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 【link】

「ワレYouTube発見セリ」:【ニコニコ動画】JASDF EAGLE DYNAMITE


 【質問】
 必ずT-4による訓練を受けていないと,F-15は飛ばせませんか?

 【回答】
 簡単に言うと,F-15Jは操縦そのものは容易です.
 離着陸を除けば,T-4を経ていないパイロットでもF-15Jを飛ばすことが可能です.実験で確かめられています.
 F-4ではそんなことは不可能です.まぁ実験は行われていませんが,やるまでも無いでしょう.

補足:
 ただし,飛ばすのが容易である(扱いやすい飛行機であること)からと言って任務が容易なわけではありません.
 機能が増えると手間が掛かると言う,地上の仕事でもしばしば見られる構図が成立しています.

TFR ◆ItgMVQehA6 in 軍事板


 【質問】
 F-15について質問です.
 2ちゃんねるなどで
「C型ベースのJ型は空戦専用機.E型と空戦したらJが圧勝」
という書き込みを良く見ます.
 しかし,色々な資料を見ると,E型は対地攻撃能力を向上させていますが,空戦性能がオミットされてるとは
思えません.
 youtubeで知り合いになったアメリカ人に聞いても
「そんな話初めて聞いた」(空戦ならCがEに圧勝)
といわれました.
 実際のところはどうなのでしょう?

 【回答】
 「圧勝」するほどの能力差はない.

 まったく同じ条件ならE型不利.
 純粋な機体性能で大きな差は出ない.
 推力重量比とかを見ると,若干C系統のほうが機動性の観点から有利だと言われると,そうかもしれないが,とても圧倒的と言えるような差は付かない
(E型は重量が増加している)
 つまり大きな差ではないので,運用方法の違いや武装の違いで全然変わってくる.

 あと,F-15Eとか言っても何種類もある.
 F-15C(J)にも何種類もあって,導入時期や改修時期で,例えばアビオニクスの性能などが異なっている.
 J型に大別してPre-MSIP,MSIP,改善一型,改善二型がある.
 MSIPは,IRAN時の改修やら何やらで,さらに細かく分けられ,戦闘能力に細かな差異がある.
 最近では特に,こういう部分の優劣も機体性能に大きな影響を与えると言われている.

 一番顕著なのは,撃ち放し可能な中距離対空ミサイルAAM-4の運用が可能か否か.
 J型のうち,MSIPの一部と後者二つのみが運用可能だが,これらは全体数が少ない.
 ちなみに,E型は,基本的に同程度の性能を持つAIM-120を運用できる.
 なので,Pre-MSIPや古いMSIPなど,AAM-4の運用できないJ型は,視界外戦闘においてE型に劣る.
 「圧勝」というほどの差はで無いと思うが,だいぶ不利ではある.
 ただし,比較的新しいJ型であれば,E型と同等の視界外戦闘能力と,それより若干優れた近接戦闘能力がある.

 あとパイロットの錬度に関して.
 J型は制空戦闘しかしないし,パイロットも基本的にそういう訓練しか受けない.
(J型のささやかな対地攻撃能力のことは,この際忘れてください)
 けど,E型は戦闘爆撃機なので,飛行時間のうち対地攻撃訓練の占める割合が大きい.
 それは,相対的には制空戦闘訓練の時間の減少につながる.
 したがって,中の人を込みで考えると,J型のほうが優位に立つと考えられる.

 ただ,Eは基本的に戦闘爆撃機(攻撃機)だから,ほとんどの任務では爆弾山ほど抱えて飛ぶ事になるわけで.
そういう状況で空戦装備のJと交戦したら,そりゃEが不利だわな.
 装備状態によってはレーダー誘導の長距離対空ミサイルをEは積んでないわけだし.

 さらに,支援機材やパイロットの練度,会敵時の状況なんてことを考え始めたら,もう分かんない.
 AWACSもあれば対米同盟もある.
 攻撃側・防御側の問題もあるし,戦争自体の勝利条件設定もある.
 思考実験は楽しいけど,全体を考えてナンボでないかえ?

 まあ,地上攻撃を考えてないのに,わざわざE型にするのは金かかる上にバカらしい,ぐらいは言えるか.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 これは本当ですか?

~~ ~~ ~~
「日本のF-15に乗って一番びっくりしたのは,パワーがないこと.性能を落としているとは聞いていたけど,ここまでとは・・・(米空軍パイロット)」

~~ ~~ ~~ http://www.nikaidou.com/2009/02/f22.php

 【回答】
 おまえ それ いーぐる なのかと.
 じつは  ちがうきたい ちゃうんかと.

 べっつに両国のエンジン変わらんよなぁ.
 そりゃ,日本のはIHIでのラ国品だけどさ.
 ホーネットとトムキャット比べた言葉使いまわしてないか?(笑)

 ……実はクリーン状態(FASTパックすら外した状態)のF-15Eとの比較だったら吹く.
 あとラプターと,とか(笑)

邪夢 in mixi,2009年02月18日02:15
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 F15Jはsu-27と一対一のドッグファイトを行った場合,勝率何パーセント位ですか?
 やはり30パーセント位ですか?

 一応ソースとしてはWikipediaなんですが,
F-22 91%
タイフーン 82%
F15E 60%
ラファール 50%
F15C 43%

 【回答】
 現用の戦闘機の時点で,データが当てにならない.
 最新鋭のF-22まで入れればなおさら.

 F-22 91% タイフーン 82% といった元ネタは,wikipediaのこのグラフと思う(URL張れているかな)が,「脚注」に出所が書いてあるろう?

>性能向上型のSu-27 フランカーと空戦時の勝利確率をそれぞれの機体の能力から求めた.
>開発主体であるBAEシステムズ社のデータである.

 Su-27の記事に何故かBAEの資料が出てきて,「開発主体である」などと書いてある時点で,信頼性に難があると言わざるを得ないのだが.

 出典になっているのは『軍研』2008/12の,石川潤一氏の記事らしいと手元にあるが,当の石川氏は
「むろん,ライバルからしてみれば異論もあるはずで,本当なら第三者が客観的に評価したデータが欲しいところだ」
と述べている.
 当たり前の話で,BAEの資料なら特にタイフーンに,バイアスがかかっている可能性がある.

 Wikipediaがどういう編集方針なのかは知らんが,これをあたかも「真実」であるかのように堂々と載せているのは問題があるだろう.

 ヒコーキの強さってのは,F-22がT-4に撃墜判定とられた事例もあるように,一概には言えないんだよ.

軍事板,2009/07/26(日)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 F-15Jは本当にSu-30に弱いの?

 【回答】
 2ch軍事板の「次期戦闘機」スレッドで以前から聞かれているのが,
「F-15JはSu-30に弱く,意地でもF-22を選定・調達しないと,中国に侵攻される!」
というもの.
 まぁ,中国の渡洋侵攻能力についての議論はしない事にしているので,この点についてはあえて書きませんが,気になったのは,やたらとSu-30がF-15よりも強いという点です.
 これについて調べてみました.

 すると2008年に,米国で開催された米遇軍主催のDACT演習「レッドフラッグネリス08」で,インド空軍のSu-30(ブルーフォース)が,米空軍のF-15とF-16の仮想敵部隊によって惨敗していました.

――――――
Su-30 FLANKER (SUKHOI):GlobalSecurity

In the Red Flag 2008 exercise, the F-15 and F-16 "dominated" the Su-30. The Su-30 doesn't begin to approach the F-22 Raptor, and the upgraded F-15C Eagles with AESA radar may also prove superior. In the Red Flag 2008 jamming between aircraft nullified radar-guided missiles and allowed the aircraft to come into the merge. The Indians tried to use their "air show tricks", but the US pilots used the tactics they had developed to move in behind the Flankers when they started "sinking" and to quote a pilot, "drill their brains out with guns".
――――――

 インド空軍のSu-30は,ASEAレーダーを搭載したF-15CやF-16の前に,BVRで次々と撃墜されてしまったのです.
 もっとも,インド空軍のパイロットもBVRには慣れていなかったのもありますが(ベテランパイロットだったらしいです),F-15やF-16の前にSu-30が敗れたという事実は残ります.

 では,Su-30がF-15を破ったという事実はどこから来たのか.
 それはどうも,2004年インドのグワリオールで開催された米印合同演習「Cope India」からのようです.
 この演習ではインド空軍側は,Su-30とミラージュ2000の混成部隊12機.
 対して米軍はF-15C4機で,ASEAレーダーを搭載されていたのはわずか2機でした.
 またAIM-120は使用を禁止,さらにはE-3AなどのAWACSの使用も出来ず,おまけに僚機間でのリンク16の使用を禁止したという事に対して,インド空軍はAn-32空中警戒管制機を使用が認められるというものでした.
Aviation_Week_Indian 'Score'

 ・・・これなら自衛隊だろうがベトナム空軍だろうが,アメリカ側は惨敗して当然ですが.

 では,なぜこんなハンディだらけの演習をしたのかというと,インド空軍ではおそらくデータリンクによるネットワーク戦闘の実験をしたと思われます.
 米空軍ではSu-30の特性を理解する上での演習だったのでしょう.

 そしてこの2つの事項からすれば,Su-30はF-15と同等か,少し上回る程度でしかないのでしょう.
 アビオニクスに至っては,Zhuk-27 N001の探知能力が130nm,AN/APG-63シリーズだと160nmで,30nmの差が出ていますから,両者ともに同じかF-15の方が有利という事になります.

 また,Su-27ともなると,電子装備ではF-15Jの方が有利という事であり,そのコピーでしかない中国のJ-11で,果たしてF-15を圧倒出来るかどうかは疑問が残ります.

 さらに,中国空軍の稼働率は60%ぐらいと聞いていますので,フランカーシリーズをかき集めても,その内の60%しか飛ばせないという事になります.

 さらにまた,現代では海戦も空戦も陸戦も,ネットワークがモノを言う時代です.
 空自は昔からネットワークに力を入れており,BADGEシステムを導入,さらにそのC4Iバージョンとも言えるJADGEシステムの導入を完了し,F-15J改修型はリンク16を導入しています.
 また,E-767の改修にも踏み切っており,海上での地球の丸みで,スペック上での探知距離が落ちても,約400kmの探知距離を誇っています.
 これに対して,中国のKJ-2000の探知距離は,改修によりファルコン並みになったとはいえ,ファルコンの探知距離は戦闘機クラスでも370km程度なので,地球の丸みの影響を受ける洋上では150~200kmぐらいに落ちる事になります.
(というかファルコンって,洋上ミッションに参加したなんて話は聞いた事がないのですが)
【ファルコン707】:航空軍事用語辞典++
 さらにAWACSをカバーするように,E-2Cもあります.
 空自のE-2Cはホークアイ2000仕様に改修されていますから,こちらのカバーも可能です.
 そうなるとJADGEとリンク16を駆使すれば,APG-63(V)1のような非ASEAでも対応は可能です.

 つまり空自のF-15Jでも,十分過ぎるくらいSu-30に対抗は可能という事なのです.

 では空自がすべきことは何か?
 F-35を次期F-Xに選定するのなら,それはT-50やJ-20を念頭に置いた戦略を取る事,F-15とE-767,E-2Cの改修を進めていく事です.
 現代の戦闘は,ネットワークとアビオニクスが物を言うのですから.

バルセロニスタの一人 in mixi,2011年06月15日09:55
青文字:加筆改修部分

▼ タイフーン開発元・BAeシステムズによる分析結果:
http://typhoon.starstreak.net/Eurofighter/tech.php

 Su-35相手にF-15の勝率は43%.
 やや分が悪いものの,勝ち目のない数字でもないですね.
 F-18やF-16は21%ですから,スーパーフランカー相手には圧倒される,と見ているようです.

 しかし,F-22の91%はともかく,タイフーンの82%は,広告目的とはいえ,いささか自賛が過ぎる気もしないではないけど(苦笑

ゆうか in FAQ BBS,2011/7/24(日) 19:55
青文字:加筆改修部分

▼ この統計はユーロファイター社によるもので,これだとSu-35相手だと,F-15は不利と言わんばかりになっており,有利に戦えるのはタイフーンかF-22だけという事になります.
Technology:Eurofighter Typhoon

 とはいえ,この統計は1994年のもので,その当時はSu-35という戦闘攻撃機自体が存在しませんでした.
 だからこの統計自体が,本当に実証されたかどうか怪しいぐらいです.
 さらにその原型であるSu-30は,F-15にレッドフラッグで敗れています.

F-15Jは本当にSu-30に弱いのかねえ?
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1737291438&owner_id=23170483

 まぁ,でも,前にも日記に書いたように,松島のF-2の補てんはしなくてはならないし,それはF-35を代替に回すのは無理があります.
 ここはタイフーンも考えてもいいかな,と思うのですがどうでしょうか.

バルセロニスタの一人 in mixi,2011年08月08日20:56


 【質問】
 航空自衛隊の保有するF-15Jは,韓国空軍が購入したF-15Kと同じ機体ですか?

 【回答】
 J型とK型が型が違うのに,なんで同じ機体だと思ったのか逆に聞きたい.
 とりあえずwiki辺りでそれぞれの違いを調べて見てから,もう一回判らないことを質問しなおすのをお勧めする.

 ここで簡単に説明すると
J型=C型をベースに一部の装備や仕様が日本独自仕様や国産開発部品に換装されている
K型=E型をベースに一部の装備やソフトウェアが韓国独自仕様ということでオミットされている

 そしてE型も,さらに何種類かある.
 古いE型よりは優れているし,最新のE型には劣っているK型は,最新ってわけでもないが古いってほどでもない,
 微妙な時期に導入が開始されたのでこんなことになった.
 レーダーとかは戦闘機用のものを使ってたり,韓国独自仕様の部分もある.

 逆にエンジンは,P&W-F100からGE-F110に換装されてて出力は増えてる.
 レーダーもF-15Eのより新しいのに変わってたんじゃないかな.
 一方的に減ってるだけじゃあない.

軍事板


 【質問】
 F-2の標準迷彩は洋上迷彩ですよね.
 F-4も洋上迷彩はありますよね?

 F-15にはないんですか?
 あんな真っ白じゃ目立つと思うんですが,洋上では.

 【回答】
 無い.洋上を低空で飛ばないから.

 洋上迷彩,あるいは地上迷彩は,「低空進入してくる機体を迎撃機などが上から見たとき,発見しにくいように」行うもの.

 なので,高空を飛行する迎撃機であるF-15には,あんまり必要ない.
 F-15とかの塗装は,高空域で空に溶け込むような色彩配置になっている.
(地上迷彩は,地上に駐機しているときの被発見率を防ぐ意味で,施している戦闘機もあるが…)

 つまり,どの任務に重きを置いているかの違いで塗装が異なるわけ.

 たとえば,F-15のグレイ系統の制空迷彩は,
「高空を飛んでいないときに上から見下ろされるとやたら目立つ」
と,ドイツにF-15が配備された時に問題になったことはある.
 でも「任務からしてそういう状況は少ない」として,迷彩塗装のパターンを変えたりはしなかった.

 また例えば,戦闘爆撃機(攻撃機)型のF-15E(ストライクイーグル)は,低空進入も行うとしてグリーン系統の迷彩パターンが試験されたが,結局
「任務的に夜間飛行が多い」
ということでダークグレー系統の迷彩がされている.

 F15Jの場合は海に溶け込むより,空に溶け込むほうが重視されてるというわけで.
 もしF15Jが対地対艦任務を主任務に加えると当然,洋上迷彩も検討されるだろう.

 他国でも,どこが主戦場かによって迷彩パターンも異なる.
 ただ,自衛隊の支援戦闘機みたいに凝った迷彩パターンはあまりないけれど.
 海軍航空隊の飛行機はダークブルー系の色で塗っている国が多い.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 F-15J改にAN/AGP-63(V)1を搭載するようですが,AN/APG-77は搭載できないのでしょうか?
 技術的に可能なのか?教えてください.
 又,AN/APG-77とAN/AGP-63(V)3の性能差をご存知の方がいましたら,教えていただけないでしょうか?

 【回答】
 AESAは冷却や電力が問題になるので,空間的に入れば積めるというものではない.
 支持材や重心の問題もある.機体や機体搭載電子機器との干渉も考えられる.
 本来それ用に作られていないレーダーを積むには,改造と基本からの試験やり直しが必要なことが多い.
 F-22の重要パーツの輸出を米が許すかも疑問.
 性能的には探知距離が少なくとも倍になると言われている.

 どうしてもというなら,費用と時間をたっぷりかければ,まったくの不可能ではないだろう.
 しかしそんな面倒なことをするなら,F-15用のAPG-63(V)3 AESAを積む方が簡単.
 これは輸出も考えられているし,飛行,動作試験済みで,改造も最低限で済む.
 性能もほとんど同等だったはず.
 確か,レドーム径はF-15の方が大きかったと思うから,将来的にはF-15搭載AESAの方が,物理的な発展の余地は大きい.

 ただしAESAの性能は,素子数の他に,電力供給,冷却,ソフトが問題であり,特にソフトの関与が大きい.
 仮にAN/APG-77がもらえて,F-15にすっぽり使えたとしても,ソフトの供与がなければ,なんの役にも立たず,開発には豊富なインフラと投資と時間が必要.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 F-15Jの改修型について質問です.
 現在,MSIPの近代化改修が行われていますが,それとは別のIRANという,機体検査を兼ねた改修も行ってるそうです.
 この2つの違いとは何でしょうか?

 あと,一昨年の「J-Wing」誌のF-15特集の記事に
「現在の空自のF-15は数次の改修を経て,導入当初とは随分変わっている」
というのがありました.J-Wingは信頼性に欠けるという書き込みがあったので聞きたいのですが,どういう改修があったのでしょうか?

 【回答】
 IRANは車でいうところの車検に相当するような,定期点検のこと.
 IRANで点検を行うついでに,改修もまとめてやってしまおうということ.
 だから,IRANを行っても,MSIPは未実施ということもあり得る.

 IRANは定期点検,工場に戻しての所謂オーバーホールになります.
 その際に改修を行う事も有ります.
 空自のF-15は生産途中のアップデートに加え,数次の五月雨式の追加改修を施されたため,一機毎に仕様が違うとさえ言われてます.
 大きな物には
生産途中でのMSIP1相当へのアップグレード,
エンジンをDEEC付のF100-IHI-220Eへの換装,
見栄えが違う改修として航法警戒レーダー(J/APQ-1)の搭載(少数機)
等があります.

unknown

▼ F-15Jの近代化改修のまとめ

F-15J/DJのMSIP機(導入中期機.AAM-4の搭載能力は改修次第で有):約100機

pre→MPSE転向機:不明(IRAN入りしたもの)

第1次近代化仕様機(F-15J改):20~30機前後

第2次近代化仕様機:約70機(未定)+第一次近代化仕様機

AAM-4対応改修型:不明

 要は,細かい事はよく分からないです.

軍事板,2007/07/28(土)
青文字:加筆改修部分


 【質問】
 F-15の対地攻撃能力についてなんですが,念のために確認させてください.
http://www.47news.jp/CN/200309/CN2003091101000102.html
にある記事では,F-15が地上にある標的に射撃及び爆撃を行っていると読めるのですが,これは対空訓練の一環なんでしょうか?
 最終的に地上にある標的に弾を撃ち込むけども,そこまでの過程では標的を航空機と見なして行動するとか,そういった約束事で行うような.

 【回答】
 れっきとした対地訓練の一部です.
 F-15J/DJには対地爆撃の照準システム等はありませんが,非誘導爆弾を投下することは可能であり,空自パイロットはそれでも命中させるくらいの練度を持つほどの訓練を行ないます.
 世界の傑作機(第Ⅱシリーズ,70年代発行)のF-15では,無誘導2000lb爆弾の投下試験で,命中精度(CEP)が当時のテレビ誘導爆弾とほぼ同程度とされていました.
(2008年現在も,練度を維持しているかどうかは不明です)

 しかしF-15JはFI任務機であるので,対地爆撃は主任務ではありません.
 これは,対地攻撃は防衛上にも必要な訓練であるという現実と,対地攻撃は他国侵攻の意図がある!と叫ぶ一部の声との兼ね合い上,十分な対地攻撃能力は持つ機体も部隊も制限されていたため,一部FIに「対地爆撃システム等を搭載しないまま」補助的な対地爆撃任務をしいた,という,歴史的事情等があったためと言われています.
(空自FSはどちらかというと対艦任務に主眼が置かれ,対地任務まで手が回せない,というのも)

 現状の防衛大綱等ではどう変化しているのか,また対地訓練の理由付けが変わっているかについてはわかりません.

 ちなみにF-15が導入された当時はまだアナログでしたので,「爆撃計算装置を外す」って事もできましたが,後期型F-15ではセントラルコンピューターのプログラムの一部であって外しようがありませんので,それ自体は機にあります.
 デジタルの特徴は簡単にソフト交換できること(アナログの場合は回路の再設計が必要)なんですが,F-15の場合,ソフトを書き直す費用を誰が負担するかって問題が出てきました.
 そのとき,マクダネルの要求が当時の日本側関係者からみて,不当なぐらい高く,
「そんならいいや.時代も変わったし」
ってことになったのです.

軍事板
青文字:加筆改修部分


 【質問 kérdés】
 F-15Jの改修内容はどんなもの?

 【回答 válasz】

 ジェーンによればロンドンで空自の井巻浩二一佐は,空自が保有している201機のF-15Jのうち156機をF-15MJに改修するとの事です.

Japan mulls F-15MJ upgrade for Eagle fighters:IHS Jane's360

 JMSIP機の改修は88機が対象だっただけに,Pre-MSIP機も改修するという事でしょうか.
 Pre‐MSIP機とはデジタル・データバスが装備されていない機体で,1978年の受領から1984年までに調達された機体の事です.
 この機体については偵察機や電子戦機への改修が言われていただけに,比較的新しく調達された機体が対象となるのでしょうか.

【自衛隊】F-15J戦闘機156機をF-15MJに改修:気になりますちゃんねる

 そうなると45機分のうち,初期に調達された機体は退役するとしても,20機から25機は偵察型または電子戦型に改修される事になるでしょう.
 F-15偵察型については東芝との装備の面で契約が解除されてしまった事に加えてRQ-4導入やTACOMの調達で事実上凍結状態になっており,現実性が高いとすればF-15電子戦型という事になります.

 そうなるとF-15J電子戦型で一つの航空隊の創設が可能になります.
 空自初の電子戦専門部隊が創設される事になるのでしょうか.

 なお,F-15J電子戦型は米空軍で1999年まで就役していたEF-111のように,エスコート・ジャマーとスタンドオフ・ジャマーが可能な万能型の電子戦機になりそうです.

 そうなれば現在の総隊司令部飛行隊のEC-1やYS-11EAの人材を,ELINTに回していくことが可能になります.
 まぁ,回すというのはあまりいい言い方ではないとは思いますけどね.

[中略]

■お詫び
 TACOMとは無人機研究システムの事でした.
 TACCOさんのご指摘で削除しました.
 ご指摘を感謝いたしますと共に大変ご迷惑をおかけしました.
 深くお詫び申し上げます.

ねらっずーり in mixi, 2013年11月17日
青文字:加筆改修部分

 ちなみに,こんな記事を発見しました.
 ボーイングは韓国のF-XでF-15SEを推しているものの,韓国が資金難から導入出来なかったF-35Aに固執して,話が全く進まないという事でした.
 この話は軍事系のブログ等で語られているので,ここでは割愛させて頂きますが,興味があったのは以下の話でした.

UPDATE 2-Boeing says still engaged with S.Korea on F-15 sale:Reuters

>We have F-15 users around the world. We're continuing to upgrade, modify the jets for the U.S. Air Force as well," he said, "so that line has a lot of life and a lot of opportunity ahead of it yet."

KF-X 韓国による採用をまだ断念しないボーイングのねらいはF-15使用国へ性能改修の売り込みにあるのか:航空宇宙ビジネス短信・T2

>一方でムレンバーグは,サイレントイーグルのパッケージにならったF-15の性能改修が,同機運用中の各国から関心を集めていると発言.
>改修内容でデジタル式電子戦能力やレーダーの導入が可能となり,その場合はステルス性を意識した一体型兵装庫他は不要だという.

 ボーイングはF-15SEやF/A-18E/Fでの日本やインドでの敗退にも関わらず,それでも強気の姿勢を崩さない背景には,このようにF-15やF/A-18の改修による収益を期待しているという面があります.
 実際,アメリカ含めてF-15C/Dや1990年代からF-15Eクラスの機体を導入した国は,そろそろF-15系統のアップデートの時期を迎えようとしています.

 我が国もその一つです.
 空自のF-15JのベースとなっているF-15C/Dの改修では,APG-63(v)3型AESAレーダーやF100-PW-220Eへの換装がロビンズ地区商工会議所で提示されており,これが実現する可能性は極めて高いと言えるでしょう.

米空軍のF-15改良計画に思うこと:アシナガバチの巣作り日記

AN/APG-63レーダー:MASDF

 AN/APG-63(v)3はリアルタイムで時間差も無く複数目標を追跡・走査が可能になり,索敵能力が向上します.
 これにAWACSと連動した運用を行えば,Su-35のようなSu-30シリーズの最新型とも互角か,それ以上にBVRが可能になります.

 また,出力が向上しているF100-PW-220Eになれば,格闘戦(BVRでそうなる可能性は低下していますが,空戦は何が起こるかわからないから格闘戦の訓練は必要)や領空侵犯措置の能力も向上します.

F/A-18合計2千機のシステム改修:航空宇宙ビジネス短信・T2

 ボーイングは改修作業をミズーリ州セントルイスにあるボーイングの軍用機関連工場で行うとしています.
 空自にとっては小牧にある三菱重工の工場で改修をしていただけに,海外の,それもどちらかと言えば東海岸に近いミズーリ州まで機体を輸送するのは難色を示しそうですが,改修作業と各種テストが行われている状況では,有事でも流石にいきなり召集するのは難しく,また現在のところ尖閣の領空侵犯措置は,現行の那覇のF-15JとE-2Cでも十分対空面での抑止力となっていますので,武力衝突の可能性はないと見ていいでしょう.

 むしろ中国やロシアがSu-35を配備し始めようとしているのならば,こちらも抑止力としてその為の措置が必要であるのを考えると,ボーイングにF-15Jの改修を依頼すべきでしょう.
 AN/APG-63(v)3は機密性も高いだけに,いくらダウングレードしても日本に輸出というのはアメリカ側も難色を示しますし,三菱重工も川崎重工もF-35のFACO生産やP-1,C-2などでこれ以上負担を増やしたくないもの.
 日本製のIRSTや電子戦装備はボーイングの工場で装備してもらうのがベストでしょう.

 将来的にはロッキード・マーティンでもF-35の開発が落ち着けば,F-16やその系統の機体の改修を請け負うことになるかも知れません.
 そうなれば空自のF-2の改修の話も出てくる事になるでしょう.
 もっともエンジン面や兵装面での改修になるかと思います.

ねらっずーり in mixi, 2013年11月04日
青文字:加筆改修部分


 【質問 kérdés】
 F-15J改修が必要な理由って何?

 【回答 válasz】
 米政府は空自のF-15Jの改修に必要なレーダーや電子戦機器の売却を承認しました.
>米,空自F15改修承認=最大98機,4900億円規模(時事通信) - Yahoo!ニュース
>https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191030-00000041-jij-n_ame

 売却されるのはAN/APG-82(V)1 AESAレーダー,AN/ALQ-239 DEWS電子戦システムなどで,空自のF-15MJの改修ではかなり大規模な改修となります.
>Japan Cleared To Transform 98 Of Its F-15J Eagles Into "Japanese Super Interceptors" - The Drive >https://www.thedrive.com/the-war-zone/30726/japan-cleared-to-transform-98-of-its-f-15j-eagles-into-japanese-super-interceptors

 F-15MJを含むF-15C系統の改修では,米空軍のF-15Cの延命改修は最高でも31000時間にする事が,ボーイングとの間で研究されています.
 恐らく空自のF-15MJでも同じような延命改修が予想されます.
>【軍事ワールド】戦闘機も高齢化社会 進む軍用機の“寿命”延長計画 次はAI - 産経ニュース
>https://www.sankei.com/west/amp/180911/wst1809110011-a.html

 戦闘機に限った話ではありませんが,航空機は一定の飛行時間が経つとオーバーホールに入らねばなりません.
 オーバーホールでは金属疲労を起こしたコンポーネント(部品)を交換して,新品同然の状態にします.
 改修ではコンポーネント交換のみならずアビオニクスや電子戦装置も新型に交換し,コンポーネントも飛行時間が長時間になるものが使われます.

 何故制空戦闘機であるF-15CやF-15Jを改修しなければならないのかを考えてみます.

■マルチロール化による効率的な運用の追及

 F-15Cもその日本向け機体のF-15Jも制空戦闘向けの機体で,対地攻撃や対艦攻撃は想定されていません.
 さすがにこれでは運用効率が悪いと,対地攻撃も可能に改修したのがイスラエルでした.
 イスラエル空軍のF-15Cは,ポップアイ誘導爆弾やスパイス空対地ミサイルが搭載・運用出来るように改修されました.

 日本はイスラエルのような陸続きの国ではありませんが,着上陸侵攻に備えて艦艇を破壊する必要性からLRASM対艦ミサイルを搭載・運用出来る改修が計画されています.
 対艦攻撃をF-2だけにやらせるより,F-15Jも参加しての対艦ミサイル攻撃が効率的な運用が可能なのは確かです.

■2000kmに近い戦闘行動半径と高機動性

 F-15Jの戦闘行動半径は1900kmでF-35Aの1200kmを凌駕しており,高機動性もありドッグファイトになった時にはSu-30やJ-11にも十分に対抗出来る能力があります.
 そんな機体を初飛行から50年近く経つから退役させろなんて考えは愚の骨頂です.
 現にA-1スカイレーダーは第二次世界大戦末期に開発された機体ですが,ペイロードの重量が評価され,ベトナム戦争でもCSAR(戦闘捜索救難)の護衛機として運用され,再生産まで検討された程です.

■F-15Jは22世紀まで飛び続けるか

 F-15MJの改修ではF-15Eに搭載されているAN/APG-82 AESAレーダーの換装も計画されています.
 また,31000時間まで延命となれば,空自の年間飛行時間が200時間となると,155年で20〜35年経過してても120〜130年は飛び続ける事になります.
 つまり22世紀まで飛ぶ事が単純計算では可能になります.

 ちなみに軍事ライターの井上孝司氏によると,F-15SJが改修されない理由としてMIL-STD-1553Bデータバスが載っているのがF-15MJだけだからとの事.
 MIL-STD-1553Bを搭載し,更に改修ともなると二度手間で時間もコストもかかるから,それならF-35A/Bを調達した方が早くかつコストも安く済むという判断なのでしょう.
>軍事とIT(166) 延命改修(2)F-15の場合 | マイナビニュース
>https://news.mynavi.jp/article/military_it-166:amp/

ねらっずーり in mixi, 2019年10月30日
青文字:加筆改修部分


 【質問 kérdés】
 F-15Jに対艦攻撃は無理なの

 【回答 válasz】

 F-15Eの原型にあたるF-15C/Dは言わずと知れた制空任務専用の機体です.
 空自のF-15JもこのF-15Cの日本バージョンにあたります.
 そのF-15Cを何と対地攻撃に運用している国がありました.
 その国はイスラエルです.

イスラエル国防軍空軍(IDF/AF):MASDF

 なお,現在のイスラエル空軍の正式名称はイスラエル航空宇宙軍ですが,ここでは単にイスラエル空軍という言葉を使います.

 イスラエル空軍では本来制空任務にしか運用を想定していないF-15Cを,調達当時から空対地任務に用いており,1982年のレバノン侵攻や1985年のチュニジアの首都・チュニスにあったPLO(パレスチナ解放機構)の本部をF-15Cで空爆した事があります.
 まぁ,国際法上これはあまり妥当とは言えないような・・・.
 何しろキプロスでPLO主流派「フォース17」とおぼしきテロを受けたのですが,当のPLOは関与を否定していましたかね.

 そのイスラエル空軍はF-15Cの兵装&近代化改修「バズ2000」計画において,空対空能力だけでなく空対地能力を大幅に向上させました.
 F-15Cにイスラエルとアメリカが共同開発し,イスラエルのラファエル社と米ロッキード・マーティン社が開発したAGM-142「ポパイ」空対地ミサイルの装備が可能になりました.
 ポパイは大型ミサイルでハープーンやASM-2にも匹敵するくらいの大きさがあります.

AGM-142:Directory of U.S. Military Rockets and Missiles

 そこでここはひとつ空自のF-15J改修に空対艦攻撃能力の付与もつけ加えてみてはどうでしょうか.
 現在技本と空自は超音速飛行が可能な空対艦ミサイル・XASM-3をF-2のみに装備する予定ですが,F-15Cは最小でも20t,最大でも30tあり,重量が900kgと言われるXSAM-3を2発搭載しても十分に機動飛行が可能でしょう.

F-15C イーグル:CLEARED FOR TAKEOFF

 もちろん陸地の国境の向こう側は敵国というイスラエルと,海に囲まれている日本では,地政学的にも戦略的にも違うのは承知の上です.
 ただ,アメリカのエア・シー・バトル構想が立ち上げられ,自衛隊でも従来の空自の対艦攻撃任務がさらに重要視されようとしています.
 その中でF-2やF-4EJ改,その後継機種であるF-35Aのみに対艦攻撃を任せるのは,あまりにも非効率的ではないかと思います.
 まして周辺国が対空艦艇を建造しているのだから,対海上SEAD(敵防空網制圧)が必要になってきており,F-2やF-35だけでなくF-15Jも有効活用すべきかと思います.
 イスラエルのケースを見ると,F-15Jの対艦攻撃能力付与も考慮の余地はあると思いますがどうでしょうか.

ねらっずーり in mixi, 2013年05月25日
青文字:加筆改修部分


 【質問 kérdés】
 F-15Jの電子戦型について教えてください.

 【回答 válasz】
 2013年05月,オーストラリア政府はアメリカから電子戦機・EF-18Gを12機調達する決定を下しました.
 当初は現在運用しているF/A-18Fを改修してEA-18Gにする予定でしたが,F-35Aの量産開始までの空軍戦力の維持の観点から,新規にEA-18Gを導入する事にしました.

豪政府,電子戦機12機購入へ=F35調達計画は継続:時事通信

 このニュースを見て思い出したのは,空自の電子戦機・YS-11Eの後継としてF-15Jの電子戦型の話でした.
 防衛省は戦闘機搭載型電子防御装置を開発しています.
 これは増槽型のジャミング・ポットで,F-15Jの機体下部に装備される予定になっています.

先進技術実証機 - 防衛省(PDF注意)

F-15J (航空機) - F-15J (航空機)の概要 - Weblio辞書

 これを見ると,防衛省ではF-15Jの電子戦型はSEAD(敵防空網破壊)機として使用するというより,EF-111のようなエスコートとスタンドオフの両ジャマーとしての運用を想定しています.

 ただ,仮に10機程度のF-15Jを電子戦に回すとしても,航空団の飛行隊から引き抜けば,それだけでも航空団の負担となってしまいます.
 しかしF-15Jは既に生産が終了しており,三菱重工では次期F-XであるF-35Aの生産を準備しており,今更10機程度のF-15Jを再生産をするのは難しい情勢.
 アメリカでもF-15Cの生産は終了しており,F-15Eはまだ生産しているものの,再設計された機体でエンジンとアビオニクス以外はF-15Jとの部品の共有は無理です.
 また,予備機を回すのは有事の際を考えるとそれは無理な話.
 それに空自,特に航空総隊はあまりいい気はしないでしょう.

 そこで米空軍から中古のF-15Cを導入するという手があります.
 F-15C/D部隊は米空軍州兵でも引退が始まっており,改修の対象外の機体はモスボールされています.
 これ等の機体のうち12,3機程度をFMSで調達し,戦術電子戦システム・TEWSを外してJ/TEWSを装備し,さらに延命措置を施して,F-15Jと同じ装備にした上で各種テストを得てF-15Jに改修し,さらに戦闘機搭載型電子防御装置を装備してEF-15とします.

F15とは - 航空自衛隊装備品 Weblio辞書

 新規導入の自衛隊が米軍の中古の航空機を導入した最近のケースでは,海自が米海軍の中古のKC-130Rを導入したケースがあります.
 空自でも戦力を維持し,飛行隊の負担を軽減するのなら,米軍から中古のF-15Cを導入すべきでしょう.

海上自衛隊のC-130初号機,2014年3月に厚木到着:FlyTeam ニュース

 なお,EF-15は現在偵察航空隊である第501飛行隊に当てて電子戦部隊とした方がいいでしょう.
 今度,UAVに関する特集でも話しますが,航空偵察任務は今後は,TACOMや2015年度に導入が予定されているRQ-4などの無人偵察機に任せるべきです.
 そして偵察飛行隊を航空総隊司令部飛行隊電子戦支援隊に改編・統合し,YS-11Eの人材を航空輸送などの機動力増強のために生かすべきでしょう.

ねらっずーり in mixi, 2013年05月04日
青文字:加筆改修部分


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