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 【link】

「dragoner.ねっと」◆(2013/07/19) 海上自衛隊のソマリア沖海賊対処,護送船団方式も変更?

「東洋経済オンライン」■(2012/12/07) 検証・三光汽船 2度目の破綻の真相

「東洋経済オンライン」■(2012/12/07) 「大氷河期」迎えた海運・造船


 【質問】
 シーレーン防衛とは?

 【回答】
 長田博(元海上幕僚長)は,次のように説明している.

――――――
 一般にシーレーン防衛というと,ハイウェイ・パトロールのようなものを思い浮かべるかもしれないが,その防護は,狭い幅の道路のような航路帯や,そこを通る船舶を護るというだけのものではない.

 我がシーレーン防衛は,まず大前提として米海軍による太平洋,インド洋全般の広域制海に期待する.
 第2の条件は,米第7艦隊による敵基地などに対する攻勢作戦と,航空自衛隊の我が国周辺海域における洋上全般の航空優勢の維持である.
 これらの支援の下で,西太平洋の限定された海域の制海を確保し,膨大な物資の輸入を可能とする海運態勢を維持する.
 つまり,有事においても国民の最低生活と継戦能力維持に必要な物資の輸入を確保し,国内の物資不足による混乱を防止しつつ,国家の抵抗力を持続して,勝てないまでも負けない態勢を保持するのである.
 その結果として,侵略者は,目標達成が困難である上,兵力損耗が耐え難いほど甚大になるため,その意図を放棄せざるをえなくなる.

 具体的に言うと,通峡阻止,対潜哨戒機による広域哨戒,洋上阻止,対潜掃討,必要に応じて行う船舶護衛,重要港湾水路などの安全確保,船舶運航軍事統制(NCS: Naval Control of Shipping)および救難など,各種作戦を実施して敵兵力外洋展開を抑制し,あるいは展開した兵力を撃破しようとするものである.

 ●通峡阻止

  通峡阻止戦においては,海峡外域に対潜哨戒機を行動させ,在来型潜水艦が通峡前充電を意図する場合,これを発見・攻撃する.
 また,通峡前のシュノーケル航走による充電を抑制することにより,潜水艦の通峡時あるいは通峡後の行動の自由を抑圧し,他兵種による発見・攻撃に貢献する.

 原潜についても,通峡前の位置確認などのため露頂する場合,あるいは何らかの情報により,その所在が判明した場合,主としてソノブイ・オペレーションによりこれを発見,探知,捕捉,攻撃する.
 探知,捕捉に至らない場合でも,対潜哨戒機が行動しているということで,潜水艦乗員に心理的抑圧を与え,その行動の自由を妨げる可能性がある.

 海峡入り口から出口までの間は,水上艦艇,水中固定機器、対潜ヘリコプターなどの異種センサー,ビークルの組み合わせにより,縦深的防止線を構成する.

 ●対潜哨戒機による哨戒

 相手側レーダー覆域外の我が国周辺海域の内,潜水艦の航過,遊弋,または潜伏の可能性のある海域を哨戒して捜索する.
 捜索手段は種種あるが,潜水艦の発する通信またはレーダー用電波を探知するESM,露頂した実体を発見する目視とレーダー,並びに潜没中の潜水艦による海水の撹乱,あるいは熱エネルギー放射による海表面温度変化を感知する赤外線探知装置などがある.
 また,何らかの情報により,潜伏の可能性の高い海域にあっては当然,ソノブイを使用するジェジベル・オペレーションを実施する.

 このような哨戒飛行を行うことにより,高雑音を発生する高速航行や露頂しての目標確認・攻撃,重要軍事目標に対する偵察,あるいは味方基地との通信の実施などを制約,妨害し,かつ潜水艦乗員に対し精神的威圧を与える効果が期待でき,結果として潜水艦の行動の自由を相当制約することができる.

 ●洋上阻止

 三陸沖の本州東方海域から小笠原列島線の当方海域は,海中における音波の伝達性の良好なCZ(コンバージェンス・ゾーン)を発生し,音響武器をもってするパッシブ・オペレーション実施に最適である.
 そしてここは,我が国が有事において設定する航路帯海域へ東方から侵入するには,どうしても通過しなければならない海域である.

 ●対潜掃討

 潜水艦を伏在させてはならない海域を掃討させ,潜伏する潜水艦を捕捉,撃破し,または海域の安全を確認しようとするものである.対潜艦艇グループと対潜哨戒機の組み合わせ,または,それぞれ単独で行う.
 潜水艦を伏在させてはならない海域とは,航路集束海域など潜水艦の存在確率の高い海域および重要航路の存在する海域である.
 この海域は通航船舶の存在密度が高く,会敵率は高くなるものと予測されるが,船舶密度が高いということは当然,周囲雑音(Ambient Noise)は大きくなり,音響武器を使用しての広域捜索に適さない海域である.

 ●護衛

 安全輸送を至上命題とする物資は,輸送効率は低くても,船団を組んで航行する必要がある.その物資とは,継戦能力維持のためお必要最小限の物資や,武器弾薬などの軍事物資などである.

 ●重要港湾と水路の安全確保

 船舶が洋上を安全に航行してきても,目的地である港湾と,その入り口付近で被害を受けたのでは,それまでの努力も全く意味がなくなる.
 したがって,沿岸防御と対機雷戦が重要である.これは機雷敷設を図る航空機を阻止する防空,潜水艦その他の船舶の侵入の阻止がそうである.
 防空は航空自衛隊に依存するが,沿岸防備は主として地方隊の艦艇,ヘリコプターをもって実施する.
 対機雷戦は掃海艇,掃海ヘリコプター,EODによって実施する.

――――――「世界の艦船」 2003/6, P.77,抜粋要約

消印所沢

 ついでに・・・
 シーレーンの問題については,こう言う考察もあります.

――――――
http://nippon.zaidan.info/seikabutsu/1999/00557/contents/128.htm

 特にアジア太平洋地域において,安全と安定を維持するためには,中核となる米軍事力が,何時でも何処にでも展開出来るフリーハンドを維持することが何よりも大切であり,これを担保するのがシーレーンの自由航行の確保である.
 米軍が迅速に展開できる可能性を保持することにより,物流を支える機能も確保され,地域の安定した経済発展が維持出来るのである.

 この様な阻害が何れの海域で行なわれても重大な障害を受けるが,特に海上交通の錯綜するチョークポイントや港湾付近で行なわれ,我々が有効な対策を講じ得なかった場合には致命的な打撃を被る事になる.

 この様な事態は事前に防止するのが最善であるが,そのためには常日頃から最悪の事態に対応出来る体勢を整えておくことが極めて重要であり,これが抑止に繋がると云うことを十分に認識しておく必要がある.

 「軍事的な対抗策を講ずることが基本となることは勿論であるが,上記の混乱を防止する為には,被害船舶の救助・各種保険・船員に対する被害補償等をも含め,ハード・ソフト両面の対策を講じておくことも必要である.

――――――

ますたーあじあ in mixi


 【質問】
 日本は石油を中東に依存してますが,中東から日本に石油を運ぶ時に石油を積んでるタンカーを護衛してるのは自衛隊がしてるの?
 それとも民間の警備会社?
 もしかして護衛なし?

 【回答】
 個別に一隻一隻のタンカーに護衛つけてたりはしてない.
 今はどっか特定の国と戦争してて,その国がタンカーを攻撃してくるような状況ではないので.
 ただ,東南アジアの諸島地域では海賊が出るため,海上保安庁が遠征して各国の沿岸警備隊や海軍と共に,警備と海賊対策に当たっている.

 もっというなら,インド洋〜太平洋地域の海の安全はアメリカ海軍が保証している.
 日本は日米安全保障条約を通じ,それに依存してます.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 なんで今まで海自は,商船護衛をやったことがなかったの?

 【回答】
 入隊したときは,民間の船は戦後の不信で,海自の護衛は受けないと聞いていたけど.
 速力も違う船団護衛をする時代が来るなんて.

 5年ぐらい前に軍板に書き込んだときは,馬鹿にされたのを思い出す.
 そろそろ外地に基地隊を作る時代が来るのかも.

予備海士長 ◆0J1td6g0Ec in 自衛隊板
青文字:加筆改修部分

 時代は変わるんだよ.

 去年,飛鳥Uとにっぽん丸が世界一周航海のときに,紅海へ入るあたりで海自の護衛を希望したとか.

 舷側が高くて速度も速い大型客船は,ターゲットになりずらいし,第2次大戦でも船団護衛の対象とならず,独航で大西洋つっきっていってUボートからすら逃げ切れたのに,だ(笑)

 ・・・きっと,退屈した船客への「船団護衛アトラクション」を提供したかったのだろうと.

 飛鳥Uとにっぽん丸が船団組んで,護衛艦に守られるというのも,なんだかなぁ・・・

緑装薬4 ◆8R14yKD1/k in 自衛隊板
青文字:加筆改修部分


+

 【珍説】
 シーレーン防衛の可否に関しては,3つの面から考えています.

1)シーレーン防衛という言葉自体が,アメリカの世界戦略変更の後付で出てきた言葉なんで,信用ならんっな〜って感想.

2)公海上や他国のEEZを航行する自国の船舶を「我が国」と言う事は,自衛の名目で侵略を進めてきた歴史へ逆行するのではないかという恐れ.

3)そもそも明治の征韓論以降,対外拡張路線を進めてきた思想の元に「シーレーン防衛」論があるのであって,岩倉使節団が「オランダ」「ベルギー」の道を指し示せば,日本は別の道を歩めた可能性があり,今こそその道を模索すべきだという希望.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>1)シーレーン防衛という言葉自体が,アメリカの世界戦略変更の後付で出てきた言葉なんで,信用ならんっな〜って感想.

 守らんと,枯れるよ?

竹輪 in mixi

>公海上や他国のEEZを航行する自国の船舶を「我が国」と言う事は,自衛の名目で侵略を進めてきた歴史へ逆行するのではないかという恐れ.


 歴史上の合意・背景,海洋国際法をまったく無視してる.論外.

>そもそも明治の征韓論以降,対外拡張路線を進めてきた思想の元に「シーレーン防衛」論があるのであって,岩倉使節団が「オランダ」「ベルギー」の道を指し示せば,日本は別の道を歩めた可能性があり,今こそその道を模索すべきだという希望.

 おいおい.オランダは歴史上まれに見る海洋帝国だったぞ.長崎の出島の背景をよく調べることですな.

 つまりあれか.タケル氏は軍事のみならず歴史も法律も解していないことが露呈されたわけですな.

腹黒紳士 in mixi

 1〜3,それぞれについて提言させて頂きます.

1)について.
 これはすごく単純に考えています.
 日本の輸出入の殆どがシーレーンを通る→だから重要.守るべき
という論理です.
 まあ,現状では守るもなにも,〔海自単独では〕出来ないわけですが.

2)について.

 各国にちゃんと通知して,納得の上でなら問題ないかと.
 最近の中国の漢級潜水艦のような行為をしなければ,ですね.

3)について.
 日本は海洋国家です.
 やはり,路線は「イギリス」でしょう.
 ちなみにタケルさんの出された例は,大陸の戦争で多くの被害を出した国ですね.
 大陸にある国と,海に隔てられた国では,取るべき政策は違ってくるのでは??(まあ,何かしらの参考にはなるかもしれませんが)

葉月 in mixi

>1)シーレーン防衛という言葉自体が,アメリカの世界戦略変更の後付で出てきた言葉なんで,信用ならんっな〜って感想.

 制海権やら通称保護やら,同じ概念は古くから,それこそギリシャ・ローマの時代からありました.

>2)公海上や他国のEEZを航行する自国の船舶を「我が国」と言う事は,自衛の名目で侵略を進めてきた歴史へ逆行するのではないかという恐れ.

 国際海洋法で船舶は,国の主権が及ぶと定められています.

>3)そもそも明治の征韓論以降,対外拡張路線を進めてきた思想の元に「シーレーン防衛」論があるのであって,岩倉使節団が「オランダ」「ベルギー」の道を指し示せば,日本は別の道を歩めた可能性があり,今こそその道を模索すべきだという希望.

 つまり,非人道的なナチに占領されてアメリカ様に助けていただくと言うことですね!

ゆきかぜまる in mixi


 【珍説】
 軍事力は「対抗する術」として整備するものだとしても,他国にとっては「恐喝といってもいい様な能力」と見做されます.
 それは際限ない軍拡競争を是認する考え方です.

 私はその考えを取りませんし,わが国は別の道を行くべきだと思います.
 だからこそ「渡海能力」「対敵地攻撃能力」を持たない,領土・領海に限った最小限防衛力を提起しています.
 シーレーンは「特定の国の軍隊」によって守るべきものではないと考えます.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>それは際限ない軍拡競争を是認する考え方です.

 ええ,ですから言ってますよ「アメリカ・ロシア・中国に対して軍縮を呼びかける具体的な案はお持ちですか」と.
 まさか,相手が軍拡してるのに,日本だけ軍縮とはいわないでしょ?

>シーレーンは「特定の国の軍隊」によって守るべきものではないと考えます.

 国際警察力だとしても,国力・即応性を考えると,日本も参加せざるを得ませんが?
 そして,警察力であるからには,結局武力が必要です.

ますたーあじあ in mixi

 【珍説】
>国際警察力だとしても,国力・即応性を考えると,日本も参加せざるを得ませんが?
>そして,警察力であるからには,結局武力が必要です.

 あくまでも「警察力」ですから,参加していいと思います.
 私は武力一般を否定していませんので.
 ようやく一致点を見ましたね(^-^)!
 具体的には海上保安庁が担当すべきでしょう.

 軍隊と警察力の違いは共通点が多いですが,軍隊はあくまでも戦争をするための道具だと思います.
 シーレーンは「国際警察力」で防衛しましょう.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 海賊はともかく,正規軍が出てきたら,海上保安庁なんて瞬殺なわけですが.

>軍隊と警察力の違いは共通点が多いですが,軍隊はあくまでも戦争をするための道具だと思います.

 それこそ,相手方次第でしょう,海上保安庁を軍隊と取られる恐れもありますが?
 だから言っているのです「可能性」の問題ではなく「能力」の問題だと.

 手法は一致しても,方法論が一致したわけではありません.

 もう一度聞きますよ,日米同盟が破棄された状態であり,なおかつ中国がフィリピン辺りで日本の貿易航路を脅かし,それを背景に,中国側が例えば尖閣諸島の領有権(沖縄でもいい)を主張した場合,どうしますか?

 多国籍同盟を組むにしても,国連付託にしても「日本」が参加する必要があります.

 そして,その戦力を「日本」が所有していない場合,一体何を頼るのでしょうね?

ますたーあじあ in mixi

>そして,その戦力を「日本」が所有していない場合,一体何を頼るのでしょうね?

つ 「他国の軍と戦える力を持ち,かつ軍隊ではなく,かつ単独ではなく他国と共同で動くことを前提にした組織」

 アレ???
 今とあまり変わらない気が..........

使徒むーちゃ in mixi

 つまり海上保安庁を正規軍相手に出来るぐらい強化しろってことなんだよ!!
 …あれ?別に海自のままでよくね?

竹輪 in mixi

 つか,警察が正規軍相手に出来る装備を持ったとしたら,そっちの方がよほど「怖い」んじゃないすかね.
 どんな政情不安の国ですか.

ぉ拓 in mixi

 ていうか,領空侵犯はー?

 この一点だけでも破綻済み.

ゆきかぜまる in mixi

 【珍説】
 海上保安庁と海上自衛隊を混同するご意見もありましたが,海上保安庁は警察力であって軍隊ではありません.
 コスタリカの国境警備隊の事例も良く引かれますが,これも警察力です.
 違いはいろいろあろうと思いますが,決定的なのは敵を壊滅させることを目的とするかどうかでしょう.
 軍隊は戦争の道具です.

 日米安保を終わらせて単独防衛を考えたときに,海上保安庁の能力をもう少し上げる必要はあるかも知れません.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 ですから,それは「可能性」の問題でなく「能力」の問題ですよ.
 相手が,自分を排除する力があると思えば,それは相手にとっての「軍事力」になります.

 そして,海上保安庁は,相手に対する軍事力(抑止力と言ってもいい)としては,極めて脆弱です.

>コスタリカの国境警備隊の事例も良く引かれますが,これも警察力です.

 なるほど・・・ニカラグァ政府と係争中の河川に武装ボートを進駐させるのが「警察力」なわけですか.
http://infolocust.seesaa.net/article/11359365.html

ますたーあじあ in mixi

 【珍説】
>日米同盟が破棄された状態であり,なおかつ中国がフィリピン辺りで日本の貿易航路を脅かし,
>それを背景に,中国側が例えば尖閣諸島の領有権(沖縄でもいい)を主張した場合,どうしますか

 沖縄と尖閣ではえらく差があるとは思いますが(^-^).

 中国が単独で軍事力を行使して,そんなことをするメリットはありません.シーレーン防衛の「国際警察力」の枠組みには,中国も当然参加しているのですから.

 それでも,万一そういう事態が生じたら,国連始めとする国際社会にその不当性を訴えて中国を孤立化させるという手段が考えられます.
 次いで国連軍や安保理決議に従った多国籍軍を組織し,アメリカやロシアの軍事力を利用して,不当な軍事支配の排除を進めるのだろうと思います.

 我が国の軍事力で中国の軍事力に対峙するというのは,戦争をするということです.
 それは避けたいですね.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>中国が単独で軍事力を行使して,そんなことをするメリットはありません.

 〔タケル構想では〕「アメリカとの同盟を破棄してる上に,日本の軍事費半分」なんでしょ?
 スプラトリーやらでやったように,難癖つける手段はいくらでもあるわけですが?
 上記のように「フィリピンを封鎖する」と脅して,それ自体をカードに使われる可能性は(低いにしても)メリットとしてはありえます,
 その場合,同盟国でないアメリカが中国側に付かない保証はありませんね.

>国連始めとする国際社会にその不当性を訴えて中国を孤立化させる

 不当性を訴えて,中国が孤立するくらいなら,チベットにもベトナムにも攻め込んでないわけですが.

>次いで国連軍や安保理決議に従った多国籍軍を組織

 拒否されたらどうします?
 ロシアやアメリカがロハで手を貸してくれる?
 アメリカを批判しているタケルさんとは思えない甘い意見ですな.

>我が国の軍事力で中国の軍事力に対峙するというのは,戦争をするということです.
>それは避けたいですね.

 でも,タケルさんの言い分では,〔戦争を〕抑止する手段がありません.

ますたーあじあ in mixi

>次いで国連軍や安保理決議に従った多国籍軍を組織

 ほい,「〔中国が〕拒否権発動」

竹輪 in mixi

>次いで国連軍や安保理決議に従った多国籍軍を組織

 こっちから同盟を破棄しておいて,何かあったら「助けてくれ」って?
 私が米兵の親なら,自分の子供をそんなフザけた国の為に戦わせるなど容認できませんが.

 ってかさ,結局は軍隊に頼るわけでしょう? 自国か他国かの違いがあるだけで.

 日本の代わりに戦うことになるアメリカ兵やロシア兵にしたら,
「俺らに血を流させておいて,なにを平和主義者ぶってんだこの偽善者は」
だと思いますが.

使徒むーちゃ in mixi

 【珍説】
>国際警察力だとしても,国力・即応性を考えると,日本も参加せざるを得ませんが

とおっしゃっている通りで,日本の海上保安庁が単独で対処するのでなく,「国際警察力」によるシーレーン防衛というのが理想だと考えます.
 そこには東アジア4カ国が参画するべきでしょう.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 「どこの」アジア四カ国なんですか?
 いずれにしても,日本は「軍隊」を派遣する必要がありますよね.

ますたーあじあ in mixi

 「その4カ国の間でモメて,片方がシーレーン封鎖」とかいう事態になったらどーしましょ??
 同盟国でもない他国なんざ,あまりアテにはならんのですが.

使徒むーちゃ in mixi

 【珍説】
>使徒むーちゃさん

 貴殿は私の持ち合わせていない下記の3つを持っていると拝察いたします.

1)外国のジェット機が爆音をたてて頭の上を通るのを我慢できる強靭な精神
2)外国の軍隊のための学校やレジャー施設に至るまでを税金で賄い続ける許容さ
3)外国の軍隊の行為がわが国の国益と絶えず合致するはずだと信じる論理力

 私とは基礎能力が違うと考えますので,今後ともスルーさせていただきます.悪しからず.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 むーちゃさんの意見が否であれば,その代案を出して,それを一つずつ否定するのが筋では?

 「話し合いで解決しましょう」と言う人が,相手を拒絶するのですか?

 〔略〕

「話し合う」という点では一致していますから,その相手に対しては,最低限応じなければならないと思うのです.
 その結果,
「この点でやはり貴方とは合わない」
と言うのであれば,できることなら「合理的な説明」で終了したいのです.

 私がタケルさんに求めているのは,究極的に言えば,この一点だけなのです.

 考え方が違うのは仕方がない,
 でも,相手への理解を持った上で議論を終了したい,
 そうすれば,双方が納得できるのですから,結果として争いにはなりませんよね?
――というのが,私のスタンスです.

ますたーあじあ in mixi

 一般ピープルも御する事が出来ない意見で国家が動く訳が無い,と思うのは俺だけかな?

RADYUS in mixi

 で,指摘に対する具体的な反論は無しですか.
 これが国家間の外交だったらどーするんですか?
 話し合いの終了は戦争につながるんですが.

 同じ国の人間,それも利害抜きで意見交換しているだけの人とすら折り合いがつけられないのに,どうやって他国の,それも利害関係がからんで必死な相手を説得できるんでしょ??
 話し合いを重視する人ほど話し合いを軽視するのには笑ってしまいます.

>同盟国ならなんでもアテになるのかよ〜.
>外国の軍隊の行為がわが国の国益と絶えず合致するはずだと信じる論理力

 同盟国なら“なんでも”アテになるとは一言も書いていませんが.
 ただ少なくとも非同盟国よりはアテになりますし,同盟そのものが抑止力にもなります.
(もちろん同盟を死文化させない努力が必要です)
 ってか,〔同盟国さえ〕アテにならんのなら,ますます自前の軍備が必要になりますが(笑)

使徒むーちゃ in mixi

 同盟国であろうが,相手に対する利益がないと動きません.

 特に,一方的な片務条約(無論日本ではなくアメリカにとって)である日米同盟では,現状「不安定の弧」に対する対処として,日本に地政学的価値があるからこそ,アメリカは日本に手を貸してくれています(もちろん,大事な商売の相手でもあるから)

 だから,利益がある限り,アメリカは日本を守るでしょう.
 もちろん自分達のために.

 翻ってみて,同盟破棄の場合で,中国が云々ですが,アメリカにとって,日本は「いい商売相手」以上の価値はなくなります.
 あくまで仮定として,中国が順調に成長し続けたとして,中国のポジションが日本に近くなった場合,アメリカは中国に追従する可能性すらあるのです.

 だから,中国の行動を黙認した上で
「それは日本と中国の二国間問題だ」
と言われればそれまでですし,そもそも中国には拒否権もあります(ソ連も中国も今までそれを散々盾にしてきた)
 故に,可能性は激低でも「能力的に対処できる」ことが不可欠なのです.

 さっきからしつこいくらいに
「可能性の問題ではなく,能力の問題だ」
と言っているのは,ここにあるのですよ.

 〔略〕

 国際的な枠組みを作るにしても,指揮権は国連や共通軍ではなく,日本自身が持つべきです.
 なぜなら,多国間での枠組みですから,下手をすると利害が一致しない場合は動いてくれないかもしれないからです.(これは日米同盟にも言えるが,いずれにしても指揮権自体は自衛隊にはある)
 有事の時に悠長に相手の良心に期待するわけにも行きませんからね.

ますたーあじあ in mixi


 【珍説】
 万一,石油貿易ルートが途絶えたとしても,日本人が餓死するほど日本国内の農業生産性が低いとは思えません.
 それなら現在社会保障費がどんどん削られ,介護難民が出て,生活保護がもらえずに餓死する人が出てくる事態の方がよほど問題です.
 5兆円の軍事費を半分くらいにして,社会保障に回しましょうヨ.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 すいません,本気ですか?
 日本の食料生産能力では,人口4000万が限界だと言われてるのですが・・・.

>在社会保障費がどんどん削られ,介護難民が出て,
>生活保護がもらえずに餓死する人が出てくる事態の方がよほど問題です.

 社会保障費の削減と,安全保障は関係ありますまい.

>5兆円の軍事費を半分くらいにして,社会保障に回しましょうヨ.

 無理です.

 と言うか,今までタケルさんは,ここで何を議論されてきたのです?
「軍事費を2.5兆円に削った上,アメリカとも手を切りたい」
 こんな,絶対に実現できないようなことを前提とするなら,もはや議論になりませんが?

ますたーあじあ in mixi

 ...orz
 ごめん,実家帰って田んぼ耕すわ...

 と言いますかですね,タケルさん,日本の食料自給率は本気でヤバいです.
 『平成の米騒動』を覚えておいでかと思いますが,あの時点で,カロリーベース自給率が米麦足して52%そこそこだったはずです.
 現在の生産高は主食カロリーベースで40%前後,これにジャガイモやトウモロコシ足してもまだ70%に届くかどうか.
 日本にも備蓄米制度がありますが,あれは要するに全農集荷分の売れ残りを低温貯蔵しているだけなんで,備蓄分を消費しても,自給率は5%アップするかどうかわかりません.

 そういう訳でシーレーンの防護は非常に重要な問題なのです.
 で,これを航路沿いの各国と同盟乃至条約を結んで集団的自衛権を用いて保護するのはありなんジャマイカと.
 もちろん軽率な物理力の行使は厳に慎むべきですが.

 んまあ食料問題に関しては北部太平洋航路を日米で押さえている限り大体大丈夫なのですが,日米同盟を破棄するということは,北部太平洋航路を危険に晒す可能性が高くなることですし,そうした日本の行動をみて豪州や中国,ロシアが穀物輸出価格をつり上げない保証はないので,そういった意味では日米同盟の保持は現状必要かと.
 逆に言えば北部太平洋で米海軍を押さえきりつつ,中露豪を味方にしておけるミラクルが可能なら,その限りでもないかもしれませんが.

ぉ拓@俺的パンダ祭り in mixi

 一応,データ載せときます
http://www.jogmec.go.jp/j_resourse/index.html

 そもそも,エネルギーの輸入が途絶えたら,備蓄を使い果たした後は,生活すら出来んのですが・・・.
 60年前のあのろくでもない戦争も,直接の開戦原因はソレですし.

ますたーあじあ in mixi

 いあ全く.
 戦前ですら食料輸入しておりましたし,エネルギー資源や鉱物資源に至っては何をか言わんや.
 でもって,それらを購う資金は工業製品の輸出で賄っておる訳ですが(最近は各種ソフトウェアコンテンツの輸出も増えてきましたが)
 中露に南北アメリカ大陸並みの購買力があるかというと,チョーうさんくさいというかなんと言うか.

ぉ拓@俺的パンダ祭り in mixi

 そういえばタケル氏は農業生産うんたらしかいってないようなのだが…
 遠洋漁業はかつての勢いは衰えたとはいえ,日本は一応漁業もやってるんですがねぇ.
 "石油貿易ルート途絶え"たら,(農業もそうだが)真っ先にやばいのはほとんどの作業に漁船が必要な漁業だと思うのだが…
 そこら辺は少しは思考に入れてもらいたいです,はい.

ぎんなんそう in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 【珍説】
 ぉ拓さんは田んぼや畑をやったことあります?
 やってみるといいですよ.結構気持ちのいいもんだから(^-^).
 4割にも及ぶ減反は日本の農業を疲弊させていますが,本気で2年もやれば生産力は復活します.
 その間は芋で乗り切る手がありますね.
 貿易がストップしても,よほどのことが無い限り「餓死」はないよ.

 瑣末だから〔自給の議論は〕止めようヨ.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>日本の農業生産力は,日本人の胃袋を賄う能力は充分にありますよ.

 ない.
 食料自給率を見た上で言ってるのなら,君は食糧確保について「無策」と白状している様な物だ.

 そもそも,マラッカ海峡が閉鎖されたら,どこから物を運ぶのだね?
 そして,そのルートにおける,マラッカ海峡とのコスト比較までやらないと意味がない.

 もしかして,君の頭の中では,食料と言うのは,想像すれば出てくる類の物なのか?

ますたーあじあ in mixi

 日本の農業そのもの〔をタケルは〕理解していない,と指摘したはずだが.

 農業用機械を稼動させるのはどうするのか?
 流通はどうするのか?
 また,今の農業は石油製品に大きく依存していると言う状況をどのように考えているのか?

>ぉ拓さんは田んぼや畑をやったことあります?
やってみるといいですよ.結構気持ちのいいもんだから(^-^).

 それで,その農業ごっこで何人が何日分暮らせる収穫があったのか?
 そこまで提示しなければ「考えた上で」などとはできない.

ゆきかぜまる in mixi

 ………
 農家に対して喧嘩売ってるのかね君は?
 減反政策をやめれば2年で生産力が復活?
 頭大丈夫か?
 二年で,減反政策で放置された田畑が復活するわけないだろ.
 ああ,土作りもしたことが無い週末農家ですか? それならごめんなさいね.

 と言うか,この瑣末事を持ち出した本人が,なに寝言みたいに『やめようよ』だ.
 自分の手に負えないなら,最初っから手を出すな.

RADYUS in mixi

 失礼ですが現役の農家の方ですか?
 そうでなければ随分と現実をご存じないというか,もし現役農家の方であればチト楽観的で羨ましいほどなのですが.
 ぜひそう言えるだけのノウハウをご教授頂きたく.

>ぉ拓さんは田んぼや畑をやったことあります?

 いつだったか書きました通り(てかその頃タケルさんMIXIお休み中だったかも),僕の実家は農家でしてね.稲と大豆とやっとりますよ.
 アレです,儲けなきゃいけないことさえ忘れてしまえば,農業ほど素晴らしい生き方も無いのは確かですね.
 農閑期以外の休みの日が無い代わりに,かなり時間の自由効きますし,趣味し放題ですし.

 んまあ,僕が自分の経営センスの無さに絶望して家継ぐの諦めた時から10年経ってますから,多少状況は上向いたのかも知れませんが,兄や地元の友達に聞いても
「大分上手い事やらな黒(字)出ぇへんしのぉ」
の一点張りですし.

 とりあえずアレです,「休耕田」の半数以上を占める15年以上耕作放棄してた土地で,どうやったらたった2年程度の耕作期間で収量元に戻せるのかお伺いしたいところです,参考までに.
 あと労働力の確保方法とか.

 あ,コレ別にトピずれでも些末な問題でもないですからね.
 『自衛権』の根幹を成す『国家の生存権』の確立と深く関わりますんで.

ぉ拓@俺的パンダ祭り in mixi

 もうウチの地元で儲けてる農家って,手前味噌ながらウチ含めて3〜4戸ですよ.赤が出ない訳でもないですし.それで町内の耕作面積の1/20しか確保してないですし,
 家系断絶したまま引き取り手の無い耕地とかフツーに20年30年ほったらかしですもん.
 栗の木とか自生してるんですよこれがまたorz
 20年ほったらかして耕盤もなにもドロドロの底なし沼みたいになった泥湿田と,セイダカアワダチソウまみれになった乾燥田とどっちが元に戻しやすいのやら.

ぉ拓 in mixi

「国民みんなパソコンもペンも捨てて鍬を握れ!
 そうすれば食糧は自給できる【はずだ】!!」

 ・・・・・・30年前,カンボジアで同じ事を言って,自国民の3割を殺した政治指導者がいましたねえ.

ネオ千曲屋 松坊堂 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 今年の春,カンボジアに技術随行員として渡航したのですが,受け入れ先のNGO学校で一生懸命パソコンの勉強をしておりました.
 あの姿を見ると,やはり寝言は寝言で終わらせるべきと実感しますね.
(日本のOA導入期と似たような環境です.)

余談(食い物ネタ)
 ポルポト時代を経験してもなお,(植民地時代の)パンの味が残ってるのは驚きでした.
 一般食堂のものでも,日本より美味いです(´∀`)

椋鳥 in 「軍事板常見問題 mixi支隊」

 【質問】
 稲作をやめて全部サツマイモ畑にすれば,シーレーンが封鎖されても食料危機にはならないのでは?

 【回答】
 水田の土なんて畑の土に比べたら遥かに粘土質なのに,そんなんでジャガイモとかサツマイモ作るって正気の沙汰じゃねぇと思うのは僕だけですかね?
 高校の圃場もだいぶ乾燥しやすい土壌でしたが,やっぱ上手くいかんかったですよ.

ぉ拓 in mixi


 【珍説】
 私は頭の上を他国の軍隊の飛行機が爆音をたてて飛び回るのを黙って見過ごす様な強靭な精神を持ち合わせていないので,ともかく米軍には撤去してもらう=日米安保の廃棄,を前提に国防を考え始めました.

 その上で,最低限の国防力とは何か,を考え続けています.
 それは「最低限」でなければならんと思っています.
 「敵より強い」を求め始めたら,軍拡は際限がなくなりますから.

 その際,「シーレーン防衛」をどう考えるかは重要です.
 まずどんな脅威があるか,を考えると,以前別トピで「ますたーあじあさん」が極めて可能性は低いとしながら「海賊」の例を引かれています.
 それ以外を考える必要はないでしょう.
 とすれば,これは国際的な警察力での対応をまず考えるべきで,わが国の個別的自衛権を持って軍が対処する問題ではないのは自明でしょう.

 また,少なくとも他国のEEZ圏を通過する際には,「わが国」を主張する訳にはいかんでしょう.
 そんな戦争を挑発する様な行為は想定すべきでもありません.

 では「公海上」はどうか,という議論は残ります.
 私は,やはり軍拡に際限がなくなるので「最小限防衛力論」では採るべきでないと思いますが,これはこれで話す意味はあるでしょう.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>それ以外を考える必要はないでしょう.

 なぜですか?
 上でもありましたが,フィリピン辺りを海上封鎖した場合,日米同盟抜きでは,どうしようもありませんが?

 で,どこに「国際的な警察力」とやらがあるんですか?
 まさか,インターポールが駆けつけるとか言わないですよね.

 タケルさん,戦車のときも言いましたが,もう一度言います.
 軍事力の大きな意味の一つは,相手の侵略意図に対するコストを引き上げることにあります.
 これは以前のトピでも紹介した,ソフトパワー論の中ですら挙げられています.

 ゆえに,
>わが国の個別的自衛権を持って軍が対処する問題ではないのは自明でしょう.
は明確に否定されます.

 軍事力とは外交を,外交とは政治を,政治とは経済を円滑に運営するための道具です.
 軍事力を削減したがために,経済が円滑に運営できなくなる可能性を否定するわけには行きませんよ.

ますたーあじあ in mixi

 頼むから,国際情勢と資源・領土問題と海洋国際法を読んでから書いてください.

>また,少なくとも他国のEEZ圏を通過する際には,「わが国」を主張する訳にはいかんでしょう.
>そんな戦争を挑発する様な行為は想定すべきでもありません.

 何を想定しているんだか良く分かりません.
 いいですか? 船舶とはその船の船籍がある国の領土とみなされますが,今の情勢では有名無実化しております.
 理由はご自分でお調べください.
 もっとも,民間の船舶が公海で「わが国」を主張して更改しているなんて話は聞いたことがありませんけどね.

腹黒紳士 in mixi



 【珍説】
>フィリピン辺りを海上封鎖した場合

 どこの国がそんなことをするんでしょうか.
 現実的にはあり得ない話でしょう.
 ただしそういうことも考えないといけないでしょうから,シーレーンが共通に重要だと思われる東アジア諸国の共同による民間船舶の安全のための枠組みを考えればいい.

 その際に日本の海上保安庁が協力することは必要と考えています.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
>どこの国がそんなことをするんでしょうか.

 えーと,上で「中国」を仮想してますけど?
 可能性の問題ではなく,能力の問題です.

 そして,日本にとって,シーレーンは死活問題である以上,相手の「能力」を封じ込める意味で,それに対抗する「能力」が必要になるわけです.

>アメリカと同時に,中国とも同盟を結ぶ
みたいなミラクルCをやったとしても,結局は,多国間での同盟というのは,利害が対立しやすいので(EUなんて,まさにそれで揉めてますね)いつそれが壊れるか分かりませんしね.

>シーレーンが共通に重要だと思われる東アジア諸国の共同による民間船舶の安全のための枠組みを考えればいい.

 具体的にどうぞ.
 「どこの国」と「どういう条約」を結ぶのか.
 そして,その妥当性を検証しなければ夢物語です.

ますたーあじあ in mixi

>どこの国がそんなことをするんでしょうか.
>〔中略〕
>その際に日本の海上保安庁が協力することは必要と考えています.

 ……….
 国家に制裁加えられる国際組織って言う予想した答えよりさらに斜め上ですな.
 国家間に性善説持ち込んで楽観的な主張しかしない時点で,60年前に勝てるわけが無い戦争に楽観主義で突入して,輸送船団の護衛も出来ずに前線に無茶ばかり強いてた連中思い出すよ.

RADYUS in mixi

>どこの国がそんなことをするんでしょうか.

 米中.

 確か,日米安保破棄が前提でしたな?
 海軍力を持たない日本を屈服させるのは簡単です.太平洋戦争でそれは示された.

>具体的には,大規模な排水量を持つ護衛艦の製造中止,作戦機も出来るだけ足を短くする,などの意志を示したいですね.

 つまり,離島の防空は必要ないとおっしゃる.酷い差別主義者ですね.小笠原や南西諸島に住まう方々は日本国の保護下に無くとも良いというわけだ.

ゆきかぜまる in mixi



 【珍説】
>軍事力を削減したがために,経済が円滑に運営できなくなる可能性

 私はそのリスクを負ってでも軍縮を進めることが大事だと思っています.
 これは議論しても仕方ないでしょう,思想の違いですから.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 思想の問題ではありません,現実にありうることを前提にしてるのですから,これをすり合わせないと,議論になりません.

 コミュニティでの議論ですから,議題に載せるなら,ちゃんとした案を示す必要があります.

 もう一つ.
 「軍縮」と言うからには,当然,アメリカ・ロシア・中国などの国へ具体的な軍縮案があるのですよね?
 その辺りも提示願います.

ますたーあじあ in mixi



 【珍説】
 現在進行形のアメリカに依拠する国防に対案を出そうというのですから,皆さんが求める様な調和の取れた「対案」を持っている人は,政党や軍事評論家の中にもいないでしょう.
 私自身納得の行く論者に出会っていませんし.
 だから考え続けているのです.

 私は外国のジェット機が爆音をたてて頭の上を通るのを我慢できるほどの強靭な精神を持ち合わせていません.
 私は外国の軍隊のための学校やレジャー施設に至るまでを税金で賄い続けるほどの許容さを持ち合わせていません.
 私は外国の軍隊の行為がわが国の国益と絶えず合致するはずだと信じるほどの論理力を持ち合わせていません.

 ですから,「日本は米軍なしでも充分国防は成り立つ」ことの可能性を考え続けます.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 色々と考えて「これなんかどうよ?」と疑問をぶつけるのは有意義なことかと思います.
 素人だからこそ逆に新たな発見ができるかもしれません.

 ただし却下された後,もう一度同じような理由でまたダメ出しくらったら,それはもう単なる進歩の無いアホだとは思いますが.

使徒むーちゃ in mixi

 買いかぶると言うか・・・
 タケルさんが提案なさったのですから,タケルさんご自身が具体的に提案なさる必要があるのではないでしょうか?

 はっきり言ってしまうと,

>アメリカに依拠する国防に対案を出そうというのですから,皆さんが求める様な調和の取れた「対案」を持っている人は,政党や軍事評論家の中にもいないでしょう.
>私自身納得の行く論者に出会っていませんし.

と言うのは,軍事評論家の人たちが「軍事費を半分にして,日米同盟抜き」の自主防衛が不可能だと思っているからです.

 ですから,タケルさんには,その人たちを説得する必要があります.(理由はお分かりですよね?)

 「考える」のであれば,理念ではなく,具体案なのです.

 ただ「こう思う」では,いつまでたっても実現不可能なままであり,ここで議論する意味がなくなると思うのですが,いかがでしょうか?

ますたーあじあ in mixi

 つーか,泣きごと言うくらいなら,発言は勉強してからにしろ.

 つーか,前提が感情論だから齟齬が色々生じてる,ってことに早く気付け.



 【珍説】
>軍事評論家の人たちが「軍事費を半分にして,日米同盟抜き」の自主防衛が不可能だと思っているからです.

 根拠〜ぅ!などと馬鹿なことは言いませんが,自衛隊なしでの防衛を主張を聞いたこともあります.旧社会党だってそうじゃないですか.

>ただ「こう思う」では,いつまでたっても実現不可能なままであり,ここで議論する意味がなくなると思う

 私は,こんなところで話していることが「実現」するかどうか,なんて大それたことは考えていません.
 「どう思うか」の議論で充分でしょ.
 私は「非武装」よりも「軽武装」が良いと思ってるだけのこと.
 それがどの程度かを考え続けています.
 「現状がいい」「もっと武装を強化すべきだ」という議論を批判するためにここで話している訳ではありません.

 「非武装」「軽武装」「現状維持」「武装強化」のどれもが間違いではないでしょう.
 思想の問題です.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 旧社会党・・・
 そうか,その道をたどりたいのか.

 歴史に学ぶことのできない者の末路はみな等しい.

:Cpt.hige in mixi

>:Cpt.higeどの

 同感です.
 冷戦中はあれでも良かったのですが,冷戦後に旧社会党がいかなる結果になったかを思うと,夢想もいいところですね.

腹黒紳士 in mixi

 非武装は,「通り道だから」って理由だけで蹂躙された国家が過去存在してるので危険な可能性が高く,さらにそういった場合抵抗する手段を持ち合わせないので論外なんですが….

竹輪 in mixi

>自衛隊なしでの防衛を主張を聞いたこともあります.旧社会党だってそうじゃないですか.

 で,それが現実で妥当でしたか?
 結局,村山首相は自衛隊を認めちゃいましたよ,政権とったら.
 それに,日米同盟も解消できなかったですね.
 日本の安全保障を考えたら,絵空事は実行できないと言う好例でしょう.

>「どう思うか」の議論で充分でしょ.

 「どう思うか」なら,そもそも議論する必要があるんですか?
 「私はそう思わない」といえば,議論が終了しますよ.
 それが議論と呼べるとはとても思いませんが.

>「非武装」「軽武装」「現状維持」「武装強化」のどれもが間違いではないでしょう.
>思想の問題です.

 思想の問題ではありません,妥当性の問題です.
 安全保障とは,思想ではなく妥当性が全てに優先されます.
 なぜなら,これは外交であろうが経済であろうが同じですが,「能力」ありきだからです.

ますたーあじあ in mixi



 【珍説】
>安全保障とは,思想ではなく妥当性が全てに優先されます.

 よく意味が判りません.
例えば,「非武装」に「妥当性」がない,というのはどういう意味でしょうか.証明できっこないと思うのですが・・・.
 「現状維持」は「妥当性」がある.という命題なら今のところ戦後62年間戦争起こしてないんだから「真」です.
 その場合は憲法9条の存在も合わせて肯定して下さい.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
 貴方がちゃんと安全保障を理解していると言う前提で話します.

>「非武装」に「妥当性」がない,というのはどういう意味でしょうか.証明できっこないと思うのですが・・・.

 できます.
 「非武装」で,国の最大目標である「国民の経済活動を阻害されない」という状況が生み出せるなら,それは「妥当」です.

 しかし,現実には,向こうが武器を持って,こちらの経済活動を阻害する能力がある場合,こちらが非武装だと,それを阻止する術がありません.
 また,「こちらには対抗する術がないので,軍事力を背景とした譲歩(恐喝と言ってもいい)に対抗するのが非常に困難です(というか,「非武装」なら無理)

 だからこそ安全保障は「妥当性」と「相対的な能力」と言う視点が必要不可欠なのです.

>命題なら今のところ戦後62年間戦争起こしてないんだから「真」です.

 忘れないでくださいね,日本という国は「日米同盟」という巨大な抑止力と,自衛隊と言うアジアでも屈指の能力を持っていたと言う前提を.

 タケルさんは「日米同盟抜き」で「防衛費半分」ですから,全然現状維持じゃないですよ?

ますたーあじあ in mixi

>それが是とすれば, 世界中の国が,世界各地に住む自国民や企業,世界に網の目の様に広がる自国の貿易ルートを守るために,世界中のあらゆるところに,「自衛権」を理由にして「軍隊」を派遣しても良いことになります.

 自衛権を理由にという表現はちとアレですが,在留邦人保護のため軍隊を派遣するということは国際的によくあることだと思いますよ.もちろん最悪の手段ではありますけれど.

 最近ではイスラエルがヒズボラに誘拐された兵士救出を理由にレバノンを爆撃しています.
 この件についてはイスラエル側の先走り,やり過ぎの感が否めず私は賛成できませんが.

utushi in mixi


 【珍説】
 では,〔日米同盟がない場合のシーレーン防衛を〕具体的に想定しましょう.あくまでもタラレバですが.
1)まず当該国のマレーシア,シンガポール,インドネシアの水上警察による警備を強化する
2)さらに当該国の海軍による共同作戦を展開する.これにはアセアン諸国東アジア諸国も協力する.
3)日本も海上保安庁の巡視艇などを派遣する.

 このくらいでいいんじゃないでしょうか.

タケル in mixi
(軍事学的考察上の必要性に鑑み,
引用権の範囲内で引用しています)

 【事実】
1)まず当該国のマレーシア,シンガポール,インドネシアの水上警察による警備を強化する

 そこまで,その国々が,警備を強化できるリソースがあればいいのですけどね・・・.

 というか,私が想定しているのは「それじゃ,対処しきれなくなった場合」なのですが・・・.
 東南アジアの国々の海上警備力というのは,残念ながら,そこまで大きくないですからね.

2)さらに当該国の海軍による共同作戦を展開する.これにはアセアン諸国東アジア諸国も協力する

 結局は軍事力に頼るのですか?
 それだと結局「他人任せ」になりますよ?
 そりゃ,協調するのは正しい解答だと思いますが,それだと「アメリカと協調して」と何が違うのか,私には分かりません.

3)日本も海上保安庁の巡視艇などを派遣する.

 自衛隊は駄目で,海保はいいのですか?
 他国から見たら「武装した船」と言う意味で同じだと思うのですが.
 それに,海保の艦艇では,かなり外洋での航行能力が厳しいと思いますが.

ますたーあじあ in mixi


 【質問】
 群島航路帯とは?

 【回答】
 日本にとっては石油ルート確保の政戦略に関わる,インドネシアの群島間の海上ルート.
 その重要さについては,以下の文章を引用しておく.

 17000以上の大小の島から成るインドネシアは群島国家と呼ばれるが,この種の国では,安全保障,海底資源,漁業権の問題も絡み,領海設定が難しい.
 かつて「領海は島の海岸線から3浬まで」とされた時代,どんな外国船も,インドネシアの島々の間などをほぼ自由に航行できた.
 ところが1957年,インドネシアは「群島理論」と「群島水域」なる考え方に基づき,外縁端の島々を結ぶ線の内側を領海と宣言,それによって領海を一挙に拡大させた.

 そして大塚智彦の報告によれば,1998年6月,インドネシア外務省は「群島航路帯」として3ルートを指定した.
 これは,外国の艦船が「群島水域」でも自由に航行できる特定の3航路である.
 3ルート以外の領海を航行するときは,届け出て許可を得る,潜水艦は海面に浮上して航行する,船内の武装状況を点検する,等という厳しい条件をつけている.
 この3ルートとは,西から
「スンダ海峡とカリマータ海峡を結ぶ線」
「ロンボク海峡とマカッサル海峡を結ぶ線」
「モルッカ海峡から南下する線」
である.東西に長く点在する島々の間を,南北に自由に縦断してもよいルートと言ってよい.

 日本向けタンカーは,中東ペルシャ湾からホルムズ海峡を通り,アラビア海,インド洋を経て,インドネシアとシンガポールの間のマラッカ海峡を通過,北上するのが殆どである.
 問題は,マラッカ海峡を何らかの理由で通過できなくなったときの,代替ルートをどうするかだ.
 危機管理の基本の1つは,複数対応の概念であり,死活的に重要なものを確保するためには,常に複数手段を用意しておくべし,との発想である.

 第1次石油危機(1973)以来,西側諸国は,石油供給上の不安ルートとしてペルシャ湾口のホルムズ海峡とマラッカ海峡を考えてきた.
 正確に言えば,両海峡とも死活的な生命線と見なすのは日本だけであり,欧米諸国はマラッカ海峡よりもホルムズ海峡を重視し,さらにスエズ運河も重要ルートに加える.

 長さ約900kmのマラッカ海峡は,最も狭い箇所では幅65kmに過ぎず,水深も120m以下という浅い箇所が多いのが特徴だ.
 特に,島の多い南東部分は当然ながら浅瀬が各所に点在し,水深ほぼ60m以下という危険な海峡である.
 そこを多種類の艦船がひしめき合いながら航行するのだ.
 97年秋のボルネオ,カリマンタンの森林火災で煙霧がマラッカ海峡を覆った際,船舶の衝突事故が発生したほどである.

 一般に海の交通ルートを利用する場合の利益には,基本的に目的利益と阻止利益の2つがある.
 前者は交通ルートを自らの利益に使うことであり,後者はそれが自らの不利益に使われるのを阻止することである.
 日本の場合は常に目的利益である.
 冷戦時代の中国は,東南アジアにおける米国やソ連の覇権拡大を警戒して,阻止利益を持っていたが,自らも中東石油に頼るようになった今では,目的利益に転じている.
 冷戦期,米国はソ連に対抗する阻止利益が強かったが,今ではペルシャ湾情勢悪化や東南アジア情勢不安に備える海軍行動を円滑にするため,太平洋とインド洋を結ぶマラッカ海峡に強い目的利益を抱いている.

 今この海峡に大きな利害関係を持つ大国は日米中と言えるが,マラッカ海峡の安全航行は,まずシンガポール,マレーシア,インドネシアの良好関係維持が前提になる.
 その3国は71年11月,
「マラッカ海峡の安全航行は3国の責任であり,3国の協力調整機関を設置する」
と発表している.

 相次ぐ日本タンカーの座礁事故などのマラッカ海峡の不安の強まりに伴い,日本タンカーの代替ルートとして浮上したのが,インドネシアのロンボク海峡だ.日本に距離的に近くなるスンダ海峡は,水深が60-80mと浅いのが欠点である.
 それに比べ,ロンボク海峡は幅は35kmと狭いが,約1300mの水深は大型タンカー航行には十分であり,中東からの日本タンカーも,マラッカ海峡に問題が生じるたびにここを利用する.
 インドネシアが新たに指定した「群島航路帯」にロンボク海峡が含まれた事は,日本を安堵させる措置と言える.
 日本政府が歴代インドネシア政権に好意的に深入りしてきた大きな背景も,そこにある.

(浅井信雄「アジア情勢を読む地図」,新潮文庫,2001/12/1,p.97-102,抜粋要約)


 【質問】
 マラッカ海峡で日本船籍の船が海賊に襲われたけど,日本の船って武器積んでないの?

 【回答】
 俺の友達の親父が国際航路の高速コンテナ船の船長をやっていた.
 で,昔聞いた話だが,日本船籍の船は基本的に非武装.他国船籍で日本の船会社所有の船の場合は,その船籍の国の法律の範囲内なら武装できるそうだ.
 ちなみに,その親父さんが乗り組んでいた船はパナマ船籍だったらしいが,船長室の金庫に38口径のリボルバーが一丁あるだけだったそうだ.

 もっとも,大型船の場合は船べりが高いから,海賊はそもそも乗り移ってこれないし,しつこい奴は,消火用の高圧放水銃で海水を掛けてやれば追い払えるといっていた.
 ちなみに,漂流者を装うことが多いらしい(大型船を目標にした海賊の場合).
 しかし,無線で船舶の遭難情報は流されるようなので,情報の上がっていない漂流者らしき者に対しては,救援物資を落としてやるのと,位置を関係当局に通報する以外は,相手にしないそうだ(もちろん,海賊多発海域を航行している場合の話).

 日本船籍の船の場合,船内には日本の法律が適用されるので,その範囲内で認めらない武器は,基本的に積んでいない.
 昔の遠洋漁船に乗っていた人の話では,網漁船でも漁具名目で,モリや水中銃は積んでいたそうだが…


 【質問】
 日本の商船数713隻
 うちバルク船159 カーゴ54 ケミカルタンカー13 混載バルク16 鉱石/原油混載4 コンテナ27 LPGタンカー40 オイルタンカー232 客船10 貨客船2 冷凍船27 Roll on Roll out48 近距離客船13 車両運搬船68 (1998年度)
 それに,便宜籍船(例 パナマ船)が今は多いですから,実数この数倍.
 これらを全て守ることができるのですか?

 【回答】
 紛争が始まれば、海外にいる日本籍船、外国籍船共、日本に近寄りません。
 国内にいる船は出航しないでしょう。
 たまたま紛争勃発時日本近海で運行している船が保護の対象になるが、これも急いで逃げるでしょう。
 保護すべき船は,それほど多くないはずです。

(軍事板)


 【質問】
 日本の海運における船員問題って何?

 【回答】

           , -‐―‐-、__
          /       、 `ヽ、
            /  / / / ヽ丶 \/
         l  / _j___{___ム_=イ   
         | |'´! -‐‐  ‐- { ! !   
  にぱぁ   | l |    r┐  ル| |    「日本列島と日本の領土での生産力で
         | l |トィ⌒v⌒1′| |    国民をどれだけ養って行けるのか考えれ」
         | l | ∧. ∧. f ハ. l |     と言うのは駄目ですか?
         | | l:ハ| |/_| レ' j│!   
         | l /  V〈_/ ,イ.j八   

・天然ガスは海外からの輸入率97%
・原油はサウジ,UAE等主体で海外からの輸入率99.7%
・鉄鉱石や羊毛,綿花なんかも100%輸入

 海運は日本にとって生命線で,仮に国際情勢の変化で情勢が変化し海運が途絶えたら産業どころか食卓まで干上がるのでぃす.

 第2次大戦の日本の直接の敗因は,原爆投下でもなんでもなく,
「B-29等による航空機雷敷設と港湾閉塞,商船の壊滅により海運が途絶えた事による飢餓」
 資源や燃料どころか,食料まで本土に運び込めなくなったからなんですなー.

 戦時中,外国から食糧輸送を担った日本の船員の半数近くが「戦死」した,という歴史的な異常事態を少しは重く受け止めて欲しいものですわな.

 ──翻って今日.日本の船舶海運会社が結ぶ,外国人船員との雇用契約では
「“軍事行動が行われている区域に赴く際には,下船して会社負担で帰国する権利”が明記されている」
のでぃす.

 1980年代のイラン・イラク戦争時の最中,日本のタンカーもミサイル攻撃や機銃掃射を受け,尊い殉職者を出しました.
 当時のタンカー乗員は日本人船員が主体で,6,000人を越える船員達が両軍の攻撃をかいくぐりつつ,日本への原油輸送を担いました.

 しかし1980年代以降,コスト削減の為,海外に便宜地籍船として国外に流出した結果,今や外国航路につく船団の九割以上が外国船籍.
 外国人船員の手で動くこれらの船が,世界中から日本に原油・資源・食料等,ありとあらゆる物をを送り届け,またありとあらゆる日本製品を世界中に送り出しています.

 ──なお2007年現在で,日本船は95隻.日本人船員は2,650人です.

 安倍首相のもと,2007年四月に海洋基本法が出来,これらの対策が打たれ出したばかりで,対策も理解もいっこうに進んではおりません.

 対テロ特措法もそうですが,
「航行する商船の安全を確保出来なかった場合,日本が回復不可能なほどの国際的信頼を失墜する」
理由は,これを読めばお判りですね?

ゆりりん ◆tx8IiMF52M in ニュース極東板,
2007/09/20(木)〜9/22(土)

青文字:加筆改修部分


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