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(画像掲示板より引用)
【質問】
海上自衛隊の艦隊(八八艦隊)が対艦ミサイルによる飽和攻撃を受けた際,各艦はどのように対処するのでしょうか?
1つのミサイルに対する対応の排他や割り振り方法などを教えてください.
【回答】
一般論としてはDDGが艦隊全体の防空を,DDとDDHは個艦の防空を行う.
どのミサイルから,またどの艦がどのミサイルを落とすか?というのはミサイルの脅威度に依る.
イージス艦は,このミサイルの脅威度評価と艦隊全体の防空管制が非常に巧み.個艦で多目標を同時に迎撃できるだけの艦じゃない.
脅威度判定の詳細ってのは当然公開なんてされていませんが,まあ,距離と速度をみて,到達時間の早い順から落としていくのが基本なんじゃないかな,とか.
なお,迎撃距離の遠い順位に
スタンダート(艦隊)−シースパロー(個艦)−速射砲(個艦)−CIWS(個艦)
が使用される.
あと電波妨害,チャフ・フレアの散布が適宜.
【質問】
エリアディフェンス能力を持つDDGと,高い個艦防空能力を持つDDの違いを教えてください.
【回答】
DDGが対空攻撃に用いるミサイルはSM-1MRとSM-2MRの2種のスタンダード・ミサイル.射程は70km〜100km前後,セミ・アクティブ・レーダー誘導され,射程の大きさから中距離防空(エリア・ディフェンス)に用いられます.
発射母艦の機能は中距離目標に対処できる物を必要とし,このミサイルを誘導できる艦をDDGと呼びます.
DDが対空攻撃に用いるミサイルは短距離個艦防空用のRIM-7M・VL・Pの各種シースパロー・ミサイル.(VL垂直発射型,リアクションタイムが向上.P低空目標対処性能向上型でVLの能力も備える)
射程は10km前後,艦上からセミ・アクティブ・レーダー誘導されるミサイルで,海上自衛隊護衛艦の主対空兵装となっています.
ただし,対処できるのは自艦に対して向かってくる目標に対してで(必ずしもそうではないが,射程などの理由で),艦隊に向けられている脅威に対しての兵装では有りません.
そのため,短距離用個艦防空(ポイント・ディフェンス)ミサイルと呼ばれます.
汎用護衛艦DDもミサイル護衛艦DDGも,この他に個艦防空システムとして近接防御火器ファランクスMk-15を装備します.
ファランクスはCIWS(Close-In Weapon System)の名の通り,最終防御兵器です.
将来的にポイント・ディフェンス用ミサイルは発展型シー・スパロー・ミサイル(ESSM:Evolved Sea Sparrow Missile)RIM-162になる予定です.
【質問】
18DDあたりがSM-1装備のDDGよりも射程の長いSAMを装備しても,DDはDDのままなのでしょうか?
【回答】
DDGはDDの対空能力を強化した艦,だと思ってください.
DDGは対空攻撃に使用できる主砲もDDの76mm(DDたかなみ型2隻は127mm)に対し127mm砲を1〜2門備えています.
しかし,その分固有の航空兵装を持たない(14DDGからは1機)など,対潜能力が簡略化されていたりします.
スタンダードより長射程の個艦防空用ミサイルが開発,配備されたとしても,肝心なのは策敵.射程範囲以上の探知範囲を持つレーダーを装備しない事には有効射程と成り得ません.
そして,DDGはその探知システムなどのレーダー関連機器が充実しているのです.
このシステムは高価な物である事が多く,DDGの高コスト化に一役買っています.
そういった高価な対空攻撃特化艦であるDDGと同等の能力を,DDに持たせようとすると,汎用護衛艦であるDDの調達に遅れを来たし,結果,戦力ダウンに繋がるかと.
無論,新しい対空システムが今後開発され,発展,普及しDDでも装備できる物になっている頃には,DDGのミサイル・システムはより高度なものに進化していると思われます.
【質問】
護衛艦は艦底部に魚雷攻撃を受け,浸水が始まった場合,どのように対処するのですか?
【回答】
残念ながら,潜水艦から魚雷攻撃を受けたら,とてもじゃないが浮いてられない.
特に船底起爆だと,船体を衝撃で持ち上げて,そのあと船体自身の自重でキールが折れるので,穴とかそんなレベルじゃないんだよ.
海外の廃艦になったフリゲートに,魚雷当ててる画像があったが,まさしく艦橋あたりで船体が折れてしまっていた.
まぁ,穴があいたら戦闘応急っていって,応急班が穴を塞いだり,区画を閉鎖したり,水流を使った排水装置エダクターを起動させたり.
さほど酷い損害でない場合は,戦闘継続中だと塞いで時間稼ぎするが,有る程度の余裕が有れば修理を行う.
多少傾いても機材は固定しているし,戦闘が予測されていれば不要な物は陸揚げ.
区画が細分化しているので,いきなり何度も傾かないと思う.
(船によっては癖のようなもので,傾いて走る船もあったりなかったり)
自衛隊板
青文字:加筆改修部分
youtyubeに落ちていますね.
http://www.youtube.com/watch?v=7vaImLvZbPw&feature=related
いきなり骨が折れて終わり.
>戦闘応急
船体に大激動!!>応急探知はじめ!!>ハッチを少し開けてシューーと音がすると空気が吹き出している=浸水区画>ハッチを閉め>柱を立ててハッチを開かないようにする>入港までその区画を放棄
だいぶ古いけど,「サブマリンスピリッツ」と言う海自の潜水艦ビデオが,地本とか広報室に有るのでかりて見ると良いかと.
予備海士長 ◆0J1td6g0Ec in 自衛隊板
青文字:加筆改修部分
【質問】
護衛艦の備砲についての質問です.
むらさめ級からたかなみ級になったときに,備砲が76ミリから127ミリに変更されましたが,たかなみ級の127ミリ砲は何の目的で搭載されているのでしょうか?
昔読んだ本に,艦砲で対艦ミサイルを迎撃するのは困難になったので,対空砲としてではなく,対地攻撃用に大口径砲を採用したと書いてありました.
しかし127ミリ砲程度では,150ミリクラスの自走砲や120ミリ砲搭載戦車あたりと撃ち合いをしたら,護衛艦の方が不利なんじゃないでしょうか?
最近の軍艦はほとんど装甲無いですし,海上では遮蔽物がありません.射程伸延砲弾でアウトレンジでもしないかぎり対地攻撃用に使えるとは思えません.
そう考えていくと,あの127ミリ砲って何で積んでるんだろうと疑問に思いました.
どなたか回答をお待ちしています.
【回答】
127mm砲はDDG・DDHが主に搭載する砲で,目的は対空が大きなウェイトを占めていました.
シー・スパローすら搭載して無い建造当初のDDHはるな型や,スタンダード単装発射機1基のみのDDGたちかぜ・はたかぜ型において,対空装備として127mm砲2基というのはかなり重要な装備だったのです.
たかなみ以降のDDへの127mm砲の搭載ですが,DDむらさめ型の建造の段階で,大型化した船体に76mm砲は余りにも小さすぎるのでは,と言う議論がされたのが,DDにも127mm砲を載せるきっかけになったと言われています.
汎用護衛艦の76mm砲に関しては,あさぎり級の就役が続いている当時から火力不足が指摘されていました.
対空用としてはともかく,対地支援等を考えた際に威力不足であり,こんごう級・たかなみ級に搭載されている127mm砲の搭載の必要性が当時から言われていました.
但し,
「速射砲が対空用としては使えなくなったので対地射撃へ志向」
という論調ではなく,あくまで護衛艦の砲力強化というものだった筈(米軍の速射砲は上陸支援射撃と軽量化に志向している様ですが).
また,米海軍の「フロム・ザ・シー」戦略に影響を受け,護衛艦も対水上/対陸上性能の向上を狙ったもの,という話もあります.
それと127mmクラスの艦砲は,射程が概ね20kmを超えます.
発射速度や命中精度などは戦車などの車両を大幅に上回るので心配無用です.
そもそも,艦艇の対地射撃に関して,質問者には根本的な誤解がある様です.
艦艇による対地射撃は,陣地や部隊集結地点の様な大きな目標に対する砲撃を行なうもので,戦車一両一両を狙い撃ちする様な射撃は行えませんし行いません.
有効射程が数千mのオーダーの戦車砲と20km前後の射程を持つ艦砲とが,相互に射撃を行なう様な状況はちょっと考えられません.
要するに最初から「アウトレンジ」が成立しているのです.
【質問】
なぜ護衛艦の主砲は1基だけに減ったのか?
【回答】
特に給排気の通路に大きな容積が食われるガスタービン主機やヘリコプター甲板が常識になったためだという.
以下引用.
------------
ところで,大戦前の艦艇設計は,重量制限の中で配分を考える重量ベース,大戦後は容積配分から入る容積(スペース)ベースとよく言われるが,1970年代以降には一定の全長の中に,いかにうまく諸要素を配置するかも重要な課題になってきている.
射界や視界の制約,電波の干渉などを配慮しながら,砲塔やミサイル発射機,艦橋,煙突,マストなどの前後の配置に,設計者は頭を悩ませる.
特に給排気の通路に大きな容積が食われるガスタービン主機やヘリコプター甲板が常識になってからは,砲塔は1基に限られるようになり,海上自衛隊の護衛艦でも主砲塔を2基持つのは「はたかぜ」型DDGが最後となっている.
中口径砲の発射速度が向上して,砲塔の数を減らすのが可能になったと言えるし,また,砲塔の数を減らすためにも,個々の砲の発射速度を引き上げる必要があったとも言える.
------------「世界の艦船」2005年1月号,p.136(野木惠一著述)
【質問】
「蛙の目玉」とは?
【回答】
対空と対水上を担当する砲側操作手の位置する半球状のドームのこと.
以下引用.
------------
Mk42は米海軍の戦後第1世代の5インチ単装砲塔(マウント)で,日本製綱所でライセンス生産した型は,73式54単装5インチ単装速射砲と呼ばれている.
現用の護衛艦では,「しらね」型,「はるな」型のDDHが艦の前部に73式5インチ砲塔を2基背負い,「はたかぜ」型,「たちかぜ」型DDGは前後に1基ずつ配置している(「たちかぜ」は後に52番砲塔を撤去).
Mk42(73式)5インチ砲は,旋回・俯仰や揚弾・装填は電気油圧による自動式だが,完全な無人砲塔ではなく,砲塔後部に砲台長と砲手,装填手が位置する.
弾薬は薬莢式だが,砲弾と薬莢が別々の分離装薬である.
砲塔の左右には,それぞれ対空(正面向いて右)と対水上(左)を担当する砲側操作手の位置する半球状のドームがあり,「蛙の目玉」(Frog Eyes)の渾名の由来となっている.
ただし,初期型砲塔は2つのドームを備えていたが,「たかつき」型の「きくづき」の新造時から左のドームが対空対水上兼用になり,右のドーム跡には平らな蓋が付いた.
さらに「しらね」以降は,最初から砲塔右側が丸く成形された砲塔になっている.
現在目にすることができるのは,この3人用の砲塔である.
------------「世界の艦船」2005年1月号,p.137(野木惠一著述)
【質問】
艦艇に搭載されるOTOメララ社製5インチ砲は対空重視らしいですが,対地攻撃はできないんでしょうか?
【回答】
それは逆.自衛艦は米軍が近年広く使っていたMk45は対地攻撃重視で対空射撃に向かないので,わざわざ対空射撃能力の高いOTOメララの127mm速射砲を装備している.
ベトナム戦争の時も駆逐艦からの対地砲撃は普通にやっているし,アメリカ海兵隊のドクトリンだと上陸作戦時の砲撃支援は海軍艦艇の砲撃に頼ることになっている.
アメリカは基本的に「艦の対空攻撃はみんなミサイルにやらせる」方針なので,砲による対空射撃を重視してない.
海上自衛隊は艦載砲の対空射撃能力を重視する傾向にある.
【質問】
護衛艦の艦砲は,ボフォーズ社のものを搭載しているようですが,これは日本の砲カン技術が欧米と比較すると見劣りするからと解釈してもいいのでしょうか?
戦前,日本の砲カン技術は欧米を凌駕していたと聞いたこともあるのですが….
いつのまにか国産技術は後退してしまったのでしょうか?
【回答】
砲槓は「ほうこう」でんがな(笑)
海の人●海の砒素 in 軍事板,2002/11/04
青文字:加筆改修部分
日本の砲身制作技術が欧米を凌駕したことは一度もないよん.
戦艦の主砲で言えば,金剛級以前はすべて欧米製.
また,国産の大和級の主砲ができが悪く,撒布界が異常に広い(命中精度が悪い)のはよく知られた話.
WW2の野砲から機関銃・小銃に至るまで,日本のオリジナル設計は全くなし.
すべて欧米のピーコもしくは小改良ものです.
14年式や94式拳銃は純国産だが,世界の水準にはほど遠い.
戦後もあまりその状況は変わっておらず,戦車砲を自前で開発しようとして挫折したのをはじめ,ほとんどすべての砲は輸入orライセンス生産にたよってます.
99式自走砲の砲は確かに国産だが,構造はピーコの香り高く(よくわかっていないが),能力は同世代のPzH2000に比べ著しく劣る可能性が高い.
(公表されてるデータで,すでに劣っているのがあきらか)
つーか,国産の「砲」なんか陸自の自走榴弾砲だけだろ.
牽引榴弾砲はドイツ,軽迫はイギリス,重迫はフランス,戦車砲はドイツ.
もっとも,OTO(イタリア)の76ミリはアメリカでも使ってるベストセラーだから,選択の余地は無いけど.
重量8tで毎分80〜 120発.
軍事板,2002/11/04
青文字:加筆改修部分
【反論】
99式に関して言えば,Pzh2000が同世代の中で異常に極まっていることも考えような.
AS90,パラディン,韓国の新型等の同世代と99式は,ほぼ同じ程度.
99式はオリジナルだと思われ.
無駄に75式の頃から自動装填をやってる訳じゃない.
射程も通常弾で30kmなら他国の52口径砲と同レベル.
同じ弾なら40km行くんだろ.
なんの根拠もなしに”ピーコ品”と断定する姿勢はいかがなものか.
第一,特許があるだろ.
軍事板,2002/11/04
青文字:加筆改修部分
▼> 戦後もあまりその状況は変わっておらず,
>戦車砲を自前で開発しようとして挫折したのをはじめ,
>ほとんどすべての砲は輸入orライセンス生産にたよってます.
――――――
http://obiekt.seesaa.net/article/143537641.html
初速2000m/sを突破・・・
日本のダイキン製の試製135mm徹甲弾は,凄まじい性能を持っていたようです.
そして新戦車TK-Xの新開発44口径120mm砲(日本製鋼)に用意されたダイキンの新型砲弾は,この試製135mm徹甲弾の研究成果を取り入れて,高威力化を達成しています.
新型120mm徹甲弾は,発射装薬の高エネルギー化,飛翔体の高L/D化,装弾筒(サボ)の軽量化が開発者自らの弁で語られています.
飛翔体の重量については言及が有りませんでしたが,語られた点だけでも,従来の120mm徹甲弾(JM33)と比べて相当に高威力化されている事が伝わってきます.
――――――
とJSF氏は書いています.
これを読んで,日本の大砲製造技術は凄いものだなあと思いました.
ただ,2002年当時に,陸自の次期MBTつまり10式戦車(TK-X)の主砲が,国産のこれほど高性能な戦車砲になるとは,想像もつかなかっただろう.
90式改 in FAQ BBS,2011/2/27(日)
青文字:加筆改修部分
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ベタ藤原 in mixi,2011年03月08日04:46
青文字:加筆改修部分
【質問】
先日,舞鶴で歩道橋の上から護衛艦を眺めていたのですが,その中の一隻のCIWSが此方を向いていました.
弾は入っていませんよね?
【回答】
基本的に実弾射撃演習をする時か有事の際でなければ,CIWSの弾倉には弾は入れない.
ただ,
「弾倉は空だけどシステムのスイッチは入ったままになってて,近くを飛んでた飛行機やヘリに向かって照準,射撃動作を勝手に始めた」
って事故は過去に何件かあったそうだ.
一説によると
「それ(弾倉が空の状態で暴走作動)はよくあること」
という証言もあるが・・・.
また,以前,舞鶴に停泊していた護衛艦がCIWSを誤作動?(いや,停泊状態での訓練だったかな?)でCIWSを作動させたら数発の実弾が発射された,という事故が起きたことはある.
原因は確か,弾倉に弾が残っていたのに気が付かないままだったから,とかなんかだったと思ったが・・・.
【質問】
護衛艦が積んでる短魚雷って,水上目標にも使える?
【回答】
一応,水上目標相手にも撃てるよ.
対水上艦モードあるし.
究極的には信管生かして,無誘導で水上目標相手に発射できる設計になっている筈.
でも射程が短すぎて,あんまり意味がない.
両用砲撃てばいいじゃん・・・というか.
軍事板
青文字:加筆改修部分
【質問】
艦艇関係のスレッドを読むと,護衛艦にヘリがあるのとないのとでは戦力にだいぶ違いが出るようなんですが,自衛隊の護衛艦に積まれたヘリの役割って何なんでしょうか?
【回答】
対潜捜索と攻撃.
その任務を水上艦のみで行うには,自艦に大型のバウソナーや長射程の攻撃兵器が必要なわけですが,ヘリコプターと母艦をデータリンクすることで,母艦自体のレーダーやソナーの有効距離や攻撃兵器の射程の延伸を行ったのと同様の効果が得られます.
そのために母艦の省力化・コンパクト化ができ,全体の対潜システムとしての効率化が高まったわけです.
名無し軍曹◆Sgt/Z4fqbE
【質問】
護衛艦からへりが飛び立ったあと,海象が悪化して波高が着艦制限を越えた場合どうするんですか?
陸上基地が近くにない洋上の場合です.
【回答】
普段は機体の底にあるメイン・プローブ(棒状)を甲板のRSD(拘束装置)の中に入れ機体を拘束します
.
天候の悪化時にはメイン・プローブにワイヤーを接続して,ワイヤーを巻き取り無理矢理引きずり降ろします
.
甲板に着艦出来ない場合は,燃料ホースをヘリに渡して空中給油を行う事も出来るそうです.
ただ天候が悪いときにするのかは知りません.
なお,狭さと揺れが大変だと言われます,最新型のSH-60Kからは自動着艦誘導装置も導入されました.
【質問】
ターターは「使える」装備だったんですか?
【回答】
昔々,1970年代に海上自衛隊が,用廃の魚雷艇9号を標的にして「あまつかぜ」のターター(スタンダードに換装前)の発射試験をしたそうな.
したら,ものの見事に外れてミサイルは海面に突っ込んだそうな.
知恵者が言うに,目標にイルミネートしても,目標と海面からの反射波がちゃんと区別できなかったんじゃろ,と言うことじゃ.
因みに,魚雷艇9号は(恥ずかしいから)そのままにしとく訳にいかないので,砲撃で撃沈したとそうな,
どっとはらい.
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