上の問題があったから生起したわけではない.

 にもかかわらず,「調達改革」の結果,防衛産業との癒着関係には抜本的なメスが入れられないまま,原価計算部局と契約部局から鳴っていた調達実施本部は解体され,原価計算部局は内局に移管され,調達実施本部は契約部局だけとなり,名前を契約本部と変えて存続することになった.
 これは,原価計算部局と契約部局のチェック・アンド・バランスを踏まえ,キャリアである調達実施本部長と総務担当副本部長が統括してきた調達業務を,より高いレベルである事務次官レベルで統括させようというものだが,これは防衛庁の全ての業務を監督しなければならない事務次官に不可能を強いるものである.
 すなわち,この「改革」は,当時の防衛庁長官のマスコミ向け人気取り発言を無批判に実施に移したもので有害無益であるので,元に戻して調達実施本部を復活させる.
 ただしイメージ・チェンジのため,名称は「中央調達本部」とでもしたらよかろう.

 その上で,「調達改革」に限定せず,会計専門家のみならず広く組織管理の専門家を民間から募り,下部組織への人事,会計等の権限委譲等,防衛庁の大改革に再度着手する.
 この大改革に当たっては,日本で安全保障の専門家が殆ど育っていないことを考慮し,英米から専門家を招聘して参画させることとする.

太田述正著『防衛庁再生宣言』(日本評論社,2001/7/5),p.63-44

 論理立ては具体性を伴っており,記述の妥当性は高いと愚考するが,一方,「自衛隊の戦力はゼロ」論争を見るに,「まず結論ありき」で論を組みたてている可能性があるため,太田ソースの信頼性はD(クロスチェック必須)レベルであることを留意されたし.


 【質問】
 防衛庁(現・防衛省)では監察は機能しているのか?

 【回答】
 中央組織には監察官がいないため,お手盛り監察が行われていたり,監察そのものがまともに行われていない付属機関があるという.
 以下引用.

 陸海空自衛隊には幕僚長直結の監察官がいるというのに,防衛庁の中央組織レベルにはいない.
 このため,組織管理の分野では陸海空の監察はお手盛りになってしまっているし,付属機関に至っては,監察そのものがまともに行われていない.
 ちなみにドイツでは,国防省全体の監察官が軍人の最高位とされている.

 そこで,防衛庁長官直結(内部部局および統合幕僚会議事務局と並立)の監察監をヘッドとする監察・考査部局(監察監には自衛官と文官が交互に就任し,航空機事故等の原因究明と再発防止も所管する)を導入し,防衛庁全体の監察・考査を実施させることとする.
 ただし,部隊監察(訓練錬度の検証)は各自衛隊に残す.

太田述正著『防衛庁再生宣言』(日本評論社,2001/7/5),p.64

 著書は防衛庁OBであり,記述の信頼性は比較的高いと愚考するが,一方,「自衛隊の戦力はゼロ」論争を見るに,「まず結論ありき」で論を組みたてている可能性があるため,太田ソースの信頼性はD(クロスチェック必須)レベルであることを留意されたし.


 【質問】
 自衛官と文官とを対等の立場に置くには,組織上どうしたらいいのか?

 【回答】
 内部部局における文官・自衛官の混成勤務体制を実現させ,また,地方のブロック機関たる局を,全国で6つ程度設置すべきだという.
 以下引用.

 防衛庁の最大の問題は,文官(とりわけキャリア)と陸・海・空自衛官らが同一組織に属するという意識を持っておらず,バラバラであることである.
 とりわけ,キャリアと幹部自衛官との間の溝は深く,幹部自衛官側は,キャリアによって見下されているという怨念を抱いている.
 したがって,防衛庁という看板を掲げた役所は存在するが,単一の有機的組織としての実態が全く伴っていない.(1)
 〔略〕
入庁区分や経歴管理が異なり,身分も異にするキャリアと幹部自衛官が,互いに牽制し切磋琢磨しつつ,防衛庁という組織の健全な発展を手を携えて推進していく体制を,早急に構築する必要がある.

 そのためには,キャリアと幹部自衛官の間をイコール・フッティングのもとに置く必要がある.
 こうした観点から,防衛庁におけるキャリア文官の位置付けを抜本的に改め,軍事専門家たる幹部自衛官と並ぶ組織管理(監理,IT,会計・調達,研究開発,法務,警務などに関する)の専門家とする.

 ちなみに旧軍では,陸軍および海軍の経理学校を卒業した主計将校がいた.
 この人々が戦後の公認会計士業界をリードしていった.(2)
 また旧軍では,軍法会議があったこともあって,法務は司法試験に合格した人々(先の大戦直前までは文官)によって担われていた.(3)
 また警務(憲兵業務)は,英国では文官によって担われている.

 そして,防衛庁キャリアを全員再教育した上で,内部部局における文官・自衛官の混成勤務体制を高級幹部クラスを含めて実現する.つまり局長や課長に自衛官(文官)が就くときは,次席は文官(自衛官)とする(英国の例を参考にする).
 「余った」防衛庁キャリアについては,陸海空自衛隊の管理,IT,会計,研究開発,法務,警務関係のポストを,基本的に文官ポストとする事により,これらポストに出向させる.

 この中央組織の改組と並行して,防衛施設局,地方連絡部,調達管理事務所等を改組統合し,施設,募集,調達などを所管するブロック機関たる地方防衛局(仮称)を,全国で6つ程度設置する.
 このことにより,防衛庁の地方における諸業務に係るバーゲニング・ポジションが強化されると共に,より効率的かつ効果的にこれら業務が実施できるようになる.
 同局においては局長ポストを含めて,内局同様に文官・自衛官混成勤務態勢とする.

太田述正著『防衛庁再生宣言』(日本評論社,2001/7/5),p.64-66

 ただし「自衛隊の戦力はゼロ」論争を見るに,「まず結論ありき」で論を組みたてている可能性があるため,太田ソースの信頼性はD(クロスチェック必須)レベルであることを留意されたし.

 欲を言えば,同様に混成勤務体制を採っている国を全て列記し,その評価を行ってみたいところだが…….


 【珍説】
 〔守屋問題に関し〕……だが,いまもっとも考えなくてはならないのは,そもそも日本に軍事産業は必要なのかということである.
 以前も本コラムで触れたが,使用可能性は限りなくゼロに近い戦車に何億もの血税を注ぎ込む一方で,「おにぎりを食べたい」と書き残し餓死する人がいる.
 それが日本の現状なのだ.
 
 国民の生命を守るために必要なのは本当に「軍事」なのか.
 「国家間の戦争は必ず起きる」という,20世紀には固く信じられてきた“常識”は,すでに幻想と化しているのではないか.
 いまこそ,このことを論議すべき時なのである.

週刊金曜日・編集長コラム

 【事実】
 2006年にエチオピアがソマリアに侵攻し制圧.
 2007年4月にソマリア首都空爆と掃討を行っているのだが.
 平行世界のコラムだな.

 結局,今回のトラブルを利用して自衛隊を否定したいだけじゃないのか?

ニュース極東板

 あんまりアナクロ過ぎて笑える.


 【質問】
 防衛省に戦争計画はあるのですか?
 例えば冷戦期,ソ連が上陸してきたら,中国,北朝鮮が上陸してきたら,万が一そんなことが起きた場合日本を守るのが防衛省の役目なのだから,どのように首都を守るとかそういうプランはなかったのでか?

 【回答】
 あるよ.
 それが年度防衛計画(年防)ね.
 「今年起きそうな脅威に対処するための計画」ということで,毎年整備されてる.
 それには,陸上自衛隊全般のことから,最終的には各部隊の初動作戦計画まで策定してある.
 冷戦期には,専らソ連による北海道侵攻に対する対処計画が整備されていたが,当然のことながら,昨今は尖閣列島や先島諸島への侵攻対処計画に変っているわな.

 防衛白書に「方針」だけは載ってるから(まあ,明示はされておらんが・・・)想像してくれ(笑)

緑装薬4◆8R14yKD1/k in 軍事板


◆◆◆◆防衛省昇格関連


 【質問】
 防衛庁の省昇格案が「国防省」ではなく,「防衛省」なのはなんででしょうか?
 諸外国の官庁を邦訳する場合、大抵は「国防省」だし、以前「国防会議」という機関もあったんだから、「国防省」で問題ないと思うのですが、何か支障があるんでしょうか?

 【回答】
 多くの場合、「国防省」というのは慣例上そう訳しているだけだからです。
 直訳すれば以下のようになります。

(米)Department of Defense - 防衛省
(英)Ministry of Defense  - 防衛省
(仏)Ministere de la Defense - 防衛省
(伊)Ministero Della Difesa - 防衛省
(西)Ministerio De Defensa - 防衛省
(NZ)Ministry of Defence -防衛省
(独)Bundeswehr -連邦防衛
(豪)Bundesheer 同上

 非英語圏のも英語名ではこう。
(イスラエル)Ministry of Defense - 防衛省
(タイ)Ministry of Defence - 防衛省

 Nationalをいれて「国防」を強調しているのは

(韓国)Ministry of National Defense -国防省 
(カナダ)Department of National Defence -国防省

くらいでしょうか。


 【質問】
 防衛庁が防衛省になると,どういう変化が起こるのですか?

 【回答】
 石破の目に感動の涙が流れる.

 あと,防衛庁は元々独立性が高いのに,シビリアン・コントロール等の問題のために省にされなかった.
 これまでは内閣府の外局という立場だった.
 で,現在,これは名目だけそうなっている,という状態.
 なので省に昇格するというよりは,今までの矛盾を是正し,実態に即した形にするのが目的.

 大きく変わる部分は,国際協力支援に基く後方支援活動が,自衛隊の本来業務になるという点.
 ただしこれは,省になったからそうなるというのではなく,省への昇格と抱き合わせで,そういうふうに自衛隊法を変えるから.直接の相関関係はない.

 また,防衛施設庁が2007年度で廃止される点も大きな変化.防衛省内の一組織に変わる.
 しかしこちらも,談合事件の影響によるものなので,直接の相関関係はない.

軍事板,改

 なお,「庁よりは予算についてある程度優遇を受けることができ,なおかつ政府内での発言力も向上するかもしれない.もっとも,省の中でも末席に位置されるが」というのは,まったくあり得ない……,といいますか,「省」か「庁」かには関係ないことだと思います.

 なぜなら……

○「庁」についていえば、
・警察「庁」は治安関係の業務において極めて影響力が強いこと(それこそ防衛省について言えば,警察予備隊から始まったという自衛隊の経緯上,特にその初期にはさまざまな警察流がまかり通っていた由)
‐金融庁も定員の配分や法案の提出数において府省よりも多い状態にあり、
‐警察庁について補足するなら、事務方トップである官房副長官を出したり、総理秘書官を出したりできる(事務方の総理秘書官は、外務省、財務省、経済産業省、警察庁から出ます)、
といったものがあります。

○建制順についていえば、
・末席というのは建制順(府省庁間では国家行政組織法別表第一に掲げられた順,府省庁内では各設置法に規定されている順)で考えればということでしょうけれど,それは極めて形式的な話であること(省庁再編前の筆頭であった法務省の力はどうだったのよ?,とか,旧通産省・現経産省は建制順では後ろの方ですけれど力は強いですね,といった事例を見れば・・・)
という実態があるわけです.

<省庁再編前>
総理府、法務省、外務省、大蔵省、文部省、厚生省、農林水産省、通商産業省、運輸省、郵政省、労働省、建設省、自治省
<現在>
内閣府、総務省、法務省、外務省、財務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、環境省
といった状況にありますが、上述の法務省や経済産業省(旧通商産業省)のほか、省庁再編前ですと自治省の順位は最後尾――これも当初は庁だったものが省になったので、末尾に追加されたためです――ですが、官房副長官を出すなど「格」は高いですし、他方で順位では前の方にある文部科学省(旧文部省)はそれほどでもない、といったことがあります。

 また、国I受験者が「2ちゃんねる」の「公務員試験」板でランキング・スレッドに書き込みをしていまして、そこでは次のようなランキングがあるわけですが、おおむね霞が関での感触と似通っていると思います(個人的にはいくつか違和感を覚えますが、それは個人差という部分もあるでしょう)。

Aa1 総務(自治) 外務 警察 財務 経産
Aa2 厚労 文科 金融
Aa3 内閣(経) 防衛
A1  内閣(法) 国交 総務(その他)
A2  環境 農水
A3  人事 会計
Baa1 法務

 ただし,同業者でも私とは異なり,次のような意見をお持ちの方もいらっしゃいます.中には違う見方もあるということで.

 防衛庁→防衛省に今日からなったみたいで,何が違うのかとか,オオゲサな妄想だと文民統制が揺らぐとか,いろいろ話があるようです.環境分野で数年前に同じようなことがありましたから思いつくまま記憶を辿ることに.

フォーマルな違い
○閣議請議,予算提出が単独でできる
 この手のは,元来庁長官専決決裁のハズで,物理的に総理大臣印を押す時間が節約されるわけですが,結局請議書提出は紙でやってるハズなので,正味5分ぐらいしか違わない.

○府令→省令
 内閣府令ではなく防衛省令(総理府令→環境省令)になりますが,これは結構違う.通常本府の予備審査にそれぞれ数日余分に見る必要があるから,百本ぐらいの単位で考えると,ちりも積もれば山となる.

プラクティカルな違い
 法令上とは違う,「格上げ」がもたらす実際上の違いです.

○職員の士気向上
 下がりはしないでしょう,という程度のものじゃないか.目の前の仕事は変わるわけでもなし,鬨の声があがるハズもなし.

○「大臣」職の地位向上
 「国務大臣○○庁長官」よりも「○○大臣」の方が政治家としてエライ(と思われている)ので,政治の場面でのプレゼンスが(多少)上がる(気がする)→そこはかとなく政治的雰囲気が変化

○国会委員会構成
 環境庁→環境省にあわせて,参議院で国土環境委員会から独立して環境委員会が設置されましたが,委員会所属により関心を持つ議員が増える→同じく政治的雰囲気の変化ってのがあった気がする.今回外交防衛委員会から防衛委員会になるのなら同じような変化があるのでは? (注:衆議院は中央省庁等改革当時既に環境委員会だったし,今回も既に外務委員会と独立した安全保障委員会ですね).

○党組織
 各政党の内部組織も同様にアップグレードすれば,同じく政治的雰囲気が変化.(今回の場合は既に国防部会とかあるわけでそんなことはないか.)

 こういう政治的な雰囲気の変化の結果として,予算や特に人員面でのハードルが(若干にしか過ぎませんが)下がり,結果政策実現の可能性が庁時代よりも相対的に高まったように思います(比較できないので検証しようがありませんけど).自民党中川幹事長が「むしろ,文民統制の強化につながる」「大事なことは,戦略の企画立案面で,国民代表の政治家が文民統制することだと思う.」と言っているのも,政治的関心が高まることの裏返しではないかと.
 省令制定権以外にシンボリックな意味しかなし,設置法改正のかなりのコスト(機会費用)を考えた時に短期的には釣り合うとは思わないのですが,実はだんだんジワジワと効果があがるんじゃないんでしょうかねぇ? 
 〔略〕

――「パンダとそらまめ」,2007-01-09-23:55:32

 これを読んでの私の見解は,こちらのブログで書かれている「他方,環境省への昇格の背景には環境問題対策の重要性の高まりがあったわけで,指摘されているような政治的効果は,実は省昇格とは疑似相関(spurious correlation)の関係にあるに過ぎない,ないしは省昇格に起因する部分は必ずしも大きくない,という可能性もないではない」というように思いますが,(続きの部分で書かれているように)検証できるはずもなく,ここは結論が出ないのだろうな,とは思います.

bewaad institute,2007/1/10,本文およびコメント欄,改

 偉いサンとこの件を話しましたが,庁だとそこそこの人材しか管理部門に来ないが,省だと優れものが入省して来ますとか.
「おバカなバクリョウに新風がホスイ〜」

小林源文 in mixi

 2007年1月9日に防衛庁は防衛省に昇格します.
 内閣府の外局であった防衛庁に比べると,すべての面で権限が大きくなります.

 ただ,「軍を官僚の隷下に収める体制」に何も変化はなく,防衛官僚の力が強化されただけの話と思います.
 自衛隊という実力を握る防衛官僚の鼻息は,外務省・警察庁との権限争いの過程で今後,ますます荒くなってゆくことでしょう.

 現次官の2度目の任期延長も決まり,外局のひとつであった防衛施設庁も吸収しており,組織として危険な肥大化兆候が表れています.
 背広の今後の動向には注意が必要です.
 国民が監視する必要は,これまでよりも一層高くなります.

 おき軍事の立場は,これまでもお伝えしたとおり,
・国防体制整備は,まず軍ありき.その後に官庁整備という順番.
・自衛隊が軍になれない限り,国防関連官庁だけ一人前になっても意味はない
・国防官庁はあくまで軍の事務機関.国防政策立案は制服中心に進めるべき
・軍は政治から独立した存在で,官庁組織内に軍が置かれている現状を打破すべき
というものです.

 今回の省昇格を歓迎している方も多いようですが,
おき軍事は全く喜べません.

 わが自衛隊には「状況をうまく利用してください」としかいえません.
 代議士すべては,官僚経由ではなく,制服を通じて軍事常識を身につけていただきたい.

おきらく軍事研究会,平成18年(2006年)12月11日

 【余談】
 賛否が分かれていた民主党が一転,全員一致して賛成に回った裏には,「記名投票」で脅かされてのことだったという.
 以下引用.

「防衛省法案」採決と「記名投票」

  今日の衆議院本会議で防衛庁設置法改正法案(いわゆる「防衛庁省昇格法案」)が賛成多数で可決,参議院に送付されました.
 国民の関心も非常に高く,またこの臨時国会では与野党対決法案として随分と苦労しました.担当の理事や役員の苦労は本当に痛々しいものさえありました.

 今日,民主党は驚くなかれ「賛成」の表決をしました.
 民主党党首の小沢某氏はもともと防衛「省」には賛成と言われていましたが,例の通り「政局」(権力闘争)の大好きな人で素直には賛成しない,むしろ徹底的に反対姿勢を示す,抵抗が遂に出来なくなって最後は賛成するという,いかにも国民にわからない迷走を続けました.
 11月19日の沖縄県知事選挙が事実上の「関が原合戦」で,それ以降民主党のネジが一気に緩んだのを実感したものです.

 私はこの間秘かにマスコミには「記名投票とする」旨を流し続けました.
 「記名投票」とは本会議で一人ひとりが壇上に堂々巡りをして賛否をはっきりさせる投票のことで,民主党にとっては賛成と反対が真っ二つに分かれていることがはっきりわかる,遂には党の分裂にさえなりかねません.
 議運筆頭理事たる私の「独りごと」ですから先方も大分肝を冷やしたらしい.
 今朝の国対委員会での情報交換のとき,民主党は「記名投票」を一番恐れていたよ,あわくって「賛成」に回ったのではないか,との坂本筆頭副委員長の情報分析に一同大笑い.
 〔略〕

衆議院議員 原田義昭blog,2006年11月30日

 以下は採決時の状況を伝える記事.

民主賛成,造反者はなし・防衛省法案

 省昇格法案の採決では,民主党会派を離脱中の横路孝弘衆院副議長が反対したものの,賛成を決めていた民主党からの造反者はいなかった.
 採決前日まで賛否が割れた党内議論を収拾したのは,皮肉にも反対姿勢を示していた「小沢一郎代表の判断」.路線対立を抱えたまま,ひとまず混乱を最小限に抑えた格好だ.
 小沢氏は1時間以上遅れて本会議場に到着.目をつぶって各党の討論を聞いた後,賛成の起立に応じた.
 党内は4人が欠席,2人が途中退席.執行部はいずれも処分しない方針だ.

日経新聞,2006/12/1

 なんだかなあ…….
 横路一派とはもう,きっぱり袂を分かったら?


 【質問】
 防衛庁の「省」昇格に問題点はないのか?

 【回答】
 役所が大きくなるのが悪いのではなく,背広官僚の不当な権限が拡大されて引き継がれることに問題があります.
 防衛相は,軍と相談しながら自分の見識で国防政策を立案して進める政治家です.
 背広官僚は,軍と相談しながら他官庁との事務折衝をする交渉人です.
 制服は軍事作戦の立案・準備・教育など軍事全般に視野を持つ専門家です.

 軍事分野は,国家の浮沈に直結するとともに高度に専門的で,世界共通のコミュニティが存在するため,制服でないとできないことが山ほどあります.
 軍事が国家の対外機能である以上,本来なら,軍事に関連する役所実務は基本的に軍人が担当すべきものです.
 歴史の教訓にも「軍政と軍令の分離は不可能」(ゼークト将軍)とあります.

 しかしわが国で,防衛省の緊要な部・局長クラスに制服を据えることができるでしょうか?
 これは,政治の軍事国防への意識がよほど向上しないと無理でしょう.

 そういう現状を考えると,省から軍を離すという視点が必要と思います.
 そもそも軍は,最高司令官に直属してその命令で動く実動組織です.
 軍と国防省は対等の関係で,制服が所属する軍と背広官僚や大臣が所属する国防省は,それぞれ独立した存在というのが自然な姿です.
 ちなみにわが自衛隊は,防衛庁という役所の一組織です.

 もっと本質的な話で言うと,わが自衛隊が軍隊として行動できる環境を整備することこそが緊急の課題です.
 これと役所が大きくなることの間に関連はありません.

 憲法で軍を保有できない現状で,軍事官庁を巨大化することが何を意味するか.
 一言でいえば,これは背広官僚による権益・権力拡大ゲームに過ぎません.

 国防戦略・国家戦略・国益の明確化・憲法改正といった根元の問題を解決する道筋も示さないまま,官僚の権益獲得ゲームに政治が賛成したことは,あまりに見識に欠け,わが国防の将来に禍根を残す失敗だったと思えてなりません.

おきらく軍事研究会,平成18年(2006年)12月18日


 【珍説】
 リーさん〔バーバラ・リー米下院議員〕の提案する「平和省」構想(日本でも「防衛庁を防衛省に格上げ」するよりはるかに賢明)

『痛み癒される社会へ』(阿部知子著,ゆみる出版,2003/2/5),p.228

 【事実】
 そんなに賢明なら,なぜアメリカは平和省を設置しないのでしょうね?
 アメリカだけでなく,古今東西を見渡してみても,そのような事例が見当たりません.

 何がどう賢明であるというのか具体的説明がない限り,空理空論と言うしかありません.


 【質問】
 防衛庁が防衛省になると,そのうち徴兵制とかもできるんじゃない?

 【回答】
 99%ありえません.

 詳しくは別項目参照


 【珍説】
 防衛庁が防衛省になるのは,軍国主義への逆戻りだ!

 【事実】
 防衛のための省があるだけで軍国主義なら,世界中のほとんどの国は軍国主義だということになってしまいますね(笑).


 【珍説】
 省への格上げの一番のメリットは現場の人の指揮の向上だと思います.(原文ママ)

 【事実】
 おそらく「指揮」ではなく「士気」かな?
 それで意味が通じる.

 で,現場はそんなので士気は上がりませんが何か?

 実際に現場に関係がないといっている人間が居る.そう言ってるだけだ..
そしてそれは私の知り合いの大半が同じ見解.

 ちなみに2000名あれば母集団としては十分.
 そして私は2000名じゃきかないだけの人数と意見交換してるが?

Cpt. hige in mixi

 まぁどっちかと言うと,防衛庁の対外的(対他省庁)な実質的な地位と,現状違う格付け地位の適正化でしょうね.
 相変わらず省の中では肩身が狭いでしょうが.

椋鳥 in mixi支隊

 士気を上げるだけだったら,コピー用紙の裏面利用と定数打ち切りを無くしてくれるだけで士気は上がったろうなぁ・・・
 他に思いつく士気向上策は・・・
・青森だからって,食事のフルーツもジュースもりんご一色は止めてほしい
・パンツやシャツは自腹でもいいから,作業着はせめて頻繁に交換できるようにして欲しい,PXで買うと高い
・サイトまでの草刈くらい民間委託できんのか?
・隊舎に越冬のカメムシが入らないようにしてほしい

 ・・・どうですか? 十数年前に比べて,いくらか改善されましたか?

EF63-24 in mixi支隊


◆◆◆◆防衛庁長官/防衛相


 【質問】
 石破茂・元防衛庁長官が軍ヲタというのは本当ですか?

 【回答】
 マジです.以前イスラエルに行った時,メルカバ戦車に乗せてもらい,大喜びしていました.
 他に政治家でミリヲタは,実は橋本龍太郎だったりします.彼の趣味はプラモ造りで,以前テレビの取材で一式陸攻や,ウォーター・ライン・シリーズの艦隊を自慢していました(もっとも,女の方が好きな様ですが).
 意外な所では,F-4EJの爆撃照準装置や空中受給油装置を取り外させた張本人の上田哲氏も,実は航空マニアだそうです.

▼石破長官


 【珍説】
 軍事関連株をたくさんお持ちの石破さん(ぼたんの花)

 【事実】
 この「軍事関連株」ってのは三菱重工のことを言っているんでしょうかね?
 三菱重工の事業部ごとの利益を見ると,そのものの「輸送・防衛分野」ってのは34%でしかないんですが・・・
 非軍事の輸送もあるだろうから,純粋な軍事部門は更に少ないでしょう.

 もう一つ,確かに石破防衛長官は三菱重工の株を1万625株持っていますが,三菱重工の株価を見ると1万株って言っても300万円程なのですが・・・

 300万で国の防衛をどうかしてしまうような人なのだろうか(笑

(名無し地雷犬)

 なお,下記の資料
http://www.mirai-city.org/chuo/taxjda.html
によれば,三菱重工業の防需依存度は11.4%.

(gainer in FAQ 2nd BBS)

 また,
http://www.defensenews.com/index.php?S=06top100
によると,MHI が 2006 年に記録した防衛関連の売上 revenue は,業界全体で第 23 位,売上全体に占める防衛関連の割合は 8.7%.
 前年に比べると,Defence Revenue がガクッと減っているのが興味深いところだけれど,為替が影響している可能性もあるので,これだけでは即断できませんね.

井上@Kojii.net in mixi支隊

 300万×0.114=34万2千円
 300万×0.087=26万1千円
 そんなハシタ金のために,危ない橋を渡るアホはいません.


 【質問】
 石破前防衛長官の本は軍事板的にはどうなんでしょう.Y新聞の書評では褒めてましたが・・.

 【回答】
 あー,うー,なんだなこれは・・・ノーコメント.
 そういう本だった.

 あれ読んで部下の人たちは大変だったんだろうな・・・と涙したよ.

 佐藤大輔だかの本に
「アマチュアとプロフェッショナルは,お互いの欠点を補い合って協調できる.
 しかし,マニアとプロフェッショナルは絶対に協調できない.
 特に,自らをプロフェッショナルに並すると思っているマニアは手に負えない」
と名前を出さずに批判されてて,あーやっぱり,この人そう言う人だよな・・・としみじみ思った.

 更に佐藤大輔の文を引用するなら,
「兵器のスペックを諳んじられる事が,軍事に詳しいと思いこんでいる,最もタチの悪い人間(マニア)」
そのものだと感じた.

軍事板

 予備自衛官補の教育訓練で,教育隊の大隊長が「これはいい本だ」と褒めていました.で,買いました.
 「自分の軍オタ自慢」にページが割かれすぎて分厚くなっているのは確かに問題ですが,国防思想で特に問題と思う記述は無いと思います.
 本サイトの回答とベクトル的にはほぼ同じですし.

 まあ〔評者は〕軍板でも初心者レベルの知識しかない公募予備ではありますが・・・・・・

 ちなみにそのときの区隊長は,
「石破の秘書が予備自補を受けたときに面接したが,バブル期に六本木辺りにいたようなとんでもないケバケバ美女で,これはどうかと思った」
とも言っていました.

ネオ千曲屋 松坊堂 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 上記質問に関連して,福田政権での石破防衛相就任に対する防衛省内部の反応について記事を見つけましたので,該当部分を抜粋の上,紹介させていただきます.

-------------------------------引用--------------------------------------

★防衛省人事余波

 返り咲き人事に防衛省内では衝撃が走っている.
 外相に横滑りした高村正彦前防衛相の後任である石破茂防衛相の就任劇のことだ.

 そもそも石破は防衛庁の天皇≠ニ称された守屋武昌前事務次官(四十六年・旧防衛庁)とは天敵同士.
 前回の在任中は,大臣と事務次官が反目し合う異例の事態に陥った.

 安倍政権下でドロ沼の抗争を繰り広げた小池百合子元防衛相の「守屋切り」にも石破は加担したといわれており,増田好平事務次官(五十年)は「トラブルメーカーの復帰に頭を悩ましている」(同省幹部)という.

 石破の特徴は「戦闘機や艦艇,武器の種類の暗記に執着し,幹部に暗記の成果をぶつけて答えられないと怒り,優越感に浸る」ともいわれている.

 陸海空三自衛隊も石破には冷ややかだ.
 前回,自衛隊のイラク派遣を決断したにもかかわらず,一度も視察に訪れなかったためだ.
 制服組の一人は「石破は単なるオタク」と手厳しい.
-------------------引用終わり-----------------------------------

from 『文藝春秋』2007年11月号 236頁「霞ヶ関コンフィデンシャル」

 もっとも記事は情報源が匿名である上,官僚側からの情報であるため,信頼性については一定の留保も必要かと思われます.

lala in FAQ BBS

203 :名無し三等兵 :2005/07/15(金) 02:16:50 ID:???

 石破前防衛長官をランクであらわすとどの辺?


204 :名無し三等兵 :2005/07/15(金) 02:19:45 ID:???

 アラスカ級ぐらい


207 :名無し三等兵 :2005/07/15(金) 02:35:39 ID:???

 微妙(笑)

 【質問】
 軍板的には今回の額賀防衛庁長官というのはどう評価されてるのでしょうか?
 政局や政治力学ではなく,軍事戦略上の観点からの軍板のみなさんの評価を聞きたいです.

 【回答】
 面倒なので引用.

http://obiekt.seesaa.net/article/8826189.html

 そして新しい防衛庁長官は,以前にも防衛庁長官職を経験したことのある額賀福志郎氏に決定.
 これまで在日米軍移転問題を担当してきましたから,氏の長官としての役割は,その一点のみに集約されていると言えます.
 2001年のKSDスキャンダルなど色々と隙の多い人なので,あまり目立たないように努めるんじゃないでしょうか.
 この方は二年前に,専守防衛の見直しを提言していますが,今回の在職中に再びそれを言うのか注目です.

 額賀のオッサンの役割は米軍再編問題.はっきり言ってそれだけ.
 今までずっと日米安保・基地再編合同調査会座長だったからね.
 わかりやすい人事だと思うよ.


 【珍説】
 防衛省設置法と自衛隊の海外派兵本務化をすすめる「防衛2法」の審議が昨日から衆議院で始まりました.
 転載です.

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10.31テロ特措法延長抗議,イラク派兵延長反対,「防衛省」設置法案反対,海外派兵のための恒久法はいらない!衆院議面集会・首相官邸前抗議行動
      WORLD PEACE NOW 
      http://www.worldpeacenow.jp/
■日時:10月31日(火)17:30〜
■集合:衆議院議員面会所(地下鉄国会議事堂前駅下車)
http://www.asahi.com/politics/update/1027/012.html
北朝鮮の核実験を契機につくり出された緊張を利用して,防衛族や軍需産業の長年の夢であった「防衛省」設置を,どさくさまぎれに強行しようとしています.今,緊急に抗議の声を上げなくてはなりません.政府は9条をまもれ!「戦争のできる国つくり」は許さない!防衛省は要らない!
各党への要請などと合わせて,10・31国会へ,緊急にご参集願います.

あつこば in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>北朝鮮の核実験を契機につくり出された緊張を利用して,
>防衛族や軍需産業の長年の夢であった「防衛省」設置を,
>どさくさまぎれに強行しようとしています.

 ドサクサ紛れじゃありません.
 法案提出は,北朝鮮のミサイル発射や核実験よりも以前から決まっていた事です.

 時系列を無視して陰謀論を展開しないでください.

 JSF in mixi

 それにしても「軍需産業は儲かる」信者は,論理性は丸っきり無視して連呼するしか能がないのか.


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